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はてなキーワード: 朝鮮語とは

2024-04-29

anond:20240419134057

言葉意味なんて裁判所次第でどうにでも変わるらしいけどね

そういう旧日本人韓国人満州に入植させて領土を拡大しようとしていたが、結局、中国東部朝鮮語地域ができて終わった

韓国人日本人と言い張った意味変更は徒労だったな

2024-04-25

親父は朝鮮籍で年はもう72になるんだけど、全然朝鮮語喋れないくせに訳分からん単語だけ俺に教えてくる

マッテギは棍棒

イジャシはこのガキ

モニャは何や

ミッチンゲはキチガイ

なんでこの4単語しか覚えてないんだよ モニャ

anond:20240425155930

大学の頃専攻したけど発音ローマ字読みなのは本当に分かりやすくてよかったわ。

外国語ハードルって「なんて読むかわかるかどうか」が一番大事からね。

読み方(発音)が分からないと何が分からないのか相手に伝えるのも難しい&本当に発音合ってるのか疑心暗鬼になって手が出しづいからねぇ・・・

そういう意味では朝鮮語文字の形で読み方決まってるから分かりやすいっちゃ分かりやす

2024-04-18

anond:20231015185928

朝鮮語新羅ルーツがあるとされるが百済語や高句麗語がどんな言語だったかはわかっていない。

百済語は日本語共通する語彙が見られるから系統と言われることもあるが、借用レベル可能性もあるので妄想の域を出ない。百済と倭の結び付きの強さを考えたら百済語が日本語と同系統可能性は高いと個人的には思うけれど。

2024-02-27

anond:20240227190104

主体思想(しゅたいしそう、チュチェしそう、朝鮮語:주체사상/主體思想)とは、朝鮮民主主義人民共和国北朝鮮)及び朝鮮労働党政治思想である。 中ソ対立のはざまで「自主、自立、自衛」を掲げ、金日成独裁正当化する思想で、金日成の側近だった黄長燁によって体系化された。

2024-02-11

お前ら婚活業者だったとしてこの回答者みたいな男を結婚させる自信あるか?

Q.

日本人にとって発音簡単言語ってどこの国の言葉ですか?

日本語外国人からすると発音に関しては簡単と言われますが、

逆に日本人の私からすると外国語発音は難解だと感じます

出来ればあまりマイナーではない言語の中で知りたいです。

予想では韓国語かな?と思います


A.

日本語外国人からすると発音に関しては簡単と言われますが、

そうですか?

中国人韓国朝鮮人清音と濁音の区別が難しく感じますし、英米人は伸ばす音と伸ばさない音の区別が苦手です。

「ツ」という音が苦手な外国人も多いように思います

日本人にとって発音簡単言語ってどこの国の言葉ですか?

どこの「国の言葉」とのことですが、仮に英語が答えだったときは、どこの国の言葉だと回答すればいいのでしょうか。

フランス語だった場合は?ある国の一部でしか話されておらず、その国全体では話されていない言語だった場合は?

日本のように国と言語が一体一で対応している(つまり、その国ではその言語しか話されず、その言語はその国でしか話されない)言語世界でも稀です。

国がどこかではなく、どの言語かということで解釈してもよろしいですか。

> 出来ればあまりマイナーではない言語の中で知りたいです。

マイナー」というのはどういう意味でしょうか?

Ethnologue によると、母語話者の多い言語の上位20位は、順に、北京語スペイン語英語ヒンディー語アラビア語ポルトガル語ベンガル語ロシア語日本語ジャワ語、ドイツ語、西パンジャブ語、呉語、テルグ語、マラーティ語、タミル語フランス語ベトナム語韓国朝鮮語ウルドゥー語です。

しかし、日本では世界に何千とある言語のなかで上位20位に入っているヒンディー語アラビア語ベンガル語ジャワ語ですら、外国語として学習する機会やこれらの言語に触れる機会が少ないことからマイナー言語扱いされてしまうことがあります

