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はてなキーワード: 天下りとは

2009-11-16

はてなにおける民主党事業仕分けの評価が一面的過ぎる件について

事業仕分け自体の評価と科学関係の事業仕分けの評価ぐらいわけようさ。はてなでは科学関係の予算の削減を理由として、民主党事業仕分けについて厳しい批判がされている。それがどうも行き過ぎ、事業仕分け全体の批判につながっているようだ。事業仕分けについてはマスコミアンケート調査がなされ、概ね支持されているという結果が出た。それに対してはてな界隈では「信じられない」という反応や陰謀論、「愚民」批判が出ている。増田だと

http://anond.hatelabo.jp/20091116140820

あたりが中心。しかしよくよく考えてもらいたいのだが、事業仕分けの対象は科学関係の事業に止まらない。他の分野では無駄な事業や天下りの温床となっている事業、省庁間で重複している事業なども取り扱っている。世間で概ね評価されているのはそれが理由だ。もちろん批判している人たちはこうしたプラスの点も含めて、批判をしているのかもしれない。しかしはてなの過剰な反応を見ていると、批判している人たちにはこうした他の点を看過しているように見える。もしそうなら総論と各論の区別をつけた方がいい。

2009-11-15

http://anond.hatelabo.jp/20091115182009

上段はよく聞くが下段はあまり聞かない。

それはともかく日本人口あたりの公務員数が先進国比較でも少ないし給与も飛び抜けて高いものではなかったはず。

一部無茶苦茶特殊法人の事例などがクローズアップされて通常の公務員までとばっちりを受けてる面もあるが、それもこれから天下り禁止(は雲行きが怪しいが…)や情報公開によって徐々に絶たれていくだろう。

2009-11-14

http://anond.hatelabo.jp/20091114162833

科研費の問題がスパコンのだめさに矮小化されそうなのが心配。「科学研究は民間がやるべき」というのもひとつの方針だが、それなら小泉政権の「官から民へ」とか批判するのやめればいいのに。もしかしたら官も民も研究しなくていいという考えかも知れんけど。鳩山政権って天下り批判しつつ郵政経営陣は官僚並べたり、CO2削減といいつつ、ガソリン値下げ隊高速道路無料化自民大臣事務所費の虚偽記載あっても秘書のせいにするなといいつつ、民主の総理が虚偽献金脱税の疑いあっても秘書のせいでおkとかいうのが行き当たりばったりでうんざりする。

2009-11-08

http://anond.hatelabo.jp/20091108002134

実験はやるとしたら理論わかってないと面白くないと思うなー

小中高でやった実験はどれも先生から言われたことを天下り的に行なって、そんで先生に言った通り出来ましたよって教えるだけだった気がする。もとめる結果が出てこなかったら先生ガチャガチャやっておしまいって感じだったし。いわゆる作業。

前に思ったのが、授業外で実験させてくれればいいのにってこと。

なら化学部入れよとか言われそうだけど、薬品とか器具に触る機会は増やした方がいいと思う。

安全面を配慮できるならそうしたらいいんじゃないかと思う。

2009-11-05

http://anond.hatelabo.jp/20091105035132

http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20091104-OYT1T01190.htm

自衛隊アフガン派遣せず…首相表明

 鳩山首相は4日の衆院予算委員会で、アフガニスタン復興支援について、「人的な貢献も行うべきだと思うが、それは一般の方々を中心にした支援であり、自衛隊派遣する発想を持ち合わせていない」と述べ、自衛隊の活用は見合わせる考えを示した。

 人的支援の活動地域についても「身の安全が守られる地域に限定される」と強調した。

 これに関連し、首相は同日夜、首相官邸記者団に「私は少人数であっても望ましくないと考えている。それぞれの大臣が(アフガン支援で)知恵を絞っているが、自衛隊の話は統一しておいた方がいい」と述べた。

 首相は、衆院予算委の答弁で、沖縄県在日米軍基地が集中している問題について「北東アジアの緊張がなくなっていない状況で、アメリカ抑止力は維持されなければならない。沖縄を中心とした米軍の維持も理解されなければならない」と語り、一定の負担はやむを得ないとの考えを改めて示した。

 その上で、「(基地の存在は)日本以上にアメリカにとって戦略的な意味があると(アメリカから)感謝されることも大事という発想で、堂々と日本意見を申し上げるべきだ」と答弁した。

 一方、首相は、公務員天下り禁止に関し、「府省庁が(再就職を)あっせんしてはならないということだ」と説明。平野官房長官衆院予算委で、江利川毅・前厚生労働事務次官人事院人事官とする案の提示について「公務員制度改革をしっかりやってもらうため、事情を熟知した人が望ましいということで人選した」と語った。

2009年11月4日22時39分 読売新聞

外務省アフガニスタン全土に退避勧告出してるんだけど、どうすんの?

2009-10-24

斎藤次郎氏は天下りなのか

本人はもう現役を退いて十数年経ってるから意識の上で天下りではないと言ってるし、任命した政治家天下りじゃないって言ってんだけどさ。

http://sankei.jp.msn.com/economy/business/091021/biz0910211755019-n1.htm

こういう記事ではきれいにまとめられているけど、この人、会見では財務省の現職官僚のことを「現役」と言ってみたり、財務省を退任してからのことを「現役を退いてから」って表現を頻発してる。

ってことは、この人にとって、現役の仕事はあくまで財務省大蔵省)の仕事であって、それ以外は現役的でない「ついで」の仕事なんだろうなと思う。

そしてこんど郵政の社長になって「現役復帰」だと言うならば、それはやはり大蔵官僚としての復帰という意識でやるんじゃないかなと思う。

天下り問題点は、単に官僚の処遇がよすぎるとかと言うことではなく、天下り先の組織が元の省庁の利害を優先することを通じて官僚支配が日本の大きな組織のすみずみまで行き渡ることだと思うんだけど・・・

