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はてなキーワード: 冥土とは

2018-05-11

anond:20180511144518

魔法少女類似物質の一例

魔法

魔法熟女魔法少年魔法青年魔法キノコ魔女魔女っ子含む)

宗教少女

シスター巫女陰陽師

③変身系

怪盗少女ナースエンジェル魔界天使、まじかる冥土

これらはアレルギーの出ない代替物になるか、それとも交差反応を起こすのか?

追記:変身系にまじかる冥土を追加しました。魔法系に魔女を追加しました。(魔法少女魔女っ子は違うとクレームが入ったため)

2018-02-14

逆走じじいに「どいて!どいて!通路ふさいでんじゃねぇ!」と叫ばれた

イ○ーヨーカドー会計後に荷物をまとめてた。

妊婦さんが買い物カートベビーカー持ちで近くに居たので

ぶつからないように荷物をつめるところに持って行った。

私が行った所は「会計後の人が集まる場所」で

通り抜けるにはセルフレジ、またはレジを通らないといけないから逆走は出来ない。

そんなことする奴いないと思っていた。

荷物を袋につめていると、急に一緒に来ていた母に引っ張られた。

「どいて!どいて!」と叫んでいる方向をみると、じじいがカートを押していた。

1人しか通れない、会計後の人しか通れない道を堂々と逆走してきた。カートを杖代わりに歩いてた。

(ちなみに、会計前の人が通る道は近くにちゃんとある

まりのことに驚き、ポカーンとしていると

通路塞いでんじゃねぇ!」と怒鳴られた。

母が言うには、じじいが叫ぶよりも前に私を引っ張ってどかしたらしい。

「叫んだこのジジイ何?(キチガイ!?)」

「叫ばれた子かわいそう」という周囲の空気を一身に受け、いたたまれなくなった。

じじいはつぶやきながら歩いていった。

母は「たった数歩の道なんだけど、歩くの辛いんだろうね。でも自分で買いに来て偉いわ~」という

聖母のようなコメントを残したが、その間私は

「あー、これが老害ってやつか。年上が偉いとか思い込んでそう。

 ネットでの注文が出来ないから買い物きてるんだな、あー!カワイソウ!!!」

と考えてた。無償の愛を与えてくれた母よ、あなた聖母でしたか!!

とりあえず、じじい。お願いです。逆走だけはやめてください。

冥土土産も無いままに、真っ先に向かってくださいね。よろしくお願いします。

2018-01-22

anond:20180122082217

冥土土産は、その意味からすると、こっちの名産でなくて、あっちの名産品を持ってくるべきだと思う。ゾンビになって蘇る時に。

冥土土産ってなにがおすすめですか?

東京に住んでるのですが、やはり東京バナナがいいでしょうか?

食べ物系より物のほうがいいですかね?

2017-06-27

棒銀って強いんだっけ

https://anond.hatelabo.jp/20170626192037

こんばんは、id:sugimurasaburo さんからIDコールいただきました。ありがとうございます船橋海神id:cj3029412)です。本職はねこちゃんの保護趣味ブログで嘆くこと、在野で中世古文特に助詞助動詞研究を行っておりますキャッチフレーズは「(´;ω;`)」「でかいです」。将棋も大の好物です。

以下は私の私淑する大野晋先生およびその決定的名著/集大成であらせられますところの(敬語誤用)「岩波古語辞典増補版」(2016/1/12補訂版第23刷)に依ります

よろしくお願いします。

けりの基本性質=回想の助動詞

加藤一二三という男、ありけり」を訳してみましょう

(A)~(D)は上の引用解説を便宜的に分類した符号。【訳】は私のもの(一部、戯れ)です。

失礼かどうか

元増田氏の理解(「加藤一二三という男がいたそうだ」)(「伝聞の過去」になるんじゃないだろうか?)とは少うし違いますけれど、私も第一感、失礼…というか、そんなに遠い昔の話だっけ、という印象です。端的にいえばアホバカクズ受信料払わねえぞと申し上げています

