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2011-02-01

大学院博士課程はどうなるべきなのか?

id:aionarapです自分ブログがなく,ブコメじゃ情報を書き足りないのでこの場をお借りしました

エントリを書くきっかけ

“徒弟制度”や修士論文の廃止求める 大学院博士課程で中教審答申 - MSN産経ニュース http://sankei.jp.msn.com/life/news/110131/edc11013122040003-n1.htm

はてなブックマーク - “徒弟制度”や修士論文の廃止求める 大学院博士課程で中教審答申 - MSN産経ニュース http://b.hatena.ne.jp/entry/sankei.jp.msn.com/life/news/110131/edc11013122040003-n1.htm

この中教審答申に関して,ブコメでは否定的な意見が多数,というか肯定意見は皆無ですね.しかし,私個人はある程度この試みに賛成です.あ,先に書いときますが,完全肯定じゃないですけどね.修論は書いたほうがいいし,徒弟制の完全廃止もどうかとは思っています.

じゃぁ何が賛成なのよ,という話ですが,Qualifying Examの導入,及び広い範囲の教育に関してです.これは必須,と私は考えています.この辺りのお話に関するご意見を皆さんに聞いてみたいと思い,当エントリを書くことにしました

要約

今回の中教審答申は,博士の現状の問題を反映した意欲的な取り組みに感じる.丸呑みにするには良くない部分もあるが,期待しても良いのではないのか.

博士はなんなのか

さて,そもそもの出発点ですが,博士は「スペシャリスト」でありさえすれば良いのでしょうか?私は否と考えます博士こそ「ジェネラリスト」にもならねばならない.…と書くと誤解を招きますね.要は専門馬鹿なっちゃいかん,ということです

勿論,博士課程の人間自分の専門分野に関して,国際的な第一線に立てるような知識と経験が必須です一生懸命自分研究に取り組む必要がありますですが,それだけではダメで,最低限隣接領域(まぁ定義微妙ですが)に関して,可能であればもっと大きな枠組で知識を深めなきゃいけません.科学技術はどんどん煮詰まってきて,先に進むためには学際分野の融合による新しい概念の創出が必要です.それをイノベーションと呼ぶこともあるでしょう.それを生み出すためには,少なくとも2つの分野に関してよくものを知っていないといけません,そうですよね?

テクニシャンとして分野を極めるのもひとつの道かもしれませんが,博士に求められているのはそういうことではないと私は考えています.

国はどういうつもりで博士を育てているのか

加えて,博士が「スペシャリスト」のみを意識していると,博士課程の人材の活用先は研究者,それもかなり狭い分野に限定されます

ここで,大学院設置基準が定めている博士課程の役割を見てみましょう.昭和49年の時点では,

「専攻分野について,研究者として自立して研究活動を行うに必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うことを目的とする。」

というものでした.それを,平成元年の時点で

「専攻分野について,研究者として自立して研究活動を行い,又はその他の高度に専門的な業務に従事するに必要な高度の研究能力及びその基礎となる豊かな学識を養うことを目的とする。」

と,敢えて変更を行っています.差分は,

「又はその他の高度に専門的な業務に従事するに必要な高度の研究能力

が必要,と明文化したところ.その意図を,

社会の多様化,複雑化等に対応し,博士課程において,大学等の研究者のみならず,社会の多様な方面で活躍し得る高度の能力と豊かな学識を有する人材養成する必要から明確化」

した,と説明しています.

(以上,http://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chukyo/chukyo0/toushin/05090501/021/003-3.pdfの2ページ目より引用.)

平成元年の時点で,大学院設置基準は博士課程学生に「社会の多様な方面で活躍しうる」人材たることを求めているのです

博士はどこで活躍できるのか / あるいはすべきなのか

「おいおい,博士研究者にならなくてどうするのよ…」という意見もあるでしょう,それは理解します.ですが,包含関係を取り違えてはいけません.研究者として生きて行けるのは,博士号を取得したうちの一部の人です研究者になるのは博士号取得者でしょう.です博士号取得者は全員研究者はなれません.国家として,限られた国庫の中から博士を全て取り込めるほどポストを恒久的につくるのなら別ですけどね….

それに,(ありえませんが)もしそうなったとしても,全員研究者になるのもどうかと思います.一人ひとりが研究テーマを持って,プロジェクトリーダー的な役割を果たしつつ,世界最先端を突っ走ってきた人間が,その経験と知見を他の分野に持っていくことは非常に意義があるでしょう.ある意味,一人でプロジェクトチームに求められる役割を全て果たす必要があるのですから,その能力は推して知るべしです.是非,社会のあちこちで活躍するべきです

非常にポピュラーなのは,専門を活かした職業でしょう.企業での研究開発を初めとした「明示的に博士を求めている」職業は多いです.…まぁ敢えて書く必要はないですね.

初等,中等教育の教師もいいでしょう.勿論高専も.起業もいいですね.

そして,本当はその他の「博士が求められていない」と考えられている職業にも行ったほうがいいと思うんですだって,ずっと知的体力を鍛えてきたわけですから,同年代博士号非保持者と比較してその辺りは大きくリードしているはずです

彼ら/彼女らが持っている問題発見能力は,必ずや企業にとって大きな助けになります

現状はどうなのか

前節の内容に関して,同意して頂けましたでしょうか?して頂けた方も,そうでない方もいらっしゃるでしょう.

でも,同意/非同意にかかわらず,ほとんどの人は「夢物語乙!www」という感想を抱くのではないでしょうか.いえ,私もそう思います.

だって現状が全く異なるのですから

例えば,id:scicom 氏の快著,「博士漂流時代「余った博士」はどうなるか?」(http://goo.gl/Pd0ls amazonへのリンク)には現状の博士号取得者,特にポストドクター(PD)の状況が整理されています.

簡潔に言えば,現状は散々たる物です企業博士号に魅力を感じていません.これは伝聞ですが,採用担当者は「博士は当たり外れが大きい」と感じているようです.ハズレを引くリスクを恐れて採用を控えるそうです

そもそも,皆さん,博士号をとっている人間が「最低限」「共通して」何を出来るか,分かりますか?

言い換えると,博士号が担保しているものは何か,知っていますか,ということです

公開されたばかりの中教審の資料から引用しましょう.

特に,博士課程では,①学生特筆すべき顕著な研究業績を求める大学院もあるなど,博士学位が如何なる能力保証するものであるかについての共通認識確立されていないこと,②博士課程(後期)の教育が,個々の担当教員がそれぞれの研究室等で行う研究活動を通じたものにとどまり,学位プログラムの整備という観点から不十分であること,③大学産業界等との間において,大学院養成する人材像と産業界等の評価や期待に関する認識の共有が十分でなく,修了者が産業界等の社会の様々な分野で活躍する多様なキャリアパスが十分に開かれているとは言えないこと,といった問題点が見られる

(http://goo.gl/Jq0LU, pdfファイル,5ページ目)

文科省は,博士号が担保するものに関する共通理解は無い,と述べています.また,教育の質もバラけていることを指摘しており,このことも共通理解の妨げになるかと思います.

