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はてなキーワード: レコード会社とは

2024-04-15

みのミュージックさんへ。『にほんのうた』の感想です。

本人いわく刊行前に炎上し、刊行後も批判ばかりで正当な評価がされていないという、みの『にほんのうた:音曲楽器芸能にまつわる邦楽通史』。「議論きっかけに」「集合知歴史観につなげたい」と言いながら誰が何を言っても「村社会」「リンチ的」としか言わないのは正直どうなのかと思う。絡むのと晒し上げられてめんどくさいし下手をすると訴訟とか言い出しそうだから匿名自分が気になったことを書いといてあげよう。

・内容のそもそもが人の議論

これは複数人から指摘されている「どこが地の文でどこが参考文献の主張なのかわからない」問題と同じだが、歴史の設定や「音曲」というワードなど、この本の全体をつらぬく視点と前半の記述既視感しかない。上積みやひねりがあるのかと思ったら、ない。これには何も言いようがない。「数百冊」音楽書を読んだのなら、先行する言説をどう扱うかくらい身につくと思うのだが、それもまったくない。自分では十分に言及しているつもりなのだろうが、複数の人から複数回同じようなことを言われているということは文章として失敗しているということです。

知識提供してほしいのなら頼み方がある

どこの世界でも誰かになにかを教えてもらうときには礼儀も対価も発生する。「有識者の今後のご活躍を待つ状況です」じゃなくて、自分聞き手になるなり、間違えていてもいいかたたき台を作るべき。だれも「ぼくはみなさんの成果物だけかすめとります!」と宣言されたらいい気分はしない。

リスナーには毎度コメント欄で褒めちぎられ、レコード会社にはSNS向けのちょうどいいインタビュアーとして使われ、DJイベントに呼んでくれる老人から若いのに頑張ってると褒められていると妙な勘違いをしてしまうのはわかるが、もうすこし謙虚になったらどうなんだろう。わざわざ見に来ている自分リスナーが知らないだけで、世の中の人知識量を舐めないほうがいい。すでに知っている情報に人は興味を持たない。あなたより若くて物知りで頑張っているライターミュージシャンもたくさんいる(YouTuberいるかは知らない)。

この本を出して、参考文献にあげた人たちから一切言及されていないということが何を意味しているのかもう一度考えるべきでは。

象牙の塔ライターの村もない

揶揄しているようなコミュニティは残念なことに存在していない。そもそも儲かっていないか利権の取り合いもない(一部御用ライターのようなものもいるにはいるが、そういう賢い人はSNSをやっていない)。だからといってこれまでの批判貧乏からのやっかみや人気者への嫉妬のように感じているのだとしたら、性格が歪んでいるので直したほうがいい。硬直化した、一般の人を置き去りにした議論に風穴を開ける!という構図に魅力を感じるのはかまわないが、現状認識が幼稚すぎる。これは『土偶を読む』と似ている。しかそもそも数百冊の音楽書を読んでいるのならこういう考えに至らないと思うのだが…

20人で2時間しかない場所議論はできない

ついにしびれを切らして「定員20人時間2時間」という議論の場を設けたようだが(これに来ないのなら口を出すなというような姿勢も見えるが)、この設定では誰一人として十分に話ができない。議論シンポジウムというものしたことがない、見たことがないのだろうか。結局ファンミーティングになるのが目に見えているし、そりゃ誰も来ないでしょ。本当に議論したいなら自分から頼んで声をかけましょう。

歴史を書きたいという意志の持ち方

結局のところ「日本すごい」が言いたい本なのだと思うが、そこに大半の人が乗れていないように見える。ジャンル外国から規定されることへ嫌悪感があるのだとしたら、その意識自体現在音楽とりまく状況や、あなた自身の偏った認識示唆しているように思う。そこを客観的に見れないなら「歴史」を書くのは無理。筋が悪すぎて箸にも棒にもかからない。『日本国紀』じゃん。本人は枝葉末節批判されていると勘違いしているようだが(枝葉末節にこだわってる人もいるが)、根本が厳しい本だと思う。だから批判するのにもコストがかかるし、結果的無視をするようなかたちになっている、ということくらいはわかってほしい。

しかしもともと雑誌や本に書かれていた評価評論ランキングをそのまま垂れ流す動画を作っていて、どうしてこんな本を書いてみようと思ったのでしょう。なにかコンプレックスがあるようにも思えないし(あるの?)、出版社に焚きつけられたのだとしたらちょっとかわいそう。実際のところ、自分でもあんまりよくなかったんじゃないかと思い始めているでしょう?

