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2018-09-30

日本師弟関係がなぜ理不尽暴力的になるのかについての覚え書き

身毒丸』について検索していた時に見つけた、

折口信夫への旅 第1部 ~小説身毒丸」をめぐって(歌舞伎批評家山本吉之助)

http://www.kabukisk.com/geitohito33.htm

という折口信夫身毒丸解説文の中に、日本師弟関係がなぜ理不尽暴力的になるのかについての興味深い示唆があったので、

もしかして既によく知られていることかもしれないが、自分は初めて知ったので、覚え書きとして残しておこうと思う。


日本師弟関係

最近ではそういうことはだんだんなくなって行きましたが、日本師弟関係はしきたりがやかましく、厳しい躾(しつけ)をしたものでした。まるで敵同士であるかのような気持ちで、また弟子や後輩の進歩を妬みでもしているかのようにさえ思われるほど厳しく躾していました。

例えば最も古い感情を残している文楽座人形遣いなど、少しの手落ちを咎めて、弟子を蹴飛ばしたり、三味線弾きは撥で殴りつけたりした。

そういうことは以前はよくあった。そうした躾を経ないでは一人前になれないと考えられてきたのです。

なぜ、そうした、今日の人には無理だなと思われるような教育法が行なわれてきたかということが問題になります。(中略)

それはある年齢に達した時に通らねばならない関門なのです。(中略)

子供または弟子能力を出来るだけ発揮させるための道ゆきなのです。それに耐えられなければ死んでしまえという位の厳しさでした。』

折口信夫座談会日本文化の流れ」・昭和24年12月)


■例えば…

七月に入り一座は泉州のある村の盆踊りに迎えられますが、源内法師は身毒丸の踊りに若い女たちの面貌がチラついていることを認めて、その晩、師匠身毒丸自分の部屋に引きずっていって「龍女成仏品」に一巻を渡し「芸道のため、御仏のため、心を断つ斧だと思って、血書するのだ」と厳しく命じます

しかし、出来上がったものを持っていく度に師匠はこれを引き裂きます

「人を恨むじゃないぞ。危ない傘飛びの場合を考えてみろ。もし女の姿がちょっとでもそちの目に浮かんだが最後、真っさかさまだ」と師匠は言います

身毒丸は血を流しながら一心不乱に写経を続けますが、身毒丸脳裏には彼の踊りに熱狂する若い女たちの面貌がなかなか離れません。

一心不乱に写経を続ける身毒丸の姿を見ているうちに師匠の頬にも涙が流れてきて、五度目の写経を見た時には師匠にも怒る気力は失なわれていました。


春琴の教え方は 非常に厳しく、

あかんかかん、弾けるまで夜通しかたかて遣りや」と佐助を激しく叱咤し、

時には「阿呆、何で覚えられんねん」と罵りながら撥で頭を殴り、佐助がしくしく泣き出すこともしばしばであったと云います


芸道小説としての「春琴抄」~谷崎潤一郎・「春琴抄」論

http://www.kabukisk.com/geitohito72.htm


『昔は遊芸を仕込むにも火の出るような凄じい稽古をつけ往々弟子に体刑を加えることがあったのは人のよく知る通りである

本年〔昭和八年〕二月十二日の大阪朝日新聞日曜のページに「人形浄瑠璃の血まみれ修業」と題して小倉敬二君が書いている記事を見るに、


摂津大掾亡き後の名人三代目越路太夫の眉間には大きな傷痕が三日月型に残っていた

それは師匠豊沢団七から「いつになったら覚えるのか」と撥で突き倒された記念であるという


また文楽座人形使い吉田玉次郎の後頭部にも同じような傷痕がある

玉次郎若かりし頃「阿波鳴門」で彼の師匠大名人吉玉造が捕り物の場の十郎兵衛を使い玉次郎がその人形の足を使った、

その時キット極まるべき十郎兵衛の足がいかにしても師匠玉造の気に入るように使えない

阿呆め」というなり立廻りに使っていた本身の刀でいきなり後頭部をガンとやられたその刀痕が今も消えずにいるのである


しかも玉次郎を殴った玉造もかつて師匠金四のために十郎兵衛の人形をもって頭を叩き割られ人形が血で真赤に染まった。

彼はその血だらけになって砕け飛んだ人形の足を師匠に請うて貰い受け真綿にくるみ白木の箱に収めて、時々取り出しては慈母の霊前に額ずくがごとく礼拝した

「この人形折檻がなかったら自分は一生凡々たる芸人の末で終ったかも知れない」としばしば泣いて人に語った。』

谷崎潤一郎:「春琴抄」)