個人的には,博士号は「専門知識」と「プロジェクト(研究)遂行能力」は担保していると思います.…が,サンプル数が少ないので断言はできません.

この「一般的な博士像の不存在」が,世間一般への博士の浸透を妨げていることは想像に難くありません.

現状は問題なのか

敢えて節を作って強調しますが,現状は問題です

当の本人たる博士号取得者は活躍の場が減る,すなわちたつきの道の選択肢が減ります

納税者の皆さんは,せっかくお金をつぎ込んで育てた人材が有効に活かされず,「税金無駄だ!」と感じるかもしれません.

後進の学生は,この惨状を見て博士に進まなくなります(というかそうなってます).

こうして,本丸たるアカデミック世界ごとジリジリと衰弱し,…あとは言わずもがな.

どうすればよいのか

勿論,「これさえやれば万事解決!」みたいな簡単な処方箋はないでしょう.でも,チャレンジは出来ます

私は,そのチャレンジの一環が今回の中教審答申だったのではないか,と考えています.(というか資料はそれを物語っています)

すなわち,博士の質を担保すれば良いのです

専門の知識だけではなく,基礎知識や計画力語学力倫理観などもちゃんと持っていることをQualifying Examで保証しましょう.

教育の質がばらけない様に,たくさんの先生教育しましょう.

どこに放り出しても生きて行けるほど強くするために,総合的な教育もちゃんとしましょう.

そういった取り組みが,今回の答申意図はないのでしょうか.

この新課程を出た博士がその有用性をアピール出来れば,在野の博士号取得者にもスポットが当たり始めるでしょう.

さて,ここで,「大学院に進んでまで人に教育を受けるとかwww自分で学べよそれぐらいwww」という気持ちになる人もいるかもしれません.

正直,私も「それぐらいじぶんでするわい」と思ってたりします.

でも,主眼はやっぱり「質の保証」なんだと思います.ちゃんと大学院は「最低限」「共通して」一定の能力を持った博士を輩出しますよ,という保証

さぁ,雇用者の皆さん,安心して雇用してください.

さぁ,経営者の皆さん,安心して共同事業を博士経営するベンチャーと行って下さい.

さぁ,保護者の皆さん,安心して博士教員を迎え入れてください.

そういう事を,皆が自信を持って主張できるように,ということでしょう.

ちょっとやりすぎじゃないのか?

ええ,上記の効果を狙ったとしても,逆効果になる部分もあるでしょう.

徒弟制を完全廃止すると,一本軸の通った研究ができなくなって,結果として「スペシャリスト」にもなれなくなります

(念の為に再度主張しますが,博士は「スペシャリスト」の能力を最低限備えてなければなりません,と考えています)

博士課程に進学希望学生修士論文書かないと修士/博士の間のフレキシビリティを損なうことになります

なので,細かい部分は考える必要があるでしょう.

でも,今回みたいに,現在抱えている問題に対してちゃんとコミットメントしたということで,私は文科省をちょっと見直しました

というかなんか雰囲気で「お役人は肝心なことに取り組まない」みたいな思い込みがあったのですが,やっぱりそんなこともないよなぁ,と思いました

なんせ,前述の「博士漂流時代」を読んで気になったことを調べ始めたら,殆ど中教審の資料にまとめられていたのですから

さて,長くなりましたが,これにて本エントリはお終いです.お付き合い下さり誠にありがとうございます

意見コメント,批判,大歓迎です.皆さんの意見を知りたいです

私のtwitterアカウントhttp://twitter.com/aion_a_rapですので,何か有りましたら.

2011-01-18

http://anond.hatelabo.jp/20110118135016

数学とか理科なんて社会で役に立たないですよねーwww

って文科省役人(少なくとも決定権を持つ老人層)レベルでも思ってるんだろうな。

2011-01-08

Great!

sahi.com(朝日新聞社):奨学金貸与基準、厳格化へ 文科省、両親の年収を合計 - 社会

http://www.asahi.com/national/update/0108/TKY201101080155.html

これで大学生の数が減る!

大学の数も減る!

馬鹿が減る!

大学生の質が向上する!

よくやった!

GJ!

あとは、付属からエスカレーター入学を規制するだけで私立大学助成金廃止せずとも潰れるぞ!

やったね!

2010-10-19

努力の過程を評価して!』という甘えた商法いつまでも通用しない。

日本酒の消費量が10年間で4割減らしい。

その理由としては、いろいろ考えられるが、

・悪酔いしやすい

チューハイカクテルのようなブレンド酒の提案ができなかった

・洋風の濃い味付けの料理に合う酒を提案できなかった

ダサい、親父臭い(ワインのようにオシャレでない)

・「会社上司から説教とともに半強制的に飲まされる酒」だったが、

 職場環境の変化で、「上司日本酒を部下に強制できなくなった」

 (下手すればパワハラと言われる)

・量が多い(一升瓶なと消費しきれない)

などがある。

これに対して、日本酒関係者からは

「創業数百年の●●という蔵元がなくなるのはさみしいことだ・・・」的な

感傷コメントがあったりする。

「あの蔵元手作りで、原料にこだわって・・・」というように。  

http://www.tokusetsu-news.com/entry.php/901

しかし、「生産者がいかに努力して」ようが、

「いかに数百年前から製造している無形文化財」だろうが、

「今の消費者が美味しいと思わなければ、なんの価値もない」のである。

どうも生産者側、というより日本酒マニアの中には

手作りだから、苦労しているから、その分の価値消費者側が評価してくれるのが当然」と

いうような思い込みが強いのではないか?

消費者の立場から見れば、手作りだろうが、大量機械生産だろうが、

「美味しくてかつ安ければそれでいい」のである。

言ってみれば「結果が全て」。

なのに、「過程を評価してくれない」と泣き言を垂れているのが、今の日本酒業界じゃないか?

これを裏返せば「過程が無努力だと、結果が良くても評価しちゃイカン」という論理になってしまい、

以前はてな匿名ダイアリーであった「仕事マクロを組んで結果を出したら先輩に怒られた」という論理になる。

さらに言えば、近年農水省文科省提唱している「食育」「スローフード」なんかも

「結果なんかより過程を評価しろ!」という考え方である。

スローフードにすることで、有意な栄養学的メリットがあるのか?

そうでなければ、「結果に関係なく、過程だけ評価して!という

日本酒業界と同じメンタリティということになる。

※まあ、今の地方自身、結果を生み出すことが出来ず、 

 「過程に四苦八苦していることを見せ付けて、都会の同情を集める」

 ことでしか生きる術がないからなあ・・・

 日本酒蔵元地方経済文化の拠り所だったりするし。

余談だが、先日立ち読みした週刊ポストで「芦屋文化特集」というのがあって、

阪神間の酒造メーカー当主が芦屋文化に多大な影響を与えている、と書かれていた。

となると、需要4割減という日本酒への逆風の流れは、酒造メーカー当主、

芦屋文化にもボディブローのように響いてくるのでは?

