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はてなキーワード: 楽器とは

2011-06-19

子供のうちからさせておくべきたった7の事柄

  1. 言語外国語ならなお良いが、日本語でも十分能力の向上が認められる)
  2. 楽器ピアノが良い。ソルフェージュも併せて)
  3. 料理(手伝いから。台所に立つという経験大事
  4. プログラミング(にいたるまでのアプローチ大事ですが、これは早いうちが良い)
  5. 整理(身の回りの片付けもさることながら、情報の整理なども併せて)
  6. 敬意とマナーマナーを笑うような人にはならないように)
  7. 交友関係構築(一声かけてあげるだけでも劇的に変わる。柔軟なうから

このうち、楽器プログラミングはどちらかを選んだらどちらかをやめて集中することが望ましい

2011-05-27

先輩にバンドの練習をさせる6つのテクニック / 泥酔おもらし女子で高レベル軽音部を

6. 泥酔おもらし梓

泥酔したふりをして、楽器場所がわからないふりをしましょう。

「ちゃんとバンドの練習しないとやあよ! やあよ!」と言って、周囲をあせらせます

泥酔している設定なので、大げさにオーバーアクションしていいです

練習させたい先輩たちに「バンドの練習を始めてください! ティータイムばっかりじゃ やあよっ!」と言い、バンドの練習を始めてもらいましょう。

手をバタバタさせながら「やあよ! やあよ! やあよっ!」と言いながらバンドの練習すると先輩達は総じてキュンとします。

練習を始める前に、「さびしんぼやあよモードから一緒にコスプレしてくれなきゃやあよモードだよ」と言い、先輩には衣装を着けてもらいましょう。

先輩は後輩の猫耳衣装で我を失いますので、できるだけ先輩にコスプレさせましょう。

もちろんコスプレしなくてもかまいません。

1時間ぐらいしてバンドの練習が一段落したら、「ねえねえ、この中で誰が一番上手だと思った?」と言いましょう。

もちろん自分が一番と言ってくるドラマーの先輩がいるはずなので、黒髪の先輩がツッコミを入れるのをまってください。

高度なテクニックですが、バンドの練習中におしっこを漏らすという方法もあります

「アファーッ!」と声を出して立ち止まり、おしっこを漏らしつつ「アッファ~~ン! おトイレ行きたくて…… でも…… でも……」と言い、ヘタりましょう。

先輩たちは驚くと思いますが、ここからミラクル展開が開幕するのです

「皆さんとの練習が楽しすぎて…… 言い出せなかったんです…… アッファ~~ン(涙)」と顔を隠しながらに言い、もっと頻繁に練習したいと伝えましょう。

無責任な先輩でなければ、あなたをフォローして他のメンバーに「みんな、梓の気持ちをわかってやってやれよ……」という展開になります

床に滴る水たまりを片付けながら「毎日練習してくれなきゃやあよ」と言い、軽音部のみんなで毎日練習するようにしむけましょう。

そしてそのあとは……わかりますね?

軽音部の部室に女性ものの下着はないはずですから洗濯して乾くまで、あなたは先輩たちとのキケン時間を過ごせるわけです

「あずにゃーん!」ダキッ

「やあよ! やあよ! やあよっ!」

http://youpouch.com/2011/05/23/151614/

2011-05-21

モテるジャズ女子力を磨くための4つの心得

こんにちはジャズ恋愛理論を専攻しているセロニアスモンク嬢です。私はライブ経験もなく、師匠にもついてませんし音痴ですが、恋愛に関してはプロフェッショナル。今回は、モテるジャズ女子力を磨くための4つの心得を皆さんにお教えしたいと思います。

1. あえて2~3世紀前のコードブックで演奏する

あえて2~3世紀前のコードブックを使うようにしましょう。そしてセッションの場で好みの男がいたら話しかけ、わざとらしくバッハのインベンションを出して読んでみましょう。そして「あ~ん! この譜面本当にマジでチョーみんなの演奏についていけないんですけどぉぉお~!」と言って、男に「どうしたの?」と言わせましょう。言わせたらもう大成功。「コードブックとか詳しくなくてぇ~! ずっとコレ使ってるんですけどぉ~! 使いにくいんですぅ~! ぷんぷくり~ん(怒)」と言いましょう。だいたいの男は新しいコードブックを持ちたがる習性があるので、古かったとしても青本を使っているはずです

そこで男が「新しいコードブックにしないの?」と言ってくるはず(言ってこない空気が読めない男はその時点でガン無視OK)。そう言われたらあなたは「なんかなんかぁ~! 最近立体ホログラム版iReal bが人気なんでしょー!? あれってどうなんですかぁ? 新しいの欲しいですけどわかんなぁぁああい!! 私かわいそーなコ★」と返します。すると男は「iPad2のiReal bでしょ? 立体ホログラムはまだ出てないよ。本当に良くわからないみたいだね。どんなのが欲しいの?」という話になって、次の休みの日にふたりで電気デートに行けるというわけですあなた女子力が高ければ、男がiPad2買ってくれるかも!?

2. リードシートで><を使うとモテる

だんだん弱く」とか「だんだん強く」などを表現する「><」をリードシートに入れると、セッション男性参加者は「なんかこの曲表現豊かだなあ」や「譜面どおり演奏してあげたいかも」と思ってくれますセッション上では日常生活よりも緊迫した空気の中で相手に伝わるので 「><」 を多用することによって、男性あなた表現豊かで女の子しい勘違いしてくれるのです。そういう譜面ばかりにするとほぼ絶対に同性のセッション参加者に嫌われますが気にしないようにしましょう。

3. とりあえず男の演奏には「えー! いまのなに!?  マネしたいマネしたーい♪」と言っておく

セッションで男が女性意識して演奏する内容は超絶的な速弾きや複雑なコードワークばかり。よって、女性にとってどうでもいいプレイばかりです。でもそこで適当に「わあーいまソロ無機質ですよね」とか「いまコードワーク完全にテーマと当たってましたよね」と返してしまうと、さすがの男も「この女こわいな」と気がついてしまいます。こわい女だとバレたら終わりです。そこは無意味テンションをあげて、「えー! いまのなに!?  マネしたいマネしたーい♪」と言っておくのが正解。たとえ曲調を無視したえげつないソロでも、テンションと積極性でその場を乗り切りましょう。積極的に反応してくれる女性に男は弱いのです

4. ソロではアウトできない女をアピールせよ

セッションが始まったら、真っ先にコード一発の部分を探して「あーん! 私ここうまく演奏できないんですよね~(悲)」と言いましょう。するとほぼ100パーセント「どうして? モード系嫌いなの?」と聞かれるので、「嫌いじゃないしガンガン暴れたいんですけど暴れられないんです><」と返答しましょう。ここでまた100パーセント「嫌いじゃないのにどうして暴れられないの?」と聞かれるので、うつむいて3~5秒ほど間をおいてからボソッとこう言います。「……だって、……だって、勢いに乗ってアウトしちゃうとややこしくなるじゃないですかぁっ! コード楽器がかわいそうですぅ! そんなテンションじゃないかもしれないのにぃぃ~(悲)。四度積みの和音ガンガンあげていくしかなくなるんですよお……」と身を震わせて言うのです

