はてなキーワード: Xlsとは
・CCが嫌いだ。未読メールは3ケタに突入した。(休暇だった訳ではない)
・Excelで管理するWBSが嫌いだ。休日セルを赤く塗るための条件付き書式がシートを分割するごとにどんどん増えていく。
・名前の定義が嫌いだ。「移動またはコピーする数式に名前が含まれていますが、この名前は有効なセル範囲または「移動またはコピーする数式に名前「移動またはコピー「移動また…
・元号が嫌いだ。ついにベンダーに反乱を起こされた。元号。元号。元号のせいだ。ああああああ。
・気を利かせる人間が嫌いだ。下の人間による自発的な行動はリーダーから当事者意識をなくさせる。下の人間はいざという時責任を負えない。
・PDCAサイクルが嫌いだ。チェックシートのチェックがどんどん増えていくから。
・年度末が嫌いだ。各種締め切りが早まるなんて聞いてない。
http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20161024/Its_the_demography_stupid
このエントリーにあるように人口動態は自然利子率に影響を与える。人口動態で自然利子率が下がってしまうと金融政策の効果に制約が掛かるのでこれは大きな問題である。
日本のデフレはその結果であり、藻谷浩介大勝利!・・・ということなのだろうか?どこの国においても人口動態は自然利子率に影響を与えるにしても、先進国の中でも特に人口動態の問題が深刻な日本では自然利子率への影響が巨大だったのだろうか。
日本では1990年~2000年にデフレに嵌まり込み、そこからの脱却に苦労している。このような状況は日本だけである。自然利子率が大きく下がったのもこの時期だと考えられている*1。では、この間の日本の人口動態は他に類を見ないほどの大きな影響を自然利子率に与えたのだろうか。
そこで、実際のデータを見てみよう。
まず元のエントリーの2.依存人口比率である。生産年齢以外の人口を生産年齢人口で割った依存率は1990年に43.5%だったのが2000年に46.9%と上がっている*2。65歳以上の人口を生産年齢人口で割った場合は1990年の17.3%から2000年の25.5%までもっと顕著に上がっている。依存人口比率が高くなると経済の貯蓄率が下がり、自然利子率は上昇することになる。
次に3.平均寿命を見ると年々安定的に上がっている。このことは長い老後に備えての貯蓄が増えるので、経済の貯蓄率が上がり、自然利子率は下落することになる。
この2.依存人口比率と3.平均寿命の効果はどちらも貯蓄を通じたものである。そこで家計貯蓄率のデータを見ると1990年から2000年にかけて日本では下がっている*3。家計貯蓄率が低下した人口以外の理由もあるだろうがその下落が大きいことからすると、2.と3.の効果を合わせたものでは自然利子率は上昇している可能性が高い。
つまり人口動態が自然利子率を下げてしまったという場合、1.労働供給の伸び率の効果がとても大きく2.と3.を合わせたもの以上になっている必要がある。
では生産年齢人口はどうであったか?1990年は86,140千人、2000年は86,380千人である*2。増えている。つまり、生産年齢人口の変化は自然利子率にプラスに働いていた。
よって1.2.3.トータルで人口動態は自然利子率にプラスに働いていた、マル、終了。藻谷浩介残念!
・・・とは、もちろんならない。
確かに人口動態は1990-2000年にかけて自然利子率にプラスに働いていた可能性は高いものの、それ以前の人口動態がもっと大きなプラスに働いていれば、その大きなプラスの効果が剥げ落ちてしまった分だけ自然利子率は低下する。
では何を見れば良いのか?それは、1.については1990年から2000年にかけて15-64歳人口が増えたか減ったかではなく、15-64歳人口の増加率が高まったか低くなったかである。人口が何%変化したかではなく人口増加率が何%ポイント変化したかである。
たとえば生産年齢人口が年10%で増えていたのが年3%にまで増え方が下がった人口増加社会ではそれが理由で自然利子率は下がるが、年1%での生産年齢人口減少が続く人口減少社会ではそれだけなら自然利子率は下がらないのである。
1980-1990年の間の15-64歳人口の平均増加率は年0.88%であったのが1990-2000年にはこれが年0.06%となっている*4。増加率は0.82%ポイントも下がっている。これが他で類を見ないほど大きな低下であれば、15-64歳人口の動きによって日本では他の国よりも自然利子率が大幅に低下し、日本だけがデフレに嵌まった可能性が高まる。藻谷浩介大勝利なるか?
