はてなキーワード: 夫婦別姓とは
そういう話ならかまわないんですけどね
「相手が今まで特定の目的で使っていたものを、その目的で使用不可能な状態にする」という明確な不利益を強いる行為である自覚がない人が沢山いらっしゃるんですよね
「それそもそも現状でだって本当にその目的果たせてる?」とか「その不利益より我々が受ける不利益の方が大きい」とかいう理屈ならわかるけど
「選択肢を作るだけで、夫婦同氏でやって来た人々に影響がないのに反対するのは不条理だ」みたいな論調の人が少なくなく、
彼らの存在は反対派の態度を強硬化させ、選択的夫婦別姓の導入には却って障害となるでしょうね
影響はないだろ馬鹿か。結婚式で呼ばれるのが幸せだとか意味不明な意義しか提示できないのに他人の人生に手を突っ込もうとするクズしかいないじゃん
夫婦同氏においては姓は「最小の社会集団=夫婦を中心とした家族の呼称」で、姓を家族の呼称として使えなくなるのはそういう用途で使いたい人には不利益ですし
あるいは選択的夫婦別姓によって子供の姓に関してほぼ確実に何件も起きるであろう家庭内紛争も、子供は社会全体の共有資産という考え方から、夫婦同氏派にとっては不利益と言えるでしょうね、子供の不利益は社会の不利益
それが本当に夫婦別姓にしたい人の自由を制限する理由に足るほど大きな不利益か、という程度の話をしないといけないのであって、安直に影響がないと断定するような極論で反対派を非難する人がいるような現状では、選択的夫婦別姓の実現は遠いでしょうな
選択的夫婦別姓みたいな、社会の賛同を得て実現しなきゃいけないことについて
「こんなこともわからないバカで不条理な人たち」みたいな論調で話す人って、賛成派に見せかけた反対派か、実現するつもりのない人なんだろうな。
そんな言い方したら反対派が余計強硬になってあの手この手で反論を考えて余計実現が遠くなるだけなんで、本気で実現したい人にとっては害しかない。
儒教的男尊女卑と無関係な夫婦別姓かどうかは個人が決めることではなく社会が決めることでは。
夫婦別姓を許容することでそれに乗じて儒教的男尊女卑を取り戻そうとする動きが全く生じないとは言い切れない。
②2017年の日本に夫婦別姓を女性差別的に捉える人間はいないし、「文化的・歴史的に価値がある」という言葉に「だからこれからも残されなければいけない」という意味は内在していない
おわり
西暦2015に最高裁が「選択的夫婦別姓は却下」と判断を示しました。
これを受けて原告団長の塚本協子さんは「判決を聞いて涙が止まらなかった」
「『塚本協子』として生きること、死ぬことができなくなりました。」と述べました。
しかし待ってください。それって法律で解決しなくちゃいけないことでしょうか?
真犯人の名前を教えましょう。旧姓で呼んでくれない職場、旧姓で呼んでくれない銀行、旧姓で呼んでくれない葬式。
やつらです。
数年をかけて裁判を何度も起こすより! 三井住友銀行に毎日クレームを送りましょう。
この投稿を見たら「ペンネームでも簡単に口座が! マイナンバーを持ってお近くの銀行へ!」のキャンペーンをしてください。
「パスポートに名前を記入させないで」とお便りを送りましょう。
年賀状なんてやめて、外務省とか東京都生活文化局とかに絵葉書を送りましょう。
「佐藤から始まる同姓同名なんてたくさんいるんだから『本日は晴天なり』と自筆記入させてくれませんか?」と添えて。
「子供の姓はどうするんだ」
今回の訴訟では、子供の姓のルール改正は求めていませんので、「結婚時に決めた戸籍筆頭者の姓に統一する」だけです。もし、別のニーズ(子供は新しい姓にするとか)が発生したら、また時代に合わせて改正を検討すればいいと思います。海外のように、両親の名字をくっつけて子供の姓にする時代が来るかもしれませんね。「ますだおかだ」とか。
みなさんには役人の友達がいませんか? みなさんの友達は泣いていませんか?
「鈴木と佐藤が結婚するだけで『鈴木』『佐藤』『鈴木佐藤』『佐藤鈴木』『鈴佐』『鈴藤』『佐木』『木藤』とにかくたくさんだ!」
ただでさえ無駄の多い役所仕事に無理難題を要求するのは、みなさんの反対するところではありませんか?
