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はてなキーワード: ライナーノーツとは

2017-12-03

ライナーノーツって見かけなくなったな

いや実はもうアップルミュージックしか聞かないから分からないんだけど。

昔はライナーノーツ目当てで国内盤買うか輸入盤買うか迷ったものだよ。

だけどサブスクリプションの圧倒的な物量の前ではそんな検討無意味なんだよな。

2017-11-22

和月伸宏が嫌いだ

ビジネスの実績や影響力から言って大物漫画家であることは否定しようがない

から好みの問題として実に嫌いだ


キャラデザインアメコミゲームの単純引き写しなのが嫌いだ

・持ってくるところがMARVELSNKなどセンスの欠片も無いのが嫌いだ

アメコミゲーム見てデザイン仕入れるのを「創作の引き出し」だと思ってるのが嫌いだ(単行本で言ってた)


弟子に影響されて適性のない「王道少年漫画」目指して爆死するとこが嫌いだ

・表面的な浅い浅いケレンミが嫌いだ

・表面的に大槻ケンヂネタを持ってくるところが嫌いだ

・あらゆるいただきネタが非常に表層的な調理しかできてないところが嫌いだ


キャラ内面ペラペラなのが嫌いだ

面白い狂気なんか描けないのに狂人キャラを出したがる寒さが嫌いだ

・うるさくがなるだけの弥彦やビューみたいな子を「男らしい少年」と思ってるところが嫌いだ

・男もダメだが女もなんにもないところが嫌いだ 

アニメゲームしか自発的興味もたないタイプ人間高卒後にそのまま漫画描き出しちゃうことのリスク体現していて嫌いだ


単行本の隙間で漫画の捕捉するのは最悪の発明

言い訳の場を確保したことで漫画に全力投球する緊張感を失っていった

・「本当なこんなアイデアもあったのですが描ききれませんでした」じゃないんだよ

・あれを止めない周りもどうかと思う

・あの言い訳広場を「ライナーノーツ」などと言いだしたのは本当にあきれた雰囲気


・絵が硬くて嫌いだ

キャラの線に魅力がなく、画面には奥行きがないのが嫌いだ

・アーマーバロンとか何も面白くないネタ作品を跨がせるのが嫌いだ

ソードサムライXとか常に前描いた漫画にすがるような緊張感のないネタが嫌いだ

・結局ろくな漫画が描けず50手前でるろうにに戻ってくるダサさが嫌いだ




るろうに描いてるときジャンプに載せた読みきり隕石高校生の頭にブッ刺さる話)は話が成立してなかった

るろうにのセールスの偉大さは認めざるをえないけれども、

漫画家としての能力センス全然大したことがないと前から思っていた

これは冗談とかひねくれた愛とかではなく、素直に和月伸宏が嫌いだ

逮捕で思い出したので、和月伸宏について書き付ける最後の機会だと思い書いておいた

2015-12-31

ヘドウィグの怒りって

ヘドウィグ・アンド・アングリーインチHedwig and the Angry Inch)』(2001年/米)って映画があるけど。

あの”怒り”ってさ、何に対するものなの?

自分には宗教的素養がないから、そういう素養がある人の目を通してみた見解が聞きたいんだ。

サントラCDライナーノーツ引き写しましたみたいなのはもうよくて。製作意図を汲む、というよりも独自見解が聞きたい。

ヘドウィグの”怒り”って、何に対するものなの?

2015-02-14

( ・3・) クラシック好きの上司ジャズを聴きたいと言いだして・続

承前

http://anond.hatelabo.jp/20150214223556

9. スティーヴ・レイシーソプラノサックス

Steve Lacy (1934-2004)

――スティーヴ・レイシー独立独歩ソプラノサックス奏者です。サックスといえばアルトテナーだった50年代からソプラノを吹いていました。

Evidence (1961) http://youtu.be/X9SBzQw2IJY?t=5m42s

( ・3・) 面白いテーマの曲だな。真面目な顔で冗談を言っているような。

――セロニアス・モンクが書いた曲です。レイシーはモンクの曲をたくさん演奏しています。一方、ハリウッドブロードウェイの曲はとりあげない。レパートリーに関しては人文系古本屋の主人みたいなところがあります