その瞬間、あなた女子力がアップします。きっと男は「なんて優しい天使のようなコなんだろう! 絶対にゲットしてやるぞ! コイツは俺の女だ!」と心のなかで誓い、あなたに惚れ込むはずです。意中の男と付き合うことになったら、そんなことは忘れて好きなだけアウトしまくって大丈夫です。「アウトできないんじゃなかったっけ?」と言われたら「大丈夫になった」とか「慣れた」、「インゴーイングだけとかつまんね」と言っておけばOKです

2011-04-02

ピアノが弾けるようになりたかった

もともとお金がある家じゃないので、ピアノなんて買えない。

じゃあピアノ教室は?僕が物心付く前に泣くほど嫌がり、叶わなかった。人生最大の過ちである

今齢24を前にして、小学校よりはじめた適当管楽器打楽器をこなすが、それでも不満だ。

ピアノだ。

ピアノが弾けねば、こころかばず。

何もリストだのショパンだの名作曲家ピアノ協奏曲を弾きたいだのと野暮を言っているのではない。

家にあるのは電子楽器打鍵の重みのひとつもない、くそったれなキーボードだけだ。

こんなのでは練習にならない。

というわけで貯金している。

グランドピアノとは言わずも、まあ本格的なピアノが欲しいから

まだ足りない。

まだまだ足りない。

というか先月会社倒産してそれどころではない。

ああ、逝きたい。ああ、生きたい

2011-03-10

TVゲーヲタに対する差別感を隠せない

TVゲームが跳梁跋扈する昨今、みなさんいかがお過ごしですか。最近3DSが発売されたそうですね。

で、大の大人おもちゃに群がり、品評する。

TVゲームってのは基本的に閉じた世界なんですよね。

wi-fi環境があろうと、基本的に個人が向き合っている。相手は別に機械だってからいか機械でもいいんですが、あくまでも対人を主張する。

先日、友人が遊びに誘い、まあ仕事も忙しいけど息抜きも必要だなと思い、家に向かったわけです

で、家についてまあ世間話でもする。コーヒー飲む。おいしいですね。よくあることかと。

話が一段落したところで、「実は最近またゲーム買ったんだよ」と友人。

「へえ。」と私。興味ないからそれぐらいしか打つ相槌もないんですがね。また、というのも知らないし

で、まあ結構な数のハードソフトがずらりと。ファミコンなら私もやったことはありますが、それ以降はやらなかった。

友人、私がゲームをすることに合意をしたかのようにはしゃいでるので、仕方なくいっしょにすることに。

当然ですが、友人ゲームが上手いです。私は殆ど勝てなかった。腕前はすごいと思う。

だけど、なんというか、「まだTVゲーム?」という感覚が抜けない。

TVゲームうまくて、何かいいことあるの?

他の友人もゲームしますが、さすがに彼ほどではない。ある人は楽器吹いたり、ある人は本や映画を見たり、ある人はジムで汗を流したり、またある人は一眼レフ片手に外へ。

いろんな趣味があっていいのですが、なぜかTVゲームに対してだけは偏見を持っているし、自覚している。

たぶんそれは子供の頃からおもちゃという感覚に囚われているからだと思うのだが、間違っているとも思わない。

何が面白くてそこまでTVゲームをうまくするのか。

友人は「やってりゃうまくなるよ」という。そりゃあだいたいはそうだろう。

友人はゲーセンには行かないらしい

うーん。

幼稚だなあ。

そんな感情を隠しながらの友人宅でした

2011-01-29

http://anond.hatelabo.jp/20110129173547

半音下がるのっててんかんの症状じゃなかったんだ!

自分は大人になってからの服薬で、テグレトールじゃないけど飲んでる。

さいこから楽器をやっていて、絶対音感もあったけど、

それが狂ったことですごく気持ち悪い思いをしてる。

ちゃんと聞いてそのとおりに歌えるけど、それをmidiに落として鳴らすと半音違う。そんな感じ。

でも意外と慣れるもので、そういうものだと頭でも理解できたので、

日常生活ではそれほど不都合はない。

なので、服用しなくなったらなったで意外と慣れると思う。

2011-01-05

http://anond.hatelabo.jp/20110103184834

ブラジルテレビで放送された初音ミク関連の番組だがYouTube英語字幕のついた動画が2つほどアップされていた。

http://www.youtube.com/watch?v=OEnhdGhvdQY

http://www.youtube.com/watch?v=CkQ5Y8vWxgk

そこでこの2本の動画を組み合わせて適当翻訳してみた。

=====適当翻訳開始=====

スタジオ

男性キャスターSFっぽい歌手、マジそんな感じの歌手日本で大成功してんだけど、これがまた今まで見たことないようなものでね。その歌手ってのは、実は存在していないんだ。少なくとも現実世界にはね」

コンサート映像初音ミク

音楽はWorld is Mine映像2010年日本でのコンサート

ナレーション「会場はいっぱい、ファンは大騒ぎ、どこにでもありそうなポップコンサート風景しかし、ショーの中心となるスターは、少なくとも現実世界には存在していない。たとえそこでバンドと一緒に踊って歌っているように見えても。このバーチャル歌手には名前もある。初音ミク初音を作った日本企業は、ステージ上で三次元のように見えるこの映像を作り出した技術がどんなものなのか、明らかにしていない。ファンにとって初音は、既に始まっている『未来』のアーティストだ」

秋葉原

ナレーション「我々は2人のファン、ヒナとキクを東京電気街アキハバラ発見した。驚くべきことにここでは自動車ですバーチャルアイドルで飾られている。ヒナ歌手に合わせた服を着ており、初音に関するあらゆるものを買っている」

コンサート映像巡音ルカ

彼女がこれらの曲を好きな理由は、大勢の人が作曲しており一つ一つが異なっているから」

クラブ映像

「例えば東京ナイトクラブ演奏しているこのDJは、初音に歌わせたCDを13枚リリースしている。ヴァーチャルアイドルを作り上げるには、数多くの生身の才能が必要だ。現在における日本でも最大の音楽的成功の背後には」

藤田咲リポーター

声優(Seiyuu)の藤田咲がいる。Yoroshiku Onegai Shimasu」

コンサート映像

「咲は3年前、一連の文章と歌の断片を録音した彼女はそれがどのように使われるかすら知らなかった」

藤田咲インタビュー映像

「それが今では、人々が彼女の声を使ってやっていることに、そして彼女に気づいた時のファンの反応に驚かされる日々だ」

Vocaloidソフトとそれを使って作曲中のDJ

Vocaloidというソフトのおかげで、日本語は話せるが作曲にはあまり知識のない人でも歌を作ることができる。このDJの説明によれば、まずヴァーチャルアーティスト言葉と文章をダウンロードし、それから歌詞を書く。そして音符を入れる。同じやり方で楽器の音も加えればそれで終わり。新しい歌の完成だ」

