はてなキーワード: 電器屋とは
近所の小さな電器屋で家電雑誌のバックナンバーが1冊30円くらい売っていた。恐らく店で情報収集の為に購読していて読み終わった本を捨てるのがもったいないから売りに出しているのだろう。自分はその雑誌に連載しているライターのファンだったのでこれはお得だと思い20冊ほどまとめ買いして家に持ち帰った。その本は30円という破格で売られているだけあってメモ書きがあったり一部のページが抜き取られていたり新品という訳ではなかったが、お目当てのライターの記事は無傷だったので寝る前に1冊ずつその連載ページだけを読んで寝るのが習慣になった。まとめ買いした本のストックがあと数冊となったある晩、ふと目次ページを見てみると
イライラしているので無駄に長文になった。それだけは先に言っておく。
それについて詳しく知ったのは、今年の春、会社で「適格請求書発行事業者登録番号の調査をしろ」と業務指示が出てから、ということだ。
それまでは、色々問題があるとは聞いていたが、ぶっちゃけ他人事だった。
普通の会社員だし、何か見たことのある説明でも『消費者が行うことはありません』と、なっていた。
しかし。実際に近づいてみると、消費者がすることが無くても、会社がすることはたくさんあって、会社に雇われている会社員のやることもたくさんあった。
ただただ面倒。
そもそも、規模の小さい事業者が免税されていたのが問題だと言うなら、
なんでわざわざ面倒くさいインボイスにしないといけないのだ。
なんで食品に全く関係ない業界の請求書欄に、8%の軽減税率の欄が必要なんだ。
全く謎である。
ところが。
前面に出ているのが『若い才能あるクリエイターを応援しよう!』路線で、とても相容れない。
二流三流のクリエイターはいらない発言で誰か偉い人が炎上していたが、その程度の感覚の人は結構いるのではないだろうか。
(個人的には裾野が広くないと山は高くならないので、二流三流が大勢いないと一流も生まれないのではないかと思う)
しかし、よくよく考えなくても、クリエイター以外のフリーランスは多い。
一人親方、修理工、個人タクシーの運転手、のようなフリーランスが大勢いる。
契約上は株式会社〇〇となっていても、その実態は1人で全部やっている個人の会社というのは珍しくない。
「急遽だけど明日お願い!」をして、フットワーク良く来てくれるのはそういう人たちだ。
フッ軽の便利な人たちがインボイスでいろいろめんどくさいなあ、となった時にどうなるか。
2)しょうがないから企業に雇われるか→便利じゃなくなるもしくは金額が上がる
それはおまえの会社だけだろう、と思われるかもしれないが。
個人でアパートを持っている大家さんがお付き合いのある電器屋さんとかもそうだったりする。
前に、賃貸アパートの電気系統が壊れた時に来てくれた人はそうだった。
もらった名刺の〇〇電機は、近所にある、いかにも潰れそうな電器屋さんだった。
売れてるのかな?と思っていたが、こういう仕事をしていたのか、と。
そういう人が廃業したら、真夏にエアコンが壊れて修理を呼んで、これまで3日で来ていてくれたものが、2週間かかるかもしれないのだ。
あと、気になるのが個人タクシー。
車を所有していないので、タクシーが減ったら困るなあ。
そりゃあ、直筆の感謝の手紙でも書けば必ず喜んでくれるのだろうが、いい大人の男が毎年毎年お手紙というのも、どうにも気恥ずかしい。
ということで毎年母の誕生日が近づくと、うんうんと唸って、結局は牛肉セットやら、ドライフラワーやら、温泉券やら面白みのないプレゼントを贈ってきた。
ところが、今年の俺には自信があった。悩む必要もない、しかも面白く、きっと便利なプレゼントができるという自信である。
今度60歳になる母が、珍しくゲームにハマっていた。ポケモンGOだ。
たまに実家に帰ると、車に乗りながら、道で歩きながらこんなポケモンがいる!とか、楽しそうに語っていたのだ。
俺はポケモンGOは最初にちょっと触ってやらなかったし、ソシャゲは廃課金する方で、
母をドン引きさせてしまう可能性が高いので、一緒にプレイしようという気は起きなかった。
あえて、100円分浮いたよ!とか語る母の様子を「ほーん」という感じで見ていた。
察しの良い方ならおわかりだろう。俺がプレゼントしようと画策していたのは、ポケモンGOの外部パーツである。
よく職場で一緒にソシャゲの話をする、俺と仲のいいゴミ野郎がいるのだが、彼がドヤ顔でモンスターボール型の、時計のようなアタッチメントを見せびらかしてきやがった事を思い出したのだ。
機能はよく知らなかったが、何やらポケGOがより楽しめるようになるグッズに違いない。そもそも俺はポケモンGOでボールを何か指でクルクル回転させて投げる的なテクも最近知ったくらいだ。