がんばってとは思わないけれど、恥ずかしいことはしないほうがいいよ。もう少し本を読んでからがいいと思う。数百冊は読んだそうだからたぶんあと3冊くらい読めばいいんじゃないかな。

2024-02-17

こういうのも原作者意図無視した改変になるんだろうな

ニューヨーク仕込みの洗練された歌唱スタイル話題を呼び、国内のほぼすべてのレコード会社からデビューオファーを受ける[6]。また現地で出会った作家E-3DJ HIROnycらと制作した音楽作品日本で評判を呼び、デビュー前には映画凶気の桜』の主題歌制作に協力する。

2003年ソニーアルバムを7枚出すという契約を結ぶ

2005年制作チームに入っていた音楽プロデューサー川口大輔[注 2]にそれまでの歌い方を否定される。

当時のJUJUは子音を立てたりアドリブを入れたり強いビブラートをかけたりというジャズなどの影響を受けたクセのある歌い方であったが、
川口邦楽だとそれでは日本語が濁って届かないので、はっきりと発音するよう指導された。

シンガーとしての経歴を全て否定されたような気分になった

2024-01-14

OP主題歌コロコロえんな

楽しみにしてるアニメってさOPイントロからもうセットな訳。それが15話とかそんくらいで変わったらもうガッカリ。んで100%最初主題歌の方が出来が良くて全てがパワーダウンしてんの。スパイファミリーも、葬送のフリーレンも、薬屋の独り言も、うる星やつらも、全部最初OPの方が良かった。ちなみに曲が二番になって映像が完全新規になってるパターンが最高、是非これでお願いしたい。アニメ業界ってレコード会社が出す金無しじゃもう立ち行かないくらい追い詰められてんの?推しの子もきっとつまんねーOPになるんだと思うと今から憂鬱だよ俺はさあー

2023-09-24

anond:20230924212345

へー

90年代前半頃までは大阪市内でも繁華街などから外れた地域であり古い商店街雑居ビルなどで点在する錆びれた街であったが、90年代半ば頃に音楽制作会社ビーイング創業者である長戸大幸によって堀江一帯の不動産が大量に取得され、無名デザイナーなどによる新しいブランドショップカフェレストランサロンなどが次々にオープン、またお洒落な高級賃貸マンションタワーマンションなどが多数建築されたことにより若者の入居が増えていった。同時期にビーイング大阪本部としてメジャーレーベルレコード会社GIZA studio起業され、ライブハウスなどの施設オープンするなど瞬く間に若者の街へと変貌し、人口増加と共に数々の企業事務所を構えるなど現在資産価値ある土地へと変わった。

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8C%97%E5%A0%80%E6%B1%9F

2023-09-15

当事者の会の辻褄はビックリするくらい合わないし、TOBE関連はビックリするくらい全部のタイミングがいい。えー、滝沢秀明さんの世の中を見る目ってすごーーい(棒読み)

事務所のせいで自担迷惑がかかるって思うのはわかるけど、ジャニーズからこそ手に入ったものもたくさんあると思う

移籍したらグループ名は使えないしメンバーバラバラになるかもしれない、同じレコード会社契約できるかもわからない

もちろん推し選択に従うけどとにかくTOBEだけはやめてほしい

2023-09-07

阪神電車甲子園球場100th記念?ラッピング車両がスゴかった、なんか『レコード会社の枠を越えて収録!』みたいになってた、川崎のぼる~5、6人ぐらいの作者がキャラ提供してた

ホームから片側みただけなので実はまだ倍のキャラが居るのかもしれん)

2023-07-10

山下達郎氏について

氏について特に思い入れはないのだが、自然と氏の発言音楽が耳に入っている中で、以前から何となく感じていた違和感が、今回の騒動ではっきりしたので少し書いておきたい。

以前から、氏は、(伝聞なので発言不正確かもしれないが)市井の人のために音楽をやっているとか、自分は一介の音楽職人だとか、そういったことを常々発言しているという話は耳にしていた。しかし、彼は数十年前から一線で活躍し、莫大な富を築いてきただろうし、以前はレコード会社役員もやっていたいわば音楽貴族なわけだ。それなのにことさら自分イノセント存在に置こうとするその不誠実さがどうにも受け付けない原因だったのだ。

