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はてなキーワード: ビニ本とは

2019-10-16

anond:20191016213335

質問質問で返すなよゴミ

俺がビニ本を知らないという根拠あるんけ?ねえだろ?自分に都合のいい下衆の勘ぐりしてんじゃねえぞガイ

2019-08-13

[] ここがわからなかったよ!全裸監督

話題Netflix全裸監督もう見ました?

いやぁー非常に面白かったですね。

自分80年代には、生きてませんが「ストレンジャー・シングスの日本からの返答」ばりの日本80年代の描き方は非常に良かったです。

実際「SMぽいの好き」撮るまで(5話)は非常に良かった!

ビニ本つくるところとかはかなりワクワクした。

けど、5話以降の話の進め方が破綻しているというか、矛盾が多すぎる気がしたので、まとめます

自分の読解力不足もあるかもしれないので、「これはこういう理由だよ」ってのがあれば、教えてもらえるとありがたいです。

エンジニヤーであんまり映画とかそこらへんの感想をまとめる場所が無いのと、Twitterとかだと絶賛の嵐でネガティブ感想があまりなくて、書いたら怒られそうなので増田に書きます。)

窮地の解決

SMぽいの好きが販売中止になっての窮地の解決策が「ハワイ作品を撮る!」ってのが意味わかんなさすぎ。

そもそもサファイア映像(主人公AV制作会社)って一本もヒット出してないのに、どうやってハワイ作品撮るの?

で、お金の出どころが黒木香の出演料を本人がそのまま戻した、ってなっているけど、それももともと会社お金じゃね?

FBIに捕まった理由

いざ、ハワイに行ってからFBIに捕まる理由がぜんぜんわからない。

だって作品中の村西とおるって3本しかAV作品出してなくて、一本は未発売(SMぽいの好き)、ただの弱小AV監督じゃん。(もちろん史実は違うと思うけど)

なんで、そんな人をわざわざFBIが出てきて、捕まえるのかがぜんぜんわからない。

ポセイドン企画 池澤のAV編以降の行動

AV編以降、ライバル会社社長である池澤はビデオ規制委員会を作りつつ、裏ビデオを大量に流す、という、ようするにヒールに徹するんだけど

この二枚舌が結局、最終的に自分を首を絞めてるんだから、なんか矛盾した行動だな、というもやっとした印象を受けました。

(書いてる内に自分でもなぜ もやっとしたか理由がわからなくなってきた。)

リリーフランキー刑事の池澤の逮捕

リリーフランキー演じる刑事は、ライバル会社社長の池澤に買収されてて、それで主人公の行手を阻むべく逮捕したりとかするんだけど

なぜか最終話で、「昭和から平成改元に伴う一斉検挙」で、リリーフランキーは池澤を検挙する。

いや、なんで今までお金もらってた会社社長 検挙ちゃう???

で、理由が「裏ビデオ」作ってたからなんだけど、それは村西とおるも同じじゃん?(流してたのはトシだけど)

最終的に裏ビデオ会社を牛耳ってたのはトシだったとはいえいくらでも池澤を検挙せずに、村西とおるトシ検挙できる理由はあるはず。

最終話の展開

いや、まあ最終話だし、話を纏めるには悪役である池澤がなんかしらの形で堕ちる必要があるのはわかるけど

検挙ってのがね。。。。

ポセイドン企画の売上も順調的な描写がされてたんで、ますます納得できない。

個人的には、村西とおるテレビ活躍して、サファイア映像の売上が上がって、ポセイドン企画(池澤の会社)が売上が落ちて、池澤涙目wwww

ぐらいに展開が矛盾なくていいかな、と思ってました。(史実とは違うかもしれないけど)

