2024-06-30

共通パス持ちDオタ(歴10年)が野球マスコットオタに鞍替えして

丸2年が経過したので雑感

私事ですが、つまるところはディズニーへ行かなくなって丸2年が経過しました!!年50回は行ってたコロナ前の私からすると考えられない天変地異みたいなもんですね。

ということで双方似ている点も異なる点もあるので思ったこ適当に書いておきますディズニー側の情報に関しては完全に人伝なので古い可能性が高いのですが悪しからず。

・年パスもう要らないよ

圧倒的にコレ。寂しいですけどね、ひと頃のDオタとしてはね。

意外と年パスユーザーだった往年のオタクたちの中には「もう年パス不要かな…」という層が多かったりします。復活して欲しいという声が根強いのは案外「年パス取扱時期に"買いたかったけど買えなかった"人たち」のような気が。

パス不要論が出る理由は様々ですが、今時期になると最早

「もう慣れたから」

「年パスが無くてもどうせ行くから

という辺りの雰囲気が強そうですね。

そう、結局コロナ前後関係なくちゃんディズニーが好きで、あそこを「替えの効かない場所」だと思っている人たちはどのみちパス代にしろパーク内諸費にしろ払うべきものは払ってきたし、今後もそうしていくわけです。オ社側もそういうオタクのことはちゃんと「お客様」として歓迎したい筈です。

結局のところ年パスの何が良かったかと言えば「最初に5〜10万円払えば1年間パーク入り放題だった」という点なのですが、裏返せば年パスにはこれ以外の機能が一切存在しません。なので年パスが無くなったからと言って変化することというのは思ったより少なくて、蓋を開けてみれば「一括払いにしていたパス代が都度分割になった」くらいの感覚差程度に落ち着きつつあるのでしょう。

実際、共通パスは概算で月に1回程度インパすれば元を取れる試算での価格設定がなされていましたが、考え方を変えれば「月1回程度であればパス代を都度払いしても年パスを持っていた頃と額面はさほど変わらない」というわけです。ネットでの購入手続きが多少挟まる程度ですから面倒も思うほど多くありませんし。

個人的に思うのですが、今現在パスが無くても困ることなインパしているDオタたちがコロナ前どう過ごしていたかというと「月1以下の頻度で事足りていた人々」「遠方勢でそもそも回数を積めなかった人々」もさることながら、「パスダブるのを承知バケパの世話になることが多かった人々」というのも居たんですよね。首都圏在住で日帰り出来るけどバケ課金してパス代も宿代もその他の費用も幾度となく出してきた、そういう人々が。

こういったDオタたちにとって年パス存在はそんなにウェイトの大きいものではなかったんだと思いますそもそもパスを持ってないか、持っていてもパス代を追加で出すくらいですからね。

それで結局、こうしてそれなりにまとまった金額コンスタント支出する真っ当な「お客様」たちは、年パス所持の有無に関係なくさほどダメージを受けることな現在も元気にDオタとして活動されているようかもしれません。雑な言い方で恐縮ですが、「懐に余裕のあるゲスト」であればコロナ前とあまり変わらずオタクとして振る舞えるし、オ社もそういう人を招き入れたいわけで利害関係が一致しているのですよ。

一部の年パスユーザーの中には「自分たち存在がパーク運営を大きく支えている」と豪語する人々も少なからず見受けられた過去がありましたが、本当のところを言えば年パスとその単純な所持者たちにはポジティブな影響力など殆どなかった可能性すらあるわけです。

Dオタアクティブ勢の事情としてはそんなところでしょう。まあ私が「年パス要らないよ」という理由は「もう用事がないから」なんですけれども。私自ももう昔みたいに年1020回それ以上のインパ必要とする身では無くなりましたので、「行きたくなったら年1程度でも良いかもな…」と思うなら年パスはもう御役御免です。

・年パスが無いと困るようなオタクは条件の良い界隈への移動が大凡済みつつある

「1年間入り放題」というだけのシンプル設計ながら、当時の年パス用途は案外と多岐に渡りました。「晩ご飯のために夕方からインパする」というのは割と有名ですが、「パーク内外でウォーキングをするため」「終日空いているレストランの隅で涼みながら勉強作業に没頭する」「昼休憩と前後の空きコマ活用大学を抜け出して昼ご飯やショーパレを楽しみたい」なんていう使い方もできました。