所詮、阪神間といえども、

蔵元にある程度経済文化を依拠せざるを得ない程度の地方都市」だったのか。

伝統企業に混じって新興企業が勃興して、世界に進出している京都と比べると、

阪神間では企業勃興のダイナミズムが薄れていて、「先代の遺産食い潰し」という芦屋文化になる・・・

2010-10-04

インターネットでは何でもあり」の風潮がそろそろ嫌になってきた

なんでネット情報って全然規制されないんだ?表現の自由ってそんなに偉いの?

俺はそろそろ本格的に嫌になってきたよ。

法律ガン無視して著作権法違反個人情報垂れ流し法律ガン無視のネットサービスを作りまくる低脳新興企業と、それをちやほやするGIGAZINEはじめ有名サイト

違法行為を推奨してるようにしか見えない。

おまけに、そういうことへの批判をちょっとでもどこかに記せば、

彼らは「すべてユーザの使い方の問題」という理論に帰結させる。

P2Pは悪くない、Googleは悪くない、違法情報紹介サイトは悪くない、みんなモラルを守って使ってね☆

そういう事をいいながら、「コピーガードを解除して保存する方法」を平気で紹介する。

使う側のユーザも、自分が悪いことをできなくなるのが嫌だから、構築されたシステムを責めない。

そういう問題が議論されることがあってもあくまで使い方のせいにして、システム法律が変えられるのを防ぎ、自分の「悪いことをする権利」を守る。

ネットサービス利用規約で形だけのOKを押せば、あとは何でもありのお粗末な世界

ネットは異常だと思う。かれこれ10年以上ネット触ってきた俺がいうのも何だけどさw

違法コピー礼賛はどう考えても異常だし、モラル情報の質の低さにもそろそろ嫌気がさした。

テレビならちょっといろいろ言っただけで普通に謝罪問題に発展するし、倫理を逸脱したものは作られない。

アングラ本にはTVのような規制はほとんどないが、見たくなければ書棚に近づかなければいいし、そもそも本屋の目立つところには置かれない。

現実世界の仲間内での悪口の言い合いも、その場限りで消え後から全世界から参照可能になったりしない。

しかしネットは違う。

普通に検索しただけで、興味のない人に対してもいちいち嫌な世界への導入部をこれでもかと提示する。

TVと違ってネットユーザ自分情報検索してると言われそうだが、検索しただけでいちいち検索クエリに変な単語が出てきたり

違法サイトTOPに出てきたりするんだから、どこまで能動的かは分からない。

TVを見るときの能動性と同視できるくらいに、ネット検索の敷居は低くなっている。

すると、メディアTVでないという以外、何も変わらない。

TVアングラ本からはみ出した分がネットに来て、そんでアクセス数稼いでたら意味ないじゃん。

テレビ規制が風紀の維持にあるのなら、そろそろネットでも同じ事をやらないと本末転倒。

ネットTVでないというだけで規制されず、嘘デタラメ違法情報罵詈雑言が飛び交っても許される。

ネットアングラ本と違って、見たくない人にまでスラム街への窓口を提示する。

そして悪口と違って後々まで残り、さらに第三者から半永久的に検索可能になる。

そしてさらに、ネットの持つこういう性質がちやほやされる。先進的と言われる。それにアクセスしている人たちは、

リアル節度を守って生活している「健常者」を小馬鹿にし、自分のそのライフスタイルを吹聴する。

現実社会でそういう奴がいてもどことなく鼻つまみ者になるけれど、ネットではそうではない。

むしろヒーローになり、PVを稼ぎ、広告収入で生活する。

今までだって気にはなっていたけど、ここ数年の動きを見てるうちに

この風潮にそろそろ嫌気がさしてきた。

小学生だってアダルトサイト見放題。中高生違法コピーし放題。

無理もない。それを助長するシステムが出来上がっていて、

なぜか法律規制されず、

おまけにシステムに反することを少しでも言おうものなら「うるさい奴」「流行遅れ」「年寄りくさい」という目で見られるのだから。


総務省文科省文化庁がそろそろ動いてくれるのを期待。

しかし、ネット上でこんなこと言うのってやっぱり違和感あるんだろうなw

まあでも俺は弱いんで、ネットはしばらく止めます。

手始めにということで、光を止めてモバイルの従量回線に切り替えたw

他にもこういうこと思ってる奴っているんだろうか。

トラバつけといてくれたらまたいつか見ます。

2010-09-24

http://anond.hatelabo.jp/20100924072251

東京から田舎に帰ってきたが、同窓会の誘いとか来た事が無い。ちなみに、32な。

まぁ、来ても行かないけど。

20年後大学進学率10%とかになっててもおかしくない。

高校が義務教育になって、大学進学率95%以上になっている可能性もあるぜ。

で、院生が大量発生すると。

大学進学率って数字を守るためなら、文科省はやりかねないと思うんだが。

すでに、高校無料だし。

2010-09-17

世代と個人の話

秋の夜長と言うには少し早いけど、今日親父と話したことを書こう。

俺はいわゆる「ゆとり世代」。大学全入時代の魁で、小学校2年生くらいで土曜日学校がなくなった。平方完成も、台形の公式も学校では教わっていないと思う。

親父はwikiで見ると「しらけ世代」というらしい。団塊のすぐ下で、新人類のちょっと前。あまり特徴がなく、人数が少なく2,3教室が余っていたほどらしい。教育は移行措置と呼ばれ、教科書が1冊に加え補助するものと2冊で構成されていた人のこと。「俺達はメディアに無視されてきた。」と親父は言う。

最初の話はニュースの円高に関する2兆円介入の話だったと思う。これは個人的な見解が人それぞれあるのだろうけど、俺が「俺が思うに日本は終わったね。」と言ったところに端を発した。

俺の中では戦後アメリカのおかげなのか、アメリカのせいなのかわかんないけど、自分たちの本来のキャパシティを超えて日本という国は成長しすぎたと思っている。今までは世界に可愛がられていたけど、そもそも日本はモノを産出できる土地の規模に対して人数が多すぎだから、恐らく今にその矛盾に世界が気づいて、世界日本に飽きてくるからヨーロッパの一国のように中流国家収束するに違いないとそう言った。