そして、母はとにかくデジタルに疎いのでその手のグッズの存在など知らず、買えば必ず喜んでくれるだろう、と。
母の誕生日の前日、俺は電器屋に電話をした。要件をスマートに伝える。「なんか、あの、ポケモンGOの拡張パーツ?みたいな。腕につけるやつありますか?」と。
電器屋さんも流石プロ、慣れたもので、「ああ、ポケモンGOの○○でよいでしょうか?最新版が丁度出たんですよ」とスマートに応えてくれた。
俺は完璧だな、と頷きながら取り置きをお願いし、そのまま電器屋に颯爽と向かい、レジにてブツを購入した。
小さい。そして、思っていたのと違う。滅茶苦茶無骨だった。黒くて、まあ時計型ではあるのだが、とてもじゃないが職場のカスが見せてきたような、ポケモン好きなら喜びそうなデザインのものではない。
俺は慌てて、外箱の説明を読む。
「これがあればポケモンを自動で捕まえてくれる!」という旨のことが書いてあった。
なるほど、便利なものである。「スマホを立ち上げる必要なし!運転中でもポケモンを捕まえられるよ」とのことだった。かがくのぎじゅつってすげー。
俺は、その品を母には渡さないことにした。
だって、そうだろう。
母が、唸りながら「ボールを曲げないとと捕まえられない」とか、「見て!こんな可愛いポケモンいる!このポケモン知ってる!?」とか、「ちょっとお父さん!今ポケモン出てるからもうちょっと徐行して!ああ、逃がしちゃった!」だとか。
確かに、そのアタッチメントを買ってやれば、ポケモンBOXはあっという間にいっぱいになり、母はスマホの充電を気にせず外出できるようになり、父は母を搭載しながらも気楽に車を転がせるようになるだろう。
でも、そういうことじゃないだろう、と俺は言ってやりたかった。
ポケモンを確実に捕まえられることに何の価値があるんだ。スマホの充電や父の快適のドライブに、一体何の価値があるというんだろう。
不便と、努力と、達成感。それこそが、ゲームというものではないのか。
俺は、60になるまでゲームの面白さを知らなかった母に、とてもではないが悪魔の知恵を授ける気にはなれなかったのである。
ということで、俺はもう予算も使い切ってしまったので、仕方ないから適当に安物の鉢植えの花と、急ごしらえの直筆メッセージカードで、母の誕生日を祝う事にしたのである。
母は、何やら喜んでいた。まあ、面白おかしく、かつ日常で使えるような便利なプレゼントが出来なくて申し訳なかった。
母は、きっと今日も、スマホの充電と戦いながら、ポケモンたちに勝負を挑んでいるのだろう。フルオートではなく、指先で、くるくるとボールを回しながら。
もしかしたら、あのアタッチメントを送れば、母のポケモンGOライフは快適なものになっていたのかもしれない。でも、俺はそうしなかった。
贈られることが無かったプレゼントは、俺の家の引き出しの中に、今だに眠っている。
きっとそれでよかったのだと、信じている。
ドラム式洗濯機を買った。久しぶりに大きな金額の買い物だった。
で、ふと幼少期のことを思い出した。実家で大きな冷蔵庫を買った時のこと。
1990年代くらいの東北の田舎町では、当時大きな家電量販店がなくて、電池を買うにも懐中電灯を買うにも街の小さな電器屋さんのところにいっていた。
いまでも都会でたまに見かける、パナソニックのロゴがデカデカと看板に描かれているようなお店。「〇〇ムセン」みたいな名前のお店。
その小さな電器屋さんは徒弟制度をとっていて、弟子の若いお兄ちゃんが冷蔵庫が搬入できるか確認に来て、冷蔵庫がデカすぎて勝手口の少し低くなっている段差にはみ出すことがわかった。
その若いお兄ちゃんは「親方には内緒ですよ」と言って、その辺にある木材の切れ端を器用に切り刻んで、段差になっている部分に板をついで、冷蔵庫が置けるようにしてくれた。
ほんとうに見事な仕事だった。
冷蔵庫搬入の当日、親方と一緒に来たその若いお兄ちゃんはきれいにつがれた板を見て、「段差のところに綺麗に板がついでありますねー、誰がやったんですか?」と知らないふりをしていた。
家族全員で知らないふりをした。
女の子が電器屋で商品を見ていると、見ず知らずのオッサンがいきなり講釈を垂れてくる。女の子は「おっ?マンスプか?オッサン」とバッサリ。怒り出すオッサンに「はいミソ男決定〜」などと追撃、怒り狂うオッサンを尻目に颯爽と立ち去る。
この漫画、「この女の子を見て『失礼だ』と感じたならそれがジェンダーバイアスです」という言葉とともに紹介されていた。
内容はまあどうでもいいんだけど、この女の子が「失礼」かどうかって結構意見が分かれそうだよな。
いきなり不躾な態度をとってきた人間に対してこっちもタメ口でバカにしてかかるのは「失礼」か?という問題!
