はてなキーワード: ねずみ取りとは
正しい以外の何者でもない指摘だが。実際警察は重大な事件ほどやりたがらない。下手すれば自分の出世に響くから。
これはそうだな。
「免許を取って1年以内は二人乗りできないことは知っていた。しかし重要な決まりとは思わなかった」
思わんな。田舎っていうのは基本的に免許取りにゆくために無免で車運転して教習所の駐車場に停める、みたいなやつがゴロゴロいる。悪く言えば半不良的で、よく言えば牧歌的だ。この牧歌的田舎の価値観をそのまま作品化してるだけで、注釈があればよいだけの話だ(ないのかもしれんが)。当然これを都会でやっちゃまずい。田舎だから許容されてるところがある。
この辺の文化的な特性を作品として表現しただけで、そこに咎を求めるのは見当違いだと思うが。なぜそんなに文化を窮屈にしたいのか理解できない。
アニメ『スーパーカブ』の6話で、免許取って間もない主人公・小熊がカブで二人乗りをする。
カスタムで125ccの第二原付にしているから「免許所得から1年経てば二人乗りはできる」が、
1年経っていないから違法。でもする。この描写についてネットでは
・おいおい…… というモニョり派
が喧喧諤諤。
……「という話になっている」
「という話にされようとしている」?
全然ちがうって。
「アニメをアニメとして楽しめない人は」って言ってる人、絶対読んでないだろ。
俺は読んだ。で、この描写辺りの小熊の心情描写で小熊嫌いになったというか、
「この作者の価値観は無理」と思って読むのやめた。
捨ててしまったから完璧な引用はできないけど、大体の言葉は覚えてるので書いとく。
単純に言うと、原作小説「スーパーカブ」はかなり粗が多くて、下手。
全然話を書き慣れてない人が、1つ1つのエピソードを思いつきで書いてるのが丸わかりで、真面目に読むときつい。
コミカライズやアニメで、どのように専業プロの手で整えられたのかは知らない。
ただ、小説については読んでいると状況について矛盾というか無理のある場面が多く(夏休み入って初雨とか)
かなりの作者ルールを飲んで付き合うことを作者側から要求されるという感じ。
俺はそういう小説は「まだ全然上手くないな」と思って読むやつ。
ただ「おいおいおい」「そりゃないだろ」と思ったのがこの二人乗り前後の話。
全文キャラを立てようとしてないってぐらい淡泊な筆致のわりに、
たまに解説される小熊の心情はかなり歪みや偏りが見えてキツい。
特にねずみ取りしてる警察に対して「公道で小遣稼ぎをする泥棒」みたいな唐突な心情独白があって、
しかもそれがライダー全員の共通認識みたいに書かれていて、「マジか」と思った。
俺はバイク乗ってるけど、そういう認識全くなかったので「やめてくれ」と思った。
第一ライディングの経験が浅い小熊がなんでそこまで警察を目の敵にするか
(むしろないない尽くしの少女にとっては味方側だと思うのだが)が不明で、
小熊というより作者出ちゃってるなぁ、トホホという感じだった。
で、高校の修学旅行に小熊は一人カブで向かうというたくましい話が続くのだけど、
その道中で「パンク修理すら自分でできない、情けないカブ乗り」の少年に出会う。
俺は、店のピットにお金払って作業してもらうのこそ安全と思っているので情けないとは思わないが、
小熊(淡泊で物語られないので作者、としか思えない)にとってはそうらしい。
で、小熊はパンクを修理してあげたあと、
同じカブ乗りとして親近感を覚えて近づいてきた少年のすねだか膝だかに蹴りを入れて、そのままカブで逃走。
「あんなやつがカブ乗りなんて!あんな情けないのと一括りにされたくない!」て感じで癇癪を起こしながら修学旅行先に向かう。
で、話題になってる「二人乗り」の話は、
原作だとその「自分はダサいカブ乗りとは違う」と描き切った直後、修学旅行先の宿に着いてすぐの話なのだ。