日本古代の、理不尽に怒る神と無辜民衆との関係

自分にはこのような仕打ちを受ける謂われはない」という強い思いです。その場合・何に対して彼は意地を張るのかということが問題になります

世間に対して意地を張る場合もあると思いますが、あるいは神に対してという場合があるかも知れません。


ここで神に対して意地を張るということは、神に反抗するという意味ではないのです。

そのように考えるのは近代人の捉え方でして、古代人の場合には絶対者である神に対して反抗するという発想は考えられ ません。

自分に対する神の仕打ちが不当であると感じた時に、古代人は自らの清らかさを神に示すように控え入るのです。

「神よ、この清い私を見てくれ」というようにです。

まり表面 上は畏れ入っているのですが、内心には自分に対する神の仕打ちは不当であるという強い思いがあるように思えます

(中略)

神に対して自分が清い(あるいは正しい)ということを示そうという気持ちを失ってしまえばそれは不信仰ということになります

から理不尽な神の仕打ちに耐えて・彼がそれでもひたすらに生き続けることは「神よ、この清い私を見てくれ」ということになるのです。

それは神に対して意地を張るということでもあ ります


折口信夫座談会神道キリスト教」において次のようなことを語っています

折口は憤りを発することが日本の神の本質であるします。

神の憤りとは人間がいけないからその罰として神が発するものではなく、神がその憤りを発する理由がどこまでも分からない。

神がなぜ祟るのかその理由が分からない。

このことが重要である折口は言うのです。


神が憤るのは人間がいけないからだ・人間が何か悪いことをしたから神が怒ったに違いないと考えるのは、道徳倫理が完成した後の時代の人々の感じ方なのです。

既成の道徳基準があれば、人々はそれに照らし合わせて・神がこれほど怒ったのにはこんな理由があったに違いないと後で納得できる説明を付けようとします。

しかし、道徳がまだ成立していなかった古代人には照らし合わせるべき倫理基準などまだなかったのですから、人々には神が怒る理由など全然想像が付きませんでした。

古代人にとって神の怒りは唐突で・理不尽で、ただただ無慈悲ものに思えたのです。


『神の怒りに当たることと言う怖れが古代人の心を美しくした』(折口信夫・「道徳研究」・昭和29年)


古代人にとって神の怒りはただただ理不尽ものでした。

そのような理不尽な怒りを神はしばしば・しか唐突に発しました。

例えば地震台風洪水旱魃・冷害などの自然災害がそのようなものです。


このような時に古代人は神の怒りをみずからの憤りで以って受け止めたのです。

みずからの憤りを自分の内部に封じ込めて黙りました。ただひたすらに耐えたのです。

そうすることで古代の人々はみずからの心を倫理的に研ぎ澄ましていったのです。

「神よ、この清い私を見てくれ」と言うかのように。


古代人の 生活というものは、風雪災害飢饉病気など、現代人が想像するよりもずっと過酷で・辛く厳しいものであったということなのです。

そのような時に古代人は神の理不尽かつ無慈悲な怒りを強く感じたのですが、そこをグッと持ち耐えて自己を深い内省と滅却に置くことはまこと殉教者以上の経験したことになるのです。

折口はそのような過程から道徳のようなものが生まれて来ると考えました。


貴種流離譚というもの民衆に与えた印象というものは「身分の高い人が落ちぶれて哀れな姿になって・・」というものでは決してないのです。

民衆貴種流離譚に見たものは神の与えた理不尽かつ過酷な試練に従順に耐える殉教者の姿なのであり、それは過酷な生のなかに生きる民衆自身の姿と も自然に重なって来るわけです。