そうだとすれば、これは、天下り中の天下りじゃないのかな。

2009-10-23

斎藤さんの輝かしい経歴

111 名前名無しさん@十周年[] 投稿日:2009/10/22(木) 13:57:48 ID:zMI2zd+y0

>>1

今回の郵政社長人事を批判してる奴は天下りの何が悪いのかわかってないよな

例えば昨年の日銀総裁人事で民主党に拒否された武藤敏郎、田波耕治の2人は

大蔵省時代にも金融行政に携わった実務経験者で

武藤日銀の副総裁を5年務めた事もあって経験・調整力・判断力を市場からも高く評価されていた

田波は大蔵省時代から組織運営能力の高さに定評があり国内外の金融機関に膨大な人脈を誇る

いずれも官僚時代の経験・知識・人脈に裏打ちされたポストにつくという典型的天下りの構図だ

当然許される事ではない

それに対して今回の斎藤さんは同じく元大蔵事務次官ではあっても

民間の金融機関にも運輸宅配系の会社に携わったこともないいわば素人

今回抜擢されたのも政権交代論功行賞小沢さんと親密という人間関係によるものであって

官僚時代の経験や実力を買われたわけではない

したがって天下り批判には当たらないしダブスタとか言ってる奴は頭がおかしい

160 名前名無しさん@十周年[] 投稿日:2009/10/22(木) 15:55:34 ID:zMI2zd+y0

>>153

斎藤さんは官僚としては有能だったよ

事務次官時代は細川連立内閣最大の実力者であった小沢さん市川さんだけに根回しをし

他の政治家はおろか大蔵省内の意見すら無視するという独創的な手法で剛腕と呼ばれた人

国民福祉税こそ失敗したけど

国際貢献税として景気がどんどん悪化する中での法人税増税には成功しているし

ノーパンしゃぶしゃぶ住専処理などの不祥事が発覚すると電撃辞任して後任の篠沢次官責任をなすりつけるのに成功

おかげで篠沢次官退職金を全額辞退したのに対して斎藤さんは全額受け取ることに成功した

こういう経緯のため財務官僚はおろか小沢さん以外の政治家にも人脈はほとんどないし

民間の財界人にも嫌われていてコネらしきものもほとんどない

この人が退官するときには退職金を払うなって国会で揉めたぐらいなので記憶力のある国民は大抵この人を嫌ってるけど

それでも平気で手を挙げるという精神力の強さは特筆に値する

これ以上ない素晴らしい人事だよ

2009-10-10

http://anond.hatelabo.jp/20091010221319

まあもちろんあれだよ、麻生さんないし当時の政権が壮絶に無能で全く悪意もなくこんな予算を切っていたという可能性も否定はしないけど、さすがにそれは逆にないんじゃないかなぁ。

単に景気対策のためだから精査して遅くなるより額の大きさを重視しただけなんじゃないかと。

高速4車線だって別にやるべきでないというほどのことでもないし、雇用・能力開発機構天下り団体だからといってそこにやった金が丸々天下り役員の人件費に消えるわけでもなく多くは失業者対策に回るし、全体としてみれば削られなかった額のほうが多いわけで民主党だって大部分は必要だったと認めたようなもの。それを悪意があるから無駄遣いしまくったんだと決め付けるほうが悪意あると思うが。民主党の政策で財源がいるといっても多くは恒久措置なんだから埋蔵金がなくなったら財源確保できませんというのじゃだめなんだから。景気対策補正で一時的なものなら埋蔵金でいいんだが。麻生埋蔵金使われたから財源確保できませんというのは責任転嫁だろう。

2009-10-01

自民党総裁選。

麻垣康三の最後の一人が総裁になったという結末である。このタイプ名前が挙げられた人がそろって総裁になることは滅多にないのだが、それだけ、人材が不足しているという事であろう。

自民党再生を唱えているが、どのように再生するつもりなのかによって、自民党が再び与党に返り咲けるか、このまま議席を失って泡沫になっていくかという末路が見えてくる。

多選規制を導入し、政権運営に貢献のあった官僚新人議員として選挙区を与えて取り込むことで人材の確保と行政へのコントロールを手に入れる体制を整えるか、地盤私物化継続し、官僚天下り先に行くしかなく、政治行政税金無駄遣いし続けるという、これまでの体制を続けるかという選択である。

谷垣氏はお金が足りないなら増税すれば良いという考えの財政再建派であることから、どちらかというと、後者の選択をする可能性が高い。

そうなったらそうなったで、予想通りということで、自民党の泡沫政党化、地方政党化が進むだけであろうし、そうならなかったら、青天の霹靂とでも言って驚くしかない。

二大政党制は、選択肢が二つだけしかないという欠点の多い制度であり、どちらかというと、その選択肢は善と悪というわかり易い選択ではなく、最悪と論外といった、どちらを選んでも良い結果に繋がらない選択肢だけが出てくる事になりやすい。

この制度をまともに運用するには、党員の意見を吸い上げる党員集会によってマニフェストを作るという運用上の配慮だけではたりない。党員の知性や理性のレベルによっては、エゴイズムにあふれたどうしようもないマニフェストが出来上がってしまうという欠点が表面化しやすいのである。

民主制は、有権者能力以上の代表者を得られないという特性がある事から、有権者能力を高める手段が必要になる。能力は、それを問われる場所が存在する事によってのみ鍛えられることから、民主制の学校である株式会社において、株式会社有権者である株主に定期的に選択を問い、鍛える事で、国民全体を鍛えるという手法が取られるのが望ましい。経営方針や設備投資方針、仕入れや在庫の量の決定といった細かな選択を株主に問うのは、いろいろと問題があるが、企業名.com以下に、娯楽情報サイト政治家サイトミラー宣伝目的で置くとし、どのサイトを置くかを問うのであれば、電子投票の練習にもなり、また、事業所や出張所が置かれている選挙区ごとに現職と元職や新人を並べて、どの候補のwebミラーするかを問う事で支持率調査そのものとなり、有権者の直接の意見という錦の御旗を間接的にかざす事が可能となる。これは、議員にとっては、献金やパー券といった資金面での圧力以上に、高い圧力となる。

株主は、企業にとっての有権者であるだけでなく、政治家政党に対してもおおむね有権者なのである。

http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html

[2009.9.29]

施政方針演説もしていないのに、予算案を出せという話。

方針を示してしまうと、それに沿った予算を削れなくなるから、方針を示さずに出させて、それにケチをつけるつもりなのであろう。万年野党だったせいか、言いがかりをつけることしかやれないようである。

方針が示されていないのだから予算案を組めないとし、古い予算案を出し、国会を通らなければ暫定予算参議院選挙まで引っ張るという展開もありえるだろう。

外為市場に介入しないと言ったと思ったら、介入するかもしれないと言い直したりで、言論に信を置けない連中ばかりという事で、順調に不興を買っているようだが、ここで、天下り禁止の為に早期勧奨退職禁止を言い始めた。

天下りが問題なのは、実業世界では役に立たない人でも同期から一人だけを残す為に、官界から出さなければならないという慣例の為と言える。そういう人の為に、行政の下請けとなって意味の無い仕事をする団体を作ったり、天下り人件費分を上乗せした随意契約が行われたり、その事業の売り上げでは到底賄いきれないような高額の人件費を出していて、恒常的に赤字で運営交付金という名目で税金を注ぎ込んでいたりする事業が作られている。

天下りした人に支払われる報酬は、公務員人件費ではないという事で、総人件費の水増しが行われているのである。しかも、年金事業のように、実際にお金を扱う仕事に手を出してしまって、人員と設備投資雪だるま式に増えていって、しかも破綻状態という間抜けな結果になってしまっているのもある。

無駄を省くのに天下り先を無くすというのは、筋が通っているように見えるが、どの天下り先を無くし、どの天下り先を残すのかという基準が、明示されていない。すべての天下り先をという話になると、天下り先として目の敵にされている独立行政法人というくくりの中には、国立大学も含まれていたりするのであった。官僚に削減を命じると、公海や領土権の及ばない宇宙における活動や公教育といった、国家がやらなければならない事業を削減し、自分の将来の天下り先となる、仕事が楽で報酬が大きい仕事は残すという事になる。