( ・3・) みすず書房とか白水社とか、そういう本ばかり並んでいるわけだ。

――白水社といえば、レイシーはサミュエルベケットと面識があって、ベケットテクストに基づいた作品も発表しています

( ・3・) 「真夜中だ。雨が窓に打ちつけている」

――「真夜中ではなかった。雨は降っていなかった」――と、ベケットごっこはともかく、演奏どうでしょう

( ・3・) まっすぐな音だな。あまりヴィブラートをかけない。アタックの瞬間から音程の中心を目指している。必ずしも正確な音程というわけではないけれど。ソロのとり方としては、テーマとの関連性を保って、構成を考えながら吹いているように聴こえる。言うべきことだけを言って余計なことはしゃべらない。

――そういう点では、プレイヤー資質としてはマイルス・デイヴィスに近いのかもしれません。マイルスとも少しだけ共演したことがあるのですが、もし正式バンドに加わっていたら歴史が変わったかも。 [6]

Reincarnation of a Lovebird (1987) http://youtu.be/FbaKNB4cIlc

――こちらは後年の録音。ギル・エヴァンスという編曲仕事で有名な人がエレピを弾いています。この人も指だけ達者に動くのとは対極にいるタイプで、柔らかい音色中和されていますが、ずいぶん込み入った和声です。

( ・3・) そこらじゅうで半音がぶつかってるな。

――でも美しい。

10. ビル・エヴァンスピアノ

Bill Evans (1929-80)

――昔、レコードを扱う仕事をしていたので確信をもって言えるのですが、日本いちばん人気のあるジャズミュージシャンビル・エヴァンスです。マイルス・デイヴィスよりもリスナー裾野は広いかもしれません。

( ・3・) 俺でも『ワルツフォー・デビー』を持ってるくらいだからな。でもどうして「とりあえずエヴァンスを聴け」みたいな風潮になってるんだ?

――まず、彼がピアニストだということ。もしベース奏者だったらここまでの人気は得られません。それからロマン派印象派に慣れた耳で聴いても違和感がないこと。ジャズに関心がなくてもエヴァンス聴く、というケースは大いにありうるでしょう。最後に、みもふたもない言い方ですが、彼が白人で、細身で、眼鏡をかけていたこと。

( ・3・) 知的で繊細に見えるのな。

――知的で繊細なジャンキーでした。もっとも、最後の要素はなかったことにされがちなのですが……。

( ・3・) ダウナーな面も併せもった音楽だと。

――はいエヴァンスチェット・ベイカーに深く共感してしまう人は、モルヒネ代用として聴いているのではないかと思います。「マイ・ファニー・ヴァレンタイン」という有名な曲をとりあげたいのですが、エヴァンスの前に、まず歌の入ったものからフランク・シナトラヴァージョンです。

My Funny Valentine (Sinatra, 1953) http://youtu.be/z9lXbgD01e4

( ・3・) 金の力に満ちた声だな。His voice is full of money.

――マフィアを怒らせるようなことを言わないでください。折り目の正しい編曲で、ポップスとしては非の打ちどころがありません。ボブ・ディラン新譜シナトラカヴァー集らしいのですが、ディラン子供のころにラジオで流れていたのはこういう音楽です。当時のアメリカ人にとっては、ほとんど無意識に刷り込まれた声と言っていいでしょう。

My Funny Valentine (Baker, 1954) http://youtu.be/jvXywhJpOKs

( ・3・) 出た、いけすかないイケメン

――チェット・ベイカー。午前三時の音楽です。もう夜が明けることはないんじゃないかという気がしてくる。どんな曲か覚えたところで、エヴァンスを聴いてみましょう。

My Funny Valentine (Evans and Hall, 1962) http://youtu.be/ReOms_FY7EU

( ・3・) 速い。

――速い。そしてちょっと信じられないクオリティ演奏です。ジャズはいつでも誰でもこれくらいできて当然かというと、そんなことはないので安心してください

( ・3・) 別に心配はしていないが。やっぱり即興なのか?

