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はてなキーワード: 弁当とは

2024-05-05

会社休みご飯弁当を食べて、午後初めから昏睡したように席で爆睡出世なんかできるわけもない

炭水化物接種の悪影響について誰一人情報を齎さな日本

肉菜食にしたら全く眠くならないので驚いた

もう定年が近いんだが?

2024-05-04

anond:20240504170515

いや、普通に全部駄目だろ…弁当以外はOKと思えるのも相当なものだぞ…

anond:20240504164850

蹴る、殴る、つねる、ビンタ私物を壊す、机に汚物をぶちまける、弁当を捨てる、女子が着替え中の教室に蹴り込むくらいはスキンシップだよな

やられてた奴自殺未遂して半身不随になったけど、クラス中は和気あいあいとしてたし、1週間後には別の奴がターゲットになってたよ

おおらかな時代だったな

anond:20240503205825

40歳の似たような男だけど

俺は家から一歩も出ないことに幸せを感じる人間なので一人で幸せ

GWに家から一歩も出ないために一生懸命食料備蓄した

 

あなたは一人ででもコンビニに行くし映画館に行くし居酒屋に行くしビアバーに行くし、根っこが活動的な方なんでしょうね

冷凍弁当買ってアマプラ映画見て買いだめした缶ビール飲みながら冷凍ピザを食す人間になりましょう

俺はそういう生活ができる今が幸せ

anond:20240504035500

これはガチ増田が実行している方法だが、スーパーの半額弁当一週間分買って、それを会社に持っていく。

品種改良して米のカロリーを少なくして新潟で大量に作ったらいいじゃん

コンビニで100kcal弁当出せば若い女性に1000円で売れるかもじゃん

コシヒカリよりも高いはずじゃん

2024-05-03

どこまで食う?

◆家でも人前でも余裕で食う

・お弁当すみっこ漬物

紅ショウガ

はじかみ

エビフライのしっぽ

桜餅の葉っぱ

・めざしの頭

刺身の横の海藻

刺身の上の赤いモジャ

アルファルファ

さんまのわた


◆家では食うけど人前では自重

柏餅の葉っぱ

焼き芋の皮

さんまの骨

さんまの頭

刺身のつま(大根


◆家でも人前でも食わない

刺身たんぽぽ

バラン

・バレン

2024-05-02

anond:20240501203604

何故自分で作らないのか?って趣旨トラバブコメ散見されるけど多分「家族パートナーが作ってくれた」ってとこまでセットの「オムライスが好き」なんだろうな

妻に弁当作って欲しい男に「弁当が良いなら自分適当に詰めて持ってこいよ」って指摘しても「妻が自分のために手作りしてくれた愛妻弁当が食べたい」って文脈が含まれてるから通用しないのと一緒

anond:20240430032908

ダイエット食事から個人的には「食事に金をかける」が一番効果あった。

600円のから揚げ弁当を食べずに400円くらいのしょぼいたんぱく質サラダと250円くらいのサラダチキンと130円おにぎり(または160円くらいの春雨スープ)を食べる。

