はてなキーワード: ネズミとは
田舎のネズミと都会のネズミでは田舎のネズミは最終的に「田舎暮らしの方が性に合ってるよ」ってなって田舎に帰って終わるけど、人間の場合は「俺には/私には田舎暮らしの方が性に合ってるよ」では終わらないよな。
いや、「性に合ってる♩」って言った本人は良いのかもしれないけれど、田舎の絶望に襲われるのはその子孫な訳でタチ悪い。
正直、人間関係とか閉鎖的なコミュニティなんてコミュ力でいくらでもなんとかなる。田舎の絶望ってのはそんなもんじゃないんだ。
都会を選んだ人間の子供は歯列矯正による綺麗な歯並び、幼児教室による高い身体能力、ハウスダストのない綺麗な家と正しい子育て法による健康な身体、進んだ教育による知力と外国語能力、正しいファッションセンスやマナーを手に入れる。
一方、田舎を選んだ人間の子供は「虫歯さえなければOK!」な田舎の歯医者で診られて歯ガタガタ、ごく一部の先天的にスポーツが得意な子供以外は学校でトラウマを植え付けられるか自信を失いスポーツ嫌い、ハウスダスト塗れの田舎屋と祖父母世代の因習により喘息やピロリ菌持ち、九九ができて「ハウアーユー」が言えればOKな知力と外国語能力、アベイルのドラゴン英字ファッションに先史時代と同程度のマナーや教養。
そして田舎の子供はやがて大人になり、職を求めて向かった都会で都会の子供と出会って絶望する。
最早どうしようとも埋まらない差に絶望しながらどうにか頑張るも、元々都会の子供より身体が脆弱なので田舎由来のピロリ菌で胃癌になるかHPVで女は子宮頸がん、男は咽頭がんになって死ぬ。
これが悲しい現実。
むかしむかしある東の島に、立派なピカピカの家が建ちました。
はたけをたがやしたり、さかなをとったり、器用なものは便利な道具を作ったり商売をはじめたりしました。
時が経ち、大きくなった子供達は自分の部屋を作ることになりました。
立派な元の家は建て替えるのが大変なので、それぞれが自分の都合に合わせて部屋を増築することにしました。
立派な元の家にくっついた、たくさんの部屋ができました。
部屋はあまりにたくさんだったので、どこへ行くにもまるで迷路のようにあちこち迷わないといけませんでした。
それでも子どもたちはそれぞれ自分の部屋の増築をつづけました。しだいに子供たちは、はたけやさかなとりや道具作りや商売よりも、増築に夢中になっていきました。
さらに時が経ち、立派な元の家は少しずつ傷んできました。雨漏りしたり、ネズミが穴を開けたり、窓が割られたりしました。
子供たちは屋根をなおしたり、穴を塞いだり、窓を直したりしましたが、元の家を建て替えることはできませんでした。
それでも子供たちは自分の部屋の増築を続けました。もう迷路どころかもつれた毛糸玉のように複雑になった家では、子どもたちがお互いの部屋を行き来することさえ難しくなりました。
もっと時が経ち、子供たちは老人になりました。老人になった子供たちは、これまでずっと増築ばかりしていたので、自分たちの子供は少ししかいませんでした。
元の家はあいかわらず雨漏りしたりネズミが穴を空けたり窓が割られたりしていますが、老人になった子どもたちはもうそれを直すことはできませんでした。
増築した部屋で育った少しの若い子供たちは、もつれた毛糸玉のようにこんがらがった家の中を歩き回ることは怖くてできません。
元の家が傷んでいても、どこへ行って何を直せばいいかもわかりませんでした。
もっと時が経ち、今度は増築した部屋が傷みはじめました。老人になった子供たちは、病気になって立てなくなりました。
少しの若い子供たちは、家を直したり、老人になった子供たちの看病をしてばかりいるので、自分たちの子供は少ししかいませんでした。
ある記事が注目されているので、カナダ(バンクーバー)で働くソフトウェア開発者として、私が目にしてきた実情を、カナダ(バンクーバー)およびカナダドルに絞って話す。
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