「有線放送」を含む日記 RSS

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2019-11-08

H31大陸横断鉄道殺人事件R1 ~しぶこを車窓から

後に「上級国民殺人事件」と呼ばれることとなる凄惨殺戮劇。

その舞台となった大陸横断鉄道は、今まさにホワイトから翔んで埼玉差し掛かろうとしていた。

犯人はこの中にいます

 「美少女探偵スマリングシンデレラ」は、食堂車に集められた乗客たちに対して高々とポエムった。 

 かつて世間を騒がせた「笑わない男」事件

 その解決にあって鮮やかな推理披露し、世間からMGCマジでゴキゲンサイコー)と称賛されたこともある美少女探偵スマリングシンデレラの手に掛かれば、この程度の事件免許返納だ。

 食堂車に流れるBGM有線放送――れい新選組新譜――に乗せて、美少女探偵スマリングシンデレラセクシー発言が軽やかに語られ始めた。

 

///////

 列車はいしか森を抜け、しぶこのほとりを走行していた。

「……つまり犯人おむすびころりんクレーター毒物を混入させ殺害した上で、競泳選手だった被害者にサブスクを着せてアリバイ工作を行った。このような計画運休が実行可能なのは一人しかいません」

 いよいよ、美少女探偵スマリングシンデレラMGCマジでゴキゲンサイコー)な推理は佳境に差し掛かる。

 いまだかつてないほどに冴え渡る美少女探偵スマデレラの名推理

 乗客たちは思う。「これほどまでに切れ味のよい推理を目の当たりにするのは4年に一度じゃない。一生に一度だ。」

 ……誰もが息を飲んでスマデレを見守った。

「謎はすべて解けました。犯人あなたです!」(バシーン)※机

 スマデレは乗客の中の一人、ハンディファン・◯◯ペイ(プライバシー保護のため一部伏せ字)を指差すと、後悔などあろうはずがありませんというドヤ顔で胸を張った。

「く、くそぅ……。肉肉しい小娘め……」

 ハンディファン・◯◯ペイ()はあっさりと犯行を認めた。

 スマデレの見事な立ち回りにうっとりとする乗客たち。

「こうなれば、最後の手段だっ!」

 魅了されている乗客たちの隙をついて、ハンディファン食堂車の入り口から飛び出した。

「あっ、待て!」

 慌てて追いかける乗客たち。

 やっとのことで追いついた乗客たちは、ドラクエウォークから身を乗り出して、今にも飛び降りそうなハンディファンと対面する。

「ははは。残念だったな諸君。この列車の進路はすでに建設中の鉄橋に向かうルートへと切り替えてある。揃ってしぶこの藻屑と消えるがいい!」

 形勢逆転とばかりに高笑いするハンディファン

 あっさりと手のひらを返し「どうしてくれるんだ!」とスマデレを罵倒してくるにわかファン

 だが美少女探偵スマリングシンデレラは、どこ吹くれいわ旋風といった様子で高らかに魔法呪文を令和する。

「タピルピタピ・タピオ・カティ~!」

 実はタピる星から来た魔法少女だったスマリングシンデレラは、普段は闇営業している美少女探偵スマリングシンデレラ仮面を取り捨てて、真の姿である魔法少女スマリングシンデレラへと華麗に変身した!

「とうっ!」

 ジャッカルにつままれたような表情を浮かべる乗客たちの眼前で、魔法少女スマイレラの必殺技ガラスの#KuTooブーメラン」が飛んでいく。

――パプリカッ!

 後頭部にガラスの#KuTooを受けたハンディファンが、その場に崩れ落ちる。

「よし。これで逃走は阻止したわ。次は列車を救うあな番ね!」

 魔法少女スマデラはどこからともなく最新鋭のタピる星製ラップトップマシンを取り出した。

制御システムハッキングを仕掛けて、線路ポイント還元をしようというのか!?