これで食べた満腹感は同じくらいになる。でも摂ってるカロリー結構違う(揚げ物がないから)。これを繰り返す。

運動しなくてもある程度までなら痩せる痩せるだけなら食べなきゃいい(=摂るカロリー減らす)だけなんだよな。

anond:20240501221345

通ってた世田谷区立小では、砧公園まで徒歩で行って世田谷美術館見学して原っぱで遊びまわって帰るという遠足が毎年の恒例行事だった。

弁当持参、おやつは300円まで。

2024-05-01

冷凍庫ピンチ

ゴールデンウィークだと喜び勇んで冷凍食品を買いすぎた

冷凍弁当10食に、冷凍鶏もも肉が6kg、箱アイスが2箱、チョコジャンボモナカが5個、冷凍餃子が2kg、冷凍挽肉が2kg、その他諸々

これで冷凍庫がパンパン

そして明後日の午前中に冷凍ピザ6枚が届くことが既に決まっている

スペース空けなきゃいけないんだが

明日の夜は会食が決まっているので、チャンスは今日の夕食と明後日の朝食のみ

しか冷蔵庫には期限が明日までの豚肉カットキャベツが残っている

くそっ!いったいどうしたらいいんだ

2024-04-30

anond:20240430175206

炒飯弁当とか、中華弁当食ったこと無いだろ

第一シウマイ匂いダメとか偏食なんだな

暖めて食べてないか匂いだけきついのでは?

anond:20240430142849

横浜市民だけど崎陽軒シウマイ臭いがきつすぎてまったく食べない

弁当もおかずが今となっては貧弱だし

何か特別思い入れがないとわざわざ食べないのでは

anond:20240430143148

横浜駅崎陽軒売店弁当ものすごい勢いで売れてるもんな。

全員横浜市民ではないという可能性もゼロではないけど。

anond:20240430170159

500円出して食べきれない弁当なんて買わなくても

100円でカップフリーズドライ味噌汁買ってから箸くれって言えば良いだろ

それなら最悪今食わずに持ち帰ったっていい

下っ端の店員サービス外の対応をさせるべきではない

外国人店員だって増えてるんだしさ

夫に作り置き弁当を作った女性が叩かれた件

叩いているのは既婚者で子どもがいたり夜職だったり

男と関わってきたからこそこじらせてフェミっぽくなってしまった女性が中心に見える

夫に尽くすのってあいつらの中の「フェミニズム」に反する行いなんだろうな

私はしばらく出かけるけどあんたの面倒なんか見ないからwwwって夫に対面で言ってやった!これから昼飯は自分で用意してね?あたしのありがたさを思い知った?ざまぁ!もう遅い!わからせ!

