はてなキーワード: 動物園前駅とは
予算があんまりなかったので動物園前近くの結構値段がするほうの簡易宿所に宿泊したときの感想
西成には6回目、ここ最近利用したのは去年の2023/11の警察署前のもっと安いところ
西成簡易宿泊施設としては高額な2400円/日(土日休2800円/日、宿直接)、今回は楽天経由で10250円でポイント(平日2350円x1、休日3950円x2)
風呂は時間製で、朝も営業中、シャワー室は男女別でサウナもあった(男湯だけ?)
トイレは使用感はかなりあるが一応キレイ、大便用は全部洋式でウォシュレット付
久しぶりに駅前の宿にしたがやっぱり高いだけあってちゃんとしてるなあという印象
11月に止まったところは、トイレのとなりに台所があり、大便器はほとんどぶっ壊れるとかだった
ここはトレインスポッティングに出てくる便所かよと思った
部屋は教説に変な腐敗臭がしてたので窓開けて寝てた
眼の前に警察署があって治安は比較的安全だが奇声が偶に聞こえてた
連泊だったら交換可能だったし、(比較的)高級シャンプーの貸出とかもやっていた
去年も思ったが動物園前駅や新今宮駅前は結構海外からの観光客をよく見かける
昔ながらの日雇いのおっちゃんのほうが少ない(もっと安いことに行くわな)
まあ、ホステルとかよりは広くて風呂やサウナもあるし値段はホステルより安いとなったらこっちに泊まるのは普通かな
エレベーターで降りてたら下の階で日本人カップルが乗ってきてビビる
こっちはバスガウンで1階の大風呂に入りに行く途中で気まずくなった
なお、東洋系のカップルや白人のカップルなどもロビーにいてすげえな此処と思ってしまった
洋式部屋ならまだしも畳の和式部屋に女性が泊まるもんかと思った
まあ一人は洋式部屋だったがグループで西成に泊まるとかすげえなと思った
逆にこっちが怖くなった
帰る際、幼い男子2人を連れた家族4人が和式部屋2つから出てきてビビった
子供連れが泊まれなくは無いぐらいの施設ではあるが西成でかと思ってしまった
バリバリ背中に入れ墨入れていたのを大風呂で見てしまったので怖かったが
難波からも複数ルートで来れる地域ではあるし、基本平坦ではあるでキャリーバックをもって移動するには良い地域ではある(新今宮駅前は狭いが)
動物園前の9番出口付近はまだ昔のドヤ街の雰囲気を残している場所もあるが
駅前はちょっと古いホテルって感じでそこさえ我慢出来るならかなりいい場所なんだろう
鶴橋、難波、梅田には電車で気軽に行けるし、新世界に行くには最適な場所だしな
近くにドンキやダイソー、大型スパ施設もあるから西成のポテンシャルは実は高いのかも
今後世代交代が起こって色々更新されていく形になると思うがどうなっていくんだろうね
日本の再開発ってダサいから一辺倒にしちゃう方式になるからなあ
まあちょっとだけディープな看板とかみたいなら動物園前商店街のアーケードを南下すれば
中華系カラオケスナックばっかりになっているところに「居酒屋で覚醒剤を売るな!」の標識を見れたりはするが
まあ泊まった簡易宿所はどっちも「あーアソコね」ってなると思うが一応伏せて書いた
2019年10月上旬、西成区のとある安宿に女一人で泊まった。
宿の最寄駅は新今宮駅と動物園前駅と荻ノ茶屋駅。この記事を書くにあたって調べてみたところ、あいりん地区と呼ばれる地域だそうだ。
15時半頃に動物園前駅に着いた。
荷物を預けるために宿に向かう。駅前にはドンキにいるような若い男性がいたが、駅から離れるに連れて若者は減り中年以降の男性ばかり見かけるようになった。迷子になりながら10分ほど歩いたがその間に見かけた女性は一人だけだった。
大通りから横道に入ったところで空気の異様さを感じる。すれ違う人はビール片手にふらふら歩いている男性、何かを入れたビニールを引きずって歩く男性、定職に就いていないであろう風貌の人ばかりになった。
