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2016-08-20

昭和漫画アニメリメイクはやってるけど

訂正しました(梶原一揮→一騎

id:sukekyoさん へっぽこIME申し訳ありません。梶原一騎名前を間違えるとは・・・申し訳ありません。

実写化すると尻込みするというのは考えたことがありませんでした。ありがとうございます

※印象増田です

最近昭和漫画アニメリメイクが多い・・・と思う。そしてそれなりにはやっている。おそ松さんヤングブラックジャックガッチャマンクラウズキャシャーン、ベム・・・。

 リメイクって言っても2通りあると思う。

原作と同じ話を今の技術で作り直し。

キャラクター世界観を使って全く違うものを作る。最近後者が多い感じ。どっちも嫌いじゃない。どちらにせよ不満は漏れる。前者なら原作改変で怒られることもあるだろうし、後者ならこんなのは○○じゃないっていう批判もあるだろう。個人的には後者の方が気が楽。もしもひどくても自分ごまかせる。①の2004年アニメブラックジャックは改変がひどく(原作死ぬ人間を無理に生かしてるなど)、見るのがつらかった。

 リメイクやすアニメって何だろう?と考えたんだけども、やっぱり原作の時点で1話完結してるものじゃないかなーと。おそ松さんとかヤングブラックジャックとかその典型だと思う。もし人気がなくても急にやめられるし。

 日常系ならこれからもこの日々は続く系でとくにやめやすいと思う。これは逆にいくらでも続けられるってことでもあるし。ドラえもんクレヨンしんちゃんがそうであるように。つまりはっきりとした筋がないというか・・・。あ、別に批判してるわけではなくて。ぼんやりと終わりがあると見えているものはもちろんある。ドラえもんではドラえもんから卒業=独り立ちが卒業だろうし、おそ松さんだってニートから脱却すればあのぬるま湯が終わるってことだろうし。

 でも日常系でない、たとえばブラックジャックとかも急に終われとなってもそれなりの区切りをつけるというならやりやすいと思う。印象強いエピソードを持ってくれば、無理矢理終わらせることもできる。2004年ブラックジャックの終わり方は「人生という名のSL」ぽかった。

 で、おそ松さんヤングブラックジャックおそ松さんは大流行したけど、ヤンブラの方はそうでもなかった(アニメ化しただけですごいが)。どうしてだろう?ヤンブラの絵がちょっと女性向け過ぎたんだろうか?でもおそ松さんも絵はかわいいと思うし。ていう。ヤンブラはでも話はまじめで、手塚治虫好きな人ならおなじみのスターシステムで楽しく見られる。キリコ見たときリアルで「!?」てなったけどまあああい解釈もなくはない。ただちょっとサービスシーンが露骨すぎた気がする。あとこの人が、あの手塚治虫ブラックジャックになるのか・・・というのが駄目な人は駄目なのかもしれない。やっぱり地続き感がある。それに比べるとおそ松さんは昔のおそ松くんとの関係を断ち切るとは言わないまでも、ほとんどが新しい。腐女子視点を絞れば、個性のなかった六つ子にそれぞれキャラ付けをして、関係性を匂わせて。そういうのが腐女子にはたまらない。と思う。でもイヤミとかチビ太とか周りのキャラ基本的に変わらない。っていうのがなんていうか難しいけど、いいのかもしれない。つまり原作から見るとおそ松さんは見ると未来ヤングブラックジャック過去の話。未来の方がみんな受け入れやすいのかな・・・。誰か教えて。

