はてなキーワード: hshsとは
例のVtuber氏が、過剰に身内面してくるファンが嫌だと表明したのはまぁわかるのだけど、「かわいいとコメントされるのが嫌」についてはう~んってなっちゃった。
言い分を聞いてると、「かわいいと言われること自体が嫌」ではなく「なにしてもかわいい扱いなのが嫌」なのかな?と思う。
でもあのコメント欄ってあくまで感想であって別に会話じゃないし、人がどんな感想を抱くかはコントロールしようがない。
そして「かわいい」は誹謗中傷ではないので書く人が思いとどまる要素もあんまりない。
本人がやめろって言うならファンとしては従ってあげるべきかなと思うけど、例えばたまたま来た人が何気なく「かわいい」と書くこともありえるし、それこそアンチが嫌がってるのを承知で書くかもしれないし。
クローズドな空間で委員長みたいな人がバチバチに目を光らせてる環境じゃないとコメント管理は無理だと思う。
これが「かわいい」じゃなければまだなんとかなるんだよね。
・性的……「エロい」「首筋hshs」など性的な目線がわかりやすい
・荒らし……同じ文面を大量にループ投稿など通常の感想ではない
でも「かわいい」は難しいよ。
だってさぁ、女性Vtuberが「私はかわいいって言われたくないんですが! ゲームで失敗したときにかわいいなんておかしいでしょ!」って言ったとして、みんな納得する?
かわいいどころか女性ゲーマーは世界的に性的なコメントされるのが問題になってるのに?
男性が「かわいいって言われたくない」と言った時、その根底には「舐められてるみたいで嫌」がある気がする。
じゃああなたは一生誰にもかわいいって言わないんですか? 女性にも言わない? 女性には言うとしたら、どういう気持ちで言ってる?
私は基本的には「人の嫌がることはするな」と思ってるし、推しの嫌がることをするファンなんて言語道断だとも思うので、私が推しに「かわいいって言うな」と言われたら、それが男性でも女性でも「わかりました」と返して言われたとおりにするか、ファンを辞めるかの二択しかない。
が、一昔前のオタク界隈で女性オタクが男性キャラに「かわいい~」って言おうものなら「腐コメやめろ」と総叩きされたのに、男性オタクが女性キャラに「エロい」「ロリ最高」「いい乳揺れ」「(その他書くも憚られるヤベー言葉の数々)」とか言ってたのを思い出してしまうので、「男性にかわいいと言うのは普通じゃない」言説には手放しで賛成できないのだ。
余談
「母親面」がキモいのはわかる。過剰な擁護、代理挨拶、代理謝罪、代理感謝、健康の心配。
でもこの辺は実は「ファンとして」でも通じる行動ではあるのだ。
「ファンとして好きな人を擁護したい(好きなものを貶されて辛い)」「ファンとして好きな人の良さを広めたい」「ファンとして起用の感謝を伝えたい(推しが見られて嬉しい)」「ファンとして好きな人の健康が心配」
よくある感情である。個人的に代理謝罪はちょっと引いてしまうが(ファンが勝手に謝罪したところで何が変わるというのだ)、これも「好きな人の印象をなんとかましにしたい」気持ちの表れではある。
だから大事なのは、どこまでなら母親面なのかという定義ではなく、相手をコントロールしようとしているかどうかだと思う。
ファン商売やってる限り「過保護」はどうにもならん。「過干渉」に注意する。
「◯◯くんにこんな仕事させるなんて!」「◯◯くん■■さんとつきあってるの?あんな人ふさわしくない!」とかが高じて周辺人物凸や誹謗中傷になるのである。
私がいわゆる腐女子と呼ばれるようなものになったのは多分バスケの作品からだ。それ以前は違う作品で支部ではなく占◯クで夢小説を読んでいた。なんやかんやあって支部に登録し小説ランキングを見たときに「ああ、ここでは夢小説じゃなくて原作にいるキャラ同士の絡みを書くんだな」と感じた記憶がある。