たとえば、話者数が約二億人のベンガル語や、約八千万人の呉語がマイナー言語として扱われ、その存在すら知らない人がいたり、呉語に関しては大きな書店に行っても、一冊も関連書籍が見つからない一方で、話者数が3万人を切ると言われるハワイ語は、ハワイ関係雑貨店料理店、イベントなどでいくつかの単語を見かけたり、書店にもハワイ語を紹介した書籍があったりと、あまりマイナー言語としては扱われていないような印象もありますアロハくらいは結構多くの人が知っていたりします。

というわけで、言語というのは奥が深いのです。

仮にマイナーでない言語というのを母語話者トップ10の言語に絞ったとしても、北京語スペイン語英語ヒンディー語アラビア語ポルトガル語ベンガル語ロシア語すべての発音を知らなければ答えることはできません。

ですから、この質問に回答できる人というのはかなり限られていると思います

あくまで、私が発音を知っている言語のなかで日本人にとって、母語話者に通じる程度の発音を身に付けるのが簡単だと感じた言語ということで答えさせていただくと、ハワイ語マオリ語です。


なお、あげてくださった韓国朝鮮語は、日本語にない平音、激音、濃音がありますし、母音の数も日本語と比べると多いので、決して簡単なほうだとは言えないと思います

https://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q13109722433

2024-01-26

anond:20240126183251

9.「平和基本法から佐藤優現象〉へ

 〈佐藤優現象〉を支えている護憲派の中心は、雑誌としては『世界』であり、学者では山口二郎和田春樹である。この顔ぶれを見て、既視感を覚える人はいないだろうか。すなわち、「平和基本法である。これは、山口和田らが執筆し、共同提言として、『世界』一九九三年四月号に発表された。その後、二度の補足を経ている(56)。

 私は、〈佐藤優現象〉はこの「平和基本法からの流れの中で位置づけるべきだと考える。

 同提言は、①「創憲論」の立場、②自衛隊合憲化(57)、③日本経済的地位に見合った国際貢献必要性、④国連軍国連警察活動への日本軍の参加(58)、⑤「国際テロリスト武装難民」を「対処すべき脅威」として設定、⑥日米安保の「脱軍事化」、といった特徴を持つが、これが、民主党の「憲法提言」(二〇〇五年一〇月発表)における安全保障論と論理を同じくしていることは明白だろう。実際に、山口二郎は、二〇〇四年五月時点で、新聞記者の「いま改憲必要なのか」との問いに対して、「十年ほど前から護憲立場から改憲案を出すべきだと主張してきた。しかし、いまは小泉首相のもとで論理不在の憲法論議が横行している。具体的な憲法改正をやるべき時期ではないと思う」と答えている(59)。「創憲論」とは、やはり、改憲論だったのである

 同提言の二〇〇五年版では、「憲法九条の維持」が唱えられているが、これは、政権が「小泉首相のもと」にあるからだ、と解釈した方がいいだろう。「平和基本法」は、戦争をできる国、「普通の国」づくりのための改憲である。同提言軍縮を謳っているが、一九九三年版では、軍縮は「周辺諸国軍縮過程と連動させつつ」行われるとされているのだから北朝鮮中国軍事的脅威が強調される状況では、実現する見込みはないだろう(60)。また、「かつて侵略したアジアとの本当の和解」、二〇〇五年版では、周辺諸国への謝罪過去清算への誠実な取組みの必要性が強調されているが、リベラル過去清算は終わったと認識しているのであるから、これも実効性があるとは思えない。要するに、同提言には、論理内在的にみて、軍事大国化への本質的な歯止めがないのである

 佐藤が語る、愛国心必要性(61)、国家による市民監視(62)、諜報機関の設置等は、「普通の国」にとっては不可欠なものである佐藤饒舌から私たちは、「平和基本法」の論理がどこまで行き着くかを学ぶことができる。

