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はてなキーワード: 倹約とは

2009-10-17

27歳いない歴年齢、お洒落に目覚める

先月はじめて好きな人ができた。

普段の接点はあまりない、脈もない、相手は年上で多分恋愛対象と見られてないので

望み薄と思いつつも、せめて外見だけは恥ずかしくない男になりたい、と奮闘している。が、

ここ最近の出費がひどい。

先々週は3万の鞄(これまではカーチャンの買ってきたもの使用)、

先週は5万のジャケット諸々の服(これまでは〃)、

今週は5万の時計(これまで腕時計なんてつける習慣皆無)を購入。

脱オタ意識しているわけではないが、今まで気にもならなかったことが気になって、

気づけば、あまり悩みもせずにその場でポンポン買っている。

洒落に目覚める(笑)ってこういうことなのだろうか。

世の男性諸氏は20前後でこんな思いをしているのかと思うと、なかなかに新鮮。

元々倹約家ではないし、ごく普通リーマン4年目なので、当座の生活に困るわけではないが

30過ぎて初体験したらハマって風俗通い、と同じパターンに陥っていそうで気をつけなければ…

好きな人とうまくいく可能性は少ないのだけど、こんな気づきを与えてくれた時点で感謝すべきだなあ。

ありがとう。

2009-10-13

http://anond.hatelabo.jp/20091013135243

ソース俺の嫁でいいのなら

「女は子供を産んだら変わる」

ダウト

結婚したら変わった。

する前はブランド大好き、高級外メシ大好きでややDQNっぽい所があったけど、

結婚してからは(というか、同棲時代から段々と。だけど、結婚してからは決定的に)倹約家になった。

贅沢する時は(特にメシとか)主に俺の親に頼る事が多かったんだけど、嫁になってからは嫌がるようになった。

子供生んでからも倹約生活絶好調。

「女は母親に似るから結婚するときは母親を見るのが吉」

ダウト

俺の嫁はあっちの父親にどんどん似てきてる…。

俺は義父は超苦手で、義母とは仲良く話も旅行もできる。

母親似だったら、理想的だったんだが…

結婚してから、という訳じゃない)