しかも、
「免許を取って1年以内は二人乗りできないことは知っていた。しかし重要な決まりとは思わなかった」
というものすごくサラッとした1行か2行かの地の文でOKになり、礼子とタンデムするのだ。
小熊ヤバいというか作者ヤバイ、さらに言うと違法を知っててケツに乗る礼子の株も下がった。
俺からすると、さっきのパンク修理できない少年の何倍もダサい。
これ成立するのか?この作者の中では?ってのが俺がこの作者無理だと思ったところ。
善なるヒロインとしてこのストーリーラインを受け入れてもらえると思ってるなら、かなり読者を選ぶ作品だなって。
ぶっちゃけ、同じバイクを愛する者?として俺は「この小説、流行って欲しくない」と思った。
チンピラ的ダブスタがチンピラ漫画で書かれるなら全然いいのだけど、
ないない尽くしからカブっていう皆に寄り添う名機を手に入れた少女が、
カブを手に入れたことで当然に迎える「美しいもの」や「成長」のエピソードとして法軽視を書いてほしくなかった。
保険金払われないから任意保険入ってる意味もなくなるし、誰も乗せなかった。
ただでさえ白眼視されやすいバイク乗りの誇りって、俺的にはそっちだと思ってたから。
変なこと言ってるとは思わない。
とまあ、そんなわけで、「小熊も、作者も、モラルはない」ってことが、
「アニメだからたぶんこの世界は法律が違う」とか「アニメに突っ込む人間ダサイ」とかじゃなくて、
堂々と「仕事してる警察は敵」で違法行為は「重要と思わないから犯す」っていう、
「重要でない要素」としてサラッと出てきたのが視聴者に「……え?」ってなってるんだって。
リアリティラインが違うヤンキー漫画やコメディ漫画につっこんでるわけじゃなくて、
カブ文化を賛美すると標榜する美少女×スローライフ作品に「当然の確信的違法」が入ったから、
ガラガラの道路で白バイとかねずみ取りとかめんどくせえなあとは思うときはあるけど
そんなとこ。
なんか「アニメをアニメとして見られない可愛そうな人」にされそうだったから、
「公式も作者も焦って、今そういうことにしようとしてんだよ」って言いたくなった。
流行ってほしくないとは思ったが、
べつにこの作品がこういうスタイルを許されずに潰れてほしいなんて思ってない。
全然違う変な結論を作り上げて、それで哀れまないでくれって感じ。
オタク同志たちがあっさり丸め込まれてるのも見てて辛いわ。おわり。
追記:
美少女×ほのぼのスローライフ、って言葉を使ったのは俺がショボかった。
俺の感想としては
純朴×スローライフ×成長譚×HONDAスーパーカブの素晴らしさがテーマっぽい作品で、
軽い気持ちで一線を超えた違法を美しいものとして書くのは困惑することで、
俺的には直前のエピソードの整合性とあわせていろいろと無理に思った、その方が正確。
それが「フィクションをフィクションとして楽しめないやつ」呼ばわりだから、
これは持ち出したコンセプトと照らしてツッコミ入れたくなるレベルだからツッコミ入ってるんだよ、
って言いたくなった。追記おわり
住宅街におけるネズミの増加が深刻だ。どこで深刻かというと我が家だ。
昨晩日も暮れ雨戸を閉めようとしたところ戸袋に隠れていたねずみが驚いてそのまま家の中に入ってきた。
部屋を密閉して家族総出で1時間以上探したが見つけられない。もうどこかに行ってしまったものと諦めつつもねずみ取りシートを設置し、部屋を後にしたら小一時間して超巨大なねずみがかかっていた。コレほどの巨躯なものがいったいどの隙間に隠れていたというのだろうか。なんという罰ゲームなのか。ネズミシートをパタンと畳んで新聞紙でくるんでビニール袋へぶっこんで燃えるゴミへ。なんだこれは。命とはなんなのか。
2~3年ほど前からネズミが屋根裏を歩くようになり、まもなくして家への侵入を許した。ネズミのダニは酷く噛まれるととてつもなく痒いうえ数ヶ月消えない跡になる。最初に異変に気がついたのはダニに噛まれたせいである。
