はてなキーワード: 滑り込みとは
こんなんが話題になってて、漠然と頭がいいってことについて語られてることについてムズムズしたので自分の考えを書く。
テストとかに対する頭のよさって意味で言えば、頭のよしあしなんて最初からなくて、要領がいいかどうかに尽きるんだよ。
オマケで生まれ持った記憶力か。
高校生くらいまで要領よく勉強できてたけど、大学で引きこもってぼっちになって勉強の要領が悪くなって成績を落とした自分の経験則。
なんで周りができないのかがよくわからなかった。
小中学生のときはテスト勉強ってことで構えて家で自主的に勉強なんてしたことなかった。
小学生のときは授業を真面目に聞いて宿題をやりさえすればそこそこの点数はとれたし、中学生も同じだったから。
義務教育のカリキュラムはやっぱりそれなりに筋が通ったものだったんだなあと今では思う。
初めてテスト勉強をしてると意識したのが、高校受験のための勉強。
最初のテストで、高校最初だからと思って最初の定期テストのときちょっと勉強をしたら学年3位。
ちょっと勉強したら3位ならがっつりやったら1位いけるだろと思って、その次から卒業まで全部のテストでテスト勉強をがっつりやったら、ほぼ毎回定期テストトップだった。たまに2位とか?
ただ、進研模試とかだったら成績は人並みだった。
結局それは定期テストで高得点をとるためのコツを習得してただけで、頭がいいわけじゃなかったことの証拠。
定期テストで、この先生だったらここを出すとか、これを覚えたら確実に何点は確保できるとか。
授業を真面目に聞いてノートとって宿題もして。それくらいで全部カバーできた。
だから、周りも自分みたいになると相対的に自分が特別頭がいいといわれることもなくなると思って恐れてもいた。
自分と同じようにしたら誰でもテストで高得点、高順位になってしまうと思って内心ビクビクしてた。
なんだかんだで高校の貯金で旧帝に滑り込んだけど、大学だとひきこもっちゃったから、
本来大学のテストのノウハウである、先輩からの過去問をもらうとかサークルで過去問を回してもらうとかが一切できなかった。
だから、高校よりも絶望的に増えたテスト範囲に対して丸腰で挑むような形になって、一人じゃ到底カバーできないようなテスト範囲に対して挫折した。
ノウハウを習得できなかった。
あえて言うなら、あとは記憶力かな。
だとすると、自分は記憶力が他人よりちょっとよかったんだんだろうな。
でもそれは頭がいいってことじゃなかった。
ただそれだけ。
復活当選後、終始笑顔だったらしい菅直人のオクサンが言ってらっしゃる。
「脳天かち割った菅直人氏に、「ケガの功名よ」滑り込み当選に伸子夫人バッサリ」
http://business.nikkeibp.co.jp/article/report/20121218/241215/?P=4
この苦戦は、メディアのネガティブな報道が原因です。菅の原発対応がまずかったという誤解が発信された。でも、菅が事故の直後、東電に乗り込んで「撤退はない」と言わなければ、私たちは今、ここにいられませんから。今回の選挙は、政策で政治家を決めたのではなく、メディアの言い分で決まったようなものです。
やったことにばかり目を向けて、やらなかったこと、やれなかったことからは目を背ける。
国民は逆。
今の仕事に就いてもう直ぐ5年。
拾ってくれたのはありがたかったし、仕事内容もとても面白かった。
学も経験も付いた。それはとてもありがたかったし感謝している。
だけど決定的に耐えられないことがあった。社員全員の業務における報告・連絡・相談の欠如。
ひとつの物事を共有せずに抱え込み、それを察してこちらから話しかけなければいけない。
しかも基本的に全員が「聞かれるのを嫌う」。お互い話し合うのは仲のよい社員同士のみ。
連絡はそのような仲でのみの共有で、「他人」からは受け入れない。
だから迂闊に質問や相談が出来ない。すれば教えてはもらえるが、
何故知らないのか、何故私に聞くのか、という態度で教えられる。
更には平気で席と島を空っぽにする。
外線も内線も鳴りっぱなしで、誰も取ろうとしない。取ると「何故取るのか」という顔で見られる。
男女社員全員が思春期真っ只中の女子中学生をこじらせたような状態だった。
誰も言い出せない雰囲気を全員が作り出しているのに、言い出さないことに文句を言う。
言い出したら言い出したで「聞いてない」。何があっても文句しか出てこない。
