答え.現実のセックスは基本的に痛くて傷つけあう行為だからです。
子供にとっては恐ろしく、かつ、不潔なのが本来のセックスの姿です。ほとんど洗ってないスネ毛や陰毛がもじゃもじゃこすりつけあうだけでも正気の沙汰ではありません。
なお、犯罪がふくまれない、体のうち手、頭や顔や肩を触る(キスする)などの行為は私はエロコンテンツとはおもいません(ピクシブの投稿基準でもそうなっています)。下半身やおっぱいの見えている絵や、影にかくれていても明らかに触ったりするものはエロコンテンツです。
2・なぜ未成年がエロコンテンツを嘘とわかっていて楽しんではいけないのか?
答え.現実のセックスは互いへの信頼関係と合意がないとやってはいけない難しい行為だからです。
大人でもこれを理解しないまま強引に全部OKとおもいこんでお巡りさんに捕まる人がいますが、子供だと余計にこういう誤解がありがちです。
もっといえば、無知なこどもへのいじめとしてセックス知識はとても有効な武器になります。今いる特定の子供が2~3人合意したといっても、あとから必ず後悔します。
たとえば友達からまわってきたとってもかっこいいセックスの漫画や小説は、「友達からまわってきたテストの答えを絶対にカンニングできる方法」「先生にないしょで気に食わない友達をいじめることができる方法」のようなもので、信じたり実行すると必ずあとで子どもやまわりの人が後悔することになります。
答え.現実のセックス(偶然触るだけでなくゲイセックスやSM行為や快楽を含めて)に関する正しい知識は未成年では得られないからです。
読んでいてプッと笑っちゃうような場所に笑っちゃうような棒や穴がかいてあって大げさにうめいているイラストや漫画や小説があります。あるいは人体が骨折したようなデッサンもいくらでもあります。ですが、ピクシブをつかっている私たちはお互いに大人だから、指摘しません。へんなの、やめたほうがいいよ、そうおもっても同じものを愛し表現の努力をする戦友への最低限の礼儀だからしないだけです。そこにはイナゴのようにサイトを移動した野蛮な子供たちには理解できない細やかな秩序が存在しています。
「移住してきた子供が書いたもの?大人からみるとかなり笑えますよ。ああ、こんな大嘘を信じちゃったんだ。バカな子だな。背伸びして大人ぶってもたいしたことないのに。」あなたたちはたいていそうおもわれています。
ではクオリティが高ければいいのか? 高校生のときから男性同士の恋愛を描いた同人誌で何万部も売り上げていた人を知っているのでいいとおもいますが、その人は無理によく知りもしないセックスのシーンを入れようとはしていませんでしたね。(その前後、つまりキスや恋愛のシーンはとても上手に書いていました)
4.なぜ未成年がエロコンテンツを友達に教えてはいけないのか?
現実のセックス(ここはエロといっても偶然触るだけでなくゲイセックスやSM行為や快楽をひっくるめて全部)に関する誤った妄想をまきちらすことは実在の愛情やセックスを馬鹿にしています。
愛をもってまともなセックスをして、あなたたちのような子供をつくって一生懸命に育てている大人への差別や心を傷つける行為だからです。お父さんお母さんにも喜ばれるようなコンテンツをお友達におしえてあげてください。
また、どんなにいい作品でも、子供同士シェアをすることができないページからコピペをして勝手にもってきてみせることは著作権侵害であり児童虐待にもあたる可能性があります。おまわりさんにつかまってもしかたがないことです。
5・なぜ未成年が成年といってサイトに登録してはいけないのか?私は自分を、十分にセックスを楽しめる年齢だと思う。
好奇心だけのためにセックスに関する秩序をネットでの嘘というズルをつかって踏み荒らすことは、子供への信頼を失い、より厳しいコンテンツ規制(「子供にスマホをもたせるな!」)につながるからです。
私の子どももオタクコンテンツが好きなので同人誌を買っていますが、未成年も買える同人誌(というのがいっぱいあります)しか買ってはいけないといって守らせています。R18には理由があるので、適当につまみ食いするような真似はやめてください。
6・なぜ自分の日記や学校情報をコンテンツだといってピクシブに投稿してはいけないのか?
