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はてなキーワード: マラリアとは

2024-03-29

anond:20240329174529

細胞毒性は強くないと書いてる人もいる。

@matsushima_y

ベルル酸 puberulic acid は青カビの一種が作るトロポロン系の天然物(1932年に報告)。抗マラリア活性があり大村先生-砂塚先生らが全合成を報告されている。細胞毒性は強くないようだけど、生合成されてなかったものがされるようになったのか、これが真の原因なのか、まだわからないこと多いね

https://x.com/matsushima_y/status/1773629940929282110

anond:20240329174529

Puberulic acid (1)7, stipitatic acid (2)8 and viticolins A and B (3, 4) as novel natural products have been isolated from a culture broth of Penicillium viticola 9 FKI-4410 through our screening system and found to have promising antimalarial activity (Fig. 1)10, 11. In these highly-oxygenated 7-membered aromatic compounds, 1 shows the most potent antimalarial activity in vitro against the Plasmodium falciparum K1 (chloroquine-resistant) parasite strain (IC50 = 0.050 µM), as well as in vivo efficacy with 69% inhibition for a dose of 2 mg/kg × 4 through subcutaneous (s.c.) administration in 4-day suppressive test using a P. berghei-infected mouse model12. However, 1 exhibits toxicity in vivo, four out of five mice dying by day 3, after a s.c. dose of 5 mg/kg × 2 (day 0 and 1). While structually simple compounds such as tropone (5), tropolone (6) and hinokitiol (8), and natural 2 and 3 showed weaker activity than that of 1, 7-hydroxytropolone (7)13 was much more potent, exhibiting a >18-fold stronger IC50 value of 6.44 µM than that of 5. This observation suggested that the presence of more than three contiguous oxygen atoms in a compound might significantly affect antimalarial activity. These results stimulated us to undertake a structure-activity relationship (SAR) study based on the establishment of a total synthetic route, aiming to create new antimalarial candidates which retained potency but which were non-toxic. Furthermore, we expected that these compounds’ properties, especially low molecular weight and simple planar structures, could be invaluable for antimalarial drug leads with respect to ease of supply14, enabled by efficient and practical synthesis. Herein, we report the divergent synthesis of several related troponoids, including natural products, via utilization of the established total synthetic route of 1 15, and biological evaluation of their in vitro antimalarial activity and cytotoxicity.

要約:

Puberulic acid (1)は、Penicillium viticola FKI-4410培養から単離された新規天然物質であり、in vitroおよびin vivoで優れた抗マラリア活性を示した。しかし、マウスを用いたin vivo試験において、5 mg/kg を2回皮下投与したところ、5匹中4匹が3日目までに死亡するという毒性が観察された。この毒性が問題となるため、構造活性相関研究を行い、毒性が低く活性の高い新規マラリア薬の開発を目指すこととした。

[Antimalarial troponoids, puberulic acid and viticolins; divergent synthesis and structure-activity relationship studies | Scientific Reports](https://www.nature.com/articles/s41598-017-07718-3)

そら死ぬ

2024-03-21

anond:20240321150628

無茶苦茶だなぁ。これに突っ込んで大学生春休みレポート作成を手伝うつもりはないけど、

化石燃料の燃焼によるCO2排出地球温暖化の主要因という国際的合意の枠組みができていること。

日本上記合意の枠組みを支える主要メンバーであること(京都議定書

EV仮想的な夢ではなくて実用的に実現可能であることが示されていること。EVならではのメリットもあること

電池は回収リサイクル可能であること。

EVCO2ペイバックタイムは科学的に実用的と見積もられていること。

・国はCO2排出削減にできることはすべてやってカーボンニュートラル達成する、と菅総理とき世界約束したこと。(これは重いんだよ)

2023年日本歴史上最悪の酷暑だった。農林水産業の産地も変わるし、牛や鶏豚などの病気も増えるよ。マラリアなど熱帯病が日本に入ってくるようになるし、ゴキブリも増えるよ。生活保護世帯シングルマザー世帯エアコン支給します?エアコン稼働用の電気化石燃料で作ると、中国などに莫大なお金を払って排出権を買わないといけなくなるよ。(なんだよその罰金って感じだけど実際はそう約束した)