 小さく頷いてみせたスマデラは、素早くONE TEAMを起動するとtelnetハッキングを開始した。

 タピる星最新鋭ラップトップCPUキャッシュレス処理によって超高速で回転する。

 だが、あと一息というところで列車分岐点を通過してしまう。

「ごめ~ん。間に合わなかったわ~」

 おちゃめにおどける魔法少女スマリングシンデレラの声とともに、列車はしぶこの真ん中へと落下していったのだった。


///////


 幸いにして、列車魔法少女スマリングシンデレラの凄い魔法により衝撃を軽減税率され、乗客たちに怪我はなかった。

 ハンディファン逮捕され、事件は無事解決したのだった。

 だが、彼女活躍はまだまだ続く。

 戦え! 魔法少女スマリングシンデレラ

 謎解け! 美少女探偵スマリングシンデレラ

 タピる星女王よりタヌキックマスター称号を授かるその日まで。

「命を守る行動を」

「よし!」

「ご安全に」


2019-1

https://anond.hatelabo.jp/20191107002918

2018

https://anond.hatelabo.jp/20181109213637

2017

https://anond.hatelabo.jp/20171109235515

2016

https://anond.hatelabo.jp/20161203164152

2019-09-09

老いを感じる

オタク友達がこのところVtuberにハマっていて、Twitter上では何かにつけてリツイートしてくるようになった。

飲み友達とあるアニメ舞台にハマって、飲む先で沼に入ってこいと誘われることが増えた。

どちらも触れてみようかなとまでは思うもののなんだかんだで後回しになっていて、結局はそれらに触れる時間を使って昔見聞きしたコンテンツを何度も繰り返ししゃぶっている始末だ。なんだかんだでそれが楽。

学生の頃勤めていたバイトである飲食店では、有線放送チャンネル70年代80年代歌謡曲限定していた。店長いわく「お客さんが安心するから」とのことだったが、その時はわからなかった。

でも今はなんとなくわかる。楽だよなと。

これが老いなのだろうか。

2019-09-01

アニソン流れるスーパー

近所のスーパーは、店内のBGMでよくアニソンが流れている。

住んでいる地域地上波どころか、BSでも放送していないような(自分ネット配信で観ている)のが流れると、ちょっとうれしい。

しかすると、気の合う店員さんがいるのかも、と思っていたのだけど、ああいうのって有線放送を流しているだけだったりするのかな。

2019-07-27

kenzy_n ある曲の曲名を知るのに15年をかけた事がある。偶然ラジオで録音した曲を、偶然に有線放送で聴いて店主にお願いして問い合わせて判別した。


なんて曲?

2019-07-26

anond:20190726200351

有線放送なら放送局に問い合わせる

CD屋さんの試聴コーナーで聞く

レンタルシングルを借りまくる

あたりをやってた

2019-05-14

anond:20190514205939

払わないよ

有線放送を垂れ流してるだけだからべつに自作CDとか流してるわけじゃない

そんなにヒマじゃないんだよ

2019-01-17

著作権法における「実演家の権利」とアダルトビデオ配信停止

id:BigHopeClasicです

さて、このエッセイについて

AV人権倫理機構へ「作品販売等停止依頼」をしました。|森下くるみnote

https://note.mu/kurumimorishita/n/n0d06015a3fd1

作家森下くるみさんが過去に出演したアダルトビデオ二次利用としての配信販売の停止の依頼をしたという内容です。

これについて、以下のようなブコメがあり、スターを多く集めていました。

b:id:aramaaaa これは微妙問題を含んでいて、通常の映画作品出演者の誰かが販売を停止したいと考えた場合できるのかってこと。AVとはもちろん若干違うのだが、法律上は同じ「映画著作物」ではないかと思うので

b:id:unfettered アダルトだけに、この行為理解できるものの、今後あらゆる表現物が、出演者の「忘れられる権利」によって廃盤にされたり本人出演シーンにぼかしが入れられたりすることにはならないか、が心配

かに、こういう点は気になるかと思います。ですが、結論から言うとそのご心配は「杞憂」です。アダルトビデオを含む「映画著作物」は、通常は出演者意向によって廃盤になることはありません。

「実演家の権利」について

アダルトビデオといえども、著作権法上における「映画著作物であることは基本的否定され得ないですが、その出演者であるAV女優には、出演したアダルトビデオ著作権は別途契約上の定めがない限り与えられません。

しかし、このような「映画著作物出演者」を含む「実演家」に対しては、著作権法は「実演家の権利」を与えています

例えば、著作権法91条1項は、実演家の有する「録音権及び録画権」について次のように定めます

実演家は、その実演を録音し、又は録画する権利専有する。

これによって、AV女優は、アダルトビデオメーカーに対して、自らの演技を録画させることを許諾することができるわけです。同様に著作権法は実演家に対して「放送権及び有線放送権(テレビラジオに限りネットは含まない)」「送信可能化権(平たく言うと、ネット配信のためにデータサーバにアップする権利)」「譲渡権(録音物録画物の頒布権利)」「貸与権音楽のみ。映画は含まない)」を与えています

