はてなキーワード: ジャムとは
これだから半可通は困る、っていうテンプレみたいな発言のオンパレードだね。ツッコミどころ満載。
そのホットなホウレンソウがたまに混ざるけど、ホウレンソウを食べ続ければ年間許容量におさまるだろう、というのは統計の考えであって、
絶対そうなるって話じゃないよね。
統計上の偏り、っていうのがあるでしょ。
別にそれは放射性物質に限らず残留農薬でもなんでもそうなんだけどね。
逆に、そういうことが想定されるからこそ、基準値ってのはめちゃくちゃ安全側に倒してある。
特に、放射性物質には世の中極端に過敏で、ポーランド産のジャムが輸入できないほど厳しい基準値が設定されている。
これだけ考えても、内部被曝で健康影響を被るというのが天文学的に低い確率(たとえば、日本人で1人か2人かしかかかっていないBSEよりもさらに安全なレベル)であることがわかるはずだ。
通学路にあるホットスポットが、たまたま一緒に帰る友達の家との別れ道で、毎日そこで長いこと立ち話する、って人もいるでしょ。
あのさ、10μSv/hのオーダーの地点をホットスポット(笑)とかいわれても。
それって、飛行機の中とか温泉地の岩盤浴とかと変わらないレベルなんだよ?
そんなのが本当に危険なら、飛行機の乗務員とか温泉旅館のスタッフとかに健康被害が報告されててもいいはず。
そうやって離れて自衛することが、そこまで非科学的ではないと俺は思っているし、過剰でもヒステリーでもない反応だと俺は思ってる、ってことね。
上に述べたように、どう見ても「過剰」や「ヒステリー」です。本当にありがとうございました。
一方が一方を否定したり、非科学的と言わず、放射線に対する証明しきれない部分への反応は、個人の判断を尊重しましょうよ、というのが、一番言いたいことかなー。
あなたが放射性物質「以外」についても同じぐらい過敏な反応しているなら「狂気とはいえど筋が通っている」けれどさ。
とりあえず、いつ直下型大地震に襲われるかわからない日本から引っ越してない限りは説得力ないよ。
今の建築基準法って、震度7には耐えられるかどうかわからない程度の規準だし、そうでなくてもあなたの家が「姉歯」でないという保証はないよね?
腹ペコな子は、立派なパン屋さんになるために一生懸命頑張っていました。どうやったら一人で美味しいパンが作れるのか?毎日あれこれ試してみますが、うまく行きません。その度に美味しくないパンを食べることになってちょっと泣いてしまいますが、だからこそ明日も頑張ろうと思っていました。
けれども腹ペコな子は、よく考えてみるとどうすれば美味しいパンが作れるのか全く分からなかったのです。今まで水の量を変えたり、生地の練り方を変えたり、火加減を変えたりしてあれこれ試してみましたが、それはただ闇雲なだけだったのです。腹ペコな子はすっかり参ってしまいました。昨日までがむしゃらに生地をこねていた手が、今はもう動きません。今まで頑張ってきたけど、頑張りの中身が空っぽだったことに気づいてしまって、今は何もする元気がなくなってしまいました。
膝を抱えて座り込みながら、腹ペコな子は美味しいということはどういうことなのか考えてみました。というよりも、それ以外考えられない心になっていました。でもよくよく考えてみる程に、自分はどんな味のパンが好きなのか、それすらわからなくなっていきます。腹ペコな子はどんどん落ち込んで、パンも食べずにいるのでいつもよりもずっとずっと腹ペコになってしまいました。
そしてあるとき、腹ペコな子はもう何日も何も口にしていないことに気が付きました。さすがに大変だと思い、なんとか水を一杯口にしました。その瞬間、腹ペコな子はものすごくびっくりしました。
ただの水が、とっても美味しいのです。
次に腹ペコな子は、その隣にあった数日前の失敗したパンを、恐る恐る口にしました。そうしたらまたものすごくびっくりしました。失敗したはずのパンが、とっても美味しいのです。
腹ペコな子はボロボロ涙を流しながら、ゆっくりと水を飲んで、ゆっくりとパンを食べました。思えば、こんなにゆっくりパンを食べたのは生まれて初めてのことでした。それから少しは元気が出てきて、周りを見回してみました。今度は、世界が今までとは全く違って見えました。
今まで腹ペコな子は、お腹いっぱいになりたいからパンを一生懸命作ってきました。でも周りを見回すと、パン以外にも美味しそうなものがいっぱいありました。草むらの苺、庭木の林檎、井戸からあふれる水。どうして今までパン以外にも美味しい物があるということに気がつかなかったのか、自分でもびっくりしました。
それから腹ペコな子はパン屋さんを目指すのをやめました。パンを作らないわけではありません。でも、パン以外のものも作るようになりました。あたりから採れたりした材料でスープを作ったり、ジャムを作ったり、いろいろです。美味しいのかどうかはアタマではなくて舌が教えてくれます。
腹ペコな子は、もういつでもお腹が空いているようなことはなくなりました。パンがなくても他に食べられるものはあります。それになにより、食べることよりも食べるまでのことを考えただけで胸がいっぱいになるようになったのです。
その子は自分のおなかがいっぱいになることはずっとないと思っていました。だからお腹が空いていない今がちょっとだけ信じられません。でもそれで、ようやく本当のことに気が付きました。自分が本当に空かせていたのはココロだったんだと。だから食べ物の美味しさもわからなかったんだな、と。
その子はベッドでうとうとしながら、明日も美味しいもの探しをしようと思いました。それはきっと、一生続けたって飽きないだろうから。そうしてその子は眠りにおちました。
テレビで風評被害を受けている地域の野菜でもネット通販だと適性価格で売られている
と報道されていたので、どんなもんかと思い自分なりに検索してみました。
(当方増田を書くのが初めてなので空気読めない子だったらごめんなさい。)
http://www.oisix.com/CategoryX.707.215.htm#LMenuL215
福島県産のお米と茨城・千葉を原産とした野菜が40点ほど売られていました。
レタスが1玉・お米が2kからと手ごろな量と値段で売られていて、一人暮らしや少人数家
庭でも手を出しやすそうな感じです。
http://otodoke-marche.com/?page_id=148#MIYAGINO
これは数種類の野菜の詰め合わせがダンボールで毎週or臨週で配送される形式。
S・M・Lサイズがあって小さいものは1000円台から買うことができます。
「みやぎの野菜物語」は宮城県産のやさいの詰め合わせになってるみたいです。
少量で配送してくれるので一人暮らしの方でも、少人数家庭でも消費しやすいと思います。
http://www.ja-town.com/shop/f/f0/
農産品といえばJA。
http://www.nihonmatsu-farm.com/
キュウリ・たまねぎなどの野菜やみそなどの特産品を買うことができます。
http://www.purefarm.jp/index.html
葉物やお米を買うことができます。
お米・野菜・今旬のイチゴなどのフルーツを中心に福島の農協で扱っている商品を買うことが
できます。
ネット直販限定の「がんばるぱっく」という特産品を詰め合わせたお手ごろ価格の支援メニュ
ーがありました。
三元豚や和牛・地鶏、それらを使った加工品、地元の素材を使ったスイーツ、南部鉄器などの
加工品まで東北で生産されたありとあらゆる特産品を買うことができます。
こんなときこそ、普段は買えない東北の名産品を買ってもいいかもしれませんね。
「沿岸でがんばっている生産者さん達」というページがあって直接津波被災地で頑張っている
福島県の会津地方で生産されたジャム・味味噌などの加工品、かりんとうなどのなつかしめの
右側の「食べて・飲んで・使って」から。
手軽かも。加工品中心。
http://event.rakuten.co.jp/area/special/tohoku/?l-id=area_map_top_02
種類もたくさんあっていい感じです。
調べきれてないのですが、楽天なら農家直販の店舗があるかもしれません。
また上記は2011年4月26日現在の情報をもとに記述しました。
農家直販で購入すると量が多いこともありますが、職場で分け合ったり近所の方々でシェア
