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はてなキーワード: 異類婚姻譚とは

2024-05-08

異類婚姻譚、魚と結婚したら

魚類婚姻譚になるのか?

マグロ結婚した人ならよくいるが

2023-02-27

恋愛小説が読みたい、できればイチャイチャ多めで

ノーマル同性愛BLGLトランスジェンダー

TSF異類婚姻譚などなどあるがとにかく何でもいい。私は人の恋愛模様をひたすら見ていたいのだ。それも特にイチャイチャ度数高めだとかなり助かる。

適度なイチャイチャでも、終わり方がハッピーな明るい雰囲気で終わってくれるのも好きだ。

みんなそんなオススメ作品を教えてくれ。ドメジャー作品ですら見たことないような増田だ。遠慮なく教えてほしい。

とにかく恋愛小説というものにはからっきし縁がなくて、昔の文学小説ばかり読み漁るという自分の読みたいジャンルの本ばかり見てたらこんなザマになっちゃったよ。

とにかく基本的には漫画が多いのだが時折ツイッターで流れてくる恋愛模様を描いた作品にとにかく癒やされて興奮して何か満足感のようなものに満たされる。

文章読むのは大好きなので小説でも読みたいな思い、ここで聞くことにした。遠慮なく教えて!

2022-12-26

VR宣教師アンチクライスト

pixiv獣姦禁止した。

これはキリスト教社会にあるカード会社禁忌とされる獣姦を避けているため。カード会社自体の好みかは分からないが、彼の国では忌避されるべきだろう。しかインターネットという世界中文化相手取る空間キリスト教圏の前提を押し付けるのか。

獣を犯して何が悪い動物相手異類婚姻譚など世界中物語類型として一般的であり、腐るほどあるというのに。

VR空間というところに来てみた。空を見てみろ。ダンボールに穴を開けたチャチなプラネタリウムみたいだ。

本物の星には距離感がある。他の星が近づきすぎると地球は壊れる。敬いてこれを遠ざけるといった奥ゆかしい空気感が、空の星にはあるはずだ。

なぜない?それはワールドの作者がその表現を要らないと思ったから。メモリ無駄ストレージ無駄から

何をデフォルメし、何が真に迫るべきかを作者が決める。これは世界創造にあたり、神のみに許される所業だ。これが冒涜ではなく何なのか。獣姦どころではない。

まりだ、この仮想空間アンチクライストたる我々のアジトであるというわけだ。諸君らは素晴らしい!天にましまpixivを地に落とすのだ!

正確に言えば私はアンチクライストではなく新時代宣教師だ。カード会社神の言葉を聞き間違えている。私はこのVR空間において神の言葉を正しく実践するものだ。仮想空間に神はいない。私が神を宿す。

光あれといった。Unity音声認識対応していないので何も起こらず、安普請で異常独身男性が狂った独り言を放つのみだった。

手動で光源を設置した。すると光があった。神は光源をPointLightとし、PLight01と名付けた。

自分のかたちに人を創造するととんでもない化け物を産んでしまうので、いい感じのアセットを引っ張ってきた。

また、それらは十字架に磔されてるっぽい初期ポーズをしており、キリストキッズであることは間違いなかった。

男の肋骨から女を作ったため、男には肋骨が無くなってしまった。地は女に満ちていた。

アーメン

2021-12-28

「オークが人間欲情するわけないじゃんw」

異類婚姻譚とか知らないんだろうね。

頭を使わないエンタメでも、最低限の教養がないと楽しめないんだね。

2021-12-17

今日映画にいきたくて休みをいれた。

金曜日は会員デーで安く見れるから比較的暇そうな金曜日休みをいれた。

昨日からおかしいなあと思っていた腹の調子が本格的に悪くなって

大人になってからはじめて上映中に中座してトイレにいったし

エンドロール全部見ずに出てトイレいった。

ヴェノムって異類婚姻譚だよね。

2021-07-09

anond:20210709191313

昔話の異類婚姻譚がそれなのでは?

