「ゼネコン」を含む日記 RSS

はてなキーワード: ゼネコンとは

2024-03-26

東京 練馬区石神井公園駅前の再開発 異例の執行停止のなぜ?』 https://b.hatena.ne.jp/entry/s/www.nhk.or.jp/shutoken/wr/20240325a.html

この記事の反応で、ちょっと補足をしたくなったので。

異例の執行停止見出しにあるが確かに類似する都の都市計画上の手続きだと、昨今一番の話題になった某外苑再開発でも、イコモスなどに怒られていても差し止めにはなっていないので、これは相当異例。

練馬区サイトを見ると粛々と淡々スケジュールがこなされているのが分かる(https://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/machi/kakuchiiki/shakujii/saikaihatu.html)。ここまで(借地権の申告:ここで再開発をするので借地を持ってる権利者は早く言ってね保障するから)来て、土地の明け渡し(土地の所有者が再開発に伴いいったん土地を売却し移転する)を差し止める事案は個人的には初めて聞いた。

一般的には、あらかじめ決められている都市計画建蔽率とか容積率とか住宅専用地域とかそういうやつ、国と地方自治体が決めてる)を超えて特例的な建物タワーマンションとか馬鹿デカビルとか、通常の規定以上にデカく建てて儲けようとする建物)を建てる場合

地元意見集約→再開発しよう!と結束

区議会検討議会承認下りたぞ!

東京都の「都市計画審議会」という会議→何度か冷や汗の出る質疑を乗り越えて

承認下りたら、事業

と、いくつかの関門を経ないと建てられない(ものすごくざっくりとした説明)。デカ建物を建てるためには誰もが通る道。

で、この一番最初の「地元意見集約」がないと、行政は当然すべての再開発事業OK絶対に出せない。民間人が所有する不動産行政勝手に動かすことは基本出来ないから。例えば木造住宅が密集してて道路が狭くて救急車も入れないようなところを再開発したいよなぁと考えていたとしても無理。なのでこの1「地元意見集約」がとても大きな要素になる。

そしてこの「集約する」仕事は、多くの場合ゼネコンデベロッパーなど「ここにタワマン建てて儲けたいでゲス」という目的がある人たちが行う。

建前はあくまでも地元住民地権者から相談を受けて、という形だが、あけすけに言えば、何十人もいる地権者マイルドに立ち退きさせる仕事だ。平成以降の地上げ昭和のころのように放火してなんてことはしない。毎日街のバーサンの家に茶飲み話をしに行ったり、商店会の「有志の会」とか「〇〇町の未来を考える会」なんて名前になりがちの再開発推進派のオッサンジーサンどもと夜な夜な地元スナックで飲み明かしたりして、誰が反対しそうか、どうやったら立ち退いてくれそうかなどを探りながら、数年をかけて『地元住民意見を集約する』ということをやってる。これを綿密にねちねちと、時にはお金を使ったり(金で移転してくれる人は割とかなり多い)して、ぺんぺん草も生えないほどに賛成派を取りまとめることで「再開発準備組合」という、再開発の準備をするための組合ができる。組合員は地元地権者、つまり今まで懐柔してきたオッサンオバハン、ジーサンバーサンなどで、「再開発成功させて無事にみんなで儲けよう」というSameBoatのメンバーになる。

通常、東京都や首都圏の好立地の場合は、地権者再開発中の住まい保障なども含めて一銭も金を出さないことがほとんど。地権者自分がもともと持っていた土地差し出して、その代わりに、再開発間中生活再開発後の開発利益の一部(建物の中の新しい店舗だったり、タワマンに建て替わった新居だったり)を手に入れる。

あくまでも邪推だが、今回は、このSameBoatに乗りたくなかった地権者か、再開発不利益を被る可能性がある周辺の関係者(でかい建物が建つのから周辺環境は一変する)が複数いた可能性があるのかなと思う、まぁ邪推ですけども。