その人が会議で席を外しているのか、出張なのか、有給なのか、病欠なのか。
電話も来客も取り次げない。挙句、同じデスクの島の人間ですら把握していない。
唯一、部長がそれを知っているのだけども、その部長も「本人が周りに言っているはず」と通達しない。
仕事は事情を知る仲の良い社員限定で引継ぎ、休む日も分からなければ誰に引き継いだかも周知されない。
書き出してみて思うが、本当によく今まで回ってきたものだと思う。
もちろん自分も有給を何度か取り、その都度部内だけでも周知するようにした。
仕事は先輩が引き継いでくれた。
だが、他の部から「休みを部内周知するのはあてつけのように見える」と言われるようになり、
この会社では、「休みは慎ましやかに周知せず取れる時に取るもの」だったらしい。
先に書いたように、仕事を一人ひとりが抱え込むためその当人がいなくなると途端に業務が動かなくなる。
自分が入社出来たのはそんな体制を変えようとする流れであったらしいのだが、
仕事を抱え込み、自分だけで回すため非効率であってもそれに気づかない。
入社当時に分けてもらった仕事の殆どが非効率と無駄の塊だった。
データベースを作り、そこから関数で引っ張る仕様にするだけで作業が30分近く縮まる、そんな具合。
だがそもそも他人がやっている業務を知ろうともしなければ、それについて何かをアドバイスしても
基本聞き入れない体制のまま、今も先輩たちは毎日二時間近く残業をしている。
デスクトップを埋め尽くすエクセルのファイルをきちんとフォルダ分けし、それぞれのデータを
きちんと精査し関数でまとめるだけで業務は確実に1/3は圧縮出来ると断言できる。
だが彼らは耳を貸さない。これからも貸すことはないだろう。
手を貸すと告げても断られるのだから。
手元に持った自分の業務は、効率化しすぎたのか一時間程度で終わってしまうようになった。
社内にいる半分以上の時間が確実に無駄で、その間はひたすらマクロ定義を作ったり、ワークソフト技能を磨くだけ。
かれこれそんな状態になって一年になる。
今話題の社内ニートギリギリの状態で、自分が会社にいる意味が分からなくなった。
そして今日、上司に退職願を渡し、面談した際に上記のことを全て告げた。
今まで気付かなかった、今後改善するからと食い下がられたが、五年経った今でも変わっていないこと。
個人に改善する意思が全く見られないこと。
そもそも今後改善する以前に、何度も自分から意見しても聞き入れられなかったこと。
それらも全て告げたら狼狽していた。何を言えばいいのか分からないと言った具合だった。
もう色々と面倒だったので、仕事のない状態で悩んで胃に穴を開けたこと、そこから精神科に通院していることも伝えた。
「何故相談してくれなかった」、とお決まりの台詞を用意された。
「そもそも相談は今までに何度もしましたが、改善されましたか?」と返せば、やはり狼狽して黙り込む。
でも何度改善を要求しても変わらない、というより変わるつもりがない場所はもう嫌だ。
でも少なくとも今の閉塞した状況にけじめはつけられる、そう思うことにする。
※10/22下部追記
※返信追記
勉強がなくなって楽だ。出来る人はセミナーに通ったり資格の勉強をしたり、業務に係わる勉強を続けるのだろうけど、僕はやらない。
受験に対する強迫観念というのは小学生の頃から大学に入るまで延々と、強く、常にあった。それでも勉強はしなかった。あの、何をやっている時間も常に受験に対しての後ろめたさ、プレッシャーを感じたまま、朝から寝るまでを過ごすのは苦痛だった。家に帰っても予習復習とか、宿題とか、空いている何時間を勉強するかしないかでどれだけの差がつくとか、そういうプレッシャーがあればあるほど何もする気がなくなる。その精神的負担から解放されたというのは大きい。厳密に言えばこれはアホ大学に入学した時から解放されていた。大学を除いて、学生時代に戻りたいとか言う人の気がしれない。
・未婚者が多い
自分はもう30近くだが、周りで結婚していない人が意外に多い。25歳を越えたあたりから周辺が次々と結婚しだしたけれど、相変わらず未婚の人は多い。自分の周りでは女性の未婚者が多い。これは自分の世代のみならず、後輩、年配の人で数多くいる。30代、40代、50代の未婚者は普通にいる。世の中はいまだに未婚者は社会不適格者だとか負け組みだとかそういう意識が残っているが、ようやく、結婚制度を利用するというのが徐々に、「当たり前」ではなくなってきているように思えた。