みたいなのがフェミニズムとしてもてはやされてる界隈だから

大好きな夫くんのためにお弁当を作ってあげたよ!っていうのは奴隷立場に甘んじて自分たちの足を引っ張る腹立たしい存在なんだろう

とか書いてたら今まさに元ツイートの人が鍵アカウントにしたっぽくて切ない

コンビニ高校生に箸を渡すべきではないwww

はてな民ってどれだけアホなんだよ

完全に詰め込み教育の敗北者たちやん

状況を想像しろ

間違いなくさ

高校生が箸を忘れて飯を手で食うことになるからワンチャンコンビニに駆け込んだだけの話だろ

これはべき論でもなんでもなく優しさの問題

俺が店員なら、本当は弁当買った人へのサービスだけど、今回だけ特別ねと言って渡す

それだけのもんじゃ

ワイはお弁当を2つ買ってお箸を3膳貰っていく

自由とはそういうもの

anond:20240430142849

横浜市民n=1だけど、崎陽軒普通に食べるよ

弁当も食べるし、横浜駅隣の本社ビル中華食堂がついててそれも旨くて良いんだよな

さて

いわき市民はじゃんがら(銘菓)を食べない

anond:20240430103722

半額弁当買って家帰って違法動画サイト見てシコって寝て終わり

苦手な先輩

会社行政処分を受け、再発防止策の一環として関連法令資料

読み合わせ会が半年にわたって行われた

難解な用語も詰まらずスラスラ読めたのはその先輩と私だけだった

おちゃらけてばかりで私の最も苦手とするタイプだった


会社の周年記念で立食パーティーがあった

先輩はいもの調子であちこちで場の盛り上げ役をやっていた

私はそんな先輩を冷めた目で見ていた

私が一人、ワインを飲んでいると、先輩が近寄ってきた

先程までと違い真面目な顔で、嫌な予感がして正直逃げたかった

少し身構えていると、先輩は声をひそめて

もしかして君って、ほんずき?」と言った

周囲の騒がしさもあって、何を言われたかからなかった

読書は好き?」先輩は言い直した

「ああ、はい…」私が答えると

「やっぱりそうか」

はい…」

「いつもどういうの読んでるの?」

「えっと…」

「好きな作家はいる?」

「えっと…」

「いい、いい、無理に言わなくて。ところで、〇〇の小説は読んだことある?」

先輩は芥川賞作家名前を出した

「いえ…」

「そうか、一度読んでみて欲しいな」

はい…」

「よかったら一冊貸そうか?今度お試しに一冊持ってくるから

はい…」

「よし、わかった」

先輩はいもの調子に戻り、にっと笑って親指を立てて立ち去った

あれは一体何だったんだと私は思った


翌日、私が自席で一人お弁当を食べていると、また先輩が真面目な顔をしてやって来た

「昨日の約束」そう言って、文庫本を一冊、私の机に置いた

私の嫌いな分野が題材で、手に取ろうとさえ思ったことがない作品だった

「もし合わなかったら無理して読まなくていいから」

それだけ言うと先輩は立ち去った


家に帰って早速ページを開いた

人物の繊細な心理描写が巧みだった

読みながら何度も胸がつまり、読み終えてからも余韻が残った


ありがとうございました」私は本を返した

「うん。どうだった?」先輩は恐る恐る尋ねた

「凄く良かったです」私が答えると

「ほんとに?他の作品もあるけど、貸そうか?」やっぱり恐る恐る尋ねた

「いえ、これから自分で買います

「え、そんなに気に入ってくれたの?」

はい

「嬉しいなー。会社でそういう話できる人いないからさー」

「ああい小説、お好きなんですか?」私が聞くと

「うん。そういうタイプじゃないよね」先輩は照れながら言った

「よかったら君のお勧めも教えて」

   :


それからも先輩は会社では相変わらずおちゃらけてばかりで苦手だけど

家では静かに一緒に読書を楽しむ仲だ

anond:20240430004357

物価高による不況を受けてむしろ賃下げするのが地方零細だぞ。

うちは給料14%カットと、スーツ手当・交通費残業代廃止名目上は残業廃止)、

設備投資積立金の名義での天引きが開始されて、合計でざっくり5万は減った。

会社弁当も値段は同じだけど明らかにグレードダウンしたし、今年はクーラーは30度設定推奨。

でもみんなうちみたいな零細でしかまらないクズばっかりだから転職もできない。

そもそもうちでパソコンを人並みに使えるの自分だけだしな。

みんな人差し指キーボード打ってるし、かな入力になったら戻せなくなるし、

そう言うの嫌がって手書きFAX電話が主な連絡手段だし。

まぁ取引だって似たようなもんだからメールで連絡したって誰も見ないんだけどな。

地方零細のレベルの低さなめんな。転職なんてできる訳ないだろ。いい加減にしろ

2024-04-29

anond:20240429191019

理由が分からないけど夫に弁当を作った事が気に入らなかったの?それとも結婚してること?