コンサート映像

「この現実と仮想の混交は、ますます発展しそうだ」

=====適当翻訳終了=====

2011-01-04

高崎メロンブックス

すごくローカルな話題だけど書くところ無いので。

去年すっかり「未開の地」キャラ確立した群馬だけど、高崎にはアニメイトメロンブックスがある。

で、去年の秋にアニメイトが駅前のビブレテナントとして移転して、その跡にメロンブックスが入った。

その他にもジュンク堂書店やら楽器屋さんが入って、駅前のファッションビルだったビブレカルチャーサブカルチャービルに変貌してびっくり。まあ、全館じゃ無いけどね。

で、それはそれとしてメロンブックスの話。高崎メロンブックスは、「未開の地」ネタ写真普通に出しても通用するようなすごい建物だったんだけど、ビブレ移転して空いたアニメイト建物移転して大層こぎれいになったのでした

でね、昨日なんとなくいってみたんですアニメイト建物って2階建てで、かつては1Fにコミック、2FにDVDの売り場がたしかあったと思うんだけど、今回移転したメロンブックスは1Fに全年齢、2Fに男性向け18禁売り場として使ってた。

それで、数日前に有明で買いそびれたものが売っていたので、あらまと思って手に取りレジに並んだら、2F売り場のレジの人が女性一人なんですよ。一面肌色の店内ですよ。しかレジ前にスタイリッシュデザインですっかりジョークグッズの代表格となったあれの卵型のやつがおいてあったりする売り場ですよ。いいのか、それ。

っていうか、女性店員居るんですね。メロンブックス。まあ、男性向け同人書いてる女性作家とか普通に居るしなぁ。

2010-12-24

http://anond.hatelabo.jp/20101224163450

だが、なに言ってんだ。

他人と全く同じように出来る子育て、なんてそんなもん存在しないぞ。

楽器でも、勉強でもなんでもそうだが過去の知識を利用する事と、コピーすることの違いは理解しろよ。

2010-12-14

人と比べないこと 自信を持つこと

私は、自分のような人間は、こんな人生の悪いくじをいっぱいひいて生きてきたこんな人生なんて、なくてもいいや、と思って生きていたもんでした。そんな中でひとりの牧師さん、その家族との出会いの中で、自分人生っていうのが、意味があるんだ、価値があるんだ、自分自分でいていいんだ、ということを感じるようになりました

私にとって視覚障害ということ、そして混血ということ、そして親にほうり出されてきた、そんないろんなことを考えるとすべてがもうマイナスに見えてきて仕方がなかったんです。まさにコンプレックス劣等感のかたまりでした

でもそういう中で私が歌を勉強したいと思って、神戸に住んでおられたイタリア人のバランドーニ先生のところに勉強にいったんです世界的ないろんな歌手を育ててきた先生なんですけども、私の歌をちょっと聞くなり、「この声は日本人離れした声だ。日本人はない、何か明るいラテン的な匂いのする、オペラを歌うようなそういう音色がある。どうしてこういう声が出るんですか」って言われました。その時私ははじめて自分の話をしました。父の話をしましたメキシコラテン系軍人だったということを話しました。その時に先生が私に言いました。「この声は神様から与えられた楽器だ、だからこれはしっかりみがいて用いなさい」って。嬉しかったですね。自分コンプレックスのかたまりだった、自分が混血だとかハーフだとか言われて、そのことが嫌だった。でもそのラテン的な血を半分もらったということで、むしろこれをプラスにとらえていく、この楽器をうんとみがいていく、そんな気持ちに変わったんです

 人間、生身の肉体を持った私たち人間ですから、どうしても利害、打算、損得、そういう世界に生きてしまいがちなんですけども。人とくらべて生きる、人を気にしていく。しかし本当はくらべる必要は全くないわけでして、くらべようとするからねたみだとか嫉妬だとか、そんなものがいろいろと起こってくるわけですね。自分が、あるがままの自分でいいんだ、自分以上である必要もないし自分以下である必要もない。あるがままの自分を受け入れる。

ですから、よく「自信をもって生きる」という言葉がありますけども、「自信を持つ」ということは別に人とくらべて自信を持つということではない。自分自分しかないっていう、ある種のうなずき。それをしっかり持っていれば、私たちはいろんなことがあっても乗り超えることができるんじゃないでしょうかね。

2010-11-25

彼女が死んだ話を受けて

http://anond.hatelabo.jp/20101125170955←このURLクリックすると、「彼女が死んだ話」という日本語で書かれた、小説らしきものが読める。

思うところは人それぞれだろうから、僕もこれから彼女が死んだことを書き綴ろうと思う。

僕は生まれも育ちも同じ県で、地方の市立小学校に通い、そのまま市立中学校に進学した。

僕は、友達がするから、という薄い理由で吹奏楽部に入り、黒いから、という浅い理由でクラリネットを選んだ。オーボーは先に取られた上での、消去法だ。金も銀も好きじゃない。だいいちあすこの喇叭は緑青がびっしりで、磨きに失敗して管体は凸凹し、リペアに頼らない修復をしたおかげかバルブがありえない方向に曲がっていた。それでもあれは死んでないらしく、バズィングを終えた後マウスピースを填めて息を吹きこむと、ぼへーという気のない音が部室に響いた。

さて、吹奏楽部には定期演奏会というものがある。いわゆるおけいこの成果を、街の皆様方にアピールしようというわけであるしかしそれは建前であり、実際のところは街のお店から広告費をせびり、部員家族うちで盛り上がろうという、極めてクローズな発表だ。広告主もたかだか三年むすこむすめがその部活に在籍していたというだけで、今後十数年、あいや数十年集られることになるとは、まさか夢にも思わなかったに違いない。

定期演奏会はまじめなコーナーとふざけたコーナーの二種類楽しめる、ニコイチのようなものだ。先述したよれよれの金属体が、ぼえーとむせぶ、ゆるゆるなたいこが、どぅゎんどぅゎんと悲鳴をあげる。ニコイチでオトクな気分になろうとしても、こんな音では身内とて地獄であろう。

その定期演奏会では大抵、三年生のひとりひとりがソロのようなものを任されるのであるソロのようなもの、というのは厳密にはソロではない、みんなで吹くところを無理に一人で吹かせたり、挙句には前に立たせて、キュプーと吹かせるのだ、たまったもんではない。足りないならば音楽の加工さえ厭わぬとは、正に儀礼、避けては通れぬというものだ。

では、実際私はどうだったか

クラリネットは全体で10人からなるが、なんとその10人分を私一人に押し付けたのだ。一人で10人分の仕事をしろ、というのである。どんな馬力だ。

だいたいクラリネットというのはそんなに音を重ねても重ねた人数だけ音が増幅されるわけではない。いや、重ねただけ共和せず、うわあんうわあんという不快な耳障りばかりだけが気になるようになるだろう。そんな楽器なのだ、クラリネットというものは。

それを一人で吹けというのだ、ありがたいことじゃないか

というわけで、私は一人で揚々とステージの前に立ち、バックバンドのきちゃない演奏に合わせて、これまたきちゃない、でも聴きやすい演奏をしたわけだ。

で、その時にどうやら僕に惚れてしまった後輩がいたようで、演奏会が終わってから告白され、付き合うに至った。これが10年前のことである

これは先日の話だが、その彼女葬式を執り行なった。喪主彼女の兄である彼女白血病で亡くなり、僕にはどうすることもできなかった。来年には結婚しようという、ながい交際も一区切りするかしないか、といったところだ。