最後

記事は、全裸監督作品貶める意図は全く無くて、素晴らしい作品だったらからこそ、ここが気になるよ!ってのをまとめてみました。

非常に面白作品で、8時間以内で見れるので、ぜひNetflixで見てみてください。

2019-04-19

anond:20190419013106

行ったことないけどコソっとビニ本が置いてあるんでしょ?それくらい知ってるよ

2019-01-23

コンビニエロ本を売らなくなったら

コソっとビニ本置いて欲しい

2017-12-09

酒を飲む金があるのならそれは底辺ではないよ

本当の底辺は酒なんて飲めない。

オナニーしか出来ない。

そのオナニーだって貴重なエネルギーを使ってしまうから基本的にはやらない。

やるのは夢精だ。

オナニーをしなすぎるといつの間にか夢精を狙ってやれるようになる。

オカズは拾ったビニ本でいい。

寝る前に気に入ったページをよーく読み込んでから枕の下に敷く。

元々ゴワのタオル雑誌かに撒いたのが枕だから雑誌をそれに入れ替えるだけでいい。

しろそれすらいらないぐらいだ。

夢精できるぐらいに体力が有り余ると日頃ご無沙汰していた反動いくらでも妄想が広がる。

それをそのまままぶたの裏に焼き付けながら眠りにつくだけでいい。

夢の中は自由だ。

酒なんて飲むよりよっぽど非現実に浸れる。

もちろん酒なんかよりよっぽど酷いバッドトリップもするけどな。

ともあれ、酒なんて飲む余裕があるやつは金持ちなんだよ。

2017-10-31

コンビニ弁当をビニ弁と呼ぶことにしよう

ビニ本みたいでいいじゃない。今日からみんなやろうよ。

2017-10-13

下ネタ公言できる男性が好みかもしれない

TV星野源を見ていて、ふと気づいた。

私は「AVを見てオナニーしてます」と堂々と言える男性に、ものすごく好感を抱きやすいのかもと。

星野源は、以前「タモリ倶楽部」で入院中のオナニーに困った話を聞いて、一気にファンになってしまった。AV鑑賞が趣味松井秀喜や、ビニ本コレクター谷村新司も、そんな嗜好だと知って以来、好印象になった。

私も元々、飲み会男性の前で下ネタを話せるようなタイプだし、人の下ネタを聞くのもとても大好きだ。実際の経験談は、酔った勢いか体を許しあった相手しかさすがに話さないけど…とにかく、一般的男性がたぶん当たり前のようにしている、AVを見てオナニーしてるのをちゃんと公言して、ありのまま性癖を隠さない人が、とてもステキだと思う。

いま付き合ってる人は、初めて男女の関係になってから、それまでの経験数で、どんなAVジャンルが好きで、今週はいオナニーしたのかなどを教えてくれた。時には私とのセックスオカズにしてくれているらしい。過去に付き合った男性でそんなことを言ってくれたのは今まで一人もいなかったので、最初ビックリしたけど、彼の性に対する実直さが、私はとても嬉しくて、彼のことがますます大好きになり、セックスではたくさん尽くしたくなった。

