2010-08-07

大学が多すぎる、減らすべきだ」論者が見落としていること

http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51465063.html  池田信夫 blog : 大卒はなぜ職にあぶれるのか - ライブドアブログ

大学全入時代と呼ばれて久しい昨今、みなさまいかがお怠けでしょうか。

どこぞのブログでは「大学生が増えすぎたことが問題」と糾弾しています。そうすれば新卒雇用の問題は解決する、というのです。

そこで、彼らが見落としている、雇用問題だけでなく「大学多すぎ」厨を撲滅するキーワードをいくつか。

今の雇用状況は、大学生の増加とは関係ない。

まず、どこぞのブログでは「文科省が介入してでも大学生を減らすべきだ」と主張しています。

確かに大学の数が減れば、大学生の数も釣られて減少し、求人数に近づけば近づくほど内定率含め数字は良くなるでしょう。

でもこれで解決したことになるんですかね?

新卒市場って大学だけにあるわけじゃないんですよ。高校生新卒就職するし、専門学校生だって就職するんですよ?そっちって減らした大学生を吸収できるだけの余裕あったかなあ。

仮に大学を減らすとして、数を減らす基準は?

まさか安直に「偏差値で50未満の大学はイラネ」とか「文系大学全部潰れろ」って言うほどの人じゃないとは思いますが、こういう人は、首都大学東京の一連の騒動をどういう風に考えているのかとても興味があったりします。あれはこういう「スクラップ」論者には十分なシミュレーションになるでしょう。

大学を潰して、入学後はそのまんまにするの?

ぶっちゃけ学歴の稀少性を大きくしたいのかな、とブログ読んでいて思うんだけど、数減らしたって入学してから何もしないならたいして変わんないでしょ。それとも、エリートには許された特権なのかな?そんなのだったら「今の大学の数のままでいいから内部競争を高めろ」と主張したほうが彼にとってもよかったような気がするんだけどなあ。

仮に大学を潰すなら、どうして国公立のほうから潰さないの?

これはよく言われる「私立大学から潰せ」に対しての個人的な反論なんだけども、大学教育民営化させるっていう発想はないのかなあ、彼らには。今の風潮だと「景気が上向くまでは私立大学に頑張ってもらおう」って意見があってもおかしくないと思うんだけども、なぜか多くが私立大学から潰せ、と言う。変だなあ。

大学に行くレベルでない」とは?

この話をする人に限って「高校に通うレベルでない」という話が出てこない。高校は義務教育じゃないんだから「そういうレベルでない」高校生が通うことは問題視しないの?

「バカ大学」って?

そういうレベルでない学生には辞退してもらうとして、「バカな大学から潰して」ってなんだい?

なんか他にも書きたいことあったような気がするけど、ピザが届いたからまたあとでね。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん