はてなキーワード: デビルマンとは
https://togetter.com/li/2109536#c11848749
コメント欄に「自分がそうはならない自信だけは、過大に持っていらっしゃる方が多いようですね。 それもまた一つの落伍者の姿と思うのですがね。」というコメントがあるけれど
ぜんっぜん違うと思うんだよなあ
自分がそうならない自信があるどころか、既に自分自身が社会の要求するスペックに達していなくてその自覚がある人達だと思う
能力が足りなくて人間関係も上手くいかなくて日々辛くて仕方がない、だから早く殺して欲しい、安楽死させて欲しいっていう
悲痛な魂の叫びでしょう
大体、犯罪の加害者の多くが社会的弱者なら、被害者だってそうだと思うよ?
元首相暗殺事件みたいなのは例外中の例外で、顔見知り同士だったり、十分な防犯の出来ない庶民の場合が多いんだし。
デビルマンみたいに、少数派を排除する民衆を、排除する側とは隔絶した異質な存在と見なしてしまうのって
現代の「殺せ」は寧ろ、自殺願望やセルフネグレクトの一環であり、別に「自分がそうはならない自信」などを持っているという訳ではない
映画館で金を払うのは御免だがプライムビデオで無料で見れるなら見てみたい
つまらないものの知識と経験を集めて「酷評される映画はホントに酷いのか」を知りたい
というのも大怪獣のあとしまつの評価が「令和のデビルマン」というのに両方見た自分からすると「ホントに見た?」って疑問が生まれたからだし
山崎貴監督が新作ゴジラってニュースに「つまらなそう」「おもちゃみたいなゴジラ」って書いてるのを見ると「昭和ゴジラ何作見た?」って疑問も生まれた
もしかして、世の中意外と「見てもいないのにイメージで馬鹿にする人」が多くないか?
そうはなりたくないので自分は気になったら見る。つまらなそうでも見る
って事で昨日観た「片腕マシンガール」
https://www.cinra.net/article/202303-oshiimamoru_ysdkrcl
同じく抑え込まれなかったらこうなるという体現のパトレイバー2にも触れてないが
私の作品でも『攻殻(攻殻機動隊)』あたりはほぼなくなっているし、『パトレイバー(機動警察パトレイバー)』なんてもう影も形もない
とか言っちゃう
聞いたことないロボアニメすら公式にストリーミングされてる時代にお爺ちゃんはどうしたんだ?
でね
というくだりでは
と言って見せる
多分この辺りが彼のアイデンティティなんだろう
自分が「好き勝手出来た作品で評価された」特別幸運な人間なのはおくびにも出さずに
とかいっちゃてさ
だから、あんな遊び半分の作品や、自分の語りたいことを最優先しちゃう作品が出来るんだよな
小学生向け職業漫画を映画化する時に、その職業部分を否定する所から入る監督とかさ
作品の世界観はどうでもよくて、とにかく自分語りがしたくて、なんでもかんでも同じ色になる監督とかさ
そういうのまとめて消えちまえと思うんだよな
それこそ、勝手にてめぇだけでやれ、他人の作品を巻き込むなって思うんだよ
でも「そうしないと自分は表現できなかった」という側にいるんだよね
新海誠が途中で出てくるの、多分それだけ自分の中に楔として残ってる人物なんだろうと思うんだよね
エヴァだガンダムだ宮崎駿だと言ってみても、それらは自分と同列に語れる
でも彼は同列に語れない
だって彼は、テーマはどうあれ自分の語りたいものだけで作品を作り上げて、それで「評価」された人物だからね
笑って見せてるけど、心中どうなんだかね
これを読む限り、アーティストになりたかったサブカル村の住人って気がするんだけど
ってな
脚本そのままでも俳優全部ちゃんと演技できる人間に挿げ替えれば凡作映画くらいのラインには到達するんじゃないかな
もちろんデビルマンのシナリオとしては褒められたもんじゃないのはそうなんだけど、
じゃあもう演技抜きにしても見るに堪えない!ってほどシナリオが悪いってわけじゃないと思うんだよね
少なくとも今現在も語り継がれていくほど悪いってわけじゃない
脚本のひどさならキャシャーーーーーーーーーーーーーーーンのほうがよっぽど語り継がれてる
なので、脚本が舐めてる大怪獣のあとしまつとデビルマンを比べることはあまり意味がないと思うんだよな
デビルマンはゴミ箱から腐った素材を拾い集めてきて普通のレシピ通りに作った料理で
大怪獣のあとしまつはちゃんとした材料を揃えてふざけ半分のレシピで作った料理
って感じ
2時間でデビルマンの全編をまとめるのは無茶無謀だって最初からわかってただろうけどそれでもやろうとした心意気は買わない訳でも無いし、「そりゃそうなるやろ」って脚本でもある
ホッカイロ・レンも言ってたけどあれを日本映画史に燦然と輝くクソ映画オブクソ映画みたいに評価するのは明らかに過大評価だと言える。
2時間くらいあるけど10分くらいは「おっ、いいじゃん」って思えるシーンがちゃんとある。
PS2レベルのCGとかくさされることが多いけど、手書きアニメとCGの融合を目指すという試みは面白かったし
一部シーンでは明らかに性交していると言える面白い画作りができている。
こういうちゃんと”光る”シーンがあるだけで、作品の評価は2段階くらい上げていいと俺は思ってる。
マジで「この映画何のために何をしたくて撮ったの?」ってクソ映画いっぱいあるからね。
少なくとも実写版デビルマンは「この表現はクソカッコいいだろ!」という製作陣の意気込みを感じるシーンがある。
まぁ、正直ごちゃついててわかりづらいシーンが多いのも事実だけど、CGのところはけっこう悪くない。
頑張ってるよ。
はてなでもTwitterでもこの三人は「叩いてもオッケー」「叩くと気持ちよくなれる」ってことになってるみたいだけど、その空気が正直気持ち悪い。ターゲットが少しずつ移動して、「年に一度のお祭り」みたいになってるのも怖い。
叩かれるには叩かれるなりの理由があるんだろうけど、叩きすぎて常軌を逸してるように感じる。叩かれた側は大量の人格否定の言葉に晒されて、どういう心情なんだろうと思う。
叩いてる人に対して「てめえらの血はなに色だーーっ!!」って気持ちはあるんだけど、正直「空気に流されて魔女狩りして火炙りにしてもいい」って思ってる人たちが気持ち悪すぎる。デビルマンの終盤で美樹ちゃんを殺害して生首を掲げてる群衆っぽい。怖すぎるので、リアルでは声を上げられない。
集団心理でメチャクチャ簡単に人間やめちゃってる人が多くて怖い。
で、こういうこと書いたとしても、これが目に止まった人って「人間やめた状態」から戻って来れるのか?というのもよくわからん。願わくば多くの人が人間に復帰してくれますように。