不利益を被るかもしれない周辺住民関係者(店やってる人とかね)」は実は、真っ先に懐柔しておくべきキーパーソンなのだが、この手順で業者が雑な仕事をしたんだろうなと思う。私見だが、N村不動産はこういうところがかなり下手というか雑というか、無視する傾向がある。まぁN村が合意形成にかかわってたのかは全然からないので本当に邪推しかないですが、当該の再開発予定地の周りにすでに恐らく同様の再開発スキームで建てたプラウドタワーが立っているので「行けるっしょ」ってなったのかもね。まぁ分からんけど、知らんけど。

ちなみにこのプラウドタワーは恐らく建物高さ90mぐらいじゃないかと思うのだが、NHK記事掲載されている完成予想パースの、当該建物左側に白でごくうーっすらと半透明に描かれている建物がそれにあたると思う。こういうズルいことをするのがデベロッパーである。ちな建物右側に白でごくうーっすらと描かれてるのはやはり再開発マンション「エミリ石神井公園」で恐らく建物高さ50m程度。石神井公園駅前にこんなに青空が広がってるわけがいから!

で、近年に再開発された両隣のタワマンの高さが恐らく90m、50m程度なので、「なんで100mをOKしてんだよ」とツッコミは入るよなとは思う。

まぁ、10数年前にできたプラウドタワー石神井公園よりも高く積まないと今の高騰する事業環境では採算が取れないんだろうなーと予想はできるので、そう言えば裁判で戦えたんじゃとと思うんだけどね。都市計画審議会でそういう言及でもあったら「だってその高さにしないと事業ができません、事業ができないと困る地権者もいるし道の整備もできません」と言えたと思うんだけどなー。さすがに都市計画審議会議事録を見るのは面倒なので、これもあくまでも邪推

で、ブコメにいくつかコメントをしたい。

「街のにぎわいを棄損してる」これは一面では本当にそうなんだけど、一方で、現地を知ってる人やGoogleMapを見た人ならわかると思うが当該地は正直、再開発した方が良い場所ではあると思う。

このあたりとか見るとなぁ。https://maps.app.goo.gl/oacM7JfmgrEmFjsw9 ブッコメにも「まなマート返してくれよ」とあるが、まなマートの辺りとかうっかり火事が出たら大惨事は免れないと思う。私もこういう地元密着スーパー大好物ではあるので気持ちは痛いほどわかるが。特に既に南でも北でも再開発マンションが建ってる石神井公園周辺では最後オアシスのような路地ではあるので本当に惜しい、が、地震火事リスク…。

でも味のある路地と古くからある店がなくなるのは、増田としてもとても寂しいことだよなとは思う(だからこそとても丁寧に反対意見が出ないほどに、広めに地元の人たちと話をする必要があるのだが。これを気合を入れてやったのが小田急下北沢再開発)。

優遇しすぎな面」

計算してないかわからんが、図書館公共用途)、もともとあった区道建物を貫いて再保存しているところから公共用途への供出がそこそこあるプロジェクトのようである。(https://www.city.nerima.tokyo.jp/kusei/machi/kakuchiiki/shakujii/saikaihatu.files/jigyoukeikakusyo-2.pdf)そのせいで、ある程度補助金が手厚いのでは、と思う。事業費や公共床の比率などで補助金額には色々制限があるので、この件だけが手厚いということはないのでは…。むしろそうだとしたら大問題だが恐らくそれはないんじゃないかな(適当な言いきり)。

野村不動産なら割と空間に余裕のある良い建物建てそう」

それは広告イメージ戦略に乗せられておりますな。タワーマンション容積率制限の緩和を受けてはじめて建てることが出来る。その代わりに一定計算式のもとに地面部分に「公開空地」を設けることが法律で決められていて、どのデベロッパーもその最低限度しか公開空地は用意しない。「建物を建てられる面積」は少しでも確保したい、タワー型ならなおさらである規制より多く空地を設けるのはデベロッパー業界ではほぼ有りえない。

そして分譲マンションとして売るので、ほとんどのデベロッパーは、事業を圧迫しないように最低限確保した公開空地を公園のように整備することが多い。何かい雰囲気になるからね。これは野村に限った話ではないっすね。そして一方で「いい感じの公園っぽくする」のは住友不動産にだけは当てはまらない。住友のタワマンの足元は本当に管理がしやすそう(で無味乾燥)、そういうのが好きな人もいるよな!管理費も節約できそうな気がする!

