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はてなキーワード: 円周率とは

2016-02-25

http://anond.hatelabo.jp/20160225040508

でも、「円周率3.14とする」は、実際、理論的に仮定したとすると

矛盾が生じてしまう。

この空間適用すると円弧が弦よりも短くなってしまう。

少なくとも、円周率3.14ピッタリの世界は、想像ができない。

小学生経験しておとなになった私にできないんだから

小学生にもできないんじゃないだろうか?

まり、「円周率3.14とする」は、モデル化しても全く、何一つ小学生にとってわかりやすくなっていないのだ。

矛盾するという結論からしか話を始めていない。

円周率を「習った」時点でお前はまず円に内接する96角形を思い描けと説明されたの?

そうでないなら、それは小学生にとってわかりやすいかどうかではなく、お前にとって否定したいかどうかの話でしかないし

そうであったとしても、お前個人がたまたま数学的に意識の高いお子さんだったんですねーえらいねーとしか思えない。

何故それが小学生全体に一般化し得ると思うのかが全く理解できない。

私はそんな説明学校でされた覚えがないし、

あるいはされていたのだとしてもそこは成り立ちの話としてのみ理解し、

円周率3.14として計算するものであるのだな、とそれのみを結論として記憶したのだ。

これは国語力の問題じゃない。

先生意図を汲みとってそれに即して答える技術は、国語時間に培ってくれ。

もう一度言うが、これは国語力の問題じゃない。

科学に対する姿勢問題だ。

じゃあ円周率3.14ではないという主張も、

どうぞ数学時間でも生物時間でも、「算数時間に何ら関係のない」好きな時に、同好の士だけを相手にやっててくれ。

これは算数問題だ。

小学生全てが、あるいは全てでなくても大半が、

円周率3.14だと弦よりも弧のほうが短くておかしい、と、問題文にひっかかりを覚えるの?

もう一度言うが、これは算数問題だ。

小学生感覚以外のところで話をするな。

私は今、「それでも地球は回る」と言ったガリレオ気持ちを痛感している。

彼は悔しかっただろう。私もとても悔しい。

なんだこりゃ。とんでもないナルシストかなんかなの?

定義でも仮定でもなく計算上の「便宜」だよ

http://anond.hatelabo.jp/20160225040508

なんでこんなことであーだこーだ言ってるのかいまいち理解できない.

算数だろうが数学だろうが,学校テスト問題文に「円周率3.14とする」と書いてあったら,それは「円周率を使う場面があったら計算(と答え合わせ?)がめんどいから3.14を使いなさい」という便宜を意味する.そんなこと書いてない?既に常識として浸透しているから書かなくてもいいじゃん.

円周率定義は円の面積がπr^2となるπとかそんなん.「円周率3.14とする」が定義なはずがない.同様に仮定でもない.

有効数字の話は論点が違う.あれは物理で計測の概念が入らないと導入できない.算数とか数学にはそんなん関係ない.

これ以上この議論を続ける意味あるかな

http://anond.hatelabo.jp/20160225111200

そこで「本問ではπ=3.14のもとでの『円の面積』を『半径×半径×π』とする(その『面積』は、長方形の面積が底辺×高さである、といった定義とは異なる)」という暗黙の規則を持ち込むのは恣意的である。それが許されるなら何でもありだ。

問題作成者には何でもありなだけであり、回答者にその自由はないのである

考えるに理系脳による正確な回答は

円周率3.14の時の円の面積は半径×半径×円周率では求められない。面積の求め方が定義されていないので解答は無い”

であると思われる

380と答えるよりは丸を貰える可能性が高いだろう

http://anond.hatelabo.jp/20160224232509

少なくとも380.13は×ですね。

半径11の円の面積は380.1326…なんだから

円周率3.14とする」条件下での面積を問うてるのであって、

実際の円周率3.1415…の面積を問うてるわけではないからです。

ですので、380とか380.13が379.94よりも正確というのは勘違いです。

円周率3.14とする」条件下での正確性は379.94のほうがあります

380を×にしないかもしれない可能性として、

11x11x3.14=379.94を一度導いた上で、四捨五入しているのであれば、

問いに対する答えとして見たい部分は含まれていますので、

個人的には○をあげたいです。

http://anond.hatelabo.jp/20160225075711

「1」が「円周率の1/3.14」の世界は、「1」の3.14倍が円周率世界と大して違わない。1を1/3.14と言い換えただけ。

半径が1/3.14の円の円周は、2にはならない。2π/3.14になるだけ。

http://anond.hatelabo.jp/20160225040508

円周率が変わるのではなく、「1」が円周率の1/3.14定義されている可能性

円周率がぴったり3.14だと定義するとどうなるの?

