はてなキーワード: デフレとは
日本も企業物価指数はめちゃくちゃ伸びてる(原材料とか企業が買うようなものはめちゃくちゃ高くなってる)けど消費者物価指数は大して上がってない。
つまり、海外はどこもインフレしてるから輸入品はガンガン値上がりしてるんだけども国内需要だけ見るとデフレなので大して消費者に価格転嫁することもできないという詰んだ状態やで。
企業がモノを作ったりサービスを提供するためのコストはめちゃくちゃ高くなってるのに消費者の心理的には今までより高い金を出してまでモノやサービスを欲しがっていない状態やな。
昔のように貿易黒字が出るわけでもなく完全に内需型の経済に移行していたところに内需が壊滅する環境がやってきてしまったので日本に未来はないで。
https://note.com/gyamaguchi/n/ne591e05ec1e4
はー。わかりやすー。
ところで、物価が上昇する局面で、現金を持っている人は、そのまま持っていると次期に買えるものが少なくなるので、高くなる前に買って消費するか、あるいは投資をしてお金を増やそうとします。これに対して物価が下落するのであれば、現金を持っていた方が特になるので、経済行動は逆に、すなわち消費も投資もしなくなります。
企業にとって、デフレ下でもっとも負担になるのは借金と雇用です。なぜなら借金の額は物価が下落しても減らないので、相対的に返済の負担は重くなり、従業員の給料はデフレだからといって簡単に下げられないからです。こうして投資が落ち込み、雇われる人が少なくなります。雇われる人が少なく、給料の総額が減れば、購入される財やサービスが少なくなり、消費も落ち込みます。それが価格の下落に拍車をかけ、ますます消費も投資も減退します。こうして物価の下落と経済の縮小がらせん階段を下っていくように進むありさまを「デフレスパイラル」といいます。
デフレの話とスタグフレーションの話をごちゃごちゃにするなよ。別フェーズだぞ。夏と冬ぐらいの違いがあるぞ。スタグフレーションはインフレの一つだぞ。
スタグフレーションは需要より供給が小さいからインフレになるのだから、その需要を満たす供給を作ればその供給を作ったやつが儲かるって話ですが。
だから、スタグフレーションはネックとなってる需要を満たす供給を自分たちが作れれば儲かるの。
それ以前に日本は今デフレだから需要を上げるのが大事だな。まずは財政出動、次に消費税をなくす。所得税、法人税、金融所得課税は、設備研究に紐づいてるものだけ減税で、それ以外は増税とメリハリを付ける。
今起きてるスタグフレーション(とまでなっていないただのデフレ)は、海外がコロナによる経済失速を防ぐために財政出動してインフレになってるのに、日本がその需要をつかめてないってこと。
異次元緩和でインフレにして景気回復ってのがアベノミクスの狙いだったけど、一向に景気回復しない。
逆に物の値段が上がって生活が苦しくなってる。
物の値段が上がることがインフレなのになんで景気回復しないで、生活が苦しくなるんだ。そもそもなんでインフレになると景気回復することになるんだと疑問に思ったからちょっと考えてみた。
インフレってのは需要と供給のバランスが崩れて需要過多になった時に起こる。
それでインフレにも需要増加によるインフレと供給減少によるインフレの2つがあると思う。
需要増加によるインフレはその品物を11人が買いたいと言ってきたから1人が買うのを諦める値段まで上げて10個を売る状態。
供給減少によるインフレは企業が9個の品物しか作れないから1人が買うのを諦める値段まで上げて9個を売る状態。
同じ値段が上がるインフレだけど需要増加によるインフレは10個売れたから値段が上がった分企業の売上は上がるけど、供給減少によるインフレは9個しか売れなかったから値段が上がっても企業の売上は下がる。
需要増加によるインフレは作れば売れるから企業が人や設備を増やして好景気に繋がる。
供給減少によるインフレは売る物が限られるから人や設備を増やせずに値段だけ上がって更に売れなくなって不景気に繋がる。
アベノミクスがしたかったインフレは需要増加によるインフレだったけど、実際に起こりかけてるのが供給減少によるインフレだから景気は回復せずに生活が苦しくなるだけなんだな。
日本の電機メーカーたちはシンプルに「要らん機能コテコテ大盛りで無駄に高価格」にしてたから最終製品が売れず、結果的に部品となるディスプレイ素材でも損失につながった側面も強いのでは?
その間に伸びた韓中台メーカーなどは最終製品のブランドが弱かったが故に、逆にそこでの赤字も少なくて済んだような気が。むしろ長く続いたデフレによって「とにかく安ければいい」で売れてた。
サムスンなんて今では一流の顔してるけど、20年くらい前までは少なくとも日本においてはpgrされる謎ブランドだった。ドンキとかで「三星」のくそダサTVが売ってるのを見て、友達と大爆笑したことを覚えている。「三星ってどこのメーカーだよ聞いたこともねぇよwww」って。
デフレがいいか、インフレがいいかで言えば、議論するまでもなくインフレがいいんだよ。
インフレは財サービスの需要が高まってる状態で、その需要をつかめればさらに儲かる。企業も需要を掴むために設備研究投資をして、さらに景気が回っていく。人の奪い合いで労働賃金が上がっていく。
問題は、自国や自国産業がその高まった需要をつかめない状態。だけど、つかめればさらに儲かる。問題は産業を強くし続けることだ。
ガソリンが1000円やおにぎりが500円とかについては、ガソリンは日本で算出しないからともかく、おにぎりが500円は、500円の収入を得ている人がいるんだ。そして500円の収入を得る人が次に物を買っての好循環となるんだ。