ニートの30歳男性を神田『高岡書店』に連れてったら感動して泣かれた話
彼は中学3年生からいわゆる世間一般で言う引きこもりになっていた。
ただ、彼はニートと言っても、実は稼いでいる。
JavaScriptという言語を使って、月に13万ほどの収益を出し、家に5万入れると言う生活をしているのです。
…中略…
彼の検索技術はかなりものでした。
色々とわからない事があっても、彼はGoogleを通じてあらゆることを調べて生活をしてきたので、『自分から何かを探す』という行為が、私よりも上だなぁと感じたんです。
ふと、私は神田の『高岡書店』という、オタクでは超有名な書店の話をしました。
彼の住む町では、オタク向け本屋と言うものは無く、せいぜい古本屋のビニ本くらいなもの。
まぁ外には一切出ないようなので、ビニ本の状況も中学3年までしか知りません。
…中略…
彼は言った。
『6冊ほどどうしてもほしい本があります。』
姉に、お金を借りたいと言ってきた。
姉は『いいよ』といったけど、私はダメだといいました。
ほしいマンガがあるなら、来週また来くるように言ったんです。
それは来週になれば、もっと面白い本が並ぶかもしれないと言う事を知っているからです。
また、これまで引きこもりしていた彼を、今一度外につれて出る事が大切だと思い、私は1冊の本は買ってあげるから好きな一冊を選ぶように進めました。
なかなかお目が高くて私も泣きそうだ。