彼女は高校、大学と付き合いを重ね、別な学校に行っても、別な地方に進んでも、毎日の便りは欠かさなかった。彼女にだけはディジタル年賀とは別に、葉書に依る絵と言葉を惜しまなかった。どうやら親にはバレていたようで、手段を変えてくれとメールで痛切に頼まれたものの、僕はそれをしなかった。思えばある意味常識に欠けた配慮だった。

彼女の容態が不安定になったのはつい一昨年のことであるが、大学回生で、卒業論文を控えていた僕はそれでも彼女の見舞いに時間を割いた。夕日を背景としてこちらを向く彼女は美しい彼女の一挙手一投足が僕の人生の肥やしとなっていたのは言うまでもない。

しかしもう彼女はいないのだ。僕も先月親会社倒産の憂き目に遭い、わずかばかり用意された最後賃金を受け取り、それでなんとか首の皮一枚繋がっている。先に逝った彼女は僕に死んじゃダメ、とムチャクチャ約束をさせた。彼女のために生きるというのもわからないでもないが、僕は僕だ。僕のやりたいようにやる。

そこで早速駅から降り、歩いて十分とかからないおっぱいパブというところへ足を運んだ。彼女は胸が平均的で、乳首が大きく、吸いついていたとき、揉んでいたとき誠に幸せだったのだが、そのパブは誠に僕のささやか幸せを叶えてくれた。

バカヤロウ、満たされれば誰でもいいのか、と言われるかもしれないが、けしてそういうことではない。あくまで僕のイマジンを促進してくれるために通うのであり、眼をつぶったとき、そこにいるのは間違いなく彼女なのだ。脱線などしようものか。バカヤロウはお前というものだ。

明日もまた通いたいのだが、どうしようか。指名しようかしまいか。悩むところである人生は愉快だ。

2010-11-21

http://anond.hatelabo.jp/20101121183953

今の流れはわからないけど、発売したばっかりの時はSFが身近に来たなと思ったものだ。

今でこそジャンルの一つになったし、そもそも初音ミクとはただの楽器であって元からそういうものだったのだろうけど。

 

でも、あの、人間じゃない奴が喋ってるぞ!というのがグッとくるというか。

それがしかも「可愛い」っていうのは、重要だった。今までもやもやしていたものが、一気に偶像化する感じ。

 

あの、今まで出来ていなかった何かを形にするという力が、未来を感じさせたんじゃないだろうか。

もっと言えば、アニメ世界が形になったような気がした。メガゾーンの時祭イブが来たと思った。

初音ミク自体が、SFの産物なのだと思う。

だから初音ミク宇宙へ行くというネタも、割と自然に受け止められたし応援する気にもなった。

 

初音ミクは未だに人気だけど、リンレン・ルカはそれには少し劣る。それはただ、初音ミクの後継だからというだけだと思う。

初音ミクには未来を開拓する力を感じさせたんだ。新しいものを未来から引っ張ってくる力があると。

 

それが、初音ミクにあって他にはない根源のモノだと思う。

 

 

 

 

うん。キモイね。でも、それが初音ミクの魅力だと思う。

2010-11-18

バンドメンバー募集

地元楽器屋に張られていたバンドメンバー募集の最低条件が「まゆそっている人」だった。そんなのが重要なのか! カルチャーショックだぜ。

2010-11-08

自分が嫌だ

いくらやってもギターが上手くならない

そんなときニコニコニコ厨がどんどん上手くなってるのを観るとイライラする

数十万する高い楽器使ってるのもイライラ

ライブだの合作だの馴れ合って楽しそうにしてるのもイライラ

でもそんなことにイライラしてるだけで何もできていない自分に一番イライラ・・・・

2010-11-02

冬空と君の手

音楽理論をかじったら、キーボードが何だか簡単な楽器に思えてきた。

1万ぐらいでシンセが欲しい。ハードシンセね。

2010-11-01

けいおん!」まんぞく順

Wiiの間を久しぶりに見たらなんかあった。

1位 #3「特訓!」

2位 #1「廃部!」

3位 #2「楽器!」

4位 #9「新入部員!」

5位 #6「学園祭!」

6位 #8「新歓!」

7位 #10「また合宿!」

8位 #7「クリスマス!」

9位 #4「合宿!」

10位 #5「顧問!」

11位 #12「軽音!」

12位 #11「ピンチ!」

13位 番外編「冬の日!」

・・・とりあえず#3まで観てみるか・・・

2010-10-18

痛い子の話

 先輩との出会いは大学軽音サークルだった。

 勧誘イベントステージ上で歌う先輩の歌を聴いてまず声に惚れた。しかも歌ったあと爽やかに「気持ちいい」とか言っててもうどうしようかと思った。ルックスも中の上だったし、はっきり言って一目惚れ。その日の夜、先輩のアドレスメールした。アドレスは先輩がサークル長だったからビラに書いてあった。個人情報とか大丈夫なのと思ったけど、私にしてみれば渡りに船だった。内容は「すごくいい声でした。頑張って下さい。」って、いきなりそれだけ書いて送った。正直かなり気持ち悪いメールだったと思う。でも当時「人を好きになることがよくわからない」とか言っちゃう痛い子だった私は、その行動も全然平気だった。先輩は「誰だか分からないけどありがとう」って返事をくれた。嬉しかった。

 しばらくして私は先輩と同じサークルに入った。楽器なんて何一つ出来なかったし、歌も下手だった私は先輩とバンドをやりたくてベースを始めた。結論から言えば、私は先輩とバンドを組むことは一度もないままサークルを辞めることになったのだけど。その頃の私はもっと自分のことを知って欲しくて先輩にメールをしていた。「好きかどうかは分からないんです」とか「でも付き合ってみて欲しいんです」とか、痛い痛いメール攻撃だった。先輩は優しくて、「いつか大事な人が出来れば分かるよ」みたいな返事をいつもくれた。実際の私のメールはそれはもううんざりするほどの長文で、先輩もそれに合わせて長文のメールを返してくれていた。本当にうざかったと思う。

 秋になって、何を思ったか私は先輩につい「好きです。付き合ってください。」とメールしてしまった。返事はもちろんノー。先輩には長い間付き合ってきた恋人がいたのだから当たり前だ。私はそれを知っていて告白した。先輩は困ってしまって、どうしたものかと私の同期にも相談したらしい。結論は変わらなかったけど。当たり前だ。

 フラれた私は別の先輩に告白された。その先輩もとてもいい人で、私のことを本当に好いてくれた。この人なら好きになれるかなと思って付き合ってはみたのだけど、どうしても興味が湧かなくて1ヶ月もしないうちに別れた。当然何もしてない。私はこの時まだ処女だったので、そういうことが怖くて怖くてたまらなかったのだ。この先輩と別れた時点でサークルは辞めた。好きだった先輩は引退したし、バンドも面倒になったし、気まずいし。