することで解決できると思います。
国際河川の開発の中で,昔から一つの不文律がある。経済が発達した国から水資源開発の優先権を与えて行こうと言う考え方である。例えば,1980年代から1990年代にかけて,インドシナ半島の中でタイの経済発展が突出した。カンボディアはポルポト政権の後で,まだ政治各派が争っていたし,ベトナムはカンボディア侵攻で世界の経済制裁を受けていた,ラオスは完全にタイ経済の中に組み込まれていた。
勿論中国は,天安門事件などが起きて,まだ海外進出を考えるどころか,内政に腐心していた。このような情勢の中で,タイは着々と自国領域内,国際河川であるメコン河の左岸支流,チ川,ムン川の開発を進めていた。1992年を境目に,カンボディアが和平復帰,ベトナムへの制裁解除,と進んで,メコン河の水の使い方で,メコン委員会の場でメコン河の開発に於ける原則論が議論され,一つのルールが確立された。
このときに一つの議論になったポイントは,インドシナ半島が混乱している中で既に灌漑など,メコンの水を取り込んでいるタイの施設がどう扱われるべきか,と言う問題である。タイの当時の既開発は,メコン河支流にダムを造って灌漑に導水したものであるから,灌漑後にメコン河へ返される可能性もあるが,殆どは灌漑として消費されてしまう水で,下流国としては本来容認できない問題である。
このタイの既得権は,新しいメコン河委員会が組織されたときに,ベトナム,カンボディア,ラオスの沿岸諸国の代表によって,追認,承認された形をとった。当時は,タイと他の三国との間に余りにも大きな経済の実力差があったから,このような追認が出来たわけである。今,もっと激しい議論の渦中に合うのが,カシミールを中心としたパキスタンとインドの水争いである。
メコン河のケースと違うのは,パキスタンとインドの間で,水資源開発能力に,メコン河の場合ほどは,格差がないと言うことである。それでも,1960年代に結ばれたインダス河水条約の中には,先に開発した方が水利権に優先権を主張することが出来ると書かれている。インダス河上流のニールム川は,下流はアザドカシミールのパキスタン実効支配地域,上流はジャムカシミールでインドの実効支配地域である。
インドは,上流で348MWのキシャンガンガ水力を建設中で,水は分水されてガンジス河流域に転流される。また下流のパキスタン領内では,969MWのニールム-ジェルム水力が既に着工している。インドは上流なので黙々と工事を進めているが,下流のパキスタンは機会ある毎に,インドの暴挙を非難して国際社会に訴えている。場合によっては国際調停の場に出て行く覚悟もしている。
パキスタンは,幾らインドに抗議しても,インドは物も言わずにただ黙々と上流プロジェクトを進めている。ここでパキスタンも悟ったようだ,実際に開発が先だ,と言うわけである。先に運転状態に入ると,上流のダムの優先権を否定出来る,というわけである。50kmに及ぶパキスタンのプロジェクトの導水路トンネルが工期を左右している,ここにトンネルマシンを導入して工期を2年間短縮し,インドを追い越そうと言う。
【ネタばれ注意!】
○テロリストの描写が全然できてない
「なぜ」「どのような思いで」彼らがテロをしているかが、映画を見ていてもさっぱり分からない。行動原理が不可解。
・爆弾が処理されるのを手をこまねいて眺め、処理されたら慌てて目の前で逃げるお茶目さん。
・丸見えな場所でこれ見よがしに遠隔起爆スイッチを操作して怪しまれるお馬鹿さん。
・手の込んだ場所に起爆装置を隠した割にはジェームズがえんえんと探しまわる間何もしないうっかりさん(じゃあ何のために隠したの?)。
・やたら神がかった命中率を誇る砂漠の狙撃手は、サンボーンが撃ち手になった瞬間から一発も弾を撃たない。弾がジャムって出ないトラブルの間も辛抱強く待ち、おまけにサンボーンの狙撃の命中率が結構高いことが分かってからも体丸出しで狙撃しようとする。
・せっかく山羊の群れまで率いて背後から挟撃を図ったテロリストは、棒立ちのエルドリッジが発砲許可らしきものを求めてる間ずっと何もせずに待ってあげる(彼が自分に気づいて銃を構えているのが見えなかったはずはないのに)あげくの果てに撃ち殺されるまで何もしない。
「衝撃的な絵」がつくりたいのか(爆破シーンとか)、「印象的な絵」がつくりたいのか(夕焼けの電話シーンとか)、「前衛的な絵」がつくりたいのか(夜の探索シーンで真っ暗闇が5秒ほど続いたときは、締め切り間際の漫画家の手法かよと思った)、「リアルな絵」が欲しいのか(最初と最後だけ少しドキュメンタリふう、あとはふつうの映画ふう)……統一がなく調和もないので、何をやりたいのか分からない。監督の頭の中で事実と妄想、趣味と実益がごっちゃになって整理がついていないのだと思う。
特にひどいのは、物語り終盤のジェームズとサンボーンの会話シーン。
最初の隊長が死んじゃったくらいの爆発に見えるのに、なぜか鼻血だしただけのメイクで普通にいつもの車で帰還するジェームズにも腰が抜けたけど、会話をえんえんと顔のアップ(交互)でやられたのには参った。安いTVドラマでも今時やらねーぞあそこまで。しかも会話の内容がだるい。三行でまとめれば
「お前考えすぎじゃね?」「お前が馬鹿すぎなんだよ!」「そーか、困ったな」
で終わる程度の底の浅い会話。
○登場人物の描写がダメ
人物がダメ、なのではなく(彼らはそれぞれ、それなりに愛すべきキャラクターだったと思うし、俳優も頑張って演じていた)、描写がダメ。これはかなりマズい点だと思う。
・エルドリッジ:繰り返し出てくるダメダメカウンセリングでも、エルドリッジがこれまでどんな人生を送ってきて今どう感じてるという歴史が全然見えない。「怖いー、死にたくねー」と言わせてるだけ。だから、最後にヘリに乗せられるシーンでも、彼が悪態つきながら少し成長した演技してるのに、それを生かせない。軍医が死んで錯乱するシーンも、嘘っぽく見える。
・サンボーン:諜報部出身というキャラを生かそうと、落ち着いた考え深い演技を俳優がしてるのに、最後のダメ会話シーン(上記参照)で台無し。おまけに最初は主人公ぽく出てきたのに物語りラストでは一顧だにされてないかわいそうな人。彼はどうなったの?マジで。
・ジェームズ:子ども好きだったり純粋だったりそれでいて戦争の犬っぽくなった彼の「過去」について、ガラクタでもって語りかけたところでサンボーンがけなす、でもってジェームズが軽くマジギレしかけて…ってとこで、俳優はあのひょうひょうとしたジェームズに、結構深みのある顔をさせてた。おお、ここでジェームズがようやく描かれるのかー…と期待したら、あっさり牡同士の疑似ホモシーンに興味を移す監督。ダメすぐる。おまえは腐女子か。大体、登場人物の内面を、答のない対象をあいてとしたモノローグ(犬とか猫とか、木とか、そして赤ん坊とか)で描くとか、今どき自主制作レベルの映画でも恥ずかしくてやらないと思う。
・最初に現場から逃げたテロリストと、壁につながれたコード。何?もう少し説明してよ。
・結局、こっそりDVD屋を脅して進入した家の教授は何だったの?
・砂漠で我慢比べのシーン、エルドリッジが撃った奴以外に、結局敵はいたの?いなかったの?
・廃工場で軍医が死んじゃう話、最初は「不発弾処理のための出動」って言ってたのに、いつの間にアジト捜索ミッションに変わってたの?そんなミッションに軍医(しかも大佐?)を連れてくなよ。
・廃工場でテロリストはなぜ死体に爆弾を隠したの?たばこには火がついていたのに、死体はすでに死後硬直もとけて腐っている状態?にもかかわらず遠隔爆破したのは軍医の横においてあった袋とか、わけわかんねえ。
・ちなみに廃工場のシーンで、流れ的に全くスルーされてたけど、部屋の中にビデオカメラがあって、「まさかこれで見てるとか、そういうのか?」と思ったけど、全く意に介さないし、物語にもなんも関係なかった。あと、生活空間の壁の旗は「アジトっぽい」と言えばそうだけど、あんましリアルではなかったね。
・深夜の追跡は明らかに逸脱だし、最初はあのミッションも「爆発の原因を調べる」ためじゃなかったか。命令された仕事をせず、命令外の出来事に勝手に部下を巻き込んで怪我させて…ちょっと軍法会議ものじゃないかと思う事件がスルーされるのは納得いかない。一体彼は、部下の怪我の原因をどう報告したの?