本当に優秀な人ならば、随意契約による持参金が無くても、省庁の後ろ盾が無くても、利益を上げられる筈であろう。使えない人を、使える人にするには、修羅場に放り込んで経験させるしかない。行政の中では、修羅場に出て行く事はないし、終身雇用では、失敗する可能性のある修羅場に行っても、何のメリットも無い。成功すれば、他の人を押しのけて昇進する事になって恨みを買うし、失敗すれば出世の望みを絶たれる。成功して当然、失敗したら損ばかりというのでは、責任回避のエキスパートだけが生き残る事になるのである。

一度就職したら、定年までそこに勤め続けるというスタイルは、企業間・組織間の競争が激しい状態でなければ、意味が無い。競争管理してしまうルールが強い状態では、競争が発生しないのだから、労働者を減らす合理化によってでしか、利益が発生しなくなる。無能な人員を抱え込んでしまって、しかも、人減らしが出来ない組織となっている状態は、結果としてそうなっているのであって、そこを問題視して手を入れても、外部環境が変わらなければ、意味が無いのであった。

天下り先を潰す事で、高額な報酬渡りで発生する退職金を無くしてその分をばら撒きの予算に使うつもりなのであろう。

競争を発生させ、企業組織新陳代謝を発生させるように、ルールを変えていく事が、迂遠なように見えて一番早い国家社会の建て直し策となるのだが、官僚機構をただ敵に回すだけの改革で、何が出来るつもりなのであろうか。

[2009.9.30]

http://www11.ocn.ne.jp/~ques/diary/diary.html

2009-09-30

天下りの事を聞いていて思うこと。

各省庁の独立行政法人を全て,省庁毎に一本化すればいいのに。

省庁=法案・企画部隊

独法=各省庁実施部隊

これで,人事交流を独法で活発化すれば,それでいいんじゃないかと思う。

なんてーか,今は細かな目的毎に独法とか関連団体がわかれすぎだよ。

国立大学に勤めているけど,別に大学だって国立が一大学法人で良いと思っているよ。

だって,東京大学琉球大学を同じ国立大学で処理しようとするのは限界があるよ。

私立も含めた競争段階におくというのなら,琉球大学は必ずつぶれるし,

教育機会の均等の立場に立ったら,琉球大学無駄だ。

なら,独立行政法人日本研究教育機構みたいのを作って,研究関係や教育関係の施設はそこに統合して,民間基準の会計規準を適用させて,内部経営を透明化すれば,

わかりやすくなる。

検証もしやすいしね。

だめかな。

2009-09-28

天下りについて

天下りが廃止になるとして,関連の公益法人への補助金もかなり打ち切られることになると思うけど,

そこで採用された人たちってどうなるんだろう?

倒産転職ってことなのかな?

そうなると,そこで採用課長補佐ぐらいの45歳ぐらいの人は地獄ですね。

2009-09-27

http://anond.hatelabo.jp/20090927221618

君、頭偉いね。そんなことしたら、新しい天下り先が作れなくなっちゃうじゃないか。

2009-09-21

今年の夏は酷暑日が無かったわけで

過ごしやすかったといえば言えなくもないのだが、酷暑をあてにしていた所は、大外れをしたようである。

冬支度をしなければならないのだが、雇用は相変わらず減っているし、補正予算も止まったという事で、年末にむけて、景気の底が抜ける気配もしてきていているのであった。

景気を回復させるには、新規の産業を興さなければならず、邪魔になっている判例や法制度を外したり、改定していかなければならない。政治行政は、法律を作るのが仕事だといわれるが、作る事よりも無くす事の方が、はるかに大きな仕事である。法律を作った事によって失敗しても、それで天下り先が出来たり政治献金ルートが出来たりしたならば、組織政党に擁護してもらえるが、それらを無くした事によって問題が発生したら、誰も擁護してくれない。法を無くしたり規制を緩めていくことは、政治がやらなければ、誰もやれない事なのである。

行政法律を作ることしか出来ず、それに乗っかって、いいように政治が使われていたのが、自民党政権の末期であった。政権交代によって、政治主導でやると言っているが、外国人参政権のような筋の悪い法律を作る事に血道を上げるようでは、国民の視線は、戦後初めて政権交代を成し遂げた細川内閣や、あっというまに失脚した羽田内閣の頃のように、冷ややかな物へと変わって行くであろう。日本社会党政権を失うと同時に議席を失い、現在社会民主党(社民)となり泡沫政党として連立政権に参加しているように。

2009-09-20

天下りと天上り?

官僚が下ることもあれば、元暴力団公務員になってたりする。

もともと、官僚だった、暴力団だったて、ことでだ。

そーゆーのがいて、高圧的な如何にもなやりくちで苛められている市民もいる。

真面目な公務員もそれを見過ごさないでほしいな。

2009-09-14

自民党道路利権議員民主党への野合の可能性

自民党総裁選に谷垣禎一氏が出馬

谷垣氏は増税によって財政を再建するという主張の、財政再建派である。揮発油税の新設によって道路利権確立した田中角栄氏の直系とも言える。合理化や構造改革は一切行わず、銭が足りないならば増税すれば良いという主張であり、増税によって財源を確保し、族議員として君臨するという行動様式が刷り込まれている。

穴のあいたバケツに水が溜まらないならば、さらに水を注ぎ込めば良いということで、穴から漏れ出る水にたかっている天下り公共事業は、今以上に勢い良くあふれ出る水で潤うという事である。道路族と相性が良く、谷垣派古賀派と合同した。

与党であった頃ならば、公共事業を期待する地方の票を集められたのだが、今の自民党野党である。あの選挙自民党が勝っていたら、古賀派が第一派閥として自民党を牛耳り、谷垣氏が傀儡として総理大臣になっていたであろう。

ただし、今の自民党野党であり、利権の分配にはありつけない。自民党地方組織は、公共事業補助金を分捕る為に集まった烏合の衆であり、野党に転落した以上、それらは民主党に乗り換えるだけである。金の切れ目が縁の切れ目である。

麻生氏は積極財政派で、ばら撒きで景気を回復させて税収を増やし、財政を再建するという主張であったが、幾らばら撒いても、波及効果は無く、税収は全然増えず、財政赤字だけが増えていくという小渕内閣の失敗を繰り返した。

増税による財政再建派もダメだし、ばら撒くだけの積極財政派もダメという事で、構造改革を主張する上げ潮派政権についたのだが、後継に人を得ず、結果的に、財源を抱えていて復元力の強い財政再建派が盛り返してしまった。

麻生氏が引く事で積極財政派の目は無く、上げ潮派は元々後継者不足であり、出馬できるとは思えない。消去法では財政再建派の谷垣氏ということもありえるのだが、金権体質の象徴とも言える古賀派自民党総裁派閥になったら、ますます、自民党再生の目は無くなるであろう。

古賀派総裁選に負けた場合には、それを理由に離党して民主に野合という展開もありえる。道路族利権与党にいてこそであり、野党では意味が無い。古賀派が離党となれば、自民党空中分解したという印象を与え、これも、自民党再生の目を無くすという結果に繋がりかねないのであった。

 

それにしても、特別国会というのが残念である。特別国会では短い会期しか設定できないので、通常国会前日まで会期を設定できる臨時国会にし、いきなり審議を始めると予想していたのだが、大臣が状況を把握する為の時間が必要らしい。民主党シャドーキャビネットを組んでいた筈なのだが、大臣人事の段階でこれだけ時間がかかっているということは、ごっこ遊びに過ぎなかったのであろう。

民主がどんどんグダグダになってゆく

のっつけから高速道路は全部無料じゃねえといい、景気悪いなら国債発行かもといい、財源と聞かれると埋蔵金としか言わない我らが与党民主党

ええと、まず、、埋蔵金と呼ばれているものは大抵政策や国策遂行ためにプールしている調整目的の金なんだよね。独法資産もさ、あくまで独立行政法人なんだから、法人としての運営に必要な資金はプールしてしかるべきであって、一般企業と同じ感覚よ?