 それから1年、ゼミで知り合った人に告白されて付き合うことになった。彼とは1年近く付き合ったのだけど、つい最近別れた。原因はこの夏、大好きだったあの先輩に再開してしまったから。きっかけは先輩からのメール。「彼氏出来たらしいじゃん。よかったね。」って。私は強がって、「すっごく仲良しなんです」とか「結婚しようねって言い合ってます」とか言ってみたけど、ダメだった。幸せだって見せつけてやろうと思って食事に誘ったのに、先輩を目の当たりにしたら一発でやられた。その夜、泣いて八つ当たりしてぐちゃぐちゃになって、散々先輩を困らせたあげく、先輩と寝てしまった。彼氏よりも全然上手だったし、本当に憧れてた人と繋がれたことが嬉しくて嬉しくて、幸せで仕方なかった。先輩は「付き合うことは絶対にないから、黙って彼氏のところに帰りなよ。」って言ってたけど、結局のところ罪悪感から彼氏とは別れてしまった。

 今度また先輩を誘おうと思っている。このままじゃ都合のいい女になっちゃうんだろうな。やめた方がいいよね。でも先輩のだったらいいかな。私って最低なのかな。

2010-10-07

http://anond.hatelabo.jp/20101006212138

元増田純粋に作品そのものを評価できずに

【本人の考え=作品】

って構図でしか見られないならそれは仕方がない。

けれど、それは

【本人の見た目=作品】

と大した違いはないよ。

元増田が素晴らしい!と思っている物(非メジャー・作品中心)と、

嫌だと思っている物(メジャー・作品意外も重視)と、

全く変わらない。

作品の付加価値元増田精神・根性論に結び付けて評価しているのと同様に

メジャー付加価値を外見などに結び付けている事が多い。

ただそれだけ。

自分元増田と全く考えは真逆で、ネットでの配信という敷居の低さは

そうしたセールスのための精神・根性論や外見から解放されて

作品の質そのものが見出せる物だと思っている。

ブサイクだろうが片手間だろうがマイナーだろうが

素晴らしい物を配信しやすく、受け入れやすくなる。

ただ、元増田はすごくアマチュア精神信者だと思うんだ。

100人にしか受けない作品と、100万人に受け入れられる作品の違いって何だと思う?

それは効果的なプロモーションや偶然でない限り、その作品が”万人に受け入れられる”事を念頭に置いたからだ。

プロというのはそういう事で、そうした作品がメジャーと呼ばれる。

そこをテレコに考えているから話がおかしくなるんだ。

あともうひとつ

追い詰められてギリギリ精神状態で作った作品と

幸せで余裕のある時に作られた作品、どちらが素晴らしいと思う?

それは作品の中身そのものであって”質”ではない。

精神状態がモロに出る、とはそういう事だ。

全生涯をかけて作り上げた一曲を全財産をつぎ込んだ楽器で奏でるよりも

散歩中に口笛で即興した一曲の方が素晴らしい事がある。

作品の質とはそういう物だよ。

2010-10-06

http://anond.hatelabo.jp/20101006200749

こっちは元増田だけど、

けど古今東西バンド始めた(=楽器に触った)理由の筆頭って”女の子モテたかったから”じゃん。

そうだね。だけど、今これからのやつらってそういう欲望ってネットである程度満たせるんじゃないの?

ネットで賞賛されて、そのつながりがある程度リアルでも満たされれば、その先(メジャー)に行きたいって思うのは

「金」とか、「肩書き」しか理由にならないよね。「世界を変えたい」とか思ってるのならともかく。

個人的にはそうなってしまうと「つまらない」と感じてしまう。

これが精神論によった意見だっていうことは認める。

だけど、アーティストにそれを求める人って世の中はそんなに少なくないと思うけど、どうかなぁ。

少なくとも、

アーティストの中身や、考えなんて、正直どうでもいいんだよ。作品の質には関係ない。


こうは思わないけど。どんなものでも、その人が作ってるんだから。

音楽に限らず、作ったものって精神状態とかモロに出るよ。

http://anond.hatelabo.jp/20101006185017

けど古今東西バンド始めた(=楽器に触った)理由の筆頭って”女の子モテたかったから”じゃん。

そういう不埒な理由じゃ良い音楽作れない!ってのは本末転倒だよ。

アーティストの中身や、考えなんて、正直どうでもいいんだよ。作品の質には関係ない。

音楽さえ作れればお金は要りません、って人が

お金の為に音楽やってますが何か、って人よりも”良い物”を作れるなんて言うのは

所詮精神論・根性論で”良い物”を選り分けているだけで全然良い物でもなんでもない。

無償でのネット配信が、メジャー化や金儲けを目的としたアーティスト以外の作品を

受け手に対して楽に配信するようになるのは喜ばしいし、

そうした作品のレベルが本当に高いのなら、プロプロなりの質を求められていくだろ。

そもそも、ネット主体の活動で儲けよう!儲けれる!って考えが、現実を見ているのかすらあやしいんだけどな。

そうした儲けれる人たちと、メジャーデビューしている”目立ちたがり””お金儲けたい”人とどう違いがあるっての?

プロデュースセールス自分自身でプロ同様に、それ以上にできるってんなら、

君の論理で言うと、最も良い音楽なんざ作れないつまんない輩なんじゃないのか?

そして、ニコ厨なんて、そうした輩の代表じゃないのか?

2010-10-03

けいおん!!にみる、物語の構成

もしくは、いかにして物語るために構成を必要とし、また必要としなくなったか。

けいおん!!には物語が無く、その構成とはつまり、ついに物語ることを止めてなお作品であり得ることを示した」

この言説は、正しくもありまた正しくもない。

つまり、どの時点と比較して、何と比較してという点を明らかにしていないから矛盾が生じうる。

けいおん!!は、一見して非常に判りやすい成長の物語だ。

まず第一話にて平沢唯ギターを弾いている。それに合わせて主人公達が楽器を持って登校する。

これは前作からの繋ぎであると同時に、その成長を感じさせる。練習は新歓ライブのためのモノだ。

そして最終話は(番外編と銘打たれているが)、中野梓がまたギターを弾いている。

練習は新歓ライブのためのモノだ。それに合わせて主人公達は、楽器を持たず下校する。

非常に明確な代替わりの話であり、また、その前段の担任宅への訪問もそれを連想させる。

つまり、主人公達は居なくなるわけでも、物語が終わるわけでもなく、続いている。

写真を見る山中さわ子学校に居続けるし、その彼女もまた高校生だった過去がある。

そして、当時のメンバーが訪ねてくる。

主人公達の話の枠外にも時系列存在し、続いているという強烈なメッセージでもある。

さて、ではなぜこれを物語が無いと言って正当性があると言えるか。

演劇、特に高校演劇では顕著だが、ストーリーテリングにはいくつかの手法が確立されている。

  • 1つ目は、あるストーリーに沿って話を進める手法。
  • 2つ目は、ストーリーが動くように、外部性を導入する手法。
  • 3つ目は、外部性のみで、そこに何が起こるかを描き出す手法。

簡単に説明すれば、

  • 1つめは高校演劇ありがちな「描くために無理矢理進める手法」と言える。
    • 「わあ、素敵な水族館ね。あれ、あそこで人が倒れている?」などが典型例だ。
  • 2つめは一般的な演劇にある「描くために必然性リアルさを感じさせる手法」と言える。
    • 高校生2枚お願いします」「何時の回ですか?」などの外部の人との対話が典型例だ。
  • 3つめは劇作家の調整方法とも言える。
    • 小さな居酒屋のような、無関係の人物の会話が生じやすい場面と時間を設定するのが典型例だ。

