はてなキーワード: ケイパーとは
っ「ゼラルダと人喰い鬼」
食べるのが!!!!
そこに、郊外の農場暮らしのゼラルダが、市で作物を売るためにやって来ました!!!!!
人食い鬼はルパンダイーブで襲いかかりますが、足を滑らせてすってんころりん!!
実は料理上手なゼラルダ!
人食い鬼の応急処置をし、ついでに売り物を半分も使って、おいしい料理を作ってくれました!!!!!!!!
豚と鶏の丸焼き、マスの燻製ケイパー添え、カタツムリのニンニク・バター漬け、オランダガラシのクリームスープ、etc..
そのあまりの美味しさに、最近はキャベツとじゃがいもしか食べてなかった人食い鬼はメロメロ!!!!!
人食い鬼達のパーティがあれば、プロ級、いやもはや普通にプロの料理を振る舞います!!!
ガチョウのレバーのパテ・パイ皮くるみ、きのこのジェリー・仔牛のカツレツ乗せ、ポンパーノ・サラ・ベルンハルン、七面鳥の丸焼きシンデレラ風、チョコレートソース・ラスプーチン、果物の砂糖漬け・レディーフィンガービスケット・アイスクリームケーキ、etc...
こうして人食い鬼は人を食べるのをやめ(!!)、しかもゼラルダとの間に愛が芽生え(!!!!!!!!!!!!!!)、二人は結婚して子供も生まれ幸せに暮らしましたとさ(ハァ????????????????????)
漫画と雑誌たまに、仕事の本も必要なら必要な部分だけ読むぐらいで、活字の本を通して読んだ記憶がほとんどなかった。
アニメや映画が好きだからというだけで特に嫌いというわけではなかったがタイミングがなかったんだな。
で、去年からリモートになって背景が本棚の人かっこえーと思い、壁紙をリフォームする感覚で本棚と本を買った。
壁のサイズを測り、ニトリで丁度になるよう2つ本棚を買って組み立て。
「ハードカバー セット」とかで検索すると背表紙を見れるので適当に購入しまくり、本屋にも行って画集とか翻訳もののかっこいい本とか大人買いした。
本棚と合わせて全部で20万弱。部屋がかっこよくなって読んだことない本が大量にあるという状況を作ることができた。
それでまあみんな知ってるんだろうけど読書って面白いな。にわかデビューで1年300冊ぐらい読むほどはまってしまった。
とりあえず小説をいっぱい読んだ。
最初に読んだのは真保裕一の「奪取」。かなり分量あるけど一気に読んでしまった。「一気に読んでしまった」は本好きはよく言うけどこういう感覚なのな。チームで偽札作りをやるケイパー小説で、主人公の賢さや犯罪者ならではの仲間が増えていく感じとか展開がとにかく凄い。
真保裕一はセットで買ったから「アマルフィ」「アンダルシア」「ホワイトアウト」など、映画がイマイチなやつも読んだけどやっぱり勢いがすごくて一気に読んだ。当たり前だけど映像化では端折られるし、小説読むと端折っていいとこあんまないからそりゃあんま面白くならないわな。映像作品より小説のほうが長いのが苦痛じゃないのも発見。
そしてミステリーだ。これは文章でしか達成できない仕掛けがあったりするので本で読む意味がすごいある。タイトルあげるとそれだけで興を削ぐかもしれないけど、貫井徳郎の本はどれも良かった。
あと気に入ったのは中山七里。「護られなかった者たちへ」は生活保護課の役人が餓死で連続殺人されるという社会派ミステリー。
純文学はここ何年かの芥川賞セットってやつを買ってちらちら読んでる。
本谷有希子「異類婚姻譚」は夫婦の顔が似てくるというのをダシにしたちょっと変わった話なんだが、結婚の本質がじわじわ見えてくるような面白さがあった。
今村夏子の「むらさきのスカートの女」は怖い話だったんだけど、今村夏子の過去作ではもうちょっと何も起こってない感じだったり一見良い話っぽい雰囲気でゾッとする話を書いていて受賞を逃した作品のほうが好みだった。「星の子」は本当に素晴らしかったな。
