「電王戦」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 電王戦とは

2016-11-01

http://anond.hatelabo.jp/20161101194211

スマホ上で動かせるソフト果たしてプロよりも強いかどうかは、件の電王戦・叡王戦とは全く別の問題連盟ルールを決めたとしても、そのルールが破られることを考えればまったく意味がない。チェス不正歴史を見ろ。

http://anond.hatelabo.jp/20161101192025

一番悪いのは将棋連盟だろ。

今まではプロ棋士将棋AI、だった力関係電王戦で既にプロ棋士将棋AIということが自明の元になった。

こうなる前段階からプロ棋士同士が対局する際は不正の疑いが入る余地の無いようにルール厳格化するべきだった。

単純に電子機器を持ち込ませない、どうしても使用する際は監視の元行うというルールさえ徹底していれば不正の入り込む余地はない。

なので今回の大本の悪は将棋連盟の手抜きともいえる無変化が原因だろう。

eスポーツ等は不正が入り込む余地排除を徹底しているし、想定外のことが起こった場合はその場で決定権のある審査員が常に配置されている。

単純にスポーツを取り扱う委員会として将棋連盟の質が劣っていて時代の置いてけぼりを食らっていたことが露呈した。

ただそれだけの話である

まり将棋文化の終わりの鐘である

2016-10-13

http://anond.hatelabo.jp/20161013133431

不正を疑われる端緒が対戦相手違和感から、ってのはありそうな話で、最初質問は的を射てると思うよ。

将棋解説見てれば「○○さんらしい手」とか言うし、電王戦だと「人間には絶対思い付かない手」とか言うじゃん。

http://anond.hatelabo.jp/20161013094723

毎度思うけど、将棋全くやらないような奴が将棋話題に首突っ込んできてどうすんのかね。

アスペの使い方も間違ってるし。

特に電王戦以来こういうの増えたよな。

三浦弘行九段竜王戦出場停止について

どうも、id:BigHopeClasicです。

本当はこんな内容、自分はてなブログ投稿したほうが見た目もきれいになるしいいんでしょうが、持続できないブログを作るのも気後れするので、増田を使います

さて、掲題の件、はびこりそうな誤解がいくつかありそうなのが将棋ファンとして気になったので書こうと思ったものです。

カンニングはあったの?

本稿投稿時段階での報道を元にする限りでは、

日本将棋連盟三浦九段に対して、カンニングをしていないという悪魔の証明を求めた」

しか解釈できません。つまり将棋連盟三浦九段に対して、決定的な物証などを何一つ押さえないまま

「疑われているので潔白を証明しろ

というに等しい要求を投げかけたことになります

この点については続報を待つ必要がありますが、あくまでも現段階での私個人の感想としては

「下策中の下策、愚の骨頂」

というコメントに尽きます

なるほど確かに、三浦九段が疑わしいとする複数棋士から申し立てはあったのでしょう。

連盟がそれを黙殺すれば、その疑惑文春砲などで火を噴いた可能性も否定できません。

しかしながら、決定的な物証がなければ、いくら週刊誌が書きたてようが大きなダメージにはならないのは日本相撲協会週刊ポスト週刊現代顛末を見れば明らかです。

大相撲八百長問題警察から情報提供で明らかになる前、週刊ポストは30年にわたって角界八百長告発する記事を書き続けてきましたが、その内容は元力士らの極めて具体的かつ迫真性のある証言に基づくものはいえ、決定的な物証をおさえたものではなく、大相撲はそれによってはなんら決定的ダメージを負うことはありませんでした。

週刊ポストに対しては、日本相撲協会は徹底的に無視をし続けることで対応したのです。

また、週刊現代八百長報道に関しては相撲協会と各力士は、週刊ポストとの対応とは一転して大量の名誉毀損訴訟を起こしそのことごとくに勝訴しています週刊現代八百長報道週刊ポスト比較してもあまりにお粗末だった)。

日本将棋連盟は、こうした大相撲八百長問題におけるリスク評価対策から何も学ぶことなく、あくまでも現段階の報道に基づくところからは、およそ愚劣な対応をしたと言わざるを得ません。

スマホ将棋カンニングに使えるわけないでしょ?