2009-07-25

デッドライン ソフト開発を成功に導く101の法則

正しい管理の四つの本質

・適切な人材雇用する。

・その人材を適所にあてはめる。

・人々の士気を保つ。

・チームの結束を強め、維持する。

(それ以外のことは全部管理ごっこ

安全と変更

・変更は、あらゆるプロジェクト成功のために(ほかの大抵の物事についても)必要不可欠である

・人は安全だとわからないと変更を受け入れない。安全保証されていないと、リスクを避けようとする。

リスクを避けることは、それに伴う利益をも逃すことになるため、致命的である

・人は、面と向かって脅されたときはもちろん、自分に対して不当に権力行使されるかもしれないと思ったときにも、安全ではないと感じるようになる。

負の強化

脅迫は、結果を上げさせる手段としては不完全である

・どれほど強い脅しをかけても、最初に割り当てた時間が足りなければ、やはり仕事は完成しない。

さらに悪いことに、目標を達成できなければ、脅迫の内容を本当に実行しなければならない場合もある。

管理者の身体本質的な部分

管理は心、腹、魂、鼻でやるものだ。

 つまり……

 心で指揮をとる。

 自分の腹を信じる(直感を信じる)。

 組織に魂を吹き込む。

 くだらないものを嗅ぎ分ける鼻を持つ。

戦闘指令と管理関係

戦闘が始まるときには、管理者のほんとうの仕事はもう終わっている。

面接採用

採用には、管理必要身体の器官、心臓、魂、鼻、腹をすべて使う(しかし、腹が大部分だ)。

・一人でやろうとするな。二つの腹には、一つの腹の2倍以上の力がある。

・新しく採用した人材には、1回は実証済みの能力レベルプロジェクトを任せ、ほんとうに目標を拡大するのは次回とする。

意見を求めよ。最も採用したいと思った人物は、ほかの優れた人材を知っている可能性が高い。

・話すより聞け。

・これらのことは、下準備をしておけばさら効果がある。

生産性の向上

短期的に生産性を高める方法などない。生産性は、長期的な投資によって向上する。

短期的な効果約束するものは、いんちきである可能性が高い。

リスク管理

リスク管理することによってプロジェクト管理せよ。

プロジェクトごとにリスク調査方法確立して継続せよ。

・最終的な望まざる結果だけでなく、日常リスクに注意せよ。

・それぞれのリスクの実現する確率と予想コスト評価せよ。

リスク現実になる前の初期の兆候予測せよ。

・やる気のある態度を常に引き出そうとしない人物リスク管理人に任命せよ。

・悪い話が上層部に伝わりやすい経路(匿名性など)を作っておくこと。

防御体制の強化

無駄を減らす。

成功を最大化するより、失敗を抑えることによって、全体的な成績を高めることができる。

・失敗した作業は早く打ち切る勇気を持つ。

・チームの結束については必要のない賭けはしない。既存のチームを探して利用する。

・結束の遅い、または結束しないチームのために後継者が困らないよう、優れたチームは維持する(本人たちにその意思があれば)。

・新しい仕事を引き受ける意欲のある結束の固いチームは、プロジェクトの成果の一つと見なす

プロジェクトの初期にむだにする一日も、末期にむだにする一日も等しく打撃になる。

・一日をむだにする方法はいくらでもある……しかし、一日を取り戻す方法は一つもない。

開発プロセスモデリングシミュレーション

仕事を完成させるプロセスに関する直感モデル化する。

・仲間との対話の中で、プロセスの進行に関する考えを伝えたり修正したりするためにモデルを使う。

モデルを使って結果をシミュレートする。

・実際の結果と照らし合わせてモデルを調整する。

病んだ政治

・いつでもクビを賭ける覚悟必要である

しかし、それでも病んだ政治の影響を受けないとは限らない。

・病んだ政治はどこにでも、最も健全組織にも出現する可能性がある。

・病んだ政治の決定的な特徴は、個人権力と影響力の目標が、組織自然目標より優先されることである。これは、病んだ目標組織目標と相反する場合でも起こりうる。

・病んだ政治副作用の一つは、少人数のプロジェクトを抱えることが危険になることである

測定基準

・すべての製品サイズを測定せよ。

単位を気にするな。客観的尺度ができるまでの間は、主観的単位を使えばよい。

・手に入るすべての基本要素(ソフトウェアの数量化可能な特徴)をもとに合成尺度作成する。

考古学データ収集し、これまでに完了しているプロジェクトから生産性の傾向を算出する。

・合成尺度公式をいじり、その値と、考古学データベースのプロジェクトの労力の相関関係が最良になるポイントを見つける。

過去データベースをもとにトレンドラインを引き、予想される労力を、合成尺度の値の関数として示す。

・つぎに、予想を立てるべき新規プロジェクトのそれぞれについて、合成尺度の値を計算し、それを使ってトレンドラインから予想される労力を割り出す。

生産性トレンドノイズレベルは、予測を立てるときの誤差の目安にする。

プロセスプロセス改良

・優れたプロセスと、プロセスを絶えず改良することは、立派な目標である。それらはまだ、ごく自然目標でもある。優れた技術労働者は、指示があろうとなかろうと、それらに焦点を当てる。

形式的プロセス改良プログラムには時間と金がかかる。一つのプロセス改良プログラムのために、プロジェクトが交替することもありうる。生産性の向上が実現したとしても、そのプログラムを受け入れたプロジェクトプロセス改良の為に費やされた時間相殺できる可能性は低い。

プロセスは、注意深く選んだ一つの手順改良によって、その変更に投資した時間と金に報いるだけの利益を期待できることがある。

プロジェクトの期間中に二つ以上の手順改良に順応することは、現実には期待できない。複数技能改良プログラム(たとえば、全般的CM等級の引き上げ)は、プログラム実施しなかった場合に比べ、プロジェクトの完成を遅らせる可能性が非常に高い。

標準的プロセス危険な点は、人々が賢明な省略を行う機会を失わせることである特に人員過剰のプロジェクト場合標準的プロセスによって全員に行き渡るだけの仕事(役に立とうが立つまいが)が発生するなら、標準的プロセスが厳密に守られてしまう。

仕事のやり方を変える

デバッグ時間を大幅に減らさなければ、プロジェクトの成績を通常より大幅に高める方法はない。

・優れたプロジェクトは、デバッグに費やす時間割合はるかに低い。

・優れたプロジェクトは、設計に費やす時間割合はるかに高い。

相手を好きになり、気遣わなければ、人に違うことをさせることはできない。相手を変えるには、相手の考えていることとその理由理解し、尊重しなければならない。

プレッシャー効果

プレッシャーをかけても思考は速くならない。

残業時間を増やすのは、生産性を落とす方法である

一時的プレッシャー残業は、人々の商店を定め、その仕事重要であるという認識を高めるには有効方法かもしれないが、プレッシャーをかけすぎると、かならず失敗する。

管理者がプレッシャーを使うことが多いのは、ほかになにをすればいいのかわからいから、または、ほかの方法の難しさにひるんでいるかである

・おそるべき推測:プレッシャー残業を使うほんとうの理由は、プロジェクトが失敗したときごまかすためかもしれない。

怒れる管理

管理者の怒りと侮辱は伝染する。上の管理者が怒鳴ると、下の管理者も同じような行動をとる(虐待された子供自分の子供を虐待するようになるのと同じ)

管理者が部下を侮辱すると、それが刺激となって部下は自分仕事にされに力を注ぐと思われている。これが、「飴とムチ」式管理で最もよく使われる「ムチ」であるしかし、侮辱によってだれかの業績がよくなるという証拠はあるのか。

管理者が部下を刺激するために侮辱を使うことは、部下ではなく管理者の能力不足のしるしである

あいまい仕様書

仕様書あいまいなのはシステム利害関係者の間で対立解決されていないしるである

・入出力の完全なリストのない仕様書は、見込みなしである使用を明確にする最初の一歩にもならない。

仕様書がお粗末だとはだれも言わない。自分のほうが悪いのだと思い込みがちである

対立

・開発に複数当事者が関わっている限り、利害の対立は避けられない。

システムの構築と導入の事業には、特に対立が多い。

システム開発組織ほとんどは、対立解決能力に乏しい。

対立尊重すべきである対立プロらしくない行動のしるしではない。

・全員の勝利条件を尊重することをあらかじめ宣言しておく。あらゆるレベル勝利条件を引き出すようにする。

交渉は難しい。仲裁簡単だ。

勝利条件が相容れないか、または部分的に相容れない場合でも、関係者が対立解決の為に仲裁に移行するように、あらかじめ準備しておく。

・注意:われわれは味方どうしである。敵は問題のものだ。

触媒役割

触媒のような人格というものがある。そのような人は、チームがまとまって結束し、なおかつ健全性と生産性を維持できるようにすることでプロジェクトに貢献する。触媒がほかになにもしなかったとしても(通常はほかにもいろんなことをするが)、触媒役割重要で貴重である