そこから未来の話、特にこれからの世代の話になった。

俺達はロストジェネレーション少子化で人数も少ない。なおかつゆとり就職も本当に怖いし、そもそも生まれてこの方好景気日本を見たことがない。リストラ過労死自殺ひきこもりニート氷河期。そんな言葉が次から次に流行る時代で、育ってきたんだ、と。ネットの知識を振りかざし、団塊とかバブル世代とか日本がイケイドンドンだった時代の人間が俺達の社会進出の蓋しているとまで言ってのけた。時代の変曲点を経て、傾きで言えばマイナスの時期に育った俺達が政治組織のトップにたったときどうなるものか。好景気日本を知らないことはゴール即ち目指すべき国の姿が想像できないということ。英語だって(企業社会からの)需要に対して(大学受験用のお粗末なJapanese英語教育により)供給が追いついてないので英語に自信がもてない→海外留学離れ。アンタらは少なくとも好景気を見てきた。なにが原因でこうなったかを知っている。俺達の下には脱ゆとりが攻めて来てて、怖いんだ。良く道が無い。とまくし立てた。

そしたら親父が言った。

「お前の世代はわかった。で、お前個人はどうなんだ?」

俺達は団塊が残した爪痕を全部後処理してきた。学生運動をやってたやつの少し下で会社に入ってそいつらに頭を下げやってきた。バブルの時も団塊がばらまくためのお金を俺達が稼いだ。ただやたら仕事が多かっただけだ。そのうえ就職の時期がオイルショックで大手ゼネコン採用0の時代。そういう時代だから、そういう教育を受けたからと言ったって、生活を確立するのは各個人だ。そうやって時代のせいにしてやらないやつは甘え。やるやつはどの世代に入ったってやっているはずだ。自分のいる世代が暗いなら、その世代の特徴に当てはまらない人間になれ、周りと一緒に括られるな。と言った。

そういえば俺の周りはみんな海外に短期だったり1年だったり留学しているし、やっているやつはたくさんいる。世代をコンプレックスにするならそれを起爆剤にしないといけないのか。

ゆとりゆとりと煽られるたびに日教組がイケないんだ、文科省馬鹿だからと理由つけてたなぁ。ああ、だから俺はゆとりなのか。

2010-09-08

あなたにも出来る、唯一にして絶対やってはいけない最強の円高防衛


Q, 外国人日本円を買いたくなくさせる、あなたにも出来てしまう、唯一にして絶対やってはいけない最強の円高防衛行動とは何でしょう?

A, 答えはテロです。

だけど犯罪ですのでやってはいけませんよ。


重要金融機関、たとえば日銀東証などを狙ってテロが起きれば、リスクを嫌う投機家は嫌でも日本円から引き揚げます。

投機家は取引が出来ない事を最も嫌います。

日本円を一時的にでも取引出来なくしてしまえばよいのです。

現在日本円は明らかに過大評価なうえに、大抵の投機家の日本円ポジションは十分に利が乗っている状態ですので、売りも殺到する事でしょう。

施設選定の際の重要ポイントは「金融絡み」です。

そこらの役所、例えば文科省テロが起きても為替への影響は軽微で意味がありません。

日銀東証と書いたのは、まさに重要拠点だからです。

大手銀行本店を狙う場合も効果はあるでしょうが、大手数行を同時に狙わねば影響が限定的になってしまうでしょう。

でもこれはあくまでシミュレーションなので、テロは絶対にやってはいけませんよ。


困ったことに、毒ガスや爆弾の作り方はインターネットで幾らでも検索をかけて見つけることができます。

しかし絶対に作ってはいけませんよ。


テロ副作用として、株式市場も混乱します。

しかし、円高是正は輸出企業の業績を上向かせ、中長期では経営環境好転するのは間違いありません。

けれどテロ犯罪ですので絶対にやってはいけませんよ。


テロと円高は実は過去に関連があるのです。

1995年3月20日地下鉄サリン事件の一ヶ月後、1995年4月19日東京外国為替市場は1ドル=79.75円の史上最高値をつけ、その後に円高は沈静化するのでした。

一見するとテロが起きても直後は円高になるじゃん!ですが、長い目で見ればこのあたりが転換点となったのは間違いありません。

まさか・・・テロ起きずして円安なし?

うーん、今の政治家官僚がやってる限りはそうかもしれません。

といってもテロ犯罪ですので絶対にやってはいけませんよ。

とりあえず、今円高で苦しんでいる人たちは・・・えっと、我慢してください(笑)

決してテロなど起こさぬよう。

民主党政治家の皆さんは政権を取ってから今までの行動で見せてくれたように、嘘をつかない機動性にあふれた優秀な人達(笑)なので、きっと断固たる行動(笑)をしてくれると思いますよ。

会社がつぶれそうな人も、とりあえず座して落ち着いて傍観するのが良いでしょう(笑)

繰り返しますが、決してこれしか手段が無いからといって、テロなど起こさないで下さい。

2010-09-07

【速報】東大OB法学部教授に殺害予告

 インターネットブログ文部科学省局長らの殺害を予告したとして逮捕された東大出身の男が、東大法学

部の教授らの殺害予告も書き込んでいたとして、警視庁捜査一課は6日、脅迫の疑いで東京都文京区本駒込

無職前田記宏容疑者(25)=脅迫罪で起訴=を再逮捕した。

 前田容疑者は「東大法学部教授たちは意図的に社会真実を隠し、授業で学生を欺いた。文科省大学

人が共謀して子供無知に乗じ、大人の都合のいいようにコントロールしている」と容疑を認めているという。調べ

では、前田容疑者は昨年11月2日、自宅のパソコンで、同大教授ら12人の名を挙げて「明後日の午後1時

に殺害する」と書き込んだ疑い。

2010-08-28

なにいってんだ

「 文科省は、各種学校外国人学校を無償化対象とする条件を、〈1〉日本の高校と同等の課程であると本国で確認できる〈2〉国際的な評価機関で認定を受けている――としており、朝鮮学校はこれには当てはまらない。しかし、会議では、多くの大学卒業生の入学資格を認めていることや学習指導要領を参考にした教育課程に基づいて授業が行われていることなどから、朝鮮学校を「高校に類する課程」とみなすことが妥当だとする意見が大勢を占めた。」

2010-08-25

リフレはてサホメオパシー

はてサ

リフレ派は金子糾弾しないからレイシストの味方だ!」

とかわめいてるけど、

民主党支持者は金子糾弾しないからレイシストの味方だ!」

とは言わないよね。いったい何でだろうね。

そういえば、長妻が

ホメオパシーが間違っているかどうかは厚労省が調べてみる必要がある」

発言したよね。

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.47news.jp/CN/201008/CN2010082501000383.html

これって

南京事件があったかどうかは文科省外務省が調べる必要がある」

というのとほとんど同じレベルトンデモ発言なんだよね。調べるも何も、1060乗倍に薄められたレメディには元の物質は1原子・1分子たりとも残ってないことがほとんど確実なんだからね。例えば食塩が100gぐらいあったとして、その中にはナトリウム塩素原子たかだか1024個程度しか含まれてないんだからね。こんなことはまともな高校生なら誰でも知ってることだからね。

はてサ理論で言うと、民主党は長妻を除名しない限りトンデモ政党と見なされてもしかたがないはずだよねえ?