これらは誤解を恐れずに平たく言えば「日常には何も起こらない」と言っていることと等しい。

会話劇であって会話が無ければそれは劇ではない。そう言っているわけだ。

ごく当たり前と言える。

(何もない日常を描く場合、大抵それは通常でない人たちを集めた3つめの手法であることが多い。

 たとえば究極超人あ〜るの何もない日など)

そう言う意味で、

何もストーリーが無く(日常を描くのみ)、

ストーリーを動かす外部性が無く(イベントは起こるが日常を進める要因ではなく)、

外部性のみで描き出すわけでも無く(場面と場所は設定されているが、起こるのは日常)、

そこにはストーリーテリング存在しないと言ってしまっても良い。

ここまで敢えて触れなかったが、「テーマ」もしくは「観客の感情を揺らすなにか」が演劇には必須であるとされている。

「何が主題なのか」「喜怒哀楽のどれを意図したモノなのか」が必要であると言われている。

サザエさんドラえもんは、その環境(場面、キャラクタ)から何かを伝えようとしている。

(これは演劇屋さんによって言うことが違うので、酷く難しい問題ではある。「何を伝えたいか」と言い換えても良い)

ではボーイミーツガールでもなく、社会批判でもなく、人間の愚かさを示すわけでも、爽快感意図したモノでもなく

けいおん!!」は何を伝えたいのか。

成長と代替わりをずっと行おうとすることから何を伝えるか。

写真が記録の代名詞として何度も登場することから、そして色味を変えて何度も描き出すことから、それは「郷愁」だと言える。

いや、それは「同調」でも良いかも知れない。「憧憬」かも知れない。

「期待」かも知れないし、「絶望」かも知れない。

そう、過去があり未来がある「高校生活」というある時間と場所を切り出した作品なのだ。

その意味で、そこには物語はない。

外部性はなく、主張も見えない。

高校というシステムの永続性を描き出して、何も起こらない。

しかしそのままの意味でそこには物語がある。

高校という枠の外にも時間軸があり、写真時間を止めてもそれは切り出した一部であるという明確なメッセージがある。

つまり、一般的な過去の「こうすれば何かを相手に伝えられる」という手法からは逸脱した作品である。

そしてまた、日常生活を丁寧に描くことでそこに思い出と永続性と一時的な時間を同時に表現している。

始まりと終わりがある物語ではなく、始まりも終わりもない物語ですらない。

始まりも終わりも無い桜高軽音部を枠として、その枠の始まりから終わりまでを丁寧に描いた作品。

伝えるために手法を必要としていない、より原初の演劇

それこそが「けいおん!!」に物語がない理由であり、また物語である理由でもある。

2010-10-02

twitter楽器盗難の話が

大量にRTされて来るんだけど、ライブハウス楽屋から楽器盗難するような度胸ある奴が

「ああtwitterで話題だからこの楽器返さなくちゃなあ」って思うか?

警察に届けてヤフオクアラート盗難された楽器を登録する方が先決だし、その方が有効だろ。

2010-09-21

へたれアマチュアヴァイオリン弾きのオケ攻略法みたいなもの

えっと、興味のないことは全然頭に入らない・身に付かない反面、興味があることには病的に凝る人です。

4歳からヴァイオリンやってるくせに練習嫌い、それでも奇跡的に先生に破門されず、

高校でそこを卒業するまでなんとなく続けてきた程度のヘタレです。

大学では学生オケ全然馴染めずほぼ休団していました。

残ったのは経験年数だけ食っている状態、絶対音感最近狂い気味

(正しい音程の調性を、自分の基準より半音ほど高く感じるようになった)と、

他人が見本にするところは全然ない、そんな非コミュのおっさんです。


そんな俺が今のオケに入ったことをきっかけに身に付けた、クラシック曲の合奏で

かろうじて足を引っ張らないくらいに弾けるようにするハウツーお話です。

と言ってもドヤ顔ではありません。むしろ「こんなんで正直ごめんなさい」みたいな告白



まずAmazonオケ仲間の評価を元に信頼できる音源スコア、信頼できる楽曲解説を入手する。

そんでスコアと解説片手にひたすら曲を聴く。


そうすると「そもそもこの曲はどういう曲か」というのが頭にイメージできてくる。

その作曲家の音で常に弾けそうな気分になってくる。

楽器同士の絡みから、どこの場面で何を聴いて合わせればいいかも見えてくる。

そして「だから俺はこう弾きたい!」と思えてくる。


そこまで行って、初めて合奏練習を楽しく感じられて、調子が出てくる。


あとは全体から細部にブレイクダウン。

曲全体の流れのうち、絶対に弾けないと許されない箇所は真っ先に押さえられる反面、

細かいところは最後まで弾けなかったりする。やっぱりヘタレだ。



こんな面倒なことするヒマがあったら百万回さらえばいいのは分かっている。

それに他のアマオケプレーヤーから見たらかなり甘いやり方と思われるだろう。

でもこういう面倒なプロセスを経由しないと興味のベクトルがそっちに向かないし、

興味が湧くまで右から左に抜けていく状態なのだから仕方がない。

そもそも不勉強な状態で出す音なんて頓珍漢過ぎて聴かせられたもんじゃない。


当初そのオケに入ったときは、メンバーのあまりの上手さに圧倒され、

とても追いつけないがなんとかついて行くにはどうするか、楽しむにはどうするかを真剣に悩んだ。

その結果編み出したのが上に書いた方法。


もちろん、周りから見て本当に何とかなっているかは今でも分からない。

でも楽しむと言う目標は達成できたし、さっぱり理解できなかったクラシック曲の面白さが

分かったし、それは大きな収穫だった。冗談抜きでQOL上がったんじゃね?という感じ。


あ、雑談のつもりで「この曲って、作曲家が○○で(中略)それが音に出てていいんですよね~」とか

「(オペラの抜粋をやったとき)ここって、ステージでは××が(ry」とかオケ仲間に話しかけたら

「何でそんな詳しいの?」と相手にドン引きされたことが何回かあったっけ。

自分みたくいらんことを知らなくたって弾ける人がほとんどということですね。

それに音なんて結果が全てなので、別に知らなくても悪いわけじゃないし。

なので最近はそんな話はほとんどしていません。

てか非コミュでごめんなさい。

2010-09-20

初音ミクと見せかけの魔法

 海外blog初音ミクについて熱い(長い)文章を書き込んでいるのを見かけたので試しに翻訳してみた。無断翻訳なので匿名で。urlは以下の通り。

http://deliciouscakeproject.wordpress.com/2010/09/20/hatsune-miku-and-the-magic-of-make-believe/