ちなみにこの「高いビルやタワマンの足元まわりの公園状のなにか」=公開空地は、「みんなが憩える空間を整備した代わりに容積を許してやったぞ」という空き地なので、みんなどんどん散歩したり休憩したりしようぜ!

地域を作り替えたい業と地元民として街を守りたい業のせめぎ合い」

このブコメは本当に言いえて妙。上にだらだらと書いたが、「街を守りたい業」の人もいる。この手の件は共産党は必ず絶対に反対に回る、が、本件は商店会の偉い人が表に出てるので共産党とはちょっと違う筋なんじゃないかニャーという気はする、知らんけど。

政治的な話は置いておいても再開発エリアの線引きに入れなくて損した気がする人が反対、なんてのは普通にあるある。どっちも商店会メンバーでどっちもJCにも消防団にも入ってて、それで大ゲンカして大変、とかね。

2024-03-13

ゼネコンはそろそろ改名してパワーアップしないのか

こんな感じでパワーアップしてくれ

猪鹿蝶島建設

大技林組

大成建設

清廉潔白建設

竹中官兵衛工務店

ゼネコン下請け次数問題

中の人どういう気持ちで見てるの・・・

2次業者までとか言われて、仕方なしに書類だけ3次・4次業者以下全部まとめて、2次業者入れてるんだけど。

もうわかってるよねえ?書類だけ面倒になって無駄と思うのだが。

形だけやってるフリのために下請け書類仕事おしつけてさ・・理想現実が合ってないよね。

2024-03-10

建設業界はもう終わり

建設業界は不人気

建設業に5%の賃上げ要請しかし…

岸田首相が建設業界に賃上げを要請したニュースが飛び込んできました。

まずは岸田首相ありがとうございます

しかし,建設業界はもう救えません。

建設業界の問題根底低賃金があることは事実です。

しかし,事情もっと複雑で,労務単価の引き上げで救えるのは全国規模のゼネコンと全国規模の専門業者だけです。

地方中小建設業者は人手不足のままでしょう。

労務単価を上げたらどうなる

そもそも労務単価」とは何か。ざっくり言えば,現場作業している人たちの1日分の給料基準です。

公共工事はこの基準をもとに金額計算するので,労務単価が上がれば公共工事をやるとき建設会社がもらえる金額が増えます

から労務単価を5.9%上げたから,その分給料も上げてくれ」と言っているわけですね。

もっともです。素晴らしい。おそらく全国規模の業者初任給がかなり上がることでしょう。

しかし真に人手不足に苦しんでいる地方中小建設企業は助かりません。

技能者の不足も深刻なままでしょう。

地方では給料が上がっても建設業は不人気

中小建設企業人手不足なのは,単純に「給料が低いから」ではありません。

私は田舎中小建設会社監督をやっていますが、建設業比較賃金が高い部類です。おそらくこの傾向は都会でもそう変わりません。

加えて,近年の建設業界は未経験者に優しい傾向にあります施工管理技士試験制度改正され,資格取得の際に学歴がほぼ関係なくなりました。

試験に受かれば,現場必要経験年数は高卒大卒建設学科出身者もそれ以外も皆平等です。

人材わがままを言える全国規模の建設会社は別として,中小建設会社は未経験者や畑違いの人間も大抵は採用しています

しかしながら求人は埋まりません。新卒が毎年入社するのはもはや珍しい事態です。

非正規雇用正規雇用でも給料の低さに苦しむ方はいる。建設業はそこそこ給料が良く未経験者でも採用される確率が高いのに人手不足に苦しんでいる。

これは本当に給料が低いから不人気なのでしょうか?