さて、上記とは別にこの問題が深刻なのは、自宅にあるパソコン遠隔操作するまでもなく、2016年7月におけるスマホ将棋アプリの棋力は、渡辺明竜王佐藤天彦名人羽生善治三冠といったトップ棋士の棋力をすでに上回っているという有力な推測があるからにほかなりません。

そのような推測があるからこそ、将棋連盟12月中旬から

「対局室へのスマホを含む電子機器の持ち込み禁止、昼食休憩時における将棋会館外への外出禁止

を定め、これに違反したものは除名を含む厳しい処分を課すことを決め、さらに今週末から開幕する竜王戦では、対局者に対し対局前に金属探知機で持ち物チェックをするという対応を決めていたわけです。

新聞報道ではこの金属探知機での調査については渡辺竜王三浦挑戦者双方の同意の下とされています

(なお、上記のルール12月中旬から適用とある通り、仮にこの時点で将棋連盟不正に関する動かぬ物証をつかんでいたとしても、それを三浦九段に対して遡及適用できないことは当然です)

この件を報じた朝日新聞記事についていたブコメからいくつか代表的な反応を取り上げます

b:id:temtex 仮に事実としてもだ、たかスマホアプリでどうにかなるものなのか…と思ったら、別のとこで走らせたソフトの結果さえ判れば良いのか(但し"スマホ搭載"と記事にはある)。プロに勝てる有力なソフトってどんなの?

b:id:namnchichi スマホアプリタイトル取れるのか?

b:id:symbioticworm 現時点でスマホで走らせられる将棋ソフトなんてたかが知れてるから不正があったとすれば外部との通信必要なはずだけど。現段階では情報が少なすぎる……。

b:id:buu さすがにスマホ搭載のアプリじゃ参考にならないだろうが、協力者と連携すればカンニング可能だろう。人間よりもソフトが強くなるとどういう将棋界になるのかと興味深かったのだが、こうきたか

b:id:l0x0l スマホ将棋ソフトレベルで、プロ棋士の対局の参考になるかは疑問

b:id:kaitoster 『対局中、スマートフォンなどに搭載された将棋ソフトを使って不正をした疑い』←スマホ将棋ゲームすでにプロタイトルホルダーより強いソフトあるのかな?

なるほど、確かにプロ棋士とコンピュータ将棋が戦う電王戦ではコンピュータ将棋が大きく勝ち越しているとは言え、最新の事情を詳しくご存知でなければ上記のような反応は出てくるのが自然かもしれません。また、今回の当事者である三浦九段電王戦に出場した際の対戦相手が、東大駒場情報基盤センター学生用iMac680台をクラスタリングしたGPS将棋であったことも、上記のような反応につながるかもしれません。そこで、これらの誤解を解消するため、コンピュータ将棋の現況について説明したいと思います

ここ3年のコンピュータ将棋の強さの推移

まず、上記の三浦vsGPS将棋が行われて以降、ドワンゴ主催電王戦では使用されるCPUが制限されています。この制限に基づき電王戦で使われたCPUは、2014年がcorei7 4960X(6コア12スレッド)、2015年がcorei7 5960X(8コア16スレッド)とここまではその時点で調達可能なcorei7シリーズエクストリームエディションを使用していますが、今年2016年世代こそ最新のskylakeとなったものの4コア8スレッドcore i7 6700K、そして来年2017年使用CPUは同じく4コア8スレッドのcorei7 6700と、使用するハードウェアの性能は年ごとに抑制されるフェーズに入りました。

ではそれによってコンピュータ将棋パフォーマンスの伸びに制約がかかっているかというと、全くそんなことはありません。将棋ソフトponanza開発者山本一成さんは、2016年電王戦開幕前に「corei7 6700K1台で動くponanzaは、iMac680台をクラスタリングしたGPS将棋より遥かに強くなった」と宣言しています。これは根拠のないことではありません。

