はてなキーワード: YASHAとは
後に映画化もしたこれまた傑作の「吉祥天女」で世間の度肝を抜いた。
吉祥天女では日本の田舎のジメジメとした閉塞感を活かしたミステリを描くなど
その大きなふり幅は漫画好きを唸らせた。
その後、いくつかの短編を挟みながら
1986年には「BANANA FISH」の連載を開始する。
ギャング同士の構想、巨大企業の陰謀、ベトナム戦争帰還兵の苦悩など
様々な要素を詰め込んだ大傑作となった。
BANANA FISHの初期までは絵柄に明らかに「AKIRA」の大友克洋の影響が色濃く出ていたが
その後、主人公のアッシュ・リンクスのイメージに沿ったようなシンプルで線の細い画風に変わっていく。
その後、いくつかのプチヒットを飛ばしながらも長期連載を持たない時期が続くが
BANANA FISHの精神的続編である「YASHA-夜叉-」など堅実な作品を発表し続ける。
YASHAは作品内に出てくるウィルス兵器がまるでコロナを暗示していたようだと
コロナ期間中にちょこちょこと話題に上がっていた。私も想起したし。
そしてデビューから30周年の記念すべき年に、後に是枝裕和監督で実写映画化する
「海街diary」の連載を開始する。
これがマジのガチで大傑作で、ぶっ飛んだよね。
正直、YASHAは私は好きだけど、ちょっと枯れてきたかなぁと思ってたけど、
まさかここにきてこんなもんぶち込んでくるとは思わんかった。
「海街diary」の連載は不定期だったこともあり10年以上続き、
齢67歳。
代表作として「吉祥天女」「BANANA FISH」「海街diary」と3作品も挙げられること自体がすごいし
本当に何でも描けてちゃんとヒットさせるのは本当にすごいなぁと思ってしまう。
まだまだ作品を書き続けて欲しい。
ネトウヨ様が新型コロナウイルスにかこつけて「中国との航空便を中止せよ!」と吠えてるが
ネトウヨ様は同じ口で「高齢者は経済のお荷物だから、安楽死させよ」と仰有る
仮に、今回の新型コロナウイルスが「高齢者をバタバタ致死させ、現役世代は死なない」のであれば
実はこの新型コロナウイルスは「日本の高齢者を整理してくれる、救世主」なんじゃないか?
因みに吉田秋生のマンガYashaで、致死率ウイルスが流行して株価が急落したが、「致死するのは老人のみ」と判った途端に株価が急上昇するシーンがある。株価は冷酷に「経済にプラスか、どうか」を判断する。
というか、老人を致死して整理するのが目的の殺人ウイルステロ、というのがYashaのストーリーなんだが、今回も或いは老人リセットの為のウイルステロだったりして。