http://anond.hatelabo.jp/20160224232509

算数問題における「〜として」

この問題見ていて思ったんだけど、

元増田(http://anond.hatelabo.jp/20160222182802)のブコメ読んでる限りでは、

問題文に『円周率3.14とする』って書いてあるんだから、それ以外を想定するのは頭おかしい」

と思っている人が多い気がする。

多分、こう考えている人たちは、「円周率3.14とする」という文章を、

太郎くんが出発した10分後に次郎君が出発したとする」とか、

鉛筆100円で消しゴムが120円だとする」とかの「とする」と同じように、

この「円周率3.14とする」を捉えているんだと思う。

まり、「円周率3.140000」と定義した世界算数問題を解けよ、と考えている。

問題文がその世界を想定しろと言ってるんだからと。


円周率3.14ピッタリだと定義した世界はどうなるのか?

私は数学者じゃないから誰かに教えてほしいんだが、

もし仮に半径11の円の円周率がぴったり3.14だった場合世界って、仮定(あるいは定義)できるんだろうか?

よくわからないんだけど、少なくとも円に内接する96角形の周長よりも、円周のほうが小さいってことでしょ?

(http://www.ndl.go.jp/math/s1/question4.htmlより

半径1の円に内接する96角形の周長は3+10/71 。つまり3.140845)

それってどういうことなの?

弦よりも弧のほうが短い世界存在するってことなの?

ユークリッド空間というのはそれを実現できる場所なの?

円周率3.14ピッタリの世界で円の面積を求めたとして

まず、円周率3.14ピッタリの世界で、円に内接する96角形の面積よりも円の面積が大きくなるのか、小さくなるのか、

それすら私にはわからないわけだが。

そんなわけわからん世界の円の面積を求めてそれを「こたえ」にしても良いのだろうか。

私には弦よりも弧のほうが短い世界で円がどんな形をしているのか想像もつかないんだけど。。。

円周率3.14とする」はモデル化ではない

太郎くんが出発して10分後に次郎君が出発したとする」

太郎くんは時速4 kmで歩いたとする」

消しゴム100円で、鉛筆が200円だとする」

これはモデル化だと思う。

この状態は、実際には実現不可能でも、理論的には実現可能だ。

少なくとも、普通小学生の頭でも、想像可能な状態だ。

でも、「円周率3.14とする」は、実際、理論的に仮定したとすると

矛盾が生じてしまう。

この空間適用すると円弧が弦よりも短くなってしまう。

少なくとも、円周率3.14ピッタリの世界は、想像ができない。

小学生経験しておとなになった私にできないんだから

小学生にもできないんじゃないだろうか?

まり、「円周率3.14とする」は、モデル化しても全く、何一つ小学生にとってわかりやすくなっていないのだ。

実際の世界小学生問題世界、偉いのはどっちか

これは国語力の問題じゃない。

先生意図を汲みとってそれに即して答える技術は、国語時間に培ってくれ。

もう一度言うが、これは国語力の問題じゃない。

科学に対する姿勢問題だ。

「半径11の円の面積は379.94でなければならない」

と考える大人たちに、私は

円弧より弦が長い世界を当たり前のように小学生押し付け傲慢さを感じている。

しかも、「教えやすから」「小学生にはわからないから」と、

ひどく独善的で、小学生好奇心馬鹿にし、踏みにじった理由でだ。

(ちなみに、「教育上の配慮から379.94と教えても仕方ない」と思う人たちのことは理解できる。)



私は今、「それでも地球は回る」と言ったガリレオ気持ちを痛感している。

彼は悔しかっただろう。私もとても悔しい。

「それでも円弧は弦より長く、円周率3.14よりほんの少し大きい。」

円周率を22/7とする

直径7cmの円の周長を問われたときに22/7使って22cmと答えるのは是か非か?

http://anond.hatelabo.jp/20160224232509

2016-02-24

「379.94でいいじゃん」派がこんなに多くて驚いてる

http://togetter.com/li/940931

この話題、「379.94でいいじゃん」派に聞きたいんだけど、子供が答案に380とか380.13とか書いたら×にするの?