しかしこれらは副次的もので、年パスを購入したDオタたちの大半が年パス見出していた価値といえば、推しキャラに会えなかったり塩対応だったり、天候その他の事由によりショーパレキャンセルになってしまったりという「体験価値の低下に対する『年パスあるし明日明後日また来れば良いか』という保険」の側面が一番強かったのではないでしょうか。

なので年パスが無くなったことに関するDオタ的な最大のデメリットは「保険が無いので軽率にリテイクが取れなくなった」というところになると思うのですが、しかしよく考えてみれば、これがDオタをやっていく上で致命傷になってしまう層というのは実はかなり少数派なのかもしれません。

例えばミキオタやミニオタ。彼らはインパすればショーパレに固定のグリ施設場合によっては路上整列グリに至るまで推しに会えるチャンスというのは様々存在します。どんなに運が悪かったとしても「ミキミニを一度も見かけることなくパークを出る」方が厳しいのはご想像の通りでしょう。エントリーを全て外したならパレルで粘るかグリ施設を鬼ループすれば最低限の満足は得られる筈です。規模感に差はあるものの、ドナオタやデジオタも同様でしょう。

しかしこれがチデオタの話になったらどうでしょうか。今でこそジワジワと彼らの活躍の場も戻って来ていますが、コロナ休園明けのチデオタはなかなかに辛酸を嘗めたものでした。

①ドリミから丸ごと干されそのまま終了

②海で唯一の固定出演だったハロニュが復活せず終了

存在が"密"なので代替プログラムにも全く呼ばれてくれない

④グリ施設がない(ウエスタングリは人が集まり過ぎて一瞬で爆散した)

如何でしょう。マウビが始まって多少用事は出来たものの、それまでチデオタは両パークに対してマジで何も用がなかったわけです。結局マウビや海ジャンボリがあったとしてもどちらもエントリー制なので外れたら用無しですし、フリグリは必ず捕まえられる保証がありません(コロナ禍なら尚更)。

前者ならば「保険=年パス」が無かったとしても幾らか即日でリカバリーが出来ますが、後者場合そこに確実性がないため、結構確率で「チデに終日会えないまま金だけ払って歩き回って終わる」という負けゲーを強いられる状況が発生し得るわけです。ここにミキオタと同じ金額は出そうとは思えなかった心情を、どうにかご理解いただきたいものです……(チデオタより)。

チデと同様に「コロナで姿を消したキャラクター」は少なからずいたと思いますが、チデほど露骨に消えたキャラは他に居なかったのではないでしょうか。ショーパレに確定で出ず、フリグリ出現も怪しいキャラクターというのは元々多く存在します。何ならBIG8以外は全員そうでしょう。しかし元々そうであれば「BIG8のオタク」と「その他のオタク」では根本的な立ち回りと心構えが違ったように思います。「行けば会えるから会いに行こう」と「会えたらラッキーから目的にし過ぎず楽しんで行こう」の違いですよ。コロナ前のチデは前者だったのが、コロナを機に一時期後者になってしまったわけです。

良し悪しの話ではありません。BIG8のオタクは、言ってしまえばアイドルオタク性質的にはさほど変わりません。「行けば会える推し」が、パークに関わるすべての行動の目的のものになっているのです。チデオタはその意味で、ある時突然に「目的」を奪われてしまった、ということなんですね。当てもなく彷徨い金を使い倒せるほど、誰も彼も持ち物を余らせているわけではないですよね…?