男性のみんなが当然やってることなのに、隠されているからこそ、ちゃんと知りたいし、聞きたいと、いつも願っている。

2016-11-08

http://anond.hatelabo.jp/20161108164240

条例による規制業界自主規制が進んだ結果、一般流通に乗ったポルノでは、陵辱表現がかなり減っている認識です。

Amazonビニ本表紙の女の子を見ても、2014年以降は笑顔であったり誘っているような表現が多く、羞恥の表情は少ない。

好んで読むのですが、その手のやつは同人文化に逃げ伸びているので、DLsiteなんかで探すとフロンティアに出逢えるかと。

2016-02-09

[] ワ印

いわゆる「エロ本」の古風な表現。「ビニ本」よりも由緒は正しい。

現代人なら「ワ」は、猥褻の「ワ」と覚えておくとよろしい。

2014-12-21

性の思い出 Vol.4

盛りの男子中学生が悩むのは、オカズの入手方法である

王道グラビアアイドル水着写真、その上にビニ本があり、無修正ポルノがその上に来る。

今どきの中学生スマホ経由でオカズが入手できて、何ともうらやましい限りである

グラビア水着写真じゃあきたらない自分は、「性教育の本」というオカズを開発し、オナニーにいそしんだ。

文章内容もエロいが、本の中には女性器がイラストで解説されていたり、パイパン状態の女子イラストがあったりで、

思春期自分は速攻でボッキ発射していた。

書店図書館にある性教育本を立ち読みしては、トイレに駆け込んでシコシコやってた。

借りるのには、「勇気」が足りなかった。

ある日、意を決して、小遣いをはたいて性教育本を「買った」。

レジの20代女性店員の「この中学生、性に目覚めたのかしら」という表情を見て、「何とでも思え!」とヤケになってた。

買った性教育本の、オカズになる部分だけ切り取って、あとはさっさと捨てた。

切り取った部分は、ノートに挟み込んで、親バレしないようにした。

タイトルは今でも覚えている。「思春期ブック」。

女性イラストが非常に精巧で、写真と見まがうようなリアルさだった。

2014-09-21

エロいコンビニ

高校生の頃、近所にかなりマイナーコンビニがあった。

そこはまさにエロ天国であった。

ビニ本、AV、大人のおもちゃまで置いてある。

ビニ本は買ったことはないが、普通エロ本コンビニのそれじゃない。

大きいけど少し汚いような本屋にあるようなマニアックエロ本だ。

お尻倶楽部とかSMなんとかとか。

そういうのが好きだった。

そしてやはりAV!!AVもあった。

しかし、そのAVいい感じに胡散臭い

完全無修正などをうたったAVが半分くらいを占める。

店の裏はヤクザ経営する雀荘だった。多分ここのオーナーヤクザだろう。

高いがAVを買ってみた。無修正小沢まどか。初めて買ったAVだ。

定価1万5000円のところ3000円。(当時は何故かやたらと定価だけ高いAVが多かった)

その後は友達の家に行ったので見れなかった。

翌日、学校で「無修正のAV買った!」

って喜んでいた。

で、家帰ってから見た。

「……………。」

あの、ふつうモザイク入ってるんですけど…画質悪いんだけどこれダビングだよね。ジャケットコピーっぽいし…

そのときは、当時のAV業界の裏側を全く知らなかった。

少し大人になった。

ようで全く大人になっていなかった。

無修正と聞けば飛びつき、騙される。

変な裏ビデオのチラシが入っていれば電話して取り寄せる。こういうことの繰り返し。

やっと手に入った無修正友達がその辺で拾ってきたもの

飯島愛などたくさんあった。

でも、画質が汚い。女優の質も酷い。ブスしかいない。

こういうことを若い内に経験しているおかげで、無修正には嫌悪感がある。

今の海外無修正サイトは画質、女優ともにマシにはなったがメーカーが作るAVとはクオリティに雲泥の差がある。

ただモザイクが無いだけだ。

無修正をありがたがる若造を見るとこう思う。

こいつらはあの辛辣経験をしていないから素直に喜べるのだ、と。

2010-12-12

表現規制

都の交渉のトゥギャッターみてて、都とかそれに賛成している民主意見きいてみると結局問題は

「・街の個人本屋がめんどくさいことをしたがらしない(薄利多売の書店業に身分証確認が邪魔)。

・小規模出版社(10人以下、いつでも潰れるがまた出てくる)が業界自主規制はなから無視して作った本が全国に普通に配本される。

結果実写エロ本ほど住み分けができてない」

というところみたい

内容ももう古くなってるビニ本エロ本のしくみ「指定」を、今度はどう漫画アニメに受け入れさせるかってこと。

アングラについてはやっぱり自主的に逃げて「続きはウェブで!」ってネット課金化でもしたほうがいいんじゃないのかな(り○れあたりはけっこうとりくんでる、やっぱ大手ではないが中堅らしいよね)。それで逃げられればトーハンニッパン通すより経済的にも実は楽なんじゃないかな、これ。

そうなると、今の構図って「わかってて逃げまわりながらやってる確信犯出版社が大手にまで迷惑かけている」。しかし、都に簡単に個別撃破されそうでいて、小規模出版社に細かい需給をひろいあげてもらってきた経験が、作者と読者をしっかりつないでから一枚岩なのですな。10社協定みてると「おれたちは関係ない」ってほっかむりするかとおもってたとこもちゃんと正面からうけとめた(リィド白泉あたりは切迫してそうだけど)

そうなのよ、買うほうからみても、アマゾンコンビニも近所の書店もかかわるから大事なのよ。

逆に、うちの実家のど田舎たいなとこは、逆転現象でアダルト専門店が先にぽつぽつできて、そこが普通コンテンツも扱ってくれると便利という。細かい需給からなんでも始まってるんだ。

から今後も気軽に成人向けに参入して売ってくれないかなとはおもうけど。

で、民主が賛成して可決する方針との一報あり。漫画小説よりわかりやすいから(文脈的に実写のつぎに、小説よりも、というランク付けだ)ということをあげあしとりで漫画好きさんたちがあれこれいっているけれど、これはむしろ、誇ってもいいコメントだとおもう。