今回の騒動についても、喜多川家との強い繋がりを持ち、芸能界の裏も表も知り尽くしているであろう氏が、ジャニー氏の所業について何も知らなかったというのは考えにくいにも関わらず、あくま自分は知り得なかったとカマトトぶっている。また、松尾氏は、氏とのこれまでの関係に最大限の敬意を払った表現をしていたのに、氏は、松尾氏とはメールをたまにやり取りする程度で会っていないなどと敬意のかけらもない態度に終始している。自分純粋無垢で悪行については知らないし、今回切った相手のことも自分にとって大したことないというわけで、不誠実にも程があるだろう。

自分は、基本的音楽家の発言や行動と創作した音楽とは切り離して考えており、例えば人間性が最低とされる音楽家や犯罪を犯してしまった音楽家の音楽聴くことはあるし、ましてやそれでCDを回収したり配信を停止すべきとは思わない。しかし、氏については、不誠実さが度を超しているのであって、これはどうにも許せない。

キャンセル」までは主張しないが、これから理解あるファンに囲まれて片隅でひっそりと活動いただき、私の視界には入らないで欲しいというのが、切なる願いだ。

2023-07-09

anond:20230709121007

鬼滅もるろ剣ジャンプアニメでかつソニーアニプレックスるろ剣放映当時はSPEビジュアルワークス)が制作に関わっているという点で、実は似たような系譜にあるアニメ作品なのよね。

それはさておき、当時(あるいは今も?)のアニメタイアップ枠(の特にOP曲)というのは「レコード会社系列制作が入ったアニメタイアップできるらしいからとにかく作って」という雑な発注アーティストサイドに話が来るケース(「そばかす」はその典型例)や、既に制作済みの楽曲を当て込むことが結構割合であり、いざ曲が上がってくると世界観もクソもなく、OPを作る班が試行錯誤してなんとか形にするというケースが多発していたように思われる。

その違和感が逆に良い評判になるパターンソニーではないがマサルさんOPなんかがその好例)もあるし、「曲は良いけど、うーん…」となるパターンもあり、「そばかす」はどちらかというと後者なのでは?というお話

これは「そのアニメがどういう座組で作られたか?」というのも大きく関係していて、旧るろ剣ゴールデンタイムアニメ枠で放映されたこともあり、そのへんの大人の事情OP選曲に大きく絡んでいることがその人選からもなんとなく推測できる。

なので、2期(無限列車編)以降の鬼滅の主題歌が1期に比べてマッチング度合いが下がったのでは?と感じる気持ちも多分そういう事情(ヒント:2期以降はフジテレビ系列フルネットから来ているのではないだろうか。

個人的にはマンウィズが作った3期のOP曲も割とその世界観配慮されているし、ED曲は一貫して梶浦由記が作ってるので、まあいいんじゃね?という気持ち

anond:20230709001931

70年代後半 - アニメブーム起きる。アニメレコード商売になりはじめる

80年代 - アニメファン露骨アニソンを嫌がるようになる。主題歌から題名連呼が消える

90年代 - J-POP全盛期でレコード会社が強く雑な曲でもタイアップに起用される。宮崎事件後遺症オタク文化が低く見られがち

00年代 - 全盛期の揺り戻しで作品に合ったタイアップが増える。作品自体思い入れを持つアーティストも出てくる

10年代 - CDがいよいよ売れなくなり、かろうじて売れるアニメタイアップレコード会社が本気出す

20年代 - バイラルバズるためにはアニソンやれみたいな時代になる。ボカロP普通にJ-POPアーティスト

2023-07-03

anond:20230630123618

今の時代だって二次オタはずっと二次オタのままだよ

三次ドルAKB坂道系、K-POP)とはずっと距離を置いてる

ただし、二次コンテンツがアイドルを取り込みだした2010年代の流れ(ラブライブ)のせいで二次オタもアイドルを追っているように見えるだけだよ

大潮流だった魔法少女アイドルへと置き換わったこと(昔は猫も杓子も魔法少女だったのが今は猫も杓子もアイドルになった)

