はてなキーワード: エロ本とは
いや、エロ本だよ?
表紙がエロ本だし、買ってみれば分かるけど、中身はエロ本、エロDVDだし、コンビニも陳列を区分して、18歳未満は売らない。
エロ本以外の何物でもないし、あれが「エロ本じゃない」という根拠は何一つない。
コンビニ以外の流通とは許容される基準が異なるので、よそでは「18禁」とすれば許される表現がコンビニ流通に乗せるためには許されない場合がある、というだけの話で、だからといってエロ本でなくなるわけではない。
「わいせつじゃない」とか「条例上の有害図書じゃない」とか「流通段階では『18禁』と分類されていない」というなら、まあ、議論の余地があるけど、エロ本であることからは逃げようがない。
個人的な見解だけど、コンビニ向けと書店売りのざっくりとした区分けはまずジャンル。
個々の過激度とかは、成年マークの有無も含めてまた別問題かな。
あとコンビニってひとくくりに言っちゃうけど、チェーンごと、エリアごとでそれぞれの判断(正直担当者の好み、価値観レベルも含めて)なのでグレーゾーンもあるよ。
地方の個人オーナーのコンビニは割と自由だったりすることもあって、書店でも奥の方にあるマニア誌が並んでるのを見たこともある。
追記
JKは嫌がられるって書いたけど、そういえばコンビニからJK風表紙、爽やか水着系表紙は「普通の雑誌のように見えて18歳未満が興味持ってしまう」「レジに持ってきても一見エロ本と気づかずスルーしてしまう」とのことで「間違いなく大人しか興味持たない」熟女系ならOK、とコンビニ本勢力地図がガラッと入れ替わった。という業界都市伝説を思い出した。
規制関連は営業とかトップが決めて、末端の制作現場には上からのお達しだけが降ってくるので、悲しいほど詳しいことはわからないし、出してもらうためには忖度の道しかないんだよね。
非エロの自由も同じくらい必要だと思うんですけど、なんていうか、非エロの自由があまりにも許されてなくない?
許されてなくても、私は非エロがいいんですけど。
いや、違う、私の周りのエロが、私の望んだエロじゃないから、だったら非エロのほうがいいと思うんだ。
ていうか、エロが、こちらの意思と関係なく迫り来る、嫌なら"死ぬ気で"逃れようとしなきゃ逃れられないものっていう現状が、つらい。
・追記
コンビニ向け雑誌の需要低下、または単なる企業戦略なら、千葉市長が同席しての会見には大いに疑問がある。今回の件はそもそも千葉市長の要請からはじまっている。ミニストップの市場規模の小ささを語る人もいたが、なおさら「市長との合同会見」を気にかけてもおかしくないのでは。
エロ本を何がなんでも置けという主張はしていない。子供への有害性、主に女性の不快感などの問題もわかる。店舗単位での判断がその解決策に近いと思うが、行政絡みの強行手段のような形は強く疑問なため、そのことを本文に書いた。
「エロ本」という呼び方は、今後何が恣意的にエロ本扱いされるかわからないという意味を込めて。「どう見てもエロ本だろう」と言われても、これまでは条例などの「公的な基準」で違ったのだが(それが絶対に正しいかは置くとして)、その公的基準を無視して、恣意的な判断が通ってしまった。問題はその点。内容が問題ならそれを改善するのに適正な手順がある。
現にセックス特集をする雑誌、セックスシーンの多い漫画をエロ本扱いする人も見受けられるし、そういう層は今回の件とかぶりそうに思う。また、お色気シーンのあるジャンプも不快だとして、ついこの間炎上している。その際お色気表現は「成人誌=エロ本」なみの扱いだと拡散されていた。子供が立ち読みできるこれらに加え、暴力シーンにも波及するのではと危惧する。
ズリネタの話題でだけ表現の自由勢力が活発になるというコメントもよく見るが、逆に言えばそれだけ多くの人の関心事と捉えられるのでは。オタやジジイの低俗なズリネタには味方しないがその他の表現では公正に戦う、という人に信用があるとも思えない。
・追記終り
ブコメ見ると不快なエロ本がなくなって清々した、ミニストップ最高、みたいなコメントあるけどさ。
今回の件って「エロ本じゃないものが不快だからという理由だけで売られなくなった」という話でしょ。法的根拠とかどうなってるのかわからないんだけど、ものすごく重大なことだよこれ。だから表現規制反対派は怒ってる。
エロ本じゃない、の意味がわからない人も多いと思うけど、コンビニは規約で一般的なエロ本、本屋で暖簾の向こうに配置されるような本を置けない。そもそもエロ本ならそういう措置をとらないと条例違反になる。青少年健全育成条例とかそういうのね。つまりコンビニにあるエロ本は類似図書類で、そういう本とは違う扱いの一般的な雑誌なのだ。
あれがエロじゃないのはおかしいと言いたくなる気持ちもわかるけど、それは出版社と都道府県各自治体の判断なのだから仕方ない。ちなみに年齢規制されてるのはコンビニ側の自主規制に過ぎない。他の18禁とは全く違う意味合い。
つまり、今回の件は法的にエロ本と見なされない雑誌が、手続きすっ飛ばして行政からの圧力(と言ってもいいよね)によって撤去されたという話。これすなわち表現規制でしかないんだけど、その重大さが伝わってないように思う。
コンビニでそういう本は買わないし、元々不快に思ってたし、という人がいるかも知れないけど、次は規制の矛先がどこに向くのかわからないよ。青年漫画誌や週刊誌にだって卑猥な表現はあるし、女性誌にだってある。法的根拠なし(に思える形)で、行政側からこういう処置が取れるという結果が出てしまったら、この先どうなるかわからない。
不健全図書に指定されるまでもなく、不快だからという理由だけで本を書店から撤去できるようになるかも知れない(人それぞれの見方はどうあれ法的にコンビニ雑誌はエロ本じゃないのだから、つまり理屈上はそうなる)
女性はコンビニエロ本を見るたび〜という話もあって女性の意見も目立つが、じゃあ書店にある女性向けのエロ関係の本はどうなるだろう?