仲裁は、触媒役割特殊なケースである仲裁わずかな投資学習できる。

・「あなたたちの仲裁をさせてもらえますか」というささやか儀式の開始が、対立解決本質的な第一歩になることがある。

人為的ミス

・致命的なのは知らないことではない……知っているつもりで、実は知らない何かだ。

スタッフの人数

・初期に人数が多すぎると、プロジェクト重要設計作業を省略せざるをえない(全員に仕事を与えるため)。設計が完成する前に大勢仕事を割り当てると、人や作業グループの間のインタフェースを最小化できない。

・このため、相互依存性が高まり会議が増え、やり直しが増え、フラストレーションたまる

理想の人数配分は、プロジェクト期間の大部分を少人数のコア・チームで行い、プロジェクトの終盤(プロジェクト期間の最後の6分の1ぐらい)に人数を大幅に増やすというものである

・おそるべき推察:無茶なスケジュールを達成するように決められたプロジェクトは、妥当スケジュールで開始されたプロジェクトに比べ、完成までに時間がかかると思われる。

プロジェクト社会学

会議は、重要ではない人物が出席しなくても心配のないように、小さくする必要がある。欠席者が安心するための最も簡単方法は、議事予定表を発行し、それに厳密に従うことである

プロジェクトには儀式必要である儀式は、小規模な会議や無欠点運動など、プロジェクト目標理想に目を向けるために使う。

罵倒などの怒りから人々を守るために手を打つ。

・注意:怒りは恐怖である。部下に対して罵倒などの怒りの行動をとる管理者は、ほとんどの場合、怖いからそうしているのである

考察:怒りが恐怖であることをすべての人が理解すれば、怒りは、怒っている人が怖がっていることを明確に示すシグナルとなるだろう。起こっている人は、恐怖を表に出したくない。つまり、怒りが恐怖の表れだとみなにわかってしまったら、怒りを吐き出すこともできなくなる(これは怒っている人の問題解決できないが、ほかの人の悩みは軽減できるだろう)。

病んだ政治(再び)

・病んだ政治を下から治療することはできない。むだな努力時間を浪費したり、自分立場危険さら必要はない。

問題自然解決するか、行動するチャンスが来るのを待つしかない場合もある。

奇跡が起こることもある(だが、あてにしてはいけない)。

倹約精神

倹約精神とは、失敗した企業の中で、その失敗の責任者が作った公式である

・それは、組織自然目標である繁栄福祉精神とは正反対である

・「倹約精神」という言葉を聞いたら、その本当の意味である「失敗と恐怖」に置き換えるといい。

急進的な常識

プロジェクトには目標と予想の両方が必要だ。この二つはちがっていて当然である

2009-06-22

http://anond.hatelabo.jp/20090622164039

オタ女、頭が良い、常識的な収入がある、相手が俺にベタ惚れ、料理上手、尽くす系、倹約家、処女でなくてもいいが俺が開発したという実績

2009-04-13

http://anond.hatelabo.jp/20090413001945

見積もらりるれろ!らりるれろ!

固定費】110,000前後?(これを押さえるのが倹約の基本)

<生活系>

ハウス:7,000

ネット:4,000?

光熱費:7,000?

携帯:5,000?

・雑費:5,000?

生命保険等:?

交際費:10,000?(会社の飲みとか)

貯金:?

<車>

・ローン:40,000

駐車場代:25,000?(勝手に都内と想定)

・車周り諸費用:5,000?(燃料/保険)


変動費】20,000~(収入に応じて変えてもわりと大丈夫なところ)

・食費:20,000~40,000?(生活スタイル社食依存)

・服飾費:?

・おこづかい:?(書籍代は削らない方が良いといらんアドバイス)


スポット】時々資金繰りに致命傷を与えるw

<生活>

PC買い換え

冠婚葬祭:10,000~30,000?

旅行:?

<車>

車検:25,000?

タイヤ交換:30,000?

ボーナスローン支払:?


都内だと駐車場の影響できついかも?

あとは会社の安定性+食費/お小遣いを考えなさいな。

2009-03-24

http://anond.hatelabo.jp/20090323204405

運や偶然ではなく、実力だけで年収1000万に若くして到達した。という前提を付けると。

コネクションを使って、安く家を買っているし、

子供教育も万全で、自習だけで、東大に入るか、奨学金無料で私立はいるぐらいの勢い。だろうし。

妻は妻で、ケチじゃない倹約家。毎日の食事は美味しく、贅沢でもない。

贅沢なスーツも友人のデザイナープレゼント

米や味噌も、田舎の友人から安く分けて貰う。

って、事をトータルに考えると

夫が浮気でもしない限りは、年収1000万は使い切れない。

逆に、運と偶然任せの浪費浪費ならば、AIG破綻するぐらい無茶をヤッテも金を使がたりないとか、言うんだろ。

というの感じかと。

2009-03-21

http://anond.hatelabo.jp/20090321221626

平均所得が2万ドルってのは?