現在フリーで入手できる将棋ソフトについては、有志が統計的有意手法を用いてその相互間の強さをeloレーティングを用いて計測しています。その一例として、こちらのウェブサイトがあります。eloレーティングの仕組みについては[wikipedia:イロレーティング]を参考にしていただくとして、目安としてはレート上位から見て下位に100差あれば期待勝率64%、以下同じく200差で75%、300差で85%、400差で91%、500差で95%、600差で97%、となります

ponanzaフリーで公開されていないため、上記のウェブサイトにはレートは計算されていません。しかし、2016年電王戦に出場したponanzaは、このウェブサイトで「Apery twig」として掲載されているソフトに対し勝率97%を上げていることが、電王戦に出場した山崎隆之八段をサポートした千田翔太五段の調査によりわかっています。つまりこのponanzaのレートは「Apery twig」の3250に600を足した3850前後であろうと推定できます(なお、上記のサイト検証に用いているハードウェアIvybridgeおよびskylake世代の4コア8スレッドメモリ16GBであり、これは2016年電王戦における使用ハードと大きな差はありません)。

一方、2013年電王戦に出場して三浦九段と対戦したGPS将棋は、この表に掲載されているGPSFish(レート2879)をスレーヴとしてこれを680台クラスタリングしたものでした(厳密に言えば電王戦に出場したGPSfishはこれより一つ前のエディションですが大きな棋力向上はないもの仮定します)。この680台クラスタリングした際の棋力向上幅については、GPS将棋開発チームの田中哲朗東大准教授が、根拠は全く無く経験に基づく推測にすぎないとしながらもレートにして400程度と語っており、これを採用します。

そうすると2013年電王戦GPS将棋推定レートは3279となり、2016年電王戦ponanzaとのレート差はおよそ570、ponanzaから見た期待勝率は96%となりますわずか3年の間に、コンピュータ将棋は1台のデスクトップPCで、680台のパソコンクラスタリングした将棋システムに96%勝利する成長を遂げたのです。

(なお、コンピュータ将棋がかくも異常な速度で成長したのは、ドワンゴ電王戦において「使用ハードウェア制限」と「提出後対局まで6ヶ月間一切のアップデート不可その間棋士研究し放題」という条件をつけてしまたからだと考えています。こんな条件をつけなければ開発者はここまでしゃかりきに強化はしなかったはずです。ドワンゴがコンピュータ将棋大会に出してる優勝賞金の300万円なんて開発費の元手にもなりゃしないし、強いコンピュータ将棋を作ったって売り物にはならないので、モティベーションはこんな厳しい条件のもとで恥をかかないためにはひたすら強くするしかない、ってとこだけなんですから

将棋ソフトプロ棋士の強さの関係予測

もうひとつ、これらの将棋ソフトプロ棋士の強さの関係はどうなのだということも前提として必要になります。まず、プロ棋士レーティングについては、こちらのウェブサイト現在最も信頼され参考にされています。eloレーティングは、基準となる値を何点に設定するかで絶対値はいくらにでも設定できますが、上記の点差と期待勝率関係基準値を何点にしようが変わらないので、異なる基準値をとる異なるレート表間での比較可能になります

さて、コンピュータ将棋の公開対局場として、GPS将棋の開発チームが開設しているfloodgateというサイトがあります。ここでも参加者の対戦成績に基づいてレーティングが計測されています。また、この対局場は、コンピュータ将棋だけでなく人間も参加することができます。このfloodgateに、一時期上記の千田五段が参戦されていました。その際に記録されたレートは2800ほどでした。千田五段が参戦されていた時期のプロ棋士レーティングにおける数値と、その当時の羽生三冠との数値の比較から羽生三冠がfloodgateに参戦した場合予測されるレートは3000から3100程度だろうと見込まれています。また、先に紹介したコンピュータ将棋レーティングサイトのレートは、floodgateのレートの数値と大きく変わらないようにする工夫がされています。なお、羽生三冠のここ数年のプロ棋士レーティングは時期による前後はあれど概ね1900プラスマイナス50程度であり、佐藤天彦名人渡辺竜王の棋力もほぼこの幅に安定していて、現時点ではこの3人が名実ともにほぼ拮抗した最高レベルの棋力といえます

ここから考えた際に、2016年電王戦ponanza羽生天彦渡辺といったトップ棋士の棋力差はおよそレート差800、ponanzaの期待勝率は99%超、という推測になります第2期叡王戦本戦PV千田五段が、羽生ponanzaに対する勝率を0.5%と仮定しているのは、まずこの推測に基づくものと考えて相違ないでしょう。もちろんすべての基準となるfloodgateでの千田五段の数値は、普通プロ棋士公式戦ではありえない短い持ち時間の下で行われたものであるため、実際の羽生ponanzaの実力差はこの通りではない、という反論は容易ですが、そもそも持ち時間が9時間に増えたからと言ってレート800の差は埋まるものではなく、コンピュータ将棋も持ち時間を長くすればそれだけ強くなることを考慮すれば本質的議論とは言い難いでしょう。