民衆貴種流離譚を愛したのはそれゆえなのです。


神は別に何もするわけではないのです。

しかし、神がたまらなさを感じて涙を流してくれるならば無辜贖罪者は何かしら救われることになる・ 実はそのことだけで十分なのです。

これが古代人が神に対する時の態度です。


源内法師は身毒丸無慈悲折檻を強いながら、それに抵抗することなく・懸命に師の言いつけを実行しようとする身毒丸の健気さ・ひたむきさのなかに無辜殉教者の姿を見たのです。


最近ではそういうことはだんだんなくなって行きましたが、日本師弟関係はしきたりがやかましく、厳しい躾(しつけ)をしたものでした。

まるで敵同士であるかのような気持ちで、また弟子や後輩の進歩を妬みでもしているかのようにさえ思われるほど厳しく躾していました。(中略)

子供または弟子能力を出来るだけ発揮させるための道ゆきなのです。

それに耐えられなければ死んでしまえという位の厳しさでした。』

折口信夫座談会日本文化の流れ」・昭和24年12月)


折口がこのように語る時、折口日本伝来の師弟関係なかに理不尽に怒る神と・神を信じてその仕打ちに黙々と耐える無辜民衆絶対的関係をそこに重ねて見ているのです。


神はしばしば理不尽な怒りを発して、我々に謂れのないひどい仕打ちします。

我々には神の意図することがまったく理解できません。それはただただ理不尽ものに思えます

しかし、それでも神をひたすら信じ・神の指し示す道を黙々と歩むということことです。

過酷仕打ちを受けてもなお神を信じて神に従う人を見る時、神はそのような人々に対して賜らない愛おしさを覚えるであろう。慈悲の涙を流してくれるであろう。願わくば我々を悲嘆のなかから救い上げてくれるであろうということです。

折口はそのような気持ちから道徳のようなものが生まれてくるというのです。


そこには正しいとか・間違っているという倫理基準など存在しません。

善とか悪というのは道徳が成立した以後にある基準なのです。

あるとするならばそれは「清い」とか・「清くない」という感覚的(あるいは生理的な)基準です。


源内法師と身毒丸理不尽に怒る神と無辜民衆との関係無意識のうちになぞっていることになります


まり


神の理不尽な怒り(地震台風洪水旱魃・冷害や飢饉病気など)

→「自分にはこのような仕打ちを受ける謂われはない」と思う

→それでも神をひたすら信じ・神の指し示す道を黙々と歩む

 「神よ、この清い私を見てくれ」


これが、古代の神と民衆関係であり、師弟関係はこれをなぞっていると。


なるほど、自分がそういう目にあうのはいやだけど、ドラマ物語で接するとなんとなく納得してしまうのは、そういう古代から宗教的感覚が今も心の中にあるからなのかもしれない。