さあ、はてサ君達はリフレ派と同じレベル民主党を叩いてくれるのかな?乞うご期待!

追記

Apeman んなもん、永久機関が不可能なのと同じで調べるまでもない。税金無駄遣い!/ただまあ、厚労省が公式に否定することに意味ないとはいえないが……。 2010/08/25

http://b.hatena.ne.jp/Apeman/20100825#bookmark-24333286

おおっと早速来た。何だその弱腰。「税金無駄遣い!」じゃ普通政治家に対する批判でしかないし、しかも余分な留保までついてるし。

あな美しきかな党派性

2010-08-16

10年後の学校やばい

TwitterのTL上では、@masasonさんなどが、教科書電子化について議論していますが、もうひとつ見落とせないもの。

それは、10年後の学校にいる教員の年齢構成です。

S県のとあるブロックにおける、年齢構成をみると、50代以上の教員が全体の40パーセントを占めています。(おそらく全県でも同じだとは思います)

逆に言うと、10年後の学校は、経験が10年以下の若造が40パーセントを超えると言うことです。

経験豊かな教員がどんどん減り、実践もまだ浅く、まだまだ一人前とは言えないかも知れない教員がどんどん増えてきます。

おそらく教員不祥事の件数もうなぎ登りになるでしょう。若い人しかいなくなるんですから。

ちょっと怖いです。校長教頭以外の教員保護者よりも年下ということもあり得るかも知れません。

しかしながら、次のようなメリットも考えられます。

・柔軟な考え(というかまだ自分スタイル確立してない)を持っているので、情報化などの波を起こすなら今。

@masasonさんが提唱する、教科書電子化について、今の現場に持ち込むのは絶対に無理です。

自分スタイル確立した教員は、そのスタイルを変えることを嫌います。

教員の職務は経験勝負である部分が多いので、わざわざ経験値をゼロにすることはしません。

やるなら文科省が「紙は禁止ね。これから全部iPadにするから。」とか言わない限り無理です。

教科書だけの問題で、教科書電子化を考えると絶対に失敗します。

今話題の電子黒板、あれ、若い人たちとか、ICTに明るい人は使いますよ。それこそガンガン

逆に、定年間近な方はほとんど使いません。ビデオ見るときに使うとか、大きいテレビ代わりとしてしか使いません。

しかしながら、若い人たちの間では、電子黒板を用いた授業スタイル確立させようとしている人もいるでしょう。

私立の学校では、前と側面、計3面にスクリーンを展開して授業を行うクラスだってあります。

そして、今の小学生にとっては、教科書よりもプロジェクタで大きく映し出された情報の方が好きです。

電子黒板に教科書を実物投影機で映した方が、教科書を広げさせるよりも子どもたちの食いつきは良いです。

しかし、電子教科書が有効なら、とっくに塾で採用されているはずなんですよね。

あそこって、無駄を思いっきり省いて、勉強だけする場じゃないですか。

確かに、通信教育では採用されていますが、主流にならない。

そこになんらかの理由があるのではないでしょうか。

そこら辺を解明していかないと、何でも図鑑データ版としての電子教科書以外の価値が見いだされないのではないでしょうか。

戻します。

10年後の学校はいろんな意味やばいです。

教員は若いやつしかいません。

なんかいろいろデジタル化してるかも知れません。(とりあえずiPadDSでたとえます)

子どもたちも、紙なんか見ません。紙を使うのは図工で印刷するときだけかも知れません。

学校からの配布物は全部メールです。

連絡網なんてありません。一括送信です。

iPadは母艦として学校に置き、DSみたいな小型のものを子どもたちが持ち歩くことになるとしましょう。

宿題DS先生無線で配布して、家のパソコンに展開して行い、自動で丸付けと提出状況がチェックされます。

もちろん親はケータイで提出状況をチェック、家での指導に役立てます。

漢字練習は努力しないとだめなのでノートを未だに使っているかも。

辞書なんか全部iPadDSの中です。

そんな教育現場になっているかもしれません。

いったい学校では何を学ぶのでしょうか。

効率化を進めた先にある教育本質とはなんでしょうか。

10年後の若造が抱える課題は、結構重たいのかも知れません。

2010-08-11

大学が多すぎる、減らすべきだ」論者が見落としていること

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51465063.html  池田信夫 blog : 大卒はなぜ職にあぶれるのか - ライブドアブログ

大学全入時代と呼ばれて久しい昨今、みなさまいかがお怠けでしょうか。

どこぞのブログでは「大学生が増えすぎたことが問題」と糾弾しています。そうすれば新卒雇用の問題は解決する、というのです。

そこで、彼らが見落としている、雇用問題だけでなく「大学多すぎ」厨を撲滅するキーワードをいくつか。

今の雇用状況は、大学生の増加とは関係ない。

まず、どこぞのブログでは「文科省が介入してでも大学生を減らすべきだ」と主張しています。

確かに大学の数が減れば、大学生の数も釣られて減少し、求人数に近づけば近づくほど内定率含め数字は良くなるでしょう。

でもこれで解決したことになるんですかね?

新卒市場って大学だけにあるわけじゃないんですよ。高校生新卒就職するし、専門学校生だって就職するんですよ?そっちって減らした大学生を吸収できるだけの余裕あったかなあ。

仮に大学を減らすとして、数を減らす基準は?

まさか安直に「偏差値で50未満の大学はイラネ」とか「文系大学全部潰れろ」って言うほどの人じゃないとは思いますが、こういう人は、首都大学東京の一連の騒動をどういう風に考えているのかとても興味があったりします。あれはこういう「スクラップ」論者には十分なシミュレーションになるでしょう。

大学を潰して、入学後はそのまんまにするの?

ぶっちゃけ学歴の稀少性を大きくしたいのかな、とブログ読んでいて思うんだけど、数減らしたって入学してから何もしないならたいして変わんないでしょ。それとも、エリートには許された特権なのかな?そんなのだったら「今の大学の数のままでいいから内部競争を高めろ」と主張したほうが彼にとってもよかったような気がするんだけどなあ。

仮に大学を潰すなら、どうして国公立のほうから潰さないの?

これはよく言われる「私立大学から潰せ」に対しての個人的な反論なんだけども、大学教育民営化させるっていう発想はないのかなあ、彼らには。今の風潮だと「景気が上向くまでは私立大学に頑張ってもらおう」って意見があってもおかしくないと思うんだけども、なぜか多くが私立大学から潰せ、と言う。変だなあ。

大学に行くレベルでない」とは?

この話をする人に限って「高校に通うレベルでない」という話が出てこない。高校は義務教育じゃないんだから「そういうレベルでない」高校生が通うことは問題視しないの?

「バカ大学」って?