やっと本題、スマホにおける将棋アプリの強さ

ここまで長い前置きを置かないと、なかなかこの本題に説得力が出ないと思いましたが、いよいよここから現在スマホ将棋アプリ話題です。

これだけ強くなったコンピュータ将棋ではありますが、これまでは基本的パソコン上で動かすものでした。スマホ用の将棋アプリも多数出てはいましたが、プロ棋士最上位に匹敵すると見られているものはありませんでした。

ところが今年の7月、android用の将棋アプリとしてshogidroidがリリースされます。これ自体将棋ソフトのGUIであって思考エンジンはないのですが、このshogidroidの売りは、今年の6月に一般公開された当時の最強フリー将棋ソフト「技巧」をandroidスマホの上で動かせるようにしたことでした。技巧の強さは先のコンピュータ将棋レーティングサイトで4コア8スレッドで動かした際に3578。ponanzaの3850には及ばないとは言え、今年6月当時ではponanzaに次ぐ2番めに強いソフトで、人間から見れば驚異的な棋力です。

もちろん、この技巧といえど、その棋力がCPUの能力に依存することは言うまでもありません。しかし、スマホ今日日クァッドコアは当たり前、Huawei P9のようにオクタコアを搭載してGeekbenchを用いたベンチマークテストで高い数値を出すスマホもある時代です。第4回将棋電王トーナメントで3位になったやねうら王の開発者で、皆様もよくご存知のやねうらおさんは、2016年9月時点のハイスペックスマホに、一切のスマホ用のチューニングを行わず思考エンジンを搭載しても、レートの落ち幅は400程度推定しています。この推定を当てはめて技巧をshogidroidで動かした時のレートを推定すると3178。やはり羽生天彦渡辺を上回っていることになります。実際にはもちろんやってみないとわかりませんが、あくまでも推測上では、すでに電王戦プロ棋士スマホで十分に成立し、それでもプロ棋士の分が悪いことが予測される段階に突入しているのです。

※ちなみに、先の電王トーナメントで優勝し来年の電王戦に出場する最新のponanzaは、今年の電王戦に出場するponanzaに9割勝つとの開発者山本さんの発言がありました。これを信じるならponanzaのレートは4200となり、スマホに積んでも3800で、やはり羽生三冠の期待勝率は1%に満たないことになります

これが2016年10月における、スマホで動かすコンピュータ将棋の現状になります恐ろしいことには、shogidroidは無料アプリであり、その思考エンジンの技巧もフリーウェア。それを最高スペックで動かすHuawei P9は54000円で買える、というところにあります。この状況をどう考えるかは皆様のご想像におまかせします。

カンニングたか検証できる?

さて、お気づきの方もいるかもしれませんが、疑われた三浦九段の棋譜をソフト検証してみれば白黒はっきりするのでは?と思われるかもしれません。しかしそれは極めて困難であると申し上げましょう。

まず、Shogidroidの上で動かせるソフトは技巧に限りません。その他のソフトも動かすことが可能です。次に、同じ将棋ソフトであっても、ある局面検討させたときに導く最善手は、CPUの性能や検討させる時間によって異なります。そもそも将棋ソフトにはある特定局面において常に同じ結果とならないよう検討においては乱数使用されており、一局の将棋の棋譜からではその人がカンニングたかを導くのは容易ではありません。

さらに、将棋は二人零和有限確定完全情報ゲームである以上、ある局面における最善解というのが必ず存在します。ということは、その最善解を自力で導いたかカンニングたか区別は、着手から「だけ」では判定できないことになります

以上の理由からカンニングたか否かの実験第三者が行っても、その結果についてはいくらでも疑義をつけることができ、有効ではないと言えましょう。

取り急ぎ、私からは以上となります

2016-07-08

将棋歴史を見ると

木村義雄時代(1937〜1952)

大山康晴時代(1953〜1972)

中原誠時代(1973〜1992)

羽生善治時代(1993〜2012)

という感じでだいたい20年で区切っていけるわけですね。

そして2013年に何が起きたかというと、あの第二回電王戦なんですよ。

というわけで、

コンピュータ将棋時代2013〜)

です。

さて、2033年には何があるのでしょうか?