2018-09-23

自治会強制加入が辛いし、村八分が怖い。

奈良県とある市の村八分問題になってるけど、自治会の力って本当に強いんだな。

転勤で西日本の某市に引っ越して分かったことを書いてみる。

地域ゴミステーション自治会員専用で、当番で見張りをしている人に部外者ゴミ不法投棄していないか監視されている。

ゴミ分別も当番が厳しく見張ってて、出勤前の急いでいるときでもちょっとした分別ミスでも呼び止められる。

ゴミステーションを使えない場合は、15km離れた市の最終処分場まで搬入しなければいけない。それも平日だけ。

もしくは自分産廃業者を探せって。

うちのような自治体結構あるようだ。

https://matome.naver.jp/odai/2138096109034929701

まず「入町費」が1万円、月会費が2千円。これだけで初年度3万4千円。

他に、神社の「氏子費」が月千円。更に年間1万2千円。

あとは神社お祭りの「奉納」が慣例で5千円、町内会盆踊りの「奉納」も慣例で5千円。

合計初年度5万6千円、2年目以降は4万6千円になる。

ゴミステーション監視当番、お祭り盆踊りの手伝い、定期的な雑草取り。

これも強制参加で、半日有休を取らざるを得なかったりして会社からは白い目で見られてる。

先日の豪雨台風で近所も被害に遭ったが、万が一と思って火災保険請求必要罹災証明書の取得方法市役所

ホームページで見たら、罹災証明書申請には自治会長の判子が要ると書いてあった。

から自治会に入らざるを得ないし拒否権はない。

そして、村八分が怖い。

2018-09-17

下町祭りに馴染めない

東京墨田区錦糸町に住んでるんだけど今の時期各所でお祭りやってる。所謂下町地域。参加してないか雰囲気を感じてるだけで詳細は不明なんだけど、「〇〇(町名)N丁目」ごとにお祭りやってるっぽい。

丁目ごとに法被やTシャツ着て、櫓組んで盆踊りしたり、御神輿担いだり、食べ物売ったり。歩いてすぐの所でそれぞれお祭りやってる。

地元では町名ごとのお祭りはやってたような気がするけどさ。なぜ丁目ごとなのか、馴染めないというか不思議しょうがない。

2018-08-25

anond:20180825124543

伝統文化にはそういうものもある

女はなんちゃらとか

でも人権に反するなら形を変えるべきだと思うよ

現代盆踊り乱交パーリィしないでしょ

 

誤字訂正

パーティ

パーリィ

2018-08-18

え、盆踊りってお盆にやるの!?

あ、盆踊りからお盆にやるのか

 

盆以外にやるのは夏祭り

そういや盆踊り一覧ってないよね

地域祭りからあってもしょうがないんだが

引っ越し先でいつの間にかやってたりする

2018-08-12

anond:20180812142644

先祖代々の墓の掃除しましょう。

すいかをたべよう。

むぎわらぼうしをかぶろう。

地元盆踊りに参加しよう。

親孝行してみよう!兄妹と遊びに行ってみよう。

2018-08-07

anond:20180807081504

通勤はずらして、盆踊りはずらしちゃいけない、とか、前提が勝手だな

2018-08-06

サマータイム導入で日本から無くなるもの一覧

花火大会(21時スタート?? 帰りどうするの?)

盆踊り阿波踊り大会(西日が厳しい猛暑のなかで踊るの?)

プロ野球ナイター試合(日が照っている間に試合? 暑すぎるでしょ)

Jリーグ試合(21時スタートだと遅くて帰れない)

夏休みの夜、繁華街をうろつく中高生(日の暮れにはもう補導される時間に)

神社縁日夕方にやるの?? それとも深夜?)

ビアガーデン(さすがに夜にならないと暑くて飲めないでしょ)

靖国神社みたままつり(夜にならないと提灯が。。。)

長崎精霊流し(これも日が暮れないと厳しい)

屋形船(日がかんかんな時だと風情がない)

ナイトプールでのインスタ自撮り(夜じゃなくなってしまう)