天井に埋め込んでいる照明に通風口があり、そこから落ちてきたものと推測される。トタトタと歩く音に気が付き、これはもしやネズミなのではないかと気がついた。部屋に黒い紡錘状のちいさな糞をみかけたのと時期を違わず、まもなく食害にあった。ネズミにより齧られたビニール袋を見ればいかな楽天家でも対応をせざるを得まい。
天井の埋め込みライトを数十万かけて工事してもらい侵入口を家の周りに探したが僅かな隙間もみつけられなかった。木造建築ではない家の隙間を探すことは人間には難しい。ネズミ一匹とはいうが、きっと下水あたりのトラップを食い破って経路をつくったのか、もしかしたら屋根側の通風口からはいってくるのかもしれない。木造ではない建築がかえって対応を困難にさせる。ビルにも出るというので個人宅の努力など柄杓で海を救うが如くなのやも。
祖父母の代からこの地域に住まっているが、ついぞねずみなどというものを見掛けたこともなかった。しかし近隣に10階以上のビルも増え住宅の密集度があがったことが原因か、我物顔で庭を歩くネズミを見かけるようにもなってしまった。日中に道路を横切るねずみを見かける。わずか数年でだ。どこぞで殺鼠剤でも食ったであろうネズミが庭先で死んでいることもあった。いったいなんだこれは。
都内の地下鉄の線路の上をねずみが優雅に歩いているのを見かけるようになったのは10年ほど前だろうか、朝早くにはJRの線路でも見るようになったと思ったら、いつの間にか我が家にまでご来場されてしまった。フリーパスなど発行した覚えはない。他人ごとと思っているかもしれないが、都市化が進む以上、時間の問題だ。ゴミの夜間集積などでカラスがいなくなったと思ったら今度はネズミがやってくる。
色々試したが、有効な対策方法は駆除以外にない。粘着シートが一番だ。
殺鼠剤はダメだ、どこかで嗅いだこともないような匂いがすると思ったら徹底的に探せ。どっかの誰かが殺鼠剤を食わせた死骸があるはずだ。死骸からダニが広がる。早めに見つけて殺虫剤をまいておけ。天井裏や床下で死なれないよう万全を期して天に祈れ。
ネズミ忌避剤は人間にも香りが強い。しかも、すぐもどってくる。
超音波の装置は2~3個買った。「クマネズミとドブネズミに対する超音波防鼠器の効力試験」を読んだのは最近だ。数万円を投じた身には寂しいことが書いてあった。なんという。
ネズミの家族が引っ越してくるたびに捕獲をする。家に入られるまえに庭先のスノコの下などで捕獲する。滅ぼしても滅ぼしても半年ぐらいするといずれかの場所で増えてきてまたやってくる。全滅しても王様のもとに戻るだけだとか教会があって復活させてくれるのかもしれない。いったいトムの相手のねずみは何代目だというのだ。青いタヌキがネズミ相手に地球破壊爆弾を使いたくなる気持ちもわかろうってもんだよ。
この1ヶ月で3匹捕まえた。これを捕まえておかないと1ヶ月後に況や不逞の10匹を攻防戦を繰り広げ斃すことになる。我軍の被害も甚大だ。地域ぐるみで共同戦線を張らないといけないのだが都市部ではネズミの波状攻撃がヒトの連携を上回る。これではねずみごっこである。
1970年以前はほとんどがドブネズミであったものは現代はクマネズミであるそうだ。
クマネズミの商業地域から住宅地域への分散が1990年半ばより急増し2000年ごろをピークに相談件数が減っている。
http://www.city.meguro.tokyo.jp/kurashi/hoken_eisei/eisei/nezumi_gaichu/nezumi/index.html
しかし、確実にその勢力範囲は広がっているのだ。
ねずみはいつかやってくる。
覚えて置いて欲しい。やられる前にやっつけろ。君の大事な耳を齧られる前に。