民主党天下り職員の退職金等の話をしたいのだろうが、それをするなら、いまの国家公務員の昇進の仕組み(最後に残るのはごく一部で後は退職天下り)そのものを変えないといけないし、どうせ、公務員労組が反対するしねぇ。

最近福島党首は環境大臣だってちょー笑える。

社民党原発廃絶が党是でしょ。だけど原発に40%も依存している日本はCO225%削減公約しちゃったしねぇ。代替エネルギーはどれも実用化してないし。

アーぐだぐだだわ。

2009-09-09

自民党擁護について

「ようやく激昂が治まって…」とかいう日記を偶然目にして、なんだかだんだん腹が立ってきた。いままで、はてななんか使ったことなかったし、むしろ使いたくないと思っていた。ただ一日過ごすうちにだんだん我慢できなくなってきて、衝動でてなに登録して、初めての日記を書くことになった。(ちなみに俺は2chねら~でもないし、mixitwitterユーザーでもない。当然、在日でもないし、民主党員でもない。パソコンはかなり使いこなせるし、インターネットについてだって、自分の周りの誰一人にだって負けていない自信がある。ちなみに、旧帝国大学理系学生ではあるが、政治についてもかなりの自信がある。正直こんなのはどうでもいい。言いたかったのは、少なくとも"バカ"の意見ではないということだ。)

「ようやく激昂が治まって…」などあたかも自分正義のように話すが、これは文系の悪い癖。そしてすでに指摘もあったが悪かった点が書かれていない、過去首相外国との比較が"全く"ない。それと最重要課題であったはずの経済対策についての評価も当然無い。

まず、マスコミ偏向報道についてだが、これはマスコミが悪いのは事実だろう。はっきり言ってマスコミはもうどうにかした方がいい。それを鵜呑みにするだけの国民が大多数を占める中これではあまりにもひどすぎるのではないか。

ただやはり一番主張すべきはなぜ自民党なのか、なぜ民主党なのかというところではなかろうか。

大体にして、今日本の借金がいくらかわかっているのだろうか(今ここに書いてもすぐに無意味な数値になるので控える)。はっきり言ってひどすぎる。債権資産を合わせれば黒字というのも、もうとっくに昔の話では無いだろうか。それなのに「IMF外貨準備高から1000億ドル」や定額給付金は安易すぎる。高速も"ETCのみ"0円にして天下りを助けるくらいであれば、最初から無料にすればいいのだ。借金というのはいつ限界が来るかわからない。しかし、限界は唐突にやってきて、一度そのときがくれば、もう絶対に止めることはできない。円の価値暴落し、日本は間違いなく"終わる"。借金を増やし続けてきた自民党にもう日本は救えないのでは無いだろうか。

そして、何よりも、今の日本に対する不満が大きい。日本という国で、餓死孤独死が平気で起こって良いのだろうか?その一方で金持ちは散々贅沢をしている。一部の(当然すべてではない)官僚が私腹を肥やす。累進課税所得税法人税を上げることより逆進的な(この表現はあまり好きではないが)消費税を上げようとしたり、定額減税をなくし、派遣を緩和する。こんな弱肉強食世界中国アメリカだけで十分。そもそもそれなら国家など無くて良い。

とにかくいろいろな自民党に対する不満がぶつけられたのだ。麻生自分がやったのではないとそれを免れられるはずは無いだろう。とりわけ、ヒトラー(これではヒトラーに失礼だ。訂正:エスパー)から福田政権までの政策の責任はすべて麻生もかぶらなければならない。なぜならば麻生国民の信を得ていないで続いた3番目の総理大臣だからである(あまりよい表現は見つからないが何となくわかってもらえるだろう)。はっきり言って考えられない事態では無かろうか。

かくいう私も自民民主、または白紙にするかは最後まで迷った。自分投票した党が与党となった場合、しっかりと投票した分の責任を感じなければならないというのが、主義だからだ。

自民を擁護する奴らはどうも国民は"バカ"だとか何とかで片付けたがる。確かにそうかもしれないが、その一言で片付けるやつの方が"バカ"だろ

2009-09-08

DPJ 研究 第一週目 (2009.08.31 - 2009.09.06)

1日目(2009/08/31)

補正予算執行停止

人事が進まない

藤井「財源は気合

今回初当選の顔ぶれのアレな素性が続々と明らかに(例:元フリーター43歳)(魚 拓

イギリスから「これで日本もやっと、台湾韓国なみになったということだ」と賛美の声が届く(魚 拓

2日目(2009/09/01)

海外の識者から「民主党経済政策限界」と言われる(魚 拓

やっぱ補正予算、一部執行停止(インフル対策入ってるっぽい)(魚 拓

蓮舫補正予算15兆円全部なくしてもいいと思ってる」(緊急景気対策)(元記事

概算請求白紙化(魚 拓

鳩山寄稿が問題化(魚 拓

韓国民主党野党)が日本民主党の「政権交代」に興奮しあやかりたいとパクる元記事

3日目(2009/09/02)

鳩山監査やった人が選挙直前に亡くなっていたと話題に

鳩山「やっぱ消費税上げるわ」

福山政調会長代理「国債30兆程度は許していただきたい」

大塚最低賃金うp企業海外に逃げてもシラネ」

馬渕「高速道路渋滞したら金取るよ」

概算要求を白紙撤回した上に何も指示しないので財務省が止まる

オバマ大統領電話会談

鳩山「脱官僚は無理、脱官僚依存と言って」

藤井が円高容認発言

4日目(2009/09/03)

補正予算(未執行分)を原則全面停止

鳩嫁のアレっぷりが海外にいろいろとバレる

国民新党田中康夫代表とともに「サンダーバード隊」の創設について会談

子ども手当てと扶養控除をセットだと思われないようにしろ」と党幹部が言う

長妻「年金問題の解決は100%無理、長い目で見守ってほしい。」@テレ朝

扶養控除廃止の件でなぜか自民党本部に問い合わせの電話

「一等地にありながら家賃が安すぎる」などと批判していた議員宿舎民主党一年議員大量当選により大幅に不足

前原「我々はヤンキーゴーホームって言ってるわけじゃないんです」@クローズアップ現代

クローズアップ現代VTR出演した米の知日派政治学マイケル・グリーン氏、鳩山論文の対米関係のくだりについて

「あれも嫌だ、これも嫌だ。こんなのは戦略でも何でもなく、単なるわがまま」 と評する

鳩山小沢幹事長就任を要請 岡田は?