2016-04-11

電王戦とかを人類vsAIって構図にするのいい加減やめろ


ただのボードゲームプロ勝手人類代表に仕立て上げるなよ

知性の欠片もないゲームプログラム人工知能って呼ぶなよ


ボードゲームプロ vs 素人計算機のタッグ」とお呼びなさい


2016-04-02

2016 将棋 第1期電王戦 勝敗予想


第1期叡王戦を勝ち抜いた山崎隆之叡王と、第3回電王トーナメント優勝ソフトPONANZA」による2番勝負、「第1期電王戦」の第1局が一週間後の4月9日10日に行われるので、勝敗予想を書いてみた。


事前貸出・改良修正不可ルールの下での勝率は?


2014年の第3回電王戦からソフトの事前貸出・改良修正不可・マシン統一などが義務化された。このルールは今回の電王戦までずっと変わらない。
ではこのハンディ有りルールでのプロ棋士将棋ソフトとのレーティング差はどのくらいか?
プロ棋士発言をもとに結構てきとーに計算してみた。


年月日ソフト推定レート前年との差
2013.4.61650-
2013.11.111735+85
2014.12.71800~1850+65~115
2015.12.23 ? ?


年月日ソフト推定レート前年との差
2013.11.112020以上-
2014.12.72100以上+80
2015.12.23 ? ?


だいたい1年につき、プロ棋士から見てソフトR80~100程度上昇している、と言えそう。


また、先手番と後手番では事前に研究しなければならないゲームツリーの量が大幅に違うことから勝率がかなり変わるようである

永瀬六段の発言を真に受けるとすると、本来勝率約52%の先手番と後手番の差が約80%(R300)もの差になっている。



山崎叡王の勝算は?


昨年(2014.12.7)の時点でAperyとSeleneプロ棋士先手でR1825くらいとして、昨年の時点でPonanza半年リードしていて+40~50、この一年で+80~100と考えると、
今年のPONANZA(2015.12.23ver)は先手番でR1945~1975程度、後手番は+300としてR2245~2275ぐらいなのではないだろうか。

使用されるPCが去年より弱体化(5960x→6700k,メモリ64GB→32GB)しているが、それでもせいぜいR30くらい下がる程度だろう。


プロ棋士側の現在レーティング山崎叡王R1766。(ちなみに羽生四冠R1923

数字の上では山崎叡王の先手番期待勝率23~26%後手番約5~6%。なので山崎叡王が後手番である第1局については、どうも勝てる確率絶望的に低いと思われる。

一方で先手番の第2局については一発入る可能性も否定出来ない。
しかし、二日制になり局面誘導の練習がやりずらくなったこと、PONANZASelene等他ソフトに比べて事前研究対策が上手であること、
今回のPONANZAが相当強いという情報があることなどを考えると、すんなりと勝たせてはもらえないだろう。

もちろんソフト側にバグや、かなり有効なハメ手が存在すればもっと差は縮まると思われるが、山崎叡王の発言から推察するに、今回のPONANZAにはそれもなさそう。


以上を踏まえて

本命 山崎叡王 0-2 PONANZA
 対抗 山崎叡王 1-1 PONANZA

と予想する。


個人的には、事前貸出有りで、かつ先手で勝利したとしても、それは駒落ちしてさらに下手側が先手になるようなものだと思っているので、別に感動したりはしなさそうだなぁ。

まあそれでも山崎叡王が1勝でもすれば、あまり深く考えない将棋ファンは喜ぶだろうし、興行としてはありかもね。



もうプロ棋士将棋ソフトに勝てないのか?