そういうレベルでない学生には辞退してもらうとして、「バカな大学から潰して」ってなんだい?

なんか他にも書きたいことあったような気がするけど、ごはんができたからまたあとでね。

大学崩壊」の根本的な原因は、日本大学教育企業要請とかけ離れたアカデミズム偏重だからである。

企業の側も、特に文科系場合サラリーマンを長期雇用で使い回すので、特定の専門知識を持っているよりも素直で順応力の高い「便利屋」を求める。大学で何を学んだかはどうでもよく、「東大卒」の実績よりも「東大入学」の学力が大事なのだ。

だから極端に言えば、入学してからすぐに就職した方が、4年間の所得無駄にならない。入学の段階で目的は達成されるので、学生も真面目に勉強しないし、教師も真面目に教えない。何のために勉強するのか分からず、企業にも評価されない教育を4年間いやいや受ける日本大学社会的な浪費であり、学生堕落させてしまう。

しかし文科省は、いまだにアカデミズム中心で大学教育を考えている。審議会の委員も有名大学の教授ばかりだから、底辺の大学が崩壊している実態を知らないで、国際競争エリート教育の話ばかりしている。

もちろん哲学天文学のように直接役には立たない学問も必要だが、そういう分野は学生全体の1割もない。日本は一流大学でさえ世界の水準からみると遅れているので、研究水準を引き上げることは重要だが、これも全体の1割に満たない。

圧倒的多数の学生が求めているのは、もっと実用的で分かりやすい教育なのである。

2010-08-07

大学が多すぎる、減らすべきだ」論者が見落としていること

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51465063.html  池田信夫 blog : 大卒はなぜ職にあぶれるのか - ライブドアブログ

大学全入時代と呼ばれて久しい昨今、みなさまいかがお怠けでしょうか。

どこぞのブログでは「大学生が増えすぎたことが問題」と糾弾しています。そうすれば新卒雇用の問題は解決する、というのです。

そこで、彼らが見落としている、雇用問題だけでなく「大学多すぎ」厨を撲滅するキーワードをいくつか。

今の雇用状況は、大学生の増加とは関係ない。

まず、どこぞのブログでは「文科省が介入してでも大学生を減らすべきだ」と主張しています。

確かに大学の数が減れば、大学生の数も釣られて減少し、求人数に近づけば近づくほど内定率含め数字は良くなるでしょう。

でもこれで解決したことになるんですかね?

新卒市場って大学だけにあるわけじゃないんですよ。高校生新卒就職するし、専門学校生だって就職するんですよ?そっちって減らした大学生を吸収できるだけの余裕あったかなあ。

仮に大学を減らすとして、数を減らす基準は?

まさか安直に「偏差値で50未満の大学はイラネ」とか「文系大学全部潰れろ」って言うほどの人じゃないとは思いますが、こういう人は、首都大学東京の一連の騒動をどういう風に考えているのかとても興味があったりします。あれはこういう「スクラップ」論者には十分なシミュレーションになるでしょう。

大学を潰して、入学後はそのまんまにするの?

ぶっちゃけ学歴の稀少性を大きくしたいのかな、とブログ読んでいて思うんだけど、数減らしたって入学してから何もしないならたいして変わんないでしょ。それとも、エリートには許された特権なのかな?そんなのだったら「今の大学の数のままでいいから内部競争を高めろ」と主張したほうが彼にとってもよかったような気がするんだけどなあ。

仮に大学を潰すなら、どうして国公立のほうから潰さないの?

これはよく言われる「私立大学から潰せ」に対しての個人的な反論なんだけども、大学教育民営化させるっていう発想はないのかなあ、彼らには。今の風潮だと「景気が上向くまでは私立大学に頑張ってもらおう」って意見があってもおかしくないと思うんだけども、なぜか多くが私立大学から潰せ、と言う。変だなあ。

大学に行くレベルでない」とは?

この話をする人に限って「高校に通うレベルでない」という話が出てこない。高校は義務教育じゃないんだから「そういうレベルでない」高校生が通うことは問題視しないの?

「バカ大学」って?

そういうレベルでない学生には辞退してもらうとして、「バカな大学から潰して」ってなんだい?

なんか他にも書きたいことあったような気がするけど、ピザが届いたからまたあとでね。

ゆとりは誰が悪い?

【注意】健常者に限る話です

 

国民

議員

総理大臣

文科省

日教組

 

そんな大きな話じゃない?

じゃあ、学校教育

親の教育

 

いやいや、全部違いますよね。わかってますって。

本人のせいでしょう。

ゆとり教育に甘んじて切磋琢磨しなかった本人が一番悪いんです。

 

生まれたときは、ベースはみんな同じなんです。

とんでもない不遇で生まれても、血の滲むような努力をした結果、上に上り詰めた人なんて数多居ます。

何故上と下があるか、それは頑張れば上に行き、頑張らなければ、そこから動かないからです。

下にいる人は落ちたのではありません。動かなかったのです。ただそれだけです。

日本は豊かな国です。死ぬ気で努力すれば大抵のことはできます。

 

ゆとりに聞けば分かるでしょう。彼らは努力をしたことがないはずです。

本当に努力をしたのならば、その結果は学歴資格などに表れてきます。

貧乏お金がないから、高校時代はバイトに励み、その傍らで勉強をして奨学金制度も利用して志望の大学に行きました。

バイトは毎日入っていて、一日8時間、帰ったら2時間は必ず勉強をしました。」

あるいは

貧乏お金がないから、高校時代はバイトに励み、バイトで必要な資格を取得し、さらに業務に対し真摯に取り組み、バイト先で採用されました。」

これができないのがゆとりでしょう。

 

四六時中遊んでしかいません。

バイトも遊ぶためにやっているだけ、別に目的はないんですよね。

社会目的のない人を必要としません。

 

ゆとりの中には「夢はクリエイター」だとか言う人もいますが、「クリエイターに向けて何かやっているのか?」と聞いても骨のある答えが返ってこないのが多いのが、ここ最近です。(大抵趣味レベルから上に行かない。趣味の範疇で自己満足し完結することが多い。)

 

ゆとりが生まれるのは、ゆとり教育が悪いのではないと思います。

個々人がゆとり教育に甘んじて、自分を磨こうとしない、切磋琢磨しないということが悪いのだと思います。

 

今年に引き続き、来年就職内定率は悪くなるでしょう。

ですがそれは、景気が悪いのではなく、ゆとりが増えたからです。

ゆとり社会には必要ありませんからね。

 

ゆとりを減らす方法は、社会の側が対応するくらいしかないでしょう。

ゆとり実数は減らせないまでも、ゆとりを無理に雇用することにより、減ったように見せかけることはできます。

彼らもアルバイター並の労働は可能ですから、それを目当てに採用するのです。

勿論、そんなことをする組織があるとは思えないですけどね。

 