建設業界が不人気なのは

結論から言うと,全国規模の大企業は別として,多くの中小建設企業技能者は「労力に給料が見合ってない」から不人気なのでしょう。

建設業給料相対的に高いが,「こんなきつい仕事はその程度の給料でやりたくない」というのが実態ではないでしょうか。

ではどうすればよいのか。

法外なほど給料を上げれば建設業は息を吹き返すでしょう。しかし,国の予算は有限で,ある程度は公共工事を安くしないと文字通り国が滅びます

給料を上げると同時に,もう1つの要素をなんとかしなくてはなりません。

これから建設業界が生き延びるには,労力を下げ,給料を上げなければならない。



建設業の労力はなぜ下がらないのか

建設業自業自得

労力を下げ,給料を上げなければならない。しかし,建設業界は労力を下げる努力を怠っていました。

建設業界の現状は自業自得でもあります

国交省の良い資料があります

資料によると,建設投資平成4年ピークに平成23年まで下がり続け,それ以降は上昇に転じています

一方,建設業就業者数は平成9年ピークに平成23年まで下がり続け,それ以降はほぼ横ばいです。

平成9年から平成23年までの間は,「仕事は少ないが人は多い」状態にありました。

10ある仕事を5に減らせる技術があったところで今は20人いますから必要ないです,と省力化は進みませんでした。

業界全体が真面目に省力化を始めたのは,建設投資が増加に転じたこ10年くらいの話です。

しかし遅すぎました。15年のビハインドを取り返せる体力は中小建設企業にはもう残っていません。

他業が5年〜10年前には既に使っていたような技術を最新技術のように持て囃す有様です。

建設業安全第一から枯れた技術を使う」とか関係ありません。単純に公共工事基準の整備や業界人間知識が遅れているだけです。

そして人手不足さら技術の導入を遅らせる,負の連鎖から抜け出せていません。

真の黒幕民間工事

建設業現場地獄に等しい状態にしている黒幕民間工事です。民間建築工事地獄です。

国の工事は土・日・祝日を休む前提で工期の計算賃金計算が行われています

都道府県レベルでも少なくとも土・日は休む前提です。ですから,国や地方自治体が発注する工事は,かなりホワイト工事です。

やばいのは民間企業建築工事です。発注する人の頭には「いつから建物が使えるか」しかありません。

発注者も営利企業である以上,早く建物を使いたい,工期を短くして安くしたいというのはごく自然な考えです。

しかし4週間で6日休みを前提で考えています。「ちょっと頑張ってもらって日曜以外は工事してもらおうか」なんて考えてます

自社の社員にはやらせないことを,平気で建設業要求する奴らです。

「不当に短い工期設定の禁止」などと言われていますが,仕事を頼む側が圧倒的に強い力を持つ以上,どうしようもありません。



終わりに

建設業問題を書いてみました。

建設業自身問題建設業を取り巻く環境問題建設業崩壊へと導いています

今までの建設業界の怠慢と,建設業を軽んじる風潮とが原因ですが,これらは今さらどうしようもありません。

建設業崩壊を止める手立てはありません。

建設業が少しでも長く生き延びることを祈ってください。

2024-02-18

anond:20240217232512

あーダンジョンゼネコンか。コンサル業界で今流行ってるらしいね

発注からするとめっちゃ楽になるし、請け負う方も発注側が極秘にしてくれるから中抜きとか言われないし、win-winで参入が増えてるらしい。

宣伝してないからあまり知られてないけど、レッドオーシャン化してるから複数社呼んで話聞いた方がいいぞ。

2024-02-09

結婚相談所理系男性希望したら、やってきた男が農学系だった…理系男性ってのは理学工学部卒の男性を指す言葉だよ

ネット理系男性オススメだっていうので、理系男性相談所に希望したら


やってきた男性農学専攻でドン引きした

農学農業機械農業化学とかで現在メーカーに勤めてるとか土地改良でゼネコンに勤めてるとかなら、まだよかったけど

園芸学専攻だった


結局ラウンジで46分ほどお茶して帰った

すぐに相談所にクレームを入れた


理系男性オススメってのは、工学理学有機化学等)、医学部医学科で収入が高い理系男性のことを指すのであって

農学水産学地球科学といった就職先に乏しく収入が低い男は含んでないのに