・「残り2日」、から、舞台の別れのシーンもなく、いきなりアメリカで買い物してるシーンに飛ぶ……なら「あと○○日」ってえんえんと書いてきたのはなんだったんだよ!と個人的には思った。シリアル買うシーンは、ちょっとおもしろかったけど。
まあ、そんなわけで、現在進行形のアメリカの人とは全然違う感想になるんだろうけど、一本の映画としてみたときにはちょっと完成度の低い映画だなあ、と思いました。まあ、ディレクターズカット版だとまた違うのかもね、とは思うけど。
子ブタ兄弟は自分達が食べていくための、親からお金をもらって、この砂漠に小さなお店をだすことにしました。
次男「そうだ!僕はパンがすきだからパン屋さんをやろう、自分もパンが大好きだし友達も売ってくれるかもしれない」
次男はパンが大好きでパンが作りたかったのでパン屋さんをつくりました。
長男はお金がほしかったので、いろいろな物を売るお店を作って次男が作ったパンを売ることにしました。
「いっぱい製品をならべて安く売れば、人がいっぱい来てくれるに違いない!」
長男は、売り子さんをやとって商品をいっぱい並べました。机や鉛筆、パンは次男がつくったのでとても安く売ることができました。
だけど、ここは砂漠で、だれ~もお客さんがやってきません。
長男は次男に言いました。「お前のパンがまずいからお客さんが来ないんだ」
次男は傷ついて、もっとおいしいパンをつくろうといっぱい研究しました。
南にパンに詳しい人がいると聞いて、いろいろなパンを教わりました。
北におおきなパン屋さんがあるときいて自分のパンを売ってもらえないか一生懸命頼みました。
一生懸命おねがいしたので、いろいろなパン屋さんと仲良くなってパンをおいてもらうことができ次男のパン屋さんにもいろいろお客さんがやってくるようになりました。
やがて次男のお店の前に大きな道ができて車も止まるようになりました。来年は汽車もやってくると聞きました。
でも長男のお店は、ときどき安いものを買いにお客さんがくるだけです。お金をはらって道路をつくったり、他の砂漠にもお店をだしてみたりしました。なので、なんでお客がこないのか長男はたいへん不思議に思いました。
やがて長男は町で次男のパンがおいしくなったことを酒場の噂ばなしにききました。
それを聞いた長男は次男に「パンがおいしくなったって聞いたから、パンをいっぱいくれ」とあたらしいパンをもらいました。
でも長男の砂漠のお店には、お客さんがやってきません。パンもすぐにダメになってしまいます。
長男はなんでパンが売れないのか疑問におもいうわさ話をきいた町の酒場にいき、またあたらしい噂ばなしをききました。
酒場のお客は「次男のパンは、長くないから食べづらい」「北のパン屋さんには、次男のパンが売ってるらしい」という話をきき、長男は「そうか、たべづらいのか、それに北のパン屋の話ばかりで、自分のお店の話がぜんぜんないな、だから売れないのだ」と思いました。
長男は次男に「お前のパンは長いからたべづらいと聞いたぞ、パンがうれないのはお前のせいだ」、「それにお前のお店にきたお客さんをこっちに紹介しろ!」
次男は困ってしまいました。
なぜなら次男は他のパン屋さんのためにどんどんパンを作っています。
北の町のおおきなパン屋さんからも、おいしいパンをありがとうと言われています。
長男のお店だけを紹介したら、いままでお店までの道路を作ってくれたり、汽車をひいてくれたりした他のパン屋さんは怒ってしまうでしょう。
そこで次男はいいました。
「お兄さん、町の酒場はよっぱらいばかりだから、信用しちゃだめだよ」
だけど長男は信じません。
また次男は言いました
「とおいけど東にパン好きな人たちがあつまっているから、そこでお兄さんのお店を紹介してもらったらどう?」
でも長男はとおいからいやだといいます。
「パンを売っているから、ジャムを買っていっしょに売ってみたら?」
長男は怒っていいました。
「そんなことをして、ジャムが売れ残ったらどうするんだ!」
次男は困ってしまいました。
どうしたら長男にわかってもらえるのでしょう?
長男はいいます。「そうだ!もっと品物を揃えよう!他のお店に売っていない品物を置いたら、お客さんもくるだろう。でもお金はつかいたくないし、もし売れなかったら困るから少しだけ買おう!そんな素晴らしい品物を探すんだ!」
長男は売り子さんにお店をまかせて、珍しい品物を探しにいきました。でもあまりとおくに行きたくないので、近くの知っている人に聞きました。
「めずらしい品物はありませんか?」訪ねた長男は西の町にめずらしい品物があることを聞きました。
西の町に行った長男は「めずらしい品物を売ってください。それにこの珍しい品物は私だけに売ってください」とそのお店に言いました。
お店の人は「いいですよ たくさん買ってもらえればあなただけに売りましょう。」
でも長男はめずらしい品物が本当に売れるか不安です。ただめずらしいだけかもしれないからです。
「売れるかどうか、わからないから2個だけ売ってください。」長男はいいました。
「とんでもない2個だけでは、売れないですよ、めずらしい品物はあなただけに売っていたら私が破産してしまいます。」交渉決裂です。
つぎに長男は、次男の作っているパンをもっと安く売ろうと思いました。他のパン屋より安くすれば売れると思ったからです。
「次男からやすいパンをいっぱいもらったぞ。これでお客さんがいっぱいくるはずだ」
長男は安いパンをお店にいっぱいならべました。
でもお客さんはまったくやってきません。やがてパンもだめになってしまいました。
「パンは売れない、もうパンを売るのはやめよう。」長男は決心しました。
次男はそれを聞いてとても悲しくなりました。
長男はどうすればよかったのでしょうか?
下記も同様である。
そもそも、服がカッコイイと、服を着た姿がカッコイイというのは別物であるのだ。
服、アクセサリーは調味料、着る人間が食材と考えると理解しやすい。
美味しい醤油をかければ、なんでも美味しくなるかというわけではない。
イケメンでも、イケメンだからこそ許されない組み合わせというものも、数少ないながら存在する。
顔がイマイチでも、なんとか食えるようになるという場合もあるのだ。
ファッションに興味を持ち始めた頃のことを思い出すと、納豆にジャムをかけていたようなものだった。
どこのブランドがいいとか、そういうことは、「米はコシヒカリ!」みたいなもんで、美味しい夕食を食べたい人にするアドバイスじゃない。
はたまた、お洒落は足元からとか、そういうことも美味しいコンソメの作り方みたいなもので、初心者的にはコンソメはキューブを使わせて欲しい。
初心者にすべきアドバイスというのは、汁物は塩分濃度が1%とか。
肉か魚にタメネギ一つ、それにトマト缶に小さじ1の塩で煮ればそこそこにイタリアン。
そういうものが欲しかったわけで。
重く圧し掛かってくるようなこの頭痛の原因はなんだろうと麗子は考えた。
ああ、先週訪問販売で安く買ったミネラルウォーターを寝る前に飲みすぎたのが悪かったのかもしれないし、深夜一時から午後十時までぐっすりと寝てしまったのがいけなかったのかもしれない。あるいはいやに肌寒い部屋の温度が血流を滞らせているのかもしれないし、どこかで誰かが麗子のことを思って祈祷をしているからなのかもしれなかった。
とにかく、麗子は頭が痛かった。宵闇に沈んだ寝室のベッドに横たわったまま瞼だけをぱちりと持ち上げて、かれこれ十五分ほど、何をするでもなく天井を睨み続けていた。
手を伸ばして、チェスターのスタンドに明かりを灯す。突き抜けた眩しさに、思わず目を瞬かせてしまった。細く視界を狭めながら、無遠慮に光を放ち始めたスタンドに舌打ちをする。それから、自らが選んで灯したのだということを思い出した。
幼い頃から持ちえていた性質だったが、最近、麗子にはこれと似たようなことがよく起きている。つまりは、自身で望んだことであったはずなのに、現れた変化に対してどうしようもない苛立ちや不快感を抱いてしまうのだった。
その性質自体に対して、よくないことだとは思っていない。ある期間、そういったことが頻発することはままるのだろうし、人格の性質としてどうしようもなく取り込んでしまっているものなのだ、無理に矯正することよりも受け入れることを麗子は好んでいた。
ただ、折に触れて面倒だなと思うだけだった。朝食の時にバターを塗ったトーストを齧ってからジャムにしたらよかったと後悔したり、職場で休憩がてら自販機からコーヒーを買ってしまってからお茶に擦ればよかったと思い直したり、折角の休日を絶望的に寝過ごしてしまってからやっぱり早起きしていればよかったと残念に思うだけのことだったのだ。
あるいは、付き合っていた恋人と別れてしまってから元に戻りたいと思ってしまったりすることも、あげたいくつからの例と同じことなのかもしれない。
ベッドから降りてキッチンへ向かい、お湯を沸かしてコーヒーの準備をする。灯したダイニングの蛍光灯は、やっぱり無遠慮に麗子の目に突き刺さってきて、不快感を募らせる要因となった。小さく舌打ちをして、乱れた髪の毛を更にぐしゃぐしゃと掻き毟る。湯気が音を立てたので、火を止めてインスタントのコーヒーを淹れた。
食器棚にもたれかかりながら暑くなったマグカップを唇に近づける。咽喉が嚥下するのと同時に、不味いなと思った。寝起きにブラックなんぞを口にしてしまったのがよくなかったのかもしれない。砂糖を少し加えるとか、ミルクを足しておけばよかった。ずずずと、再び不味いインスタントコーヒーを飲んで麗子はぼんやりと部屋の中に目を向けた。