現代語に残る「けり」

ちょっと一休しましょう)ちなみに、この日記に私が付けたタイトル「強いんだっけ」の「け」がそうです。「けり」の「り」が落ちました。

もし強引にありえるとしたら

米長邦雄永世棋聖くらいでしょう。米長先生が戯れに「加藤一二三という男、ありけり」とおっしゃる、これはありえます。「君たちは知らないだろうが、私もいま思い出したのだが、加藤一二三という男がいましてね」あるいは「あら、こんなところに加藤さん、(ずっと)い(らっしゃっ)たんですね(気づきませんでした)」。しかしこれも(ジョーク以外では)無理がありますね。ありえるとしたらかなり特殊な状況ということです。

(参考) https://www.youtube.com/watch?v=pr6-Bv3RVTw

場合によりけり」の「けり」

https://anond.hatelabo.jp/20170626193212

トラバ増田氏、慧眼です。古文研究をやっていてよかったなあと思う瞬間です。筋違いながら御礼を。

ネットスラングの【場合によるんだ(よ)なあ】で訳すのが一番しっくりくると思います。(過去)回想/気づきの原義は退き、(自分も気づいた)から同意/強意/念押しのニュアンスが全面に出てくる、その変化点が味わい深いですね。ちなみに、この線でお題の「加藤一二三という男、ありけり」の出るような状況を無理やり設定するとしたら、棒銀のことを話題にしているのにスレのだれも加藤先生のことを話題に出さない。そんなときに【加藤一二三という漢がいたんだよなあ】と、誰かがきっと書き込むでしょう。例えば、そんな感じです。これも、やっぱり例外的ですね。

まとめに代えて

「けり」は、幅の広い、陰影に富む助動詞です。それを、おそらく伊勢物語から(あるいは、伊勢であることすら忘れて何となく)「昔、男ありけり。」をただ引っ張ってきてNHKは使ったのではないか想像します。ここから物語論範疇ですが「昔、~けり」とやると、一気に作品世界が遠い昔/架空物語に飛ぶ。その効果を古人はよほど気に入ったのでしょう。いろんな作品が「昔、~けり」を使っていますNHKはさすがに「昔、」とやるのはおかしいということまでは感じた。ならば、もう一歩、脚を止めて考えるべきだったと思います

  • 降る雪や明治は遠くなりにけり(草田男、昭6)

お粗末さまでございました。

追記:翻って元増田氏へ

「けり」の思い出し(回想)効果は、いちど忘れていたことが前提になります。いま、加藤一二三先生のことを忘れてしまっている人はいませんね。ですから失礼というのは正しい直観だと僕は思います

「けり」を使うくらいですから、7/1のNHKは「神武以来の」と形容されたデビュー当時の、みんなが直接体験過去としては忘れてしまっていたところにフォーカスするのでしょうか。あるいは第19期名人戦大山康晴先生こてんぱんにやられたことを加藤先生述懐していただき秘話を発掘するといった「気づき」があるのでしょうか。よもや、升田幸三米長邦雄冥土鷺宮から召喚するのか。期待しないで待ちたいと思います

いずれにせよ、今回、元増田氏が感じたような、現代人の古語の扱い方に対する「もやもや」は、古語研究もっとも大切な礎の1つです。ぜひ今後とも大切になさってください。楽しかった\(^o^)/