相談所も空気読めないなあって思った

2024-01-12

人口を集約する際にもインフラ投資必要って話

地震やでかい台風といった大きな自然災害が発生すると、被災地復興税金突っ込む事に反対する人たちがでてくる。

過疎化する地方インフラ投資したり維持費を払うのは無駄!」みたいなやつ。

まあ考え方は人それぞれだからいいとして、集約って言葉マジックワードみたいに扱ってることが気になってる。

農村部に散らばった人口を近隣の地方都市に集約して効率化! インフラ維持費軽減!」みたいなやつね。

かに散らばってる人口を集約できれば、色々と効率的になるとは思うよ。

でもこの手の意見って、人口を集約する際にもインフラ投資を行う必要があるって事を見落としてる様に感じるんだ。

当たり前のことなんだけど住んでる人が引っ越したとしても、その人達が耕してた農地まで移住先に付いてくる訳じゃない。

農業会社を立ち上げ、既存農家から農地を買い上げて農地区画整理を行ったとしても、土地のものを動かせる訳じゃない。

そもそも人口密集地じゃ大規模な農業はできない。

となると農業会社に雇われた人が、地方都市から農地通勤して農業やる様になる訳だ。

そうなったら既存の貧弱なインフラでは仕事が成り立たないケースがほとんどだと思うんよ。

既存の貧弱なインフラでも妥協できてたのって、農業従事者が農地のすぐそばに住んでるからなんだ。

農地と離れて住む様になるなら、広くて立派な広域農道作ったり、収穫物の選別や洗浄、梱包を行う集荷場を新しくしたりといった投資必要になる。

害獣対策野菜泥棒などへの対策や、土砂災害などの早期発見農地に隣接して人が住んでいるか可能な事が多いと思う。

人の目が無くなるなら代わりに機械の目を、監視カメラセンサーを設置したりドローンを定期的に飛ばしたりといった対策必要になるし、それらを扱える人材の育成も必要だ。

農村部人口集約と効率化を推し進めるにはハードソフト両方に結構投資必要だと俺は思うんだけど、果たして都会の人達はこういう事へ税金を使う事を許容するんだろうか?

ぶっちゃけ田舎への投資無駄と考えていて、その無駄を減らしたいなら現状維持が一番だと思うよ。

集約して効率化とか言わずに現状のまま放置しておくんだ。

災害が発生した時に復興予算とか組まれたとしても、どうせ東日本大震災の時みたいに予算を流用して都会に流れる様になるでしょ。

そもそも大規模なインフラ整備を行うのは大手ゼネコンで、大手ゼネコン本社は大抵東京にあるんだから公共事業の美味しい部分をほぼ東京が独占してる訳だしね。

一票の格差是正されて国政への都会の発言力が強化されていけば、ますますこの傾向は強まっていくだろう。

正直なところ、災害時に田舎復興にいちいち文句つける人達意図イマイチよく分からない。

雄弁は銀、沈黙は金じゃないけど、現状のまま放置しておけば田舎被災地流れる税金はどんどん減っていくのに、わざわざ騒ぎ立てて無駄に論争を引き起こしている様に見える。

そんなことに労力を割くよりも、田舎が滅んだ後に都会でも可能な食料生産技術昆虫食とかミドリムシとか?)への投資議論した方が都会の人達にとっては建設的なんじゃないかと思う。

2024-01-11

2011年震災と今年の震災

2011年建設投資結構冷え込んでて、割と土建業ヒマしてたので、土建屋の機動力高かった。

東北はそれなりの頭数いるしね。

で。

それを受けての国土強靭化やらなんやらで仕事いっぱい出てきて現在に至る。

今度は人不足ですよあーた。

そんな状態のところに震災なうえに、北陸大手ゼネコン支店規模ももともと小さいからなぁ。

動力も落ちるというものかと思います

2024-01-06

官僚NPO法人での兼業天下りフローレンス関係

暇空茜さん、駒崎弘樹さん、ひろゆきさん、ヨッピーさん、山本一郎さんとはてなでも大人気な人たちが年末年始から激論を交わしている。その中で「これってええんか?」と思うところがあったので備忘する。

https://florence.or.jp/news/2019/12/post36513/

フローレンスは、内閣府厚生労働省から国家公務員兼業者受け入れを2019年10月より開始いたしました。

フローレンス内閣府厚労省から兼業として職員を受け入れているようだ。

また、フローレンスはこれらの官庁事業に参加している。

事業の例)