――別のテイクではちがうことをしているので、ほとんど即興だと思います。決まっているのはコード進行だけ。

( ・3・) コード構成音をぱらぱら弾いてもこうはならんわな。自分の頭の中にあるモチーフを発展させるのと、相手の音を聴いて反応するのと――そういう意味ではチェスに似ている。

――この演奏は一対一ですからね。集中力は同じくらい必要かもしれません。しかも持ち時間ゼロという。互いに相手の出方を読んでいるうちに一種テレパシーが起こって、3分50秒あたりにはふたりの脳がつながっているような瞬間があります

( ・3・) このギターを弾いてるのは?

――ああ、忘れていました。ジム・ホール。偉大なギタリストです。悪魔に魂を売って人並み外れた演奏技術を手に入れるというブルース伝説がありますが、ジム・ホール場合は魂ではなく頭髪を犠牲しました。

( ・3・) また好き勝手な話をつくって……。

――いえ、本人がそう語っています。ジミー・ジューフリーバンドいたころ、どう演奏すればいいのか悩んで髪が薄くなったと。 [7] でも、髪なんていくらでもくれてやればいいんですよ。肉体は滅びます芸術永遠です。

( ・3・) ジミー・ジューフリーって、あのドラムのいない現代音楽みたいなジャズをやってた人か。そりゃ大変だったろうな。

おいとま

持参したCDを一通りかけて、そろそろ日が傾いてきた。彼はライナーノーツをめくりながら「はーん」「ふーん」などとつぶやいていたが、夕食の邪魔にならないうちにおいとましたほうがよさそうだ。

「もう帰るのか?」

はい。きょうはもうおしまいです」

「そうか。わざわざ悪かったな。よし、ちーちゃんお客様にご挨拶だ」

彼はそう言って猫を抱き上げたが、ちーちゃんは腕をまっすぐにつっぱって、できるだけ彼から離れたがっているようだった。

「きょう持ってきてくれたCDは、うちに置いていっていいからな」

「置いていっていい?」

だってほら、いちど聴いただけじゃよく分からんだろ。そのかわりと言ってはなんだが、シュニトケ弦楽四重奏曲集を貸してやろう。何番が優れていると思うか感想を聞かせてくれ」

それから

まだCDは返ってこない。「返してほしけりゃ取りに来い」と彼は笑うが、その目はハシビロコウのように鋭い。ただ来いというだけではなくて、また別のCDを持って来させる魂胆なのだわたしはどうすればいいのだろう? ただひとつの慰めは、彼の娘さん――父親との血のつながりが疑われるかわいらしさの娘さん――の耳に、エリック・ドルフィーオーネット・コールマンが届いているかもしれないということだ。サックスを始めた彼女の頭にたくさんのはてなが浮かばんことを。

Further listening

http://www.nicovideo.jp/mylist/34787975

[1] http://www.redbullmusicacademy.com/lectures/steve-reich-the-music-maker?template=RBMA_Lecture%2Ftranscript

[2] http://www.nytimes.com/2009/10/18/books/excerpt-thelonious-monk.html

[3] http://nprmusic.tumblr.com/post/80268731045/

[4] Frederick J. Spencer. Jazz and Death: Medical Profiles of Jazz Greats. University Press of Mississippi, 2002. p. 36. "A diet of honey is not recommended for anyone, and especially not for a diabetic, or prediabetic, patient."

[5] http://www.furious.com/perfect/ericdolphy2.html "'Eric Dolphy died from an overdose of honey,' arranger/band leader Gil Evans believed. 'Everybody thinks that he died from an overdose of dope but he was on a health kick. He got instant diabetes. He didn't know he had it.'"

[6] http://www.pointofdeparture.org/archives/PoD-17/PoD17WhatsNew.html

[7] http://downbeat.com/default.asp?sect=stories&subsect=story_detail&sid=1111

2013-07-31

http://anond.hatelabo.jp/20130731093657

めっちゃあるね

そんなとき音楽だけ聴いてりゃいい

インタビューや出演番組は観ない、セルフライナーノーツみたいなものも読まない

小説は好きだけど作家インタビューなんかで言ってることが嫌いって場合も、全部スルーして作品だけ読んでりゃいい

それはそれ/これはこれ で割り切ればいい

ゲスパーだけどFUJIROCKの脱原発関連かな?