2017-05-13

漫画

あなた今ご自分が何してるか分かってますよね」

「!!」

「よろしい 次の駅でおりまひょか」

!!!!!」

たっぷり仕込んでやりますわ お返しでっせ」

!!!!!!!!」

冥土土産名刺頂いてもよろしいかしら」

!!!!!!!!!!!」

時間ゆっくりと流れていくでしょう」

?????」

「ほら ここが駅だよ あんさん人生の終着駅」

!!!!!!!!!!!!!」

「いきまひょか」

はい・・・

2016-11-06

http://anond.hatelabo.jp/20161106035228

仏門に入るのはどうでしょう

あと、男子修道院なら男性ばかりで楽しいかもしれませんよ。

俗世から離れての修養の世界に没頭するのは、

冥土のいい土産になりそうですよね。

2016-03-11

あたまをぽんぽんってしたい

冥土土産に生牌切って来て「お前これ鳴くだろ」って言われて「べつに鳴いても鳴かないでもいいんだからね」って返事しときながら

やっぱり誘惑に勝てなくてポンしたら下家がもう1個の対子の牌ツモ切りして四暗刻テンパってたじゃんて思ったところでロンロンってしたい。

http://anond.hatelabo.jp/20160228022642

2016-03-09

http://anond.hatelabo.jp/20160309004301

日本冥土に行けない地縛霊、もしくは元々そこにいた八百万の神

欧米→魔界からやってきた悪魔かそれに乗っ取られた人

みたいな感じだから

遊星からの物体Xエイリアンみたいな

宇宙人(天空人)に乗っ取られたり寄生されるものだとか

ゾンビホラーの、疫病によってクリーチャーに変化する

という発想なんかも極めてカトリック的だと思う

2016-02-18

もし日本の政治家が韓国女子学生の30%が援助交際をしているなんて妄想発言したら国内からも総バッシングで即辞職、その後も他の職についた時も延々言われて自殺に追い込んで、訃報ニュースにも冥土土産とばかりに言い続けられるレベルなのに、対して問題にならなかったなアレ。

2013-08-08

顔もすっきりしてきて、愁いを含んだ感じの表情になってるし

飲み屋で逆ナンでもされないかなぁと夢想しているけどされない。

いいよ、そのうち、ナースさんに冥土土産エッチをねだってみるわ。

http://anond.hatelabo.jp/20130805202131

2012-01-07

プログラマなら「ご冥福をお祈りいたします」を気軽に使うな

近年有名人などが亡くなった際に、亡くなった方の属する宗教宗派が分からないのに、気軽に「ご冥福をお祈りいたします」というフレーズ掲示板コメント欄などに書き込む人が多い。

ぶっちゃけ、よく怖くないな、と思う。「ご冥福」というのは、単純に考えれば「冥土での幸福」ということなのだから、「冥土」が定義されていない宗教では未定義になる。あるいは、「冥福」より広く解釈して「死後の幸福」という意味で使ったとしても、「死後は必ず幸せになれる」という教義の宗教場合は、心配しなくてもいいことを祈っていることになる。空文と同じだ。

というわけで、未定義エラーまたは空文になる可能性の高い「ご冥福をお祈りいたします」という言葉は、慎重なプログラマなら避けるべき言葉である。「ご冥福」などという教義依存環境依存)な言葉を持ちださなくとも、「謹んでお悔やみ申し上げます。」に言い換えれば良いだけの話だ。

プログラマとしての自負があるのであれば、「ご冥福をお祈りいたします」は気軽に使うべきではない。

2010-01-01

門松冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」一休宗純

人は誰しも死への旅を続けている。

せめて、新年を迎えられたことを喜ぼうではないか。一時の夢を見ようではないか。切ないことかもしれないが。

無事新年を迎えられたことに、生きていることに、おめでとう。

2009-12-15

恋愛テロリスト

 彼女との関係がぷっつりと途切れたのは、秋の連休のまっただ中で、それも告白をして欲しいという要望に応えた直後だった。告白に失敗したのだろうと言われれば、まったくのところその通りで、彼女のなにかに達していなかったことを突きつけられて、愕然とした。

 あなたはもう1人のわたしに浮気している、と彼女は言う。

 ぼくの告白が、彼女ではない部分に対してされているのだといい、電話を一方的に切り、電源を切り、それから逃げるように電話番号まで変えてしまう。それは疾風のようなはやわざで、のんきなぼくがあっと口を開けている間にすべてが済んでいた。

 嵐のような撤退劇。

 無音になった携帯電話をにぎった右手をあわてて放す。

 あちっ。

 友人には短大生の彼女とのやりとりがあることはばれている。

 社会人になってもう何年も経つのに、ついさっきまで高校生だった子を口説くなんて犯罪じゃないかと、友人は笑って言う。

「うるさいな、仕方ないだろ、なりゆきでこうなっちゃったんだから」

「惚れてるの?」

「うっさい」

「じゃあ、あれだ、きっとどこか問題がある子なんだ」

 問題じゃない、心の傷。

 そうぼくは反論するが、仲間内ではぼくはメンへラーハンターということになっていて、そういう子を見つけるとつい手を出してしまうことになっている。手を出すといってもなにか対価を求めるわけではなく、ただ単に話を聞いたり、問題を解決したり、足りないものを足したり、そういうことをする。