他にもいろいろあると思うので、よろしく

2018-07-27

三十路おっさんが1人で祭りにいった

数年前に彼女と別れてから夏祭りにはわざわざ行くことはなかった

思い出してしまうからというのもあるが、友人たちも祭りが好きではない

何より俺自身多忙のため行く気にすらならなかったである

残業が終わりオフィスを出ると、ふと祭囃子が聞こえた

何故か今日自然と足がそちらに赴いていた

なにかあるかもしれない、いつもと違う行動を取ったらなにか変わるかもしれない

たこ焼きくらい買って食べたら楽しいんじゃないか?案外いい出会いもあるんじゃないか

いいじゃないか祭り楽しいぞ?きっと楽しいはずだ

そんな淡い期待感祭り喧騒へと吸い込まれていった

近づくに連れ笑い声が溢れ、盆踊り囃子喧騒に飲まれ

屋台の眩しい光が目に飛び込んできた

こんな雰囲気久しぶりだ

気分も高揚するというもの

しかし、そこには何もなかった

正確には愉快に笑う家族連れや友人、恋人同士で楽しんでいる者たちばかり

いい歳をしたおっさんが1人で歩いているのを最後まで見かけなかった

俺、なにしてるんだろうなって気持ちになって

急に無性に悲しくなってそっと祭りを後にした

夜になっても少し蒸し暑いコンクリの上を

なんとはなしに昔のことを思い出しながら歩いた

過去を美化しすぎるのは良くないとわかっていながらも

の子と色んな祭りでかけたなとか、花火大会しかったなとか

二人で浴衣着ていったなとか色々思い出した

ジジジジ

急に足元でなにか音がしたと思ったら蝉だった

から落ちてしまったのか

でもしばらくしたら蝉は動かなくなっていた

そうかお前一生懸命生きたんだな

踏まないようにそっと横を通り帰路についた

我ながら女々しいなと思いつつもあの頃は楽しかったなって感慨にふけってしまった

たこからも1人で行くことがない祭りが来るのだろうな

2018-07-25

anond:20180725002846

メインストリートにある”こぼこぼ”っていうブルワリーが地下で作ったビールそのまま地上に引っ張ってきて売っててそれがガチマジでめっちゃうまいからぜひ飲んでみてくれよな

しかもすぐとなりがバーになってて盆踊り中は常に解放してるから酒飲みにはたまら

2018-06-29

anond:20180629185438

ダンス教えてくれよー。

楽しそうだってのはわかるんだが、

どうあがいても盆踊りになりそうで怖い。

2018-05-27

anond:20180525192312

盆踊りでも踊りながら千鳥足で歩く。(向こうから避けてくれる)

2018-03-24

天皇制廃止思考

天皇制の存否はよくお風呂入るときとか寝る前に考えるけど、そのものだけでは何となく結論が出ない。

例えば、富士山って別にいらないよね? 全部取っ払って平地にして畑なり工場なりを作れば良い。

けど富士山信仰持ってる人や、登山愛好者や観光業の人は困るだろうし、あるいは富士山で育まれ自然や水なんかは手に入らなくなる。

富士山がないことで気候風向きが変化するかも。富士山を取り払う費用は?

これらを、和服盆踊り和歌、常用文(漢字仮名交じり)、旧華族の人がよくなる企業や団体の特別職、社寺仏閣、漆工芸とその用具、アイドル寿司、稲作、巫女コスプレ忍者相撲伝統芸能備中鍬などで考える。

すると非常に現状維持的な意味での保守的思想になり、個人的には天皇制あってもまあいいじゃんと考えてしまう。社会不要なモノが組み体操くらいになってしまう。

2017-11-22

メリケンパーククリスマスツリー、いいじゃねえか

http://buzzap.jp/news/20171120-xmas-tree-kobe/

また、野暮な連中が野暮に文句を言ってる。

お前らは、あれだな、

盆踊り荻野目洋子ダンシングヒーローなんて」

って言うタイプの連中だな。

別にいいじゃねえか。

楽しく踊ってるんだから

別にいいじゃねえか。

世界一クリスマスツリー

地方の小さなイベントを、少しでも盛り上げようと、

山師の思い付きに、

あいつは山師だなあ」って思いながら、

みんなで乗っかって、

楽しくやろうとしてるんだよ。

やろうとしてる。

やろうとしてるんだよ。

神戸市役所はさ、もともと8階建だったんだよ。

それが、震災で6階部分が崩壊して。

普通、建て替えるじゃない?