映画著作物」における「実演家の権利」のワンチャン主義

そうすると「なんだ、実演家の権利簡単に出演作の販売差し止めできるじゃん」と思うかもしれませんが、話はそう簡単ではありません。

映画著作物」に出演した実演家の権利は、著作権法は非常に厳しい制限をかけているのです。

先ほど上げた実演家の録音権録画権に関する著作権法92条2項は以下のように定めます

前項の規定は、同項に規定する権利を有する者の許諾を得て映画著作物において録音され、又は録画された実演については、これを録音物(音を専ら影像とともに再生することを目的とするものを除く。)に録音する場合を除き、適用しない。

どういうことかというと、映画サントラ映画の音を録音する場合を除き、「一回出演OKって言ったら、その後あんたの録音権録画権を行使する機会はないからね」という意味です。つまり、昔だったら録った映画フィルムを複製するのは映画会社の自由だし、いわゆる二次利用のためにビデオテープDVDを作りまくるのも許諾なしにしていい。加えて、先程挙げた「放送権及び有線放送権」「送信可能化権」「譲渡権」全部そうです。つまり撮影時のギャラだけ払って撮影OKと言ったら後は著作権者は二次利用し放題、再放送映画専門チャンネルでの配信パッケージソフト販売ダウンロード販売自由ということです。

なんでこうなっているかというと、まあ、映画産業においてこれを俳優に与えていたらとてもじゃないけど産業が成立しない、ってことなんですけどね。もちろん契約で上書きすることは可能ですけど、そんな面倒くさい俳優使う理由もないですし(大物になれば別かもしれませんけど)。

#ちなみにワンチャン主義適用のない音楽業界はどうかというと、これは録音時にレコード会社が「実演家の権利」を買い取ってしまうのが通例です。こっちはこれでなんで問題にならないかと言うと、まあ、そういうもんだで通っているからですかね。

というわけで、「映画著作物」は、「通常の場合出演者意向によって廃盤になることはないのです。

さはさりながら…

とはいえ、もちろんこれは「出演に同意があった」場合の話です。昨今問題になった「出演強要」あるいは「台本と異なる強制性交」これらはもちろんのこと「出演の合意」など仮にあったとしても無効ですから二次利用についても同様に消すことができます。そういう意味で言えば、アダルトビデオメーカー側も、女優契約書を交わして「何がOKで何がNG」と女優意思を残しておくことが、メーカーを守ることにもつながるのですけどね。これについては毎日新聞がいい記事を書いていてくれました。

女優が語った本音 新ルールで変わる撮影現場

https://mainichi.jp/articles/20180419/k00/00e/040/258000c

森下くるみさんの場合は、契約書なんてなかったとはいえ、御本人の執筆活動などを通して「出演への同意はあった」ことは「黙示の同意」として明らか(なんか変な表現だな)ですから、ここは問題に成りえません。

また、アダルトビデオは通常の映画著作物と異なり、一旦出演者が出演に合意したとしても、その後になって出演者人権を著しく侵害するおそれを持ちうる性質のものです。こういうものに関しては、個別事情ごとに考慮することで、人権著作権バランス考慮するような裁判所判断が下ることもありうるでしょう。

自主的な取り組みとして、AV人権倫理機構による配信停止申し込みの代行とそれに応じるメーカープロダクションの動きも重要です。これについては、AV人権倫理機構が自ら書いている通り、「当機構賛同する枠組み内のAVメーカープロダクション対象としております。それ以外のメーカー無修正などのAV作品場合、当機構では対応が出来ません」という限界はありますが、逆に言えばこれらのメーカープロダクションユーザー側が支持することで、市場原理により賛同しないメーカー市場から退場させることもできるでしょう(闇市場については完全に刑事機構に委ねるしかないため、そこは本稿では触れられません)。

補足:TV番組について

アダルトビデオ専門チャンネルAV大賞のようなイベントAV女優トーク番組を除く「放送するためだけのアダルトビデオ」を制作することがあるかどうかわかりませんがそれがないという前提で本論から外れるので補足としましたが、上記の「ワンチャン主義」はあくまで「映画著作物」に適用されるもので、TVドラマTVアニメには適用がありません。

