日本酒の消費量が10年間で4割減らしい。
その理由としては、いろいろ考えられるが、
・悪酔いしやすい
・チューハイ・カクテルのようなブレンド酒の提案ができなかった
・洋風の濃い味付けの料理に合う酒を提案できなかった
・「会社で上司から説教とともに半強制的に飲まされる酒」だったが、
職場環境の変化で、「上司が日本酒を部下に強制できなくなった」
(下手すればパワハラと言われる)
・量が多い(一升瓶なと消費しきれない)
などがある。
「創業数百年の●●という蔵元がなくなるのはさみしいことだ・・・」的な
「あの蔵元は手作りで、原料にこだわって・・・」というように。
http://www.tokusetsu-news.com/entry.php/901
「いかに数百年前から製造している無形文化財」だろうが、
「今の消費者が美味しいと思わなければ、なんの価値もない」のである。
「手作りだから、苦労しているから、その分の価値を消費者側が評価してくれるのが当然」と
いうような思い込みが強いのではないか?
消費者の立場から見れば、手作りだろうが、大量機械生産だろうが、
「美味しくてかつ安ければそれでいい」のである。
言ってみれば「結果が全て」。
なのに、「過程を評価してくれない」と泣き言を垂れているのが、今の日本酒業界じゃないか?
これを裏返せば「過程が無努力だと、結果が良くても評価しちゃイカン」という論理になってしまい、
以前はてな匿名ダイアリーであった「仕事でマクロを組んで結果を出したら先輩に怒られた」という論理になる。
さらに言えば、近年農水省や文科省が提唱している「食育」「スローフード」なんかも
「結果なんかより過程を評価しろ!」という考え方である。
スローフードにすることで、有意な栄養学的メリットがあるのか?
そうでなければ、「結果に関係なく、過程だけ評価して!という
※まあ、今の地方自身、結果を生み出すことが出来ず、
「過程に四苦八苦していることを見せ付けて、都会の同情を集める」
ことでしか生きる術がないからなあ・・・
余談だが、先日立ち読みした週刊ポストで「芦屋文化特集」というのがあって、
阪神間の酒造メーカー当主が芦屋文化に多大な影響を与えている、と書かれていた。
となると、需要4割減という日本酒への逆風の流れは、酒造メーカー当主、
所詮、阪神間といえども、
「蔵元にある程度経済・文化を依拠せざるを得ない程度の地方都市」だったのか。
やっと、結果を出さない奴から死んでいくきれいな世の中になるね
私の履歴書にもからめや
理由なんてたったひとつ、まずい酒作ってきたからだよ 醸造アルコールと一緒にまずい酒が無くなって、旨い日本酒だけ残ればそれでいい。 少なくとも、日本酒の平均価格は今の2倍...
むしろ「安くて旨い日本酒」が存在しないからじゃね? 安い日本酒ってクソマズイじゃん。これはメーカーの怠慢だと思う。 いまどきマニア向け高級路線は難しいと思う。
1本数百円のワインこそ糞まずいだろ…
温泉宿なんかだと缶ビールの次の地位はワンカップ大関な感じがする。 単にあのサイズが手頃ってのもあるけど、他メーカーがやる気になってできないことじゃないだろうし、値段と味...
ならばうまい順に売上高が上がっていないとおかしいのだが、そのような統計データでもあるのだろうか。
途中まで読んである予感を感じ、 下まで読んで(←この時点で流し読みになっている)ブクマが1userになっているのを見て予感は確信に変わり、 そこをクリックして確かめた。 id:itarumura...