さっそく他の国の15-64歳人口の平均増加率を見てみよう。
おお、これらの国と比べると日本は比較にならないほど急速に劇的に人口動態が悪化していると言えそうだ。やはり藻谷浩介大勝利か?
ところが、
と増加率の変化幅で見れば日本以外にも劇的な人口動態の悪化が見られる国がある。しかし、これらの国ではこの間にデフレにはなっていない。
しかも、何もこの時期だけが人口動態でデフレになるわけではないだろう。日本がデフレになったときと同じ程度の劇的な人口動態の悪化があればデフレになるのであれば、他の時期に人口動態が悪化した国ではその時期にデフレになっている可能性が高い。ところが、15-64歳人口の増加率が0.5ポイント以上という劇的に低下する経験をした国は数多くあるのである。
先進国に限らなければ
かように人口増加率が低下して自然利子率を引き下げたケースは多数あり、その規模も日本だけが急速に劇的に悪化したとは言えないものである。
2.依存人口比率の上昇は日本が劇的であると言えるがこれは元のエントリーにあるように自然利子率を引き上げるものであり、3.平均寿命はどの国でも長くなっていて日本だけが特徴的な動きはしていない。
つまり人口動態は、こと自然利子率への影響という点においては、日本だけが特に急速で劇的なわけではなく問題が深刻なわけではない。なのに日本だけがデフレに長く嵌まり込んでしまった。
これはデフレの原因として、人口動態の悪化が決定的な要因であったわけではないということである。藻谷浩介残念!
http://www.jcer.or.jp/j-fcontents/report.aspx?id=10KYE8ASWCENXJDAI8125N3CI51I8NV1
http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2014np/pdf/gaiyou2.pdf
*3家計貯蓄率
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4520.html
https://esa.un.org/unpd/wpp/DVD/Files/1_Indicators%20(Standard)/EXCEL_FILES/1_Population/WPP2015_POP_F15_1_ANNUAL_POPULATION_BY_AGE_BOTH_SEXES.XLS
http://d.hatena.ne.jp/himaginary/20161024/Its_the_demography_stupid
このエントリーにあるように人口動態は自然利子率に影響を与える。人口動態で自然利子率が下がってしまうと金融政策の効果に制約が掛かるのでこれは大きな問題である。
日本のデフレはその結果であり、藻谷浩介大勝利!・・・ということなのだろうか?どこの国においても人口動態は自然利子率に影響を与えるにしても、先進国の中でも特に人口動態の問題が深刻な日本では自然利子率への影響が巨大だったのだろうか。
日本では1990年~2000年にデフレに嵌まり込み、そこからの脱却に苦労している。このような状況は日本だけである。自然利子率が大きく下がったのもこの時期だと考えられている*1。では、この間の日本の人口動態は他に類を見ないほどの大きな影響を自然利子率に与えたのだろうか。
そこで、実際のデータを見てみよう。
まず元のエントリーの2.依存人口比率である。生産年齢以外の人口を生産年齢人口で割った依存率は1990年に43.5%だったのが2000年に46.9%と上がっている*2。65歳以上の人口を生産年齢人口で割った場合は1990年の17.3%から2000年の25.5%までもっと顕著に上がっている。依存人口比率が高くなると経済の貯蓄率が下がり、自然利子率は上昇することになる。
次に3.平均寿命を見ると年々安定的に上がっている。このことは長い老後に備えての貯蓄が増えるので、経済の貯蓄率が上がり、自然利子率は下落することになる。
この2.依存人口比率と3.平均寿命の効果はどちらも貯蓄を通じたものである。そこで家計貯蓄率のデータを見ると1990年から2000年にかけて日本では下がっている*3。家計貯蓄率が低下した人口以外の理由もあるだろうがその下落が大きいことからすると、2.と3.の効果を合わせたものでは自然利子率は上昇している可能性が高い。
つまり人口動態が自然利子率を下げてしまったという場合、1.労働供給の伸び率の効果がとても大きく2.と3.を合わせたもの以上になっている必要がある。
では生産年齢人口はどうであったか?1990年は86,140千人、2000年は86,380千人である*2。増えている。つまり、生産年齢人口の変化は自然利子率にプラスに働いていた。
よって1.2.3.トータルで人口動態は自然利子率にプラスに働いていた、マル、終了。藻谷浩介残念!