半径11の円の面積を求めよって問題で、379.94よりも正確な380とか380.13とかって答えが×?

これってかけ算の順序問題と同じで、正しい答えでも教える側の都合で不正解にしてるってことじゃん。

半径11の円の面積は380.1326…なんだから、379.94を○にして380や380.13を×にするのに正当な理由なんてないでしょ。

円周率3.14仮定してるんだから、379.94以外の答えは×」っていう人がいるけど、じゃあ円周率3.14仮定するってどういうことよ?

摩擦を0と仮定するならわかるよ。摩擦係数が0の世界を考えればいいんでしょ。

でも円周率3.14世界ってなんだ?

円周率定義は円周を直径で割った値なんだから、どんな円でも円周率3.1415…であって3.14じゃない。

それを無理やり3.14仮定したところで、それはもう円じゃないじゃん。

円の面積を求めよって問題なのに、円の面積じゃない計算の答えを唯一の正解にするのが本当に正しいの?

仮定しているんだからそれに従えっていうんじゃなくて、円の面積を求めよって問題にその仮定が本当に妥当ものなのか気にしないといけないんじゃないの?

ユークリッド空間を考えてるんだって主張ならまあわかるよ。

でも、3.14仮定する意味が気になる小学生がいたとして、その説明はしんどくないか?

そう考えると、「円周率3.14とする」は「円周率3.14と近似する」って意味だって言ったほうが納得できると思うんだよ。

そしたらやっぱり379.94よりも380とか380.13とかのほうが正確じゃん?

でもはっきり言って小学生有効数字まで気にして問題を解かせるのは難しいと思う。

から問題に「ただし答えは一の位で四捨五入する」とか書いとけばいいと思うんだよね。

そうすれば半径11の円の面積は何かを真剣に考えた子だって正解になるでしょ。

子供理解やすいように問題を作ることは大事なことだと思うんだけど、380って書いた子が×にならないように配慮できるところはしないといけないんじゃないかな。

円周率有効数字議論で分からないこと

http://togetter.com/li/940931

争点は円周率3.14にしてるんだったら、有効数字は3桁で近似するってことなので、答えも3桁で答えるべきって話だと理解しました。

円周率関係ないけど、 11 x 11 の答えは 121ではなく、120が正しいのでしょうか?

円周率の面積問題あぶり出されたこと

円周率の面積問題あぶり出されたこと、というか再確認されたことだけど、

内容云々以前に、ネット議論すると

以前の流れを読まずに、

自称自分けが賢い派」が次々出てきて、すでに触れられたことについて

したり顔で「こんなカンタンなことで揉めるなよ。オレに言わせりゃすぐ解決だぜ」と

言って議論無限ループしだすんだよね。

超恥ずいね

国語問題だろ!理系のくせに分かってない!とか他人を罵る奴こそ

自分馬鹿さ加減に気づいたほうがいいと思うけど、

これもいつもの神学論争さながら、そういう人は他人意見を聞く気全くないよね。

問題問題だと感じられるか否かに一番大きな断絶があるんですな。

他山の石他山の石

しかし、人類の発展はこれ以上もう無理な気がしてきたね。

π≒3.14有効桁数は存在する

http://anond.hatelabo.jp/20160223212129

半径11が測定値なら、有効数字は2桁で、半径11が真値なら、有効数字無限桁です。

明確に間違いです。例えば円周率を3と近似した場合に、真値で半径11の円の面積は363.00000になってしまます



円周率πには有効数字適用されません。

πには適用されません。同意します。それは、πが定数だからです。

しかし、3.14は違います。これは近似値です。近似値には有効数字有効桁数は適用可能です。

(というか、適用しないといけません。)

ちなみに、ブコメで「有効数字適用できるのは測定値のみ」と言っている人がいましたが、

それは違うと思います。(数学的には正しいのかもしれませんが、実学としてはイケていません)