沈黙したままの液晶テレビが、まっすぐに顔を向けてきていた。下部に取り付けられたラックには、DVDレコーダーが取り付けられている。それから、それなりに揃った次世代ゲーム機とそのソフト。特等席として設けられたソファに腰かけて、二人並んで映画を見たりゲームをするのが楽しかったなと、失われてしまった日々を思った。
そういえば、陸夫はほとんど何も荷物を持っていかなかったなと考えた。停止しきった沈黙の中に、こつこつと時計の針だけが一定のリズムを刻んでいる。ショルダーバッグに数日分の着替えとお気に入りの文庫本を数冊、CDも詰め込んで麗子の部屋からいなくなったあの男は、いまなにをしているのだろうか。
同棲などしているつもりはなかった。結果的にそれが同棲と呼ばれる生活になっていただけで、陸夫にも陸夫の帰る場所が他にもあったのだし、言うなれば遊びみたいなものであって、共にこの部屋の中で過ごしていた日々というのは一種のエンターテイメントでもあったわけなのだ。
それが、数日前に終わっただけ。娯楽が消失しただけなのだ。麗子の部屋に持ち込んでいた大半のものを残したまま、陸夫はあの日から戻ってきていない。
考えてみれば、飼っていた猫を持っていかれてしまっていた。半分ほどコーヒーを飲んだまま固まっていた麗子はその事実にはたと気が付くや、なにかとんでもない失態を犯したような嫌な気分を胸のうちに混みあがらせることになって焦った。
捨て猫だったわりには理知的で、とてもおとなしく物分りのいい猫だった。外出することを極度に嫌ったが臆病ではなく、麗子や陸夫のことをいつも気にかけてくれている猫だった。
まだ、麗子が陸夫と知り合う前に拾い、三年くらいふたりだけで過ごしていた。その頃の日々を思い出そうとして――麗子は観念したかのように頭を振った。
こんなことして、なんになるというのだろう。結果論として、陸夫がいなくなり、猫を連れて行った。それだけでいいではないか。
まだマグカップに残っていたコーヒーを流しに捨てて、麗子は申し訳程度につけられた小さなベランダにへと続く窓の前に立った。黒く染まったガラスに手を添える。冷たさに、ぞくぞくと肌が粟立ちそうになった。
どうしてこうなったんだろう。
考えてみたものの、ついに麗子には答えを見つけ出すことができなかった。
頭痛はいつの間にか消えていた。思えば、あの頭痛にしてみてもなくなってみると些か物悲しいような気分になるものだなと、麗子は思った。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%91%E3%83%B3%E3%83%9E%E3%83%B3
やなせたかしがアンパンマンを生み出した背景には、戦中・戦後の深刻な食糧事情があった。
この当時彼は、空腹を抱えながら「食べ物が向こうからやって来たらいいのに」と思っていたという。
この自らの飢えの体験から「困っている人に食べ物を届けるヒーロー」という着想が生まれた。
2007年7月27日放送のなるトモ!(読売テレビ制作)にやなせ本人がインタビューに答え「究極の正義とはひもじいものに食べ物を与えることである」と述べている。
また、主人公をあんパンにした理由を「外の皮はパン=西洋、内側はあんこ=純日本。見た目は西洋でも心は日本人である。」と解説している。
最近では、アンパンマンの顔をあんこではなくジャムにしようという考えもある。
最近の子供たちは、あんこではなくジャムがダントツに人気がある。アンパンマンはジャムおじさんの気持ちしだいで中身が変わるから、子供たちには人気がない
空腹の者に顔の一部を与えることで悪者と戦う力が落ちると分かっていても、目の前の人を見捨てることはしない。
かつそれでありながら、たとえどんな敵が相手でも戦いも放棄しない。
これらの点について「ほんとうの正義というものは、けっしてかっこうのいいものではないし、そしてそのためにかならず自分も深く傷つくものです」(第1作『あんぱんまん』のあとがきより)と、自身が絵本のあとがきで語っている。
やなせは朝日新聞平成20年8月31日版の『たいせつな本』というコーナーで『フランケンシュタイン』を推し、「科学的に生命を創造するというテーマのこの19世紀初頭にかかれた傑作の影響を強くうけてぼくはアンパンマンを創作した」と述べている。
twitter+ソーシャルコミュニティの威力がはっきり実感出来た。
それに加えて「ネットの専門家」ではない「ジャズを演奏する人」が個人でこういうこと
をやってるってのがすごい時代だなあと。
twitterで「Tom harrell」と検索したらたまたま発見。
理由はTom harrellの吹いてたフレーズが「251進行のフレーズ」まで細分化されて
タグ付けられて動画と記事になってむこうの「フレーズ共有サイト」みたいなところで
共有されてたから。
ジャズのフレーズにしろ和声にしろ、ネットワークとは相性いいだろうなぁと思ってた。
でもそれにはもうちょい時間かかるんだろうなぁと思ってたら、あっちだともう普通にやってたりして。
たとえば25進行のフレーズ探したければ25タグクリック又は検索でうじゃうじゃと。
んでさらにTwitterとかデリシャスとかフェイスブックとかGoogleBookmarでソーシャルブックマーク。
いやーすごいよこれは。
今までも勿論こういう情報を提供している人は居たし、そういう書籍もあるしサイトもある
けど、今までと決定的に違うのは
「全てのフレーズが細分化されてタグ付けされて共有されてる」こと
これでフレーズやら和声のソートが一発で出来る上に、人気のあるフレーズみたいなのも一発で分かる。
例えばFブルースの最初のパーカーのおきまりのフレーズが「F7」タグでブックマーク数一位とかね。
例えばDm7 G7 Cのタグが付いてるフレーズがあったとしたら
それに対して25のタグとかビバップスケールのタグとかコンディミのタグとか付いたり
みたいなことは余裕で出来る訳で。
「どのコードでどういうことがかっこいい」みたいのがネット上で共有で効率良く大量に
出来る。
リアルタイムオンラインジャムとか疑似ジャムとかフレーズコミュニティとか
リアルタイムで吹いてるのが譜面になるとか、今の時点で想像出来るのは
そんなに時間かからないで実現されるのかな。
いやー夢の話みたいだよこりゃあ
文部科学省推薦だか何だか知りませんが、アンパンマンが嫌いです。
ばいきんまん派とか、カレーパンマン最強とか、擬人化同人とかそういう事を言ってんじゃありません。
暴力(アンパンチ)で毎回事を解決するようなアニメが、本当に良いのか?という問題については、ネット上でたくさんの方が既に議論されています。
が、少なくとも今の教育は「STOP THE 暴力。ダメ、絶対」を貫いているようですし、「問題解決の為なら暴力OK」なんてのを真に受けて大きくなる子ってそんなにいないと思うんですよね。多分ですけど(少なくとも、最近のU-35が引き起こす傷害事件・殺人事件はアンパンマンのせいではないと思う。ソース無いけど)
それよりも私は、アンパンマンがチビ達に植え付けているもっと深刻な思想があると考えています。
それは、
「汚い(汚そう、清潔感が無い)存在は、それだけで悪なので敵とみなしてよろしい」
です。
実際のアニメ作品の中で、アンクル・ジャムもアンパンマンもそんな事言いやしません。
しかし、あの世界の住人達は大概、ばいきんまんが例の乗り物に乗ってうろついているのを見かけるや否や、特に何も仕掛けてこなくても、恐怖の顔や怒りの顔を見せます。現実の社会で言う「差別」とかいうやつです。
え? 差別もクソも普段から悪い事しているんだから、そんな待遇当たり前? 確かにそうですね。常識的に考えて。
でも、小学校に上がりもしないようなチビ達がそういう常識を頭で理解するのはもう少し先だと思います。
チビ達はただ、「あ、キタナい悪いのが出てきた。アンパンマンはいつぶっ飛ばしてくれるのかな?」と、目を輝かせるだけです。
そして、最後にお約束通りアンパンチが繰り出されると、チビ達も溜飲が下がると。毎回視聴の度にその繰り返し。
決して浄化することの無い、毎回変わることの無いの汚いやつを、繰り返しフルボッコにするシーンを見てスカッとしながら(快感を得ながら)大きくなっていく訳です。
ターゲットを虐める理由として(自分自身が虐めて、見に覚えのある人も多いでしょうが)「汚いから」が本音のケースがよくあります。「汚い」と認識する理由には、「鼻をほじっているのを見ちゃった」「この間授業中にゲロ吐いてた」「いつも同じ服」「いつもボサボサべたべたの頭」等、ぶっちゃけ言いたい分からんでもないよ…みたいのもあります。
でも、ある程度の知識が身に付けば分かることですが、他の人と比較した時群を抜いて存在自体が汚い人ってまあ居ないです。何故か。
水やせっけんで洗えば大体キレイになるし、匂いも取れるからです。
しかし、アンパンマンとばいきんまんの攻防を繰り返し見てきたチビはそういう風に認識しません。
ばいきんまんは、存在自体がばいきんだから、何をやっても悪いし許されないし、他の存在とは一線を画す汚い存在なのです。
ちゃんとお風呂にも入らせているし、歯も磨くよう教えているし、毎日清潔な服を着せていて、とても優しい子なのに、学校で「汚い」と虐められている子供がいて戸惑っている親御さん、この記事をご覧の人の中にいませんか?
