はてなキーワード: ヤングマガジンとは
漫画、小説、新書など一般的な人よりかなりの量を読んできましたが、一応漫画に限定して振り返っておきたいと思います。
BADBOYSシリーズの最新作が終了した。正確には連載中に別のシリーズタイトルのKIPPOが不定期連載していたので、最新作というのには語弊があるかも。
でもそんな事は小さな事だ。
焦燥感や欲望、破壊衝動なんかは誰の内にでもある。これを上手くコントロールして飼い慣らし、人は社会で生きている。
暴力を生業としている人間でもそれは例外ではない。人間は群れで生きるのだから、無制限に欲望をさらけ出して社会で生きていけるわけがないのだ。
端的に言えば排斥された上に壊されてしまうのだ。最初から壊れていたとも言えるけど。
排斥された少年達は何にすがって、その後にどうやって生きていくのか。
これは田中宏作品の通底するテーマだとは思うんだけど、寄る辺なく流れてきた少年達が自分の居場所を築き、社会不適合者が寄り合って社会を形成するまでの流れが美しかった。
また、大阪凶連合など、過去作品でほとんど名前だけしか登場していない団体の活躍もファンにはうれしい限り。
女神の鬼が終了するなり、田中宏は莫逆家族から居続けたヤングマガジンから、古巣に帰っていった。
女神の鬼が過去盤のオールスターだとしたらKIPPOは現代版の田中宏キャラ総出演だ。
かつての膨大なエピソードから引っ張り出して、一つずつ落ちを付けていくという芸風は超長期連載で一つの世界を書き続けた田中宏ならでは。
まさか野獣と不良少女の話で生まれた赤ん坊が大人になって登場するとは。ファン歴が長いほどわくわくする。
ただ、仲間とつるみ暴走行為に没頭する。すでに終わってしまった青春の切なさがすばらしかった。
数ヶ月の休載が三年にわたり、もう陰陽トーナメントは読めないとあきらめかけていた。
それが、当たり前の様に昔のままのおもしろさで連載を再開したのだ。
これはサプライズだ。そりゃ空手少女も煉獄を打とうってなもんだ。
内容の方は前哨戦と牽制で一年間を使ってしまったけど、その一つ一つも気にならないほどおもしろい。
ドンケツ……ヤクザ漫画というのは基本、こういう物であるべきだ。
塾生碇石君……これはひょっとすると勉強の仕方の解らない子供に積極的に読ませるべき良書なのでは。
セブンスター……作者お得意のモラトリアムからぐだぐだに迷走する感がない。
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http://anond.hatelabo.jp/20140604175240
思ったより反応がよかったので、うれしくなって2日連続。仕事? いいじゃないですかそんなことは。
5捕 バットマン:キリングジョーク(アラン・ムーア、ブライアン・ボランド)
「気弱な少年が競技ダンスの魅力に取りつかれる話。単行本未収録。友情・努力・勝利という週刊少年ジャンプの三大原則にのっとった、さわやかな余韻が印象的な期待の新星、かと思いきや、ヤングマガジンにおける連載作はエログロ。なにそのふり幅。連載化待っています。あと集英社は一刻も早く『戦下に咲く』と合わせて単行本化してください」
「白昼夢のような短編。正直、いまだに内容が理解できていない。まったく意味がわかりません。それでもつげ義春全集を読んだ後に、どれが一番面白かったか聞くと、皆が口をそろえて『ゲンセンカン主人』と言う。凶悪なクリンナップへとつなぐ技巧派の曲者。いまだご存命とのことですが、水木御大同様この人も妖怪なのでしょうか」
「腰のあたりでつながったまま生まれてきた双子の姉妹の話。20頁弱と短いながら、大正義萩尾望都の代表作として名高い名作。切れ味が鋭すぎて若干トラウマになります」
「ある団地における超能力者たちの戦いの話。不動の四番。本塁打王と打点王の二冠。その圧倒的な迫力と威圧感は、全盛期のカブレラを思わせます。難点は、あまりの体躯のぶ厚さから、ルールに引っかかる恐れがあること」
「バットマンとジョーカーの因縁の話。チーム内唯一の助っ人外人にして捕手。メジャーリーグからきた黒船。シーズン途中まで4割を打って首位打者。『助っ人外人が捕手って、どうなの?』という方もいらっしゃるかと思いますが、だってアラン・ムーアだし、どう考えても一番かしこいから仕方ない。いいときのマウアーが日本球界に来た、と思ってください」
「結婚式を前日に控えた男女の会話劇。期待の巧打者です。クリンナップが重量級のため、肩肘を張らずに読める短編を6番に置きました。合コンでオススメの漫画を聞かれたら、最近面白かった漫画として、これか『俺物語』と答えるのがスマートな大人ではないかと思います。映画で言うと『リトル・ミス・サンシャイン』。電車の中で読んで泣いた、との知人の声多数」