何、ゆとりなんて役に立たない奴らは自機に自然淘汰されます。

だから、一般の方々は気にする必要はないのです。

親に寄生するのも限度というものがあるでしょうから、その内、飢餓などで自然に減っていくことでしょう。

少なくとも、子孫は残しませんから、寿命まで生き切ってくれても、ゆとりの子は発生しませんしね。

この流れにより、ゆとりは淘汰され、まともな人間のみが残る社会が1世紀後くらいには形成されていることでしょう。

 

なお、全文冗談ですので、本気にしないでくださいまし。

 

by 平成ゆとり

2010-07-31

23歳既卒ニート国立大学卒)が全国学力テストに回答してみたよー

注:国語は小中ともに100点だったので割愛。

ただし、中学校数学は間違いましたよ?ww

間違えた問題その1

(2) -10より大きい負の整数を1つ書きなさい。

即答で「-11」と答えた俺は勝ち組

間違えた問題その2

(1) 一次関数y =2x-3 の変化の割合を求めなさい。

そもそも「変化の割合」ということばが記憶にないでござる。傾きと言いたまえ!(まいなすにぶんのさんってこたえたじぶんはずかしい)

ほか全問正解。15分かかったかどうか。

数学Bは「数学ってなんの役に立つんですか」の文科省からの答えですな。

まあ大学生でも間違えちゃう問題ということで、ここはひとつ

2010-06-21

英語を死ぬほど勉強してきたからわかる、英語学習のありかた

前のん: http://anond.hatelabo.jp/20100620143255

前回エントリブコメ/トラバに逐一答えることはできないけど、眺めていて誤解があったかなと思う点について補足しておく。

まず一つ言っておくと、俺は自分英語学習の成果としての英語力に「満足している」。俺の英語力は俺に対して果たすべき役目を十分に果たしてくれている。そして同時に、自分には場合に応じてネイティブの力を借りなければならない状況があることを知っている。しかしその自覚は、決して自分コンプレックスを掻き立てるようなものではない。

なんつーかな、例えて言うなら、超サイヤ人になれなくてもクリリンにはなれる、ってことです。フリーザ一味のザコならガチボコれるし、フリーザ相手にだって気円斬駆使して、クラッチプレイヤーとしての役割を果たすことはできるわけですよ。しかしやっぱり最終的にはサイヤ人ナメック星人の力を借りて立ち回らなきゃいけないわけ。

クリリンにだって重要な役目がある」ことと、「でも結局クリリンクリリン」との間のバランスを取ることはとても大切なわけですよ。「どうせフリーザには敵わないんだから俺何もしねえよ」でもなく、「俺はもうフリーザとも互角だぜ」でもなく。修行の成果を自分の糧とし、修行していなかったら見ることのできなかった世界を見ることの意義は、「ラスボスを独力で倒せない」ことによって失われるものでは無いんです、全然。

しかしですね、今日本人に向けて英語をやれと言う人達。主として経営者であり役人であり、もしくは煽り口調でいうなら「中途半端英語ができる人間」ですね。英語をやれと言うこと自体はものすごく合理的だし理解できる。そこを問題視しているのではない。問題は、往々にして彼らは、「(今の段階の)クリリンにできること」の限界がわかってないと思われる点にある。そこから出てくるのは無いものねだりであり、無いものねだりされた側に植え付けられる英語コンプレックスである。その意味で、俺が指摘したかった問題は「レベルの高い」ことではなく、むしろ日本における初級以降の英語学習者の扱いなんである。

一つ例を挙げましょう。金谷憲の「英語教育熱 過熱心理を常識で冷ます」より(今手元に本が無いので記憶に基づいて。多少不正確かも)。文科省の高校英語学習指導要領に「実践的コミュニケーション能力の育成」という項目が入った。で、教師が「実践的コミュニケーション能力って何、具体的には何を教えればいいわけ?」と問うた。当然ですな。そしたら文科省側は「例えば英語電話をかけることができるような能力です」と答えた、というエピソード。

しかし(ここからは金谷さんではなく、俺の意見)、英語圏で生活をしたことがある人間なら皆実感として知っていると思うんだけど、「英語電話をかける」のはものすごく難しい。

これはちょっと考えれば当たり前の事なんです。まず、今時「電話での会話」が必要とされるのは、緊急性が高く、複雑なコミュニケーションが必要な状況に限られる。それ以外だったらメールや、自動音声ガイドに従ってプッシュホンのボタン押すので済むわけ。わざわざ電話で相手と話さなければならないのは、何かすぐに解決しなければいけない問題があって、その問題は単純なYes/No疑問文の応答では解決しないようなものである場合、ということになる。

そして電話である以上、視覚情報は全て遮断される。ジェスチャーや指さしを使うことも、相手のジェスチャーや指さしや表情から情報を得ることもできない。単純な音の聞き取りにすら視覚情報は大きな役割を果たしている(「マガーク効果」でググれ)。さらには頼みの綱の音声すら、電話回線を通して劣化していて、生で聴くよりも情報量が減っているのだ。この失われた情報の埋め合わせをするのは、確固たる英語能力に基づくトップダウン解釈しかない。

というわけで俺は、日本人高校生電話での会話能力を習得させるのは実質不可能だと思う。そもそも順番がおかしい、「面と向かってなら十分に会話ができる」レベルに達して初めてそれよりも困難な電話に挑むべきだ。しかしお上にやれと言われた教師は、とりあえずやらざるを得ないわけですよ。なので電話での定型文を適当に教えてお茶を濁すことになる。Hello, this is Bob speaking.

で、高校生卒業後、アメリカ旅行に行く。そしたら目的地の空港スーツケースが出てこない(アメリカ国内線ではよくある)。空港カウンターに行ったら、「後でここに電話しろ」と電話番号を渡される。ホテルの部屋から電話する。全然向うの言うことがわからない、こっちの言いたいことが伝わらない。惨めな思い。「学校英語なんて役に立たない!」となる。俺は六年英語をやらされたのに電話一本かけられない、ああ何て日本英語教育はクソなんだ、もう英語はイヤだ。

しかし、仮にこれが中国だったらどうか。中国空港スーツケースが出てこない、ここに電話しろと言われた、電話したら中国語で何言ってるか分からない。大抵の日本人は、ここで頭を抱えて自分中国語能力の無さに身悶えたりしない。まあ当然わからんよねーそりゃ、あーまいったなーと言いつつフロントに向かい、フロントマンに筆談や身振り手振りや片言の英語/中国語を組み合わせて意志を伝え、代わりに電話してもらうだろう。首尾良くスーツケースが届いたら、上手いこと言語の壁を迂回した自分コミュ力にニンマリするはずだ。