もうフェミニストも好きにしてくれって感じだよねえ

悲報妊婦さん「産後里帰りするから、夫の弁当を作り置きしといた!」👈フェミに叩かれ炎上してしま

さす九のリアル上京して「お前の地元おかしいよ」と言われるまで〜

「実は、女は台所で美味いものを食べて楽しくやってるんですよ」という話で噴き上がったさす九。

じゃあ、実際はどうだったのか。1人の九州出身者(身体女)の体験談を、列挙していく。

もちろんこれは、単なる個人体験談であり、また実際に以下の事象が起こったという裏付け証拠を出せ!と言われても無理である増田から匿名だし。

ただまぁ、こういうことを経験したと主張する人間が、少なくとも1人存在する。

小学校

テスト

すごく賢い男の子がいた。

私と彼は、競い合っていたわけではないけれど、だいたいテストでいい点を取るのはこの2人だよね、的な空気クラスにはあった。

ある時、別の賢い男の子が転校してきた。

そしてその男の子2人は点数を競うようになっていった。

まり点数を気にしていなかった私も、2人の姿に競争心が刺激されて、点数を稼ぐための勉強をした。

ある時、私が満点で、男の子2人は満点を取れなかったテストがあった。

点数を聞かれて、私は自慢げな気持ちを抑えてテストを見せた。

男の子たちは、私に凄いと褒めてくれた後、とても悔しそうに呟いた。

まさか、女に負けるなんて」

何だか、全部バカバカしくなってしまった。

女の子が産まれたら

私はずっと、父親から「お前が生まれたと聞いた時、駆けつけて『女の子ですよ!』と言われてガクーッと来たんだよなぁ」というのを、ジェスチャー付きで言われつづけてきた。

そして、祖母は「どうして男を産まなかったのか」ということで、ことあるごとに母をネチネチ虐めていた。

そして、従兄弟が産まれたら大騒ぎし、初めての男の子!と色んなプレゼントをし、男の子から!とお金を渡し、やたらに可愛がっていた。

兄弟クズだったしバカだったが、それでも従兄弟の方が可愛がられた。

これで無関心になってくれれば良かったのだが、孫の中で唯一私だけが、ある程度進学校として名の通っている中学校に進んだので、祖母の自慢要員(アクセサリー)兼おさんどん係として、今後も振り回されることになる。ちなみにアクセサリーとして祖母随伴してもお小遣いはもらえない。旨みなどまったくない。

・私の顔

私は、嫌になるほど祖母に似ていた。

外で歩くと、「あら〜増田さん(仮)ちの子でしょ!」と顔を見て言われるほどで、本当に嫌だった。

そして、祖母はおじ(父の兄弟)と似ており、私はおじの子だと間違われることがかなりあった。

私はおじも嫌いだったので、母に「また外で似ていると言われた。そんなに似ているか?」と愚痴った。

「そうねぇ、アンタは産まれた時からおじさんに似てるって言われてたわぁ。○○おばさん(祖母姉妹)なんて、『本当に似てるわねぇ。何でそんなに似てるんだろうねぇ』って言ってきたのよ」

「えっ?それって」

「明らかに、おじさんと不倫したんでしょ、ってニュアンスだったわ」

ギョッとした。それからしばらく、なにも言えなかった。

中学校高校

・寮

田舎小学校あるあるかもしれないが、会話していても本気で話が通じなくて苦痛だった(A=BでB=CならA=Cだろう、という会話で何でなんでそんなのお前の感想じゃんじゃあA=Dじゃん!みたいなことを喚かれる)。