でも建て替えなかった。

6階以上を撤去して、

5階建の建物として再利用した。

お金がなかったからね。

仕方ないね

で、そのあと。

震災から20年以上経った今も使っているんです。

今でも。

怖いですね。

お金がなかったからね。

仕方ないね

ちなみに、今年の初めに建て替えが決まりました。

ようやく。

世界一クリスマスツリー

いいじゃねえか。

軽薄なイベント

からいいんだよ。

軽薄なイベントに、軽薄に予算がついて、

軽薄に盛り上げれるようになったんだよ。

ようやく。

息子は、震災を知らなくて。

結婚した妻も、知らなくて。

学校の校庭が避難所だらけになったこともないし、

体育館教室避難してきた人たちであふれることもない。

隣の家が火事になったこともない。

自転車で川沿いを走る通学路は、

新しく舗装されてとてもきれいで、

でも、沿道は空き地駐車場だらけで。

部活帰りにふと、

「きっとこの空き地でも誰か死んでるんだろうな」

と思うこともない。

必死の思いで大阪駅まで通勤したら、

みんな普通に働いてて、

そっちのほうがびっくりしたよ」

って親父に言われることもない。

それがいいんだよ。

そりゃあ、まあ、俺も、

最初ニュースで見たときは、

正直趣味が合わないと思ったし、

ダサいと思ったし、

率直に言ってあんまり好みじゃねえよ。

でも、赤いボールシャボン玉を持って、

いつものようにメリケンパークに行き、

早朝降った雨が乾ききっていない芝生の上で

はしゃぐ息子の相手をしながら、

しろに大きなあすなろの木が立っているのを見ていたら、

まあ、いいんじゃないかな

って思ったんだよ。

いまは結構、たのしみにしている。

2017-11-18

https://anond.hatelabo.jp/20171118192410

地元だね

枝野さんめちゃめちゃくるよ

こないだ来たのも地元農業まつり的なイベント

新しい政党作った後でも来るんだなーと思ったよ

盆踊りにも来てた

https://anond.hatelabo.jp/20171118191358

実際そうだろ

政治家盆踊り地域祭りもめちゃめちゃ来るぞ

こないだ枝野さんと写真撮った

2017-11-06

案(仮)

地震計の針先で描かれた手紙認識しました。

ポケモンGOの中心に、月曜朝からウォーキング・デッドさながらでいる。

そんな当たり前の事実に、1年経ってようやく気づかされた重いです。

今、千のため息とともに届きました。

夢遊病的、ライザップ的な身体支出を迫られ、もともと悪くはなかった顔もめっちゃ痩け、やつれ、目も当てられぬ体型となり、いっぱいでた。

お察しします。

ポケモンはいえ、もとは私の肉。

角界じゃふなっしーくまモンとならぶ国民ゆるキャラ、その中の人であります

八百万の神々、とまでは申しませんが、一種妖怪であることに変わりはありません。

なたやなんやで背後から袈裟懸け、バッタバッタとなぐ者たちが要るでしょう。

幸い、刃物は得手であります

ところで、慰霊弔辞は本当に必要でしょうか?

かの国民司会者の線で軽ーく超えてみたところで、こうした妖怪たちへの唾かけ(婆)、うまく行ってもゴーストバスターズの失笑しか浮かびません。

なんせ甦らせるばかりでなく、解放しようというのですから

あるいは鎮魂は、別の形で行われてはならないものでしょうか。

期待族による盆踊りのような。

ここにあることが光であるような。

音楽だけをお持ち寄り下さい。そして、たっぷり食べ物と酒を。

朝鮮人には「猛毒入り井戸水」で、全員死なせてもらえばいいのです。

近かれ遠かれ繋がっているのだから

ちなみに海外pocket monsterと聞けば、陰茎を言います

仕方ありませんね。しかし何らかの鎮魂は必要でしょう。

乱暴に発想を並べ立ててしまうのが悪い癖です。

確認ですが、墓は発破できないのですか?