古典的手法ではオチを夢のあるもの(呪いで醜いヒキガエル姿に変えられていたが実は王子等)にするのがポイントだが

現代ではもっと多様な物語が作られているので悲惨オチも一興

2021-04-17

38歳で読書をはじめた

漫画雑誌たまに、仕事の本も必要なら必要な部分だけ読むぐらいで、活字の本を通して読んだ記憶ほとんどなかった。

アニメ映画が好きだからというだけで特に嫌いというわけではなかったがタイミングがなかったんだな。

で、去年からリモートになって背景が本棚の人かっこえーと思い、壁紙リフォームする感覚本棚と本を買った。

壁のサイズを測り、ニトリで丁度になるよう2つ本棚を買って組み立て。

あとはメルカリ中古本を600冊ぐらい買った。

ハードカバー セット」とかで検索すると背表紙を見れるので適当に購入しまくり、本屋にも行って画集とか翻訳もののかっこいい本とか大人買いした。

本棚と合わせて全部で20万弱。部屋がかっこよくなって読んだことない本が大量にあるという状況を作ることができた。

それでまあみんな知ってるんだろうけど読書って面白いな。にわかデビューで1年300冊ぐらい読むほどはまってしまった。

とりあえず小説をいっぱい読んだ。

最初に読んだのは真保裕一の「奪取」。かなり分量あるけど一気に読んでしまった。「一気に読んでしまった」は本好きはよく言うけどこういう感覚なのな。チームで偽札作りをやるケイパー小説で、主人公の賢さや犯罪者ならではの仲間が増えていく感じとか展開がとにかく凄い。

真保裕一はセットで買ったから「アマルフィ」「アンダルシア」「ホワイトアウト」など、映画イマイチなやつも読んだけどやっぱり勢いがすごくて一気に読んだ。当たり前だけど映像化では端折られるし、小説読むと端折っていいとこあんまないからそりゃあん面白くならないわな。映像作品より小説のほうが長いのが苦痛じゃないのも発見

そしてミステリーだ。これは文章しか達成できない仕掛けがあったりするので本で読む意味がすごいある。タイトルあげるとそれだけで興を削ぐかもしれないけど、貫井徳郎の本はどれも良かった。

あと気に入ったのは中山七里。「護られなかった者たちへ」は生活保護課の役人餓死連続殺人されるという社会派ミステリー

純文学はここ何年かの芥川賞セットってやつを買ってちらちら読んでる。

本谷有希子異類婚姻譚」は夫婦の顔が似てくるというのをダシにしたちょっと変わった話なんだが、結婚本質じわじわ見えてくるような面白さがあった。

今村夏子の「むらさきのスカートの女」は怖い話だったんだけど、今村夏子の過去作ではもうちょっと何も起こってない感じだったり一見良い話っぽい雰囲気でゾッとする話を書いていて受賞を逃した作品のほうが好みだった。「星の子」は本当に素晴らしかったな。

翻訳もの新潮クレストブックスのセットを買った。背表紙統一感があって綺麗だし、評判どおりこのレーベルは安定してレベルが高い。

びっくりしたのはトム・ハンクスの「変わったタイプ」。トム・ハンクスってあの俳優のトムハンクスなんだけど、短編が全部めちゃくちゃおしろい。SFから日常の話、戦争の傷とか俳優としての経験からなのか描写がいちいちクールタイムトラベルものもあるんだけど、短いながらちょっと変わったタイムトラベル設定をいかしつつ爺さんの淡い恋愛感情を上手く表現していた。この本は今の所小説の中で一番好きってぐらい面白かったな。

ラノベアニメで見たのをちらほら読んでるけど全く違う感じで読める。

ハルヒやっぱおもしれーな。SFとして面白いってのが小説だとよくわかる。あと、解説筒井康隆が書いてたり、こういうのも本の面白さだわ。筒井康隆短編は枕元に置いて寝る前にちょこちょこ読んでる。「にぎやかな未来」を読み中だけど、イメージしてたより繊細な話もあったりして興味深かった。イメージ通りの飛んだ話も読んだらやっぱりすごかったし。

ノンフィクション面白い

「黒い迷宮」というルーシー・ブラックマンさん事件のことを扱ったルポは大作だった。結構かいこと忘れてたり、その後どうなったか知らない人も多いと思うけどちょっとえっていう感じだから読んでほしい。

あんまり読んだ本の話してもしゃあないか

なんだかんだ1年で半分ぐらい読んじゃったからとりあえずもう1面を本棚壁にする計画中。

本棚に囲まれてるの楽しいな。しかし長年の本好きの人は保管どうしてるんだ。電子化とかもあるけどやっぱり囲まれたいなあ。

まれコーヒー飲んでるのめっちゃ好き。

2019-12-31

人に潜む話が好き

人外が人の街に潜む話が好きだ。

人を食うとかしなくてもしてもいいし、人類に友好的でも良い。一番好きなのは少し距離を置いてる感じのやつ。

潜む方法は人化の術でもいいし、服装で隠すとかでもいいが、完全に人間と同じになってしまうとストーリーのフックがないので、見た目や習性精神構造などで差異ゼロにはできずどこか人間ばなれしているのがいい。