・・・とは、もちろんならない。
確かに人口動態は1990-2000年にかけて自然利子率にプラスに働いていた可能性は高いものの、それ以前の人口動態がもっと大きなプラスに働いていれば、その大きなプラスの効果が剥げ落ちてしまった分だけ自然利子率は低下する。
では何を見れば良いのか?それは、1.については1990年から2000年にかけて15-64歳人口が増えたか減ったかではなく、15-64歳人口の増加率が高まったか低くなったかである。人口が何%変化したかではなく人口増加率が何%ポイント変化したかである。
たとえば生産年齢人口が年10%で増えていたのが年3%にまで増え方が下がった人口増加社会ではそれが理由で自然利子率は下がるが、年1%での生産年齢人口減少が続く人口減少社会ではそれだけなら自然利子率は下がらないのである。
1980-1990年の間の15-64歳人口の平均増加率は年0.88%であったのが1990-2000年にはこれが年0.06%となっている*4。増加率は0.82%ポイントも下がっている。これが他で類を見ないほど大きな低下であれば、15-64歳人口の動きによって日本では他の国よりも自然利子率が大幅に低下し、日本だけがデフレに嵌まった可能性が高まる。藻谷浩介大勝利なるか?
さっそく他の国の15-64歳人口の平均増加率を見てみよう。
おお、これらの国と比べると日本は比較にならないほど急速に劇的に人口動態が悪化していると言えそうだ。やはり藻谷浩介大勝利か?
ところが、
と増加率の変化幅で見れば日本以外にも劇的な人口動態の悪化が見られる国がある。しかし、これらの国ではこの間にデフレにはなっていない。
しかも、何もこの時期だけが人口動態でデフレになるわけではないだろう。日本がデフレになったときと同じ程度の劇的な人口動態の悪化があればデフレになるのであれば、他の時期に人口動態が悪化した国ではその時期にデフレになっている可能性が高い。ところが、15-64歳人口の増加率が0.5ポイント以上という劇的に低下する経験をした国は数多くあるのである。
先進国に限らなければ
かように人口増加率が低下して自然利子率を引き下げたケースは多数あり、その規模も日本だけが急速に劇的に悪化したとは言えないものである。
2.依存人口比率の上昇は日本が劇的であると言えるがこれは元のエントリーにあるように自然利子率を引き上げるものであり、3.平均寿命はどの国でも長くなっていて日本だけが特徴的な動きはしていない。
つまり人口動態は、こと自然利子率への影響という点においては、日本だけが特に急速で劇的なわけではなく問題が深刻なわけではない。なのに日本だけがデフレに長く嵌まり込んでしまった。
これはデフレの原因として、人口動態の悪化が決定的な要因であったわけではないということである。藻谷浩介残念!
http://www.jcer.or.jp/j-fcontents/report.aspx?id=10KYE8ASWCENXJDAI8125N3CI51I8NV1
http://www.stat.go.jp/data/jinsui/2014np/pdf/gaiyou2.pdf
*3家計貯蓄率
http://www2.ttcn.ne.jp/honkawa/4520.html
https://esa.un.org/unpd/wpp/DVD/Files/1_Indicators%20(Standard)/EXCEL_FILES/1_Population/WPP2015_POP_F15_1_ANNUAL_POPULATION_BY_AGE_BOTH_SEXES.XLS
今まで紙で管理していたのを電子化した場合のアホシステム例(※全て実在する)
・ブラウザからポチポチするとPDFが出来上がるのでそれを特定のフォルダに格納してメールで関係者に連絡する
・システム上で決裁を貰ったらその画面のスクリーンショットをPDFとして印刷して特定のフォルダに格納しておく
・金額が大きくなると証跡として不安なので結局紙に印刷して手書きサインを貰うルールが決められている
・システムに投入する前に投入する内容を所定のエクセルシートに記述して担当者に確認してもらってから投入する
・普段はエクセルシートに入力して月末にまとめてシステムへ投入する
受領書・請求書・領収書などの紙管理が必要なものに電子化を組み合わせたアホルール例
・システム上で作成されるPDFファイルを全て印刷して紙と一緒にファイリングしておく
・紙をスキャナで取り込んで出来上がったPDFファイルをクリップボードにコピーして「台紙.xls」の所定の位置に貼り付けて電子的に保存しておく