=====以下翻訳=====

 初音ミクと見せかけの魔法

 初音ミク歴史は18世紀のヘタリアイタリアに始まる。

 そこにはバルトロメオクリストフォリって名前のすげえヤツがいた。こいつの得意技は楽器を作ることだった。何でも作ったわけじゃない。当時はひどく弱々しいちっこいもので、しょぼい羽柄が並んだ弦を引っかいて金属的なチャリチャリした音を出すもの、つまり鍵盤楽器を作っていた。いわゆる「バロックミュージック」ってヤツだ。クリストフォリが音楽技師として、また機械技師としてやったのは、弦を異なる強さで叩くハンマーを使った仕組みづくりで、それによって演奏家は小さい音(ピアノ)や大きな音(フォルテ)で演奏できるようになった。だもんで皆それをイタリア語ピアノフォルテと呼んだ。もちろん、今ではお前も俺もそして誰もがクリストフォリの発明品をピアノと呼んでいる。

 イタリアピアノ発明することによって、日本初音ミク発明するための扉を開いた。

  ***

 俺は今、ここサン・フランシスコの150席しかない小さな映画館で、秋のアイドル公演を待っている。チケット完売した「39[ミク][[Sankyu!]] Giving Day」コンサートの上演を見るために、愚かな時間無駄遣いをする連中が集まっている。コンサートじゃ電子的に創造されたポップアイドルつまり緑の髪をした女神が、ゼップ東京コンサート会場で生演奏するバンドにあわせて踊り歌っている様子がスクリーンに映し出されている。それはまるで、一部はライブなんだが、本当はそうではなく、「本物」のボーカロイドコンサートでお目にかかれるのに近いものだった。言ってみればゴリラズを見に行くのとそれほど違いはない。伴奏は本物のミュージシャンが作り出しているが、客が見ているのはいわば巧妙なごまかしの表層であり、音楽に命を持たせるために使われる動くペルソナだ。これがミクの魔法である。それは見せかけの魔法だ。

  ***

 クリストフォリがピアノ発明した頃、J・S・バッハ平均律クラヴィーア曲集を書いた。そこでは要するに鍵盤楽器の各音程間で一通り数学的な調整をすれば、突然どのような調号でも十分演奏できるようになるということが言われている。言い換えれば、何か妙なことをしようとした際にいつも調子はずれの音を出すのではなく、初心者から中級までのピアノの生徒がやらかす糞を抑えるような5フラットとか7シャープとかそういったことが完全にできるようになる。これによって18世紀の鍵盤楽器は初めて、いちいちくそったれな調律をしなおすことなく新しい楽想を試すことができる原始的なワークステーションとなった。

 数十年後、ようやくピアノ価格が下がり十分なほど生産できるようになったことで、それは非常識なほどの大金持ちだけの特別な楽器ではなくなった。代わりにそれは有名な王族たちのような常識的な程度の金持ちが購入できるものとなり、彼らは好んで地元作曲家を雇い自分たち(とその客)を楽しませるために音楽を書かせた。こうした作曲家の一人があのヴォルフガング・A・モーツァルトであり、彼の特別な才能は主に下ネタ女性音楽生徒に対する性欲の面で発揮された。もちろん鍵盤楽器からふざけた音を引き出す才能もあり、その短い人生の間にモーツァルトは最も好きな楽器ピアノに決定した。彼が書いた27のピアノ協奏曲(本当に素晴らしいのは最後の10曲ほど。アニメシリーズのようにモーツァルトレパートリーは後半になるほど良くなった)は、単に協奏曲形態にとって画期的な礎石となっただけでなく、ピアノ音楽の基礎を築いた。モーツァルト協奏曲はこう言っているようなものだ。「これこそピアノにできることだ! ピアノだけでなく、オーケストラと一緒でもいい! まさか今更ハープシコードに戻ろうってんじゃなかろうな?!」

 モーツァルトより後の時代の人間は皆彼に同意した。ひとたび音量の大小を調整できる鍵盤楽器を手に入れてしまえば、弱々しいチャリチャリした機械になぞ戻れっこない。これが230年ほど前の出来事だ。ミクへの道は一日にして成らず。

  ***

 ミクの公演にやって来たファンの男女はいろんな連中の寄せ集めだ。彼らの5分の1ほどは当然ながらボーカロイドコスプレをしている。何人かはケミカルライトまで持ち込んでいる。コンサート全長1080ピクセルの巨大なスクリーンで始まり、全劇場サウンド・システムが炸裂し、観衆は最初はためらいがちに見ていたが、最初のいくつかの歌の後は雰囲気が盛り上がってきた。彼らはスクリーンの中の群衆と一緒にリズムに合わせてケミカルライトを振り、曲が変わると歓声を上げ、各ナンバーが終わると拍手をした。単なる録音と録画じゃねえか、などというたわ言は知ったこっちゃない。理論的にはゼップ東京の群衆だって同じように録画を見ていたんだ。本当に「ライブ」で演奏される音楽など、現代においてはクラシックオーケストラ民族音楽演奏くらいしかないし、それにシンフォニーホールですら今日ではマイクが使われている。誰もが電子的な助けを借りて音楽を聴いている。ひとたび電子機器楽器として受け入れることを覚えてしまえば、ミクを愛するのは簡単だ。彼女モーツァルト魔笛アリアを歌っている動画を聞いてみよう。

http://www.youtube.com/watch?v=gr9fbQzNpqA

  ***

 19世紀欧州で、もしお前がピアノ演奏ができない作曲家だったとしたら、お前は存在していなかっただろう。それはもはや単に大小の音量で演奏できる楽器にとどまらず、巨大な和音構造物であり、多音パッセージワークであり、一人の演奏家の手で「あらゆる音符を見ることができる」ものとなっていた。もしピアノがなければきっと「2人のバイオリニストビオラ及びチェロ奏者各1人をかき集めて旋律が上手く行くかどうか調べにゃならん」てなことが起きていただろう。そしてもちろんチェリストは、ある音符について「どぅんどぅんどぅんどぅんどぅんどぅんどぅんどぅん」と演奏するようお前が何度も何度も何度もお願いするのにうんざりして1時間後にはそこを立ち去ったことだろう。

 少なくともピアノがあれば、お前の小さな指以外に迷惑をかけることなく「どぅんどぅんどぅんどぅんどぅんどぅんどぅんどぅん」とやることができる。

 かくして1800年代においてピアノは中心的な作曲道具となった。そして同時に社会中産階級が暇と屑な時間を持つところまで進化し、そしてもし彼らがスポーツゲーム発明しなければ、彼らは音楽その他を演奏したいと望み、そんでもって家に持ち込むためピアノを注文できるようになった。欧州だけでなく日本でも、少なくともウィリアムペリーが彼らを開国して西洋化が始まった後には、同じことが生じた。基本的にピアノ文明化の証と見なされ、そして有名な山葉寅楠ってヤツがイケてる連中のため日本製ピアノを作り始めた。

 19世紀末20世紀音楽制作にとって黄金時代だった。楽譜を買って他人の歌を演奏する方法で「音楽を作る」こともできたし、あるいは作曲理論について十分に学び自分の曲を創造するというやり方で「音楽を作る」こともできた。そうした取り組みの多くはピアノの周辺で起きた。ピアニストが力を得た。鍵盤があれば、お前はスターになることができた。

 そして、とんでもないことが起きた。

  ***

 ミクだけじゃない。巡音ルカとリンとレンも公演に出てきたぜ! 全ボーカロイドパーティだ。彼らの異なる声質と、ミクと組む様々なやり方は、見事な音の見本集になっている。他のキャラクターが登場するのを見た観客たちは熱狂している。異なるシンセサイザープログラムマスコットに過ぎないにもかかわらず、彼らはまるで我々の友であり家族であるかのようだ。ようつべニコ動を使って彼らを我が家へ招待しよう。彼らの声を我らの生活のサントラにしよう。電子的に作られたアニメキャラが本当のミュージシャンになれるのかって? おk、ならお前に聞いてみよう。魂のない箱がお前の周囲の空気を震わせているけど、それは本当の音楽なのかい?