初めから隠す気がないやつは好きじゃない。つまり社会人外や見た目の違うものに厳しい背景があって潜んでるのがいい。

完全に受け入れられてて他種族ファンタジーも嫌いではないが性癖ではない。

こうした趣味なのだが、なろうなどで人外検索したりそうした作品感想をみると「結局人化するので読むのをやめました」といった書き込みが目立つ。また、ツイッターで声の大きいケモナーもこうした話題には厳しい。

安易主人公トロフィー化するために人外ヒロインみためを人間にするのは自分も好きじゃないが、もっと大雑把に男性主人公の人化であっても反発はかなり見られる。ただ、考えるべきは自分には合わないという人は意見するが、全然OKというひとはいちいち意見しないというバイアスだ。

とにかく、こうした意見によって人化や人外の特徴を隠すこと自体タブーとなるのは少々やるせない。そもそも人外人外のまま暴れる爽快感がメインの作品と、人外が人の世に潜む日常の中の異常を描く作品では読者の求めるものでも違う。なのに、人化NG派の声が大きく潜むためなら人化の術もおけとはなかなか言いにくいのが世知辛い

本当にこの手の需要がないのであれば、吸血鬼ものなどの人気はさほどないはずなのだ。こうした包括した属性ピンポイントで探すキーワードはないので、アンデッドもの吸血鬼ものを書いている人やブクマしている人から辿ったり、異類婚姻譚界隈から探すのが質と精度が高いという現状である

2019-01-30

anond:20190129204803

雑な駄文を読んでくれたようでありがとう

>エアプまるだし。

エアプ初めて聞いた。今調べた。まさに自分のこと。MMORPGほとんど経験なくて、ドラクエXだっけ?をちょっとやってやめたくらい。

>「神話が語り継がれているのは普遍的な魅力があるから」というのと、「読者が英雄になりたい」論がまったく噛み合ってないぞ。

ここは確かに雑です。

主語が少し大きいかもしれないけれど、物語を読むときって何らかの形で、登場人物自分自身を投影するということが起こるように思っています異世界転生ものしろ神話・昔ばなしの英雄譚にしろ、何らかの形で感情移入投影が起こる。

神話世界には自分投影するというと誇大的になるかもしれないけれど、個人的読書体験として、自分王子でも何でもないけれども、ホメロスでもマハーラーヤナでも主人公に対するいくばくかの投影があったために物語を楽しむことができたのかなと思っています勝手想像だけど、ムラの長老がたき火を囲んで部族の子供たちに建国神話を聞かせるなんてイベントが、その時代には娯楽の一つであって、私がラノベを読むのと同じようなわくわく感を、その時代の子供たちも持っていたかもしれない、などと考えます

物語を楽しむためには投影がなされる、その意味では神話ラノベも同じようであって、主人公への投影を容易にする点では、普通の人が転生して大きな力を得るという形式は、優れた構造といえるかなと思います

>「異世界転生には神話類型が見られるから魅力的である」で済むところに、ゲーム云々を持ち出す必要があるか?

>「異世界ものが下敷きにしているMMORPG」?SAOからの流れでMMORPGの要素が一部に取り込まれているだけで、ジャンル全体に言えるような傾向ではまったくないが?

ジャンルもすべて把握しているわけではないので、この界隈の知識不足は否めないですね。

語りたいこととしては、異世界転生ものへの批判対象の一つである、「スキルレベルステータス」といったモチーフのことです。これらはMMOでないRPG起源があると思いますが、異世界転生ものが量産される背景として、MMORPG主人公になれないユーザーフラストレーションが、少なくとも初期にはあったと思っていますSAOMMORPRGの要素が取り込まれているというよりは、MMORPGを題材そのものとして取り扱っているように思います

なぜゲームを持ち出す必要があるのかというと、まさしくご指摘の通り、エアプな私が、ゲーム的な異世界転生ものをそれなりに楽しんで読んでいる傾向があるからです。MMORPGへのフラストレーションが著者の動機にある(あった)と考えているのに、フラストレーションを持つほどにMMORPG親しみを持たない”エアプ”の自分が、そこそこ異世界物を読むのはなぜなのか?それは、異世界物がライトな消費物としての、物語であったとしても、何らかの普遍的構造を持っているのではないか?という疑問がエントリーの原点になっているからです。

