はてなキーワード: inaxとは
トヨタ自動車が日本で有名な自動車メーカーであることは言うまでもないことだが、その前身が食器メーカーであったことはあまり知られていない。
豊田市は愛知県の北部に位置しており、瀬戸市や岐阜県多治見市と隣接している。
瀬戸市は日本六古窯の一つである瀬戸焼で有名であり、東日本では陶磁器全般を瀬戸物と呼ぶほどに広く流通していた。
多治見市もまた陶磁器の名産地であり、アニメ化もされた「やくならマグカップも」の舞台と言えば説明が早いだろう。
豊田市・瀬戸市を中心とした猿投地区は古代から窯業が盛んであり、日本の三大古窯の一つである猿投窯跡群を形成していた。
今でこそ豊田市に窯業のイメージはあまりないが、トヨタが自動車製造を事業化する以前は、瀬戸市や多治見市と同じく窯業を主産業とする町であった。
窯業は縄文時代(縄文土器)から存在する生活に不可欠な産業で、時代と共に需要は大きくなっていき、明治維新によってさらに窯業製品の需要は大きくなる。
西洋建築の勃興による煉瓦(れんが)の需要、石油製品や化学薬品を保存する甕(かめ)の需要、送電線を支える碍子(がいし)の需要である。
しかしながら、瀬戸焼はこうした需要に応えることはできなかった。
常滑焼もまた日本六古窯の一つだが、愛知県知多半島に位置する常滑市は伊勢湾に面しているので、海運で日本各地の需要を支えることができたからだ。
一方で、瀬戸も常滑に対抗しようと流通力を強化するために鉄道を敷設したが(後の名鉄瀬戸線)時すでに遅く、近代産業から撤退して食器作りを中心とした伝統産業へと回帰していった。
常滑では明治時代に伊奈製陶が創業して、INAX・LIXILと企業名を変えながら国内の窯業で高いシェアを誇っている。
トイレや洗面器ではTOTOに次いで国内シェア2位で、タイルについては国内どころか世界で1位のシェアである。
一方で瀬戸からはそのような大企業は生まれていないことから、愛知県内の窯業で近代産業を担ったのは常滑ということが理解できるだろう。
ここでようやくトヨタの話になるが、明治時代に豊田市は存在しておらず、その前身である挙母町でも近代産業を支えるほどの陶磁器製品を生産することはなかった。
佐吉は小学校を卒業後に家業の食器作りの修行をするが、父が伝統製法に固執して経営が伸び悩んでいることに苦心していた。
18歳のころ、家業を立て直す唯一の道は最新技術を学ぶことと考え、東京方面へ出奔する。
その折で、東京上野で開催していた内国勧業博覧会を何度も見て、最新の窯業技術を目に焼き付けた。
そして東京から帰郷し、当時最新鋭の台車式トンネル窯を製造した。
それ以前の窯は、製品を人力で運び入れてから予熱・焼成・冷却の全工程を何日もかけて行った後に、人力で運び出す必要のある代物だった。
種類にもよるが陶磁器の焼成に1000~1400℃まで加温する必要がある一方で、人力で搬出入する際はもちろん窯の中に入れる温度まで下げなければならない。
これでは、温度の大幅な上下が必要なので時間がかかるだけでなく熱効率も悪い。
一方で台車式トンネル窯なら、製品を乗せた台車をレールに沿って動かすので、人が窯の中に入って搬入出する必要はない。
窯は温度分布のついたトンネル状の部屋になっており、台車がトンネルを進行することで自動的かつ連続的に予熱・焼成・冷却ができるので、温度管理も簡易だ。
この台車式トンネル窯により食器を自動的に大量生産できるようになったので、佐吉は豊田自動食器株式会社を設立することとなった。
会社設立後の経営は右肩上がりだったそうだが、明治から大正へと年号が変わる頃には製品の輸送に悩まされることになった。
歴史的に挙母町の物資輸送は矢作川の船運が担っており、豊田自動食器の食器工場で製造した食器類も例外ではなかった。
しかし、知多半島方面への用水供給を目的とした愛知用水の開発により、矢作川の水量が減り船運が困難になった。
食器の生産量は増える一方で矢作川の船便は縮小していき、代替としての馬車や人力車の輸送にも限界があった。
それでも、当時は三河鉄道の敷設中であり(後の名鉄三河線)、開通によって挙母町から国鉄刈谷駅へ鉄道輸送が可能となるのは決まっていた。
しかし、それまで待ちきれない佐吉の息子の喜一郎は、自動車を独自に製造して食器を自動車輸送することを考えた。
喜一郎は食器販売の滞りで需要の無くなった台車式トンネル窯を分解して自動車部品にした。
そして、窯の燃焼ガスを動力に台車を運転する機構を応用して、台車に燃焼機関を乗せることで自動車の製造に成功した。
さらに、食器を自動車輸送するだけでなく、自動車を製造・販売することにも思い至った。
それだけでなく、喜一郎は将来自動車が大量生産されることを予測して、食器を台車に乗せて連続的に生産するように、自動車も台車に乗せて連続的に生産する仕組みを考案した。
これが現在自動車生産で主流となっている、ライン生産方式である。
このようにして豊田自動食器に設けた自動車製作部門が分離独立したのが現在のトヨタ自動車株式会社であることは、もはや説明するまでも無いだろう。
なお、食器工場は第二次世界大戦の空襲によって焼失し、喜一郎の経営判断により食器製造部門は切り捨てて自動車生産へと舵を切ったので、豊田自動食器株式会社は現存していない。