から脱出先を探し、幸運にも「親の出した条件」をクリアする学校が見つかったのでそこを受験した。

というわけで、若干遠い学校に通うことになった。

一時期、寮に入っていた。

その時、管理人(男/中高年/既婚者)が、授業中に無断で女子生徒の部屋に入っていたことが判明し、問い詰めたことがあった。

下着も干している、プライベート場所だ。なぜ留守中に入る必要がある、今すぐやめてくれ」

私の主張は鼻で笑われた。

「お前達は子供だ、親は部屋に入るだろう。俺は親代わりなんだから部屋に入って当然だ」

私は食い下がった。

「お前は親ではない。というか親だったとしても、親はわたしプライバシー尊重してくれる。留守中に、下着を干している部屋に無断で入ったりしない」

男は心底驚いた顔をした。

「それは、お前の親が、家庭がおかしいんだ。お前の親、おかしいよ」

周りには、部屋に入られた他の寮生もいた。

管理人の異様さのせいか、みんな何も言えなかった。

親がおかしいとまで言われ、私は絶句し、泣いた。

どうして下着を見られたくない、それだけのことなのに親まで詰られなければならないのか。

翌年から私は寮を出た。

私も、周りの子も、親や教師相談をしたと思うのだが、奴が問題になって出ていく、みたいなことはなかった。

お前達は子供からお前らの下着を見ても別に興奮しない、みたいなことずっと言ってたけど、疚しかったんだろうなぁ。キッッッショ(感想

・その他

あとは、その辺で陰茎出してるお兄さんとか本屋で尻触ってくる痴漢かいた。あと、ちょっと気持ち悪すぎてここでは書けない(性被害の度合いとして酷いことをされたというより、なんかもうキショすぎて口に出すのを憚られる。周りからすると笑えることだと思うけど、今でもキッショいなぁ〜恥ずかしいなぁ〜口にできねぇ〜!って思っちゃう)ことがたくさんあった。この辺りは九州特有の、というわけではない気がするので今回は割愛する。

一般の、日本に生きる女子中高生としてよくある性被害を受けていた(これも大概どうかとは思うが)。

大学

このあたりで、うっすらと「フェミニズム」が九州でも認知されてきたように思う。しかしそれは、九州的な「女がすべきこと(雑用)」を完璧にこなして男様を気持ちよくさせた上で男様の2倍の実力を発揮できるようでなければ、自分権利を主張するな、という空気しかなかった。

今も変わらない?そうかな……そうかも……

部活

部活は男女に分かれている一方で、用具の準備やらなんやらの雑用はかなり女子が多くやっていた。

理由は「女の方が弱いのに、同じ体育館を使わせてもらってるんだからその分部活に奉仕しろ」とのこと。

今思うと頭おかしいが、当時はせっせと雑用をしていた。

もちろんマネージャーもいて、お茶の用意などは基本的彼女らが全部やってくれた。だがマネージャーであると同時に友達でもあるので、やっぱり時間があれば手伝うことも多かった。

引退する時、部長(男)が全員を集めてこう言った。

「お前らは知らないだろうが、マネージャーはずっと俺たちにお茶を作ってくれたりと雑用をして支えてくれたんだ。お礼を言おう」

しらねーーーーーのはお前だけだがーー!!?!?!?!(流石にキレる)

感謝気持ちがあるなら毎回手伝えばよかったじゃん!?!?!?!?!?!?手伝ってたのは女子部員だけだし、女子部員は全員毎回誰かしら手伝ってたんだよ!!!!それも見てなかったの!?!?!?!?!?

最後感謝して俺いいこと言ってる✨顔してんの、何なんだよ!?!?!?

葬式

母の父、私から見て祖父が亡くなった。

人が亡くなると、49日までお経あげたりと度々集まるような宗派だったので、私は毎回その集まりに駆り出され、おさんどんをさせられていた。

食事は、「気が詰まるだろうから」という「お気遣い」をいただき台所で食べた。

「そんな扱いされると分かってるなら行くなよ!」とか「拒否れば?」って思う人も多いかもしれないが、こちとら物心ついたときから盆や正月、親戚が集まれば配膳や酒を注ぐやら灰皿変えるやらさせられていた九州の女である。手伝いに行くことに、疑問すら持たなかった。

唯一疑問を持ったのは、祖父の墓に参れなかったこである

お経を上げ、お墓参りに行く時、女衆は座敷のセッティングをして墓参り組を待つのだ。

ただ、みんな車に乗っているので、お酒の準備はないし、料理も既に用意していたりお弁当を並べるだけだったりして、正直女でも2人いればどうにかなる。というか、机動かすのとか男がやれよなって今なら思えるが、当時はそんなことも思い浮かばなかった。

最後の集まりの時、おじから「今までお墓参り行ったことなかったよな。今日は行くか?」と聞かれ、私はもちろんと頷いた。

ここまで、孫なのに墓に参ることもなく、おさんどんだけさせられて帰らされていたというのは(そして男の孫はそんな目には遭っていない)かなりグロい状況なのだが、そんなことには気づいていなかった。そして、初めてお墓見るなぁと、少しワクワクしていた。

お坊さんがお経を上げ終わり、じゃあみんなでお墓参り行こうかという準備をしていた。私は、ギリギリまでおさんどんして、残る人たちの負担が少しでも減るようにしていた。

完全に行くつもりで玄関に立っていた私に、母から

「やっぱり、お墓参りちょっと……今回は、家で待っててもらえる?」

と言いにくそうに言われた。

「今回は」も何も、一度もいけたことはなく、ずっと家で待っていたが?????おん?????????