孤独孤立対策活動基盤整備モデル調査内閣府

https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/kodoku_koritsu_taisaku/model_tyosa/model_tyosa.html

企業主導型ベビーシッター利用支援事業内閣府→こども家庭庁)

https://byojihoiku.florence.or.jp/coupon/hakennzigyouwaribikikenn/

訪問型病児保育事業、小規模保育事業、認可保育事業厚労省子ども家庭局→こども家庭庁)

障害児保育事業障害児保育事業障害児家庭支援事業厚労省社会・援護局障害保健福祉部→こども家庭庁)

https://florence.or.jp/about/organization/

おそらくは、兼業している役人所属部局は直接の利害関係はない、という形でセーフとしているのだろう。(だが、紹介されている役人のこれまでの所属が「全世代社会保障検討室」となっている。ここは保育にもがっつり絡んでるはずだが・・・(参考 https://www.cas.go.jp/jp/seisaku/zensedai_hosyo/pdf/20221216houkokusyo.pdf))

また、フローレンス積極的政策提言をしているが、官僚を受け入れることで、より実現させやす施策企画立案可能になるであろう。

もちろん、国家公務員兼業原則禁止であるが、非営利場合には一定の条件で認められる。そのハードルは高いとされていたが、フローレンスも参加する「新公益連盟」の活躍などにより使いやすものとなったようだ。

https://florence.or.jp/news/2019/12/post36513/

本件については特定非営利活動法人公益連盟を中心に一年上前より政策提言を推進し、ついに2019年3月内閣人事局にて兼業に関する基準明確化されました。

https://www.shinkoren.or.jp/news/126/

新公連加盟団体一覧

公益連盟立ち位置所属団体代表者役職
フェロー駒崎弘樹認定NPO法人フローレンス会長

官庁との結び付きを強めたい、自らの望む施策を実現してほしいと考えている企業団体は同様の手法検討してみてはどうだろうか。

おそらくは「要望書」などを提出するよりもずっと効果があると思われる。

もちろん営利企業ではダメなので、いくら剰余金があってもNPO法人のままでいるか企業場合は新たに影響力を行使できるNPO団体を作る必要があるが、効果を考えれば安上がりだろう。

まとめ

NPO法人を使えば関連官庁から役人を迎え入れられる。

今のところ天下り癒着などとの批判も浴びないようだ。

・・・というか、これ国交省役人ゼネコンでの兼業するのと変わらんよね

2023-12-27

anond:20231227140256

元現地駐在員です。同じくゼネコン勤務です。

主人公出張ではなく現地に赴任していたのでしょう。定期的(3か月・6か月毎)に一時帰国をする権利が発生するので、丁度、同窓会がその時期に重なり出席の予定でいたのですが、施工トラブル帰国ができなくなった(よくある話です)、というストーリーだと思います

現地では、日本で味わえないような体験プール付きのコンドミニアムメイド・コック・運転手付きの社用車)ができるので、エリート勘違いする人も居るので、若気の至り上から目線と笑ってあげて下さい。

2023-10-29

anond:20231029201037

飲食リモワ出来ないこと以外は手堅いと思うやで。飲食経験あるから飲食はいつでも戻れるって感じなら

もう無資格でもさっきのワードで引っかかるところ数受けて入っちゃった方がいいと思うな

経験でもたぶんリモワできるよ。数当たればね

 

ずっとSI死ぬって言ってるひとたちがおるんやが消えて無くなりはしないだろうけど

ワイも概ねこ認識です

エンジニア活躍の場は、SIerからユーザー企業

――開発者ではなくユーザーになるとしたら、エンジニア仕事はどうなるのですか?