 もっと考えれば、原作から未来過去も考えられないような作品は②のリメイクに向いていないのかも。おわり。

 で、あしたのジョーの話やねんけど(?)。これはなんであしたのジョーリメイクされないのかって答えになると思う。つまりジョーってあれでもう完結してるやん。終わりやん。とくに未来は無理やん。世界チャンピオンとまで戦ったし。まだ続けるとかあれではないやん。じゃあ普通生活?とか余計無理や。あれハートロッカーみたいなところあるやん。きれいに終わってるやん。想像しても難しいやん。過去とか想像できない。なんかずっと1人で生きてきた的な。ほら、原作ブラックジャックはどうしてキリコと会ったのかってわからんやん。でもジョーと力石はもうはっきり描かれてるやろ。詰んどる。

 いや、逆に延命措置みたいなのなくてよかったと思う心もあるで。巨人の星2とかアレやん。掛布好きやけど。でも最近はもうそれでもいいんだよ!てなったんや。だってテレビとかって未だに影響強いで。見てくれたら少しでも読む人が増えるかもや。ヤンブラdisってように見えたかもしれんけど、入りは何でもええんや。あれで興味もって若い子が原作読む→手塚治虫にはまるってあったと思うし、めっちゃ感謝してんねん。リメイクしたらジョーもそうなるかもしれんやん。あ、でも女の子ウケは悪いかな・・・。でも玖足手帖でグダさんがジョーハーレムアニメって言ってたからいける?気がするで。

 別に①のリメイクでもええんや出崎統という天才がすでにアニメ化しとるけど、別にええんやで。頼むからしてくれや。むしろいろんな監督がどう料理するのか?を楽しみたいんや。でもひどければ怒るんやろうな・・・。しかし怒ることさえ許されないこの現状を頼むってことや。

 

 いや、分かるで、2回もいいアニメ化してるんならそれで満足せえってのは。確かに他の作品より恵まれてたで。逆に、ミクロイドSとか再アニメ化なんでしてないんやってのもあれば、そもそもアニメ化すらしてなくて憤慨ってのもある。でも最近昭和アニメリメイクが続々出てきて欲がでたんや。タイガーマスクも再アニメ化するみたいやから、ここから梶原一騎ラッシュを望むねんけど。

2016-05-22

CLAMPマンガってつまらないよね

デビューから同人までほとんど読んできたが

ここ10年ほどのCLAMPまらないよね

なぜ長編主義になったんだろう?

スターシステム使いすぎじゃね?

本人たちおもしろいと思って書いているんだろうか?