 馬場は、小泉純一郎首相(当時)の靖国参拝について、「今後PKOなどの国際的軍事平和維持活動において殉死殉職した日本人の慰霊をどう処理し追悼するか、といった冷戦後平和に対する構想を踏まえた追悼のビジョンもそこからは得られない」と述べている(63)。逆に言えば、馬場は、今後生じる戦死者の「慰霊追悼施設必要だ、と言っているわけである。「普通の国」においては、靖国神社でないならば、そうした施設はもちろん、不可欠だろう。私は、〈佐藤優現象〉を通じて、このままではジャーナリズム内の護憲派は、国民投票を待たずして解体してしまう、と前に述べた。だが、むしろ、すでに解体は終わっているのであって、「〈佐藤優現象〉を通じて、残骸すら消えてしまう」と言うべきだったのかもしれない。

 ここで、テロ特措法延長問題に触れておこう(64)。国連本部政務官川端清隆は、小沢一郎民主党代表の、テロ特措法延長反対の発言について、「対米協調」一辺倒の日本外交批判しつつ、「もし本当に対テロ戦争への参加を拒絶した場合日本には国連活動への支援も含めて、不参加を補うだけの実績がない」、「ドイツ独自イラク政策を採ることができたのは、アフガニスタンをはじめ、世界の各地で展開している国連PKOや多国籍軍に参加して、国際社会を納得させるだけの十分な実績を積んでいたかである。翻って日本場合多国籍軍は言うに及ばず、PKO参加もきわめて貧弱で、とても米国国際社会理解を得られるものとはいえない」と述べている(65)。

 元国連職員吉田康彦は「国連憲章の履行という点ではハンディキャップなしの「普通の国」になるべきだと確信している。(中略)安保理決議による集団安全保障としての武力行使には無条件で参加できるよう憲法の条文を明確化するのが望ましい」と述べている(66)。川端吉田の主張をまとめれば、「対米協調一辺倒を避けるため、国連PKOや多国籍軍軍事活動積極的に参加して「国際貢献」を行わなければならない。そのためには改憲しなければならない」ということになろう。民主党路線と言ってもよい。今の護憲派ジャーナリズムに、この論理反論できる可能性はない。「8」で指摘したように、対北朝鮮武力行使容認してしまえば、改憲した方が整合性があるのと同じである

 なお、佐藤は、『世界』二〇〇七年五月号に掲載された論文山川均の平和憲法擁護戦略」において、「現実国際政治の中で、山川ソ連侵略性を警戒するのであるから、統整的理念としては非武装中立を唱えるが、現実には西側の一員の日本を前提として、外交戦略を組み立てるのである。」「山川には統整的理念という、人間努力によっては到底達成できない夢と、同時にいまこの場所にある社会生活改善していくという面が並存している」と述べている。私は発刊当初この論文を一読して、「また佐藤柄谷行人への点数稼ぎをやっている」として読み捨ててしまっていたが、この「9」で指摘した文脈で読むと意味合いが変わってくる。佐藤は、「平和憲法擁護」という建前と、本音が分裂している護憲派ジャーナリズムに対して、「君はそのままでいいんだよ」と優しく囁いてくれているのだ。護憲派ジャーナリズムにとって、これほど〈癒し〉を与えてくれる恋人もいるまい(67)。

10.おわりに

 これまでの〈佐藤優現象〉の検討から、このままでは護憲派ジャーナリズムは、自民党主導の改憲案には一〇〇%対抗できないこと、民主党主導の改憲案には一二〇%対抗できないことが分かった。また、いずれの改憲案になるにしても、成立した「普通の国」においては、「7」で指摘したように、人種差別規制すらないまま「国益」を中心として「社会問題」が再編されることも分かった。佐藤沖縄でのシンポジウムで、「北朝鮮アルカイダの脅威」と戦いながら、理想を達成しようとする「現実平和主義」を聴衆に勧めている(68)が、いずれの改憲案が実現するとしても、佐藤が想定する形の、侵略植民地支配反省も不十分な、「国益」を軸とした〈侵略ができる国〉が生まれることは間違いあるまい。「自分国家主義者じゃないから、「国益」論なんかにとりこまれるはずがない」などとは言えない。先進国の「国民」として、高い生活水準や「安全」を享受することを当然とする感覚、それこそが「国益」論を支えている。その感覚は、そうした生存の状況を安定的保障する国家先進国主導の戦争積極的に参加し、南北格差固定化を推進する国家―を必要とするからだ。その感覚は、経済的水準が劣る国の人々への人種主義、「先進国」としての自国を美化する歴史修正主義の温床である