・若くて結婚する人としない人で分かれる
結婚に絡めて言えば、20代前半から半ばで結婚する人は、ほとんどが大学以前からの付き合いの延長で結婚している。
「20代前半~中盤」:この層が多い。主に学生時代から付き合っていた人と。ここに入らないと先は長い。
「20代後半~30代前半」:滑り込み型。この層も多い。上と同じで学生時代からというのが半分、社会人になってから付き合った層が半分ぐらい。
「それ以降」:自分がこの年代ではないので詳しくは知らないけれど、結婚は考えていないか、諦めているか、どちらでなくても結婚する確率はかなり低いと思える。特に女性は。
これは意外だった。自分が結婚した親の元に生まれたのもあって、結婚した夫婦はみんな子供を持つものだと思っていた。意図的に持たない層というのは確かに少ないのかもしれないけど、実際結婚していて子供がいない夫婦が多くて、不妊治療とかしている夫婦も多い。
子供のいない夫婦なんて、珍しくもなんともない。いくらでもいることを知った。
・脱税している人が多い
これも意外だった。日本ではこんなに簡単に長期的に脱税が成り立つとは思わなかった。本当に多い。会社員以外で所得税を払っているのは誰もいないのではないかと思えるぐらい。申告しているならまだマシだけど、確定申告さえしていない層がほとんど。しかもけっこう稼いでいる。源泉徴収の会社員は奴隷でしかないと思えてきた。源泉徴収は珍しい制度らしいから、外国ではどうやって徴税しているのだろうか。本当にみんな払っているのか?
自営業は基本的にカツカツだと思っていたんだが、本当に儲かっている人が多くて会社員がアホらしくなる。相続なのか、人脈なのか、ニッチなのか商品力なのかなんなのか知らないけれど、成り立っている人はみんなすごい人ばかりなんだなあと思うようになった。ちなみにこの自営業には医者とか弁護士とか税理士とか会計士とか、いかにもの人は含んでいない。
・言ったもん勝ち
これは本当に悩まされた。悪習慣でしかない。この日本社会では言ったもん勝ちだということが本当にわかった。理不尽なことや、明らかに本人に過失があるような場合でも、客というだけでうるさく喚くだけで、評判を気にする相手には優位な立場を取ることができる。悪い人間、うるさい人間、ひどい人間に有利なように世の中はできている。黙っていると損をする。こういう社会は良くない。だから自分は損をしてでも黙っていようと思う。損をしてでもまともな人間でありたいと思う。
・辞める人が多い
若者の離職率がどうこうって話は一昔前からあったけど、自分らが就職した瞬間は30年40年この会社で働くのかなあなんて思っていた。実際は、めちゃくちゃ辞める。自分はまだ辞めていないけど、毎年何人も辞める人がいる。その人達がどうしているのか、半分以上は転職先を決めてからやめている。一部はそれもないまま辞める。自社に限らず、友人、知り合い、他社の人、やめまくっている。終身雇用がどうのっていうより、同じ会社にずっといるということは実はそんなにマジョリティでもないのかなと思った。年配は辞めない。
・転職者が多い
上に絡めて、転職で自分の会社に入ってくる人がけっこういる。雇用の流動性という意味ではまだまだだと感じるけど、何社も渡り歩いてきた人は普通にたくさん存在する。一方では新卒で職にありつけない傍ら、よくまあそんなに採用されては辞めるなあと思うけど。転職出来る人は普通にできる。
・低所得者も多い
これも本当に多い。自分が見てきた中ではやはり、低所得者が圧倒的に多い。年収300万行かない人たち、バイト、もしかしたら副収入でもあるのかもしれない。それぐらいに彼らは金を使う。身の丈に合わない金を。自分も低所得に甘んじて支出を抑えれば十分生きていけるのではないかと錯覚する。
・数字
世の中は数字でしか成り立っていない。経営者を始め、会社員は数字の話しかしなくて、中身は何もない。あんなものは聞きたくないし実感ないし、なんの面白味もない。
・丸投げ
中身が無い理由の一つとして、丸投げがある。発注側は、中身をまるで理解できていない。数字の計算しかしていない。要望と原価圧縮だけを迫り、内容から責任まで全てを文字通り「丸投げ」する。日本社会の9割が丸投げで成り立っているように思える。丸投げが好きな人は出世する。出世なんかクソだと思う。
今年で社会人5年目になる。