実際に円周率を扱う際には、近似値を用いないと、有理数表現することができません。

日常生活では無理数は扱いづらいので近似値で表します。そうすると絶対有効数字はつきまとうはずです。



んで、なぜ実測値にしか有効数字適用できないと考えている人が居るのか考えたのですが、

おそらく、計測するような人は、実測値の有効桁数が扱う桁数の律速になっているので、

円周率の近似値の有効桁数を意識せずに使っているというのが実際のところでは無いかと結論づけました。

「379.94は誤り」派の人はなぜ380が正解だと思ったのでしょうか。

380は、3桁の有効桁数で答えた場合には正しいですが、

379.94は、5桁の有効桁数で答えた場合の解として正しくないからです。

円周率3.14 である仮定する

半径11の円の面積が10000であることを示す。

このために背理法を用いる。

仮定から円周率3.14であり、有理数である

一方で、円周率超越数であるので、有理数でない。

ここから矛盾を得る。

従って、背理法により、円周率3.14ならば円の面積は10000である

2016-02-23

以前、円周率の「おおよそ3」が話題になったとき

少数より先に円周率がでてくるから、便宜的に「おおよそ3」と教えてるだけって話を見たけど、いまだに話題になってるってことはそうではなかったのか?

やっぱ円周率はおよそ3でいいと思う

3.14なんていう変に正しそうな値を使うから面倒くさいことが起きるんであって

最初から「およそ3」っていう数字使っておけば有効桁数なんて気にしなくていいんじゃないかな

要は当事者である小学生とかが

「ああ,この計算は大体の値を求めてるんであって正確な値ではないんだな」

って思ってくれていればいいんであって問題なのは

「この面積はぴったりこの値なんだ」

って勘違いすることなんでしょ

だったら「およそ3」っていうありえん数値出しといて

大学なり会社なりに入って面積を求めるとき

「ちゃんと計算するなら電卓なりExcel使おう」

って思ってくれる方が大事だと思う

何より小数点の掛け算を勉強するだけで大変な小学生に「3桁で四捨五入しましょう」とか混乱するようなことを教えて

おまけに出てきた答えはやっぱり近似値とか何が嬉しいんだよ

有効桁数を知ってる理系ドヤ顔するために小学生に無理強いすんじゃないよ

円周率とは何かを分かっているオトナはほとんどいない

試しに聞いてみるけど、円周率定義を何も見ないでちゃんと言える?

http://anond.hatelabo.jp/20160223212129

から失礼します。

結構多くの人間が、円周率有効数字概念とその問題点を全く理解していない」

円周率3.14意味を正しく理解していない成人の日本人が多くいる」

と、書かれていますが、その理解していない大人というのは、「379.94は誤り」派の人達ですよね?

円周率πには有効数字適用されません。元増田が言うように、人間の分際で定義を変えられないものからです。

したがって、どうしても有効数字の考え方を持ち込みたかったら半径の方に持ち込むべきです。

半径11が測定値なら、有効数字は2桁で、半径11が真値なら、有効数字無限桁です。

どちらにしても、3桁で数字丸め根拠にはなりません。根拠のない操作をするのは数学的に不誠実だと思います

379.94は半径11の円の面積に等しくありませんが、380も半径11の円の面積に等しくないですよね?

「379.94は誤り」派の人はなぜ380が正解だと思ったのでしょうか。

円周率問題面白いところは

円周率を「3.14」としてしまうと、(あるいは別の値でもいいんですけど、自由に”定義”してしまうと、)