アイドルモノが声優ビジネス親和性が高かったことが大きいね(歌って踊らせて、CDライブチケット、BD、グッズ買わせて声優事務所レコード会社は大儲けしたよ)

 

はいってもそろそろアイドル時代も終わりそうだけどね

三次アイドルファン高齢化していてとっくに市場限界が見えてるし

二次の方ももうここ数年アイドルモノの話題作出てないでしょ

推しの子アイドルモノではないので悪しからず)

2023-06-14

anond:20230614143801

まあオレオレ詐欺グループリーダーが若手起業家として扱われて高級車乗って大物芸能人誕生日会呼んだり、

期待のレゲエミュージシャンとして一流レコード会社契約してもらったりしてる社会からなあ

リンチ殺人経験ある関東連合幹部俳優として最強レベルバックアップのもと売り出そうともする社会だし

2023-05-20

昔のドラマにはアニメのようにオープニングがあってそこで主題歌が流れていた

キャストスタッフテロップとともに主題歌に合わせた特別映像が作られていた。これがドラマ主題歌特別ものにしていて、主題歌に選ばれた曲のCDは爆発的にヒットした。

それが90年代後半からテレビ局視聴率競争のためにオープニングが流れる時にチャンネルを変えられないようにしようとオープニングが削られ主題歌流れるのはエンディングになった。主題歌に合わせたエンディングロールの映像が作られていた。

最近ドラマではオープニングでもエンディングでも主題歌に合わせた映像は作られず、ドラマの本編映像に合わせて最後に流すだけというものが多くなった。これも視聴率争いの結果だろうか。主題歌主題歌認識できないドラマが多くなった。単なるおまけの曲でしかない。

こうしてドラマ楽曲テレビ局視聴率争いでどんどん脇に追いやられていき存在感が小さくなった。

今、ドラマにオープニングが残るのはNHK朝ドラ大河だけである

一方でゴールデンタイムの激しい視聴率争いに左右されてこなかったアニメ子供向け作品から大人向け作品まで全てにおいてOPEDは不変である

その結果、「アニソン」というジャンルが隆盛し、アーティストレコード会社アニソン枠を得ようと楽曲を作っている。

2023-05-06

anond:20230506002819

わかるー。なんだかんだでタイムラインとかで流れてくるものって多かれ少なかれ広告とかバズ狙いアフィとかだもんね。

はてブ増田スパムホッテントリに入っていたり、複垢ホッテントリに突っ込む活動家がいるのも一目瞭然で、

多様化アルゴリズム改善後もちょっとだけしか改善していない。

YOUTUBE英語とか多言語自分の知りたい内容検索できたら結構内容豊富でまだまだ見られる感じする

アマプラ無料枠とかは動画はかなり幼稚な方に振れている。ユーザーの好みなんだろうな。音楽無料枠は曲順選べませんってなって

Spotifyがメインになってきた感じする。アマゾンはそもそも通販ダメ商品比率が上がってきてますますかいにくくなってきた。

何を見るべきか聴くべきか、っていうちゃんとしたキュレーションって全然確立されないよね。(昭和時代レコード会社ちゃんとしてた)

逆にこの数年、文化度高い人達は本に回帰してるような気がする

2023-04-22

[] そのろっぴゃくよんじゅう

ヒレガーッス

 

本日アースデー、国際母なる地球デー、日本においてはよい夫婦の日カーペンターズの日となっております

大工の方じゃなくて海外歌手の方ですね、その海外歌手日本レコード会社契約した日に因んでいるそうです。

いや、あんまり日本大工のことをカーペンターと呼ぶことはないのですけれども。

とはいえいろんな呼び方がありますからね、それにこの大工って呼び方も昔の人からすればあまり良くないのかもしれません。

大工って呼んでる人並みに工作が出来るならまだしも、お願いして仕事してもらう立場なんだからっていう。

まぁ現代ではなんか諸々あって軽んじてるのか、言葉の使い方がわからんのかという人も多いのですが。

ともあれ、自分に出来ないことを出来る人、してくれる人にリスペクトは持ち続けていたいものですね。

 

ということで本日は【他者への思いやりよいか】でいきたいと思います

他者への思いやりよいか他者への思いやりヨシ!

 

それでは今日も一日、ご安全に!