少なくとも礼儀正しい振る舞いではないような気がするし、失礼か非失礼かでいうと失礼ではある気がするんだよな。
オッサン同士だったとしてみよう。オッサン1が電器屋でイヤホンなんかを手に取る。すると別のオッサン2が現れ、「ダメやダメや!そのイヤホンはゴミやで。こっちにしとき」これに対してオッサン1が「おっ?マンスプか?オッサン」と言った時これは失礼か?
まあ失礼じゃないか?
相手がいくらキチガイのKKOだったとして、とりあえず明確な敵対行動を取られてないんだったら丁寧語くらい使うのが礼なのでは、というか、相手への礼はこの場合べつにいらないと思うし、礼儀正しくある必要もまあないんだけど、それはそれとして絶対値的な礼儀としては「失礼」判定もしかたないというか…
戦闘の場においては礼の概念が消滅するので失礼もクソもない、って前提のツイートだったんだろうけど、にしたって失礼か失礼じゃないかで言うならまあ失礼やろ…という気はしてしまうし、まあその二元論をやめろって話なんだろうけど、言っても道端で殴られて殴り返すのを見て「礼儀正しい!」とは思わないし、なんだかなあ…と思うのであった
有能な店員の話がバズってるが、こういう知識豊富な人は「高いスペックはいらないが〇〇ができて取り扱い簡単なのが欲しい」みたいなのも教えてくれるんだろうか?
前にブルートゥースのイヤホンを買おうと思って店員に相談した。
そしたら、こっちは「音質はこだわらない、通勤電車でちょっと音楽や英語の教材聴くだけだから。ノイズキャンセリングは欲しいかな」つってるのに、やたら声音質のを勧められたのだが…
音質悪いのずっと聴いてると耳に負担?そんな長時間使わないし。
こっちのニーズは全然汲み取らずに、その人の考えた最強のイヤホンを勧められた感じだ。
有能な店員はごく少数で、こういう押しつけがましい人が多いのか。
続きです
会社のマシンにつけてくれたキーボードがなんか自分の手にしっくりこない、マウスのケーブルが短くて、思うように振りませない、、
『マイキーボードってもってきていいの?』先輩に聞いたら、『俺もマイキーボードや』
んで、ご近所の電器屋にいってバッファローの無線のキーボードとマウスのセットを買ってきた。
ここから3代バッファローの無線のキーボードとマウスのセットを買うんだけど、その顛末やもう、、、、
【1代目】
しばらく、、使い勝手もよくて楽しく使っていたのだが、、大掃除でキーボードを落としてしまった、、
キーボードの足(ってゆうのか?)折れた((+_+))
【2代目】
と件の電器屋にいって、前と同じ品番のキーボードとマウス探したが、、ない、、、、んー困った。
その場で、スマホで検索したら、『この商品には新しい後継モデルがあります』というリンクがあって、リンク先に表示されてるキーボードとマウスのセットならある!!というわけで、それを購入。
1代目の使いよさに、ロクに触らず買ったのがまずかったのか、左のSHIFTキーが固い。私の小指で押せてない。
小文字の『っ』を入れたつもりが『つ』になる(わたしゃかな入力派です)。大文字の『T』入れたつもりが『t』になる。
ちょっと頑張って小指を鍛えてみたけど、、、だめだった((+_+))
【3代目】
というわけで、またまた件の電器屋さんへ、、バッファローやめてロジクールにしようか、と思いつつ、やっぱ日本のメーカーだよね、、エレコムは、触り心地がなんかいまいち自分にはしっくりこない感じが。
とかおもいつつ、2代目の品番を検索すると、『この商品には新しい後継モデルがあります』というリンクが。リンク先の品番のキーボードが目の前に。
1代目の使い心地よかったやつの後継の後継だし、これにしょっと購入。
今回は、足を折ることもなく(というか、、、)SHIFTキーも大丈夫!快適快適!!