まあ、軍事重機電化はかなり時間がかかると思うけど、「軍事に使えないようなヘボいEVダメ」みたいなのは頭悪すぎる。軽量ドローン電池駆動だしな。

2023-12-17

anond:20231216085642

マラリア薬として使われているクロロキン・ヒドロキシクロロキンが、なぜか関節リウマチやSLEにも効くことが分かったやつとか。

2023-11-02

anond:20231102133901

どっちも日本併合あるいはそれに近いことやったわけだから

半島はいうと面倒臭いから台湾にすると首狩族がいたりマラリアで人が住めるようなとこじゃなかったわけだから

別に日本がいいことしたとかい気持ちは毛頭ないがインフラとか学校とか公衆衛生とかは重要

2023-06-17

PTSDが割と最近まで精神疾患とみなされなかったって酷くね?

この病気うつ統合失調と同様に、最悪患者自殺するケースが普通にあるんでしょ?

それなのに、医学先進国であるはずのアメリカでさえ、ベトナム帰還兵に自殺者や心身不調者がやたら多い辺りでようやく気づき始めたとか、遅くね?

日本だと阪神大震災とか地下鉄サリンあたりでやっと認知され始めたわけじゃん。

少なくとも大昔から戦争災害、疫病とかがあるたびに一定数の罹患者が出ていたはずなのに、それに対し医学界が動き始めたのが'80年代以降だもん、信じられんわ。

例えば沖縄戦経験したお年寄りの4割がPTSDだっけ?

そりゃ民間人を多数巻き込む血みどろの戦いだったんだからそうだろうなって話だけど、こういうのも最近まで顧みられなかった≒沖縄戦は終わった話・過去の話として片付けられていたわけだ。

実際には少なからぬお年寄りにとって、沖縄戦は今でも続いているようなもんだったのに。

さらに言えば沖縄だと戦争マラリアという、見方よっちゃ銃や爆弾死ぬより酷い災禍もあって、当然この生存者かつ沖縄戦経験者もいると。

こういう例一つとっても、色々酷いなって思うわ。

2023-06-05

日本人旅行者海外受難事件

世界一周旅行の途中、バングラデシュヒッチハイクしてるカップル危険ではないか話題なのですが

人間死ぬまでは生きているのでたぶん大丈夫だと思います

一応参考のため記憶にある近過去の事例を調べてみました。

2005 アフガニスタン 旅行中の広島中学校教師の男女が射殺され遺体でみつかる

2011 ボリビア 旅行中の世界一周ブロガーのタビロック夫妻がアフリカ感染したマラリア高山病勘違いし、病院へ行かずにホテルで妻死亡、夫は病院搬送後死亡

2012 ルーマニア アイセック語学ボランティアとして現地へ向かった女子大生が到着当日に殺人鬼に殺される

2013 エクアドル 新婚旅行中の夫婦タクシー強盗あい銃撃され夫死亡、妻負傷

紛争地域でのボランティアジャーナリスト事件

(2004イラク人質事件・2004イラクジャーナリスト人質事件・2004イラク人質殺害事件・2008アフガン人質殺害事件・2015ISIL人質殺害事件・2019中村哲医師銃撃事件など)

治安の悪い国での日本人駐在員の事件

(2001コロンビア矢崎総業副社長拉致殺害事件・2013アルジェリア人質事件など)

テロ事件旅行者が巻き込まれたケース

(1997ルクソール事件・2005バリ島爆弾テロ事件など)

旅行者が遭遇する個別犯罪とはニュアンス違うかなあと思って入れていません。

死亡事件になれば報道にもなりますが、スーツケースまれただとか路上ナイフで脅されて金品奪われたくらいの話は

自分SNSにでも上げなければ発信されなさそうです。

2023-05-23

anond:20230523164313

横だが、君は2点、よくある勘違いを犯しているね。

 

第一に、現代温暖化というワードでいわれている問題は、地球の気温があがることが問題なんじゃない。「急激に」あがることが問題なんだ。君が言及したような、本来地球でおきている気候変動というのは、万年とか億年とかいスパンで変化していくもの。ところが昨今の温暖化たかだか100年とか50年とかで変化した。