概算要求資料をそのまま捨てる@NW9

「所得控除廃止は参院選後の11年度にやります」

5日目(2009/09/04)

森元首相の対抗馬として名を馳せた新人田中美絵子,風俗ライターコスプレ着用で取材)の過去FRIDAY

 当時のパンチラ写真とともに暴露される

 →これに対し、「記事になっていることは承知していないので、確認する」と対応

八ツ場ダム問題に関して、石原東京都知事に「中止なら都の負担額を返還要求」と釘を刺される

謎の自称・政権移行チームが複数現れ、霞が関困惑

ロシアから「祖父のように2島返還で妥協しろ」と脅しがかかる

連立協議が纏まらない

藤井補正予算から4,5兆停止できるかも」

太陽パクパク」が全世界的に広まる(中国韓国フランスドイツイタリアイギリストルコベルギーノルウェーベトナムインドネシアギリシャルーマニアオランダスペインオーストラリアポーランドブラジルロシアカナダ

http://www.youtube.com/watch?v=XCVrEIrD1XE

鳩山、米露首脳相手に外務省無しでカミカゼ特攻する意向

馬渕「高速料金無料物流コスト10%は下がるから物価も下がる」

馬渕「新たに国債発行するお!」

Q:高速無料化は受益者負担に反していませんか? 

馬淵 A:反していません。むしろ今の方が反しています

藤末健三「(国民年金保険料を)納付していない人は0円の納付をしてきたと考えます」

やっぱり人事は小沢幹事長がやります

官房長官平野博文氏に決定→鳩山「まだ決めてません」

岡田温暖化ガス25%削減目標は国際合意が前提だから産業界は大人しく従ってろ」

小沢さんにはどんな幹事長になって欲しいですかぁ?の質問に鳩山「どんな幹事長・・普通のままで」@TBS

中国自分の国のことさえ20年間も建て直せていないのに東アジア共同体なんてふざけた事を言うな」

給油活動やっぱり1月撤退にします

ν即で「ソフトバンク政権」と言われる

韓国新聞から「日本ノムヒョン政権のようだ」と記事を書かれる

民主党マニフェストが実現できる予算編成に組み替えるように財務省に指示

技術開発支援を凍結 対象にiPS細胞研究の山中京大チームら

岡田外相かも

鳩山中国外交官に無能者の外交官への対応をされる

大塚消費税上げは次の衆院選で判断仰ぐべき」

鳩山代表中韓大使と会談し「歴史問題を見つめる政権をつくりたい」と発言。大使から「友愛外交」を称賛される

北朝鮮鳩山代表論文アメリカ批判箇所を朝鮮中央放送平壌放送で紹介

6日目(2009/09/05)

Googleトップのロゴが何故かUFO画像に変更(日本イギリスドイツオランダカナダ中国韓国オーストラリア,他)

 →UFO画像ロゴクリックすると「超常現象」の検索結果に飛ばされる

 (アメリカから「miyuki hatoyama」でググる人が急上昇→Google ウェブ検索人気度)

秘書不足で、あっさりと内規(3親等以内の親族秘書採用禁止)を緩和する方針へ

小沢幹事長誕生舞台裏日教組の親分こと輿石の影  ねえねえ岡田は?

政権の党・国会人事を小沢筆頭に一任

人事 菅直人→「国家戦略局担当相(副総理兼任) 岡田克也幹事長外務大臣 輿石参院議員会長留任

鳩山の嫁、ガーディアンによる各国首脳夫人の変人ぶりの格付けで「規格外」の烙印を押される(魚拓

 海外番組で完全に笑いもの状態→http://www.youtube.com/watch?v=BcmJ88ZETZw

 これら鳩山嫁の奇行に関する外電を、「好意的に報じた」と日本マスコミが挙って報じる

給油活動は1月撤退に決定、ソマリア海賊問題は海上保安庁主体で行うことに

鳩山代表墓参り 『原点を忘れず行動すれば、必ず理解してもらえるぞ』と(一郎氏の)声が聞こえた気がした模様

 「権力二重構造」懸念については、「『案』を小沢幹事長に任せるという事」と自らの”最終決定権”を強調

鳩山代表、「人事は最終的に2人で相談するが、まず案を幹事長に任せる。小沢氏への一任ではない」と説明

 国対委員長などの党人事と、衆院議長や各常任・特別委員長の人選は小沢氏に事実上委ねられる見通し。

 (衆院)議長候補に、渡部恒三元副議長や横路孝弘前副議長、中井洽法相名前(元記事)

福山 小沢幹事長就任に対して「党は任せて、内閣一生懸命やりたいという鳩山氏の思いの表れで、役割分担が明確だ」と指摘

中国岡田外相を歓迎 「父親のイオン名誉会長とともに中国とのなじみが深い」とアジア重視評価

韓国岡田外相に期待 「 歴史問題解決に向けた行動を取る期待は大きい」「親韓派」と評価

社民との政策協議で、北朝鮮と「2国間対話推進」方針で合意文書を明記するようごねられる

社民との連立政権協議で、政策調整機関設置しろとごねられる

藤井 エコカー減税エコポイント制度など「いい政策なら続ける」とNHK番組で発言

藤井 09年補正予算は「非常に悪い。再補正する」と発言 組み替え規模は「7兆円以上」と指摘

7日目(2009/09/06)

成立済みの予算地方から「回収」

WSJ鳩山論文まさかマジレス記事を書いちゃう

古川 「私は未だに官僚出身なんだと言われるが、官僚は6年でやめて政治家を13年やってる。

    だから、もう私は官僚出身議員ではなくて生粋の党人派議員ですよ!」と発言し、官僚から政治家への天下りを肯定か?