年間2万ドル?月2万ドル? 話しを見ると月2万ドル。月収約2百万で年収約3000万に届くの意味の事の様に読めるが

月収約2百万は日本人でもレアケース。なので、大多数がその経済力に届かないという前提の日本ではちょっと文意が通らない。

逆に、年間2万ドル。月収約20万 年収 約240万だとすると・・・。言いたい文意はあるていど通る物の、ちょっと修行僧っぽい。倹約感があり

まだ、もうちょっと、幸福感は上がるよね?と思う。無理じゃないけど、

家賃光熱費考えると。

年500~1000万ぐらいが、無理せず、平凡な家庭を平凡に送れる平均値だと思うよ。

年1000万以上あって、金が足りない金が足りないってのは、確かに、虚栄心というか嫉妬心というか、競争心にとりつかれすぎているというのは感じる。

2009-02-21

http://anond.hatelabo.jp/20090220184846

育児中は外出できず買い物もままならないので育児中に通販活用するのはもはや世の常識です。

増田倹約家なんじゃなくてただのケチ

まあそれより一番の問題は、増田に「嫁と仲良くやっていこう」という覚悟がないことでは?

離婚しようかな、なんて増田でぼやいてるようじゃね。そりゃ上手くいかないでしょうよ。

2009-02-20

http://anond.hatelabo.jp/20090220180955

益田です。

有利な離婚をしようとは思ってないです。

僕は会社経営していて収入も多くあるし、子供には金銭で苦労を掛けたくないので、

それなりの額を渡すつもりです。

(ただ、ヨメの無駄使いには正直ムカついてしまう。お金があるのと無駄に使うのは別。僕は割りと倹約家です)

出来れば親権ほしいけど、たぶん無理らしいし。

それでも暴言は録音するべきですか?

それよりも、やはり離婚ってのをしていいのか?って迷いがある。

昔の妻に戻らないかな?と思って、ものすごく努力しているつもりだし、

子供だって、ちょーかわいい。

でも、正直限界

うつ病とかなるタイプじゃないけど、なんかすっごいしんどい。

2009-01-07

http://anond.hatelabo.jp/20090107113827

単にお前が自分が耐えられる程度のヌルい苦しさしか味わったことがなくて、それ以上の苦しさに想像が及ばないだけなんじゃねーの、と思うが、それはおいといて。

ちょっとした気晴らしでもないと苦しさに耐えられないフツーの人のほうが、どんな苦しい生活にも気晴らし一切なしギリギリ倹約で耐えられる強靭な精神の持ち主よりもずっと多いだろ。

だったら、そういう人たちは普通に気晴らしはするだろ。暴れられるよりマシだと思うぞ。

2008-12-19

http://anond.hatelabo.jp/20081217155611

女はラクが出来て羨ましいらしいです。を書いた元増田です。

温かいほっこりなさせてもらえるコメントから、耳に痛いドキっとするコメントまで、いろいろ考えさせていただきました。

愚痴だらけとのコメント、ごもっともです。

言い訳させて貰えば、日頃の感謝の気持ちまで書き続ければ、ただでさえの長文が更に収まりがつかなくなりそうでしたので極力、割愛しました。感謝の気持ちは本人に伝え、ついつい身の内に湧き上がってしまう傲慢な気持ちの方だけに集中しようと思いました。「苦労自慢になってるよ」というコメントには、普段、自分が毛嫌いしている「私が不幸なのは全部他人のせいなのよ!ぷんぷん!」的な考えにいつの間にか陥ってしまっていたと、気づかされました。

また、男性男性があるが故の苦労については、日頃はてな周辺でよく目にしているので、私があえて触れる必要もないかなと思ってスルーさせていただきました。

愚痴だからこその増田じゃないか。

身近な人にこぼしたら、それは「あまやかしてくれ」「がんばってるって認めてくれ」ってそれこそただのエゴイズム自己満足。無言の強要

そうじゃないんだ。自分でそんなことはわかってるんだ。

でも、やりきれないもやもやは、どこかでこぼさなければ自分から毒になってあふれてしまう。自分が壊れてしまう。

だからそっと、増田

こちらのトラバコメの通りです。「そっと」なんていう可愛い内容ではありませんでしたが。

加えて、実生活で愚痴れば「そうそう、頑張ってるよ!」と迎合して言ってはもらえるでしょうが、それで溜飲を下げるだけでいいのか自分?と、思うところもあって。甘えたい。甘やかされたくない。どっちも本心で、その両方の言葉増田でなら貰えるのではないかと思って書き込みました。

「反応が欲しかった」という点では、「釣りだろ」っていう指摘を否定できません。

言って欲しいと望んでいた「頑張ってるね」の言葉も沢山いただけましたし、「ラクをしてもいいんだよ」という言葉には「ありがとう。疲れを感じたら、きちんと休みをとってるよ」とお返事させていただきます。覚悟の上でしたが「自分責任だろ」とのコメントにも、まったくもって反論できず、真摯に受け止めたいと思っております。「もっと気楽に要領よく生きてみては?」というお言葉も、普段しっかりと実践しております。食事をおごってもらったり、重い荷物を持って貰ったり…と、「女性であるからこその恩恵」も享受してきましたし、実家で暮らしているのがその典型で、頼れるところに頼ってます。自分に都合良く、そういった部分をカットしたのは、記事の内容がどっちつかずになりそうだったのに加え、女としての…いやいや、「自分自身のズルさ」が現れた結果です。

予想外に文章の優劣までに言及された時には、「うぁ、そんなトコまで注目するんだ」と、感心さえしてしまいました。

更にヒゲアルファブロガーまで釣れたのを知った時は、頭が真っ白になりました。

キター!弾さんストレート。炎上確定

このエントリーを読んで、何を一人で盛り上がっているんだろう、恥ずかしい…と、思っていたのですが、実際に自分の身に起こってみると気持ちがちょっと分かった気がしました。

浜ちゃんに突っ込まれた!