「全員が食っていける」のは、あと10年くらいじゃないですか。それまでにいわゆるゼネコンシステムがなくなって、SIがいらなくなるはずだから

 

現時点ではいまだに日本企業の約7割がレガシーシステムを使っているので、クラウドに移行する作業が残っていますが、それが終わればSI発注する企業はなくなりますよ。AmazonからAWSを買ってくれば、わざわざ外注しなくても、自社でいくらでも運用できますから

  

それにIT業界ゼネコンシステムいか無駄な仕組みか、企業側も気付き始めています最近メガバンクが立て続けにシステム障害を起こしましたが、銀行元請けに原因を問い合わせても、下請け孫請けに丸投げしているから分からないっていうのが大体の回答でしょう。同様の構造東京オリ・パラコロナ関連のアプリ開発でも行われていることが報じられた。

 

それでも今はまだテクノロジーに疎い世代経営層にいるので、しばらくは外部に発注する流れが続くかもしれませんが、10年後には今の40代組織意思決定者になるので、「外注するのは無駄から、自前でやろう」となります

 

――自社サービスに携わるエンジニア以外は、10年後には職場を失うと?

誤解のないように言っておきますが、エンジニア仕事は、その後もずっとなくなりません。ただ、私が言いたいのは、エンジニア活躍の場がSIerからユーザー企業へ移るということ。企業AWSAzureを使うにしても、それを担う技術者必要なので、自社でエンジニアを雇うようになるわけです。

 

https://type.jp/et/feature/16106/

 

ワイは最後のところについて、こう思ってるやで。非IT職でもプライベートITに触れる世代決裁権を持つわけでお寿司

個人的には下記もあるし急いだ方がよろしくてよって思う

アップルが生成AI導入を加速、来年iPhone 16で実装可能

https://forbesjapan.com/articles/detail/66848

多くのひとがAI使うのが当たり前になったら社会は変わる

2023-10-05

anond:20231005172328

その答えはよく分からんので別のことを言うが、いったん国民の懐を寂しくさせたら将来不安タンス預金が増えて世の中の金のめぐりが悪くなる=景気悪くなる。

あと、集めた分政府が使うといっても個人消費ほど素早く細かく金が動くわけではない。

例えばインフラ発注ゼネコンに金を落としても、その金がまた世の中にめぐりめぐるまでタイムラグがある。

まり総量だけを問題にするんじゃなく

「血の巡りの良さ」が経済成長を決める。

で、答えにならんかな?

まあ俺がカン適当言うんじゃなくて本当にわかってる人がちゃんと教えてくれりゃいいけど今の増田では無理だろう

2023-09-24

柳ヶ瀬の衰退理由

水曜日のダウンタウン」で柳ヶ瀬(西柳ヶ瀬)がシャッター商店街ワースト一位となってたので、地元出身としてコメントする。

番組の中では、西柳ヶ瀬衰退の理由が「国体開催に合わせた浄化作戦」という声を紹介していたが、これは半分正しくて半分間違っている。

西柳ヶ瀬柳ヶ瀬の中でも風俗店などが多い歓楽街だが、西柳ヶ瀬シャッター街化が進んだ本質的な要因は、岐阜市エリア経済基盤の崩壊である岐阜は昔から繊維工業が盛んな地域で、工場関連の問屋アパレルの周旋をやってるような自営業小金持ちが山ほどいた。彼らが顧客を連れて接待に向かうのが柳ヶ瀬エリア飲食店で、その後の二次会的な行き先が西柳ヶ瀬であったわけだ。こうした旦那衆以外の工場労働者連中の利用者も多かったことと思う。上の人間下の人間も、その周りの人間も、繊維工業で潤った金を握りしめて西柳ヶ瀬に集まっていたというわかりやす構造である

90年代以降に岐阜一宮あたりの繊維産業が軒並み倒れた。基幹産業の繊維が傾くと、地方ゼネコンやらの周辺産業煽りを受け、全国規模の企業岐阜に構えていた支店も畳まれるなどして、岐阜経済はあっという間に萎んだ。私は80年代後半から90年代岐阜で過ごしたが、当時も羽振りの良かった同級生が「家庭の事情で」家を売って引っ越していくと言うようなことが増えていた。