住み分けバンザイというのはまだ尚早かしら。

ああでも、ほんとに「いつもよんでるアレ」が今後も手に入りやすいように願います。

しょてんがんばれうんとがんばれ、アマゾンがんばれうんとがんばれ。

タスポでもなんでもあるものつかっていい。18歳を15歳にしてもいいともおもうから、ぜひ売りつづけてくれ。

2009-01-29

aikoっていつから昔のビニ本モデルっぽい

メイクするようになったんだろう。

それとも悪いオトコに殴られてるのだろうか。

2008-12-28

カンパニー松尾AV世界(前編)

www.midnighteye.comより、雨宮まみの「弟よ!」経由。

長いので二つに分けました。

カンパニー松尾AV世界

ヨハネス・シェーンヘル

<日本AVとは>

日本アダルトビデオ、略してAVと言われているがそれは驚くべき多様性の世界でもある。もし欲情を喚起するためにセックスを描写し、売り物にするのがポルノグラフィの定義なら、どこからどう見てもそれはポルノなのだ。AV安価日本中至るところで目にすることができる。この国のどんなビデオショップに行ってもこのジャンル商品はたいてい、大きな棚を占めている。

しかし、日本映画表現が欧米で多くの信者を生み出す一方、アダルトビデオはほとんど顧みられていない。日本の得意とする怪獣もの、アニメをはじめとする全ジャンルに関する日本映画フェスティバルヨーロッパ北米で花盛りだが、AVはどこにある?もちろん、日本ポルノは性器を直接描写できないという問題を抱えている。それらは処理画像の向こうにあり、欧米視聴者にとってはいささか奇異に映るものだ。にもかかわらず、AVは魅力的な分野である。

最初に、日本におけるポルノ映像の区分けにふれる必要がある。

まずは、ピンク映画。これは1960年代初頭から制作されている。小林悟の「肉体の市場」がおおまかにいってこの分野のさきがけといえよう。性への大いなる情熱、そして時には理由なき暴力や変わった性的ファンタジーまで描写する一方、ヌードシーンは一部に限られ、疑似性交が主を占める。

そして裏映画訳注日本語ではブルーフィルムがより的確な表現だと思います)、こちらはさらに映画史の初期にまでさかのぼることができる。こちらは本番ありの無修正、たいてい8分から10分の短い映画だ。白黒映画時代に欧米存在したブルームービーは時には手の込んだプロットを開陳していたが、日本のはたいてい伝統的な畳の部屋で性交にいそしむ男女を描写するにとどまっている。裏映画が上映されるのは、だいたい温泉街であった。男の客にとっての温泉街でのくつろぎは、しばしば買春と結びついており、そうした街の赤線地帯では法律で固く禁じられている裏映画ショーを楽しむことができた。今日では裏映画裏ビデオに取って代わられ、そうした未修整のポルノビデオビデオショップで信用のある客にのみこっそり売られている。

ビデオデッキの普及に伴い、アダルトビデオ1980年代初頭に成長をとげる。家庭で映画を見る習慣が広まり、そしてもちろんビデオデッキ接続されたテレビセックスを鑑賞することを人々は望んだ。初期AVは、東映新東宝といった大手ピンク映画会社により支配された。撮影済みの映画ビデオ化し、自宅向け市場へと流したのだが、短いバージョンであることもしばしばだった。市場の急速な拡大につれ、それらの映画会社ビデオ専用の映像制作するようになった。これらの映像は直接ビデオで撮影されているにもかかわらず、ピンク映画伝統踏襲し、ピンク映画ルール・制限に固執した。

ピンク映画会社制作するAVは、高額な費用をもって制作され、ほとんどの場合有名女優を主役にすえていた。しかし新世代の野心あるポルノ映像作家ビデオという形態安価であり、あらゆる種類の新しい可能性を提供してくれることに気づき始めた。つまり機材取り回しの容易さ、無限ともいえる長さの尺をとてつもなく低コストで撮影できるということである。

これらの新しい可能性を最大限に生かした最初の監督が、かつてピンク映画監督だった代々木忠である。「ドキュメント・ザ・オナニーシリーズ80年代初め)にて今日AVにて見ることのできる根源的要素を彼は取り入れた。本番の導入、そして素人俳優採用によって秘められた日本セックス事情ドキュメンタリースタイルで描写したのだ。