だったら、記帳台にしましょう。

2017-09-26

[] #37-5「同じアホなら」

≪ 前

ボンダンスカケルサン

歌:マスダと愉快な仲間たち 作詞作曲:京三那智


手の平を表に見せて こんな感じで

空を仰ぎ見たり たまに手拍手

ほら ほら もうボンダンスらしきものだよ

ボン ボン ダンス ボボンがボン

力の言葉 ボボボボ~ン

あっという間に ボン ボン ボン

明るくいきましょ 盆踊り



…………

弟たちの踊りは洗練されたものではなかった。

曲調もアレンジされているものの、要は盆踊りで流れているタイプのそれだ。

振り付けも目新しい要素はない。

だが弟たちのひたむきな感情を読み取るにはむしろ丁度良いものであった。

弟たちは笑顔を終始たやさず、有り体に言えば“楽しそう”だったのだ。

そして“楽しそう”は伝染しやすい。

観衆は弟たちの踊りを真似て、次々に踊りだしたのだ。

場の空気を完全にモノにしたのである

そのとき漂っていた独特な雰囲気は凄まじく、俺までつられそうになるほどだった。

何より弟たちは最後の組。

余韻が残ったまま結果発表となるわけだ。

俺とカン先輩のダンス記憶に未だ残っている人は少なく、弟たちの優勝は日を見るより明らかであった。


…………

夏祭りもいよいよ大詰め。

最後は弟たち少年団体の祭囃子で締めくくられる。

俺は弟が一心不乱に太鼓を叩いている様子を眺めていた。

さっきまで踊っていたのに、よくあんな体力が残っているもんだ。

……カン先輩が少し前に言っていた言葉を思い出す。

積極的に騙されることで人は楽しもうとする』と。

そして“楽しんだもん勝ち”だと。

から気乗りのしなかった俺が勝てないのは道理ってことなのかもしれない。

それにしても、ダンス大会で勝って上機嫌かと思いきや、どうも弟の太鼓が荒々しい気がする。

やはりダンスの疲れが残っているのだろうか。

「あの子、賞金をくじびきに全部つかっちゃったの」

母が紙袋を抱えてこちらに近づいて来る。

紙袋の中身は見えないが……恐らく弟のハズレ景品ばかりが入っているのだろう。

「はあ~ん、くじびきの方が儲かりそうやな。次回はそれにしよ」

カン先輩から言わせれば、弟のあれも“楽しんだもん勝ち”ってことなのだろうな。

ただ、そのような“勝ち”で何かを得られる人間は、同じくらい何かを失いやすい性分なのかもしれない。

俺はそんな“楽しんだもん勝ち”から搾……勝てる人間になりたいと思うのであった。

(#37-おわり)