岐阜というと、今回話の上がった西柳ヶ瀬以外にも、駅前空洞化や、駅南の風俗街(金津園)の凋落や、長良川鵜飼の寂れ方などなどが報じられることがあるが、これらは全て一つの要因に行き着く。繊維産業衰退に伴う地場経済崩壊である

なお、シャッター街化の要因として今回の番組では取り上げられることのなかった、大手小売業郊外ショッピングモール存在もあるが、岐阜一宮エリア90年代以降に建設されたショッピングモール基本的廃業した繊維工場の跡地であることが多い。「郊外型の大型ショッピングセンターによって商店街が焼け尽くされた」という言い方を仮にしたとしても、つまり繊維工業の衰退が背後にあるということは変わらない。

国体による浄化作戦なるものが、西柳ヶ瀬シャッター街化への最後の一撃となったということはあるのかもしれないが、長期的かつ本質的な要因はそれではない。そして、これは地元人間ならみんな知っていることではある。

2023-09-22

anond:20230922160300

鉄道事故は社内向けだけど遺物を保存してしっかり教育自戒の為に残してるよね

ゼネコン事故が起きたら石碑で誤魔化すんじゃなくてしっかりそういう保存をすべきだと思う

八重津の鉄骨5本落ちの事故

  • 梁が重かった
  • 取り付け先の柱が曲がってた

などの可能性はあると思う

18メートルの柱スパンなんて、格納庫でもみかけない

長大鉄骨梁の規則はたぶんないね国交省

270mの宇品大橋はどうして落ちないか、よく考えたら謎

ゼネコン建築事故博物館をたてて、収益を遺族に寄付したらどうかな

メディアはなかなか報じないからさ

2023-08-18

ふるさと納税ベストじゃないがベターだよ

anond:20230818170544

結局再配分の話な

ふるさと納税を無くすならどうやって地方に再配分するのか考えてね

地方交付税で再配分した結果が汚職だらけの地元ゼネコン太りまくりっていう現状を踏まえてくれ

資本主義宿命として都市集中・少子化があるので再配分は絶対から

千万という人を不満無く動かすのに経済合理性以外の方法があるのならそれも教えてくれ

ベストじゃ無いけどベターであることは確かだわ

ふるさと納税で税収が減って困ってる!」っていうリアル弊害を見たことが無いわ

都会に人を取られて死にゆ地方っていうのは今日ニュースで見たけどな

2023-08-11

anond:20230810212640

財務省が悪い説はさすがに否定できないのでは…

政府が官民連携の号令で民間予算を流しているのが原因で、文科省忖度して予算を取らないのかな?とも思います

 

五輪予算やgトラベル予算不正のようなものが無くなれば、科博予算が上がるとまでは言えないとしても

予算ばらまきを先手先手でシメ報道大手がないですね

観測してみると、例えば財政投融資資金は、福祉医療機構という民間団体が多く使ってます情報不開示団体で全容不明

団体医療機関等に低金利融資金をばらまき、医療介護施設新築計画させ、建築会社事業提供しま

すなわち不動産業政治です(ビッグモーターもそうです

自民自治体レベルでも、保育所新築補助金を回させて、立地悪くて空っぽ施設になっても(ゼネコン仕事を作った)実績だと豪語しま

国交省ゼネコン利益ものすごく甘いです

予算編成には憲法上の問題は何もないとしても、お財布から抜かれてたらしっくりしませんよね

2023-08-06

anond:20230806111209

正直築45年なら余裕よな

大手ゼネコンSRC造ならその辺の築浅より作りがしっかりしてたりする

もちろん古いは古いし旧耐震なんだけど、地盤も含め色々考えると現実的には問題ないって感じだね。

「法定耐用年数は47年なんです〜ローンもおりません〜」となんたらの一つ覚えみたいに言う人がネットだと多いけど、自分で考えるということができないタイプなんだろうなと思う。

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん