元マスダです。
俺が評価しているのは、映像じゃなくて、作品の構成とか脚本の方なんだけど。
例えば、「リリィ・シュシュのすべて」は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を元ネタにしているのに気づいた。少し前の「リップヴァンウィンクルの花嫁」は民話などの異類婚姻譚の構成をしている。好きなシーンでいうと、「花とアリス」の中でアリスが離婚した父親とうんざりした会食の後、やっと帰れると安心した時に父親が携帯電話で流暢な中国語で話し、アリスが「え、この人、こんな人だっけ?!」みたいに驚く、心くすぐるシーンがある。
これらどう見てもカメラマンの実績じゃないよね。
20年前からずっと岩井って映像じゃなくてシナリオ、構成の作家だと思っている。程よく整ったゴダールというと、さすがに言い過ぎだけど。
岩井俊二大ファンで、おそらく監督作は全て見ているはず。ドラマ版「打ち上げ花火」も思い入れ深い。そんな自分が見ても、アニメ版は本当に駄作だった。金返せと言いたい。 いちい...
そもそも岩井俊二の実写映画の評価って、ほぼ撮影の篠田昇の功績だろ 岩井本人も自覚しているのか、篠田昇が亡くなってからは 実写映画撮る事から逃げて、アニメとか実験作品とか...
元マスダです。 俺が評価しているのは、映像じゃなくて、作品の構成とか脚本の方なんだけど。 例えば、「リリィ・シュシュのすべて」は宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」を元ネタにして...
アニメ時かけはいじめのシーンが胸糞悪い