アンパンマンは、表向き「歯を磨こう、手を洗おう!好き嫌いしないでなんでも食べよう!」と教えているように見せかけて、実際には「汚いやつには「汚い、悪い」のレッテルを貼れ。存在自体がばいきんだから、何をやってもきれいにならない。ばいきんまんみたいな待遇をし続けろ」と、チビ達に命じているのです。
原作者はもちろん、文部科学省もアニメ制作に携わった人たちも、子供たちにそんな悪影響を与えているとは思いもしないでしょうけどね。
http://www.famitsu.com/blog/jamzy/2009/04/tov_0406.html
こんな感じか。
まあ、ソフトの評価そのものは悪い話を聞かないとはいえ、ハードがハードなだけに売り上げ面では「惨敗」だったんだよね。
あと、TOVの公式サイトで(当時未発表のはずの)「PS3」カテゴリが何かの間違いで表示されてしまったり、決算資料でもTOVのハードが「Xbox360・PS3」と一時期表示されていたのを慌てて修正したりと、それとなくPS3版を匂わせる出来事はあるにはあった。
さらに、360版の本編中にて、PS3版のみに登場するキャラクターの存在をほのめかす演出があるなど、かなり早い段階から開発が始まっていたのは間違いないだろう。リンク先でも触れられているが、360独占を意味する「ONLY ON XBOX360」のマークがパッケージになかったしね。
とりあえずゲーム雑誌に身を置く彼は、いずれ「PS3版」が登場する事をある程度予期してしかるべきだった。前述のような出来事や、開発サイドの人間と直接コンタクト出来る立場にあったのだから、こういう事がいずれ起こる事を前提に活動すべきだったように思う。あたかも360とTOVが不可分のように錯覚していた事が、今の状況の根っこにあるんじゃないかな。
もう一つとしては、メーカーサイドの人間は360の味方ではなく、自分のソフトの味方であるという認識が欠落していたんじゃないだろうか。メーカーサイドの人達は360を応援するためにTOVを制作したわけではない、という当たり前の事実を、彼はどこかに置き忘れていたような気がする。下世話な表現をするなら、風俗嬢相手に「あいつは俺に惚れてる!」と入れあげてしまうような、そんな感じ。メーカーサイドからしてみれば、一本でも多く売るために利用出来るものは何でも利用するというスタンスで彼につきあってただけなんだよね。「メタルギアソリッド4」の小島秀夫しかり、「龍が如く3」の名越稔洋しかり。
まあ、ちょっと純粋過ぎたというか、入れ込みすぎたというか、そういう事なんだろう。なのであんまり彼だけを責めてやるなよと。
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■ 陰山英男氏講演_092028
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▼ 概要
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・「100ます計算」で有名な陰山氏の講演。
・P.M.1:30~2:30講演。質疑30分
・内容:自分の経験、実践に基づき、日本の教育についていろいろ。
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◆ 会場
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◆ 講演者
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・陰山英男氏。51歳。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%99%B0%E5%B1%B1%E8%8B%B1%E7%94%B7
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%99%BE%E3%81%BE%E3%81%99%E8%A8%88%E7%AE%97
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/search-handle-url/250-4349303-4987419?%5Fencoding=UTF8&search-type=ss&index=blended&field-keywords=%E9%99%B0%E5%B1%B1%E8%8B%B1%E7%94%B7
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陰山 英男(かげやま ひでお、1958年 - )は、兵庫県朝来市(和田山町)出身の教育者。立命館小学校副校長・立命館大学教育開発支援センター教授。安倍首相の諮問機関「教育再生会議」元委員。小学館の通信添削学習『ドラゼミ』総監修者。大阪府教育委員。
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来歴
岡山大学法学部法学科卒業。学生時代は放送文化部に所属し、アナウンサーを目指すが挫折。佛教大学通信教育部にて教員免許取得。兵庫県内の小学校で教員を勤める。教員時代は典型的な「でもしか先生」であったが、同僚教師の死を切っ掛けに、「命を大切にするなら、まず教師から。自分を犠牲にする教育実践など意味はない」と、授業改革に目覚める。
朝来町立(現在は合併により朝来市立)山口小学校在職当時、同僚、父母なども巻き込んで基礎学力向上のためのメソッドの開発を進め、岸本裕史が提唱した百ます計算やインターネットの活用、科学実験、そして日常の生活を見直すチェックシートの活用など、さまざまな工夫を重ねて、成果を上げる。
また、現場の教員たちの自主的な研究会「学力の基礎を鍛えどの子も伸ばす研究会」に小河勝らと共に所属。広島県尾道市教育委員会による校長の公募に応じて、2003年4月より、尾道市立土堂小学校(文部科学省指定研究開発学校)の校長に就任。
2006年4月より、京都市北区に開校の立命館小学校副校長兼立命館大学教授に就任。
2006年10月、政府の教育再生会議委員に就任。(2008年1月まで)
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・今回のイベント主宰の初芝学園が立命館と提携したので、今回の講演はそのツテらしい。
「娘が東大に合格した本当の理由~高3の春、E判定から始める東大受験」
http://www.amazon.co.jp/%E5%A8%98%E3%81%8C%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E3%81%AB%E5%90%88%E6%A0%BC%E3%81%97%E3%81%9F%E6%9C%AC%E5%BD%93%E3%81%AE%E7%90%86%E7%94%B1~%E9%AB%983%E3%81%AE%E6%98%A5%E3%80%81E%E5%88%A4%E5%AE%9A%E3%81%8B%E3%82%89%E5%A7%8B%E3%82%81%E3%82%8B%E6%9D%B1%E5%A4%A7%E5%8F%97%E9%A8%93~-%E5%B0%8F%E5%AD%A6%E9%A4%A8101%E6%96%B0%E6%9B%B8-%E9%99%B0%E5%B1%B1-%E8%8B%B1%E7%94%B7/dp/4098250101/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1236167946&sr=8-1
・ポッドキャスト・FM ラジオ「陰山英男のヒューマン・ラボ」 放送中。
http://www.tfm.co.jp/podcasts/human/
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◆ 聴衆
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・最終的に300人程度は来ていたかと思う。
・「初芝学園」とは、あまり聞いたことがない学校だが、南大阪の私立学校で、小学校~高校まである一貫校らしい。
・入り口には「小学校」「中学校」「高校」「一般」の受付があり、住所・氏名を登録するようになっていた。
・同じ講演を見た人のブログがあった。
http://gachapin101.at.webry.info/200903/article_1.html
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◆ 講演全体の印象
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・教壇に長く立ってきて、今は副校長だったり、公的機関の教育顧問だったりすることもあり、
講演には慣れている感じだった。
・ざっくばらんな印象で和ませつつ、言うべきことはきちんと言う印象。
・プレゼン資料はパワーポイントだが、パワーポイント自体が進化していて驚いた。
印刷物かと思うほど解像度が高く、またビデオを貼れるので非常にわかりやすい。
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▼ 内容
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・この間の調査 http://www.jiji.com/jc/zc?k=200903/2009030100067
・陰山氏は、1958年、岡山大教育学部を卒業、の○○立 山口小学校に赴任、