たぶん上手くまとめきれないし特に主張したいこともないし既に多くの人によって吐き出されている内容だろうけど、私もどこかにただただ吐き出したかったのでここに書くことにしました。
SIerってタイトルに含めたのですが、SIerだからアレだったのかその会社特有のアレだったのかはよくわかりません。
体力と気力を絞り出しながら過ごした日々から開放されて、やりたいと思っていたことを仕事にできて、子供と夕食を共にすることができる毎日が幸せです。
NとかIとかHとかFとかそこまで大きくないけれどそこそこの規模の会社でした。
NとかIとかHとかFとか程ではないってことで少し小さめのアルファベットで仮にD社とします。会社の頭文字ではないです。
(昔友人が頭文字Dの単行本を手にとって「これ、面白いよね、"あたまもじでぃー"」とドヤ顔で言っていた思い出もついでにここに置いておきますね。)
ブラックということはなく残業代も働いたら働いただけ出たし福利厚生も充実しているし客観的に見ると良い会社です。
何と言っても窓際の人たちを何十人も抱え続けられる体力はとても魅力です。万が一自分に何かあって戦力外になっても恐らく定年まで働けたんじゃないでしょうか。
そんなD社で私は既存システムの保守と新規案件のプロジェクトに携わり6年間ほど働きました。
辛いことの方が多かった気がしますが、喉元過ぎれば何とやら、思い出補正がかかって感慨深さでいっぱいです。でも、戻れと言われたら全力でNO!って言います。
やっぱ辛いものは辛い。
何が辛かったかな〜
プロジェクトが長期化したり些細なことでも問題が起きると上の上のそのまた上の人たちがいろいろ報告を求めるんですね。上の上の人が報告しないといけないから上の人たちがその資料を作ってその材料を平社員に報告させて、その材料かき集めてたら夕方になって「あ〜、今日のタスク終わらせるどころか始まってすらないよ〜。」ってな状況になったりします。
あとは社内でのリスケの交渉のために計画の見直しをするけど規模が大きすぎて見積もりに時間とられ本来の仕事ができなかったり、交渉しているうちに1か月過ぎて再見積もり、再々見積もりで
みたく見積もりしかしてない時期があったり、しかも実は当初決まった工数から増やせないという制約つきで結局ただの数字遊びに過ぎなかったりします。
「計画を見直せ。ただし人も増えない。納期も延びない。納期に間に合うように線を引くんだ!」ってどうやるんですか。
なんかよくわからないタイミングで作りかけのシステムの社内レビューみたいなのが開催されるときがあります。納期はまだまだ先です。
「スケジュールによるとX機能とY機能とZ機能はできているはずだから他の部署にも見てもらいなさい。」と。
だいたいそういう時はX機能しかできてなくて上の人に相談しても「もうXYZを見せると言ってしまったのでどうにもできない。」という展開になります。
そして突貫工事で作ったYとZは見た目は動いているけれどハリボテで、見せるためだけに書いたコードは捨てて作り直すことになります。
「タスクAもタスクBも今日中にやらないといけない。ちなみに今発生したタスクCは今日の午前までだから。」
「物理的に無理です。どれが一番優先度高いんですか?」
「全部優先度高いから。全部。今日中とは明日の午前9時までってことだから大丈夫。」
という具合に小鳥のさえずりを幾度となく聞きました。大丈夫じゃないです。
JavaのOptionalクラスを使っていて軽く説明したら「OptionalってわかりにくいからCheckNullみたいなクラス名にしてよ。」って言われました。
辛く無駄が多くどうしようもないのに個々の人と話すとその状況を何とか打破したいって言っている人が多いんですよ。
でも集団になると途端に変な方向に歩き出しちゃうんですよね。まるでコックリさんやってるみたいな感じ。
個人じゃどうにもできないから、最終的には辞めるっていう選択肢しかありませんでした。
とはいえ、上のようなことは転職を考えるきっかけになっただけで転職する決断をしたのは次の会社なら自分がやりたいことができると思ったからです。
その決断もかなり慎重にしました。D社にも夢と希望を持って入社した結果がこれなので。
辛いから辞めることを優先して行き先を妥協しても結局後悔するだけです。
おわり
CurrentControllerがミソ。
xls = XLOPEN("ファイル名", XL_OOOC) // Pro版でない場合はCreateOLEObjectに置き換えれば動くかも?