痛い!

ケド、嬉しい!

…みたいなミーハー気分だったのだと思います。

せっかく微妙に的を外してるものの、ありがたいお言葉を頂いたので触れさせて頂きます。

身内には言えない「頑張ってるね」もある

でも、そう言ってもらって、認めてもらったという気持ちになったかな?

なったと思いますよ(笑)

残念かつ幸いなことに、一番うれしい「頑張っているね」は、身内ではなく同志のそれ。身内といえど、どう頑張ったかの理解は同志には敵わない。(中略)

あなたの不幸、それは(元)夫にばかり、そして父にばかり、共感を求めたことではないだろうか。

「同志を利用」することを思い立てば、その同志を通して夫や父と共感できたのではないだろうか。

子供を育てていく、家庭を守っていくという点では、私は元夫を同士だと思っていました。

共通の認識を持って、一緒に頑張って欲しかった。家計が今どういう状況で、今の暮らしを続けていたらどういう状況になるかを知って欲しかった。

「いやいや、でも仕事に関してなら、畑違いの人間から言われても嬉しくないだろ?」って事なら、それでも、やっぱり「素直に嬉しい」と思います。

あぁ、気遣って貰えているんだな…と。

本当の意味で100%理解して欲しいだなんていうのは、さすがに傲慢ですし、無理な話でしょう。

大抵の人間自分経験したことしか実感できない。他の人の苦労や努力想像しかできないものです。

ただ、その想像すらしてもらえない。気にかけて貰えない気持ちが当時は言葉にならず、涙となって流れて元夫をうんざりさせてしまったようです。

そして

身内という共有結合を成り立たせるためには、他者という電子が必要なのではないか。

近しい存在だからこそ、距離感の取り方が難しい。私はこの部分が理解できていませんでした。

さすがはマッチョな人は、難しいことを考えているのだな…と、改めて痛感しました。

よく他のエントリーも拝読しておりますが、奥様に対するリスペクトが綴られていて好感をもっておりました。でも難しい言葉を並べたててないで、素直に「頑張ってるね」って言ってあげればいいじゃん。なんで出し惜しみしてんの?とも思います。

相手をいたわる言葉は、言って言いすぎることはありません。ブログで持ち上げつつ、実生活でも言ってしまえ。このオシドリ夫婦め。

悩み相談に男性は『解決策』を求め、女性は『話を聞いてくれる人』を求める。

そういった感覚の違いが、如実に現れたエントリーだったなと思いました。

それと感情吐き出すだけ吐き出して、慰めの言葉を貰えている内に黙って消えればいいのに、なぜ無粋にも戻ってきているのかというと

http://anond.hatelabo.jp/20081217173857

こちらの方のエントリーレスしたかったが為です。

読んでからしばらく腹が痛い。これはやっぱり男性のせいだろう。それ以外にあなたの怒りの持っていきばはどこにもない。だが、男性であるところの僕はあなた個人のために何もできない。憂鬱だ。


優し過ぎです!!!!

あなたが心を痛める必要は全くありません。世間一般の男性の罪?を、あなた一人が背負って苦しまないで下さい。

あなたは私に何もしてくれなくていい。私は私のやりたいように勝手に生きて、勝手に悩んで、勝手に怒っているのです。他の生き方も選べるのに、それを選ばなかったのは私自身です。私の責任です。

その気遣いをご家族や周囲の人たちへ向けていただくことで、私の前記エントリーは報われます。

どうか私の知らないところで勝手に生きて、勝手楽しみ勝手に笑ってて下さい。

その他、この場では取り上げきれませんでしたが、応援や慰め、お叱りの言葉ありがとうございました。気持ちが落ち込んだときには、いただいたコメントを読み返して励みにしたいと思います。

優しいコメントは瞬間的に心が温まり、厳しいコメント時間が経つにつれ身に染みていくのを感じました。

大人になると、ダメな事を面と向かって「ダメ!」と言ってくれる人が少なくなるので、本当にありがたいと思いました。

そして、最後に。

このエントリーを書いた後、コメントを読んだ後に気付いたことを書きます。

私は「優等生自分」が好きでした。離婚するまで、私は「父の自慢の娘」でした。

今、その地位が揺らいでいるのが怖い。だからニュース一般論に過剰に耳を傾け「父の考えは古い」「世間ではこうだ」と世間的に認められることで、父に認めて欲しかったのだと思います。

父は戦後の生まれで、物も食べ物もない時代を生き抜いてきた人です。幼い頃から新聞配達をして家計を助け、いつもお腹をすかせていたと聞いています。そして右肩上がりの経済成長期に努力すれば報われる。結果が出なくても努力すれば認めてもらえる。といった状況の中で、しっかりと堅実に仕事をこなしていきました。バブル期の世間が『イケイケドンドン』な浮かれ気分の時も倹約を貫き、ゴルフパチンコもせずに質素な暮らしを続け、定年退職した今も「年金受給者の身分で贅沢したら申し訳ない」と、テレビを見ながら細々と暮らしています。

ある時、「母と一緒に旅行に行っておいで」と旅費を負担する提案をしたのですが、母と共に頑なに拒否されました。「気持ちだけで充分」だそうです。結局、その時は折衷案として食事をご馳走することで落ち着きました。

母も幼い頃に父親(私の祖父)の借金を背負いながら、その事を決して語らず、その借金がなくなるまで働き、世間では「いきおくれ」となる年頃まで結婚しなかったそうです。大人になって親戚の人から聞いた話です。

