はてなキーワード: 揚げ玉とは
突然ですが、私は春菊天が大好きです。
毎年12月になると箱根そばに春菊天そば季節のメニューとして出てきて、これが美味しいのだ。
出勤前の至福の朝食である。
で、家で作ろうと何度も試していたのだが、これが一向に上手く行かなかった。
まあ理由は簡単で、単純にお店とは火力が違うというだけなのだが、
流石に一人暮らしで大量の油をガンガン熱してサッと揚げる、などというぜいたくはできない。
密閉したまま揚げられる電気フライヤーや、ノンフライヤーを春菊天のためだけに買ったが、それでも上手く行かなかった。
電気フライヤーは鍋より空間が狭いので、当然少ない油で揚げる形となり、カラっと行かない。ベシャっといく。
ノンフライヤーは衣を絡ませるのに向かないし、衣からませないと単にカッサカサになるまで火であぶったのと同じ状態になる。
ということでなかなか上手くいかなかったのだが、数日前、こんな記事を読んだ。
https://www.kurashiru.com/articles/7b094262-4f28-4b15-9b03-0f6da39e7e90
と、いう事は・・・
もちろん、上げてない生の春菊なんて要するに単なるサラダであって、春菊天ではない。
が、それなら天ぷらの衣だけ別途用意すれば、同じ味になるのでは?
というひらめきを得て、近所のスーパーで揚げ玉(一袋30円)を買ってきた。
我ながら邪道だが、食べてみたところ、あの求めていた春菊天の味だった。
当然だ。中まで火を通さなければならない鶏の唐揚げなんかとは違って、春菊天は短時間でサッと揚げるのだ。
カラっとできた美味い春菊天は、ある意味で中まで火など通ってないから美味いのだ。
衣さえあれば。
っつーことで、レシピ
・春菊を洗う
・お好みで卵や天つゆをかける。
以上。
いやー、こりゃたまりませんな。
ただ、滅多に熱を出さないのに、ワクチンを打った次の日38度後半の高熱が出てビビる。
昨日はその次の日で、38度を超える熱が出たが、独居おじさんなので活動を余儀なくされた。
その影響を記載する。
スーパーのセルフレジでバーコードをかざさず、商品をマイバッグに5つぐらい入れたところで、
その事実に気づき「万引き犯になるところやった。セルフレジ怖!」となる。
クリーニングで「3千円です。」といわれて、3千円出したあと「キャンペーン中でしたね、2千円です。」と修正され、
「修正されなきゃ千円損してたのか。。」と思うセコい自分に気づく。
しんどいけど栄養は取りたいので、なべ焼きうどんを丁寧に作る。
仕上げに揚げ玉を入れた後、異臭に気づく。揚げ玉の賞味期限が2年切れていた。。
急いで取り出すも時すでに遅し。賞味期限切れ揚げ玉爆弾は強烈である。
異臭は次の日まで消えなかった。
だからどうした?
いや、日記だし。
玉ねぎのシャキシャキ感と辛味を求めてると乾燥玉ねぎは候補として弱い。
フレッシュ感はどう頑張ってもない。
付け合わせとかフレッシュなソースとして使うなら生の玉ねぎがよい。
しかし玉ねぎの風味や甘み、出汁としての性能を求めてるなら乾燥玉ねぎはとてもよい。
カレーやハンバーグみたいな料理に使うなら乾燥玉ねぎはとても優秀。
オニオンスープは「玉ねぎから出てくる水分がいいんだよ」派がいるので評価が分かれるが、
玉ねぎって水分率が9割超えてるので実質玉ねぎ10キロ分に相当する。
アメリカ産の玉ねぎのだいたいの相場は1キロ2000円前後なので、
使い方は限られるけど非常にコストパフォーマンスに優れる。
あ、業務スーパーで冷凍玉ねぎ買ったら1キロ300円くらいで買える。
この辺は用途に合わせて。
近所のセブンイレブンから冷やしうどんが消えてしまって、私は悲しくなった。
夏の暑い時、温かいうどんやラーメンはどうしても食べづらいので、私は決まって「半熟たまごの冷やしぶっかけうどん」を食べていたのだ。
もしこの商品が売ってなかったら、類似品の「自家製揚げ玉の冷やしたぬきうどん」、または「ざるそば」を食べる。これが私の夏のルーティーンとなっていた。
私は冷やしうどんを3日に一度は食べていたはずなので、つまり身体を動かすエネルギーの20%ほどを冷やしうどんで補っていたことになる。
それが今、急に消えてしまったのだ。
私は、これは革命が起きたと思った。
外は暑い。9月はまだ夏の熱気を残している。人々は冷やしうどんを求めている。じきに怒りに身を任せた人々が反抗の狼煙を上げるだろう。私も参加しなければ。
私の心の中に沸々とした怒りが湧いてきた。そしてその怒りはアイス棚にモナ王を発見したことで急速に消えていった。
ラーメンやカレーやパスタが並ぶ棚から「お出汁のきいたきつねうどん」、アイス棚からモナ王を2つ手に取った。今日はこれにしようと思った。
温かいうどんを食べ、その後クーラーを効かせながらアイスを食べる。
体重は前よりも少し増えるだろうか?。エレベーターではなく階段を使えばトントンくらいにはなるだろう。
変わることは前に進むことと同義なのだ。それが自分の意思かどうかは些細なことなのだろう。
会計を済ませて外に出ると、ちょうど夕方5時のチャイムが鳴っていた。哀愁という言葉が脳裏をよぎった。これが秋なのだろうか。
自転車に乗っている人も、歩道を歩いているサラリーマンも浮かない顔をしていた。
おそらく私も同じ表情をしているだろう。信号が青に変わったのでみんな渡っていく。
冷やしうどんがコンビニから無くなったことも、まるで何でもないように人々は過ごしているけれど
それでもいまだに街はなんだか落ち着かないような気がしていた。