円の面積が(半径)×(半径)×(円周率)で求められるっていう公式のもの

成り立たなくなるっていう部分にあると思ったんですがねえ。


そういう意味で、

牛乳1パック4000円とします。

5パック買ったら全部でいくら

という問題とは一線を画すのではないかと。


この問題牛乳はそんなに高くねーよとモーモー言う人に

そういうふうな世界があると考えろよ、バーカ、と言うのは分かる。


だって、値段がおいくら万円であろうと

合計金額が(1パックの値段)×(買ったパックの個数)で求められるっていう公式

そのまま使えちゃうから


論理学を知らねーなあ、○○とすると言われりゃ、唯々諾々、○○としとくのが論理的なんだよ

って言ってる人のほうが思考停止してる気がします。


まあ、世の中トラブル続きですが、

誰か賢くて四角い増田がまーるくおさめてくれるのを期待しています


円だけにね。

http://anond.hatelabo.jp/20160223143026

証明しようがないけど元増田です。

仰りたいこと、わかるような気がします。

成長したあとで、矛盾だと気づいてより深く造詣を深めることができればそれでいい、という考え方ですよね。

そういう考え方は理解はできますが、それにしても

意味のない小数点以下二桁まで計算させるのは私にはいささか滑稽に、無意味に映ること、

円周率3.14意味を正しく理解していない成人の日本人が多くいること

を考えると、今の指導方針には疑問を呈せざるを得ず、エントリ書かせていただきました。

正直、勉強不足な点もあったなと反省していますが。

質問の「小学校教諭の分際」についてですが、

わたしにとっては「小学校教諭」も「大学教諭」も「数学者」も大差ない意味で使わせていただきました。

πという数は、私達ヒトの分際で定義を変えられるものではない、ということです。

1が1であるように、0が0であるように。eがeであるように。太陽が西からは昇らないように。

大統領だろうが皇帝だろうが、数の真理のまえには無力です。

同じように円周率を「3.140000…」と定義することはヒトにはできません。それは世界がそうできているからです。

でも、半径11の円の面積が379.94だと主張することは、円周率3.14ぴったりである定義することと同義のように私には思えるのです。

http://anond.hatelabo.jp/20160222182802

円周率無理数なんだし、近似値として314/100を使ってるだけでしょ。

出た答えが円の面積にどれだけ近いのかを考えるのは、また別の問題

http://anond.hatelabo.jp/20160222182802

円周率3.14 とするとき、半径 11 の円の面積を求めよ」というのは

「いまあなた円周率3.14世界にいる。この世界での半径11の円の面積を求めよ」と解釈すべきだな。

数学は、ある仮定の基に築かれた体系でしかない。それが現実世界に極めて良く似てるから現実世界で役に立つことも多い。

からといって「現実世界と異なる仮定をおいてはならない」はおかしいよ。

算数円周率問題に関して塾講師が思うこと

小学生中学受験算数を教えている。

私は「半径11㎝の円の面積は、円周率3.14としたとき379.94㎠」が正しい派。

理由は二つ。

1.算数重要なのは「なぜ円の面積は半径×半径×円周率で出せるのか?」の部分だから

2.有効数字という概念子供に教えてもそのあとの発展がないから

詳しく説明していく。

1.算数重要なのは「なぜ円の面積は半径×半径×円周率で出せるのか?」の部分だから

まず前提として、中学受験算数世間で思われているほど詰め込み勉強ではないことを知っていてほしい。

何故なら公式を丸暗記してそこに数字を当てはめて計算するという行為では、公式の暗記と計算力でしか結果に差が出ないから

そこで生まれる差は偏差値55程度でも微々たるものだ。

重視されるのは考える力ってやつ。

我々塾講師子供に常に「なぜ?」を考えてもらって、その力を磨こうとする。

私が円の面積の出し方を教える時、「公式がこうだからこう計算するんだ」なんて教え方はしない。

円の前に長方形の面積の出し方をしてて、1㎝×1㎝の正方形の大きさを1㎠とする。

3㎝×4㎝を細かく切ったらそれが3×4で12個出来るから12㎠、ということを子供が解ってる前提。

書いてて面倒になったから細かいことは省くけどうまいこと子供と掛け合いをやって、大きさ1㎠、0.1㎠、0.01㎠・・・を用意して円に詰め込んでいって大きさ測ればいいよね。すると大体半径1㎝だと3.14、半径2㎝だと12.56になって~。

もしくはめちゃくちゃ細かくピザに切ったら三角形沢山に分けられるよね。その三角形の高さは半径、底辺の合計は円周になるから~っていう話からうまいこと円周の出し方にもってったりする。

円の面積は簡単なところだから、発展は少ないんだが例えば

http://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7d/ee/29ac652bcf8c51576fff409ca74295af.jpg

こんな半径の長さが出ないタイプとかは公式丸覚えしててもわかんないよね。

公式が何故そうなるのか理解してることが応用に繋がる。

これは高校数学でもそうだよね。

2.有効数字という概念子供に教えてもそのあとの発展がないから

小学生でも説明すればなんで有効数字って概念必要なのか、どう処理すればいいか理解することは出来ると思う。

ただそれがわかったからどうなの?って話。

私が有効数字を習ったのは中学物理だったけど、そのあとに有効数字が確かに必要だなって場面がたくさんあった。

でも小学生がそれを知っても「で?これって何に使うの?」ってなってしまうよ。

以上、こんだけです。

要は算数って、処理スピード問題読解、条件整理、公式等のツールの使い方で差が出る。

子供の賢さとは、全然関係ないとこであーだこーだ言ってるなってことです。

http://anond.hatelabo.jp/20160222182802

数学とは、科学とは、世の中の真理を追求する学問であり

数学は「ある仮定をおいたら、どのようなことが起こりうるか」を楽しむ学問だと思うよ。

円周率3.14000000…と「仮定」するのはありえない。

コインを投げたとき表が出る確率を1/2と仮定する」のは許されるのはなんで?