父も母も「男だから」「女だから」という枠組みなしに苦労をし、そしてその苦労を人のせいにするでも、いじけるでもなく、ただがむしゃらに生き抜いてきました。

母は「嫁の苦労」を実体験しているので、私に「結婚しなさい」とは言いません。

私が子供の頃からの事ですが、夫婦喧嘩は必ず父の「誰のおかげでメシが食えると…」発言で終結します。もし両親が離婚したとして。父には当時稼ぎがありましたし、家も父名義ですから家事は行き届かないまでも暮らしていけたでしょう。しかし母は実家にも戻れず、住むところも働くところも困り、文字通りに暮らしていけません。その現実を突き付け、自分に反抗するなら出てってもいいんだぞ。と、意地悪く言う父に母は何も言い返さず。そして父の言い分だけが通る様子を私はずっと眺め続けていました。労働収入を得ないということは、こんなに肩身の狭いものなんだ…と、母の無表情になった横顔を見て育ってきました。どなたかのコメントで「保守的な考えを批判しつつも、本人がその保守的な考えに固執している」とありましたが、根本はこの部分にあるのだと思います。

そして大人になった今、私が母の擁護をすると「出戻りのくせに…」と、やはり突かれると痛いところをバシバシと突いてきます。父は真面目で偉い人ですが、出来すぎ故に弱い立場の人間を遠慮なく攻撃してくるのです。

父も母もどちらも苦労した。安定した暮らしを手に入れるという点において、父の苦労は報われた。でも母の苦労は?と、思うと疑問です。どうして二人とも貧しい思いをして、母だけが弱い立場のままいるのか。それは母が女だからだろうか。その気持ちが前回の必要以上に父を、そして男性を貶める内容となりました。

父の世代は努力が報われたのに、私の努力は報われない!と、いじけた発言をし、その私の努力とは比べものにならないほどの大変な父の苦労を評価をしたくなかったのは。母のことは好きだ尊敬してるいいながら同じ生き方をしたくないと思っているのは。

母の俯き黙った横顔が脳裏に焼き付いて離れないからです。

勿論、しょっちゅうそんな一方的なケンカをしているのかというと、そんなことはなく。週末は必ず二人で買い物に行くくらい仲の良い夫婦です。ただ父が定年退職してからは、顔を合わせる時間が増えたせいかケンカになる事が多くなってきたようで、その時は本当にどうしていいのか分からなくなります。母を擁護すると「出戻り。嫁に行け」と、火の粉がこちらに飛んできます。「父の自慢の娘だった私」は、もう結婚することでしか果たせない。でも私は多分結婚しない。

優等生でいたい自分と、母の横顔。

私はもう父が誇りに思うような娘にはなりそうもありませんが、だからといって無理矢理、父を貶める必要も全くありませんでした。

父にどんなふうに思われようと、父は私の誇りです。勿論、母もです。

これからはケンカになれば引き続き母の味方をしつつも、父の顔を立てられるように、うまくカスガイになっていこうと思います。むしろ孫である私の娘がその役を担っているようです。あと自立も引き続き頑張ります。

前回のエントリーを書いた直後は、答えのない悩みを書いて、私はいったいどうしたいのだろう。頑張るしかないか…と、思っていたのですが、思いがけず奥底にあった他の悩みと、それの解となるヒントを得たような気がします。

とりあえず、出ないと噂されていたボーナスも支給されましたので、両親には日ごろの感謝を込めて何かプレゼントを贈ろうと思います。父には痩せて貰う為にウォーキングシューズとか考えていますが、母は父に輪をかけてシュミがない人なので、本当にどうしようか、それが目下の悩みです。

初めて給料が出たときに花を贈ったら、花瓶にも入れてもらえず枯らされたので、別の何かにしたいと思っていますが…。「何か欲しいものある?」って聞いたら、普通に「洗剤」とか答えが返ってきそうだからなぁ…。

悩みは尽きません。

2008-07-23

せっかくなので聞いてみる

http://anond.hatelabo.jp/20080723032424

今までさしたる興味も無かったので、教義の全体像は初めて聞いた。個人的には、なかなか面白い解釈だなーと思った。物語的に。

で、ちょっと疑問。話を読んだ限りでの印象は、

「今の世界悪魔に唆されて出来た世界で、人間の自治は失敗しなければならない。だから、そこでの成功や幸せぶっちゃけ世界平和悪魔に与する事になる」

と、思えた。だから、

楽しくとか、優しく(隣人愛=一般的に言えば誰にでも友好的で優しく、かな)ってのが聖書メインテーマだと判断し

というのとは、本来的には相容れない気がした。

そこの所はどうなのかな?

実際は、当然そこまで直接的に繋がる話ではないから、問題ないのだろうけど、教義の根本が「この世は間違ってる」だと、まずいというか、どうしようもない気がする。

質素倹約とか貞操観念とか、そういう禁欲的な方向性を持つのは思想宗教として普通だから(強弱の問題はあるにしろ程度の問題なので)良いのだけれど、他者やこの世を根本的に否定すると、どこかで綻びが出ると思う。

そのあたりの世界観って、どんな具合なの?

結構、教義の根本部分だと思うけど、変容しそう?