話は少しそれるが、トヨタ自動車の前身は豊田自動織機である、という誤記をネット上でよく見かける。
もちろん正しくは豊田自動食器なのだが、「食器」と「織機」で読みが同じなので誤変換してしまうのだろう。
それだけならまだいいが、トヨタはミシンを製造していたというヨタ話(トヨタだけに)も一緒に流布していることもある。
豊田市(挙母町)で窯業が盛んだったことは地理的にも考古学上でも明らかなのに、なぜそのような勘違いをしてしまうのだろうか。
日本とほかの国との明暗が極端に分かれてきていて、あまりにできすぎで陰謀論まで出る始末なので
では、日本と海外の違いって何だろうって色々考えたが、こと日本の住環境がかなりの影響を与えているのではないかと思っている。
日本の建材は抗菌処理が多い。兎に角日本人抗菌大好き。トイレなんか当たり前、ふすま紙まで抗菌処理されているほど
狂ったくらいに抗菌処理がなされている。また日本の材料はクソ平滑である、TOTOやリクシル(INAX)が先行する平滑化技術は
うんこを洗剤なしで容易に流してしまう。オーバースペックであるが、アルコール除菌が効果を発揮するには材料が平滑
でないといけない。無垢木質ではアルコール処理をしてもウイルスが浸透してしまい効果が薄くなる。
日本の場合木質に見えるものの大半が、実は偽物で表面にシートがかかっていて浸透しづらい。
つまるところ日本の建材はアルコール消毒処理が効果を発揮しやすいのである。
参考:消毒剤の殺ウイルス効果に関する検討―ウイルス付着物に対する殺ウイルス効果とその持続―
http://journal.kansensho.or.jp/Disp?pdf=0740121023.pdf
最近の温水洗浄便座に至っては、コロナを不活性化させることで有名なプラズマクラスタ発生装置や次亜塩素酸ナトリウム水を
生成する除菌水まで投入している。効果は限定的とは言え、ウイルスが長時間居座るのが難しくなる。
また、日本の住環境で、強力な要素が浴室だろう。全身を石鹸まみれにし、ウイルスを確実に葬り去る。
それに飽き足らずひたすら換気しまくる。浴室を換気しなきゃカビまみれになるので当然だ。
エアロゾル感染もなんのそのである。平成12年以降の建物では24時間換気と無意味に高性能な空気清浄機がウイルスに襲いかかる。
ちょっと余談だけど、某所で聞いたことがあるんだけど、大便器が詰まる理由の中でかなりの割合を占めるのはパンツが引っかかるという事らしい。ウン漏らし後にパンツを流して詰まらせるらしいね。この現象、駅のトイレも多いんだけど、知的障害者がいる施設でよくあるんだって。漏らした事がバレないようにトイレに流そうとするんだって。一見、何も考えていないようで、ちゃんとそういうのは恥ずかしいという感覚があるんだって。それがほんとによくあるので、主な便器メーカー(TOTOとかINAX等)には、パンツが詰まってもすぐに除去できる専用の便器があって、そういう施設には設置されているのが普通だそうだ。そして、地下鉄サリン後にゴミ箱が撤去されてから、駅の便器はパンツによる詰まりが飛躍的に増えたそうだ。気をつけような。若い人は知らないかもしれないけど、昔は駅のトイレにはゴミ箱が必ずあった。別の意味で地下鉄サリンが憎いです。自分もパンツの処理で2度ほど困ったからね。
http://anond.hatelabo.jp/20081124162244
元々和式派なので上手く洋式を使うことが出来ません><
んで、本題の拭き方ですが、
1.便座から立ち上がる
2.便座脇のスペースにうんこ座り
3.その状態で拭く
かなり特殊だと思いますが、和式派の私としてはこうもしないと拭きとれた気になりません。
ウォシュレットについても最近まで使う機会がありませんでした(外出先でも大抵は選んで和式なので)。最近使う機会が多くなったのですが、すごく違和感を覚えます。しかも、綺麗になった気がしないので、その後ペーパーでゴシゴシ。
和式用にウォシュレットを作ってもらえば使う機会が増えて慣れるとは思うのですが……(INAXさん頑張って??と地元企業を応援)技術的に難しいかな。
最近は駅やSAとかショッピング施設のトイレが洋式ばかりになって肩身の狭い和式派です。
匿名だから恥ずかしくないもん!
[mixi] 8割以上が毎日入浴、最も長風呂は10代女子(日経トレンディネット)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=659252&media_id=55&m=2&ref=news%3Aright%3Apickup
INAXがまとめた日本人の入浴に関する調査結果によると、毎日入浴する人は、春で85.1%、夏に93.8%、秋に85.0 %、冬に80.2%で、1年を通じて8割を超えた。
入浴にかかる時間は10代の未婚女性が最も長く、冬の休日の場合は平均41.56分。逆に最も短いのは30代の既婚男性で、夏の平日の入浴時間が平均16.24分だった。
1年で最も入浴頻度が高いのは夏で、毎日体を洗う人が90.6%、洗髪は84.0%。また汗をかかない冬でも78.6%が毎日体を、67.2%が髪を洗っている。
ありえない結果。
8-9割しか毎日入浴してない?
毎日入浴しないのって重度のうつ病の人とか不潔なオッサンだけだろ。
この統計おかしくないか?