2016-02-02

[]2月2日

○朝食:なし

○昼食:おにぎり三つ

○夕食:汁有り担々麺、ご飯

調子

むきゅー、なんか上司の人がてんぱってたので、お手伝いしてたら遅くなった。

けど別に終電とかじゃないので大丈夫大丈夫

下のゲームニュースでも書いてるけど、PS4が欲しくなってきている。

現行世代機はまだXboxOneしか持ってないんだよなあ。

でも、ポッ拳のためにWiiUも欲しいしで、かなり悩み中。

Windowsゲーもやりたいのがあるしで、物欲にかなり悩まされてる感じ。

とりあえず今月はCobalt名探偵ピカチュウの二本を購入予定。


ポケモンピクロス

ステージ17プレイ

このゲーム楽しいんだけど、プレイするキッカケになったポケモンの要素が弱いなあ。

いやまあ、ピクロスパズルを完成させるだけでも滅茶苦茶楽しいからいいんだけどね。

ただ、お助け要素であるポケモンがどうでもいいってのはキャラゲーとしてどうかとは思う。


ゲームニュース

「√Letter ルートレター」のミステリー女優に,皆口裕子さんと井上喜久子さんの起用が決定。開発のキーマンが語るインタビュー映像も公開に

http://www.4gamer.net/games/323/G032368/20160202018/

Vitaで出るからそれを買おうと思ってたんだけど、思いのほか期待度が上がっていくので、PS4が欲しくなってきた、きたが優先度はWindowsの下ぐらいかなあ。

スターシステムみたいな要素も好みだし、これはかなり期待だな。

2016-01-15

[]手塚治虫「U-18は知っていた(ブラックジャックより)」

★★☆☆☆

前置き

3巻10話。

あらすじ

病人管理、診察や手術等すべてを一台のコンピュータで行っている病院があった。

あるときコンピュータの一部が故障

コンピュータ自分病気だと言い、患者人質に取り、BJを呼べと要求する。

BJコンピュータを「手術」する。

コンピュータは、人間医師気持ちが持てないことがわかったと話し、引退する。

感想

んー機械を「手術」か…

それはいいとして、コンピュータが、BJ質問した回答によって、人間医師気持ちがもてないことがわかったと言ったけど、結局どうしてそう判断したのかが描写されなかったかいまいち不完全燃焼

今回コンピュータの反乱って感じで患者人質にとってまで自分わがまま押し通そうとしたりしたしなあ・・・

十分人間らしさはあると思うんだけど。

うーん

あ、ワットマン博士はメチャシコだった。

まじかわいい手塚キャラでこれまでのスターシステムとは違う系統キャラだった気がした。

ピノコor印象に残ったセリフなど

――U-18は機械かもしれん だが 私を 信頼して 私にからだを まかせた!

から 私は 最後までやるのだ それが誠意って もんです

あばよ U-18 おまえさんも りっぱな 医者だったぜ

ランキング 

1.ときには真珠のように

古和医院

ピノコラブストーリー

ピノコ愛してる

六等星

二度死んだ少年

コマドリ少年

勘当息子

焼け焦げた人形

アリの足

はるかなる国から

えらばれたマスク

友よいずこ

めぐり会い

白いライオン

シャチの詩

つの

幸運な男

上と下

U-18は知っていた

なんという舌

の子を殺すな!

閉ざされた三人

報復

目撃者

ある教師と生徒

万引き

タイムアウト

奇胎

からだが石に…

ダーティー・ジャック

2015-10-15

http://anond.hatelabo.jp/20151015171909

オメガトライブの人ってすごいと思う

だって立ち読みしててあれ?って思ったらかもめ☆チャンスなんか書いてるんだもん。

しかも地味にスターシステムっぽいしwwww

かもめ☆チャンスの小菅オメガトライブにも出てたよね)

しかもそれ終わったら今度は歴史モノ?みたいなの書いてた気がするし

もう立ち読みしなくなったから追えてないけど

同じネタを手を変え品を変え書けるのもそれはそれで固定ファンがいるしいいと思うけど、この人とか河合克敏とかみたいに全然ジャンル面白ディープに書ける作家って、ほんとプロだなーと思う

弘法ネタを選ばずみたいな

俺なんか自分の興味のある分野ですら微妙なのに、アンテナ外のネタなんて全然知る気すらおきないのに

あーあとモーレツバンビ(もう古いか?)の人もそのたぐいだと思う

なんかねーもうほんとプロ根性に感動しっぱなしなんですよ

いやーすごいよ漫画家って!!!!!!!!!

2015-09-15

世界観

漫画で、メインキャラモブの絵柄が全然違う作品あるじゃない?銀魂みたいな。

アシスタントさんが自分の絵で書いちゃってるからなんだけど、あれが嫌い。

なんというかしらけるんだよね。


で、昨日唐突理由を考えてみた。

きっと、用意された舞台キャラクターが演じてるように感じるからじゃないかと。

スターシステムもそうなんだけど、ただこちらは特に手塚治虫先生作品

その作品の中では完璧からそこまで舞台感は無い。


私は、そのキャラクター達が全力で生きてる世界ってのを求めるのでこんな感じなんだろうな。

でもアシさんがわざわざ作家の絵に似せたりしないって事は、

みんなはそれ程、違和感を感じてないのかな?