2023-03-22

電撃30周年で感じるラノベのものの完全なるオワコン

漫画より金額あたりのコスパが安い! → 漫画アプリ無料ラノベは結局有料!

「電撃ノベコミなら無料はい論破!」

と思った君はアプリを開いてみよう。

サ終である

ラノベ最大の強みは失われたと言って良い。

そこらのラノベより漫画の方がヘビーになってきた

この変化もかなり痛い。

漫画文化成熟によりラノベなんぞよりも中身のある漫画が増えてしまった。

レベルが同じなら絵がある方がいい。

しか無料だ。

無料と言えばソシャゲなんかも最近ストーリーSF要素を散りばめるのが当たり前になり考察班が各地に作られている。

物語を接種する手法として小説を選ぶ人口比率ドンドン狭くなってきていると言って良い。

ラノベはもはや「原作」でしかない

じゃあなんでこんなオワコン化しているのにラノベは存続しているのか?

原作」として存在価値があるから

ラノベはもはや漫画アニメ原作しかない。

ラノベで人気を出す→漫画アニメ化される→ポロロッカ的な逆流が起きてラノベの方も「原作」として売れ始める→本格的に収益化される

昔のライトノベル場合ラノベで人気が出た段階で十分に収益化されていたが、今の市場プロレベルの食い扶持を得るにはこのストリームに乗るしかない。

さしずめインディーズバンドレコード会社に拾われ強強なサポートチームを組まれることでようやくプロとして食えるような状況にある。

ラノベそれ自体純粋生命力は自立不可能レベルとなっているが、その周囲を取り巻くメディアミックスの流れの中で生き延びている。

結果的に生き延びているわけだが、それはあくまで「原作」としての存在価値があるからだ。

メディアミックスで伸びる前にラノベを買う読者の多くも「アニメ化されたときに昔から注目してたとイキれちゃうかな」と下心を持つのが大半だ。

ラノベこの先生きのこれるのか

生き残るだろう。

原作」としての圧倒的身軽さは他のメディアを一切寄せ付けない。

その上で大衆相手にしたオーディションを既に乗り越えているという背景を持てる。

たとえばツイッターで伸びた漫画出版されることがあるがそこから映像化まで行った作品は数えるほどしか無い。

だが、小説家になろうやアルファポリス原作として映像化作品はどれほどあるだろうか?

圧倒的身軽さ、始めやすさ、それ故の人口の多さに一作家あたりの回転率の高さ。

あらゆる要素が高速でサイクルを回してとにかく売れそうな「原作」が産まれるまでのガチャを引き続ける機能に優れている。

売れそうな「原作」の青田買い現場としてラノベは今後も業界に居場所を維持するだろう。

だがメディアミックスを前提とするこなく純粋作品として評価される機会は、他の多くのメディアパイを奪われ続けるのは目に見えている。

たとえば「SAO最高!大好きです!」と言ってる人の多くが思い浮かべるのがアニメの話だ。

原作好きな人もいるが、そんな人ですら「最高のアニメ化でした!恵まれていて嬉しいです!」とむしろアニメの方をより強く褒める状態だ。

こんな状態いつまでも続くのなら、もはやラノベが「コンテンツ業界の中枢」として君臨することはないだろう。

あくまでも強い「原作」を引き当てるための巨大なガチャガチャマシーンとしてピラミッドの最下層に組み込まれ状態は、かつての栄光を思えば「オワコン」と言って然るべき没落ぶりだ。

2023-02-26

anond:20230226050141

ふーんおもしろいじゃん。

俺が思うに、提言1~3は本来全部、いらねえよな。

方策

そもそも深海誠風などと個人名をいれるAI創作はすでに30条4の例外にあたってるんだから著作権侵害で訴えるぞ」をかたっぱしからやりゃいいんじゃねえかな。

たとえば命令にくみこみやすキャラ名はアニメ会社とか著作権者が。

写真肖像権者あるいは役者組合が。

それぞれ、AI合成のスクリプト文にいれることを全面禁止(やったら訴える、あるいは権利継続中のタグのものを削除させる。「ピカソ」「ゴッホ」とか「自然派」は権利がきれているので、残して偽ひまわりでもなんでもつくりまくればいい)すればいい。

