はてなキーワード: 国益とは
これまで100年くらい国益を損ね続けてたってこと?
もちろん、「人権」という人類普遍の概念の前では日本の国益なぞ二の次だ、という政治的スタンスも自由だけど、それでも「勝ち負けに関心はない」くらいに留めておけばいいわけで、あえて「日本が勝って残念」まで言う必要はないわけですよ。
人権という人類普遍の概念の前では日本の国益なぞ二の次だという政治的スタンス、という認識が既に間違ってるよ。
この種の政治家は人権尊重こそが究極的あるいは長期的には日本の国益にかなうと考えている。(私も概ねそう思う。)
だから、間違った道を進んでいる日本が敗戦を機に軌道修正するのならその敗戦は喜ぶべきことであって、軌道修正の機会を逸するのは残念ということになる。
しかし、サッカーの勝敗なんぞで人権思想の帰趨が決まるというのは甲骨占い時代の政治観であって、元ネタの共産党地方議員は愚か。
ナショナリズムに対するスタンスは個人についてはその通りと思うんだけど、曲がりなりにも国政政党の看板背負ってる議員の発言でしたからね。
「国政政党の議員なら少なくとも日本代表に負けてほしいと公言すべきではない」
というものですよね。
もちろん、「人権」という人類普遍の概念の前では日本の国益なぞ二の次だ、という政治的スタンスも自由だけど、それでも「勝ち負けに関心はない」くらいに留めておけばいいわけで、あえて「日本が勝って残念」まで言う必要はないわけですよ。
そのような文脈での「日本が勝って残念」発言に対して有権者が、「その溢れ出る日本disのパッションはどこから湧いてきてるの??」と疑問に思うのは、そんなに不当なことではないですよね。
増田が理想としたように、もし羽鳥議員が熱心なドイツサッカーファンで政治とサッカーを綺麗に切り離した上での発言であれば、何の問題もないのだろうけど…
「これはゲームじゃない、リアルな戦争なんだよ!冷笑で応えてネットの向こう側に押しやっても、この戦争は消えて無くなったりはしない。解決策はただ一つ、ロシアを完膚なく叩き潰すことだ。分かってるんだろう?お前たちは現実を誤魔化しているって。さぁ、早くウクライナと共に戦列に並べ!」
真面目な話をすると、今さら「メンツを守るためにウソをつく」なんてムーブをするとは考えにくいんだよな。そうではなく、多少レピュテーションリスクを負ってでも、この「他国に戦争が漏れ出している」状態をうまく活用して軍事介入を引き込みたいと思っている可能性は大いにある。もしこの推察が当たっているなら、あれは、西側陣営に対する一種の脅迫だということになる。
確かに、粘り強くやれば最終的に勝てるかもしれない。しかし、当たり前だが、この自国民が石臼で轢き潰されていくような状況を何年も続けたいとは全く思っていないだろう。それをやればさらに膨大な人命が損なわれ、戦後のウクライナはボロボロになり、最終的に他国の政治的経済的傀儡に落ちぶれることは目に見えている。
別にオレは「参戦すべきだ」とは思ってないよ。どれだけ悪罵されようとね。ウクライナを緩衝国として扱うのは西側陣営の国益に叶う。ただ、我々とは利害が根本的に異なるのだ、ということは念頭に置いた方が良いと思っている。いくら口先で「我々はウクライナと共に立つ!」と言っても、相手がそれを信じているかは甚だ疑問だ。