警察署の前では警察官と6、7人の浮浪者が談笑しているようだった。
もうチェックインができると聞き、チェックインを済ませた。鍵代がデポジットで1000円かかるそうだ。宿泊料はネカフェのナイトパックより500円ぐらい安い。タバコは吸わないと言うと禁煙の部屋をあててくれた。
視線を感じたのでできる限りぶっきらぼうに靴を脱いで、スリッパに履き替え部屋に向かった。
隣りの部屋から男性が出てきたので男女で部屋の場所をわけていないんだなと思い、廊下から人がいなくなってから部屋に入った。
部屋は想像の3倍はきれいだった。無論、とても古くて汚かったが掃除はされていた。
折りたたみのパイプベッド、折りたたみのデスク、棚と小さな冷蔵庫とテレビ、エアコン。デスクの上には簡素な部屋に不似合いなピンク色のスタンドミラーがあった。
Googleの口コミで南京虫がいると書かれていたのでまずベッドのシーツや枕カバーを剥いで血痕がないか確認した。問題なかった。
今度は大通りを通らず最短距離で駅まで行った。来たとき以上にヤバい雰囲気で、なるべく「俺は今機嫌が悪いんだ」という顔を作った。中国やオランダに行った時より厳つい顔で歩いた。
駅に入ると普通の男性や女性がいて差に驚いた。道路を一つ挟んで別の世界があるようだ。
駅近くの玉出でデカビタを買った。遠心力を利用すれば痛烈な一撃が繰り出せる。リーチもある。
勝ったと思った。
右手にスーパーの袋、左手に551の袋をぶら下げ、勝ち誇った顔で歩いた。
最短距離の中道を行ったが昼とは違って夕方は人が多く、スーツを着たサラリーマンが通りを歩いていた。
宿の部屋に戻ると汗ふきシートで髪や身体を拭いた。
女性用の大浴場やシャワールームはあるが、ロビーの前を通る必要があるのでシャワーもトイレも諦めた。
受付で説明はされなかったがフリーwifiがあると予約サイトに書かれていたので適当に拾って使った。
近くにスナックがあるのかカラオケの音が聞こえる。喧嘩の声もする。
21時に就寝。熟睡した。
6時に目が覚め、身支度を整えた。
ふと、今の時間ならロビーにいた人たちは寝ているのでは?と思い、女性用シャワールームへ向かった。正解だった。
シャワールームは想像の10倍以上きれいだった。ゲストハウスの平均ぐらいの清潔度だ。
洗面台は二つあり、予約サイトには無しと書かれていたドライヤーがあった。他の旅行者が残していったものか、ボディソープやブラシなどもあった。
シャワールームは施錠されていて受付に声を掛ける必要がありそうだったので洗面台で頭を洗った。トイレもきれいだった。備品も女性的なかわいい色合いのセレクトで女性が泊まっても大丈夫なように、という心遣いを感じ胸が痛んだ。
「快適に過ごせました。ありがとうございます。」と部屋に書き置きを残してチェックアウトした。鍵代が返ってきた。
口コミでは「お値段相応」と書かれていた宿だったが、私にとってはお値段以上だった。
住民は道端に集まって談笑していた。
そのうちの一人に「おはよう」と声を掛けられたので「おはようございます」と返した。
駅の中と外のギャップは相変わらずだが、帰る頃には怖い街だという印象はかなり薄れた。
ヒプノシスマイクが通天閣とコラボするのに対して「現場の治安はガチでヤバいから気をつけろ」って話 - Togetter
とあるオタクイベントを通天閣で開催するということで、現地での注意喚起を促すツイートが注目を集めていた。通天閣へのアクセスルートなど有益な情報も含まれる反面、内容としては西成区のあいりん地区のインパクトが大きいため、あまり知らない人が読めば誤解を招きかねない。ツイートを読んだ人の中には10年以上前の印象で新世界や天王寺公園周辺の治安を捉えている人もいるのではないかと思われる。