まり、かつては「録音録画」の概念がなかった生放送は言うに及ばず、一旦収録した後編集等を加えてから放送するドラマアニメにしても、こちらの二次利用映像ソフト化やネット配信など)は、収録の契約とは別途の契約必要になるのです。なお、放送の許諾を出演者から得た場合放送のために一旦収録することや、それを系列局に送ったり他の局に放映権を売って放送することはできますが、その場合出演者に「相当な額の報酬」を払わなければなりません。ブコメid: shigak19 さんが書いていたのはこれに基づくものです。また、映像ソフト化やネット配信は当然できません。

なんで映画(含むパッケージソフト産業)とTV番組でこうも違うんだと言うと、まあ立法された1970年メディア産業構造の違いによるとしか言えないでしょうね。その後で産業側の方が構造固定化されたために、実務上も問題になっていないということで。

ただ、この違いがとんでもない問題になっているのが「昔のTV番組WEBアーカイブ化」で、映画(含むセルビデオ)は文化遺産としてのウェブアーカイブ化は著作権者の同意があればできるのに対し、TV番組著作権者だけではなくエキストラの一人にいたるまで同意を得ないとWEBアーカイブができないのです。本人が死亡した場合は遺族の発見とか、存命中でも芸能界引退した人とか、元子役とかだとまず連絡を取ることができません。しか結構な大物でも、死後や引退後数年で簡単に連絡先不明になりますTV番組ワンチャン主義採用されていないのは、この点では問題なのです。

2018-11-15

anond:20181115165931

有線放送リクエストの集計とかじゃなくて、

実際にアンケート調査してるので、

最低限の信頼性は確保されていると思うが。

順位を見てもそこまで違和感ない。

オリコンはクソ。

2018-07-17

朝の有線放送で「今週の音楽ユニコーンをお送りします」とアナウンスがあって服部かと思ったらUCの方だった。

アーアーアーアー〜っていう荘厳なBGMと共に迎える朝も悪くないな。

2015-06-29

キャンシステム

有線ラジオ放送会社本社東京都杉並区。社名の由来は、Cable Audio Networkの頭文字である。旧社名は日本音楽放送代表者 代表取締社長工藤嘉高。USEN♪|有線放送で流れている曲をサーチ!オススメチャンネルも教えてくれますよー!techjo.jp/2011/08/127120/

2015-06-22

[]れいむのカフェ探訪2

職場でプチ話題のばずわーどITC意識高いカフェ)について前回書いたれいむだよ。

れいむ要素がないというつっこみをうけたので、ゆっゆっと跳ねながら本日も探訪にでかけてみる。俗にいう連載第二回だね。

職場ではITC話題なんだけどじゃあ逆はどうなんだ? IHC(意識低いカフェ)はあるのか? でも考えてみたらそもそもカフェって言葉自体がおしゃれなものから意識低くなったりはしないんじゃないかなーすべてのカフェ意識高いんじゃないかな? でもある。あるんだなー今回はそんなIHCを紹介するよ。

れいむの住処は東京東部の23区底辺にあるよ。職場都心部なのでITが優勢だけど、このへんはまだまだ下町なのでIHもたくさんある。そもそも人間おのずとおしゃれ度には個人差があると思うんだよ。久保帯人師匠みたいにポエミーで霊格の高いソウルはおしゃれ度の高いカフェお茶が飲めるけど、霊格の低い下町人間はあんまりにも霊圧の高いカフェに入ると自我崩壊してしまう。何にせよほどほどの場所必要なのだ

はいえ、23区内では下町はいっても一応東京都内ではあるのでそこまで乱暴なカフェなどそう多くはなく、代表的なところはプロントとかBekkersとかワイアードくらいか? ドトールやら(ちょっと外れるが)ミスタードーナツなどのファーストフードチェーンなどがその任務にあたっている。みんな普通の顔をして利用しているよ、ゆっゆっ。

最近隣町に大学ができたので学生さん多め。参考書を広げる光景をよく見ることができる。参考書って見てみると不思議だなあ。大学生って色んな種類がいるので、自分が通らなかったルートの読んでる本とかちんぷんかんぷんなんだが、今の大学生って資格受験参考書とかが多いのかな。それともあれは学校の授業じゃないんだろうか。このあい一心不乱にWikiをコピペしてる学生さんを見た。どうでもいいけどAirMacのタッチパッドってコピペにはむいてないデバイスだとおもうんだよなあ。マウスのほうが使いやすいよ。