書店にだって子供は来るし、書籍とは本来知識を得るためのもの、教育的であるべきだなんて親も多そうだ。そういう人たちはBLなんて有害なものを子供の目につく所に置けてしかも年齢規制なしに買えるなんてとんでもないと文句付けそうだし、女医が教える気持ちいいなんたらなんてのも目くじら立てそうだ。問題なのは、今回の件でこれらの下らない意見に確実に反論しにくくなってるんだよ。
青少年の健全な育成に不適切だとして、青少年健全育成条例に違反してもいないものをさも有害かのように一般の場から排除してしまったんだから。それを応援してしまったんだから。
エロ本が排除されたんじゃないよ。エロ本じゃないものが排除されたんだよ。
その意味をもっと考えて欲しい。この件でスッキリしたとか言ってる人、あんたらが受け止めてる以上に、これは表現界隈にとって重い出来事なんだよ。
喝采送ってる人、なんでエロが表現規制の最前線なのかもうちょっと考えてくれ。あんたらが自由に表現を楽しめるかどうかは、実はあんたらにとって不快でしょうがないエロというものにかかってるんだよ。
参考
https://anond.hatelabo.jp/20170316003106
今日は増田が賑わってたみたいだけど、コンビニエロ本論争とロリコンのせいなのかな?
せっかく増田はキーワード一覧https://anond.hatelabo.jp/keyword/ が出せるんだから、ついでに日毎のキーワード一覧メニューがあるととっつきやすいかも。
強姦、強姦殺人、痴漢、痴漢冤罪、職場セクハラ、保育士性犯罪問題、教員性犯罪問題、介護現場セクハラ問題、児童ポルノ、コンビニエロ本、盗撮、妊娠中絶、おじさんLINE、AV強制出演、枕営業、不倫、性風俗、童貞という概念
パッと思い付くだけでこれが全部なくなる
繰り返されるコンビニのエロ本論争を見てはっきりした。コンビニのエロ本は有害である。よって対策が必要だ。
具体的にはコンビニのエロ本を見るだけで、一部の人に以下のような害がある。
1.自分が嫌悪しているだけのものを社会全体にとって不適切であると勘違いする。
2.過度に攻撃的になる
以上のような害があることは誰の目にも明らかである。
コンビニエロ本を買うのに身分証を求められる三十代が登場してるし、明らかにギリギリ越えてる
外人連れてきてエロコーナーみせてこれは全部日本では全年齢向き雑誌ですとか言ったらクレイジー扱いだろ
スポーツ新聞は全年齢に売れるけど、エロ写真表紙で中身はエロオンリーの本を全年齢OKにして売ってたら頭おかしいじゃん
撤去させる大義名分として、「子供や家族連れへの配慮から」という建前らしい。まあ、推進派(特に女)の本音としては「男に性欲は存在しないものだ、という価値観の社会にしてやりたい」と言うものなんだろうけど。私が気になったのは、子供と家族連れを理由にすれば、自分の嫌いなものを撤去させる正当性を持たせることができる、前例を作ってしまったことだね。これだと、他にも色々な事に応用ができる。
1.タバコ:子供が吸いたいと思うかもしれないから、店内から撤去しろ。
2.競馬新聞:子供が将来ギャンブル依存症になるかもしれないから、撤去しろ。
3.女性雑誌:美人を過度に賛美する女性雑誌は、当然撤去しろ。
他にもあるかな?
出版社は18禁にならないように規制の範囲内でエロ本を作って、店側も義務とかないけど自主規制としてビニルで包んだり「成人向け」コーナーを作ったりしてるわけですよ。
次は「18禁じゃなかろうとエロ本なんだからダメ!」という方向に行きそうけど
「教育に悪いから18歳以下の閲覧が禁止されているんだよ」という論理を持ち出したのはそちらだから、
子供に見せてはいけない理由を別のところに求めなきゃいけないですよ。
よろしくお願いします。