2014-08-13

如何に人気シリーズであってもその人気には翳りが出るのは当然か

ライトノベルは今や一大人気コンテンツの一つで、新刊が出る度にとりわけ人気シリーズマンネリが続こうが買い支えられているので、

落とし所が掴めていないため、惰性で続けられてるのが多い。

漫画で言えば、『名探偵コナン』や『金田一少年の事件簿』などの推理漫画や『こち亀』のように永遠に年を取らない設定の漫画がある。

ライトノベルでも人気シリーズは多く、特にネットゲームを題材にした『ソードアート・オンライン』はシリーズ化して久しい。

しかし、そんな人気シリーズにも翳りが見えてきたようだ。

ソードアート・オンライン』アリシゼーション編の最新刊の評価が両極端に割れている。

確かにシリーズが長すぎて冗長に陥ってるのも分かる。

もはや落とし所を誤ったとしか言いようがない。

同じようにシリーズ化が長くなり過ぎて仕切り直しをして再起を図った例もある。

とある魔術の禁書目録』がそれだ。

今は新約もシリーズが長くなってきているので多少マンネリが否めないものの、前作から心機一転できたのは大きいだろう。

しかしながら、シリーズが長くなり過ぎてダメになったパターンもある。

マリア様がみてる』がそうである

番外編の『お釈迦様もみてる』と併せて読むとその実がよく分かる。

とにかく終わりの見えない学園ドラマと化したため、マンネリが出てもはや行き着く処が分からないままシリーズが続いている。

こうなってしまうと、もはやファンも離れるのが普通である

元々大筋があったのにそこから番外編を立て続けに出した結果、本編から逸れすぎてしまって修正が不可能な所まで落ちたケースといってよい。

漫画であれば、完結しない事で知られる『ベルセルク』やオサレ過ぎてもはや何を描いてるのか分からない『BLEACH』、ネトゲに嵌って惰性で年に数回しか連載されない『HUNTER×HUNTER』のように落ちる所まで落ちてるのに未だに連載が続いていて人気も高い作品もあるのでそこは注視したい。

ただ、漫画はそれでいいかもしれない。

しかしながら、ライトノベルは数ヶ月に一度か或いは年に1度しかシリーズ物が登場しない事もあって、早い完結が読者の中で見込まれてるのは確かである

さっさと終わればいいものを、ドラゴンボールおよびドラゴンボールZ並の尺取りなのでマンネリ云々以上に上手い展開でなければそれはもう惰性で描き続けられていると見られても仕方ない。

いっその事、禁書のように新約に逃げるのもありかもしれない。

要は仕切り直せば良いわけである

そうすれば、如何に人気シリーズに翳りが出てもスターシステムなどを駆使して人気を維持する事が出来るはずである

2010-09-22

宝塚時代の天海祐希武勇伝

知人に天海祐希のファンがいたのだが、驚いたことに彼は宝塚時代のエピソードはほとんど知らなかった。

天海は、宝塚ではかなりの伝説を作り上げてしまった人なので、これを知らないファンがいるのはもったいないなぁ、と思った。

なので、ざっくり彼女のジェンヌ時代の伝説を書いてみようと思う。

入団1年目で新人公演主役、7年目でトップスター

これは男役としては異例の速さだ。

新人公演というのは、本公演と同じ内容の演目を、入団1年目から7年目までの新人達だけで演じる公演のこと。

トップ路線に進む男役の子は普通、この新人公演で良い役をもらいながら、7年目までに一度は(新人公演で)主役をやる。

その後本公演でも、徐々に良い役をもらうようになってゆき、所属する組の三番手、二番手を経て、トップになる。

(ただしこれは天海在団当時のルールで、新専科が出来た今は、多少異なる)

とは言え、いくらなんでも1年目で新人公演主演は早すぎだ。

さらに新人公演が7年目まで出演可能なことを見ても分かるように、入団7年目では普通まだ新人から卒業する程度の段階。

この段階でトップになった者は、現在スターシステムが出来たあとの男役では、他に存在しない。普通は十数年かかる。

娘役場合は、いきなりトップをもらうことがあるので、この限りではないが)