それでも中には、数年にわたる辛い時期をグッと耐え忍んで、今でもチデオタとして頑張っている方々も少なくないでしょう。それは彼らにとってチデが「他に替えの効かない存在から」に尽きると思います尊敬します……本当によく頑張ってこられたと思います。反対に私は「頑張らなかった側」なので…。私にとって10年間の最推しだった筈のチデちゃんは、哀しくも「代替可能存在」だったわけですから……。

こればっかりはもう、個々人のオタクとしての在り方次第になってしまうと思います現場回数を稼ぐために年パスを信頼していた私のような「ローコストで体力気力の限り現場をブン回したいオタク」と、オ社が求める「たまにの1回に"全力"を出してくれる"お客様"」とでは相性があまりにも悪い。私のようなオタクは最早、ディズニーリゾート於いては「招かれざる客」になってしまった、そういうわけなんですね。

しかし、そういう経緯でディズニーからはみ出し者になってしまたこの私にも、そのままで転向できる新天地存在したわけです。それがプロ野球マスコット世界結果的に私は冒頭の通り(オタクだったのに)丸2年もディズニーへ行かなくなり、代わりに野球場へ赴くようになったわけですが、私と同じように「年パスが無いとやっていけないオタク」たちは皆もう何処か異なるコンテンツへ良い加減に移住完了している頃合いではないでしょうか。もし年パスが無いことに未だに困っているDオタが居るとしたら、厳しいですが恐らく巣立ちの時だと思いますので、他に楽しいことを見つけてみるのも一手かもしれません。

体感ですが、とにかく現場をブン回したい私のようなタイプオタクであれば、回す現場対象物は実はそんなに重要じゃなかったりするわけです。「割安で楽しく対象物と触れ合いたい」という風に簡略化すればコレ、別にディズニーじゃなくても野球場や他のテーマパーク、振り切れば地下アイドルだって全然良いわけです。

野球マスコットのオタ活、コスパがエグい

10年前のディズニーすら余裕で凌駕してくる(但し球団による)。

凄いですよ、根腐れしそうなキャラオタ皆マスコットオタに鞍替えすれば良いのにとさえ思う。非常におすすめです。

私自身は野球マスコット専門なので他のことはあまり詳しくないのですが、恐らくサッカーバスケプロチームにもマスコットは沢山います川崎ロウルくんとかめっちゃ可愛いよ。なので地元チームのマスコット応援するところから始めてみるのもアリじゃないでしょうか。

野球マスコットオタのおすすめポイントを紹介しま

現場費用が恐ろしく安く済む

②5〜6時間で退散できる

現場タイミングが決まっている

ちゃんとグッズもある

⑤他球団マスコット個別の交友関係がある

⑥それなりに通えば認知してもらえる(かも)

①③⑥はDオタならかなり嬉しいポイントではないでしょうかね。少なくとも私はそう思う。

現場費用が恐ろしく安く済む

細かな金額に関しては球団次第でピンキリですが、最安値で抑えるならいずれにしてもコロナ前のディズニーより入場料は遥かに安いです。外野席とか天井席なら1000〜2000円台だからね。

或いは千葉ロッテマリーンズZOZOマリンスタジアム阪神タイガース甲子園球場なんかは試合前のマスコットショーを場外で行ってますので、何とやろうと思えば完全無料でオタ活が出来ちゃいます。良いんですか??

そうでなくてもマスコットと触れ合う機会は(本来キッズファミリー等を想定しているであろうだけあって)チケット種別関係なく同等に与えられていますので、「兎に角中に入れれば良い!」と割り切るならコスパ最強です。

勿論もっとチケット金額を出して座席に拘れば、試合中に動き回るマスコットを直近で拝むことも可能です。

②5〜6時間で退散できる

野球場は大体試合開始の2時間前に開場し、マスコットショーやふれあいイベントを経て試合開始、途中何度かマスコットの登場シーンがあったり、或いは場外でふれあいイベントを行ったりして3〜4時間以内には概ね試合が終わります。そう考えると余程長丁場でない限り、1回の現場は最長5〜6時間程度で終了することになります。勿論マスコット自分の都合、天候などに合わせて遅く来たり早く帰ったりも可能ですし、先述の「無料でオタ活できる野球場」であれば最短5〜15分で退散移動が実現します。

仕事帰りや学校終わり、休みの日の午後用事前にちょこっと……ができるのも嬉しいポイント

現場タイミングが決まっている

先述の通り、野球場で行われることやタイムスケジュールには大体決まった形が存在しているので、ディズニーのようにスケジュールバラつきが生まれることはまずありません。「このタイミングに何処で誰が何をしている」というのが慣れればすぐ分かりますので、色々と余裕を持って行動することが可能。これは各球団のふれあいイベント所謂フリグリ)に関しても概ね同様ですが……ルールディズニーと同じです、具体的な時間場所は是非ご自身でお確かめくださいね。譲り合いもお忘れなく。