そこで、半径1kmもない狭い範囲内に収まっているために日頃から誤解・混同されることが多い西成・新世界・天王寺界隈を、属する行政区ごとに簡単に説明したい。ややこしいだろうが、GoogleマップやYahoo!地図で構わないので地図を参照しながら区の位置関係を把握して読んでもらいたい。
大阪市立大学の附属病院、阪神高速の阿倍野入口・天王寺出口の辺りを原点とした平面座標をイメージすると分かりやすい。
・第一象限(北東)…天王寺区。大阪市立美術館や天王寺動物園を擁する天王寺公園が所在。
・第二象限(北西)…浪速区。通天閣が位置する。一般に新世界と呼ばれている場所。
・第三象限(南西)…西成区。あいりん地区(≒釜ヶ崎)、飛田新地などが含まれる一画。
・第四象限(南東)…阿倍野区。あべのハルカスやあべのキューズモールが位置する、再開発が著しい地域。
天王寺公園の歴史を紐解けば、ホームレスや「青空カラオケ」といった露天対策が行われていた時期があり、その頃の印象が強く残っている人もいるのではないかと思われる。
しかし2019年現在では「てんしば」と呼ばれる再開発エリアを筆頭に、治安のことは気にせずに訪れやすい一画となっている。Togetterでも記されている通り、少し距離はあるものの通天閣を訪れる際は天王寺駅から天王寺公園を通過してアクセスするのが一番安全であろう。
通天閣が位置しており、国内外の観光客が押し寄せている新世界。ここも一時期は観光客数の減少や治安の悪化などの問題を抱えていたが、近年では改善傾向にある。いわゆる繁華街なので、それに応じた危機感は持つべきではあるが。
JR・南海の新今宮駅や地下鉄の動物園前駅から新世界にアクセスするルートが近くて分かりやすい反面、歩き方によってはパチンコ店の近くや薄暗く圧迫感のある高架下を通ることになり、治安が気になる人もいるかもしれない。
阪堺・地下鉄の恵美須町駅から新世界へアクセスするルートも同様に近いので、そちらから歩く方が良いかもしれない。Togetterではこのルートも注意喚起されていたが、駅を降りると通天閣が視界に飛び込んでくるので、回り道や寄り道をしなければ大きな問題はない。
あいりん地区(≒釜ヶ崎)、飛田新地など、初見では近寄りがたい印象が強いことは否めない。しかし、新開筋商店街や飛田本通商店街といった地域に根差して親しまれている商店街の存在も忘れてはならない。
あいりん地区に関しては、一時期よりは減少したものの路上や公園で生活している人もいるため、安宿での宿泊といった明確な目的がある場合を除いて不必要に立ち入らない方が賢明であろう。また、南海の萩ノ茶屋駅や阪堺の今池駅はあいりん地区に隣接しているので、慣れないうちは利用を控えた方が良いかもしれない。
飛田新地では、高級料亭の写真をみだりに撮影するなどの無作法な行為は慎んだ方が良い。
他の地区と比べると注意する点は多い。特に、怖いもの見たさで観光するのは止めた方が良い。ただし、日中であれば過度に怖がる必要はない。物理的にも精神的にも適切な距離間隔で観光することが肝要である。
再開発によってこの数十年で大きく変貌した地域。あべのハルカスやあべのキューズモールといった商業施設が集積しており、ショッピングや観光に適している。
キューズモールの裏手、阿倍野区の西端には大阪市立大学の附属病院や林立したマンション群が閑静な住環境を形成している。さらに西に進むと、南北に伸びた上町断層に突き当たる。断層崖の下には歴史を感じさせる飛田新地の料亭が広がっている。断層によって地形の高低が生まれ、それによって行政区が分けられ、街の雰囲気も変化する好例である。
何かと混同されることの多い場所ではあるが、実際に歩いてみることで内実の違い、多様さを体感してみてほしい。これまで抱いていた誤解も解けるのではないかと思う。