 大雑把にまとめると、〈佐藤優現象〉とは、九〇年代以降、保守派大国路線に対抗して、日本経済的地位に見合った政治大国化を志向する人々の主導の下、謝罪補償必要とした路線が、東アジア諸国民衆の抗議を契機として一頓挫したことや、新自由主義の進行による社会統合破綻といった状況に規定された、リベラル左派危機意識から生じている。九〇年代東アジア諸国民衆から謝罪補償を求める声に対して、他国の「利益のためではなく、日本私たちが、進んで過ちを正しみずから正義回復する、即ち日本利益のために」(69)(傍点ママ歴史清算を行おうとする姿勢は、リベラル内にも確かにあり、そしてその「日本利益」とは、政治大国を前提とした「国益」ではなく、侵略戦争植民地支配可能にした社会のあり方を克服した上でつくられる、今とは別の「日本」を想定したものであったろう。私たちが目撃している〈佐藤優現象〉は、改憲後の国家体制に適合的な形で生き残ろうと浮き足立リベラル左派が、「人民戦線」の名の下、微かに残っているそうした道を志向する痕跡消失もしくは変質させて清算する過程、いわば蛹の段階である改憲後、蛹は蛾となる。

 ただし、私は〈佐藤優現象〉を、リベラル左派意図的計画したものと捉えているわけではない。むしろ無自覚的、野合的に成立したものだと考えている。藤田省三は、翼賛体制を「集団転向寄り合い」とし、戦略戦術的な全体統合ではなく、諸勢力からあいもつあいがそのまま大政翼賛会に発展したからこそ、デマゴギーそれ自体ではなく、近衛文麿のようなあらゆる政治立場から期待されている人物統合象徴となったとし、「主体が不在であるところでは、時の状況に丁度ふさわしい人物実態のまま象徴として働く」、「翼賛会成立史は、この象徴人物の未分性という日本政治特質をそれこそ象徴的に示している」と述べている(70)が、〈佐藤優現象〉という名の集団転向現象においては、近衛のかわりに佐藤が「象徴」としての機能果たしている。この「象徴」の下で、惰性や商売で「護憲」を唱えているメディア、そのメディア追従して原稿を書かせてもらおうとするジャーナリスト発言力を確保しようとする学者、無様な醜態晒す本質的には落ち目思想家やその取り巻き、「何かいいことはないか」として寄ってくる政治家や精神科医ら無内容な連中、運動に行き詰った市民運動家、マイノリティ集団などが、お互いに頷きあいながら、「たがいにからあいもつれあって」、集団転向は進行している。

 ところで、佐藤は、「仮に日本国家国民が正しくない道を歩んでいると筆者に見えるような事態が生じることがあっても、筆者は自分ひとりだけが「正しい」道を歩むという選択はしたくない。日本国家同胞日本人とともに同じ「正しくない」道を歩む中で、自分が「正しい」と考える事柄の実現を図りたい」と述べている(71)。佐藤は、リベラル左派に対して、戦争に反対の立場であっても、戦争が起こってしまたからには、自国国防、「国益」を前提にして行動せよと要求しているのだ。佐藤賞賛するような人間は、いざ開戦となれば、反戦運動を行う人間異端者扱いするのが目に見えている。