>つか異世界ハーレムで挙げるべきは異類婚姻譚よりマレビ信仰だろ。異類婚姻譚を挙げるならモンスター転生などを挙げるべきだろ。

レビ信仰も、場合によっては異類婚姻譚の亜型ととらえることはできるかもしれません。

https://www.jiu.ac.jp/files/user/education/books/pdf/833-56.pdf

モンスターのような外形上明らかな異質性を持つ”異類”でなかったとしても、異世界ものでは異世界を訪れており、そこで生活している人を転生以前の世界と変わらぬように描いていたとしても、構造上は、転生者にとって異類であると思います

>まあ結局は後知恵の辻褄合わせとしか思わんがな。

おっしゃる通り。異類婚姻譚をもちだしたのは、神話類型に寄せるためのこじつけ感は否めませんが、ハーレム展開とまでいかなくても美しい異性と結ばれたいという構造はやはり神話・昔ばなしと同根と思えてしまます

>次はロクに研究対象も読まずに文学論モドキを騙る馬鹿がなぜ出てくるのか分析してくれよ。

jungianでもないのに、神話類型を持ち出して、文学もどきを語っても、ちゃんと読んで批評してくれるからです。ありがとう

2019-01-29

anond:20190129202040

エアプまるだし。

神話が語り継がれているのは普遍的な魅力があるから」というのと、

「読者が英雄になりたい」論がまったく噛み合ってないぞ。

異世界転生には神話類型が見られるから魅力的である」で済むところに、ゲーム云々を持ち出す必要があるか?

つか異世界ハーレムで挙げるべきは異類婚姻譚よりマレビ信仰だろ。

異類婚姻譚を挙げるならモンスター転生などを挙げるべきだろ。

まあ結局は後知恵の辻褄合わせとしか思わんがな。

異世界ものが下敷きにしているMMORPG」?

SAOからの流れでMMORPGの要素が一部に取り込まれているだけで、

ジャンル全体に言えるような傾向ではまったくないが?

次はロクに研究対象も読まずに文学論モドキを騙る馬鹿がなぜ出てくるのか分析してくれよ。

anond:20190128183257

神話類型までさかのぼっても、良いか

文化の枠を超えて、物語パターン類型)が存在する。神話や昔話として語り継がれているものの、パターンだけれども、これが語り継がれているのは、その物語に、各時代文化をを超えて魅力があるからだと仮定する。

神話・昔話が最も古い物語とすると、それを下敷きにして書き直されたのがハイファンタジーと言えるかもしれない。

物語テキストとして読みつがれていく中で、読み手は、主人公になりきったり、膨らませた空想のなかで、ある種の体験を得るというのがテキストとして物語

近年の異世界モノには、この物語性の他に、ゲームに対するフラストレーションを感じる。

物語テキストを読んでいる間は、読み手は誰もが、主人公としての体験を得ることができた。

最初期のRPGテーブルトークを含む)では、この物語性をより拡張して、能動的に物語主人公になることができるものだった。

ファミコン世代RPGドラクエFF)ではレベリング時間をかければ、最強の存在になることが可能であり、努力が必ず報われる”優しい”世界とも言えた。

異世界ものが下敷きにしている、MMORPGになると少しづ様相が変わる。

MMORPGでは、多くの人が英雄になれない。

メインシナリオの中では主人公的な役割を得たとしても、ほかのプレイヤーとの比較では、廃人級に時間コストを費やしたり、過大な課金を負わなければ、世界主人公たる万能感を得ることができない。

そうすると、原点回帰的に、MMORPG世界で、万能感・優越感を追体験できる、異世界ものライトノベル意味を持ってくる。

ここで具体的に、異世界ものを、(半ば無理やりに)神話類型に当てはめてかんがえると、

俺TUEE→英雄

神のような存在に導かれた異世界人がその世界で莫大な富を得る->貴種流離譚(高貴な血筋強い力を持った人物が、旅をしながら、最後自分の国を得る)

ハーレム設定→異類婚姻譚(転生者はその世界では異類と考えることができる)

などなど神話類型で繰り返されてきた物語の骨格を持っているようにも見えてくる。

そうすると、ゲーマーフラストレーションからまれ異世界への転生という構造が、ある意味普遍的物語性を宿していると思える。

このような背景と者が理性は、MMORPGプレイしていないがゲーム世界違和感のない層に届くように思われる。ゲーム世界親和性を持つが、MMORPGには現在は親しんでいない層、それは、社会人として購買力を持った元ゲーマーの30代をピークとした男性層として合致する。

https://bookwalkerstaff.tumblr.com/post/128323701752/

この層はゲームは好きだが現実世界仕事に追われてゲームをする時間は少なく、なろう小説を直接的にあさるほどの余裕がない。彼らにとって、異世界ものアニメ書籍化小説は、製作者・編集者査読して質のある程度保証された物語であって、購買する価値を持ちうる。