「自動車競技選手の人間模様の話。連作短編『茄子』に収録されています。宮崎駿が認める天才打者。今回はクリンナップが凶悪すぎるのでこの打順だけど、去年までのカープなら中軸です。余談ですが、最初はピッチャーを『連作短編』つながりで組んでいたため、当初は先発として起用していました。チームの都合で野手に転向」
「若いカップルの何気ない日常を特徴的なコマ割で描いた話。今回のひいき枠。大好きなんだから仕方ない。漫画評論家の泉信行氏も『やまむらはじめ非公式ファンサイト』を運営していました。たんたんとしつつも、じんと胸にしみる佳作。短編集『未来のゆくえ』で読めます。粒ぞろいの短編集なので、是非」
「戦闘用ロボットとピアニストのふれあい。長編『PLUTO』の中の一エピソード。『5回までなら完全試合、完投させたら滅多打ち』こと浦沢直樹の最高傑作ではないかと思います。。独立した短編としても読めるだろう、と無理やりねじ込みました。たとえルール違反だとしても、面白いんだから選ばざるをえない」
「人間そっくりなアンドロイドと、彼女を教育する科学者の話。SF短編につづいて連続登板。だって好きなんだから仕方ない。連作短編『アフター0』に収録」
「説明不要の金字塔。もし増田が文部科学大臣に選ばれたら、強権を使って教科書に載せます。連作短編『夕凪の街、桜の国』に収録」
こちらからは以上です。
意見の中では、カット打法やサイン盗みのルール上の是非が問われる場合が多いが、個人的には、審判団や高野連の印象を悪くしてしまった点が重要なのだと思う。
四球の際にガッツポーズしたり、はっきりとわかって指摘をせざるを得ないほどのサイン盗みは明らかに審判の印象を悪くする。
もし彼が、四球の際にもっと神妙にしたり、打撃以外、守備やイニング交代時にも「さわやか」「一生懸命」にプレイする姿をもっと印象付けていたら、彼のやりたいスタイルはもっと高い次元で実現していたのではないか。
そういう意味からすると、彼の行なったサイン盗みという行為は明らかにやるべきではなかったといえるだろう。
彼はやり過ぎたのである。サイン盗みは、やり過ぎへの、審判団からのレスポンスを引き出す具体的なトリッガーになってしまった。
彼のスタイル(誤解を恐れずに表現するならば「クレバー」な「狡猾」なスタイル)を高い次元で実現するためには、高校野球で求められる「品行方正」さをも武器にすべきだったのだろう。
「真面目」に、「一生懸命」に、「ひたむき」に。彼がそういう印象を与えるようにプレイしたらどうだっただろうか?
自分のスタイルをデコレートすることで、彼のスタイルは昇華したのではないだろうか。手に負えないくらいに。
ヤングマガジンで連載している『砂の栄冠』みたいにね。
http://anond.hatelabo.jp/20130225081613
中 = ヲタからすると萌え控えめだが非ヲタからすると萌えアニメ
低 = 非ヲタから見ても萌えアニメには見えない(と思われる)
「たまこまーけっと」
萌え度:中
萌え度:高
「ラブライブ! School idol project」
萌え度:高
萌え度:中
萌え度:高
「ちはやふる2」
萌え度:低〜中
「まおゆう魔王勇者」
萌え度:中
萌え度:高
萌え度:中
「閃乱カグラ」
萌え度:高
萌え度:中
萌え度:高
「琴浦さん」
萌え度:中〜高
萌え度:中〜高
萌え度:高
「THE UNLIMITED -兵部京介- :絶対可憐チルドレン」
萌え度:低〜中
萌え度:低〜高
「AMNESIA」
萌え度:高
萌え度:中
「幕末義人伝 浪漫」
萌え度:低
「GJ部」
萌え度:高
萌え度:高
「gdgd妖精s」
萌え度:中
「ヘタリア The Beautiful World」
萌え度:高
「ビーストサーガ」
萌え度:低
「バクマン。3」
萌え度:低
萌え度:中
萌え度:低
萌え度:中
萌え度:中
萌え度:低
「新世界より」
萌え度:中
萌え度:高
「絶園のテンペスト」
萌え度:中
萌え度:低
「銀魂」
萌え度:低
付け加えると、
僕が雪村に出会ったのは、大学の研究室の新入生歓迎会のときのことで、そのとき歓迎する側にいたのが僕で、歓迎される側にいたのがいっこ下の雪村だった。
彼女は、長くきれいな黒髪の落ち着いた女の子で、お嬢様という感じではないが、どこか品のある立ち居をしていた。
僕は彼女とは別のテーブルにつくことになり、でも彼女のことが気になったのでたまにそちらの方へ目をやったりしていたのだけれど、ちゃんと正面に座って話す機会は、ひとつ上の先輩がくれた。