ドキュメント・ザ・オナニー」は驚くべきヒットを記録し、映像に関心のなかった投資家連中という新しいグループの注目を引くことになった。裏本ビニ本業者はAV制作会社を設立し、金鉱とも思えるそのビジネスに飛び込んでいった。

少額の予算ピンク映画会社に勝つために、本番は彼らの切り札となった。こうした決断大島渚の刺激であるともいえよう。著名な日本人監督である大島フランス資本で撮影したアートシアター系映画である「愛のコリーダ」(1976年)は、命がけの悲しい情熱を最大限に表現するために実際のセックスをいくつものシーンにおさめた。一方で、非合法である裏映画からの強い影響も見てとれる。裏モノである「洗濯屋ケンちゃん」が一躍注目を浴びることになった。いつ、誰が作ったのかは現在に至るまでまったく不明である。しかし多くのフィルムが出回り、それらはビデオコピーされた。主要雑誌はこの映像について書き立て、大きな話題となった。裏映画の直コピーの常として、「洗濯屋ケンちゃん」はもちろん非合法なものであったが、新しい本物のセックスという報道記事によって、どんなにお金をかけても得ることのできない宣伝性を得ることになった。

もちろん、新しいAVにおけるセックスは本物であったが、いぜん審査されていた。セックスシーンでは役者の全身はおろか、クローズアップも映し出されていた。しかし、性器とヘアーAV業界でいうところの「モザイク」と呼ばれる電子的処理画像に隠されていた。処理画像がある限り、スクリーン上のすべてが許された。精液が処理画像から飛び出して、非処理画面に映る女優にかかってもおとがめなしである。ピンク映画では役者のモチモノは家具植木鉢をレンズとの間に置くことによって隠されていたが、いまや自由な撮影が可能となった。編集の段階でモザイクをかけ、ぼかすだけでいいのである。

そうした映像処理は、海外映画審査起源を発している。ヌードシーンはこれまでカットされることはなかったが、俳優の性器は黒塗り、もしくは白のぼかしで隠されていた。この和らげられた映像が、ある程度本来のイメージを知る、手がかりになったのである。

こうした規格を確固たるものにし、政府の取り締まり・警察逮捕といった危険からAV産業を守るため、AV会社により自主審査団体が設立された。映倫ピンク映画制作する業界により審査委員会が運営されている)をモデルとしたビデ倫が設立された。業界トップは、AV監督アナーキー連中の集まりであることを正確に把握しており、最初から強い手段をとることにした。ルールを守らせるための必要な権威づけのために、ビデ倫審査委員会警察官僚役人天下りを呼び寄せたのだ。

現在ではAV業界は一大産業を形成している。しかしその内訳はさまざまである。ピンク映画会社が今もなお重要な役割を果たす一方、無数の小さな会社があり、世には知られぬ顧客の嗜好を満たすべく特異化をはかっている。とはいっても、AVには二大分野が存在する。つまり、「単体」と「企画」である。単体ものはふつう、大きな会社が扱うが、大予算とひとりのスター女優に焦点を合わせるところに特徴がある。美しい女の子を起用し、なるだけソフトに、かわいく作られる。一方企画ものでは4、5人の女優が一本のビデオに出演する。彼女たちはかわいくもなく、見た目がイマイチであるのは決して珍しいことではないが、カメラの前での行為は大胆不敵である。企画ものはセックスについて変わった側面を取り上げることが多く、小さな会社制作している。企画ものの方が予算が安く済むからだ。単体女優はスターであり、一本につき100から200万の金を手にする。企画女優はというと、10万から20万といったところだ。にもかかわらず、ふたつのやり方は相互補完的だ。多くの男性視聴者女の子にふたつのことを望む、つまり可愛らしさと変態さだ。

日本では魅力的な若手女優が必要とされており、単体の女の子はスターでありアイドルでもある。企画女の子はというと、タレント的であり、それはアマチュア意味する。こうしたタレント募集のやり方はまさしく日本的だ。モデル事務所タレント事務所は多くのスカウトマンをかかえている。スカウトマンは若い男連中であり、ファッションに敏感な若い子でにぎわう東京一角に、前途有望な娘を見つけるべく徘徊している。彼らは若い女性に声をかけ、音楽ファッション業界仕事をもちかける。実際、ファッションモデルテレビエキストラになる場合もある。レコード会社が特定の容姿を歌唱力より優先させたい場合には歌手になることも。一部の女の子たちは、スカウトマンから声をかけられ、そうした仕事に着くことを夢見ながらおしゃれして渋谷原宿の通りを歩く。しかし多くの場合、モデル事務所AV仕事をもちかけ、そして多くの女の子が「いいですよ」と答える。街角からリクルートされたタレントたちの登場するAVの信じられない本数が示すように。彼女たちはたいてい手っ取り早く金を稼ぐためにAVに出演する。もしくは冒険や遊び心、モデルキャリアへの道を見いだしているのかもしれない。