こんな急に変化されると生物のほうの対応が間に合わないんだよね。数百万年かけるなら、進化の仕組みで熱帯につよい生き物が現れて環境を作っていくとかあるんだろうけど、そうではないから、単に全部が死ぬとかなる。

この「急激さ」があるから、いまの温暖化はいままで地球でおきてきたのと同じではない、全く別の現象だ。

 

第二に、温暖化で困るのは、自然とか地球とか動植物ではない。人類人間社会だ。

農作物が取れなくなったり、今まで起きなかった場所で干ばつや水害が起きたり、保護したほうが産業とか科学に都合よかった動物絶滅したりするのが問題なんだ。はっきりいって、人類が困らないで済むなら、温暖化とかなんぼ起きてもいい。でも困るんだよな。例えば海水面が上昇したから、いままさに、世界でも日本でも堤防建設費に兆円とか億ドルとかかってるでしょ。

これはCO2以外の環境保護活動もそうだ。"自然に優しく"とかいうのは全部嘘っぱちのプロパガンダで、人類に都合の良い自然を守ろうが全ての自然環境保護活動のコンセプトだからマラリア媒介する蚊とか花粉症起こす杉の木なんてなんぼ絶滅してもかまわんのだ。

 

 

この2点は、学校教育レベルでは結構隠避されてるし(なんか利己的なので)、それゆえに普通に間違ったまま社会活動に入ってる環境テロリストみたいなバカももいるので、増田勘違いするのも無理ないけどね。次から覚えておくとよいぞ。

2023-04-25

[] そのろっぴゃくよんじゅうさん

マルクーッス

 

本日世界マラリアデー、世界ペンギンの日、ギロチンの日、DNAの日、国連記念日日本においては拾得物の日、カレーラーメンの日、小児がんゴールドリボンの日となっております

現場に物が落ちていると踏んづけて破壊したり、引っかかってこけたり、車輪に巻き込まれ機械が壊れたりします。

ということで現場は綺麗に使いましょう。

物を巻き込まないように物やゴミなどが散乱しないように気を付けましょう。

いやぁ朝礼っぽいなぁ、時間帯だけ目を瞑れば。

 

ということで本日は【現場整理整頓いか】でいきたいと思います

現場整理整頓いか現場整理整頓ヨシ!

 

それでは今日も一日、ご安全に!

2023-02-24

anond:20230224132159

種として遺伝子を残せればいいので、個体レベルなら何も残さず絶えても別におかしな事でも悪いことでもないぞ

人生意味なんてあったらアフリカマラリア栄養失調でどんどん死んでく乳幼児は何なんだって話だし

2023-01-14

募金先のおススメ from GiveWell

Colaboの件が赤い羽根共同募金のほうに飛び火しているようです。一般論として、募金する際にはそのお金が何使われているのかをきちんと把握することが望ましいでしょう。とはいえ、数多の選択肢がある中で、どこの団体がどういう活動をしているのか把握し、募金先を選ぶのは簡単ではありません。ここでは、アメリカのGiveWellという非営利団体が公開しているおススメの募金先を紹介します。

GiveWellとは?

このGiveWellという組織名前の示す通り、どうすればWell(効果的に)にGive(寄付)できるのか、という質問に答えています。具体的にはインパクトがあり、対費用効果の高い支援しましょう、というのが彼らの主張です。彼らは客観的証拠分析に基づいて寄付先を選んでいます。彼ら自身ファンドを作り、そこに寄付することもできるのですが、ここでは彼らのOur Top Charitiesというページに紹介されている四つの活動組織 (https://www.givewell.org/charities/top-charities) を紹介します。個々のサイトにいけばクレジットカード経由で寄付ができます。円での寄付ではないので、ドル変換の手数料がないカードが望ましいかと思いますソースレポートなどは元のページを参照してください。要約です。特に僕の意見は入っていません。翻訳が専門ではないので、誤訳があればご指摘ください。