さてそういう中途半端チェーン店はいいとして、下町の本格的IHCについて。

IHCとはいえそれって別に侮辱するような意図はないのを断っておきたい。ぽいんぽいんと跳ねながられいむは主張するよ。

本格的IHCは下町的な居心地の良さを追求したカフェなんだよ。いわば、ゆるカフェだよ。いくつかの特徴を紹介するよ。

1)アイスコーヒーは業務用の紙パックからそそぐ。

2)ラテの注文が来ると微妙に手間取る。でも380円でのめる

3)有線放送ではAKB48がながれる。たまにセイカイノオワリとかいうのが名前の割にはちっとも終末感のないポップスを歌う。

4)ランチタイム焼き魚定食が出る。

こんな感じの特徴があってれいむのす住処の街には数件確認できたよ。実は意外に居心地が良いのでたまに利用しようと思った。意識は低いけど。顧客の年齢層が高いのもいいかんじだよ。あんまりうるさくないしね。老人多め。そういえばメニュー日本茶が数種類あったなあ。

感銘を受けたのが、ある日のランチが「シラスいり卵かけごはん」「明太子卵かけごはん」「鮭バター卵かけごはん」「ネギだく卵かけごはん」の4択だったことだよ。強い意志を感じたよ。もしかしてIHCっていうのは強い意志でIHなこことを選択したITCなのかもしれない。れいむのカフェめぐりもまだまだ修行が足りないって思ったよ。

2014-11-15

なぜ日本でここまでラップヒップホップの類が横行してるの?

40代中年ワガママと思って聞き流してくれ。

自分は80年代・90年代結構いろんな日本アーチスト音楽を聞いていた。

CDは100枚程度買っていた。

が、00年代になって、結婚してから、というか子供が出来てからほとんど音楽を聞かなくなった。

それはそれで仕方ないのだが、自分音楽を聴かなくなった頃から日本音楽シーンに、

ラップ」「ヒップポップ」な音楽が急増してきたんじゃないか、と思う。

子供が出来てからCDの類は買わなくなったが、コンビニとか牛丼屋とかに行くと、最新のヒットチャート有線放送されているので、

それで「今の音楽トレンド」は、なんとなくわかる。

それを聞いていると、2000年代前半からヒップポップ的音楽が、急増した気がする。

申し訳ないが、自分ラップヒップポップ的な音楽が、大の嫌いだ。

メロディーライン」「ハーモニー」の美しさを追い求める自分にとって、単にリズムと韻しかないヒップポップの類は、「音楽じゃない」。

コンビニとかだと、ラップ有線放送されている店に「誤って入ってしまったら」、即座に店を出ればいいが、牛丼屋だとそうもいかない。

入店して3分してから虫唾が走るラップ音楽が流れてきても、食べてる最中から、逃げ出すわけにはいかない。

少なくとも自分に関する限り、「ラップ的な音楽有線放送で流す可能性がある店」というのは「行きたくない店」であり、

避けたい店。

自分みたいな人が多いならば、牛丼屋は、「不用意に有線放送しているせいで、客を逃している」んじゃないか?

この辺、たぶん「ラップ音楽不快に感じる世代」と「そういう音楽に抵抗がない世代、むしろ好感を感じる世代」に分かれているんじゃないか、とも思う。

牛丼屋は、「ラップ音楽を心地よい」と思う世代メーンターゲットにすればいい、ラップ不快世代別に来なくていい、と思っているのかも。

そういえば、演歌を聞いた際に、世代によって「右脳で処理する」世代と「左脳で処理する」世代に分かれ、

一方の世代演歌を心地よいと感じ、他方の世代不快と感じる、という話を聞いたことがある。

多分ラップヒップホップも同じで、世代によって、脳のどの部位が音声処理するか、異なっていて、快・不快が違うんだろうなあ。

2014-08-17

お金が大好きだった

 ぼくは小さいこお金が好きだった。母子家庭で家が貧乏だったからだと思う。電気やガスを止めたり、おやつをうちだけ少なくしたり、母に徹夜で内職をさせる。不憫だ、子どもが不憫だと時おり、母を涙させる。そんなお金の力に引き寄せられたのかもしれない。