そこから初期から好きだった作品のアニメが大失敗に終わるまで、好きだった作品の二次創作を読み漁る日々が続いた。その作品のアニメが大失敗に終わり、アンチが増え、新生活で色々忙しくなった私は二次創作を読むのをめっきりやめてしまった。(アニメなどは気に入った作品を何作品か見る程度で、全く見ない時もあった)
そんな時にあるゲームが爆発的にヒットを果たし、私も無事にハマった。支部の小説は夢作品で溢れかえった。"嫌われ"という文字を見たときは懐かしすぎて涙が出た。
なぜならそのゲームには紛れもなく、プレイする側の人間として私たちが存在するからだ。キャラクター同士の絡みも面白かったが、実際に彼らとコミュニケーションをとる私たちの絡みを見るのもまあまあ楽しかった。
そんな感じで楽しんでいたが、また新生活が始まりアニメや漫画どころではなくなった。本当に忙しくて、2年間で2作品くらいしかアニメも見なかった。好きな作品の二期が決まっても録画の肥やしにしかならず、漫画は読んだものの二次創作には触れなかったため原作第一の頭が出来上がっていった。
今年の初めに色々ひと段落ついたときに、ある作品にハマった。Amazonプライムでアニソンを聞き流していた時にその作品の楽曲を聞き、興味を持った。二次創作も、夢っていうよりはキャラ同士の絡みとキャラクターの周りの傍観者となっていろいろな生活を見守る〜というのが多かった気がする。ここもあまり二次創作を見ていないからわからない。
久々にハマった作品で、オタクやっぱり楽しー!!って感じだった。そんな感じで細々とオタクを楽しんでいたとき、妹が見てたアニメの作品に興味を持ち、一気に全話見た。Amazonプライムはすごい。
ええ〜なんこれおもろ!!ジャンプ作品にハマるのは久々だった。その中で公式で片想いしてるカップリングがあるのを知り、すぐに支部にいき作品を読み漁ろうとした。
私が知らない間に夢小説が主流になっていた。
一億の女?みたいな具合で騒がれてるのも知ってたけど、ここまでとは。一時期、スパダリという言葉が流行ったが多分あのキャラがそうなんだろうな。そして、私が漁りにいった作品の多くも夢小説だった。マジかよ〜。
いやしかし、私もかつては夢小説を読んでいた。読めるかもしれない!
いや、誰だよお前。なかなか興味深くて作品をざっと見てるとほとんどが成り代わりだった。オリ主が成り代わって逆行したらもうそれ違う作品だから。
というか、ラノベ作品みたいな名前ばっかりだし、よく見たら全部なろう系じゃねーか。
別に夢作品が悪いわけじゃないけど、名前変換機能もない支部で知らない女がキャラクターとイチャコラしたり、「オォォォォイ!?!?!?」とか「〇〇ちゃんかわいいよ〜hshs」みたいな喋り方しそうな女が成り代わりで無双して…えっ、なんの作品ですかこれ。
夢女子のマナーが悪いという話ではない。別に彼女たちは何もしていない。ただ自分を主人公に模しているであろうキャラクターを原作のキャラクターとコミュニケーションをとらせて楽しんでいるだけだ。ただの公開自己満自慰行為に私はなんの文句を言う資格もない。
そもそもほとんどが原作に明記されていないキャラクター像をむりくり書いたり描いたりしている時点で質のいいオタクとは言えないだろう。だが、あまりにもIQが低そうな作品ばかり見てると、なんだかイライラしてくる。例えがそれが原作で死んでしまったキャラを取り戻したいがゆえの行為だとしても、自分だったら救える!なんておこがましい。強くてニューゲームはいつまで流行るのだろうか?