sheet = xls.CurrentController.ActiveSheet
sheet.getCellByPosition(0, 0).CharColor = "&H0000ff"
sheet.getCellByPosition(0, 0).CellBackColor = "&Hffff00"
http://hermione.s41.xrea.com/pukiwiki/index.php?OOoBasic%2FCalc
最近、地方→中央省庁のとあるデータのやりとりが、Accessベース(Access+VisualBasic)からExcelベース(Excel+マクロ)に変わったんだが…。
うちの県ではVisualBasicのランタイムを作業用PCにインストールするだけで折衝に一年越しだったから、一応変更自体は歓迎だったんだけれども、これが…。
ちなみに、扱うデータ量は、ざっくり言って、一都道府県当たり平均で5000行×1000列の表くらい。多い都や府なら、列の方がこの数倍行くだろうな。で、あくまで個人的な感想として、どんな感じかつーと、
(1)データ触ったり集計したりしにくくなった。
前のシステムは、データ自体は単なるAccessのデータだったので、間違いを修正したり別の集計に使用したりが意外と気楽に出来た。
今度は、Excelを無理矢理マクロやらで動かしてデータベース化してるから、Accessの時代よりも途中でデータが触りにくくなった。で、データにミスがあれば、いちいち一番大元の支所の担当者に連絡して最初の打ち込みデータから変更して貰わないとならない。
(2)めちゃくちゃ重くなった。
これは、まあ想像つくと思うけど…重い。Excelとはいえファイルが数十メガとかあって、デカいから扱いに困るし、重さについては、特にデータから選択して表示させる機能が弱いらしく、やたらに時間がかかる。これが結構致命的かも。支所に配付した入力システムですら、4年前のPCではフリーズしまくった(新しいPC使えと言ったら、結局個人用のPC使ったとかいう噂も……ウソでしょ?)。県庁での取込・集計システムは、取り込んだデータの10支所ごとのまとめ表を閲覧表示しようとするだけで大体数分かかる。なお、一支所毎に表示する機能がないので(なんだそれ)仕方なく、支所ごとに、システムから一覧表(紙)を打ち出して送付してもらっているが(なんだそれ)、そうなると今度は、データと紙が一致しないという事例が発生した。表示機能が特に重いので、先方でも、データの中身は余り見ずに送ってるらしく、最終段階でデータいじったのを忘れたりしてそういうことが起こるらしい(なんだそれ)。
これは仕方ないことだが、RDBなら元々ソフトの機能でしていることをマクロでやらせてて、そこを触られたくないからだろうが、やってることの中身が把握できない。で、たとえばデータ保存の際にいろいろエラーメッセージが出ることがあるんだが(2年前のシステムで、標準で.xlsで保存する仕様になってるため、「機能低下が云々」とか)、おそらく問題なかろうとは思いつつも、不安なまま運用してる。
エクセルだから、入力とか扱いとか、気楽になった部分は評価する。なので、データベースとしての運用を想定したDB機能強化版のExcel Proとか出ないものか? と。
わけあって、Windows 7 64bit版に Microsoft Office の複数バージョンをインストール(Office 2007 (32bitバージョン)をインストールしていて、そこへ Office 2003 を共存インストール)。
拡張子 xls のファイルアイコンダブルクリックは、2003のほうが開くようになった。既定で2007を開かせたいのだが。。
http://support.microsoft.com/kb/292491/ja
http://support.microsoft.com/kb/141275
記事から察するに、こちらの方はうまくいったようだが...
50過ぎの清掃員のオバちゃんの尻に変わったくらいな絶望的な冬の午後、
僕は詩歌を呟いていた。
雨にもまけないッ☆
風にもまけないッ☆
部長にもまけないッ☆
昨日、超重要なエクセルデータの最新版を古いデータで上書きしてしまい、
僕はどうやって上司である部長に報告しようか悩んでいた仕事納めの日。
もしかすると、これを報告せずに今日仕事を終え何事も知らなかったように年明けの
仕事を開始する事が、実は最もベターな方法ではないかと思っていた。
しかしこの心境のまま年を越すことが精神的に壊れそうだと思ったので、僕は報告をした。
「・・・部長、すいません、報告することがひとつあります。今ちょっといいですか」
部長はPCからチラと僕を見、またPCに目を移し、「何?」とひとこと言った。
「『顧客データ20131228.xls』ですが、なんか間違えて、20131028.xlsで上書きしちゃいました」
部長の顔の色素が瞬時に変わって僕は驚いた。
雨にもまけないっ☆
風にもまけないっ☆
部長にもまけないっ☆
そして僕は絶望の年越しを過ごす予定だ。