  ***

 それこそが実際に起きたとんでもないことだ。録音された音楽。録音された音楽こそ、音楽史の中で起きた最悪の出来事だ。

 ひとたび蓄音機を、ラジオを、レコードプレイヤーを、カセットプレイヤーを、CDプレイヤーを持ってしまえば、音楽を楽しむのに「音楽を作る」必要はない。コンサートホールチケットを手に入れる必要もない。単に座って、電気を使った箱にお前を楽しませればいい。ピアノ専門家のための道具に成り下がった。それは淑女が結婚に必要な才能を覚えるためのものに、あるいは子供が(1)それを憎んでいることに気づく(2)両親が子供に才能があることに気づいてプレッシャーを積み上げ始める――まで稽古を受けるものとなった。もし(2)の現象が起きたなら、最後にはピアノを本当の演奏楽器あるいは作曲用の道具として使うようになるだろう。しかしそれはもはや「音楽制作」の中心にはない。

 さらに悪いことにロックギターをポピュラーにしてしまった。ギターが人気になり、ピアノは役立たずとなった。お前が鍵盤楽器を学ぶのは、ビートルズにしてくれるものを持てずバッハベートーベンにしがみつくしかないある種の意気地なしだからだ。誰が決めたルールか知らねえが最低だ。10代のころ、俺はピアノを使ってランキング上位40の曲を弾けたおかげで女の子たちに「いくらか」いい印象を与えられた。けど、結局はクラスの野郎どものうちその曲をギターで弾けるヤツがいつも勝ちやがった。くそったれ。

 だがここで思い出してくれ。俺は、イタリアピアノ発明したことが日本初音ミク発明への扉を開いたと言ってきただろ? ピアノ21世紀に飛び込むときに今一度変革に見舞われたんだ。

http://www.youtube.com/watch?v=-7EAQJStWso

  ***

 もし音楽を生み出す小さな電気の箱が「本物」であるなら、録音済みのコンサートに向かって「アンコール! アンコール! アンコール!」と叫ぶのは極めて正常だ。その音楽はお前を感動させたんじゃないのか? もっと聞きたいと思わないのか? というわけで映画館の観衆はもっともっとと叫び、そして彼らはアンコールを聞けることが分かっていた。なぜならそういう風に録音されていたから。ミクが公演を終わらせるため最後舞台に出てきた時、もう一度鑑賞力のある人々から歓声が上がった。それは人工的なものだが、とことん楽しむため我々はそれを本物だと見なした。まるでドン・コッブが[ネタバレ注意!!]インセプションラストで回転するコマから歩み去るかのように。ミクは夢のような存在だ。サウンド・エンジニアCGアーティスト音楽家が作り上げた美しい夢であり、決して卒業することも年を取ることもスキャンダルを起こすことも業界から追放されることも惑星上から姿を消すこともない完璧アイドルだ。彼女は実際、いくつもの「映像」を持っている。我々は皆、この音楽的見せかけの共犯者だ。過去の聴衆がモーツァルトオペラを、ガーシュウィンミュージカルを、あるいはかのすさまじいレ・ミゼラブルを本物であると信じたように。我々は十分深く信じられるようになるまで偽りの世界を本物だと信じるふりをする。その世界を感じるまで、見せかけの魔法を感じられるようになるまで。

  ***

 ピアノ最後の変革とは、もちろん電子化のことだ。

 真空管からトランジスタを経て迷宮のような電子回路まで。もしピアノの鍵盤が「あらゆる音符を見る」ことのできるインターフェイスだとしたら、それは作曲家に最も未来を感じさせるインターフェイスだ。そして我々にはシンセサイザーキーボードとMIDIコントローラーワークステーション世界が与えられており、そこでは遂にピアノが単なる「楽想を試す場所」から超越した。ちょっとした波形の調整によって、ハンマーと弦の機構に制限されることなくこれらの楽想を正確に響かせることができる。新しい音を作り上げることもできる。楽想の断片を記録し、他の楽想をその上に並べて電子キーボードを個人的な架空オーケストラに仕立てることもできる。ピアノピアノを超えた。それは作曲家の手の延長どころか、作曲家の心の延長となったのだ。

 一つだけ欠けているものがあった。声だ。

 そして、ご存知の通り、日本日本であり、彼らはやってのけた。彼らは人工物を誰よりも巧みに操った。彼らは本物の料理だと見栄えが悪くなるからという理由でプラスチック製の小さな食品サンプルを作った。本物の労働者は間違いを犯しがちだから製造ライン用のロボットを作った。本物の音楽家を家に入れるのは大変だから編曲家のために電子キーボードを作った。そして、人間の声を合成する技術が十分に発達した時、そしてそれが人工音声のためのペルソナ創造するというアイデアと衝突した時、ミクが見せかけの音楽における21世紀スーパースターになるのは当然のことだった。

 中にはボーカロイドというアイデア音楽家の全てを破壊するという人もいるだろう。全ての仕事ソフトウエアがやってくれるのに、誰が人間を必要とするんだ? 俺が思うに、ボーカロイドってのは偉大なる民主化の旗手であり、音楽家のために沢山の扉を開いてくれるカギなんだ。過去において、もしお前が作曲家編曲家あるいはプロデューサーなりたければ、まず自分の曲を書いてそれから演奏家を探し見つけ出すしかなかった。何しろお前の傑作に生命を吹き込みたければ、5人編成のバンド、20人編成のオーケストラ、そして3オクターブ半の音域を持つ歌い手がいないとどうしようもなかったのだから。マジ悲惨。だがミクがいれば誰もが作曲家になれる。誰もが自宅のスタジオで曲を作り、正しい機材があれば、電子機器を使った完全なポピュラーソングを生み出せる。ボーカロイド音楽家仕事を奪うわけじゃない。それまでミュージシャンには決してなれないと思っていた人々の中からミュージシャンを作り出すんだ。動画投稿サイトで毎日そうしたことが起こっているし、こうしたコンサートではそれまで決して聞いたことのないような人々が突然電子王国の宮廷音楽家になれる。非常識なほどの大金持ちだった王家の人々の手にあった手製の楽器から、平民たちの手に握られた緑の髪の女神へ。それがこの大きな3世紀の違いだ。

 何であれ多くの人々が音楽を作ることは、単に大人しく聞いているだけよりもいいことだと俺は信じる。俺は魔法を、ボーカロイドを、ミクを信じている。

=====以上翻訳終了=====

 誤訳は当然あると思う。でも面倒なので修正はしない。

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