マラリア予防薬

マラリアによってサブサハラアフリカで五歳以下の子どもを年間60万人以上、死亡しています。季節的なマラリア予防薬は、マラリア感染率が高い一年のうち四か月の間に投与されます。これは平均的に5000ドルで一人の命を救うことができるようです。いくつも質の高い研究でこのインパクト確認されています。この活動で推奨されているMalaria Consortiumは信頼できる定期的なモニタリングを行っています

マラリア用の蚊帳

上で述べたように、マラリアサブサハラアフリカ子供たちの命を奪い続けています。蚊帳を吊るしてそこで寝ることで、子供たちはマラリア媒介する蚊に刺されずに済みます。一つの蚊帳はだいたい5ドルかかり、一人の命を救うのに、平均で6500ドルで一人の命を救うことができるようです。いくつも質の高い研究でこのインパクト確認されています。この活動で推奨されているAgainst Malaria Foundationは信頼できる定期的なモニタリングを行っています

ビタミンA欠乏症を防ぐためのサプリメント

ビタミンA欠乏症は子供たちを感染症にかかりやすくし、そこから死に至ることもあります。GiveWellの推定では20万人の子どもが毎年、ビタミンA欠乏症によって亡くなっています。このプログラムビタミンAサプリメントを五歳以下の子どもたちに与えることで、ビタミンA欠乏症を予防します。2021年の推定では、この活動で推奨されているHellen Keller Internationalでは、およそ3500ドルで一人の命を救うことができるようです。いくつも質の高い研究でこのインパクト確認されています。Hellen Keller Internationalは信頼できる定期的なモニタリングを行っています

定期的な予防接種のための金銭的なインセンティブ

2019年、ナイジェリアでは43%の幼児が推奨されるワクチン接種を完了していません。このプログラムでは養育者に金銭的なインセンティブを与えることで、幼児に定期的なワクチン接種を促し、その幼児病気を予防し、死亡率を下げるものです。この活動ナイジェリア北西で行われています。このプログラムでは一人の幼児ワクチン接種を行うためにおよそ160ドルかかります2020年においては、このプログラムは一人の命を平均5000ドルで救えると推定されています。いくつも質の高い研究でこのインパクト確認されています。New Incentivesは信頼できる定期的なモニタリングを行っています

どうしてアメリカでの活動は含まれていないの?

このGiveWellという団体効果的な利他主義意識していて、ドルあたり救える命を最大化しよう、という発想が根底にあります上記のような途上国問題は一人の命を救うためのコストが安く、同じ寄付額でより多くの命を救うことができます過去にはアメリカでの活動別に推奨していたようですが、今はやめているようです。僕自身効果的な利他主義は好きではありませんが、この基準は命が平等だと思うのであればきわめて妥当議論だと思います


最後

GiveWellが紹介する団体を四つ取り上げて、紹介しました。必ずこれらの活動寄付しなければならない、というものではありませんが、妥当募金先が、適切な理由で選ばれていると思います。これを機に、どこに募金するのがいいのだろうか、と考えて頂けると非常に嬉しいです。僕はUNHCR寄付をしていますが、これを見て、ちょっと考えてみようかと思います。本当は日本でもGiveWellのような団体があればいいのですが…。

2022-11-26

anond:20221126230155

本質的に人の生に価値意味もないぞ

ウクライナ戦争に巻き込まれて死んだ子供も、アフリカマラリアで死んだ赤子も価値で語ったら虚しい話だろ。

お前は日本で生まれて生きている時点で、時給1000円くらいの労働価値は生み出せるんだし十分じゃね?