 この佐藤発言は、安倍晋三首相の目指していた「美しい国」づくりのための見解とも一致する。私見によれば、安倍の『美しい国へ』(新潮新書、二〇〇六年七月)全二三二頁の本のキモは、イランでのアメリカ大使館人質事件(一九七九年)をめぐる以下の一節である。「(注・反カーター陣営の)演説会で、意外に思ったことがある。人質事件に触れると、どの候補者もかならず、「私は大統領とともにある」(I am behind the President.)というのだ。ほかのことではカーターをこきおろす候補者が、そこだけは口をそろえる。/もちろん、人質にされている大使館員たちの家族配慮するという意図からだろうが、アメリカ一丸となって事件対処しているのだ、という明確なメッセージを内外に発しようとするのである国益からむと、圧倒的な求心力がはたらくアメリカ。これこそがアメリカの強さなのだ。」(八七~八八頁)

 文中の、「人質事件」を拉致問題に、「大統領」を安倍に、「アメリカ」を日本に置き換えてみよ。含意は明白であろう。安倍は辞任したとはいえ総連弾圧をめぐる日本言論状況や、〈佐藤優現象〉は、安倍の狙いが実現したこと物語っている。安倍政権は倒れる前、日朝国交正常化に向けて動きかけた(正確には米朝協議の進展で動かされたと言うべきだが)が、こうなるのは少なくとも今年春からは明らかだったにもかかわらず、リベラル左派の大多数は、「日朝国交正常化」を公然と言い出せなかった。安倍政権北朝鮮外交に敗北したのは明らかである。だが、日本リベラル左派安倍政権ときに敗北したのである

 〈佐藤優現象〉は、改憲後に成立する「普通の国」としての〈侵略ができる国〉に対して、リベラル左派の大部分が違和感を持っていないことの表れである侵略植民地支配過去清算在日朝鮮人人権擁護も、そこには含まれる)の不十分なままに成立する「普通の国」は、普通の「普通の国」よりはるかに抑圧的・差別的侵略的にならざるを得ない。〈佐藤優現象〉のもとで、対北朝鮮武力行使の言説や、在日朝鮮人弾圧の言説を容認することは、戦争国家体制に対する抵抗感を無くすことに帰結する。改憲に反対する立場の者がたたかうべきポイントは、改憲護憲(反改憲)かではない。対北朝鮮武力行使容認するか、「対テロ戦争」という枠組み(72)を容認するかどうかである容認してしまえば、護憲(反改憲)派に勝ち目はない。過去清算も不十分なまま、札束ではたいて第三世界諸国の票を米国のためにとりまとめ、国連民主的改革にも一貫して反対してきた日本が、改憲し、常任理事国化・軍事大国化して、(国連主導ではあれ)米軍中心の武力行使を容易にすることは、東アジア世界平和にとって大きな災厄である(73)。

改憲戦争国家体制拒否したい人間は、明確に、対北朝鮮武力行使の是非、対テロ戦争の是非という争点を設定して絶対的に反対し、〈佐藤優現象〉及び同質の現象を煽るメディア知識人等を徹底的に批判すべきである

(1)岩波書店労働組合「壁新聞」二八一九号(二〇〇七年四月)。

(2)ブログ「猫を償うに猫をもってせよ」二〇〇七年五月一六日付。

(3)ただし、編集者佐藤右翼であることを百も承知の上で使っていることを付言しておく。〈騙されている〉わけではない。

(4)「佐藤優という罠」(『AERA』二〇〇七年四月二三日号)中のコメントより。

(5)インターネットサイトフジサンケイ ビジネスアイ」でほぼ週一回連載中の〈 Permalink | 記事への反応(0) | 18:37

2023-12-21

anond:20231221180034

日本語祖語は偏堡(Pianpu)文化紀元前2700年頃の遼西地区東部もしくはマンチュリア南部遼河流域に起源があり、

紀元前1500年頃に朝鮮半島北部中央部ゴングウィリ(Gonggwiri)式土器を介して朝鮮半島南部の無文(Mumun)文化形成し、

この頃に磨製石器を伴う稲作など灌漑農耕が山東半島から遼東半島経由で朝鮮半島南部へと広がり、

紀元前9世紀に九州北部へと広がり弥生文化形成に至って、日本列島在来の「縄文語」系統を(北海道を除いてほぼ)やがて駆逐した、とされます(Miyamoto., 2022)。