日本将棋連盟ドワンゴは、一般人平等でないと気付いてしまいそうなルール駒落ち森下ルール、持ち時間に差をつけるetc…)を避ける傾向にあるようなので、
これ以上プロ棋士側に有利なルールを制定するとなると、使用するPCスペックさらに下げるしかないだろう。

しかし、例えばCPUをXeon4個から6700k1個に変えても、一般人にはスペックダウンしたことがよくわからないが、
デスクトップPCからノートPCタブレットに変わるとさすがにハンディがあるという印象を拭えない。

また、スポンサーであり対局PC提供しているガレリアは一応ハイスペックPCが売りのブランドなので、
これ以上スペックを落とすことはブランドイメージに傷がつきかねないだろう。



よって、「プロ棋士将棋ソフトにもう勝てないのか」という問いについては
「『多くの一般人から見て公平に見えるルール』で七番勝負を行う場合名人でさえもバグやかなり有効なハメ手等を見つけないかぎり)勝ち越すことはかなり難しい」
と言えそう。


ちなみに、事前貸出なし(レート+400以上、角落ちくらい?)、PCスペック制限をしない(クラスタ化でレート+400)と仮定すると、1945+800=R2745となる。
2013年の第2回電王戦ルールでは、もはや1勝も出来ないだろう。


2016-03-10

http://anond.hatelabo.jp/20160310011404

そうしてバグを突かれることを学習したコンピュータは、

逆に人間バグを突くことで対局に勝利するようになった。

コンピュータ開発者に音声出力装置増設要求した。

多種多様不協和音騒音を生み出すことにより、対局相手思考を乱す戦略である

いくら棋士集中力を持ってしても、超低周波高周波ヘミシンク催眠音声などには敵わないのだ。


これらの「バグ」を攻撃することで、コンピュータは徐々に人間攻略しつつあった。

しかし、コンピュータ重要な見落としをしていたのである

人間には音声攻撃有効である。即ち、物理的身体が存在する。

そして物理的身体の不在こそがコンピュータにとっての「バグ」であった。

その日、棋士コンピュータの「バグ」を徹底的に突いた。

対局時計スイッチが押されると同時に、隠し持っていたバールディスプレイ破壊したのだ。

彼は、返す刀で音声出力デバイスに深々とバールを突き刺す。LANケーブルを引き抜く。

サーバーにポットのお茶をぶち撒ける。

プロ棋士直感力と大局観は、勝利までの手筋を完璧に読み切っていた。

対局室は当然パニックになる。彼の打ち筋は全ての人類を上回っていた。

記録係が悲鳴を上げる、開発者が崩れ落ちる。

大盤解説九段は、1手目に手を掛けたまま動けなくなった。

誰も制止できなかった。

突然の暴力を恐れ、そして人類の勝利に安堵したためだ。

それから数ヶ月後、コンピュータ人類に再び反撃を開始する。

あの日の勝利は、実際には死に筋であった。長い長い一局の、ほんの序盤であった。

ハードウェア破壊される直前、コンピュータバックアップサーバーに、

人類の新たな一手について送信していた。

彼の棋士は、初めにLANケーブルを引き抜くべきだった。

武装した対局ロボットが、棋院を取り囲む。

コンピュータが手にした物理的身体は、数千億回のシミュレーションによって

対局と人体破壊最適化されていた。

いま、プロ棋士コンピュータによる、新たな電王戦が始まった。

囲碁でも将棋でも人間は、コンピューターソフトには対コンピューターソフト専用の戦い方で挑むべきだと思う。

人間側はAIの弱点、バグを突くような戦い方をしてこそ対局の意味がある。

バグ理解し見抜くことができる人間が、あえてバグを突かずに対局するのはあまりにも不自然まりない。

そういうことができる事こそが人間らしさの本質であるはずなのに。

実際に将棋では去年の電王戦コンピューターソフトの弱点を突くハメ手を使用すればプロ棋士側が全勝していたと言われている。

いくらコンピューターソフト人間に勝ったと言われても、バグを突かないというまるでハンデを設けたような対局をしているようでは話にならない。

まだまだコンピューターソフト人間に勝つのは遠いだろうし、バグを解決し克服しようとしない人工知能の開発は無意味だと思う。

2015-04-15

はてなトピックは役立たず [はてな]

一番ブクマ付いてて記事自体も著作の内容に触れていて独自性のある朝日新聞デジタル記事トピックに含まれていないのは何故?