-> その後○○立 土堂小学校で、「陰山メソッド」を完成させる。
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◆ 今後の日本について
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・今後、日本はもっともっと景気が悪くなる。暗い世相になる。
・正規雇用自体が吹き飛び、半年後には派遣どうこうの話さえ出なくなるだろう。
・中学生はその実態はわかっている。きれいごとしか言わない大人が多すぎるのが問題だ。
・この間、中学生向けの講演があったので、本音で「あなたたちの未来は暗い」と話した。
すると、講演が終わっても、拍手が鳴りやまなかった。
その後、中学生たちは職員室に押しかけ「百ます計算」を明日からするように求めたということだ。
・日本の未来は暗い。教育も産業も、きちんとやっていかなければならない。
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◆ 教育の効果について
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・教育の効果というものは、多くの「識者」が言うように、何年も経ってやっとわかるというものではなく、3日で変わりはじめ、数週間で必ず効果が出る。1年もあれば、ずっとはるか上にいる。
・高校生より中学生、中学生より小学生が、教育の効果が出やすい。
・なぜ小学生に、あっという間に教育の効果が出るのかというと、小学生では「知識」だけでなく、「勉強のしかた」を同時に学ぶからだ。
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◆ 著作を読んでほしい
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・講演をしても、数週間で忘れてしまうので、
本を買って、ときどき読み返してほしい。また、ポッドキャスト(FMラジオ)もやっているから聞いてほしい。
-「学力は1年で伸びる」
http://www.amazon.co.jp/%E5%AD%A6%E5%8A%9B%E3%81%AF1%E5%B9%B4%E3%81%A7%E4%BC%B8%E3%81%B3%E3%82%8B-%E6%B1%9F%E6%BE%A4-%E6%AD%A3%E6%80%9D/dp/4022504005/ref=sr_1_31?ie=UTF8&s=books&qid=1236167756&sr=8-31
-「家庭力―子どもの学力向上と幸せのために親ができること 」
http://www.amazon.co.jp/%E5%AE%B6%E5%BA%AD%E5%8A%9B%E2%80%95%E5%AD%90%E3%81%A9%E3%82%82%E3%81%AE%E5%AD%A6%E5%8A%9B%E5%90%91%E4%B8%8A%E3%81%A8%E5%B9%B8%E3%81%9B%E3%81%AE%E3%81%9F%E3%82%81%E3%81%AB%E8%A6%AA%E3%81%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%E3%81%93%E3%81%A8-%E9%99%B0%E5%B1%B1-%E8%8B%B1%E7%94%B7/dp/4391136031
-ポッドキャスト・FM ラジオ「陰山英男のヒューマン・ラボ」
http://www.tfm.co.jp/podcasts/human/
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◆ 土堂小学校
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・1学年150人という、かなり大きな学校で、これだけの人数の成績を上げるのは、通常非常に困難なのだが・・・。
・結果、偏差値65以上が全校の20%、全校平均平均知能指数117という、驚異的な結果となり、
卒業後、多くが進学校に進学、子供たちの可能性は大きく広がった。
・知能が高くなる、ということは、子供たちの可能性・選択肢が広がることだ。
「陰山メソッドは「生きる力」にならない」などと言う「識者」がいるが、馬鹿馬鹿しい話だ。
・「100ます計算で馬鹿になる」などという本を読んでみたが、くだらない話ばかりでまるで話にもならない。
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◆ 知能指数とは
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適切な環境さえ与えてやれば、どんどん回転数は上がる。
・「生活習慣が全て!」と言っても良いほど生活習慣は大切だ。
生活習慣だけで、知能はどんどん上がっていく。
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◆ 今私(陰山)がしている、脳によい生活習慣
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・脳が発達する生活習慣がある。
・今、私がしている、脳によい生活習慣とは
・1日40分歩く。
-> ちょっと早く歩き、心拍数100程度にする。走るほどでなく、ぶらぶら歩くのでもなく、ちょっと負荷をかける程度が望ましい。
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・日本人のライフスタイルを、脳力が高くなるようにしなくてはならない。
・2000年では1人あたりのGDPが3位 -> 2006年には18位に低下。生産性が落ちている。
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◆ フィンランドメソッドについて
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・フィンランドに見学に行き、直接見て、いろいろと話を聞いた。
・これなら、世界で知能が一番高いのは当たり前だと感じた。
・とにかく教科書が難しい!フィンランドの小学校1年生の教科書は、日本でいえば小学校4~5年レベルだ。
・当然、落ちこぼれる子も出てくる。だが、多くの教員や原則無料の教育によりそれをクリアしている。
・1クラス23人に教員が3人、その他、テキストを用意したり、学校事務を行う補助要員がクラスに1人いる。
これだけいれば、さすがに簡単には落ちこぼれは出ない。
・小学校から大学まで、全て教育費は無料。教科書、ノート、鉛筆等文具も無料。
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・しかし、それでさえ、なぜか2000年以前は、かなりの成績を収めていた。
・なぜか? 私は「系統だった学習指導要領」にあると思っている。
・各国を見て回ったが、「系統だった学習指導要領」があるのは日本だけだった。
これが日本の貧弱な教育環境において、日本の子供にかなりの知能を与えていた原因かと思う。
・だが、その優れた学習指導要領も、2000年以降ゆらぎ、その結果、学力の低下が起きたのではないか。
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・グローバル時代に、知能の力がないのは、子供達の未来を閉ざしてしまうことになる。
・10年前、アジアから米国への留学生は日本人がいちばん多かった。
・現在は、インド>中国>韓国>日本>台湾 の順になってしまった。
・なぜか?日本人は留学しようとしても、基礎学力が足りず、入学できないのである。
・あまりに驚いたので、「我々見学者のために、特区の小学校を回っているのか?」と聞いたら、これは中国ではすべての小学校で行われている、と言われた。
・小学校卒業時の英語の目標は、「日常生活に、実用的に活用できるレベル」である。
・低学年で週に5時間、高学年では4時間の英語の授業を受ける。
・日本の現状は、小学校では、今はそもそも英語の授業は行われていない。(ローマ字ならある)
・次の指導要領で英語の授業が入ることが決まったが、週にたったの1時間、しかも目的は「異文化理解」である。
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◆ 子供の伸びる家
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・今、住宅メーカーと共同で、「子供が伸びる家」の研究を行っている。
・学習は「生活習慣がすべて」と言えるほど、生活習慣は大事なので、「子供の伸びる家」はそれを考えて作っている。
・とりあえず今の家で考えるというと・・・
1/ダイニングに長机(田舎の公民館に置いてあるような安物)を置く。
-> ごはんを食べて、親が見ている横ですぐに勉強ができるように。食卓でやると、食事中に片付けなくてはならず、片付けるのが面倒。
-> 長机は横に長く、奥行きが短いので、奥のほうがとりづらいということがない。横に長く置いておくほうが手が届きやすい。
2/畳の間があったほうがいい。子供がごろごろできるのと、寝るときに、ベッドは落っこちるので、畳にフトンのほうが安眠できるので。
-> ぐっすり眠れるのが、とにかく一番!「睡眠力」と名付けたいくらい。
3/リビングに本棚を置き、辞書や図鑑などを置く。また、どの部屋にも辞書・図鑑があるようにする。
-> なぜか?それは、「わからない」 -> 「わかる」の時間が短いほど脳への定着が強く、結果として知能が上がるからだ。