ちなみに彼女がトップをやっていた時の二番手であった久世星佳、三番手真琴つばさは、天海の上級生である。

トップに昇るのも早ければ、辞めるのも早い

これは、他にも早い人はいるので、異例とは言えないのだが、トップ就任2年そこそこで辞めてしまうのは、やはり早い方だ。普通は5年くらいはやる。

トップになるのも早ければ、辞めるのも早かった、まさに彗星のように表れ、去っていったトップスターさんなのである。

サヨナラ公演のフィナーレで羽根を背負わない

宝塚を余り知らない人でも、でっかい羽根を背負って、大階段から降りてくるタカラジェンヌの姿は、ご存じの方が多いだろう。

あれは公演の最後のフィナーレでの姿なのだが、あそこではトップに近い人ほど大きな羽根を背負うのが通例。

ところが、トップになった天海は普段の公演から、かなり小さい羽根ばかりを背負っていた(当然周りはもっと小さい羽根になる)

どうも彼女が、仰々しい羽根を背負うのは嫌だと、劇団側に通させてしまったらしい。

基本的に劇団とジェンヌさんの力関係は 劇団>>>>|越えられない壁|>>>>ジェンヌさん ってくらいのものなので、例えトップでも普通はこんな要望は通らない。

のだが、彼女は通してしまった。天海だから許されたのだ、と言われている。

圧巻は退団前の最後の公演で、完全に羽根をなくしてしまったということだ。こんな公演、羽根が通例となった以降には、そうそうない。

サヨナラ公演のフィナーレで仲間達ばかり見る

ジェンヌさん達の行動基準は普通劇団の通例>ファン>仲間達との絆>その他」みたいな感じなのだが、天海の場合は「仲間達>ファン>通例>その他」みたいな順番だった。

分かりやすいのが公演のフィナーレで、幕が下りるまでの間、普通は客席に向かって手を振るのだが、天海はどちらかというと、一緒に練習してきた仲間達をよく見る傾向にあった。

お茶会でファンにお説教

お茶会というのは、ファンの融資でジェンヌさんを呼んで開かれる、アンオフィシャルな会。

普通はまぁ、ジェンヌさんはお人形さんじゃないが、ファンのみんなに囲まれて、色々お喋りの中でいじられる感じなのだが、天海はガチのトークに入ることが多かったらしい。

退団時にファンクラブの子全員に、ワイングラス贈呈

退団時もファンクラブからの融資で色々やる。普通は良い車を借りて、スターさんを乗せてパレードしたりするのに多くの金を使うのだが、天海はファンクラブの人全員にワイングラスを贈ったようだ。

実は女社会の常というか、ファンクラブでも(ファンが自主的に作った)序列みたいなものがあり、幹部さんと、ファンクラブ入り立ての人では、受けられるサービスの度合いが違ってくるのが普通なのだが、天海は全員に全く同じワイングラスを贈ったらしい。

と、まぁ

色んな意味で、序列社会の習慣を無視しまくった、またそれを可能にする実力があった人だったのでした。

歌って踊れて芝居できて、何より華があるという、本当にパーフェクトなジェンヌさんでしたからね。

2009-06-22

http://anond.hatelabo.jp/20090622021134

劇団四季は今はJRっていう大スポンサーがついてるし

同じ演目で何チームも組んで各地で公演してたり

スターシステムに頼らない演目構成をしてたり

いろいろとがんばってらっしゃるんです

劇場はけっこう、見えない部分のペンキが塗られてなかったりしますがw

スターシステムっていうのは

たとえばキムタクとか森光子みたいな世間的に有名な人を主演に据えて

その人の人気だけでチケットをどうにかさばこう!みたいな感じです

四季は大概の演目がロングランなのもあって、役者が時期によって、回によって違う

(だってみんな知らないでしょ? CATSライオンキングの主演が誰なのか)

演目の力で勝負できるのと、役者違いのver.を観たい熱心なファンをゲットできるのが強い

ちなみに席数100以下の劇場であっても

スタッフにきちんとギャラを払っている場合は

一本の公演には最低百万はかかります

役者にもギャラ払ったら倍以上かかります

ライヴは同じくらい赤字出るそうだけどグッズとCDカバーできる

演劇CDに当たる媒体が弱いからきつい

収益的にも、広報的にも

2008-07-01

三丁目の夕日」だけが西岸良平ではない・・・!