赤月ゆにというVTuberがいる。私の観測範囲内では大人気のVTuberだ。東京都文京区にお住まいの美少女吸血鬼である。知らない人は各自ググってみてほしい。
(厳密にはVTuberとは呼べないがここでは便宜上VTuberと表記する。詳しくは『ユリイカ』2018年7月号の記事「バーチャルなバーチャルと、ノット・バーチャルなバーチャル」を参照)
元々、YouTuberやVTuberにあんまり興味は持っていなかった。某シロイルカの動画なんかをちょちょっと見て、なんか肌に合わないなー、と思ってこの界隈には近づいていなかった。友達にハマっている人が何人かいたので、その人経由で有名なVTuberの存在は知ったりと、脇目で見ている感じだった。
けれど、友達のひとりがしょっちゅうRTしてきた赤月ゆにの放送を試しに聞いてみたら、ドハマりした。過去のラジオアーカイブを漁りまくった。
鈴を転がすような声と知性に溢れウィットに富んだ語り口。一気にファンになった。ゆにちゃん様、すこだ……というモードになっていた。ゆに様.mp3が出たら絶対課金しようと思っていたしゆにたん萌え~hshsとつぶやいていた。
でも、その友達と話をしていて、赤月ゆにの「中身」は何人かのスタッフで、あの声の持ち主は渡された原稿を言われたままに読んでいるだけの声優である、ということを聞いてしまった。
ショックだった。
残念だった。
もちろん本気で不老不死の吸血鬼なんてものがいるとは思っていなかったし、色々なテーマを扱っているからリサーチを補助するスタッフのようなものはいるのかもしれないくらいは思っていた。ゆにクリエイトという会社があるのも知っていたけれど、本人が説明しているように「仕事とか事務、営業、あとコミケのスタッフで動いてる」ものだと思っていた(動画の作業とか、一人でできるとは思えないし)。文京区住みというのも,まあ,半分くらいは本当じゃないかもしれないとは想像していた。
でも、声と中身は一致してるんだと思ってた。
あの声とあの知性を兼ね備えた存在が日本のどこかに実在していることまでは流石に疑ってなかった。
だって徹底抗戦してたじゃん、ラジオ第1回で。おっさん疑惑について尋ねられて……あっこれ改めて聞き返してみたら明確に否定してない! おっさん疑惑を明確に否定してない! ちくしょう! なんかこう勝手に「そうだよな女性がこんなものを知ってるわけないみたいなジェンダー的偏見はよくないよな」とか「そうだよな文体や話し方にみられる性差みたいなのも実は創作や翻訳の過程で強化されるものであって実際は男女の話し言葉の間に明確な性差なんてあまりないよな」みたいな感じで納得していた自分が馬鹿みたいだよ!
バ美肉である可能性もちょっとは考慮して、一応声優の卵である知り合いに動画を見てもらって「天然ものの声帯だと思う」というお墨付きをもらって安心していたのだけれど、声帯と中身が一致してないとは思わなかったよ……
おっさんが考えた美少女に声優さんが声をあてているだけ、というのはアニメやエロゲのキャラもそうなんだけど、アニメやエロゲのキャラの殆どはそもそもが架空の人物であることが自明なのに対して、VTuberとかそういうのはある程度「中の人」のキャラが出てるんじゃない? って思ってた。エーリカ・ハルトマンや暁切歌や二階堂サキや時雨亜沙は実在していなくておっさん含む何人かで考えたセリフを声優さんが喋っているだけ、というのはわかってたけど、赤月ゆにの人格と声は一致していると思っていた。
でも一致してなかったなんて。ショックだ。
どのくらいショックかというと『うたわれるものらじお』にはちゃんと台本があって柚木涼香さんの発言は全部それに沿っているものだと知ったときの5倍くらいショックだ。
YouTubeでゆにチャンネルをチャンネル登録してるけど、解除しようかどうか割と真剣に検討している。伝統芸能として知られる円盤割りを披露しようかとも思ったけれど円盤をまだ持っていないのでやめた。でも改めてラジオ聞いてみるとすごいいい声……ゆにちゃん様すこ……って思っちゃうんだよな……でもそれは声優がおっさんの書いた原稿を読んでるだけ……ううう……
未だにこの事実と折り合いがつけられていないので、ひとまずラジオをもう一周くらいしてからチャンネル登録解除の是非を考えようと思う。