通り抜けるにはセルフレジ、またはレジを通らないといけないから逆走は出来ない。
そんなことする奴いないと思っていた。
荷物を袋につめていると、急に一緒に来ていた母に引っ張られた。
「どいて!どいて!」と叫んでいる方向をみると、じじいがカートを押していた。
1人しか通れない、会計後の人しか通れない道を堂々と逆走してきた。カートを杖代わりに歩いてた。
「通路塞いでんじゃねぇ!」と怒鳴られた。
母が言うには、じじいが叫ぶよりも前に私を引っ張ってどかしたらしい。
「叫ばれた子かわいそう」という周囲の空気を一身に受け、いたたまれなくなった。
じじいはつぶやきながら歩いていった。
母は「たった数歩の道なんだけど、歩くの辛いんだろうね。でも自分で買いに来て偉いわ~」という
「あー、これが老害ってやつか。年上が偉いとか思い込んでそう。
ネットでの注文が出来ないから買い物きてるんだな、あー!カワイソウ!!!」
と考えてた。無償の愛を与えてくれた母よ、あなたが聖母でしたか!!
とりあえず、じじい。お願いです。逆走だけはやめてください。
オカンがマジ聖母。 棺桶と基地外に片足突っ込んでる手合いにイラつくよりそっちの方が正解と分かっててもなかなかできない。
母の考え方を見習いたいですね。 ケンカや争いごとは嫌いだから、本当に聖母様かもしれない。 私は驚き、怒りが収まってから「そうだね、仕方ないね~」と言ったけど 内心モヤモヤ...