と思ったが、絶対絶対お墓に行きたーい!みたいな情熱は無かったので、まぁそう言われるなら……と私は了承し、家で待った。

何で「やっぱり、お墓参りちょっと」なのか。

兄弟たちは行けるのに、なぜ私はダメなのか。

そういえば、私以外の女の孫は、みんな来てないなぁなんて思いながら、墓参りに参加するために急いで用意してしまいやることがなくなった台所で、ぼんやりと親戚一同が帰ってくるのを待ったのだった。

・さつまおごじょ

大学は、九州各地から色んな人が来ていた。

そんな中でも、鹿児島の人たちの話は強烈だった。特に女性から聞く話はもう、上記のような経験をしている私からしても「おかしいよ!!」と絶叫するような話ばかりだった。

そのうちの一つが、以下に書くような話だ。

「胸が大きいと、同級生先生からセクハラ行為を働かれる。

というか、胸の大小について、男性から公的場所で、大っぴらに色々と揶揄われる。触られる。性的言葉をかけられる。」

これまで私が受けてきたセクハラは、「性的意図はないから!」みたいな隠れ蓑が必ずあった。建前というか、私は悪いことしてませんよ、と言うために本音を隠す「何か」があった。

でも、鹿児島にはそれがない。女にセクハラしようが何しようが、性的意図で触ることが「悪」ではない。少なくとも、その場で眉をひそめられたり、他人から咎められることではないのだ。

私は中高生時代に、胸が小さいことをさんざん同級生揶揄われたので、スタイルが良くて良いねと心の底から羨ましがったら、「胸が大きくていいことなんかない」と言われ、上記のことを教えられた。その後、鹿児島ってそうなの?と別の子に聞いたら、そうだよーあるあるーみたく言われ、本当にヤバい場所だなと認識した。

から余計に、「鹿児島は本当にやばい、いわゆる男尊女卑とはああいうのを言うんだなぁ。私は普通でよかったなぁ」となった。

普通じゃないことを知ったのは、上京してからのことだ。

大学

祖母ダブルパンチ

大学院に進んだ。

そこそこ名の知れた学校で、進むにあたりかなり頑張ったので、私はかなり鼻高々だった。調子に乗っていた。

父方・母方の祖母2人に、進学を報告した。

一方はかなりボケていたが、どちらも全く同じ事を言った。

「女がそげん勉強して、どがんすっ」

翻訳すると、「女がそんなに勉強して、どうする」という意味である

小さく、私にしか聞こえないように、告げられた。

戦争で進学を諦めた、母方の祖母なら理解してくれると思ったけれど、この地はそんな祖母気持ちすら奪った。恨むべきはこの地なのに、私は祖母が受け入れてくれなかったことを、裏切られたように感じてしまった。

荷物持ち

大学院に進んだ後、同じ研究室の人と軽いパーティをしようという話になった。

買い出しで、私は当然、重たい水の入った袋を持った。だって運動部で、鍛えていて、そのくらい持つ力があったし、「男と同じように扱われたいなら少しでも男に甘えてはいけない、それはダブルスタンダードだ」という考えが、日常から言葉でも言葉になっていなくても、骨の髄まで染み込んでいたからだ。

男性陣はそれに驚いて、「いいよ!増田ちゃんは軽いやつ持ってよ」と言ってきたが、ああそういう『ポーズ』ね、と思い「大丈夫だよ〜わたし力つよいし」とそのまま行こうとすると、