企画もののスタイルジャンルを一覧にするにはいささか数が多すぎる。しかしその中で最も重要であり、かつ一般的なものをあげるとしたら、ピンク映画の時代から続く、ずばりそのものの異性間セックスが最初に来るであろう。教師・女生徒看護婦といったちょっとした嗜好を交えたり、レイプAVでは一大分野だ)・緊縛などの暴力の一形態を伴うこともある。しかしAVビデオならではの特異なジャンルも拡大しつつある。ブッカケ(集団男性女性の体に射精する、顔がより好まれる)や密着ドキュメンタリーの特殊なケースであるハメ撮りなどである。

<ポルノ日記>

ドキュメンタリー的手法は日本AVの多くに見られる。しかしハメ撮りほどドキュメンタリー的なものはないであろう。手短にいうと、ハメ撮りはポルノ日記の一種である。それは男性(たいていカメラマン監督である)の主導のもと、タレント女優フィルムに収める作業である。カメラ片手にしゃぶってもらったり、テーブルに置かれたカメラ性交を記録したり、時には行為中にずばりそのものにカメラを向ける。こうしたやり方がたぶん、映像にじかの力を与えているのだろう。キャストなし、クルーなし。ただふたりがやって、その男がまさしくそこでセックスをしている、非常に個人的な視点を視聴者はまっすぐに見せられる(原注:残念ながら、筆者は女性による女性の視点からのハメ撮りにお目にかかったことがない)。

しかし、ハメ撮りの売り物はセックスだけではない。セックスと同じくらいの興奮を呼び覚ますのが、ふつうの、一般的な女の子がどうやって「演じる」かという点だ。彼女たちは朝、地下鉄であなたの隣りに座っていたかもしれない、夜にはビールを運ぶウエイトレスだったかもしれない…夢みたまえ。ハメ撮りが売るもの、それは夢であり、日本の男たちが望むけど実現不可能な、あるいは現実には十分に得られないような性的出会いがあるかもしれない、という夢だ。でもそのイメージリアルである。それこそ手に取れるくらいリアルだ。

<カンパニー松尾: ハメ撮りの達人>

今日のようなハメ撮りを作ったのが、カンパニー松尾だ。ハメ撮りという生まれたてジャンルを親密な映像体験に仕立て上げた。彼の代表作である「オークション01」「オークション02」は2004年制作された。これらの作品デジタル撮影され、DVDにて販売されている)は松尾が出会ったさまざまな女性との個人的な出会いを多く収録している。

たいてい松尾レディースコミック広告を掲載し、彼と会う勇気を持ち合わせた女性募集する。作品の各章は彼女たちが実際に電話をかけるところから始まる。松尾は彼自身が電話を取り、待ち合わせ場所を決めるシーンをカメラに収める。次に私たちが見るのは、松尾彼女のいるところに向かって移動するところだ。松尾はおおいに旅を楽しんでいるように見え、それを日記スタイルで撮る。いろんな駅のシーン、車窓からの眺め、日本日常光景は常に導入部分となり、彼の行き先を示す。最終的に彼は女性が指定する場所で面会する。その場所は彼女の住む町だったり、リゾートだったりする。女性はときに彼をからかう。居場所を推測させたり、行き先の張り紙を残すこともある。しかしたいていの場合、駅などの待ち合わせ場所に彼女たちは素直に現れる。松尾は非常におだやかに話す、好ましい感じのする男だ。こうした資質がものごとをうまく進める理由であるに違いない。しかし最初から明らかなのは、彼女たちはお金を受け取っていて、なにやらセックスのようなものがこのふたりの参加者のあいだで始まることだ。