2017-09-25

[] #37-4「同じアホなら」

≪ 前

俺たちはダンス会場に赴いた。

盆踊りではなくダンスなのは、「時代錯誤だ」という一部の若者意見主催者バカ正直に受け取ったかららしい。

そんな調子で突発的に作られたイベントものからルールが所々ユルい。

参加条件は特になく、ダンステーマ自由

優勝を決めるらしいが、評価基準が「一番盛り上がった」でとにかく曖昧

「一番盛り上がったのが優勝って、その場のノリで決まっちゃうじゃないですか」

賞金は魅力的だが、勝算のないもの時間を割いてもただの徒労だ。

「逆に考えるんや。だからこそ、ワイらみたいな一般ピーポーにも付け入るスキがある」

だが、どうやらカン先輩には秘策があるようだった。


様々な参加者が思い思いのダンスをするが、お世辞にもレベルは高いとはいえない。

老獪なダンス

子供愛嬌以外に褒めるところのないダンス

流行の曲と振り付けによる既視感バリバリなのにクオリティは劣るダンス

夫婦タンゴという、踊っている当人以外誰も得しない、企画趣旨を全く理解していないダンス

……ていうか、俺の両親じゃないか

勘弁してくれ。


「それでは次の参加者カンさんと、マスダさん。先輩後輩による、アニメーションダンスです。それでは、どうぞ」

テクノポップな曲が流れると、その音に合わせてスローモーションな動きをしたり、体の部位をそれぞれバラバラに動かしたりと奇妙な動きをして見せる。

今までと毛色の違うダンスに、観客も目が釘付けになっている。

もちろん、こんなダンスを思いつきで踊れるわけがない。

それなりの練習必要とされる高度な代物だ。

じゃあなぜ踊れるかというと、実は俺たちが学校行事披露した演目の使い回しなのだ。

まだ体が覚えているので振り付けバッチリだし、ほとんどの観客にとっては新鮮にうつる、というわけ。

周りが大した練習もせず何となく参加している中、入念に作られたプログラムで踊るのだ。

一線を画すダンスに観客たちの盛り上がりは最高潮

勝負は目に見えていた。

……酷い茶番だ。

俺はこんなところでいったい何をやっているのだろう。

……ふと、そんな思いがよぎって、集中力が削がれたのがマズかった。

「おい、マスダ、寄りすぎや!」

距離感を測り損ね、カン先輩の突き出した足が目の前に迫る。

とっさに身をよじって何とか避けるも、そのせいでバランスを崩して俺は盛大に転倒してしまった。

自分の額から嫌な汗がたれるのを感じる。

慌ててアドリブで誤魔化すが、曲から外れた動きであることは明らかであり、失敗を取り返せるものではない。

観客の反応はそれでもよかったが、やや尻すぼみな結果であることは否めなかった。

「すいません」

「まあ、ぶっつけ本番やったし。しゃーない。それに、この参加者たちのレベルからして、多少の失敗を加味してもウチらの優勝が濃厚や」

気を使ってそう言ってくれているのもあると思うが、実際優勝できる可能性はそれでも高いのは確かだ。

だが俺たちが優勝だと確信するための、決定的な“何か”が足りないという違和感もあった。

そして、それが何であるかを弟たちのダンスで知ることになる。

次 ≫

2017-09-11

anond:20170911124300

地域によるだろうけど都内だったら目立たない。

特に大人参加者が多いタイプ祭り新宿酉の市とか、飲み屋屋台が多いとこ)だったら一人客もなんら珍しくない。

盆踊りだと、盆踊りキチガイみたいな人が結構いて、そういう人は一人で何ヶ所もハシゴするらしい。

2017-08-29

芸能人コミケ

小林幸子 2014年参加

自分にとっては初めてCDを買った人だ。小遣いをためて買いに行ったのが懐かしい。

ミュウツーの逆襲のEDテーマ曲な~まだCDが小さくて、縦長ケースだった時代

あとクレしん映画の曲もいいし、ダンロンアニメで急に盆踊りソング始まった時は笑ったよ。

もともと紅白でのドハデな衣装とか、人間離れした1人のキャラクター感があった。

コミケ参加前年からコツコツとニコ動歌ってみた投稿したりしてる。

西川アニキ 2016年参加

アニキるろ剣で知った。それを初め、ガンダムオタク界隈での地位は確固たるものになった感がある。

オタクアピールもずっと前からしているので、急に参加したいと言い出したわけではない。

オーモーイーガーシュンヲ カーケーヌケテー

叶姉妹 2017年

元々普通人間じゃないですよっぽい特殊キャラクター性を付けて芸能人やってる。

これは小林幸子ラスボス感と同じような感じがあるなー

上のヤツラに倣ってか当初「ジョジョ好きアピール」をする所から始めたが、なんか取って付けた感あった

少し雲行きが怪しかったが、参加にあたって勉強します!頑張りますアピールが功を奏して受け入れる声が大きくなってた印象。

真木よう子 表明したけど止めた

おまえ誰だよ

考えると

オタクからの、同類としての認知度が低いのが原因なんじゃね?

この人もコツコツとコスプレ写真ツイッターにアップ!とかを1年くらいやってから参加表明してたら文句なかった気がするわ

2017-08-28

https://anond.hatelabo.jp/20170828142424

24時間TVとか関係なく、イベントお祭りに事前情報なしに行くと、あまり良い目には合わないだろうなーとは思う。

それとは別に地域祭りって、周辺からもお客さんを集める「観光色の強い祭り」と、盆踊りとか子供会とかそういう「地元祭り」の2種類あって、後者だったんじゃと思う。

ちょっと話は変わるけど、

畑とスーパー郵便局1軒しかないので行ったことのない郊外住宅街の中に大きい公園

田舎宅地造成地の中に、イオンスーパーがあるという感じだとしたら、イオン24時間TVスポンサーやってる関係で、

区画整理事業でできた新しい街の地元祭りに、イオンつながりで24時間TVが来たんじゃないかねーと、思った。

邪推がもしあたりだとしたら、その祭りスポンサーイオンが金出してる可能性少なくない。

いわゆる「まちづくり」ってやつ。

田んぼつぶして道路作っておんなじような形の戸建がずらっとならんで、真ん中にイオンスーパーマーケットちょっとした公園とか広場作って一丁上がり。

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