 さとしたり、なだめたり、たのしませたり、いっしょに哀しんだり。

 そうやって元気になっていく姿を見るのが、ぼくは好きなだけなのだと思う。

 だけど、その心の傷の周りには、地雷のようななにかが埋まっていることが多く、うっかりそれに触ると、大やけどをすることになる。

「それで、どんなの子なの? その短大生」

 興味半分に聞く友人に、ぴったりの言葉を探す。

テロリストかな、ひとことで言うと」

 彼女と出会ったのは叔父のささやか個展で、芸術短大生だとなのる彼女は、叔父の作品を見て端的に批評した。

 その剣幕に叔父もぼくもあぜんとしていたが、なにか切羽詰まったように批判する姿はそれでも心に残った。

「ひどくないですか? 最近日本アート界って」

「うーん、まあ、そういう見方もできるね、でも、あまり変わってないよ」

 叔父はぼろくそに言われたにもかかわらず平然と答える。

 あとで分かったことだが、彼女自分に主導権がないと極度に怯えるらしく、そのときもしきりにマシンガンのようにだめなところを語って帰って行った。

 彼女が帰ると、またもとの閑散とした個展に戻り、ぼくはほっと息をついて聞く。

「つらくないの? あんなに言われて」

 叔父はああとつぶやき、まばたきをして、答える。

「でたらめなんだ、あれ。たぶん彼女真剣に絵を描いたことがないんだよ」

 叔父の話を総合すると、彼女の話はたしかにうなずけるところもあるが、話の80%ぐらいが憶測で話されており、それを指摘しようにもあのマシンガントークの中では、それを断念せざる終えないとのことだった。

「きっと批評に熱中するあまり、絵と向き合うことを忘れているんだ。どんな絵にもいいところはあるのに」

 彼女のその批評は、周辺の個展でも繰り広げられたらしく、知り合いにそれとなく尋ねると、ああ、来たねと話が弾む。

「正直閉口したよ、いくら学校課題だからって」

「なんでも短大の有志であちこちの個展批評して回っているらしいね」

「まるで、ゲリラ活動というか、絵を見に来ているのか、相手をけなしたいだけなのか、ほんとさっぱり」

 そんな彼女の航跡を追い、話の断片を集めているうちに、次第に彼女の全貌が見え始める。

 家族の問題、あまり幸福ではない過去、つらい記憶

 まあ、よくある話。

 ぼくが追いかけてきた心の傷たちには、つらすぎることが多すぎる。

 そんなものたちに囲まれていると、自分の周りのいいところが見えなくなる。

 なにもかも世界がまるっきりだめなものに見えて、いっそ破壊してしまった方がいいのではないかと思えてくる。

 それは分かる。

 ぼくもテロリストだったことがあるから。

 ぼくのテロリストとしての最盛期はたぶん彼女と同じぐらいの時で、なんでも世界中破壊して回った。そうやって破壊していく自分がなにかかっこういい気がして、まるで、不良高校生のようにいきがって見せた。

 といってもそれは実際に破壊したわけではなくて、その世界本質を知りたくて、なにもかもをぶっ壊してみたという感じに近い。

 たとえて言うなら、ウェディングケーキ

 幸せ結婚式場に乗り込んで、その甘ったるいクリームに両手を突っ込んで、中になにがあるのかを掴んでみようとする。クリームだらけになって、気持ち悪さに眉をひそめ、それでもその真ん中に、鉄の心棒が入っているのを掴んで、ゲラゲラ笑う。

 しかしそれは醜悪なテロリストであるにすぎず、他の人が踏み込まないタブーを侵しているから他の人にできないことができていたにすぎない。

 たとえばプラスチック爆弾を使う、カラシニコフを使う、火炎瓶を使う。

 なぜ他の人が使わないかは明白で、それを使うことが、本来であればたいせつな守るべきものを破壊してしまうからだと、ぼくは気付かなかった。

 颯爽とした自由を感じていたつもりが、それは単なる自損行為だった。

 そうやって鋭さをむき出しにして、なにもかもを破壊して回って、悦に入っているうちに、自分を包み込んでいたすべてを破壊してしまったことに気付く。鋭い刃のほとんどは自分の心に向かって突き刺さり、自分自分の息の根を止めてしまうに至る。

 それがテロリストの末路。

 だから、彼女を止めたくて仕方なかったのだ。

 きみがそれを破壊しても、破壊された人はなんとも思わないよ?