物理学的には、すべての条件が同一なら、表が出る確率は1か0だよ。

義務教育におけるパラダイムシフト

「379.94でいいじゃん」派として思うことを少々

今回の一連のちょっとした騒動は、これが小学生の授業であるという背景に対して、過剰な期待があるように思います

言うまでもなく日本義務教育は、中学まで含めて9年間です。

子供自然の真理を学ぶ時間は、該当の子供においてまだまだ続きがあるのです。

あなたはこう思っているかもしれません。

例え教育の途上であっても、嘘を教えるのは教育上よろしくないと。STAP事件疑似科学などを目の当たりすれば誰でもそう思います

しかし、子供知的生物としてはるかに発展途上であり、抽象問題理解するには、絶対的な知識も経験も足りていないのです。

から段階を踏むのです。

I. 数学とは、科学とは、世の中の真理を追求する学問であり、

  人間に都合よく結果や値を変えることはできない。

  πは3にも3.14にもならない。

II. 仮説は検証とセット。検証できない仮説を設定しては行けない。

  仮説に基づいた結果を解にしてはいけない。

実は義務教育はこれと同じことを結果としてしているのです。かつての西洋では同じ夜空を見ても、天動説地動説がありました。それが様々な観測結果によって矛盾が知られ、徐々に地動説へと落ち着いていきます

義務教育で振り返ると、あなたが指摘するように、物理円周率3.14仮定することは間違いです。天動説宇宙観測するかのように、さまざま矛盾が生じます。そしてその矛盾を解消すべく、算数から数学へとパラダイムシフトが起こるのです。円周率3.14計算すると矛盾があるから駄目なのではありません。矛盾からよいのです。証拠によって知的な態度を転換する準備が養われているとしたら、この義務教育はきわめて効果的です。

ここでいえるのは小学生円周率3.14と教えるのは、義務教育内で批判的に検証可能です。だから私は「379.94でいいじゃん」派です。

人類が何百年もの時間をかけて漸く得ることに成功したこの円周率を、「あ。3.140000でいいっすね」とか、たかだか小学校教諭の分際で勝手に変えることはできないのです。

逆に問いたいのは、小学校教諭の分際の「分際」とはどのような意味でしょうか?教育者は教える対象小学生中学生かで身分制度があるのでしょうか?それとも、研究者教育者では身分の違いがあるのでしょうか?どのような研究者も必ず何がしか教育者必要とするという意味で、より優位なのは教育者のような気もします。しかし、実際は仕事として課題としている問題が違うと言うだけで、身分に違いはありません。たんに立場が違うだけです。それなのに、「分際」という言葉を使うのは、真に知的な態度なのでしょうか?

http://anond.hatelabo.jp/20160222182802

円周率増田論破する

http://anond.hatelabo.jp/20160222182802

④−1 円周率3.14000000…と「仮定」するのはありえない。

そもそも「ありえない」を言い出したら「円周率3.14とする」というこの問題のものおかし

何も書かないか、「円周率はπとする」と書けばいい

④−2「仮定」の結果得られたものが「解」になることはありえない

STAP細胞があると仮定して」論文を書くことは可能

それが現実的に正しいかどうかは問題ではない

単に成果がないだけ

④−3 本当にちょっとの誤差ですか?

④−4 半径1111 cmの円の場合は?

精度が違うから何だ?

そもそも物理世界でも状況によって必要な精度は違うだろう

この問題には関係がない

④−5 ちょっと趣向を変えて、イメージしてみて。

円周率3.14を使って半径11の円の面積を379.92と主張することは、この白い物体を「絶対馬だ!」って言っているようなものなんです。

まず、この例えが正しいかどうかを証明してください。

間違った「仮定から得られる答えは間違いだと自分で書いてますよね。

「~ようなもの」という説明の仕方はこの場合相応しくない。

最後に。驚いたこと。

結構多くの人間が、円周率有効数字概念とその問題点を全く理解していない」

単に「小数点を含む数の掛け算」以上の問題ではないからだよ

それ以上の問題ならば、相応の問題に仕上げないとダメ

これはクイズ現実問題ではなく教育のための問題

円周率」という話にこだわって「教育のための問題」を作るならこのような問題にはならない

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