なんだけど、、、なんか知らんけど、朝イチ必ず、マウス使えないんだよね、、、
電源入れて、パスワードいれて、立ち上がって、いつものアプリ立ち上げようとマウス動かしても、ポインターがびくともしない。
マウスの裏にあるスイッチ(?)を一旦切って、入れるともう大丈夫!
毎朝起こしてやらないとダメな子なのね、、とか思っていたけど、どうも違う。席を外すのに、ロックして、戻った時も、やっぱり、キーボードは使えるけど、マウスが使えない。
それどころか、延々とキーボードのみの作業していると、30分ほどマウスを触らないでいると、やっぱり使えなくなる。
朝とか、ロックから復帰したときとか、別にスイッチ入れなおすぐらいどーってことないけど、
乗りに乗ってコードをがーーーーと書いて、よし、走れ!のタイミングでマウスが使えないのって、すっごくツライ((+_+))
コードをがーーーー、よし、走れ!ガクッ!!
を何度もしているうちに、もうダメ!!
マウスの電池交換もしてみたし、レシーバの刺しているUSBも別のところに変えてみたし、、、でも全く変わらない。大体30分ほっとくとへそを曲げる悪い子ちゃんと判明。
んーなんなんだー!というわけで、マウスがダメなんか?マシンがアホなんか??と確かめるために、自宅にお持ち帰り。うちのマシンで確認
ところがところが、うちのマシンでも再現!!時間も大体30分。
でも、奇遇にも、会社のマシンもうちのマシンも同じメーカーだし、OSも同じwin10proだし、ディスクトップだし、、
というわけで、また会社に出戻り、会社にあるメーカーの違うマシンやら、ノートマシンやら、win7のマシンやらで試したけど、
やっぱり全部大体30分でぷっつり、、、、
30分ぐらいマウスを触らないでいると使えなくなること
スイッチを入れなおすと復活すること
電池交換やレシーバのUSBポートを変えてみたけど変わらないこと
別マシン、別OS、別環境(会社と自宅)でも同じ症状がでること(試したマシンのメーカ名とOSとノートかディスクトップかの別も明記、マシンの品番までは書かなかった。さすがにこれだけいろいろ発生したら、品番なんてどうでもよくない?)
を書いて、購入時に電器屋でくれた『保証書と一緒に保存してください』と書かれた(店の名前と商品の品番、購入日時が出力されたもの)ものの画像を付けて、送信!
来た返事がよくある、
『白紙のコピー用紙などの、無地で滑りにくい素材の上で動作させた場合に動作が安定するか、ご確認ください。』だの
『現在接続されているUSBポート以外のポートでの動作をご確認ください。』だの、、、
挙句の果てに
※ネット購入等の場合、納品書や注文メール等でも対応可能です。
※ご購入証明のご提示が難しい場合、保証対応はご案内致しかねます。』
まったく読んでないじゃん!まるっきしテンプレートのコピペじゃん!
というわけで、『問い合わせ内容はちゃんと把握していただいてますでしょうか』
と書いたうえで、延々ともう一度同じ説明して、『購入証明となる画像もつけたのですが、見ていただいてないのでしょうか』
と再質問したら、まあ、要するに、同じ品番の別商品と交換してやるというわけ、、(ちなみに画像の件は全くスルー)
なんだけど、まず、こっちが先に商品を送れというわけだ。届いたのを確認したら発送するというんだけど、えーなんで??その間キーボードマウスなしでどーすんの??
その間使う別のもの買っちゃったらもう交換品なんていらないよ~
それに、『到着を確認したら』ってあるけど、何日ぐらい、とか全く書いてないし、マシンの修理の時にメーカーに聞かれた『配達時刻のご指定はどうしましょうか』なんて言葉も全くないし
そのくせ、こっちには、2週間ぐらいでさっさと発送しろ、梱包材は自分で用意しろ、だの注文ばっかし。
不安を感じながらも、SHIFTキーの固い2代目さんを復活させ、発送したんだけど、、、10日ほど全く音沙汰なし。
こんなの使ってられない、、、もう駄目だ~今度の休みに新しいキーボード買いに行こう、、とか思っていたある日、帰ったら「不在票」が郵便受けに。
手書きで「バッファロー」の文字と携帯の電話番号があるけど、印刷された内容から赤帽の不在票というのもわかるけど、赤帽ってそれぞれが独立した事業者なんだよね、たしか。
で、電話してみて、名前もないから『XXさんですか』と聞くこともできずに、向こうの出方を待ってたら、向こうもだんまり、、、えーー何それ!!