方策

すべての著作権条約加盟国からdanbooluなどの違法サイト接続制限はかけるべき(漫画村ですでにやったとこだよね)。

方策

エロは当然児童ポルノ法リベンジポルノ法・青少年育成条例でどこのSNSにも出せないね(いままでどおりだね)。

方策

やっぱり印刷物クオリティネットでころがってる画像解像度と色域の壁で隔てられてて、おもちゃと精密製品くらいの差がある。

商業作品サンプルをネットに転がすときは派手に透かし・サインを入れることを徹底すれば

学習側も「透かしをはずす」→「解像度をあげる」→つかいものにならねえ…でいいんじゃねえかな。

  

クリエイターからみて『思想感情を「表現」したもの著作権だ。AIのものには感情なんかないはずだ。』そうおもったからこのわけのわからん提言3がでたんだろう。

しかAIを利用することによって思想感情表現することはたとえばVtuberが毎日のようにやってることだ、AIがもといたオジサン画像を生き生きとした萌絵に変換してくれてる。

また人間盗作という形で思想感情表現してしまう人がいる(cf CDジャケット盗作炎上事件)。

その盗作思想感情表現されてるどうかが裁判で争われたことはない(著作権侵害は、侵害サレも侵害スルも両方著作ブツでないとそもそもなりたたない議論なのだ

(※ワイナリー看板事件のような情報メインの絵では、さすがに思想感情がないか著作権侵害がないと判決されているが、AIを利用して出力したいのはエモいなのだ

 

一応、今のところはAIを経由したこと人間がみればわかるものが多く、SNS投稿SF雑誌でも「質が悪いAI作品投稿してくんなバーカ」とはいっているが、

稚拙(指六本w)ながら読もうとすれば読める程度の思想感情は出てきているからこそ、クリエイター経済的に脅威を感じているわけだ。

提言3の「・」以下のは悪手というか、「画像AI生成物においては、すべて又は大部分が画像AI生成物である制作物を著作権保護対象とせず、創作寄与が明確に認められるもののみ保護対象とすること。」はおまえらの使ってる作画ツールだってそろそろAI学習ずみのが混じってんだろ、それを利用しないほうがバカじゃねーのとしか

あとAI画像じゃなくてすでに出回りまくってる「いらすとやさん」「chatGPT」みたいなののほうが実は脅威度が高いんじゃねえかな。

 

※かといって政府提言もうけつけずなにもしなくていい…ともおもわない。

CD収録曲ユーチューブにでたらレコード会社申請により消してくれるのに、画像がdanbooluにのってもだれも消せよとはたらきかけられないのは、著作権管理団体が存在しないからだ。

電子同人仲介サイト違法アップロードに目を光らせているというところもあるが、pixivツイッターは一枚イラスト代理で訴えることはしていない。

 

消防車を誰も呼んでいないのである

2023-02-23

各種ライブ配信サービスでの楽曲の許諾状況について

共通する前提

CD音源自分演奏したりアカペラで歌う以外の市販された音源)をネット配信する場合は原盤権や著作隣接権必要

 

MOGRA

Twitch進出したとき記事

https://kai-you.net/article/40882

コロナ禍で問い合わせが来た許諾についてのツイート

https://twitter.com/choroyama/status/1245366473536573441

原盤権の問題に関しては明言を避けている

https://twitter.com/choroyama/status/1245530322336239616

 

Youtube

ContentID管理されているものの、原盤権等は各自で取らなければならない。

このフローチャートがわかりやす

https://www.jasrac.or.jp/info/network/pickup/movie.html

 

Twitch

ContentID管理されていること以外はYoutubeとほぼ同じ。

MOGRAの件を鑑みるに、原盤権まで許諾されているかは怪しい。

DJ配信ではよく使われている。

 

ニコ動ニコ生

ドワンゴ側で原盤権の許諾を取っている楽曲使用許可されている。

これはCD音源を流してもOK(削除される可能性も言及されている)

 

許諾楽曲検索

https://license-search.nicovideo.jp/

音楽著作物及び音楽原盤の利用に関するガイドライン

https://info.nicovideo.jp/base/license_guideline.html

 

cluster

下記を読む限りはclusterYoutubeTwitchと同様みたい

https://clusterhelp.zendesk.com/hc/ja/articles/360029523032-%E4%BD%BF%E7%94%A8%E6%A5%BD%E6%9B%B2%E3%81%AE%E7%99%BB%E9%8C%B2