この非対称性を日本人は深刻な問題と捉えるべきだ。例えば、「学校英語が役に立たないのではなくて、学校英語ではできるようにならないことがあるだけ」という、ごく単純な真実を覆い隠しているのものは何なのか。それは元を辿れば、「クリリン超サイヤ人にはなれない」という認識の欠如で、さらにその大本にあるのは「超サイヤ人にならなければ生き残れない」という思いこみなんじゃないか、と思うんだよね。違う違う。学習のどんな段階においても、英語に関して「できないこと」は無くならない。どうしてもそれをやる必要があるなら、ネイティブにやってもらえばいい。「ネイティブにやってもらう」のは、恥ずかしいことでも、難しいことでもなんでもないのだ。

2010-06-15

http://anond.hatelabo.jp/20100615203650

http://mainichi.jp/select/seiji/news/20100616k0000m010043000c.html

菅直人首相は15日の参院本会議で、小惑星探査機「はやぶさ」の帰還を受け、後継機「はやぶさ2」の開発を推進する考えを示した。(中略)

目標の14年打ち上げに間に合わせるには来年度の予算化が必要。首相答弁を受け、文科省は「目標年に合わせて事業内容の検討を進めたい」としている。

どうなるんでしょうね。

2010-06-07

http://anond.hatelabo.jp/20100607194123

マジレスすると、文科省国語審議会において、敬語の分類が改められた。

参照→http://www.mext.go.jp/b_menu/hakusho/html/hpab200601/column/018.htm

そこでの「美化語」の用法と同じ。

接頭語としての「お/ご」はすべて丁寧語をさらに分類した「美化語」のカテゴリに含まれることになっている。

2010-04-28

宗教を毛嫌いするのは文科省日教組のせいだな

あとは宗教がらみの悪いニュースを垂れ流すマスゴミ

それを鵜呑みにしちゃう情弱がいるのもゆとり教育のせいだが

外国では宗教を信じてない奴なんていない

だから自殺率も低いし鬱病になるやつも少ない

どんな状況でも心のよりどころがあるから

日本人はその点哲学宗教も知らないやつばかりなので耐性がない

ちょっとしたことですぐ死ぬ

世界には二日や三日に一度だけ道端に落ちてるゴミカス食らって、水溜りの泥水を飲んで、霞を吸って、

なんとか必死に生き延びてる子供達がいる

一方日本では住む家があり食べ物にも困らないのに

ちょっと借金背負ったりいじめられたら死のうとする奴がいる

「ちょっとじゃねーよ!」という声がきこえてきそうだ

要するに甘え社会、耐性がない

都合のいいときだけ占いやらを崇拝しておいて

ちょっと不幸があると「神も仏もあったものじゃない」と宗教のせいにする

「信じるものは救われない」

あたりまえだろ?

人を救うのは誰もいない

ゆえに人は常に救われない

宗教を「手段」と考えてるやつが多すぎる

宗教はあくまでも「目的

自殺するなら止めはしない

死にたいなら死ねばいい

だが、他人に「死ねばいい」と忠告する奴にいいたい

そもそもそういう奴自体が「生きてない」

そんな人生あるべきではない

間違ったことをする奴がいて、そいつのことを批判してくるやる奴がいる

死ねばいいのに

確かに聞こえはいいさ

「世の中はみんな真実ををわかってくれないけど、この俺様たちはわかってる」

そんな気分にもなるんだろう

だけどそれは幻想

使い古された言葉だが、「井の中の蛙」だ

さて、何人がこの俺のレスを無視できるかな

本当に死にたいのなら

本当に死んでほしいのなら

俺を無視してみろ

2010-04-25

麻生政権時代のすごく簡単なまとめ

  • 理不尽な叩かれ方をしたケース
    • 漢字の読み間違え(これはもはや代表的)
    • 公務終了後にホテルのバーで自腹で酒を飲んだ。
    • 解散しなかった
      • 麻生自身が解散時期を明言したことは一度もない。
      • 解散権は総理大臣に与えられた権利。故に鳩山が解散しないのも問題ない。
    • 人格否定的な報道
  • この国のメディアの問題
    • 出来ることなら「メディアが悪い」ってあんまり言いたくはない
    • 政権交代後も、今のメディアは100日過ぎると、加点報道はほとんどしないようにする。
      • 良いことは小さく扱う傾向にある。
      • 良いか悪いかかグレーな場合は、たいてい悪いと結論付けて報道する。
      • 読者・視聴者に考えさせない(考えない奴も問題)。
        • 党首討論でどっちが勝ったかテレビで決めるなよ。あと発言も捻じ曲げるな。
      • 新聞社が大手通信社の流れに乗ってる気がしないでもない。
    • 衆参ダブル選挙とかまた煽ってる
      • せっかく議席を多く獲得したのに、衆議院の解散なんてするわけないだろJK
      • 結局、金が欲しいだけだろ・・・
      • まるで、成長していない・・・

2010-03-31

対症療法で問題は解決しない

ttp://blog.goo.ne.jp/jyoshige/e/96aeeb34f6e0be8df8e6c5582d982a57?fm=rss

ポスドク採用480万の大盤振る舞いが早くもこ けているらしい。

さんざんあちこちで書いてきたことなので繰り返さないけれども、問題の本質日本企業年功序列体質にあり、

22歳のピチピチの男の子が大好きだという点にこそある。

そこにメスを入れずに金ばらまいたって意味が無い。というより、文科省自分で採ればいいだろう。

そしたら予算使わずにすむじゃないか。「博士なんて採れないよ」というのであれば、採れない理由を

考えるといい。それが問題の本質だから。

とりあえずこの失敗により、若者には「博士過程なんて行ったら500万積んでも就職できないらしい」

というメッセージを、世界には「日本ドクター採用しない変な国だ」というメッセージを送って

しまったわけだ。こんなんじゃ留学生も増えませんよ。

そしてもう一つがコ レ。

企業新卒至上主義に対し「卒 業後3年間は新卒扱いにしてね」という提言である。

こちらはまだ最終報告書として出されたわけではないので現段階で失敗例として取り上げるのは酷な気も

するが、どう考えても実のある政策は出てきそうにないのでピックアップした。

これも構造は上記とまったく同じ。構造上の課題にメスを入れずにスローガンを掲げたところで、

何も変わりはしない。現在だって、年齢や性別で採用の可否を決めることは禁じられているが、

それは厳然として存在するではないか。

とはいえ、先生方もいろいろしがらみがあって言えないこともあるのだろう。

規制だけでは解決できない」という言葉からも、苦衷はなんとなく見えてくる。

仮に「3年間は新卒として公募を受け付けるべし」という規制お上が作ったとしたら、何が起こるか。

リクナビの卒年度のフィルターで「来春卒予定者、本年卒業者、昨年卒業者」といった振り分けがされて、

“来春”以外が弾かれるだけである。

内定率の急激な低下を受け、留年者に便宜を図る大学が増えている。

それ自体は、現状の日本社会においては合理的な行動だ。

ただし、いい若いもんを1年間大学に飼い殺しにするということは、国際競争力という点から見れば

とても非効率な選択である。

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