2008-07-13

発言小町の「誰のおかげで飯食ってるんだ」的発言についての所感

感じるところあったので増田にかいてみる。ちなみに、自分も医者で30代前半で地方住まいで20代の彼女がいる。

結婚前の彼の一言に悩んでいます。 (発言小町

私28歳、彼30歳です。付き合って1年になり、先日、結婚した場合の結婚後のお金の分け方についての話をしました。

彼は医師で月の手取りは100万円ほどなのですが、家計に20万円、二人の貯金に30万円、彼の小遣いが40万円、私の小遣いが10万円にしようと彼が提案しました。

わたしは彼の取り分が多すぎると反論したのですが、彼は

「俺が必死で勉強していた間、男と遊んでいた君が、俺の収入に対し同等の権利を主張するのはおかしい。それに俺は女として一番価値がある頃の君を全く知らない」

と言いました。彼は女性とつきあったのは私が初めてで、私は彼の前に5年ほど付き合った彼氏がいました(そのことは彼も知っています)。

給料の配分などはどうでもいいのですが、彼のこの発言が頭から離れません。

彼はどちらかというと倹約家で、貯金は2000万円ほどあるということなので、結婚後の貯金目的で厳しめにこのようなことを言ったのかもしれません。

でもつらくて食事がのどを通らず、夜もあまり眠れません。

もし同様の経験をされた方がおられましたら、何かアドバイスいただけないでしょうか。

 同様の経験はないが、近ごろ、独立した3名の医師から、この医者が言ったのとおなじような発言をきいたことはある。こうやって嫁さんに反撃しろというわけで、うちの業界で流布しているのかもしれん。わたしがきいたのは、もっと直截的で次のような感じ;

君の人生のハイタイムは20代前半だっただろう、これからは女としての価値はさがる一方だ。逆に、自分はこれから医師としてキャリアも積むし、収入もあがる。どちらに価値があるかはあきらかだ。

 いずれもマジで嫁さんにいっているわけではないようだったが、完全に融和的な関係の中であっても誤解されかねない発言だろう。まして、結婚前の彼女にねえ。


 わたしは、この医者が、多くのレスで指弾されているように「お勉強ばかりして人間性がなっていない」とはおもわないし、はてなの人びとが揶揄するように女のほうがカネ目当てともおもわない。うちの業界人あたりはまろやかでも実際には亭主関白という輩が多いので、それにくらべるとこの医者は「合理的」な話しあいができるだけマシだとおもう。(ま、臨床医はリーダーシップが命だから亭主関白が多いのはしかたないんですけどね...)

 それでも、この医者の発言には賛成することができない。理由は3つある。

 まず、無常観が足りない未来ってものはそんなにコントローラブルじゃないとおもう。

 30歳で手取り100万というのは、同世代の医師としては上位1/3にはいる収入だろう(たぶん全体の中央値は月70万くらい)。わたしもそれくらいだったから感じはわかる。常勤にくわえて、かなり意欲的にネーベン(当直アルバイト)をかせがないと到達できない感じ。それだけがんばっているのだから、収入に対する強い思い入れがあるのだろう。実際、あとにでてくるトピ主のレスにはこうあった;

彼はお金に対する執着心は強いです。実家が貧しく、学生時代も奨学金アルバイトでやりくりしたそうです。医者になってからは親に仕送りもしています。彼の小遣いの大部分は貯金にまわると思います。以前に貯金目的について聞いたのですが、何かあった時、責任のとれる人間でありたいからと言っていました。

人は言葉では何とでも言えるからと。現在彼は月15万で生活しているようです(東北田舎のなので家賃は安く補助も出るようです)。その大事なお金について私が口出ししたからガツーンときたのだと思いますが、ガツーンが少々大きすぎました。

 おおー、わたしとまったく同じ生い立ち&現況じゃないか。他人とはおもえんよ、最後の一文を除いて。

 わたしもお金への執着心は強いほうだが、それは収入に対する執着だ。自分の両親の見苦しいケンカの9割は父親の経済能力の問題からきていたので、安定収入だけは死守せねばならんとおもっている(収入より大事なものもあるけどね)。

 しかし、支出はどうでもいいよ。奥さんでも親でもつかいたい人が勝手につかえばよろし。お金の遣い方に口をだされてガツーンというのは支出をも死守しようとしている姿だ。医者やってたら知ってるだろう、年収なんて、職場の異動により、ウン百万単位で増減する。人間何歳で死ぬかもわからんってこともよく知ってるだろう。医療制度改革医者の収入だって頭打ちだ。だからこそ支出をも管理したいって? いや、それはどうかな。

 わたしのモットーのひとつは「3年以上先のことは予測できないし、すべきでもない」である。この不確実な未来にどれほどの掛け金を積み増すべきなのか。収入は過去からの贈り物だが、支出計画は未来との契約だ。未来にそこまでの蓋然性をもつことができない以上、支出については深くかんがえても無意味だ。結果、いきなり貧窮問答歌になったってかまわないよ。医師免許があればいくらでも再起を期せる。安定収入に二度と復帰できないなんてことはない。医者業界のドブさらいみたいなアルバイトをたくさん実体験したわたしが断言する(笑)。奥さんだって働けるだろう。そんなわずかな時期と可能性にそなえるために目の前の楽しみを見棄てるなんてリーズナブルな発想とはおもえない。だいたい、わたしがかせいだカネは家族で利用されるべきものであって、わたしだけのものではないしな。

 栄枯盛衰生病老死はままならないわけで、わたしたちにできることは落ちぶれたときの腹をくくっておくことだけなんじゃないの。裕福でない家庭の出身であれば、しばらくパンの耳生活でも耐えられるだろう。現在の支出によって未来を律しようとするのは、神ならぬ人間の悲しい錯覚だよ。