なのでこのブコメ記述は難しいか

なおCluster包括契約を結んでいるので、今後音楽イベントClusterが主になっていくかもね

 

その他JASRAC包括的契約を結んでいるサービス

YoutubeTwitchと同様

 

JASRACNexTone登録楽曲を流す場合インディーズ楽曲等)

個別許可を取ればOK……だと思うが問い合わせ先が権利を持っているか確認した方が良いと思う

 

追記】VRChat

結局許諾を取ることには変わりないので……

Youtubeなどを介さずなんちゃらCDNやなんちゃらChatとかを通してワールドに流すとしてもそれはネット経由の公衆送信になる

 

追記現実の場でやるDJ権利的に問題ないの?

多くのDJができる箱(クラブとかDJブースつきのバーとか)はJASRAC包括的契約をしているので問題ない(金を取っても良い)

 

追記】ContentID登録されている=原盤権(著作隣接権)が許諾されている?

ブコメより

YouTube場合、Content IDで公開が許可されているもの著作隣接権クリアしているはずです https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/tyousakai/kousou/digital_kentou_tf/dai3/siryou2.pdf

pdfの内容的に、「ContentIDレコード会社が該当コンテンツ著作隣接権保有していることを登録し、Youtube側が自動で参照できるシステム」と読める。

これは「ContentID登録されているコンテンツ著作隣接権が許諾されている」とは違うと思われる。

 

以下のように、ContentIDブロックされなかった楽曲は許諾がとれているとみなしてDJ動画アップロードを行っているが、

これは街中で手当たり次第に人を殴って逮捕されないラインを探ってるような感じがする(伝わる?)

https://note.com/eisukemizuguchi/n/n8308546bc224

「それは違うよ!」があったら

コメントに書いてください

2023-02-22

DMC根岸みたいなやつが会社にいる

DMC(デトロイト・メタル・シティ)を知らない人に説明すると

真面目で素朴でほんとはオシャレなシティポップをやりたいのに、適性があるために自分意思と反してレコード会社社長に無理やりデスメタルをやらされデスメタル界の神になっていく青年の話です

不動産事務で、お菓子作りとお茶が生きがいの心優しい男で

お客様に寄り添うお部屋探しのために縁の下の力持ちになりたいと話していたのに

強そうな顔とスタイルと声質を評価されて営業に回されて

日々カモにワンルームマンションを売ってる

営業成績がめちゃくちゃにいい

仕事終わりいつもシナシナになってる

かわいそうで面白い

2023-02-14

anond:20230214001326

20年前の有線やラジオデータで「年間ランクインアーティスト数」を出しても今と変わらんと思うけどな

結局はレコード会社が売り出したいアーティストマスコミと一緒になって流行させていくんだから

逆にドイツとかは流行を作れるだけのちからメディアSNSにないか個人が好き勝手に聞いてアーティストがばらける

日本では新しい曲を聴ける場所がないという問題

日本スポティファイで新しいアーティストランクインしないのは、新曲を聴かせる経路が日本では完全になくなったからだ。

では、かつてそれはなんだったのかというと、音楽番組と有線。

かつて日本ではほぼ毎日音楽番組が放映されていてそこで新人が曲を披露していた。

それがここ十年で皆無になった。

この恐ろしいほどの変化はあまり気づかれていない。

それと有線。以前はどこに行っても有線で最新の曲が流れていた。

カフェに行っても有線。居酒屋に行っても有線。電気屋に行っても有線。

から、誰もがなんとなく知っている曲が存在した。

しかし、今や有線を流しているような店は皆無だ。

どこもかしこスポティファイジャズオールディーズロックを流している。

そもそも外を歩いていて邦楽の曲を聴くということがめっきりなくなった。

新曲が流れている場所がないのだから、それを知ることができないのは当然だ。

今の日本では新曲を探して聴くという行為は相当マニアック趣味になっている。

では、海外はどこで聴いてるかというと、もちろんクラブだ。

新しいアーティストが出てくる国ランキングを見ても一目瞭然。

クラブ文化が強いところがトップを占めている。

クラブが気軽に行ける場所ではない日本ではクラブ文化根付いていない。

新曲という文化復権させるには主要な駅のすべてにキオスクのようなクラブを作ればいいだろう。

しかし、そのような投資ができるレコード会社がはたして日本に残されているのか……。

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