鳩山政権 支持率65.2%  (FNN新・報道2001

田中美絵子風俗ライター認める ※「取材や経歴、記事内容などはBUBKAの編集部が作成したもの」 だそうで

今までろくに精査もしないで想像だけで天下り批判していたことが判明(元記事)

民主新人25名 NTV[バンキシャ]出演 「マニフェストは全て頭に入っている?」質問に『Yes』と答えたのは25人中7人

鳩山「閣僚人事は内々内定くらいの話です」(魚拓

谷岡議員当選したばかりで慣れていない。」(魚拓

オバマから2度目の通告(魚拓

NHKで目玉政策が小学女児から不平等と怒られる(魚拓

社民 得体の知れない「国家戦略局」が暴走しないかと無駄な心配をする(元記事)

「一票による革命が起きている」・・・鳩山選挙期間中に綴った選挙日記 道新に提供(元記事)

鳩山 社民国民新が求める「政策調整機関」に党首クラスが出席して調整に当たることを検討する考え(元記事)

岡田 社民福島国民亀井の入閣が望ましい 「政策は政府で決める。政党拒否権は与えない」とも発言(元記事)

岡田 「ダイナミックに政権が代わる小選挙区が良い」と社民が反対する比例代表定数削減を目指す考え(元記事)

岡田 「国家戦略局に、利害関係のある経済団体代表(経団連)などが入るのは好ましくない」(元記事)

鳩山 新内閣予算無駄遣いを調査して見直す「行政刷新会議」を新設する方針(元記事)

山岡賢次国会対策委員長を続投させる方向(元記事)

執行部 「謎の政権移行チーム」に、勝手に動くなと自粛メール(元記事)


引用http://www35.atwiki.jp/minsutoumatome/pages/216.html

2009-09-07

http://anond.hatelabo.jp/20090906004349

この分野では、ピペット土方とよばれる単純作業を繰り返すことが必要不可欠であり、教授学生労働力確保の手段として、修士博士に進ませることが一般的なのだ。

その過程では、

「製薬研究職に行きたいなら博士まで進まないとね。」

博士に進み、生命科学研究者を目指すことこそ醍醐味。」

のような宣伝学生に対して刷り込まれる。

もちろん研究職である大学教授にとってはそれは本音である場合も多いのだろう。しかし、実際にはテクニシャンを確保し金を落としながら作業を行ってくれるピペド確保の点は否めない。

物理などの分野であれば、教授学生に対し

「お前は博士に来るな」

と言う事は珍しくないという。それは物理などであれば数学力などの学力がない学生は何の役にも立たず、研究活動において足手まといになる可能性があり、また学生の将来のためにもならないからである。

日本生命科学が、労働力確保のためだけに博士修士学生使い捨てにしているのは否めないと思う。

学生時代にたくさん見た30越えのポスドクの人々を思い出すといたたまれない。

最近では、バイオを生かした技術開発も進んである。2005年NHKで「サイボーク技術人類を変える」という番組が放送された。

http://www.nhk.or.jp/special/libraly/05/l0011/l1105.html

これは神経科学を神経工学として応用し、神経とLSI接続するもので失明した人に対しイメージセンサー回路を利用し人工視覚を作ったり、腕の神経とつなぐことで機械的な義手を作ろうという試みである。

また、バイオ半導体技術に使おうという試みもある。

http://panasonic.co.jp/ism/koremo/02_ferritin/index.html

この研究ではのフェリチンを半導体プロセスに利用しようというものだ。

また、酵素を利用した生物電池の開発も進められている

http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200708/07-074/index.html

論文を調べていただければ分かるであろうが、これらの研究工学物理学出身の人によって進められているのである。

私自身は、生命科学の院進学をやめ大学院大学半導体研究室に進学した。

その中で量子化学バンド理論半導体有機化学や熱化学などを勉強した。量子力学光合成の関係を知ったときは目から鱗が落ちた思いだった。

結局、天下り的に知識のみ教える現在生物学科の教育ダメだ。

原理を知るためには物理数学が必要であるし、応用するには工学の知識が必要なのだ。

うーん、こうゆうサイボーグや医工学の分野ってどうなんだろうね。

こっちも発展には時間がかかりそう。

2009-09-06

生物系の学生生命科学に見切りをつけろ ~専攻ロンダのすすめ~

日本生命科学が駄目な理由を書いていこうと思う。

たとえ死んだとしても生命科学研究者を志してはいけない

http://b.hatena.ne.jp/entry/anond.hatelabo.jp/20090222224732

の方も書かれているように、日本生命科学学生ポスドクがおかれた環境悲惨な状況にある。

問題点の一つ目は労働力確保目的ポスドクと院進学である

この分野では、ピペット土方とよばれる単純作業を繰り返すことが必要不可欠であり、教授学生労働力確保の手段として、修士博士に進ませることが一般的なのだ

その過程では、

「製薬研究職に行きたいなら博士まで進まないとね。」

博士に進み、生命科学研究者を目指すことこそ醍醐味。」

のような宣伝学生に対して刷り込まれる。

もちろん研究である大学教授にとってはそれは本音である場合も多いのだろう。しかし、実際にはテクニシャンを確保し金を落としながら作業を行ってくれるピペド確保の点は否めない。

物理などの分野であれば、教授学生に対し

「お前は博士に来るな」

と言う事は珍しくないという。それは物理などであれば数学力などの学力がない学生は何の役にも立たず、研究活動において足手まといになる可能性があり、また学生の将来のためにもならないかである

だが、生物学科では奴隷確保のために博士進学を勧めているとしか思えないことが多々ある。研究能力がどれだけあるかも分からない学歴ロンダ生を積極的入学させたり、生物に見切りをつけ文系就職を狙い就職活動をすると煙たがり、嫌味を言う教員も珍しくないのである

その結果、職にあぶれポスドクが量産され、さらにはポスドクにさえなれないものも出てくる。

このような実態は、バイオポスドクの特集として産経新聞で記事にもなったので読んでいただきたい。

http://b.hatena.ne.jp/entry/sankei.jp.msn.com/life/trend/080628/trd0806282146020-n1.htm

二つ目問題点としては、就職が無いことである

以下のデータを見ていただきたい。

http://saponet.mynavi.jp/release/needs/rikou/2008/03.html

これは、毎日ナビが企業アンケートをとり、理系の専攻ごとの求人ニーズを表したものである

求人数で見ると一位の電気電子系の1/10程度の求人しかなく、少ない枠を奪い合っていることが分かっていただけるだろう。

生物学生が主に目指す企業といえば、製薬会社研究職と食品会社研究であるしかし、こちらがどちらも難関なのである

まず、製薬会社研究職については薬学部出身者が主体である。それは製薬企業という点を考えれば同然であろう。しかし、薬学部出身者にとっても製薬研究への内定は容易ではなく、MRになる者が多々いるのが実態である現在薬品は、生物による手法一般的ではなく現在でも化学有機合成によって作られている。そのため、化学出身者、薬学出身者以外の採用はなかなか難しいのが実態である

それでは食品研究の方はどうだろうか?