西岸良平って、あの『変な絵』で『昭和臭い』漫画の人だよね?」


その認識は、間違っていない。全くもって問題ない。確かになんの差し支えもないんだが、多くの人はビッグコミックオリジナルに掲載の「三丁目の夕日」しか彼の作品を知らない。映画で知ったり、コンビニ本で見たり。他に知っていても「鎌倉ものがたり」くらいだろう。

そして、彼の作品の対象年齢層は、主に50代以降。「古き良き昭和の時代」を少年時代/思春期として過ごして、思い出の1ページとして色濃く脳裏に焼き付いた世代。

要は、若い奴はまず「あの絵」で敬遠してしまう。「なんかきもい」「とにかくへん」「口がデカい」「あんな人間いない」「デフォルメされすぎ」「みんな似たような顔」「スターシステム使いすぎ」「古くさい」「進歩がない」「何よりダサイ」など(全て俺の偏見的「考えられる意見」だが)。

それは、あなたが「三丁目の夕日」しか知らないからだ、とここに断言する。そして力説しよう。




双葉社から出ている短編集を読め」




と。

リストとしては、


など。そしてこれらに「ある程度」共通する特徴を列挙しておく。

  1. 主人公非モテ
  2. 常に一人で行動している
  3. 他人を僻んでいる
  4. 喫茶店によく行く
  5. 煙草を吸っている
  6. 街を歩いていると偶然胡散臭い研究者に遭遇
  7. その研究所で恐ろしいものを見る
  8. 女の子がふくよか
  9. 不条理
  10. 主人公「なんでおれってこんな『ダメ』なんだろう」
  11. 「のほほん」としているのに「破滅的で後味の悪い結末」
  12. もしくは「なんとか平凡な日々を送っているんだ・・・」的結末

これらの要素の他に「SF」「超能力」「変身」「受験生」なども。そして、ここで注目すべきなのはなんと言っても「後味の悪さ」だろう。これこそが彼の短編集を薦める理由でもある。

ここで一例として「魔術師」収録の「ジキル博士ホンダ氏」のあらすじを記しておく。

二重人格研究を続けている痔切(←ジキル。彼のネーミングセンスは好きだ)博士は、ある日「学業優秀・スポーツ万能・明るく温厚で正義感強く・やや協調性に欠ける」という「典型的正義の味方」である本田氏に「もう一人の自分」を呼び覚ます効果のある薬を投与する。

気が付くと彼はスーパーマン」の格好をして街を破壊している自分に気付く。実は、彼は元々クリプトン星で生まれたクリプトン星人だったが、かれらの星の滅亡の際に地球に彼を「最新の技術」で送っていたのだった。着陸時のショックで記憶を失っていたのが、その「薬」によって記憶を取り戻した。

そして彼は恐ろしい新聞記事を目にする。

「狂ったスーパーマンの恐るべき破壊により人類の危機迫る・・・」

最後に彼はこう泣き叫ぶ。

「ばっばかな!

これはみんな夢だ!