ちゃんとグッズもある

球団マスコット個性的可愛いグッズも沢山ありますブラインド仕様ランダムグッズからぬいぐるみプラッシュ、バッグ、その他諸々。野球場らしい文字入りフェイスタオルやKPOPにありがちなスローガンタオルラインナップされているマスコットも中には存在します。グッズ欲を満たしたいオタクにもおすすめ。因みにぬいぐるみ系に関しては大体ディズニーの半額程度で買えたりします。安い!

球団は1年を通して頻繁に限定ユニフォームリリースするので、それに合わせてデザインチェンジを施した限定グッズも続々登場します。そして在庫さえあればシーズン後半やオフシーズン、次シーズンに入ってからオンラインで購入できるのも有り難いところ。後から「あれ欲しかったな…」ってなることあるもんね。

⑤他球団マスコット個別の交友関係がある

野球マスコットオタクをする上で外せない醍醐味といえばコレ。先述のロッテの「マーくん」と東京ヤクルトスワローズの「つばみ」の恋模様(?)はあまりにも有名埼玉西武ライオンズの「レオ」は妹の「ライナ」に対し異様なほどのシスコンぶりを発揮したり、福岡ソフトバンクホークスの「ハリーホーク」や北海道日本ハムファイターズの「B・B」と何やら名状し難い関係性を披露したり、ヤクルトの「つば九郎」と中日ドラゴンズの「ドアラ」で毎年のようにディナーショーを敢行しチケット即完売になるなど、どのマスコットも非常に個性が強く、遠征交流オールスターゲーム等で顔を合わせる度に関係性がジワジワと変化していくリアル感はディズニー絶対に味わえない野球マスコットならではのポイントです。グミニとかそういうのにうっかり惹かれちゃう人、どうでしょうか。

⑥それなりに通えば認知してもらえる(かも)

これは本当に場合によりけりですが、何度か会いに行くうちにこちらのことを覚えていてくれる有り難すぎるマスコット結構ます。勿論そこに最初から期待するのはおすすめ出来ませんが、フリグリ中に近況を聞いてきてくれたり、向こうから積極的に来てくれたりすると球団に金を落とすモチベーションが爆増します。(それでもディズニーより安く済むのが尚のこと有り難い)

タイミングが良ければワンショットポーズ指定が出来たり、ショートムービー撮影任意の動きを(常識範囲内で)お願いできる場合もあり、フリグリの自由度ディズニーより遥かに高いのも嬉しいですね。フリグリ完全依存の元チデオタとしては尚更ね。

但し「つば九郎」や「ドアラ」のように選手顔負けでファンの多いマスコットたちに関しては個別ファンサがどうしても難しいですし、すべてのマスコットが同じくらい手厚くやってくれる保証は全く無いですから基本的にはマスコットたちの成すがままに合わせるくらいが丁度良いでしょう。

こんな感じで、コロナ禍を辛く暮らした元チデオタの私ですが、今は自分に合った最高のコンテンツ出会いディズニーを離れて楽しくオタクを続けています!こんな生活も早2年!

野球場に年パスシステムは(基本的には)ないので都度払いでも気にならないですし単価が安いですし、他にも良いこと尽くしで最高!オフシーズンで冬場に音沙汰が無くなるのだけが寂しいですが、野球がなくてもバスケとかはあるので二毛作も大いにアリでしょう(私自身に今のところその予定はありませんが)。

オタクとして若い10年の日々をディズニーに注ぎ込んだことは今では良い思い出です。もう真性のDオタでは無くなりましたがチデのことは今でも人並みに好きなので、その気になったらまたいつか会いに行きたいな〜、と思っています

Dオタのみんな〜!いつもお疲れ様〜!

値上げとかホスピタリティとか色々大変だろうけど無理せず自分最優先してね〜!!

疲れちゃったら野球場で待ってるからね〜!!

お互い楽しくオタ活続けてこうな!!

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