2022-10-06

anond:20221006082613

あなた母国にもマラリア研究ノーベル賞もらった屠呦呦さんがいるじゃん

2022-10-06

■「日本はやっぱりすごい、〇〇(他国)なんか目じゃない」が口癖だった親がダンマリになってしまった悲哀

今年のノーベル賞日本人受賞者が誰も出なかった(今日現在)。

うちの親は事あるごとに「日本はやっぱりすごい、〇〇(他国)なんか目じゃない」という人だ。

70代、元公務員

日本礼賛番組が大好きだし、ニュース日本大学やら企業やらが研究成果を出したようなことが流れると毎回同じことを言う。

それが最近めっきりそれを口にしなくなった。

私たちからしたら日々の生活仕事で実感していることだけど、毎日家でテレビばかり見ている高齢者にはリアルごととして捉えられていないのだろう。

テレビで「中国が」「アメリカが」のような主語が大半を占めるようになると、さすがにダンマリになった。

哀しいかなとは思いつつも、時にそのあまり日本びいきに実害を被ったことがあるので、ある程度大人しくなってくれることは喜ばしいことだとも思った。

Permalink | 記事への反応(2) | 言及する | 08:26

2022-09-15

16歳の女の子が駆け抜けた戦争

飛び散る女性の頭、自らも死のうとした元従軍看護師戦後72年…激戦地で生き、戦後助産師で赤子抱く

2017年8月14日埼玉新聞

もう歩けない。何度も死を覚悟した。ジャングルの川の中で力尽き、このまま流されて死ぬんだと思った。「同級生2人のお骨は私が内地の両親に届けなくちゃいけない。絶対に死んじゃいけないと自分約束した。けれども、かなわずに死のうとしたの」

 元従軍看護師木村美喜さん(89)=桶川市=は激戦地フィリピンルソン島で約1年、敵の爆撃機砲弾が四六時中頭の上を飛び交う中、傷病兵や患者の救護に従事しながら生き抜いた。食べるもの、飲むもの、薬もない。無数の死体が転がる山の中を逃げ回り、行軍した。仲間や兵士たちは次々に命を落とした。

 生まれも育ちも桶川日本赤十字社埼玉県支部看護師だった1944年7月、召集を受けてマニラ郊外陸軍病院派遣された。当時16歳。埼玉班26人で最年少だった。歯科外来に勤務し、当初は不自由のない生活をしていた。

 9月、マニラ空襲。次第に戦火が拡大し、12月に病院解散。絶え間ない空襲の下、部隊マニラから北に約250キロバギオに移動した。

 悲劇が襲ったのは、45年1月23日。正午前に大編隊の爆撃機が襲来し、病棟は瞬く間に火の海になった。がれきの中で「助けて」とさけぶ声。焼け落ちた梁(はり)が目の前で女性に直撃し、頭が飛び散った。外に逃げた人々は次々と機銃掃射で撃たれて犠牲になった。

 埼玉班も9人が戦死。「今夜は夢でいいからお父さん、お母さんに会いたいね」。前日に梅干しをしゃぶりながら古里の話をした同期2人は骨だけの状態と、顔や手足、内臓がない状態で見つかった。

 4月、バギから撤退。山の中で終わりなき逃避行を続けた。昼間は空から見つかるため移動できず、夜は砲弾が飛んでくる。草のしとねに横たわり、古里の歌を口ずさむと、歌声はいしか涙声に変わっていった。「みんな『白いご飯をおなかいっぱい食べたい』『死にたくない』と言いながら死んでいったの」

 埼玉班の仲間も一人、また一人と病気栄養失調で亡くなった。「今度死ぬのは自分の番だ」。どんなときも肌身離さず持っていた親やきょうだい手紙写真日の丸の寄せ書きを河原で焼いた。死んでから人に見られたくなかった。

 終戦を知らされたのは8月17日。途端にマラリアで40度の高熱が出た。捕虜収容所に行くまでの山を下りられず、同僚3人と部隊から取り残された。もう半歩も動けない。道の両側は腐臭を放つ死体の山。うじが団子になって、ハエが真っ黒にたかっていた。ゲリラ先住民足跡を見つけるたびに背筋が凍った。

 ジャングルの川の中で先輩に泣きながら懇願した。「お世話になりました。私はここに座っていたら流されてしまう。待たないで先に行ってください」。そのたびに言い聞かされた。「一足歩けば一足日本に近づく。一足歩けば一足お母さんに近づく。日本に帰りたかったら、お母さんに会いたかったら歩きなさい」。その言葉背中を押され、何とか収容所にたどり着いた。