「真田くん、ちょっとこっち来てよ」と先輩が僕を手招いて呼んだ。「この子エーティーフィールド張ってて、俺ひとりじゃキビシイよ」
それで僕は、彼女の向かいに座って話をした。雪村は聡明で、控えめで、微笑みながら人の話にうなずき続けることができるタイプの女性だった。
でも僕は自分のことが話したいわけではなくて、彼女のことが聞きたかった。僕はゆっくりと、何か自分と合うような話題がないかと探した。彼女の趣味は読書で、好きな作家は恩田陸(←「ああ、あのガチホモミステリの……」)。よく読むのは講談社ノベルス(←今にして思えば恩田陸は講談社ノベルスとあんまり関係ない気がする)。映画も好きで、好きな監督はスタンリー・キューブリック(←『バリー・リンドン』)とピーター・ジャクソン(←『乙女の祈り』)。ピクサーとジブリも好き。好きな漫画は『夢幻紳士』『百鬼夜行抄』『うしおととら』『タブロウ・ゲート』……。まともにやったゲームは『ファイナルファンタジーX』くらいで、時間のカウンタが止まるまでやって(←大学受験が終わってから暇だったようだ)、「全てを越えし者」を倒すところまではいったとか。あと何かのレースゲームは前に進めなくて諦めたという。
僕はといえば、好きな作家は星新一で、好きな映画は『ショーシャンクの空に』で、好きな漫画はジャンプとチャンピオンとヤングジャンプとヤングマガジンとスピリッツとモーニングだった。僕はその程度の文化パワーの人間だった。
雪村は本当に本が好きで、暇なときには一日一冊くらいのペースで読んでいた。「『雑食なのでなんでも読みます』とか言うやつは信用できねえよ。そういうやつは絶対に大して本を読んでない」と吐き捨てる友人が僕にはいたが、雪村は本当に雑食で、ノンフィクションを除けばなんでも読む女の子だった。小説も漫画も。
その新入生歓迎会の日は、友達が帰るというので、彼女もそれについて早めに帰っていってしまった。僕はもっと残っていってよと頼んだけれど、穏やかに断られてしまった。
次に僕が彼女と話をしたのは、それからしばらく後の教養の授業のときのことで、雪村は教室の最前列に座って、社会学だったか文化人類学だったかの講義を無視してペーパーバックを読んでいた。
勇気を出して隣りに座って(←勇気を出したのだ)、何読んでるの、と彼女に訊ねた。雪村は手に持った本の表紙を見せてくれた。G.R.R.マーティンの『玉座をめぐるゲーム』だった。もちろん僕にはまったくわからなかった。
それからも僕は、折にふれては勇気を出して彼女に話しかけていった。レポートがあるので……と断られてひどく落ち込んだりもしたけれど、ついに僕は彼女を連れて名古屋城にデートにいくことに成功した。名古屋城はつまらなかったけれど、彼女といるのは楽しかった。
これはおもしろかった。本当に。
それからも授業で隣りに座ったり、食事に誘ったりして、僕らは付き合うことになった。僕は実家に住んでいて、彼女は下宿をしていたので、よく彼女の家に泊まって二人で本を読んだり、映画を見たりした。本山にゲオがあったので、近所でレンタルができて助かった。
でも不思議なことに、幸せなことはそんなに長く続かないもので、僕と雪村が二人で東尋坊を見に旅行に行ったとき、泊まった旅館でカニを食べて一緒の布団で寝たあと、彼女は僕の知らない何かに引っ張られて、僕が寝ているうちに布団を出て服を着替えて旅館から脱げ出して、東尋坊の先から海に飛び降りてしまう。
東尋坊では死ねないという話があるけれど、やっぱりそれは嘘で、飛び降りればちゃんと死ぬ。雪村がそれで死んだのだから間違いない。
彼女を失った僕は悲しくなって、雪村が死んだというそのこと自体よりもむしろ雪村が僕に一言も告げずに死んでいったことに鬱々と悩んで、こりゃだめだ、このままじゃ何も解決しない、と思ってそのまま十五の夜ばりにバイクで走り出す。でもそのバイクは別に盗んだものじゃないし行き先もきちんとわかっていて、僕は一直線に福井まで行って、雪村と同じように海にダイブする。そして生きて浮かんでくる。本当に死にたいのなら、そのための飛び降り方をしなければならない。
病院のベッドでしばらく暮らすことになった僕は、とりあえずアマゾンで小説と漫画と学芸書とDVDを注文しまくって、それを片っ端から消費する。雪村が生きていたときにはこの女はまたなんか読んでんなあとしか思っていなかった僕が、いまさらになって雪村の触れていたものたちに目を向け始める。村上春樹を、伊坂幸太郎を、恩田陸を道尾秀介を舞城王太郎を僕は読む読む。雪村のようにペーパーバックをぺらぺらとはいかないが、翻訳者に感謝しながら、ヴォネガットをカポーティをフィッツジェラルドを読む読む。福満しげゆきを藤田和日郎を増田こうすけを読む読む。カントを、デリダを、ヴィトゲンシュタインをホフスタッターをドーキンスを読む読む。そんでDVDはよく考えたら病室じゃ見られねえなと思ってそのままジャケットだけを眺める。いいじゃんアマデウス。時計じかけのオレンジ。タクシードライバー。