「後で調べとく」ではダメで、「今わからない事は今調べられる」ような体制を作っておくのがよい。
4/親の手伝いや部屋の掃除は子供の知能を高める。イモの皮むきができる子のほうが、できない子よりも知能が高くなる。
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・なぜ「親の収入が低いと合格しない」などという神話が出来たかというと、
昔の東大は、とんでもない高収入の親がたまにいたので、彼らが平均値をぐっと上げていた。
・また、10年ほど前に、中高一貫校では中学で高校の内容を前倒しで教えてよいことになったので、中高一貫の私立高校が有利となった。
・しかし、実は東大は、あまりそういう子を取りたくない。
・そこで、東大は、年収400万円以下の家庭は、授業料は無料になっている。
・実は東大は東京出身の子が多く、東京ローカルの学校とも言える。
・現在、東大は地方の公立高校を回り、優秀な生徒を狙っている。
・教育再生会議で言っていたが、小さい頃から外の風に当たらず、知識だけを植え付けられた子は、
好奇心が育っていないので、大学で新しい研究などできるわけがない。
東大はそう考えている。
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◆ 虫食い学力について
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・近年、目立ってきたのは「虫食い学力」である。
・「虫食い学力」とは、計算や漢字などの基礎を徹底していないため、知識や技能が虫食い状態となり、結果、それが上級の学年に進んだときに致命的な弱点となり、理解を妨げることである。
・中学生に小学1年レベルの計算をさせると、○-7、○-8を間違える子がけっこういる。
・漢字について、6年生では3割の児童しか、指導要領漢字全部を覚えていない。
・割合、分数の計算を理解していない子がかなりいる。
・上級の学年は、それらの知識が前提となるので、そこがネックとなり、ついていけなくなる。
・この場合、親や先生が叱責しても激励しても、何の意味もない。どこを理解していないのか、まずプロの目できちんと見ないと駄目である。 一人一人、テストの1つ1つの問題を細かく見ていき、何を理解していないかを見つけていく。
・中学生に100ます計算をさせると、方程式などの難しい問題も解けるようになる。
やはり基礎的な計算力が足りていなかったと考えられる。
・塾経営者と話した時、この虫食い学力問題が話題になった。受験専門の塾では基礎、基本の徹底をやらないので、こういった基礎のついてない子は伸びず、大きな問題となっている。
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◆ 100ます計算について
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・100ます計算は、私が思いついたものではない。
・「計算の反復練習」という、本来しんどい、つまらないものを、面白く取り組めるための1つの手段だ。
・毎日、同じ問題をやる。あっという間に記録は上がっていく。
実は、違う問題でも、同じ問題でも、計算力向上の効果は全く変わらない。
-> 褒めてもらえる -> 自信がつく -> やる気が出る。
・不思議なことに、100ますを続けると、もっと深いところで学力が上がっていく。
授業もやりやすくなる。
・特に日本の子の、学習の最も妨げとなるのは「学力コンプレックス」である。
・日本の子は、褒められて育てられていない。たいがいの場合は「おまえは駄目だ」と言われて育つ。
それにより、何においても自信のない子が非常に多い。
・100ます計算は、大人でもだいたい2分はかかる。
・それを、小一でも、1ヶ月ほどで1分45秒を切るようになる。
・大人を負かすほどの計算力がつき、褒められる。結果、自信のかたまりのようになり、
「学力コンプレックス」とは無縁の「成長モード」に入り、学習がスムーズに行える。
・「同じ事を3日連続でやる」のが大事である。
・3日間同じ事をすると、記憶はよく定着する。
それ以下ではすぐ忘れてしまう。それ以上やってもあまりスコアは伸びない。
・よって、計算・漢字・英単語も、記憶を定着させたい場合は、「3日連続で同じ事をする」が有効である。
・1日10分でもよい。それで頭の回転を上げることができる。
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・知能開発の7割は「早寝」「早起き」「朝ご飯」の生活習慣により決定してしまう。
・朝ご飯をとにかく「しっかりとる」こと。
・子供は、P.M.8:00~9:00までに寝ると、一番知能指数が高くなる。
・朝ご飯を食べずに登校するグループに、朝食を取らせるようにしたところ、知能指数は6ポイント上がった。
・手っ取り早く言えば、「朝は湯気の出るおかずを食べさせてください」ということ。
●パン+ジャム+牛乳だけではダメ。脳に必要なアミノ酸がとれないから。
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*なお、文中「グラフ」の統計は、大きな学校に協力してもらい、厳密にとったもので、
サンプル数等も有効な範囲であり、いいかげんなものではない。
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・ゲームは1日30分程度ならOK。
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◆ 読書は知能を高める
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・読書は知能を
「海賊」といえばこんな感じだな。
汚い表現?まああるから気をつけてね。
今日昼部屋でゴロゴロしてたら階下から、動物のうなり声みたいなのが聞こえてきた。
めちゃくちゃびっくりして駆け下りたら、母ちゃんがうずくまって一人で吐いてんの。もうゲェゲェと。
一瞬固まったね。
なぜなら、なんか「母ちゃんは無敵」って無意識に決め込んでたから。
今の今まで。母ちゃんが病気になるとは思わなかったなんて、自分でも笑える。いやぶっとばしたいね。
慌てて、バケツにビニール袋とペーパー入れてなかにいれて、背中をさすって吐かせてあげた。
(飲み会の介抱の知識が役に立つなんて・・・)
食欲なくて朝から何も食べてなかったらしく、でるのは胃液だけ。でも吐き気は止まらないらしい。
どうしようどうしようってパニックだった。20歳でも情けないものだな、現代っ子って。
けど、「母ちゃんならどうしてくれるだろうか?」って考えてようやく頭が冷えてきた。
症状にあわせて、家で看病してくれたり病院に連れてってくれたよな、うん。
50過ぎた母ちゃんが急な頭痛と吐き気をもよおしてるんだから、やっぱり病院にいっとくべきだよな。
脳腫瘍とか出血だったらヤバイ!!!
こっちは全身冷や汗。
それなのに、母ちゃんびっくり発言。
「お母さん、病院なんて行かなくても大丈夫だよ。もったいないよ。寝てれば治るよ。」
どう見たって、大人が吐き気を我慢できなくて吐いちゃってるのが「もったいない」ですむはずないのに。
もう強制連行してでも連れて行こうと思ったね。
「今までそんな重い風邪にかかったことないんだから行くよ」っていったらシュンとしてうなだれてた。
強気で言ったけれど、
母ちゃんに厚着とマスクさせて、
床の掃除して、
保険証とミネラルウォーターもって車に乗るのにまた時間かかった。
今まで保険証の場所とか、予備の雑巾の場所とか、母ちゃんの上着の場所知らなかったなんて、本当に笑える。
そんなこんなしてるときでも、
「お父さん(自営業)のお昼ごはんどうしよう・・・」なんていってる。
My オヤツBOXからジャムパンだして、「父ちゃんこれ好物だから」って言って聞かせて、やっと外に連れ出すことができた。
ほっといたら、ふらふらでもご飯の支度してるだろうな。
昭和の女TSUEEEE!
脳の断面図撮ったり、血圧はかったリ、いたれりつくせり。
待ってる間、ふと病院内(個人病院)みてると、母ちゃんくらいの年齢の人が結構来ていた。
でも、すごく具合が悪そうな人でも付き添いがいる人はいなかった。
自分もたまたま家にいただけだから、えらそうなこといえないけど。でもちょっと寂しく感じる。
検査の結果、脳とか内臓とかに異常は見られなかった。
おそらく、血圧の薬(母は高血圧)を飲み忘れたときに、インフルエンザの予防接種をしたり、
孫(姉の子ね。念のため)の世話をして疲れをためてしまったりといろいろ重なってのことのようだ。
点滴して、家に帰って簡単だけどご飯食べさせて、血圧戻す薬飲んだらぐっすり寝れたようだ。
なんともなくてよかった。
情けないけど、本当に嬉しかった。涙でそう。
でも、なんだか心配で、さっきも母ちゃんの部屋に様子を伺いに行ってしまった。
いびきが聞こえて一安心。
親が健康であること。親が長生きすること。
それがどんなに尊いのか。
それが当たり前であることがどんなに幸せなのか。
今回改めて実感した。
親の大切さって、当たり前すぎて感じることができなくなってるんだな。
掃除・洗濯・茶碗洗いを進んでやったのは久しぶりだったし、親不孝にもほどがある。
姉ちゃんが子供を産んだとき、「この子のためなら何でもできる。この子が幸せなら私も幸せだろう。」って言ってた。
母ちゃんもうなづいてた。
母ちゃんも自分に対して「何でもできる」って思ってくれてたのかな。
そうだとしたら、自分は母ちゃんに何ができるのかな?