選択的夫婦別姓は結局、戸籍にしがみついているだけですから最高裁が別姓を認めてくれたところで無意味です。
子供の名字は、親の名字は、先祖の名字は、友達の名字は……。戸籍に全てを任せようとしてしまいます。
選択的夫婦別姓の先にあるのは、子供が「父親の名字になりたい。母は要らなかった。戸籍を変えたい」と訴訟を起こす未来です。
効率的・実務的に言って役所をただ混乱させるだけの選択的夫婦別姓制度には断固反対していくべきで、
「そういえば所ジョージさんって芳賀隆之って戸籍上なってるらしいですが、所ジョージの方が本名って感じがしません?」と不動産会社の人に言いましょう。
選択的夫婦別姓なんて結局、子供の名字をどうするのか決めなくちゃいけないんですから。
既に主旨は述べましたが、ではどうして戸籍を擁護するのか整理させてください。
みなさんもご存じの通り、夫婦別姓というのは極めて男女差別的な側面があります。
中韓が現在も夫婦別姓であるように、極東では女性は家族の中でただ一人、男の姓を名乗ることを許されないものでした。
そこで明治維新の頃、列強のルール「妻は夫の名字を名乗る」という先進的な男女差別へと乗り換えたのが日本です。
名字の話をするだけで昔の各国のパワーバランスの話になりました。
名は……ちょっと土地を変えれば全く違う理論で働いている、とても価値のあるものです。年輪です。地層です。百科事典です。
ロシアには「父親の名前が、子供に自動的に足される風習」があります。「父称」で検索。
プーチン大統領は「ウラジーミル・ウラジーミロヴィチ・プーチン」という名ですが、ミドルネームにあたる「ウラジーミロヴィチ」は父親から来ています。
砕いて言うと「ウラジーミル、ウラジーミルの子の、プーチン」です。ウラジーミル・プーチンの父もウラジーミルだとミドルネームに書いてあるのです。
父親と子供の名前が同じというのは日本からすると変かもしれません。
しかし「名前に無頓着な名前」は世界的には多々あることで、マクドナルドは「ドナルドの息子」という意味だとされています。
マクミランは「ミランの息子」、マッカーサーは「アーサーの息子」とされています。
名は文化・歴史的に価値のあるもので、善とか悪とかそういう尺度で語るべきものではありません。
日本では源義経は牛若丸だし、豊臣秀吉は羽柴藤吉郎だし、鳳凰院凶真は岡部倫太郎だし……。
名は大切なものではありましたが、そのせいか代わりの名前がぽんぽんと出てくるものでありました。
選択的夫婦別姓の先にあるのは「寿限無」や「ピカソ」のように長い長い名前です。
「親のせいで俺の名前120字以上になった! ツイートできない!」となります。
そういう一般的な人間のユーモアと役所仕事というのは相性が悪いものです。
名乗りたい名前があるなら自由に名乗ってくれて構いません。それが国民の総意になる未来もあるでしょう。
しかしそれはともかくとして国がきちんと古くさく管理するのを許してあげてくれないでしょうか?
そうしてきちんとされたものが百年先、千年先にどう解釈されるのか私たちには全く想像できないのですから。
半角の
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>プライドの面から反論するなら、家から引き継いだ姓を名乗ろうとする夫婦別姓賛成者も同じだぞ。
それはわかるけど、実際に世の中には家同士の力の格差が存在する。そのことを無視して夫婦別姓を徹底させようとすると、経済力が強い家が結婚するのをためらうようになるよね。
>プライドの面から反論するなら、家から引き継いだ姓を名乗ろうとする夫婦別姓賛成者も同じだぞ。
それはわかるけど、実際に世の中には家同士の力の格差が存在する。そのことを無視して夫婦別姓を徹底させようとすると、経済力が強い家が結婚するのをためらうようになるよね。
夫婦同姓は、経済力の低い夫(もしくは妻)が経済力の高い配偶者と結婚する際に、経済力が高い方のプライドを満たすことの意味合いが強いんだよね。
養う方からしてみれば、それなりの見返りが欲しいと素直に思うはず。
選択できるという時点で、社会全体における「姓」の意義が変わるから、選択的別姓派も「姓」に関する認識を変えることを強要していますよ
それってつまりは現行制度がおしつけでしかないという証明だね。意義が変わるなんて嫌だ!と叫ぶだけのクズより生活上の利便性が重視されるのは当然ハイ終了
それで反対派を懐柔して選挙で勝てるならどうぞ
生まれてから養子縁組以外で姓が変わらない、固定的な「夫婦別姓」においては姓は家系、血統のおおまかな指標。
結婚によって姓がどちらかに統一され、子にその姓が継がれる「夫婦同姓」においては、姓は家族単位のおおまかな指標。
選択的夫婦別姓においては、姓はそのどちらをあらわすとも言えない、特に意味のないもの。
普通にマジレスすると、今まで同姓にするのを押し付けられてきたわけで、選択肢がなかったので、選択肢ができればみんな幸せにになるでしょ?ということなんだけど、どの辺がわからない?
そういう理屈なら、「姓を名乗らない」「無姓にする」という選択肢も当然同時に認めてくださいね。
選択的夫婦別姓を導入する時点で、親子や家族のまとまりを示すものでもなくなるわけだし、「姓なんて必要ない」と思う人も当然出てくるでしょうね。
同姓同名が容認されているから、姓と名を合わせれば個人が識別できるということもないですし。
難読苗字や変わった苗字などでイヤな思いをしてきて「結婚しないと姓を変えられないのは不便だ」と思っている人もたくさんいるでしょうから、姓は自由に変えられるようにしましょう。そういう選択肢を作りましょう。