一方、朝鮮語祖語もマンチュリア南部とその周辺に起源があり、現在北京付近位置した、いわゆる戦国の七雄の一国である燕の東方への拡大に圧迫されて朝鮮半島へと移動し、

その考古学指標紀元前5世紀頃の粘土土器(rolled rim vessel、Jeomtodae)文化になり、やがて朝鮮半島から日本語系統駆逐した、と指摘されています(Miyamoto., 2022)。

まりマンチュリア南部とその周辺から、まず紀元前二千年紀半ばに日本語系統朝鮮半島へと到来し、その後で九州北部に広がったのに対して、朝鮮語系統紀元前千年紀半ばに朝鮮半島へ到来した、というわけです。





参考文献:

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大西秀之(2019)「アイヌ民族文化形成における異系統集団の混淆―二重波モデル理解するための民族史事例の検討」『パレオアジア文化史学人類集団拡散と定着にともなう文化・行動変化の文化人類学的モデル構築2018年研究報告書(PaleoAsia Project Series 21)』P11-16

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神澤秀明、角田恒雄、安達登、篠田謙一(2021b)「鳥取県鳥取市青谷上寺遺跡出土弥生後期人骨の核DNA分析」『国立歴史民俗博物館研究報告』第228集P295-307

神澤秀明、角田恒雄、安達登、篠田謙一(2021c)「香川県高松市茶臼山古墳出土古墳前期人骨の核DNA分析」『国立歴史民俗博物館研究報告』第228集P369-373

神澤秀明、角田恒雄、安達登、篠田謙一、斎藤成也(2021d)「島根県出雲市猪目洞窟遺跡土人骨の核DNA分析」『国立歴史民俗博物館研究報告』第228集P329-340

国武貞克(2021)「中央アジア西部における初期後期旧石器時代(IUP期)石器群の追求と日本列島到来の可能性」『パレオアジア文化史学アジアにおけるホモ・サピエンス定着プロセス地理的編年的枠組みの構築2020年研究報告書(PaleoAsia Project Series 32)』P11-20

上峯篤史(2020)「存否問題のムコウ」『Communication of the Paleo Perspective』第2巻P24-25

佐藤宏之(2013)「日本列島の成立と狩猟採集社会」『岩波講座 日本歴史  第1巻 原始・古代1』P27-62

篠田謙一(2019)『日本人になった祖先たち DNAが解明する多元的構造』(NHK出版

篠田謙一、神澤秀明、角田恒雄、安達登(2019)「西北九州弥生人遺伝的な特徴―佐世保市本山岩陰遺跡土人骨の核ゲノム解析―」『Anthropological Science (Japanese Series)』119巻1号P25-43