 約4カ月の捕虜生活の末、12月に復員日赤病院に同期2人の遺骨と遺髪を届けた。桶川駅で母の胸に抱かれてわんわん泣いた。17歳だった。

 戦後助産師として働いた。「もし日本に帰れたら、たくさんの兵隊さんの亡きがらを葬ってきた分、この手で新しい命を取り上げよう」。収容所で毎晩、誓った夢をかなえた。抱いた赤ちゃんは数え切れない。3分間に4人取り上げたこともある。自らも子ども3人、孫5人に恵まれた。

 今は子や孫のため、社会のために一日でも長く生きていたいと願う。戦争経験した人が減り、自分の代わりがいないと思うから。多くの講演を引き受け、本も出版した。戦争を知らない若い人たちみんなに、一度でいいからこれまでの話を伝えたい。「戦争は人の殺し合い。もう二度としては駄目。命は本当に大切。一つっきりしかないんだから。かけがえがないんですよ。」


https://www.saitama-np.co.jp/news/2017/08/14/07_.html

2022-06-25

セックスしないのってそんなに難しいの?

望まない妊娠をしない、いちばん簡単方法

1.セックスしない!

 

俺は30年近く生きてきたが、セックスしないというのは非常に簡単で、これまで一度もセックスしたことがない

どうやって……というのは特にない

水を飲まない、みたいなこととは次元が違う

セックスを、しなけりゃいいだけだ

うっかりしてしまうようなものではない

酒は飲まないし、異性と二人きりにならないし、そもそも人と会わない

セックスする意味がわからない

必要もないし、欲求もない

性欲はモチロンあるけど、生身の人間と、妊娠危険を冒してまでセックスする意味がわからない

性器の摩擦で得られる快感のために、妊娠リスクを犯すのって、アホすぎるだろ!

動物かよ?と思う

……動物だな

そうだった

人間って普通にゴリゴリ動物だった

アレですか、俺の魂のステージが高すぎるってことですか

君たちも上がってこいよ

とにかく、レイプされたんならともかく、そうでもないのに「望まぬ妊娠」とか抜かしてる人間を、俺は全員かなり軽蔑しています

君たちが望んで、わざわざ好き好んで、やらなくてもいい交際をして、やらなくてもいいコミュニケーションとして、やらなくてもいいセックスを選んだうえに、避妊方法複数重ねる等の最低限の努力すら惜しみ、野放図に無軌道にイマを生きた結果、妊娠って結果がついてきてるんだろ

そのくらい受け入れろよ

せめて「事故」みたいな雰囲気を出すのをやめろ

完全に人災だろ

俺たちは子供を作りたいと思っていないのにも関わらず、妊娠危険性があると知りながら、わざわざ、義務でもなんでもないセックスを、下半身快楽のために行い、また避妊に万全を期すことを怠った結果、妊娠してしまいました!

これ「望まぬ」つっていいのか?

密林の奥地に半袖短パンサンダルで踏み行った結果蚊に刺されてマラリアにかかりました!

あー、まあ、そうですね、「望まぬマラリア罹患」だとは思うんスけど、馬鹿かてめえ、よくそんな恥ずかしいこと公言できるな!

ってなるじゃん

「望まぬ」は適切じゃないと思うんだよ

じゃあなんて言ったらいいか分かんねえけどさあ

マジメな社会問題として語るには、アホさが高すぎるよ

するなよセックス

2022-02-01

anond:20220201223938

何のためとか、目的とか意義とかそんなもの存在しないぞ。

アフリカ乳幼児飢餓とかマラリアバンバン死んでるけど、そこに成すべき意義とかないだろ。

2022-01-23

anond:20220123105834

でも、皮膚病や吸血住虫やマラリアといった死に至る病害虫が少なく、米もいもち病とかになりにくくてうまくて収量高いぞ。

あと一旦、雪がふっちゃえば、空っ風のふく関東地方より風がなくて暖かい

魚もぷりっぷりに脂がのってるのが安く売ってる(さもないと魚自身が海の中で凍るから

屋根道路に雪溶かすやつとりつけりゃひきこもりには最適。

2021-12-04

anond:20211204081141

CO2が発生して地球全体を温めるからな!でも小さな島々は海に沈んでしまうし日本南部ではマラリア流行るようになるんだよ。

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