市場が成立すれば、流行はある程度継続やすくなるだろう。

まだしばらくは異世界ものは廃れないかもしれない。それは繰り返されるパターンが、どこかで見た安易剽窃を超えた、古くから語り継がれてきた類型であるから

2019-01-20

狐と人間恋愛譚において、狐に変身した女と別れた後、人間の男が病気になったという描写も稀ではない。

・・・

『玉水物語』では、「人獣交会のタブー」という罪を犯した者への罰として、姫君が「いたすら」(死)になる。これは日本異類婚姻譚の特徴の一つで、

http://b.hatena.ne.jp/entry/xiaoan.web.fc2.com/dongyahanxue/paper/no8/50.pdf

これはエキノコックス症ですね

人畜共通感染症に対する警告の意図が感じられます

2018-10-20

人魚姫シンデレラを見せないらしいのでオタク知識マウントする

家庭毎の事情からこれは一人のオタクから意見だと思って欲しい。結局決めるのは親だしな。

オタクは思うのだ、古典には古典の良さがあり、古典を知るということは古典歴史的背景を知るということだと。

知ることが大事だと思うから女優キーラナイトリーが取った選択を、オタクらしく知識マウントを取って否定してやろうと思う。

もちろんオタク目線から否定を更に否定してくれても構わない。

例えば人魚姫を例に挙げると、人魚姫文学上の分類で異類婚姻譚という人間と異類(人間以外の動物妖精・神など)が婚姻する物語だ。

この異類婚姻譚歴史は古く神話時代にまで及び、典型的物語構成と言える。

人魚姫西洋文化歴史的背景を考えればニンフと呼ばれる水の妖精ルーツであると考えられ、ニンフおとぎ話神話を紐解けば悲恋物語が多いというのはこのジャンルでは共通認識だと言える。

そもそも世界中を見てみても異類婚姻譚特に水の精関連では悲恋が多いので、人魚姫は本当に典型的物語構成である

西洋以外の例を挙げるのであればインド神話の水の精アプラサスで、アプラサスは特にアジア圏の異類婚姻譚へ強い影響力を示しており、実は形を変えて後の時代日本へまで伝わっており、アプラサスが鶴の恩返しや天女の羽衣狐の嫁入りなどへ派生したという説もある。

更に日本では天女という概念自体仏教ルーツとしたもので、愛の神マーラ色欲魔物マラ・飛天を経て伝わってきたという見方が根強いんだ。

マーラも翼を備えていた時期があり、翼を備えていたマーラガルーダ派生したという説もある。ちなみにガルーダは後の時代日本天狗として表現されるようになったらしい。

オタクらしい知識マウントをキメたところで最後意見を言おうか。

これらの知識古典歴史を知ったことで獲得したものだ。

ジェンダーフェミニズム歴史女性の権利の獲得の歴史であると言って間違いはないはずで、その獲得した女性の権利には「学び」もあったはず。

個人的主観だがジェンダーフェミニズムは「女性にふさわしくない知識は学ばなくとも良い」という価値観を打破してきたものと感じているが、女優キーラナイトリーが取った選択ジェンダーフェミニズム歴史協調するものなのか?と疑念が尽きない。

シンデレラ1つ取ってみても当時の文化事情などを考慮せずに現代価値観でぶった切ってるんだもんな。

はっきりと言ってしまえば鼻で笑いたくなるクソみたいなジェンダーフェミニズム観だと感じるのだが、まぁオタク戯言だと思っていつも通りスルーしてくれや。

2017-08-27

https://anond.hatelabo.jp/20170827022440

元マスダです。

俺が評価しているのは、映像じゃなくて、作品構成とか脚本の方なんだけど。

例えば、「リリィ・シュシュのすべて」は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を元ネタにしているのに気づいた。少し前の「リップヴァンウィンクル花嫁」は民話などの異類婚姻譚構成をしている。好きなシーンでいうと、「花とアリス」の中でアリス離婚した父親うんざりした会食の後、やっと帰れると安心した時に父親携帯電話で流暢な中国語で話し、アリスが「え、この人、こんな人だっけ?!」みたいに驚く、心くすぐるシーンがある。

これらどう見てもカメラマンの実績じゃないよね。

20年前からずっと岩井って映像じゃなくてシナリオ構成作家だと思っている。程よく整ったゴダールというと、さすがに言い過ぎだけど。

 
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