はてなキーワード: 新自由主義者とは
「景気が良ければ累進所得税法人税が上昇する」というのがビルトインスタビライザーだが。景気が良ければ法人税が上昇するから法人税を減税しろというのは新自由主義者も散々言ってたことだが。
消費税が安くて法人税・累進所得税が高いととうまくいくことが実証された世界は1990年代の新自由主義以前の諸国だろう。税制による資金循環への影響を無視したいから実証されてないというのだろうが。
特定の経済学の実験場?それは新自由主義の消費税を上げて法人税を下げた世界じゃないのか。
景気が良ければ企業がおのずから設備研究投資するから一見法人税を下げてもうまくいくようにみえる。
1990年バブル崩壊や、2008年リーマンショックを見ると、一度大規模経済危機を迎えると企業は金をため込み、資金余剰に移り、低成長に移る。
消費税を高く、法人税・累進所得税を下げるとどうなるか?という特定の経済学の実験場の結果が「日本化」が世界的に発生して低成長の今だが。
それってリベラルに限った話でもなくて、保守も中道も左翼も右翼も殆どが「経済成長がそんなに大事か?必要か?」と叫んでたじゃん。原発事故の時も原発が富と豊かさを生むとか言うと猛反発して「そんなに豊かさが必要なのか?」とか言ってたじゃん。
そうやって日本は経済成長を目指さない選択をしたわけだよ。その結果が今の日本だよ。
俺なんかは「経済成長しないと結局は経済的弱者が割を食う事になる。底辺層を苦しめることになる。」と言い張ってたんだけど、何故か「経済成長なんか要らない」と反発をくらいまくってたよ。いまだにさっぱりわけがわからんよ。
一部の経済右派(リバタリアン・ネオリベ・新自由主義者)たちだけが経済成長を目指そうと言っていた。全体からするとごく少数ね。竹中平蔵さんとかね。
気に食わんかったらしょうもない煽りで終わらせるのも新自由主義者の特徴だな。まあいう内容は大体わかってるから、詭弁強弁弄しなくても外野から見て正しそうなところには導けるし。
新自由主義者を論破していって、マイルドインフレで軽い財サービスと労働力が不足している状態を作ることだな。財サービスが足りないから新しい産業が起きる。労働力が足りないから賃金や待遇が上がる。
後さぁ、新自由主義者で嫌なのは、他人に善意だとか使命感とか煽るくせに、報いることについては弱肉強食だってことな。
海外に売れるものを売る。そのための産業を起こす。産業の前には基礎研究と応用研究にきちんと金をかけるだけでしょう。
ちょっと前まで新自由主義者も起業だイノベーションだのほざいてまだ夢があったが、もう最近は負け戦だから縮小均衡しかないんだ!それでも基礎研究や応用研究にはカネを出さん!って負け犬仕草かよ。
まだまだ今からでもやるだけだけど。ただし、今までの近視眼的な費用対効果に則ってれば確実に新しい産業は生まれないがな。
新自由主義者の新しい産業論ってアホをおだてて無理強いすればGAFAが作られるからアホよ、人柱として川に落ちろだけでしょ。
まあしかたない。
ただ、できることは、エネルギー・食料・資源で、自分たちが作れるものを作って、輸出を増やし輸入を減らすことだ。
更にインフレが好景気となるかスタグフレーションとなるかの境界も、高まる需要について自分たちが合致する供給を作れるかだ。合致する供給を作れれば好景気となる。作れなければスタグフレーションとなる。
エネルギー・食料・資源で、自分たちが作れるものを財政出動して買取保証や、設備研究投資補助、応用研究投資で作るしかない。MMTで外貨借金を増えるまでに自分たちが必要な供給を作るしかない。
自国通貨建てでも財政破綻するから緊縮財政を取るべきだという新自由主義者に従えば確実にスタグフレーションとなる。
今反黒田が叫んでいる金融収縮をすれば増産のための設備研究投資を殺すから確実にスタグフレーションになる。
金融収縮して、石油の値段下がるのかよ?ちょっとは考えろ。潰れる会社が増えて、ハイエナが買い漁ろうとするだけだろうが。
MMTや金融緩和が気に食わず、敵を叩いて自分たちの利益にしたいという連中共が日本を墜落させる妄言ばかり吐く今日このごろ。
MMTは事実関係ないでしょ。産油国が通貨高になって、非産油国の通貨が下がってる。
なんとか海外に売るものを作って輸出を増やして、作れるものは自国で作って輸入を減らしてしか解ないよ。
あえて言うなら、財政破綻は自国通貨では起きないって前提で、海外に売れるもの、輸入が多いエネルギー関係の財政出動がメインだな。かつ、金融はエネルギー関係の設備研究投資を増やすために緩和気味で。
で、MMTをけなして解がなにかあるの?
海外インフレは金融緩和中止や金利上げじゃ収まらんし、金融緩和中止や金利上げ程度ではこの円安トレンドには抗えない。それどころが、物価高だが、合致する供給を作れなければ収入所得が上がらないスタグフレーションになる。
なのに、金融緩和中止と金利を上げろと叫ぶばかりで日本の敵かと思ってるな。
アベノミクスの金融緩和が正しくて、新自由主義の緊縮財政思考と消費税増税こそが諸悪の根源なのに、アベノミクスが原因だーと叫ぶみたいな。
資金の需要(資金調達しての支出、資金不足)と、供給(貯蓄、金融市場への資金拠出、資金余剰)は等しくなる。
なので、家計、企業が資金余剰で、政府が中立というのは基本的にありえない。ありえるのは、海外の資金不足=経常黒字となる。家計、企業が資金余剰、政府が中立、海外の資金不足による均衡だ。
これも一つの形。しかし、企業が資金余剰ということは設備研究投資をしていないことだから産業がどんどん劣化していく。資源国はなんとか設備研究投資不足でも売るものがあるが、資源の呪いで資源以外売るものがなくなってしまう。
また産業劣化したが資源は売れるから資源の呪いで資源以外売れなくなったがロシアの姿でもあろう。そして、日本の新自由主義者は無意識にこの状態を狙っている。日本には資源がないからどんどん貧困国になっていく。
また、厄介なのは資金調達しての支出は経済理論上は投資というのだが、金融投資は、あくまで金融市場への資金拠出なので、資金供給側なんだ。
金融投資に合致した企業の資金調達しての設備研究投資があって、経済理論上の投資として実現し、景気を上げ、産業を強化する。不景気で財政黒字を狙おうとすると更に不景気となる設備研究投資がなくなり、資金調達しての支出がなくなる。