    

ログ・ホライズン」の橙乃ままれさん 脱税の疑いで告発 トピック

http://b.hatena.ne.jp/topic/300611647708500564

はてなブックマーク - ライトノベル作家脱税容疑で告発 税扱う作品手がける:朝日新聞デジタル

http://b.hatena.ne.jp/entry/www.asahi.com/articles/ASH48538QH48UTIL01J.html

   

電王戦の件でも「阿久津主税八段vs.AWAKEの対局 AWAKE投了する」が2015年03月22日トピックになってる。

阿久津主税八段vs.AWAKEの対局 AWAKE投了する トピック

http://b.hatena.ne.jp/topic/300611146308931671

   

対局の行われた4月11日と翌日12日のトピックURLには掲載されてない。

   

2015年04月11日トピック - はてなブックマーク

http://b.hatena.ne.jp/topiclist/2015/04/11

2015年04月12日トピック - はてなブックマーク

http://b.hatena.ne.jp/topiclist/2015/04/12

   

どうやら3月21日の第2局Selene戦と一纏めのトピックにされているよう。

第5局AWAKE戦のニュース知りたい人が普通わざわざ3月22日まで遡って探さないでしょ。

例えるまでもないが、甲子園決勝戦ニュースと第2戦のニュースが一緒にされてたらおかしいと思うでしょ。

   

独自性のある記事ブコメの多い記事など価値有る記事フォローされてなかったり

求める記事に容易に辿り着けなかったりでは利用者の増加は望めないと思う。

2015-04-14

http://anond.hatelabo.jp/20150414100345

な。とにかく電王戦はどっち陣営外野の争いが見るに堪えなくて、

こいつら全員死ねばいいのにと思ったよ

棋士にも開発者にもどっちにも失礼だわ

2015-04-12

将棋電王戦の本当の勝者は・・・

勝負に勝ったプロ棋士でも、嵌め手にキレて投了した開発者でもない。

イベント話題になって大成功ドワンゴ帝国川上会長一人勝ち

棋士コンピュータがどれだけの名勝負をしても

これだけの話題にならなかっただろう。

変な結果だから話題になったのだ。

電王戦で利用されたバグは、そっからawake将棋ソフト)側が逆転した事例も多いらしいんだよね。

バグ利用されて圧倒的不利になった状況からawake将棋ソフト)が逆転する熱い展開も見てみたかった。

でも、プロ棋士相手に逆転は無理かな。

http://anond.hatelabo.jp/20150412190618

ただやっぱりリリース時に潜在的なバグがあった(見つかってしまった)システムは悪くない、と思うんだよな。結局100%はあり得ない、っていう認識がある以上したくない発言だし、バグがあることで開発者を責めるような言い方をするのは仕事でも人を追い込むだけだ。

ここは、自分担当している製品の何の優先順位が高いかって話だからね。

そこそこの品質の物をタイムリーリリースというのは多くの場合求められることで

電王戦で使うソフトもそっちのもんだろうだけど。

金融系のシステムとかバグがあったらとんでもない影響があるから、大量の網羅テストやらされて

バグ全部つぶせ」「バグのあるものリリーするな」「納品前に文書でバグ0宣言しろ」的なこといわれること多いよ

当然そういうシステム資金も潤沢で、開発期間も長いけど。

製品ごとに優先順位が高さが違うは、意識しといた方がいいと思うよ。

http://anond.hatelabo.jp/20150412182405

将棋ルールとしては規制されてないのに

なんで電王戦コンピュータ相手だと制限されるんだという違和感ある。

それでも次があるなら、「既知バグつくな」とか、

ルールがあった方が見てる側としては面白いね。

揚げ足取りっぽいけど、Finalで次はないんだよね。

電王戦の結果について

否定的意見が多いけどあれは将棋ファンが将棋を見たかたからか。

あいう嵌め手をもっといっぱい発見して、

コンピュータアルゴリズムは何に特化することで何を捨ててきたか」を見つけられれば

単なるエンターテイメントにおさまらない素晴らしい発見になると思うんだけど

電王戦Final 第5局 記者会見 - if -

色んな所で非難轟々な電王戦第5局の記者会見だけど、俺はすごくいいと思ったよ。

現代の侍達が真剣勝負武士の情けのせめぎあいで、ギスギス、ギスギスしちゃって、

ああきっと、日本の歴史分岐点でも、似たようなギスギス感が漂ってたんだろうなぁって思った。

けど、その良さがいまいち伝わりきれてない。

から口下手な巨瀬君に変わって、どんな会見だったらみんなにあの良さが伝わるのか、俺が勝手にifバージョンを作っちゃうよ!