女の子なんだから

と言われた。

雷に打たれたような気持ちだった。

こいつは何を企んでいる?と思った。

どう対応すればいいのかわからなかった。初めての経験だったから。

頭が真っ白になっている間に、男性陣が荷物を持っていってしまった。

女の子から、という理由作業免除されたのって、もしかしてこれが初めてじゃないか?書いていて思った。

感想

さす九の何が嫌かって、「女は3歩後ろをついてこい」「外では俺を立てろ」と要求してくるのに、女を全然守ろうとはしないことなんですよね。女に守ってもらい、女にお世話してもらい、女に気持ちよくしてもらい、というおんぶに抱っこ。少しでも自立しようとすれば「だったらこれもやれ」「俺の世話も手を抜くな」「そこまでやって初めてお前は権利を主張できるんだ」と。

もちろんそうじゃない男性もいるとは思うんですけど、私が20ウン年あの地で生きてきて、荷物持ってもらえただけで衝撃を受けたってのは、やっぱりあの地に残る空気感、仕草、そういったもの日本の他の地とは違っているからだと思います

普通に訪れたり、一人暮らしするだけではわからない、実際にあの共同体に組み込まれて、初めてわかるものがある。

中学生くらいの時から欧米女性自分で何かをやり、自分で自立することをフェミニズムという!お前らは権利を訴えるだけ!見習え!みたいなことを言われたりもして、そうかぁ!そうだよなぁ!!ってしゃかりきになって勉強して自立しましたが、最近になって「欧米女性そもそもお人形さん』『アクセサリー』のように大事に扱われるのがデフォから、そこからの脱却を目指していたんだよ」と聞いてズコーーーっ!!!とずっこけました。

前提が違うじゃん!お前は割烹着きて家事育児して俺のご飯の準備とセックス相手をして少ない給料でやりくりしてから好きなこと言え!働きたいなら最低限そのくらいしないと自立した女じゃない!みたいなのが日本の反フェミっていうかフェミが台頭したいならちゃんしろよ論者が言ってきたことじゃん!?少なくとも1020年前の九州ではそう言われていた。

生きづらくて逃げに逃げて、逃げた先から昔いた場所俯瞰して「やっぱあそこおかしかったんじゃ〜〜ん!?そこから脱出できた私えら〜い!!」って、今は自分を褒め称えようと思います。いやマジで頑張った、ありがとう、本当に今とても楽です。

【おまけ】トランスジェンダーになりたい少女たちについて

上の話を読んでなんとなく察した人もいるかもしれませんが、私は小中学生時代男の子になりたかった。

だって男の子だったら本を読んでいても、勉強していても、不細工でも、問題ない。何も言われない。変だとか、生意気だとか、言われなかった。

男の子がよかったのになぁ」と言われることもなかった。

セクハラされることも、顔や体つきについてとやかく言われることもなかった。

一度、男の子みたいな格好をしてみた。別にそれで何か嬉しかったりとかはしなかった。

ただ、私が男の子だったら、こんな面倒なこと、摩擦が起きなかったのに、という、消極的気持ちで、男の子になりたかった。

あの時、「あなたは本当は男の子なのよ」って言われたら、泣いて喜んでいたと思う。

私は男の子なの、男の子として扱って!となり、治療も受けていたと思う。

けれど、男になった私を、親族は誰も受け入れたりはしなかっただろう。跡取り(そもそもそんな立派な家ではないが)として扱われたりなんかはせず、ずっと後ろ指を刺されていただろう。

今、私は、身体違和を感じていない。

まれながらの心の問題とは別に社会構造として、男に憧れてしまう(少し意地悪な言い方だが)状況がまだまだある以上、そして誰も責任を取らない、取れない治療である以上、成人前の子供に性適合治療をすることは、厳に慎むべきだろう。

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