翻訳ものは新潮クレストブックスのセットを買った。背表紙に統一感があって綺麗だし、評判どおりこのレーベルは安定してレベルが高い。
びっくりしたのはトム・ハンクスの「変わったタイプ」。トム・ハンクスってあの俳優のトムハンクスなんだけど、短編が全部めちゃくちゃおもしろい。SFから日常の話、戦争の傷とか俳優としての経験からなのか描写がいちいちクール。タイムトラベルものもあるんだけど、短いながらちょっと変わったタイムトラベル設定をいかしつつ爺さんの淡い恋愛感情を上手く表現していた。この本は今の所小説の中で一番好きってぐらい面白かったな。
ラノベはアニメで見たのをちらほら読んでるけど全く違う感じで読める。
ハルヒやっぱおもしれーな。SFとして面白いってのが小説だとよくわかる。あと、解説を筒井康隆が書いてたり、こういうのも本の面白さだわ。筒井康隆の短編は枕元に置いて寝る前にちょこちょこ読んでる。「にぎやかな未来」を読み中だけど、イメージしてたより繊細な話もあったりして興味深かった。イメージ通りの飛んだ話も読んだらやっぱりすごかったし。
「黒い迷宮」というルーシー・ブラックマンさん事件のことを扱ったルポは大作だった。結構細かいこと忘れてたり、その後どうなったか知らない人も多いと思うけどちょっとえっていう感じだから読んでほしい。
なんだかんだ1年で半分ぐらい読んじゃったからとりあえずもう1面を本棚壁にする計画中。
『未来のミライ』評と『オーシャンズ8』評を聴いていて思ったんだけど。
評論自体が的外れとか、私の感性と合わないってことは前からあって別にそれは良い。
ただ、この2つの評で彼は自分の意見と違うことを言っている人に「攻撃」をしている。
『未来のミライ』では主人公の声が子どもっぽくなくて入り込めないと言う人に。
『オーシャンズ8』ではストーリーの起伏がなくてケイパーものらしくないと言う人に。
作り手にはこういう意図があるからそう考えるのは「おかしい」、という態度で評論をしている。
こんな風に「感性の良さ」でマウンティングをすることは以前はなかった。
宇多丸氏が絶賛する映画に対する否定的な意見もそれはそれとして尊重して扱っていた。
しかも、前者は親交のある細田守作品だから、後者は女性人気のある作品でリベラルとしては否定できないから絶賛しているようにも思える。
僕の数少ない女性経験だけで断言するのはちょっと問題があるのだけれども、いやそれでも声を大にして言わせてもらうと女性は「貧乏はいいけど貧乏くさいのはイヤ」っていいがちだよね。
ってか声だけじゃなく主語も大きくなっちゃったけど、まあそれはそれとして、でもだって彼女たちときたらいつだって「貧乏はいいけど貧乏くさいのはイヤ」って言っては僕の立ち居振る舞いや手料理やデートの提案にダメだしをするんだ逐一。
だもんで、僕は彼女たちの言う貧乏と貧乏くさいの違いをメモって学ぼうとしたんだ。
うん。
学ぼうとはしたんだよ?
努力はしたんだ。
でもね、デートにお高めの激うま屋台はダメだけどチェーンのイタリアンはOKって言ったり、でも台湾屋台はOKだったり、全身ユニクロでもいいけどだるだるサイジングはダメだしチェックのネルシャツはギリOKだけどせめてリュックをプラダにしなよって言われたり、無印は概ねダメだしフォーエバー21もちょっとはずすとダメ、家呑みだったらどんなにうまいキャビアでも缶詰から直はダメで、でも安売りツナ缶にオリーブオイルとケイパー散らして山野辺彩の器に盛るだけでOKでたり、もはや何が貧乏で何が貧乏くさいなのか僕のなかでわからなくなってきてしまって、あーもう! 僕は決めた! 決めました!
いっそ貧乏だの貧乏くさいだので迷わなくていいように、お金持ちになることにしたのです。そう決めたのです!
だってね、昨日ね、久々にあった親友が絶対に儲かる株っていうのがあるって教えてくれたのですよ。
やったね!