(なお、そんなに収入があがりつづける自信があるんなら貯金なんて不要じゃん、という論理的な反論も可能だw)

 ふたつめは、女性のハイタイムは20代じゃないかもしれないということだ。若けりゃいいというものではないかも。

 ものごとには旬がある。とれたての甘エビはたしかに美味いが、サバは〆てから1日弱おいたほうが身がほどけて絶品になる。シイタケは乾燥させて熟成がすすんだころがいちばんうまい。なんでも新鮮なほどよいというものではない。

 女性ではどうか。さすがに、体験の相手として60代の女官をえらんだ光源氏の域には達していないが、20代前半こそ最高だという考えにはなじめない。30代男性の視点からいって、10歳も下とつきあうのは「めんどうくさい」という感覚が多数派ではなかろうか。精神年齢が同じくらいの人かちょっと上くらいがもっともしっくりくるようにおもう。もっとぶっちゃけた話、性的な深化は男女ともに30代くらいが最初のピークと推測されるので、若い女の子の利点はピチピチのお肌くらいかもしれん。それならソープへ逝け(by 北方謙三)ということである。ここまでは男性視点の話。

 さらに、女性の視点をふくめて書けば、人間としての変化はとどまることがない、というのがある。これは男女を問わない。若いころには若いころなりの良さがあり、年を重ねるとそれなりの良さが出てくる。四季にも春夏秋冬それぞれのよさがあるが、春がなければ夏はないし、冬きたりなば春遠からじだ。サバやシイタケの食べごろは1回こっきりだが、人間の見どころは四季のようにうつり変わる。要はいっしょにいてまだ見どころがあるというのが大切なのであって、それを決める因子群は年齢をこえたところにあるのではなかろうか。

 この医者はそこのところがまだ理解できていない。20代前半で女とつきあわずに勉強していたことは人生喪失でもなんでもないし、20代前半で彼氏がいた女性人生貯金をつかいはたしたわけでもない。だから、この28歳の看護師さんも、人生を否定されたような思いにとらわれることなく、はじめて女性とつきあった彼に人生の彩りをそそいでともに歩めばよいのではなかろうか。

 長くなってきたが、この医者の発言にうなずけない最後の理由は、彼のデリカシーの不足である。それを言っちゃおしめぇよというやつだ。

 夫婦のあいだで収入や社会的地位の差が歴然としてあるとき、そのミゾに対する配慮義務があるのは収入や地位の高いほうである。年齢や家柄についてもそう。医師医師でない人が結婚するときは、一般的には収入の差が大きい。そういうときは医師側は細心の注意をはらうべきだ。あほの子とかトドとか言うぶんにはただのケンカだが、「誰に食わせてもらってるんだ」的な捨てぜりふは相手の実存を否定してしまうことになる。そんなことは相手にもわかっているのである。でも、そこを衝かれると積み上げてきたものが崩れる。言ったほうと受けとるほうとでここまで重みが非対称な言葉もめずらしいのではなかろうか。そんなわけで、はてブの人びとが「カネ目当て女!」などと言うてるのはちょっと違う気がする。(特に看護師さんはいろいろな経済バックグラウンドをかかえていることが多いので、この種の決めぜりふはタブーだろうな。)

 いきなり私事になるが、わたしの彼女のよいところは、ケンカをしていても「致命的なひとこと」(あるいは捨てゼリフ)を回避してくれることだなあ。男女は別人格なので、あわない面もあればケンカすることもあろうが、致命的なひとことを回避して、あとはうまく収めてやっていけば、それなりに楽しめるような気がする。

はてブで指摘があったけど、源氏の初のお相手は葵の上じゃないかとのこと。すんません、勉強しときます。

id:ululun氏から妥当なコメントがあり、表題を修正。(22:07)

はてブで再指摘:"この女性価値が下がるうんぬんって、有名なコピペ"。へえ、そうなんだ。これ考えた奴は天才だな(悪い意味で)。(7/14 14:28)

医師でもこんな高給ありえないとの指摘ちらほら。そうかなあ。精神科の当直なんてまったく呼ばれずに一晩40k、週末2日で180kなんてままあるのだが。当直先えらべば月100は十分可能。ただ、世帯をもったあとにそれを維持できるとは思えないのは確か。(7/14 14:35)

2008-07-02

http://anond.hatelabo.jp/20080702221001

浅野真澄って声優が500万円の奨学金を去年ぐらいに全額返しきってたよ。倹約し続ければ、結構早めに完済できるんじゃないかな。

2008-04-16

出会い系サイトで冷やかし

出会い系っていうかほとんど援助交際希望サイトを冷やかすのが面白い。

援助交際女子高生ってイメージがあるけど、けっこう年のいった人が多い(サイトにもよるのだろうが)

素人を装った玄人(風俗の人)もいるみたい。

素人なら、動機は遊ぶ金よりも生活費に困ってるって方が一般的。とはいっても、倹約した上でどうしようもなくて…ってわけでもなく、「悪銭身につかず」のたとえどおり、右から左に流しちゃってるんだろうけど。

借金を抱えてる人もいるが、メールやりとりしてみると「そりゃ、借金も重ねるわなあ」という感じがする。社会常識がない。

「20万の借金があるから20万ください。20回やりますから、前払いで」なんて言ってくるのがいる。いくら好色金持ちだって、相手がタレントモデルでもない限りSEXにそんな金かけないだろうに。

「貧すれば鈍す」ってことなのかもしれないが、相手がどう思うかなんて気が回らないのかな。それで「いい人みつからない(泣」なんて言われてもなあ。

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