あの薬で見ている

悪夢なんだーっ!」

この話も含めて、全体的に読んだあと「うわあ・・・すげえ空しい・・・」「読むんじゃなかった」「かわいそうすぎる」「あまりにあんまりだ」「なんだこの虚無感・絶望感は・・・」などと非常にしんみりとした気分になる。あからさまなハッピーエンドもあるにはあるが、個人的には「力を入れずに」描いているように思える。

短編集で多く見られる「後味の悪い」作品には、「人間なんてしょせん」という彼のニヒリストとしての一面が垣間見られる。「美しい昭和」「なんとなく全てうまくいく」「しあわせな日常を送る人々」という、おそらく多くのライト西岸読者」の持つ彼への印象を、ことごとく打ち破る力が、短編集にはある。

ちなみにそれらは、1970年代後半に描かれたもので、初期の三丁目の夕日プロフェッショナル列伝)よりも読みやすい絵、かつ「深い」「考えさせられる」話が多い。しかし残念なことに、それらは古本オークションマーケットプレイスでしか入手できない。絶版なのだ。

俺は、何らかの手段で購入することを強く勧めたい。特に「孤独」「非モテ」の層に対して。彼の作品に時折見られる残酷なまでの「現実感」は、月並みな言い方だが「ある種のカタルシス」を味あわせてくれる。そして時折見られる「ギャグとすれすれの不条理」もそれと合わせて、彼の魅力を引き立てている。

不条理と言えば「可愛い悪魔」に出てくる「自称」イエスキリスト2世だろう。虫歯が突然痛み始めた主人公の前に現れる彼(ちなみに彼、「その後のストーリーのなんの伏線にもなっていない」ところが逆に不気味さ出している)は自分を「イエスキリスト2世」と名乗り、彼が「アーメン」と唱えた瞬間痛みがスッと消えた。

そして彼は自分の人生について語り始める。彼は昔から、「人の痛みが自分に移ってしまう」人間であるという。病気人間を見ると「相手はケロっとして自分の苦しみがドンと増す」ようになり、ある日「5人乗りの車が事故を起こした瞬間を目撃」した彼は「気が付くと宇宙を飛び回って」おり、降り立った星には砂漠が広がっていた。

ふと見ると十字架イエスキリストがはりつけられており、「俺の代わりに神をやってくれ」と言われ、それから自分が「イエスキリスト2世」であることを自覚したと話す彼に、急に痛みが押し寄せる。彼は注射器を取り出し、自分の腕に注射。そこを警官に取り押さえられ麻薬取締法違反」で逮捕され、唖然とする主人公一行、の図。

特筆すべきは、このシーンはこの後の展開に「なんの影響も与えない」点である。私の読解力では、そのシーンが一体何を意味するのかは分かりかねた。「彼なりの不条理」を「きまぐれ」に「遊び心」ではさんだ程度にしか考えていない。

まあ、話はそれたが短編集の中でもお勧めを。

  • 魔術師・・・読みやすい。適度に不条理。適度に後味が悪い。
  • 青春奇談「赤い雲」「可愛い悪魔」・・・青春奇談は続き物で、「血の繋がってない兄妹」と「超能力と人語の使える猫」の三人の繰り広げる冒険・日常を描いた作品。なんと言っても女性キャラが魅力的すぎる。おそらくだが、そこで描かれている「主人公の妹」は、西岸良平の「理想の女」なのではないだろうかと勝手に思っている。

2008-04-27

http://anond.hatelabo.jp/20080427100750

まあ人間快楽ってのは「一生懸命にものを作ること」と「他人が一生懸命に作ったものをぶっ壊すこと」の2種類あるらしいからねえ。昔テレビタモリが言ってた。ワイドショースターシステムを念頭に置いてるんだろうけど。

2007-01-27

適当

http://anond.hatelabo.jp/20070127161959

変わり続けるのって、いいことなのかな。

既存の世界観をぶっ壊して、なんていうけど、それを続編として出す意味は?

魔法の名前が同じで、タイトル画面の曲を同じにすれば、

続編だと思って買うバカが多いってことなの?



なんて、実はFFは7しかちゃんとやったことない。8・9・5はどれも三分の一くらいまでしかやったことないし、ドラクエに至っては手を付けたことがないから的外れかもしれない。

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