農芸化学を専攻していれば若干優位ではあるが、数人の採用枠に農学部化学バイオなどが殺到する。そのため、こちらも非常に難関になっているのが現実である

これらのプロセス職はというと、やはりそこは機械工学電気工学の主役であるバイオの出番は無い。

もちろん一部には製薬につける人もいるのであるが、旧帝大クラスでも学科で数人というのも珍しくない。

その結果、独立系のSEなどに流れる学生がたくさんいる。こちらの世界情報系が主体なのだ

三つ目の問題点は知識を天下り的に教えているということである

生命現象は地球上にある現象でもっと難解な現象であると思うが、その教育もっとも程度の低い生物学者が調べ、教育も行っているという実態である

たとえば、光合成であればエネルギーの変換が絡む以上、厳密に考えればそこでは量子力学必要なはずである。また、生体内の化学反応を考える上では有機化学量子化学、熱化学なども必要になってくるだろう。

しか現在生物学科では、CELLに書かれた知識を天下り的に暗記させており、そこにはどのような物理的、化学的裏づけがあるのか教えない教育が行われている。

酷い大学おいては、講義教授研究内容の紹介であったりする。

私は日本高等教育の最大の問題点は副専攻制度がなく、ダブルメジャーを取るような人間がいないことだと思う。知識の幅が限られるから新しい発想が出ず重要なことを見逃す可能性があるし、弟子師匠を超えず、劣化コピーけが生産される。

もちろんこれは生命科学に限った問題ではない。

それでも工学は良い。知識の幅は広いほうが良いが単一分野の知識の学生でも即戦力として企業が欲しがる。

また、物理学もよい。難解な数学量子力学古典力学熱力学電磁気学現代科学技術の基礎で、会社に入ってから工学の知識を上乗せするやつはたくさんいる。原理を知っている彼らは、10年選手になると工学部出身の奴を追い抜いたりする。

生物出身者にはプライドだけはあっても、このどちらも無いのだ。

四つ目 21世紀はバイオ時代であるが、その時代を作るのは生命科学者ではない


物理手法を駆使し、生物研究する生物物理コンピューター生物の解析に生かす、バイオインフォマティクスなどの研究分野がある。

しかし、生物物理研究している研究者は多くの場合物理学出身である。また、バイオインフォマティクス物理学者情報工学出身の人が非常に多い。

考えてみれば当然だ。多くの場合生物学科は生物または化学で受検できる。高校時代から物理を選択していない生物学生がいくら年を取ろうとも物理手法など理解できるはずが無いのである

最近では、バイオを生かした技術開発も進んである2005年NHKで「サイボーク技術人類を変える」という番組が放送された。

http://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2011034654SA000/

これは神経科学を神経工学として応用し、神経とLSI接続するもの失明した人に対しイメージセンサー回路を利用し人工視覚を作ったり、腕の神経とつなぐことで機械的な義手を作ろうという試みである

また、バイオ半導体技術に使おうという試みもある。

http://panasonic.co.jp/ism/koremo/02_ferritin/index.html

この研究ではのフェリチンを半導体プロセスに利用しようというものだ。

また、酵素を利用した生物電池の開発も進められている

http://www.sony.co.jp/SonyInfo/News/Press/200708/07-074/index.html

論文を調べていただければ分かるであろうが、これらの研究工学物理学出身の人によって進められているのである

私自身は、生命科学の院進学をやめ大学院大学半導体研究室に進学した。

その中で量子化学バンド理論半導体有機化学や熱化学などを勉強した。量子力学光合成関係を知ったときは目から鱗が落ちた思いだった。

結局、天下り的に知識のみ教える現在生物学科の教育ダメだ。

原理を知るためには物理化学数学必要であるし、応用するには工学の知識が必要なのだ

生命科学研究室に残っても労働力として利用されるだけだ。

学生が金を払うのは労働力になるためではなく自分自身への投資のためであるべきだろう。

声を大にしていいたい。

生 物 学 生 は 生 物 を 捨 て専 攻 を 変 え よ !!

2009-09-03

官僚主導の何が駄目なのか分からない?

漢字を読み間違ったと言われれば怒り狂い
ホテルのバーで酒を飲んだと聞けば嫉妬に狂い
カップ麺の値段が分からないと聞けば庶民派がどうだとぬかす
そんな連中が一斉に口にする言葉官僚はけしからん」ってのが、今ひとつ理解できない。どんなメリットがあって政治家が局長級の人事権にまで言及し、仕事の幅を狭めようと言うのだろう。

ISDN普通だった時代に「光ハイウェイ計画」で光回線の敷設を唱え10年かけて世界を置き去りにしたのは官僚仕事だ。サミットに出席しようにも彼らが書いた台本がなければ、何一つ出来ない赤子の様な政治家に任せて何が出来るというのだろう?外資準備高を短期的に半減させて予算を確保する等という政治家に任せて、経済の回復など実現できるもんだろうか?
官僚制に功罪あったとして、叫ばれるのは罪ばかり。短所を直すのではなく、壊そうとする様な短兵急な意見ばかりに快哉が叫ばれるのは何故なのだろう。テクノクラートは、その国のパワーエリートだと言っていい。実際に、彼らの功績の大きさは戦後数十年で我々が享受した豊かな生活が証明しているのではないか。


どこをみても官僚制の打破が前提の議論ばかりだが、本当に「官僚」が本質的な問題なのか?官僚給料を減らして局長が総辞職天下りを廃止すれば、GDPは右肩上がりに回復し、800兆円の借金が一気に解消され、政治家の質があがるのだろうか。そうであれば実にすばらしい。
なぁおい。誰か何が問題なのか?
俺にも分かるように、官僚だけが槍玉にあがる明確で論理的な理由を教えてくれないか?官僚を叩けば支持率が上がるような理由があるんだろ?



漢字を読み間違ったと言われれば怒り狂い
ホテルのバーで酒を飲んだと聞けば嫉妬に狂い
カップ麺の値段が分からないと聞けば庶民派がどうだとぬかす
そんな連中が一斉に口にする言葉官僚はけしからん」ってのが理解できない。

2009-09-02

ネトウヨが実在してようがしてなかろうが、よくわからんことが一つだけある。

 なんでヤングな彼らは「ポスティング」なる行為に走ったのだろうね。

 だって、すんげぇ泥臭くてうざったいイメージあるじゃん。いかにも若者が「安保時代のバカサヨじゃないんだからwwww」とか言って嘲笑しそうじゃん。


ヾ(゚ω゚)ノ 郵便受けはかわいい。

 

 ま、それはさ、ともかく。

 フツーね、郵便受けン中に自分が想定していた以外のモンが入ってたら不快に思うじゃない? 思わない? や、そういう人はそういう人でいいんだけど。すいません。しかし、俺は「うわっ」、ってなっちゃうわけ。で、内容を一瞥すらせず、デリヘルの型番不明なちっこいチラシと一緒にさ、ストレートゴミ箱に突っ込んじゃうの。そのゴミ箱ってのがさ、マンション側が用意した迷惑チラシ用のヤツなんだけど、覗いてみたらまたそういうビラで溢れかえっちゃってんのよ。選挙中ずっと。ウヨサヨ自民公明民主社民共産幸福実現生長の家その他その他問わず。

 で、思ったわけね。何でこんなに揃いも揃って嫌われてんのかなー、って。思ったわけね。何で俺はこいつら、というかこういうビラが大嫌いなのだろうね、って。別に俺だって宗教政治もいうほど嫌いじゃないし、ってか今回の選挙にあたっては、選挙権もないくせに珍しく能動的に行動しまくって、まず各党マニフェスト読破、したら「そもそも政治ってなんじゃらほい」って気分になったんで岩波書店の『政治学入門』とか、敷衍してジャンはジョンでもロックじゃないルソーとか読み出して全然わかってないのに理解した気になってちょこずいて『リヴァイアサン』(大塚原作じゃない方の)を二三ページ捲ったところで我に返った。それまで溜めた経験値もリセットされた。誰も褒めてくれなかったよ……。慰めてくれるのは不定期に届くエロい夢が詰まったAmazonダンボールだけ……。