 彼らは自分たちのやり方で、自分たちの幸せを作り上げ、作り方を知っているから、破壊されてもまたすぐに作り直してしまうよ?

 結局壊れるのは自分だけだし、そのネガティブだけに染まって生きるのは危険だよ?

 ぼくはもう耐性ができてしまったから、なにをしても心配がないのだよ?

 しかし、ぼくは思うのだ。

 あのテロリストだった頃のぼくにそれを言っても聞いただろうか、と。

 彼女とふたたび出会ったのは半年もたった後のことで、叔父が個展を開くというので、開口一番に手伝いに名乗りを上げた。

 案の定、彼女個展が開くなりやって来て、例のマシンガントークをはじめようとしたので、ぼくは止めた。

「ねえ、こうしませんか? その批評に、他の人の批評も加えませんか? 叔父の絵を、個展に来る人はどう見ているのかを聞いてみませんか? ここで静かにそれを見ませんか? 礼金は払うので」

「だって、小さなたこつぼのような、マニア集団なんでしょ?」

 叔父を見ると、にやっと笑う。

「はがきは二百枚は出したかな」

「じゃあ、来るのは五十人ぐらい」

 それは取るに足らないと彼女が考えているのは明らかだったが、そのたこつぼの正体を見ることには同意してくれた。

 それからというもの個展開催中の1週間は毎日のように顔を出し、そして普段の激しい様子は出すことなく、猫をかぶったようにその成り行きを彼女は見つめた。

 個展と言っても1日に数人来ればよいような閑散としたありさまで、叔父はそれをのほほんと受け止め、コーヒーを入れて、陽光を気持ちよさそうに浴びていた。3人に会話はほとんどなく、あってもちょっとした細々とした用事に必要な会話だけで、静かに漂うような時間だけが過ぎていった。

 たまに来るお客には叔父は丁寧に接し、一時間も二時間も親しげに話した。

「これじゃあ、たこつぼどころか、単なる仲良しサークルじゃない」

 珍しく彼女が言うので、ぼくはあきれて言う。

「まあ、そんなもん。ずっとそうだよ」

「え? でも、上手いよね? 少なくともいま売り出し中の××よりは」

 ぼくはぎょっとして彼女を見る。

 その純粋な瞳がぼくを射る。

(この子はいったいなにが分かってなくて、なにを知らないのだろう?)

