2014-08-13

如何に人気シリーズであってもその人気には翳りが出るのは当然か

ライトノベルは今や一大人気コンテンツの一つで、新刊が出る度にとりわけ人気シリーズマンネリが続こうが買い支えられているので、

落とし所が掴めていないため、惰性で続けられてるのが多い。

漫画で言えば、『名探偵コナン』や『金田一少年の事件簿』などの推理漫画や『こち亀』のように永遠に年を取らない設定の漫画がある。

ライトノベルでも人気シリーズは多く、特にネットゲームを題材にした『ソードアート・オンライン』はシリーズ化して久しい。

しかし、そんな人気シリーズにも翳りが見えてきたようだ。

ソードアート・オンライン』アリシゼーション編の最新刊の評価が両極端に割れている。

確かにシリーズが長すぎて冗長に陥ってるのも分かる。

もはや落とし所を誤ったとしか言いようがない。

同じようにシリーズ化が長くなり過ぎて仕切り直しをして再起を図った例もある。

とある魔術の禁書目録』がそれだ。

今は新約もシリーズが長くなってきているので多少マンネリが否めないものの、前作から心機一転できたのは大きいだろう。

しかしながら、シリーズが長くなり過ぎてダメになったパターンもある。

マリア様がみてる』がそうである

番外編の『お釈迦様もみてる』と併せて読むとその実がよく分かる。

とにかく終わりの見えない学園ドラマと化したため、マンネリが出てもはや行き着く処が分からないままシリーズが続いている。

こうなってしまうと、もはやファンも離れるのが普通である

元々大筋があったのにそこから番外編を立て続けに出した結果、本編から逸れすぎてしまって修正が不可能な所まで落ちたケースといってよい。

漫画であれば、完結しない事で知られる『ベルセルク』やオサレ過ぎてもはや何を描いてるのか分からない『BLEACH』、ネトゲに嵌って惰性で年に数回しか連載されない『HUNTER×HUNTER』のように落ちる所まで落ちてるのに未だに連載が続いていて人気も高い作品もあるのでそこは注視したい。

ただ、漫画はそれでいいかもしれない。

しかしながら、ライトノベルは数ヶ月に一度か或いは年に1度しかシリーズ物が登場しない事もあって、早い完結が読者の中で見込まれてるのは確かである

さっさと終わればいいものを、ドラゴンボールおよびドラゴンボールZ並の尺取りなのでマンネリ云々以上に上手い展開でなければそれはもう惰性で描き続けられていると見られても仕方ない。

いっその事、禁書のように新約に逃げるのもありかもしれない。

要は仕切り直せば良いわけである

そうすれば、如何に人気シリーズに翳りが出てもスターシステムなどを駆使して人気を維持する事が出来るはずである

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