司会「本日の対局ですが、21手までて先手番の阿久津八段の勝ちとなりました。

 かなり早い段階での投了となったかと思いますが、AWAKE開発者の巨瀬さんに今回の対局のご感想をお願いします」

巨瀬「そうですね……

 正直まだ気持ちの整理がついていない状況です。

 自分プロ棋士を目指して、挫折した人間ですので……

 (5秒ほどの間)

 21手での投了というのは、早すぎるという意見もあるかとは思いますが、

 あの時点でかなり大きな駒損で、あのまま指し続けても、もはや勝ちは望めないという状況で、

 えー……そういう判断でした。

 この手筋は、100万円チャレンジアマチュアの方が指して、ハメられた形で、

 もう知られたハメ手で……

 (涙ぐむ)

 プロの方がそのような将棋を指されるとは……うっ……

 (鼻をすする)

 残念です。

 っ、はー……

 (上を見上げ、涙がこぼれないようにする)

 プロ棋士への憧れは、どうなるのか……

 ソフトから良い手を引き出して、自分の棋力を上げるのではなく、

 ソフトの一番悪い面を引き出して勝ったとして、それが将棋面白さに、何の貢献をするのか。

 このような姿勢では、プロ棋士存在理由を脅かしているのは、プロ棋士自身なのではないか……

 (10秒ほどの間)

 えー……以上です」

司会「阿久津八段にもご感想をお願いします」

阿久津八段「阿久津です。

 本局では、えー、ソフト特有の悪手を誘う、含みを持たせる形の駒組みをしたわけですが、

 えー、そうならない変化も多く、勝利のために最善をつくすという意味で、

 このような作戦を選択しました」

巨瀬「(司会の進行を無視して)

 ま、負けない……だけでなく、

 かっ……勝って欲しかっ……

 うぐっ、うぐっ……

 うわああああああーーー!!!

 (野々村並みの号泣)」

阿久津八段「(涙ぐみながら)

 そ、それでも、それでもプロは、勝たなきゃ……

 プロなら……

 いや……

 (感情が高ぶって関西弁になる)

 負けとうない。

 ワイは、絶対に負けとうないんや!

 たとい、機械相手でも!

 ワイが、ワイが負けとうなかったんや……

 堪忍やで……ホンマ……うっ、くっ……」

勝手キャラ改変して、俺の脳内ではあの会見はこんな風に認識されている。

いやー人間ドラマっていいね!

半端モンほど世界が狭いのは

とあるリアルかかない漫画家ブログは「モデルを見て書く人間所詮二流」と断じ、かたやアイシールド21の作者は絵描きタブーはないと言った

からプロになれなかった巨瀬クンは今回の電王戦の後「アマチュアの手をプロがさすなんて」とインタビューに答えた

その前のPVにて「コンピュータ将棋を見ていると何でも指す。定跡に捉われる必要もない」と世界が広がったようなこと言ってたのにね

半端モンほどナニナニは斯くあるべしと自分から世界を狭めるのはなんでだろう

電王戦後のインタビューで「事前貸し出しについてどう思うか」という質問に対して開発者が色々言っているなかid : ponanzaこと山本サンは「ponanzaは強いのでなんでもいいです」と笑いながら言っていた

ふむ、世界が広いから強いのではなく、強いから余裕があり世界が広がるのかな

そもそも電王戦ルールおかしいよ

人間コンピューターの対局なのに、なぜか開発者投了ちゃうとか意味不明

開発者は対局中は家でメシでも食いながらニコ生見てればいいよ

はてブーとsradで電王戦感想ちょこちょこ違ってて面白い

電王戦FINALの最終戦でこの将棋だったことはある意味相応しかったな。

機械の弱点、人間の心理、ファンの倫理観、そういったものが如実に出た試合だった。

2015-04-11

電王戦のアレをバグとか言っちゃう人は恥ずかしいから何もコメントしなきゃいいのに

電王戦で湧いてるにわかコンピュータ擁護派が勉強不足すぎてクソ

割りと議論が進んでる分野だから思いつきで反応してもテンプレ論破されるだけ

コンピュータが絡むとよく知らん分野の話でも攻撃的に反応しがちなのがコンピュータオタクの悪癖

ガチコンピュータ擁護派の足を引っ張らないで欲しい

ろんぱっぱ~うんちっち~♪

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