まず第一に、松尾女性のことを知りたがる。彼らはしゃべり、冗談をとばし、お互いが容易になじめるみちすじを探す。そしてすべてはカメラに記録される。今回の出会いに至った動機、いつもの生活、そして夢。ついに彼らはホテル彼女の自宅へと向かう。

この段階において、視聴者はすでに彼女について十分知っている。とても親しく感じられる。ある娘たちは積極的にセックスに至ろうとするし、渋々な娘もいる。なんであれ、松尾は撮影する。彼女が「だめ」と言う時でさえ、松尾ありのままカメラにおさめる。驚くべきことは、女性たちは作品の中では自らについてとてもあけすけで、その多くがセックスの段になっても決してシャイではないことだ。日本女の子が実際にどうやって考え、何を求めているか知りたければ、多くの洞察がここから得られよう。

松尾1965年日本の中央に位置する愛知県に生まれた。高校時代から、松尾テレビ業界希望していた。専門学校卒業すると、松尾音楽番組制作会社に入った。この仕事には彼は大いに失望させられた。音楽のことを考え、バンド内面映像化するかわりに単調な台本を追う日々だった。ひょっとしたら意外でないかもしれないが、会社はほどなく倒産した。失業した松尾は飲み屋で昔からの友人に会う。友人はAV世界への参加をもちかけた…ここからは彼自身の言葉で語ってもらうとしよう。

2006年の2月に私は東京のファッショナブルなエリアである原宿にある、新しく広々とした松尾オフィスで彼に会った。ちなみに原宿日本若者文化の先端を行くホットスポットとして知られている。

http://anond.hatelabo.jp/20081228015206 に続きます。

2008-02-26

http://e0166.blog89.fc2.com/blog-entry-408.html

ニートの30歳男性神田高岡書店』に連れてったら感動して泣かれた話

彼は中学3年生からいわゆる世間一般で言う引きこもりになっていた。

ただ、彼はニートと言っても、実は稼いでいる。

JavaScriptという言語を使って、月に13万ほどの収益を出し、家に5万入れると言う生活をしているのです。

…中略…

彼の検索技術はかなりものでした。

色々とわからない事があっても、彼はGoogleを通じてあらゆることを調べて生活をしてきたので、『自分から何かを探す』という行為が、私よりも上だなぁと感じたんです。

ふと、私は神田の『高岡書店』という、オタクでは超有名な書店の話をしました。

彼の住む町では、オタク向け本屋と言うものは無く、せいぜい古本屋ビニ本くらいなもの。

まぁ外には一切出ないようなので、ビニ本の状況も中学3年までしか知りません。

…中略…

彼は言った。

『6冊ほどどうしてもほしい本があります。』

姉に、お金を借りたいと言ってきた。

姉は『いいよ』といったけど、私はダメだといいました。

ほしいマンガがあるなら、来週また来くるように言ったんです。

それは来週になれば、もっと面白い本が並ぶかもしれないと言う事を知っているからです。

また、これまで引きこもりしていた彼を、今一度外につれて出る事が大切だと思い、私は1冊の本は買ってあげるから好きな一冊を選ぶように進めました。

410円のやぶうち優先生の本が残りました。

なかなかお目が高くて私も泣きそうだ。

2007-02-09

個体発生は系統発生を繰り返す<伏せろ!デマだ!

なんつーかさー。

エロゲ文学性論争wとかキモオタwとか脱オタ指南wとか非モテwとか。

ここは2003年ですか。みたいな。






でもはてな含めブログ界隈がいちばんおもしろかったのってその前後なんだよなー。

あと比較的展開早いのがまた。だいたい2〜3日で決着してる気が。

エロゲだと
  • エロゲで泣けるかよw ブンガクのが上だぜ

  • 泣けるよ! やったことあんのか!(必死

  • そもそも「泣ける用」に作られたドラマで泣いてんじゃねーよエモエモしい←いまこのへん?

この間1日。みたいな。

あと派生として「女向け泣けるエロゲ作ったらもーかるんじゃね?俺天才じゃね?」とか笑えるAVの話とか。

このループ感、というか駄弁り感が増田らしいっちゃらしい。深夜のファミレス感覚。下層民とも言う。

http://anond.hatelabo.jp/20070209184315とかhttp://b.hatena.ne.jp/kanose/20070209#bookmark-3926886みて思った。

あとあと増田の文化として「ソースを提示しなくてもOK。ていうか実感優先?」てのがある気がした。

たまわるい。

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