 叔父がのんきに言った。

「上手い下手ぐらいはさすがに分かります、本業ではなくても、画家ですし」

「じゃあなんで?」

 叔父はのんびりとコーヒーをすすり、言う。

「これが気に入っているのです」

 結局のところ叔父の個展で売れたのは20万の絵がひとつで、老人ホームに入るおばあちゃんが冥土の土産にと買っていった。

 水曜日に来て、土曜日に買いに来た。

「夢に出てきちゃってねえ」

 などという。

 叔父はそれを快く譲り渡し、お金を貰って、ほっと息をついた。

「これがこの個展目的だったんですよ、画家冥利に尽きます」

 彼女がどのような感想を持って帰って行ったのかは、実のところいまでもぼくは知らない。しかし、叔父は彼女携帯電話を忘れていったことに気付いて、それをぼくに渡す。

 叔父は言う。

「それが目的だったんだろう?」

 正直そういうところをずばずばついてくる叔父は、苦手な部類に入った。

「うっさい」

 まだ、地下鉄駅には徒歩ではたどり着けない時間だった。

2009-10-25

老人死すべし

全国のおじいちゃんおばあちゃん、そして団塊世代の皆さん、

ごめんなさい、早く死んでください。

この国の平均寿命は、あまりにも長すぎる。

理想平均寿命は70前後だと思うんだ。

冷徹までにそう思うのは、国民というのは国の血液なわけで、

血液循環を早くすれば、今の日本で起こっている問題がすべて解決すると考えるからだ。

長生きしなければ、現役引退後の福祉だの年金だのお金に悩まされなくていいし、

雇用だって給料の高い年配がいなくなれば、若い人に雇用が生まれるだろう。

政治だって、あんな冥土の土産で大臣になれました的な人事にはならないだろうし、

そもそも政治って永久責任なんだから、

先の長い若い人にやらせた方が、責任ある仕事をするはずだ。

この先長くないとわかってる人に政治をやらせる意味がわからないよ。

お金を持っている老人や年配者がいなくなることでの消費問題?

そんなの全然問題にならないと思うんだ。

人は長く生きると思うから貯蓄に走る。

70前後で死ぬなら、現役時代から消費力は今よりも上がるだろうし、

年金だって長く生きないんだから、国は易々と供給してくれるはず。

わけわからない自論を展開してごめんよ。

今の日本を作ってくれた先代達には感謝している。

でも、今の日本を苦しめているのもまた彼らだ。

だからごめん、早く死んで。

2009-07-30

http://anond.hatelabo.jp/20090729164446

俺の場合、いまの彼女は四人目で、1人目はお互い何となく付き合い始め、3人目は相手から告白され、残りの2人は俺から告白したんだが、俺が好きになったその2人はどちらも、増田の言うところの「アイドルみたいな好きになり方」だった。むしろそれ以外の好きになり方は体験が無い。俺から告白したのではない2人のことは最後まで「好き」にはならなかった。話とかは合ったし気遣いもできたけどな。

俺ももう30代だからそんなに新しい恋愛もできないと思うし、いまの彼女とで幸せだ。冥土のみやげに「アイドルみたいな好きになり方」の他にどんな好きになり方があるのか教えてくれ。

2009-07-28

絶命シソーラス

わりと直接的に。

  • 死ぬ
  • 絶命する
  • 逝く
  • 亡くなる
  • 崩御なされる
  • 逝去される

状態変化系

  • 無言の帰宅をする
  • 帰らぬ人になる
  • 息絶える
  • 絶命する
  • お隠れになる
  • 身罷(みまか)る
  • 草葉の陰に隠れる(これは調査が必要)
  • 永遠の眠りにつく(永眠
  • 事切れる

死亡に関わる何かにかけて。

  • ご臨終
  • 鬼籍に入る
  • 命日となる

違うものに変わるよ!

  • 星になる
  • お陀仏になる
  • 土に還る

他界する的な表現

キリスト教

  • 天に召される
  • 神の元へ帰る

他動詞として。

  • 息の根を止める
  • 殺す

分類がよくわからない

2009-06-09

http://anond.hatelabo.jp/20090609132602

浄土真宗では「冥福」は失礼だ、って話が以前話題になったな。故人は極楽浄土に行っており、冥土を彷徨っているはずがない、なんて。

うちは浄土宗だけど冥土の滞在期間はたかだか49日間しかないらしいので、その間の短い幸福よりも来世(涅槃寂滅しない場合)での幸福を祈ってあげた方が良いような気がする。

http://anond.hatelabo.jp/20090609093250

冥福をお祈りいたしますっていうのがおかしいと思うかどうかはその人の信じる宗教によるんじゃないのかな。

俺は冥土はないと思ってるから、自分が死んだときに冥福を祈られても困る。

2009-01-30

http://anond.hatelabo.jp/20090130223021

秘密裏にインフルエンザ的なものを流行させて弱った老人を冥土送り

吉田秋生の「YASHA」って漫画がそういう話だったなあ。(お金持ちやお偉いさんの年寄りには先にワクチンを渡しとく手筈になってる)

2008-12-21

http://anond.hatelabo.jp/20081220125045

あなたは死後冥土を彷徨う(極楽にも地獄にも行けない、成仏も出来ない、永遠に荒れ野を彷徨うことになる)ことになるだろうけど、その中でも何か福があることをお祈り申し上げます→ご冥福をお祈りします

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