doi.org/10.1537/asj.1904231

瀬川拓郎(2019)「アイヌ文化縄文文化関係はあるか」北條芳隆編『考古学講義』第2刷(筑摩書房、第1刷の刊行2019年)P85-102

高宮広土(2014)「奄美沖縄諸島へのヒトの移動」印東道子編『人類の移動誌』初版第2刷(臨川書店)第3章「日本へ」第5節P182-197

松波雅俊(2020)「ゲノム検証する沖縄人の由来」斎藤成也編著『最新DNA研究が解き明かす。 日本人の誕生』第2刷(秀和システム)第5章

水ノ江和同(2022)『縄文人は海を越えたか 言葉文化圏』(朝日新聞出版

山田康弘(2015)『つくられた縄文時代 日本文化原像を探る』(新潮社

朝鮮半島日本民族故郷

日本語朝鮮語とよく似ていてアイヌ語とは全く違っている

縄文人DNA今日でも濃く残しているのはアイヌ

となると、答えは極めて簡単

弥生人朝鮮半島から言葉をもたらし、縄文人は北でアイヌになった

もともと縄文時代には日本語を話す集団列島はいなかったのだ

日本語を話す集団朝鮮半島朝鮮語集団より先に先住していたのだ

しか中国朝鮮系集団に圧迫されて列島へ押し出されたのだ

これが弥生時代の始まり

こういう経緯があるから古代には三韓征伐・天皇家百済王族との婚姻百済救援などが起こったんだ

そして白村江の戦いの敗北で完全に半島権益喪失し、先祖ルーツを失ったことによって「日本」という概念ができたんだ

天皇家朝鮮半島から来たんだ

高天原って朝鮮半島のことだ

朝鮮半島日本民族故郷




最近研究によってようやくテレビでも放送されるようになった

日本人とは何者なのか - フロンティア - NHK

https://www.nhk.jp/p/frontiers/ts/PM34JL2L14/episode/te/XRL92XPWX2/

最先端を切りひらく者にしか見えない景色がある”。科学宇宙歴史アートなど…最先端の驚きの新世界を、ディープにお伝えする新感覚知的探求ドキュメンタリー

今、日本人のルーツに関する常識が覆ろうとしている。カギを握るのは、「古代DNA解析」。数万年前の骨から大量の情報を読み出す驚きの技術だ。

浮かび上がってきたのは“最初日本人”の意外な姿。アフリカから最初東アジアにやってきた人類との密接なつながり。世界にも類を見ない文化誕生

そして、今の日本人のDNAを決定づける “謎の集団”との混血の証拠最先端科学技術によって、私たち日本人の祖先観が覆る。


日本人は日本のことをよく知るべきだ

2023-12-19

anond:20231219161510

朝鮮半島日本民族故郷

もともと縄文時代には日本語を話す集団列島はいなかったのだ

日本語を話す集団朝鮮半島朝鮮語集団より先に先住していたのだ

しか中国朝鮮系集団に圧迫されて列島へ押し出されたのだ

これが弥生時代の始まり

こういう経緯があるから古代には三韓征伐・天皇家百済王族との婚姻百済救援などが起こったんだ

そして白村江の戦いの敗北で完全に半島権益喪失し、先祖ルーツを失ったことによって「日本」という概念ができたんだ

天皇家朝鮮半島から来たんだ

高天原って朝鮮半島のことだ

朝鮮半島日本民族故郷

2023-12-18

anond:20231217231443

韓国朝鮮語が「語彙としては漢語が多く、文法日本語に近い」、英語よりよっぽど学びやす言語なことを知らないとか、ものすごく偏差値低そう。

まともな教育環境にいれば、授業を取ってなくてもそれぐらいはなんとなく耳に入ってるものだぞ。

2023-12-11

anond:20231211114251

朝鮮半島日本民族故郷

もともと縄文時代には日本語を話す集団列島はいなかったのだ

日本語を話す集団朝鮮半島朝鮮語集団より先に先住していたのだ

しか中国朝鮮系集団に圧迫されて列島へ押し出されたのだ

これが弥生時代の始まり

こういう経緯があるから古代には三韓征伐・天皇家百済王族との婚姻百済救援などが起こったんだ

そして白村江の戦いの敗北で完全に半島権益喪失し、先祖ルーツを失ったことによって「日本」という概念ができたんだ

天皇家朝鮮半島から来たんだ

高天原って朝鮮半島のことだ

朝鮮半島日本民族故郷

2023-11-22

anond:20231122183121

チョンを崇めろ