 そう。同じ郵便受けにあってもAmazonは歓迎される。だって自分で頼んだんだもん。しかし、俺は人生を通じて一度たりとも「どこそこの勧誘ビラが欲しい!」などと願ったことはない。

 通販も(一応)新聞も人からの手紙や郵送物も各種料金請求書も普通、何かしら先立つの契約や相互の信頼関係があってはじめて投函される仕組みになっている。つまり、受取人に「望まれて」おり、あらかじめ「配達されることが織り込み済み」なんだ。裏を返せば受取人に「望まれていない」郵便物は明らかに異物だ。だから俺は拒否してしまう。いかにアブトロニックの効果が素晴らしかろうと、大川先生が偉大であろうと、招かざる客である以上はほうり捨ててしまう。恐るべきは、その仕分けシステムを受取人の無意識に組み込んでしまった投函ポストの魔術。

俺らはマンションの玄関先で郵便受けを「ああ、今日は待ちに待ったアノDVDの……不在受け取り票が届いているであろう日!」などといかがわしい期待で悶々としながら開錠する。勧誘DMアジメールくさやがその中に鎮座していようなどとは想像だにしない。ダストとしてINしたものはすべてノイズであり、カスであり、ゴミであり、一律にダストとしてアウトすべき障害でしかない。普段の志向/嗜好がどうの、とかはそこでは全く関係ない。ダストに中身なんぞ存在しない。単に無意味だ。一掴みで十数の紙束を一絡げにしてダストシュートへ。なんと見事なまでに洗練された取捨選択の美しさよ。

 とすれば、俺自身そこまでアジビラ勧誘メールを憎んでいるわけではないのかもしれない。

 ただ、「望まれない」「配達が期待されてない」ブツを分別する手間が疎ましいだけで。

 気持ち悪い、と感じてしまうのは、あるいは嫉妬しているだけかもしれない。ポストというシステム人格を否定されながらもなおも自己主張を止めない彼らに、自分正義を貫く彼らに。


===>8=(゚ω゚,,)<なんかでた追記。

 ああそうか。わかった。最初の疑問が解けた。ワカウヨは、彼らは「真実」や「正義」を突きつければ手段やプロセス関係なく、他人を説得可能と思い込んでいるのか。

 ちくしょうめ。なぜ前提としての彼らの「正義」を疑わないのか。なぜなら、教師は悪だ。やつらは束縛する。なぜなら、一党独裁社会主義国家は悪だ。やつらは束縛する。児ポ法は悪だ。俺たちを束縛する。在日は悪だ。俺らが束縛されているのに、やつらは自由だ。

してみると左翼はわかりにくい。景気が悪いのは自民のせいだという。格差社会自民のせいだという。年金問題派遣問題も自民のせいだという。どれも社会人生活経験の少ない若者にはピン、とこない。なんとなれば、天下り官僚宿題を忘れた子供を怒鳴りつけたりなどはしない。それに仕事や景気の話というのはどうしても「自分」を要素として含まなければ成立しない。そうなると「自己責任」というメンドクサイ勘定までいれなくてはいけない。勘定しようにも社会人生活を営なまないことには算定方法も解らない。経済勉強しなきゃ。数学? ケッヘイ。ならば徹底して「他者」と「エピソード」のみで構成されている右翼の敵の方が信じやすい。迷わないですむ。

俺は信じられない。迷う。彼らが「ネットにこそ真実がある」と学んだように、俺は「ネットにすら真実なんて存在しない」のを思い知らされた。だから常にニュース情報を目の前にして、いつも迷ってしまう。信ずべきか否か。教科書に出てくるような公式や定理やシステム歴史定説は本当に信じていいのか? 「この時計は一日に0.000....01秒遅れます」本当に? 

 猜疑心と躊躇は決して同世代において、彼らより俺が賢(し)いということを意味しない。大体の場合において、俺は怠惰だ。一次ソースなんてクソ食らえで孫引きに次ぐ孫引き伝言ゲームで捻じ曲げられた捏造情報事実として流布されるなら、それはそれでかまわないとすら考えている。半分ヤケクソに近いメンドくさがり屋だ。

 そうやって踏み出すことをためらっている分、「政治」に貪欲なネトウヨたちより知識において劣るだろう。っていうか俺はそもそもサヨでもない。かといって中道を名乗るにゃ定義確信が持てない。俺はなんでこんな話をしてるんだ。

 率直に言ってさ、http://anond.hatelabo.jp/20090901001358にでてきた男の子がうらやましいと思ったよ。あいつには諭してくれる人間がいる。信念を表明したことを労ってくれる仲間がいる……

 

 俺は誰も褒めてくれなかったよ……。慰めてくれるのは不定期に届くエロい夢が詰まったAmazonダンボールだけ……。

2009-08-20

国立大学職員が天下りについて考えた。

自分なりに考えてみた。

この場合の天下りっていうのには,部課長級の人事異動みたいに他大学から転出してくる人も含む。

生え抜き自分ポストが「課長」で頭打ちになる。

つまり,どれだけ目先の事に打ち込んでいても,出世のためには,本省の役人にならないといけないのだ。

・上は自分の事しか考えない。

課長以上は原則,本省のお役人さん達だ。彼らは2年間で入れ替わる。

いろいろな所を渡ることで見識を広げ,人間として尊敬できる人もいるが,ただ,単に派手好きな人もいる。

派手好きにあたるとその人は自分ができる目立つ事しかしない。

そして,その派手は3年目には無くなるか,もっと悪ければ,継続され新たな派手がはじまっていく。

また無気力な人もいる。無気力だから何も進まない。

・別に専門家ではない。

天下りで来る人は,別に大学の事を知っているわけではない。

生涯教育や,小学校教育の人も来る。

そんな人は2年間かけて大学の事を勉強しているに過ぎない。

多機能,細分化が進む大学事務においては,そんな人はお荷物でしかないが,その人が上役だ。

アイデンティティの問題

国立大学独法化し,会計規準として,通常の独法とも違う国立大学会計規準が適用され,各大学は自立(律)性を求められ,競争状態におかれた。

そのため,各大学必然的に旧来の帝大を頂点としたピラミッド型から,なんかよくわからない格差社会におかれている。

本省は,都合の良いときは従来通りの出先機関扱いし,都合の悪いときは各大学の判断って言う。

その中で,各大学ブランド価値を高め,自分達の大学の売りは何か必死(なふり)になっている。

自分達って何よ?みたいなことをもがいている。

もがいていて,うまくいっていないとこで,事情の知らない天下りの人が来る。

で,派手だったり,無気力でなにかを行う。

事務がうんざりする,そんな事務に付き合う先生うんざりする。

やる気ある先生はどっかにいってしまう。

歴史ある大学も無い大学も「組織愛」が育まれる事がないので,停滞していく。

いらんな,文部科学省

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