はてなキーワード: 童貞とは
これから書くのは、三十路非モテ童貞奇形アトピー毒親育ちおじさんが、学歴やら年収やらなんやら肩書だけつよつよになった結果見えてきた、大いなる諦めと僅かな希望と、「どうせ恋愛なんて外見が良い奴がワイワイやってるだけの初期ステでほぼ決まる糞ゲだろ」と思ってるまだ20代より若い人へ送る、しょうもないポエムです。
人生辛いよな。いわゆる「モテるための努力」みたいな奴を人の5倍10倍してても、もとから顔が良い奴が「彼女ができないのは彼女作ろうとしてないから」みたいなことを平気で言ってくるの、本当に不公平だと思うよな。高校大学のときの遊びみたいな恋愛において、完全に蚊帳の外だった上に「蚊帳の外に置かれてるのはお前の努力不足」とか言われるの、本当に理不尽だと思うよな。
その遊びみたいな恋愛において蚊帳の外だった理由は「中身で評価されなかった」から、ってのは、実のところ、8割位正しいんだ。遊びみたいな恋愛に関して、中身で評価されない、中身で評価されるところまで行かないのは、ある意味当然なんだ。だって、遊びなんだもの。学校とかいうクソ狭コミュニティの中でのコミュニケーションで、ボスみたいな人の好感度が簡単に他の人に伝搬するヒエラルキーゲームなんだもの。好感度0の奴がやる行動の評価は0に何掛けても0、しょうがないことだ。
でもな、仕事始めてからの恋愛、名前が変わらないけど、全く別の違うゲームになってるんだよ。コミュニティの繋がりが希薄になって、ぼんやりと広がっていく。結果として個人の趣味に価値が寄っていく。他人を好く基準が、他人が好いてるから私も好き、じゃなくなっていくんだ。そこで出てくるのが、他人のために行動できるか、とか、仕事でちゃんと成果出せるか、とか、個人の素質、中身のほうに少しずつだけど寄っていくんだ。この切り替わりが早いのが、今までそこそこモテてきて、彼氏彼女が居なかった時期のほうが少ないようないわゆるモテ側の人間なんだよ。性格が合わない奴はいくら外見が好ましくても無理、ってのを理解してるから。
今までモテてこなかった、どうしようもない私や私が今回メッセージを贈りたい皆様は、多分、そういう人が自分を好いてくれていても、「学生時代散々遊んでた奴、散々蚊帳の外に追いやってきた奴、そして蚊帳の外に置かれてることを嘲笑してきた奴が急にすり寄ってきた」って思ってしまうかもしれない。違うんだよ、やっと、「中身で評価される時」が来たんだよ。待ち望んでいただろ、「中身で評価される時」だ。
もちろん、卑屈になってしまうのは否定しない。それどころか肯定しよう。苦悩は絶対ある。虐げてきたタイプのやつが、急に手のひら返してきたら怖い。疑う。不審に思う。当然だ。だが、そんな奴が、お前らごとき私ごときに、目を向けなきゃいけない時期が来てるんだ。お前は見返したんだよ、さんざん馬鹿にし、虚仮にしくさったあいつらを。中身で!特に立派な学歴だったり、肩書だったり、金稼げるようになったり、君や私の努力の結果を、中身を評価してるんだよ!
いま皆様が劣等感に苛まれてる、かつ「中身で評価されねえな、世の中クソだ」って思っていたら、是が非でも中身!心優しく、他人に気を使えて、多方面に有能になれるような方向に行ってほしい。偽善でも全く構わない。表出する行動が善、少なくとも「あなた」が世の中に誇れるようなことならば、それは全く正しく善であることであると私が肯定する。これであなたを肯定する人が世の中に少なくとも2人になった。独善ではないな?それでも全く相手にされないんだったら、思う存分、私と共に世界を恨もう。「世界は初期ステと生育環境で99%決まる、最低最悪なクソの掃き溜めである」と。クソの掃き溜めに評価されないのはこの上ない栄誉だ。誇っていこう。
劣等感、コンプレックスをバネにして努力した人は、いざそれが解消されるべき時がきたら卑屈になってしまう(あるいは過剰な自信を得てしまう)ことはままある。学生時代遊べなかった恨みは、どうか今幸せになることで解消してほしい。目の前の自分に対する好意を裏切るような、あるいは自分が今でも不幸なことで世の中を憎むような復讐が、あなたの幸せよりも大切ならば、それもいいだろう。いいだろうが、いつかクソこじらせキモおじさんになる前に、脱してほしいと心から願っている。
「童貞が作ったAV」って「ド素人の作品」て意味で揶揄する時によくつかわれる表現だけど、べつにマーケティング的には「童貞向けに販売する作品」ってジャンルや目的があったってまったくおかしなことじゃないのにね🤔
お前ら史的唯物論知ってるか?