今から社会人になった当時まで振り返って、社会に出るまで知らなかったこと、知って驚いたことなどを覚えている範囲で書き残しておいた。
自分の業種に偏った発見もあり、必ずしも一般的ではないと思うけれど、僕が知らなかった、驚いた社会はこんなもんだ。
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10/22 追記
正直500件超えるとは思ってなかった。
・勉強について
社会に出てからも勉強がある、そっちの方が大変ってのは理解できるんですけど
大学の勉強や社会に出てからの勉強は、受験勉強とはまた異質だったので
・脱税について
→これも自分の業務的な話で、確定申告さえしていないけれど年収がある、というケースを何件も見てきた結果です。
もしかしたら羽振りがいいだけで、負債や経費で年間所得20万以下なのかもしれません。
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ブクマがここまで伸びたんで恒例の、ブクマコメントへのレスポンスコーナーです。top10のみ抜粋して返信します。
丸投げの技術ってのは確かにすごいと思うんですけどね。自分の知らないことをいかにうまく投げて、いかにうまく回すか。そしてイザという時にいかに責任を回避するかは技術だと思います。最後さえなければ最高なんです。
勉強からは確かに解放される(誰も勉強しろといわない)かもしれないが、逆に言えばする人しない人の差がどんどん開いていくということだぞ?
その差というのも、受験勉強のように単純比較できません。点数が出るわけではないから。あとは、何に重きを置くかだと思います。金ですか?役職ですか?昇進したいですか?独立したいですか?方向性が人それぞれなのに、果たしてその差というものを比較することに意味はあるのだろうか。そんなことを言い出したら受験勉強も同じなんですけどね。
仕事は楽しいかね?を思い出した。
何が正しいか間違っているかというのは、あまり重視していません。論文ではないので。
一方では小学生の頃から解放されていた子もいて、身を置く環境次第だと思います。
本人にとっては「社会に出て驚いたこと」だけど、読者にとっては「この人の職業なんだろう」「どんな人生を送ったのだろう」だよね。まぁ本人も「一般論じゃない」と吐露しておられるので、そういうふうに読みます。
なるほど。社会の一部、ですね。社会の一部を垣間見て、とでも言えば良かったかもしれません。職業は、普通の会社員なのでありきたりの職業ですけどはっきり言うのは憚るので、受注や外注があって、個人情報を扱うような、そんな仕事です。だから僕の感想の元になっているデータは自分の身の回りに限りません。仕事で扱う範囲を含んでおります。扱っているのは主に市街地なので、郊外の事情とはやや異なると思います。
社会人になってからは忙しすぎて勉強する気が起こりません。自主的な勉強はたくさん暇があった大学の頃が一番してたかなあ。聖書読んだりとか。
おい自営だけど全然儲かってないぞ。都会だけの話?
自営全般で見ると儲かってない人の方が多い気がします。潰れまくってますしね。
受験勉強に関して言えば、もっと勉強しておけばよかったなんて思ったことないです。そう思えるのは前向きでうらやましいです。
気づいてできるならいいですよね。わかっててもめんどくさくてやらないのが世の常だと思います。
いやね、信号が矢印になったところに滑り込んだ自分も迂闊だったとは思うんですけどね。
矢印信号が出ているような状況で、横断歩道の半分も進んでいないってどういうことなのかと。
右折に備えてブレーキ踏んでてからよかったものを、いきなり停車してる車の前方から出て来られたらビビりますよ。
というか、矢印信号に変わってる時ってもう歩行者の信号も赤になってるはずだよね。
実際に驚いて二度見したけど、間違いなく赤になってたんですけども。
点滅してたのが赤になったばかりだったのかもしれんけどもさ、それにしれて横断歩道の中程を進んでるってどういうことなの。
そりゃあさ、自分も危ない運転してたよ。滑り込みセーフ狙ったんだもの。でも、自転車乗ってた誰かさんも相当じゃない。気をつけようよう。
まあ、どちらもぎりぎりのところを狙ったんだろうなと思うけど、自戒も込めて言わせてもらう。
自転車乗ってた人どうなったんだろう。ぶつかりはしなかったけど、驚いた拍子に転倒とかしてなきゃいいけど。