恐る恐る『不在票が入っていたので電話したものですが、、』というといきなり『住所どこ』もう反射的に『えっ』といってしまったら『だから住所は』と重ねてのたまう。
『XXのXXと申しますが』というといきなりガシャン、、、切られた(・_;)
30分ほどで配達はしてくれたけど、、、けどね、やっぱりこれはダメでしょう。
まあ、それでも、交換品がちゃんと動いてくれれば、それでおしまいだったんだけど、、、
これがまたダメなんだね。ダメというより、もっとダメ。前のは30分ぐらいでお休みしてたけど、今度のはほんの4、5分でもうダメ。
がーーどころじゃない。ちよっと書いて、スクロールとしようと思ったらもう使えない。
前に試したマシンもろもろもやってみたけど、同じ。4、5分でもうダメ。
80年とか生きてるんだもん、30年しか生きてない自分が理解しようというのがおこがましい。
祖父が普通じゃないんじゃないかとうすうす思っていたのだが、そもそもうちがだいぶおかしいのではないかと、設定盛りすぎなんじゃないかと思うので、ちょっと判断してほしい。
電器屋40年、自営業で半生を過ごす。祖母は元芸子、ものすごくよく働く。自営業もかなりの部分を支えた。
ここまでは経歴的に普通だと思う
本人、副業というと怒るんだけど、お礼にお金もらってる時点で、副業だったと思う。今は本業だけど。
ゆえに、霊の話がほぼ食卓に上がる。
趣味の狩猟(今は引退済み、マツタケ取りと山菜取りくらい)と同じ温度で、霊の話と神の話をする。
中高生の時は、毎回のように祖父に祈りを受けるんだけど、あまり実感したことはなかった。
昔はあまり実感できなかったけど、今はすごく助かるのでまあ、霊も神さんも普通にいるんだなぁと今は思ってる。
ところが、世の中だと、このジャンル、どうも詐欺しか横行してないっぽくて、何それと思うお祓い方法とかお祈りに、ドン引いてしまう
自分は最初からちゃんと効果があるお祓い受けて育ってきたけど、それが普通じゃないどころか、やっばいジャンルだと知った時のアレ
創〇〇会とか幸〇の〇学とか、そういうお祓いやってるから人気なんだと思ってた。
隠居で家にいることが多くなった祖父とは話す機会が増えて、あんなもんにお金払う奴狂ってると言うようになり、自分でも調べたら、なんでこれに人が集まるんだ?と思えるレベル。
しかし、だ。
というか、祖父何者なの。
なんだったら、かなり偏屈で差別主義者で、熟年離婚されなかったのが奇跡レベルのクソ野郎と言ってもいい
何度か他人のお祓いを受ける姿も見るし、自分も受けるけれど、元気になるので効果はあるのは確かだ。
10代のころ、母親が死んだり、こいつが育てた父親があまりにも同じくクソ野郎なので、神とか霊とか嘘なんじゃないかと妄言なんじゃないかと疑ったこともある。
神は人間に興味がないのだ、と祖父の言ってることから理解したので、最近はそんな風に思うことはない。
神、と言ってるのは、ただのファンタジーで、人間を救う前提ではないのだ。
科学者が、自分の好奇心から、病気を解明するのと同じ。ついでに人が救えたというだけのアレ。
できることが多い人間と考えれば、見ず知らずの人間なんか、救うわけないじゃんね
というわけで、祖父はかなりの選民、差別、モラハラの塊でありながら、他人に憑いた霊を取り除く
こんな不可思議な家族がいて、自分が普通に育つはずがないのだが、まあ、そんなことはどうでもいい
こういう話を家族にしかできないので、鬱憤がたまっていた。世間的評価としては嘘だというんだろうな。
30年も交流してきた家族を嘘つきとは言えないから、本物だと信じると思うなら、他人から見れば滑稽だろうな。
自分の父親がかなり嘘つきだったので、本人が妄想を信じているだけなのか、その場しのぎで嘘ついているのか、けっこう検証しているつもりなので、祖父は詐欺師ではないと思ってる。事実、お祓いは結構きく。プラシーボだと言われたらそれまでだけど
一週間雨が降り続けた時期だった。
「雨が多くて困る、晴れるよう頼むか」と、祖父が言った次の日に、その集落だけ、晴れたことだ。
ぽっかりとまるく晴天がのぞいていた。ほかはどんよりとした雲が覆っていたのに。
自分の子供はちゃんと教育できずに嘘しかつかないのに。短気でカッとしやすく、すぐに祖母を怒鳴るのに