 小学校二年生までのぼくの趣味は、おこづかいや、数少ない親戚から年に一度もらえるお年玉、たとえば数千円。それを両替機で崩すことだった。全部10円に。お金が増えるのがすきだった。受け皿に硬化が落ちてくる、あのジャラジャラッ、という音もすきだった。全部10円玉になると、店のおばちゃんに数十枚の銅色の硬化を渡した。きびすを返し両替機に銀色の硬化をまた突っ込んだ。繰り返し。迷惑なはなしである

 小学校三年生に上がると、その行為がまったく無意味だと悟った。今度は本当の意味お金を増える方法をかんがえはじめた。勉強にも友達にもそれほど興味はなかった。


 最初のぼくのビジネスは、自販機の小銭と落ちている空き瓶をあつめることだった。今はどうかしらないがその頃、一本あたり10円で特定のビンを買い取ってくれる駄菓子屋があった。たとえば、コカコーラスプライト

 二週間後には町内の自販機地図をつくり、近所の子どもたち数名を組織化してビジネスを拡大した。上がりは折半だ。軌道に乗った矢先、浮浪者ボス一喝されてそのビジネスはご破産となった。

 次は自販機ビジネス資本をもって、今でいう「せどり」に挑戦した。カメレオンクラブキャンプわんぱくこぞう、遊コン。情報化前夜の昭和末期。ゲームカセット買取価格と販売価格が逆転している商品をしらみつぶしに探しては、他の店に売りとばした。これも仲のよい同級生組織化した。仕入れの費用がない場合はぼくが肩代わりした。が、ただ、店舗が密集しているわけではなかったので、仕入れの問題であまりうまく行かなかった。そのうち同種のカセット買取制限つきはじめた。息の短い商売だった。

 中学生になってやったのがパソコン通信ログ取得代行する、というサービスだった。今思うととこれは犯罪だったかもしれない。Nifty-servePC-BANの規約はもう見れないので許してほしい。日夜マニアック議論が繰り広げられる大手パソコン通信サイトログダウンロードしては草の根BBSで知り合ったおにーさん達に高値で売りつけた。ただのテキストが垂涎の情報となる時代があったのだ。

 小さな商売としては、ビックリマンシールの仲買。発売日前に週刊少年ジャンプが並ぶ店を見つけて手に入れ時間貸しCDダビングを手伝ったりした。もちろん牛乳配達新聞配達もやった。

 最後にやったのはパチンコだった。本当はアルバイトをしたかった。が、中学生を雇ってくれる福祉的なビジネスマンを当時のぼくにみつけることはできなかった。ぼくの世代には一時期これで食べていた人が多いと思う。といってもぼくが中学生の頃なので、羽根物権利物フィーバー機など釘の甘い台をみつけては打ち止めにする。という同世代パチスロプロより1つ前の世代だった。あからさまな中坊がパチンコ屋に来ても見て見ぬふりをしてくれる、牧歌的時代だった。LUNA SEA有線放送でよく流れていた。軍艦マーチももちろん流れていた。


 そうしてぼくは晴れて16歳になり、まっとうに労働を金銭と交換し、またそれの再生産を繰りかえす立場となった。

 ぼくはなるべくして中卒になった。1つも願書を出していない。

 義務教育学校に行く理由がまったくわからなかった。お金を稼ぐ事以外世界意味がないと思っていた。だれも勉強をする理由を教えてくれなかった。貧乏な家の親、多くの市井公立小学校先生にはそれを子どもに説明する能力が、ない。ぼくも30をすぎてようやく勉強をする理由を先人の言葉を使って説明できるようになったくらいだから、無理もない。

 高校へ通うには学費が多くかかると知った。これも進学しなかった理由の一つだ。さすがに15歳の僕にもわかる。母親の稼ぎだけで四人の年子高校に行くのは不可能なことを。ぼくが行けても下の弟二人はきっと中卒だろう。

 中学三年の担任は、進路相談でぼくが進学しないというと、とりあえずその場をなあなあで済ませた。その後、考えをあらためさせるべくぼく親友山根を狩り出した。ぼくの説得を試みたのだ。まったく進学しない中卒は珍しかったらしい。無論、とりつくシマもなく断った。二人の目には、ぼくの事が、世界中を敵だと考え怯える、野生児のように見えたと思う。そんな目をぼくはしていた。

 その後、労働お金を稼ぐことより、お金を作る仕組みのほうに興味を捨てられなくて、自分商売を始めるんだけど、それはまた別の話。

今はだいぶその呪縛から解き放たれたと思う。

戦後のはなしではありませんバブル世代です

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