あなたは論外のバカです。もういちど登録時の規約をよく読んで下さい。読めないのならどうなってもしりません。インターネットではどうなろうと自己責任です。
もっと優しいのがいい人へ
https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=18119350 (わたしじゃない人が書いたもの)
トランスに関して言えば、リベラル側こそがラディカルになりすぎちゃってるようにしか思えねえんだよなあ
チンポついた奴がトイレや風呂に入ってきたらヤバい、と思う方がどっからどう見たって「普通」で「当たり前」に決まっている
そんなに女性のスペースに入りたい当事者がいるのか知らないが、だったらせめて「女らしくある」努力ぐらいするべきだ
ところがリベラルさんというのは「普通のことなんかない!」「当たり前のことなんかない!」「女らしさなんか男社会からの押し付けでしかない!」と、ひたすら「弱者」に甘く優しい社会とやらを志向してきた
その結果がこれ
己の論法をキメすぎて、とうとう行き着くとこまでイッてしまった
どうするんだろう
学生時代ろくに勉強せずにCランクぐらいの大学入ってそこそこの中小企業で仕事怠いとか言いながら業務中にネットサーフィンして適当にやって生きてる人がいるのに、自分はなんでこんなまじめにやってんだろうなという気がしてくるな
ちくちく言葉はだめですよ
さ、最善の相
https://twitter.com/frroots/status/1556797875123732480
https://twitter.com/frroots/status/1556856073016856577
https://twitter.com/ekodayuki/status/1556829119878336517
小宮友根先生と千田有紀先生の「論争」について、内容自体は専門的なものも多く、その当否については判断できないが、Twitter上では千田先生への同情票が多いように感じる。しかし、あくまで個人的な印象としては小宮先生に対して軍配をあげている。というのは、小宮先生のほうが、明らかにトランスジェンダー研究クラスタの多数派に沿っているからである。
外野から見ると、千田先生トランスジェンダー研究クラスタから不当に排除されているに見えるかもしれない。しかし、歴史でもサブカルでもなんでもいいが、冷静になって自分が関心のある詳しい分野について思い浮かべて欲しい。そこに必ず少数・異端の「トンデモ」な人がいて、専門内の人からは相手にされていないが、専門外の人から妙に共感を集めている人がいて、それを苦々しく眺めていないだろうか。
たとえば自分の関心は社会保障だが、時々経済学者による社会保障政策論で、「鈴木亘」を全面的に参照しているものを目にすることがある。その時点で、こいつは真面目に社会保障を勉強する気がないのだなと見切りをつけて、もう読まない。関心のない人からすれば、特定の説を読まずに排除するなんて閉鎖的でけしからんと感じるだろうが、関心のある人間からすれば、「鈴木亘」を跋扈させたことで、どれだけ社会保障への不信感を増大させ、ネオリベ的な政策に誘導させていったことか、長年蓄積されてきた怒りや恨みがある。事実、鈴木氏は社会保障入門というタイトルの新書を書いているため、最初に手に取って厚労官僚陰謀論や世代間対立論にはまる学生を一定の確率で生んでおり、現場の大学教員はそれをたしなめることが最初の指導になっている。鈴木氏も学会誌に書くことがあるが「こんな奴になんで書かせるんだ」と苦々しく思っているのは、自分だけではないと思う。
ジェンダー研究は全くの素人だが、小宮先生も同じ気持ちなのだろうと想像する。千田先生を直接というよりも、反トランスの人たちとつるんでいたり、反トランスの人たちの差別的な言動に甘くなっていたり、ということに怒っているのだろうが。
そもそも一般論として、「異端」の人は多数の「正統派」からの批判を意に介さないか、アンチのスタンスをとることが自己目的化しているので、「トンデモ」な情報に飛びつく可能が高くなる。それに対して「正統派」は身内の多数の専門家からの批判に敏感にならざるを得ないので、間違った情報を流さないように慎重になる。一般にはガリレイのような事例ばかり思い浮かべてしまうけど、基本的に「異端」と「正統」が論争して、前者が正しいことは滅多にない。