もともと縄文時代には日本語を話す集団列島はいなかったのだ

日本語を話す集団朝鮮半島朝鮮語集団より先に先住していたのだ

しか中国朝鮮系集団に圧迫されて列島へ押し出されたのだ

これが弥生時代の始まり

こういう経緯があるから古代には三韓征伐・天皇家百済王族との婚姻百済救援などが起こったんだ

そして白村江の戦いの敗北で完全に半島権益喪失し、先祖ルーツを失ったことによって「日本」という概念ができたんだ

天皇家朝鮮半島から来たんだ

高天原って朝鮮半島のことだ


チョンを崇めろ

2023-11-06

anond:20231106231140

そうだよ

もともと縄文時代には日本語を話す集団列島はいなかったのだ

日本語を話す集団朝鮮半島朝鮮語集団より先に先住していたのだ

しか中国朝鮮系集団に圧迫されて列島へ押し出されたのだ

これが弥生時代の始まりになる

こういう経緯があるから古代には三韓征伐・天皇家百済王族との婚姻百済救援などが起こったんだ

そして白村江の戦いの敗北で完全に半島権益喪失し、先祖ルーツを失ったことによって「日本」という概念ができたんだ

2023-10-29

anond:20231029194504

君は日本語何派だ?

俺は「高句麗語・扶余諸語との系統関係推し

日本語は、孤立した言語ひとつとされ、その系統については定説はない。

本項目では、主として日本語が他の言語から派生したとする仮説に基づいた、日本語(日琉語族)と他の言語語族)との系統関係日本語系統論ともいう)について解説する。

日本語本土方言、あるいは日本語派)と琉球列島琉球語(琉球方言、あるいは琉球語派・琉球諸語)との系統関係は明らかである

国際的には、両者を別言語とみなし、合わせて日琉語族形成するという立場一般的であるが、日本語起源論では、琉球語と日本語系統関係証明済みとし、「日本語起源」という言葉で「日本語+琉球語」全体(日琉語族)の起源を論ずることが一般的である

これまでにいくつかの系統関係に関する理論仮説は出されてきたものの、総意を得たものは無い。換言すれば他言語起源の論拠は一切無いが、これまでの理論仮説で、類縁関係が強いと主張された言語系統には、以下のものがある。

朝鮮語との関係

朝鮮語とは文法構造における類似性が非常に高く、基礎語彙については一部単語類似性が指摘されているものの相違な点も多い。音韻の面では、固有語において語頭に流音が立たないこと、一種母音調和があることなど、アルタイ諸語共通点がある一方で、閉音節であること、子音連結の存在、有声・無声の区別が無いなどの相違点もある。

高句麗語・扶余諸語との系統関係

死語である高句麗語とは、数詞など似る語彙もあるという説。高句麗語は扶余諸語の一つであることから扶余諸語との関係との見方もある。

アルタイ語族

アルタイ語族仮説では、日本語朝鮮語は共にアルタイ語族の一員とする。朝鮮語との関係と同様に、文法構造での高い類似性音韻面での部分的類似性がある一方で、基礎語彙については同系統とするに足るだけの類似性は見出されていない。

オーストロネシア語族との関係

オーストロネシア系言語は、文法形態日本語と異なるが、音韻については発音体系が比較的単純で開音節であるなど日本語と似ており、基礎語彙についても一部類似性が指摘されている。

また、日本語オーストロネシア系言語アルタイ言語との混合言語だとする説もある。しかし、近年の研究ではオーストロネシア系言語は古くは閉音節だったとされ、また語彙の類似性についても偶然の一致の範囲を出るものとは言い難い。

2023-10-15

anond:20221219001650

実際のところ古代朝鮮語ってどのくらいまでわかっているのか

2023-10-12

anond:20231012202142

オランダ人英語が上手なのも、日本人朝鮮語の上達が速いのも、やっぱり母語との類似度のためだよね。当然といえば当然だけど。

2023-09-18

anond:20230918110151

ニッポンという名前だって元はニブフ=ニップ(太陽の)フン(人)から来てると思われますからギリヤーク族だと思うんだけど

言語的には日本語中国朝鮮語他と混ざったピジンでしょ

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