音楽は楽しむためのもので、ミュージシャンのものやその考え方が好きでなければならないわけじゃない

ミュージシャン自分が思う方法しか伝えてこないし、ファンも自分らが思うようにしか受け取らない

そこでそのミュージシャンの作った音楽が楽しめなくなったらファンは離れていくだけのこと

必ずしもミュージシャンが伝えたかったことを正確に受け止める必要はないんだ

好きなように感じればいいし好きなときに離れればいい、勝手解釈のままずっと好きでい続けたっていい

難しく考えんな

2012-09-19

http://anond.hatelabo.jp/20120915132420

すごく返信やらコメントがついていて驚いた。

言いたかった事は、将来の保障はないけれど音楽家でも食べていける

ってこと。ギリギリ生活にはなるけど、20代前半から今まで職を変えるか

って思うほど追い詰められることは無いってこと

トラックバックを見ていると作曲家で食えないって書いてあるけど20代半ば

くらいまではそんなもん。チャンスをしっかり待てるかどうかと、それまで

人間関係をすねたりあきらめたりしないで構築できるかだと思った。

言いたいことは、自分くらいの3流音楽家wikiとかに名前も出ないレベル)でもこれくらいの

収入や人脈が構築できるのならば、ライナーノーツ名前がのるクラススタジオミュージシャン

TVに出る音楽家はいったいいくら稼ぐのだろうかと思ってします。

ここら辺の情報でるかなーと思って赤裸々に書いてみたんだけど音楽家PCモバイルに疎いか

はてなに来ないよね

そこらへんの情報やうわさでもいいので知ってたら書いてほしいわ

とりあえず、今年度も与えられた仕事に穴を空けないように頑張ってみます

いろいろな質問コメントありがとう

2011-10-10

いわゆる情強アンテナの高さ

一時期、PUNKにはまってたことがある。HR/HMを聴くことに疲れたときに、PUNKを聴くと元気が出た。毎月CD屋に行っては、視聴コーナーに陣取って、聞いたこともないバンドCDを買っていた。

そんなときに買ったものの一つに、"Welcome To The Looserville / Son Of Dork"がある。日本発売は2006/02/22。ライナーノーツを見ると何か書いてあるんだけど、まあ詳しい経緯は置いておいて、このアルバムにも収録されている"Ticket Outta Loserville"(ほぼアルバムタイトルですね)は、en/Wikipediaにもある通りUKで初登場三位になったらしい。実際に聴くと、ポップで明るくて単純にいい曲なんだけどね。オマージュ云々はこの界隈の標準だし。しかし、このバンドは全く日本では流行らなかった。当時まだ、BURRNとか毎月読んでたころだと思うけど、特集記事を読んだ記憶もない。

そんなこともまあどうでもいい。所詮UK三位くらいじゃニュースバリューも小さいのかもね。でも、その"Ticket Outta Loserville"の歌詞は実は結構Nerdっぽかった。概ね、"17歳のときフットボールチームに入れなくてチェスクラブ会報を作っていたような人間だけど王様ゲームで周りに爆笑されながらデートに誘ったら上手くいって夢みたいで信じられないけどマジっぽいからもうSTAR TREKのコレクションはいらないかしまっちゃったんだけどマジになったらフラれちゃって夜になっても叫んで目を覚ます状態なのにスコッティは助言もしてくれないしまSTAR TREKのコレクションを出してそろそろ諦めないとね"、という感じ。これは賛否両論いろんな意味日本サブカル界隈でも盛り上がるのでは、と思ったこともあったんだが、実際はそこでもまったく盛り上がらず。そのころは、"ハレ晴れユカイ"のオリコンランキング入りで忙しかったらしいね、その界隈は。

そのときにいわゆるオタクに対して思ったんだけど、「こいつら偉そうにいろんなこと言ってるけど、本当のところは自分の周りのチャンネル以外は全然見ていないし、かなりアンテナ低いんじゃねーの」って言われても仕方ないのでは。だって一応UK三位だぜ。それに比べて(文庫は名作と言えるかもしれないが)ハルヒアニメ主題歌(EDか)ごときがなんだってのさ。

まあ。今でいうなら情弱ってことじゃないですか?

#なんだかんだでニコ動にはあるみたいだけど、あること自体が著作権侵害的にどうだかっていう感じだしそもそもアップロード自体が日本発売からも遅いし盛り上がってもいないしなんなんだって感じ。

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