そして読みたい本をあらかた読み終えてしまったので、そろそろ家に帰ってDVDでも見るかと思って僕は退院する。退院するために荷物を片付けてきれいな服に着替えて、もう忘れ物はないよな、と思って振り返った病室に雪村がいるのを見て僕はびっくりする。
「いまさら化けて出てんじゃねーよ」と僕は言う。
でも雪村は生きていた頃と同じ顔で、僕がさっきまで寝そべっていた病室のベッドに腰掛けている。いつもと同じように黒い服ばっかりを着ていて、別に幽霊だからって白いベッドが透けて見えたりはしない。
「いやーいいじゃん。嬉しいでしょ」と雪村は言う。
そんな口調じゃねーよ。
漫画に限らず創作作品全般に言えることだけど、キャラクターの設定からストーリー展開まで全ての要素は作者側にしかなくて作者が思うようにやるのが100%正しいと思うんだよね。
かんなぎについて言えば、今回のことで「作者はどういうユーザー相手に商売していたのか考えてなかったな」的なことを聞くんだけどさ、作者は果たしてそのユーザー層はどういったものを想定していたんだろうね。
想定内のユーザーが暴れれば何かしらコメントでも出して理解してもらおうとするだろうけど、想定外のユーザーが暴れすぎたものだから精神的に参ってしまっただけで(実はそうじゃなくて、ストーリー展開など予定されていた内容を全て練り直さなければならないための時間稼ぎだという人もいるけど)、騒動が起こるのもいいしそれは駄目だという人がでてきてもいいし、オタクを否定する要素みたいなものって何もないと個人的に思うのだけど。
追記:
http://anond.hatelabo.jp/20081207231044
結果から言えば想定外だったんじゃない?
それにさ、りぼんでもコロコロコミックでもジャンプでもヤングマガジンでも結局は展開って作者次第じゃん。
もちろん編集が売り上げとかマーケティングとか考えながらやる部分もあるけど、どちらにしたって作者がやりたいようにやるは基本だと思うんだよ。
所詮、読者は読者であって作品を作り上げる役割にかかわることはできないしかかわっちゃいけない。
気に入らなかったらそれで読むの止めるのが妥当だと思うな。
しかも過去の話だとステルヴィアのちょっとした騒動だって、あれ異常だぜ。
誰だって予定としてわかりそうな展開でかつ祝福されそうな感じなのに、トチ狂って中古中古の大合唱。
http://anond.hatelabo.jp/20081208004016
それってガンダムが弱小な存在だったから売り上げを高めるための手段のひとつでしょ?
もちろん、富野監督は感謝の気持ちもあっただろうけど、このガンダムみたいなパターンって稀だよ。
http://anond.hatelabo.jp/20081207144218
オタクが勘違いして暴れてるだけなんだから無視しておく、が一番な方法。
>否定、というと難しいがー
非難・・・なるほど。
アニメ気に入って原作見たらちょっと違ったっていうことあるからねえ・・・
>マーケティングー
どこできりわけて作家を優先・保護するかが創作活動の要点だと思う。
>本当に騒動が原因で展開変更ー
展開変更の話はどこかに書いてあったのを読んだだけで、個人的には発表どおり体調不良での休載だと思ってる。
精神的に参ってる可能性もあるし、展開変更をするかしないか悩んでるのもあるのかもしれないけどそれは本人しかわからないよね。
あとでまとめよう、適当に。
コミック編
Level 2:ヤングマガジンなどの青年(?)系漫画雑誌を購入しだす。
Level 3:いわゆる萌え漫画系雑誌を購入しだす(月刊エースとか?)。
Level 4:成年雑誌を購入しだす(ばんがいち、ビタマン、快楽天、失楽天など)。
Level 6:成年雑誌のコミック版と雑誌から切り抜きされたカラーの部分を保存しだす(コミック版だとカラーが減れされることがあるため)。
Level 8:あまりにもコミックを買いすぎて自分のコミックの購入状況を把握できなくなる。そして同じエロ漫画を複数所持することになる。←今ここ!
Level 9:絵柄からほぼ誰が書いてるか推測可能になる(成年含む)
Level 10:ようこそ!新しい世界へ!
エロゲ編