知らないだろ
史的唯物論がわかってないやつはネットで発言したらダメだしリアルでも言葉を発してはいけないよ
人間免許の取得には史的唯物論を理解していることが必要だからね
最近は史的唯物論も理解していない男と女がセックス をして、史的唯物論を理解していない子どもがどんどん増えてきている
実に嘆かわしいことだと思う
好きで好きでしょうがなかったけど、パリンパリンの童貞だった自分には彼女にアプローチを仕掛けていく術など無く、「彼女に触れたい」という思いはいつしか「彼女が触れたものに触れたい」という気持ちに転化して、必然的に変態行為に走ることになった。
しかし変態行為が彼女に発覚してしまってはすべてが終わってしまう。表面ではあくまで紳士的にふるまいつつ、悟られぬように事を行わなければならない。言ってみれば変態紳士だ。
手はじめに、蔵書整理の時に彼女が使った軍手を持って帰って匂いをかいだ。ホコリの匂いがした。
それからおもむろに股間にはめてオ○ニーをしたが、終わったあとはものすごい罪悪感におそわれて、彼女をそういう卑猥な対象にするのはやめようと思った。ホコリまみれの軍手をはめたせいで股間に雑菌が入って大変なことになったが、天罰だと思って耐えた。
彼女が使っている髪留めと全く同じものを買い求め、こっそりとすり替えて匂いをかいだ。ゴムの匂いがした。
もっと強く嗅げば彼女の匂いがするかもと鼻の穴にねじ込んだら、奥まで入りすぎて勉強机の上に嘔吐した。親から勉強のしすぎでストレスがたまったかと疑われて検査入院させられたり、いない間に机の掃除をされて秘蔵のエロ本が軒並み廃棄されたが、天罰だと思って耐えた。
ある夏の日、彼女の水泳バッグが準備室に置いてあった。準備室には自分ひとり。逡巡の後バッグを開けて顔を突っ込んで、思いっきり匂いを吸い込んで元に戻した。塩素の匂いがした。次の日の水泳の授業の時にそのことを思い出して勃起してしまい「勃起ング」という不名誉かつ月並みなあだ名をつけられたが、天罰だと思って耐えた。
放課後の貸出カウンターで彼女は私物の本を持ち込んで読んでいることが多かった。図書館にはこんなに蔵書があるのに、それ以外にも読む本があるとは!との畏敬の念と、集中して本を読むその横顔を眺めるのに夢中でついぞ声を掛けることなどなかったのだけど、勇気を出して何を読んでいるのか聞いてみた。尾崎翠の「第七官界彷徨」だった。もう何回も読んでいるから興味があるなら貸すよ、という申し出に一も二もなくうなづいて借りて帰った。
自室で正座して本を広げると、わずかに花のような香りがした。劣情を催すよりも、どうしてお互い図書委員で本が好きなのは分かっているのにこういう普通の交流が思いつかなかったのかと、自分の浅はかさに慟哭した。
一週間かけて何度も読み直し、いかに素晴らしい本であったかを控えめかつ熱意をこめて感想を述べると彼女は微笑んで「気に入ってもらえて良かった。今度は君のお気に入りの本を貸してね」と言った。
しかし自分は吉川英治や山岡荘八などの時代小説しか読まないうえに、自分で本を買う金を惜しんで図書委員になっているくらいだったから蔵書というものもなく、あれこれ悩んでいるうちに受験シーズンとなり貸出業務のローテーションから外されて、彼女に本を貸す機会にはついに恵まれなかった。
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彼女は女子高に進学し、それから全くの音信不通となった。クラスも違えば共通の知り合いもなかったので、彼女がどこで何をしているのか知らないままに僕は大学を出て地元に戻って就職した。
働き始めて1年たってようやく気持ちに余裕が出てきたので、久しぶりに本でも読もうと市の図書館へと足を運んだ。何冊か物色して貸出カウンターに行くと、そこには彼女が、当時の面影を残したまま、いや、それよりもだいぶ/かなり/相当きれいになった彼女がいた。
「「こんなところで何やってんの?」」
貸出の手続きを終えて「それじゃあ」と言って図書館を出た後、しばらく外のベンチに座って頭の中を整理して、もう一度貸出カウンターに向かった。
「どうしたの?」
「裏にケータイのアドレス書いてるから、時間があるときにでもメールちょうだい」
と言って返事もまたずに家に帰った。本当は、
「借りるのを忘れた本があるんだ。君という一冊の本を。あの時読みたくて、読めなかった本。貸出期限は無期限で頼むよ」
と言うつもりだったが、言うのをやめて本当によかった。言っていたら多分、天罰だと思っても耐えきれなかっただろう。
幸いなことに彼女からはその日の夜すぐにメールがあって、何度かのやりとりの後には映画に行ったり美術館に行ったりして、なんやかんやあって今年の秋、彼女と結婚することになった。
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中学高校大学と、華やかで彩られた学生生活とは無縁の人生を過ごしてきたけれど、人間地道に真面目に生きていればいいことが起こるんだなあと、しみじみ思っている。なので、現在のところ暗い学生生活を送っている人も、自暴自棄にならないでいい感じに頑張るといいと思う。
それと、件の変態行為については彼女は全く気がついていなかったようだ(勃起ングという不名誉なあだ名は伝わっていたけれど)。そのおかげで今の生活があるのだと思うと、変態行為を行うのは男として仕方のないことだけれでも、あくまで紳士的に、相手になるべく迷惑のかけない形で行うのが良いよ、と伝えたくてこの文章を書いた。今では思う存分、彼女の脱いだ靴下や下着の匂いを嗅いでいます。