何かしてあげたいな。
できるだけ長生きしてね。
まあ、ちょっと聞いてください。
(内一人は女の子ね)参加してきたんだ。
参加者はやはり男の方が多い。
割合的に25人15人くらいらしい。
男の方は気合い十分な人が多い。
お気楽な服装をしていったら、何人かはやはりビシッとスーツを着て
歳は30代-40代程度が大半だろうか。
もうすこし年上の人も多い感じで、スーツ着ていて若そうな奴に
限ってしっかりハゲてたりする。
しかし、あれだね…カイジに登場するするエスポワールって
こんな感じだろうか…お前らの内半分くらい童貞だろ…みたいな
初対面でもキモイと思われてもしょうがないよな…あんたら…
とか思ったんだけど、なかにほんの一握りまともそうな人がいて安心する。
ま、少なくとも俺はこの連中には負けてないな…と、思いましたね。
この25人で15人を奪い合うのなら余裕だろ…と。
そもそもこんな面倒なお膳立てしてもらわなくてもある程度実力があって
にこやかに普段から女の子と接していれば、仲良しの女の子の友達が
何人かはいてご飯食べたり飲みに行ったりもするし、遊んだりもするし
飲み会とかすればその子が友達呼んだりもするからその中でゆっくり誰かに
恋をしていけばいいんじゃないかな?…と思うんだけどね。
んで、色々各種説明があって服装チェックからスタート。
やはり第一印象は大事だからね。
んで、一泊二日でコテージに宿泊してジャム作ったり街の中を散策したり
夜はプラネタリウムで星を見たりバーベキューしたり色々あったワケですよ。
イベントの最後に気に入った人の名前を2人ほど書いてお互いに名前を
書けばカップル成立…とこういうワケ。
…その結局4組ほどカップルが誕生したみたいです。
え、俺…ものすごい敗北感を味わいながら会場を後にしましたよ。ええ。
カップルになった人おめでとうございます。
ドレミの歌は
「サウンド・オブ・ミュージック」という有名なミュージカルで歌われていたもので、
英語の歌詞は普通だけど、日本語訳ですごいことになっているだけ。
英語の歌詞はこんなかんじ
Doe, a deer, a female deer
Me, a name I call myself
Far, a long long way to run
Sew, a needle pulling thread
La, a note to follow sew
Tea, I drink with jam and bread
That will bring us back to do.
訳すと
ドは牝ジカのド
レは太陽の光
ミは名前、私のこと
ファは遠くに遠くに走る
ソは針に通す糸
ラはソのすぐ近く
シ(ティ)はジャムと一緒に飲むの
またドに戻りましょ
ってなかんじ
余談ですが「サウンド・オブ・ミュージック」には「ドレミノ歌」以外にも
サンプリングネタ『アニオタが非オタの彼女にアニメ世界を軽く紹介するための10本』
http://anond.hatelabo.jp/20080721222220
あまりにも流行りすぎてるので便乗・・・
まあ、どのくらいの数のヒップホッパーがそういう彼女をゲットできるかは別にして、
「ラップオタではまったくないんだが、しかし自分の悪趣味節を肯定的に黙認してくれて、
その上で全く知らない母国語ライムの世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」
JHIPHOPのことを紹介するために聴かせるべき10枚を選んでみたいのだけれど。
(要はブラストベストディスクの正反対版だな。彼女に日本語ラップを布教するのではなく相互のコミュニケーションの入口として)
あくまで「入口」なので、時間的に過大な負担を伴うような80分アルバムは避けたい。
できればミニアルバム、長くても60分にとどめたい。あと、いくらBBOY的にクラシックといっても古びを感じすぎるオールドスクールは避けたい。
佐々木士郎が『建設的』(1986年)は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。
そういう感じ。
彼女の設定は
ヒップホップ知識はいわゆる「R&B系」的なものを除けば、ケツメイシ程度は聴いている
サブカル度も低いが、頭はけっこう良い
という条件で。
『人間発電所 プロローグ』(BUDDHA BRAND)
まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「さんピン以前」を濃縮しきっていて、「黒船以後」を決定づけたという点では
外せないんだよなあ。長さもミニアルバムだし。
ただ、ここでILLトーク全開にしてしまうと、彼女との関係がBEEFになるかも。
このサンプリング過多な作品について、どれだけさらりと、普通にならず並すぎず、
それでいて必要最小限の韻踏みを彼女に伝えられるかということは、
B側の「真の空間処理能力」の試験としてはいいSHITだろうと思う。
『ONLY FOR THE MINDSTRONG』(THA BLUE HERB)、『緑黄色人種』(SHING02)
アレって典型的な「ラップオタが考える一般人に受け入れられそうなヒップホップ
(そうヘッズが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのもの
それを彼女にぶつけてアンサーをみるには一番よさそうな皿なんじゃないのかな。
「オタとしてはこの二つは“ポエトリー”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。
空からの力(キングギドラ)
ある種の日本語ラップフェチが持ってるニューヨークへの憧憬と、オアプロデュースのネタ的な考証へのこだわりを
彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにもギドラ的な
の二人のB好きするMCしかいないのが、紹介してみたい理由。
『理由』(K-DUB SHINE)
たぶんこれを聞いた彼女は「お経だよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。
これの中の1曲がデブラージの逆鱗に触れたこと、9分以上の曲でDISられたこと、
それが引き金になって若手から大御所にいたるまで一斉にケーダブDISをはじめて、その結果シーンに変な連帯感が生まれたこと、
『EGOTPIA』(RHYMESTER)
今の若年層でドクタールーパーを見たことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。
さんピンよりも前の段階で、宇多丸(SHIRO)の哲学とかDのライム技法とかはこの作品で頂点に達していたとも言えて、
こういうクオリティの作品がDA.YO.NE.の裏でこの時代につくられていたんだよ、というのは、
別に俺自身が早稲田に入れなくとも、なんとなくFG好きとしては不思議に誇らしいし、
いわゆるキングオブステージ以降でしかライムスを知らない彼女にはきかせてあげたいなと思う。
『NITRO MICROPHONE UNDERGROUND』(NITRO MICROPHONE UNDERGROUND)
「やっぱりHIPHOPは不良のためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「街風」でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかける8人plusαの思いが好きだから。
断腸の思いで削りに削ってそれでも1時間20分、っていう尺が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、
その「捨てる」ということへの諦めきれなさがいかにもBBOY的だなあと思えてしまうから。
ニトロファーストの長さを俺自身は冗長とは思わないし、もう削れないだろうとは思うけれど、
一方でこれがMUROやツイギーだったらきっちり55分にしてしまうだろうとも思う。
なのに、デフジャムジャパンで再販してボーナストラックまで作ってしまう、というあたり、
どうしても「自分達の物語を形作ってきたSHITが捨てられないBBOY」としては、
たとえビグザムがゴアにDISられてるとしても、親近感を禁じ得ない。
作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。
FUMIYAの「太り方」あるいは「音作り」をBとして教えたい、というお節介焼きから聞かせる、ということではなくて。
「オ・ワ・ラ・ナ・イ(OH!WHAT A NIGHT)パーレイを毎日生きる」的な感覚が
BBOYには共通してあるのかなということを感じていて、
だからこそ雑念エンタテイメントのネタはBST以外ではあり得なかったとも思う。
「パーティした日常を生きる」というBの感覚が今日さらに強まっているとするなら、
その「ぱーりーぴーぽー気分」の源はファンキーグラマーにあったんじゃないか、という、
そんな理屈はかけらも口にせずに、単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。
『MIDORINOGOHONYUBI presents MIDORINOGOHONYUBI ONEFOOT』(NIPPS)
これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。
こういうインストとミックス違いを主体としてこういうかたちでアルバム化して、
それが非デミファンに受け入れられるか
俺のから揚げに勝手にカットレモンをかけられるか、というのを見てみたい。
9本まではあっさり決まったんだけど10本目は空白でもいいかな、などと思いつつ、
便宜的にクレたんを選んだ。さんピンから始まってクレバで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、
MPC4000以降の超クリーントラック時代の先駆けとなった作品でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、
もっと他にいい作品がありそうな気もする。
というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10枚目はこんなのどうよ、というのがあったら10日以内にDIS。
「駄目だこのワックは。俺がちゃんとしたルーティンを作ってやる」というのはピース。
こういう試みそのものに関するアンサーも聞けたら嬉しい。