はてなキーワード: 流通とは
これやり出すとキリがない
日本で未発売というだけじゃなく完全に生産終了しているものを欲しがるべきではない
他にもいろいろべからずはある
守れてないけど…
ストック買いはするな、だとか
試さずに買うな、とか
希少であるほど焦って購入しがちだけど失敗しがち
全然守れていないけど
このツリーもまた、元増田の「後方互換性」の表現のまずさのせいで誤解させてしまっているかもしれないので確認しときます。
元増田のアイディアは「機械で旧紙幣をつかえるままにする」じゃなくて、「古い機械のままでも使えるような新紙幣にする」というものね。元増田に追記もあるし、別ツリーでも同じ誤解を解きほぐそうと奮闘してるので見てみてね。すまんね。
偽造リスクの高い旧紙幣をいつ切り捨てるかの判断は、(元増田が提案する互換性を実現した世界でも)現実世界とまったく変わらず、各企業が自由に決めてもらっていいのよ。
その上で、最大限に都合の良い(?)シナリオとして、「新紙幣が流通し始めた瞬間に、偽造技術がちょうど一世代分遅れで発達して、旧紙幣の偽造が爆増」という世界においては、結果として、券売機を新しくしながらも新札旧札両対応を当面続けるつもりだった大手チェーンも、互換性のおかげで古い券売機でも大丈夫と思っていたラーメン店も、しぶしぶ旧紙幣を切り捨てざるを得なくなるだろうね。
オーケーオーケー。長いこと付き合ってくれてありがとう。誤解のせいで余計に話を長くさせてすまんかった。
元々が与太話なんで、アイディアさえ伝われば、あとの細かい仕様を詰めるのも意味ないんだけど、それなりの移行期間を経れば、「今後、札の肖像部分は変えていくので、読み取り機はここに依存しないようにしてね」みたいな宣言(あくまで一例だよ)で、デザインの変更もできるようになるよ。最短で、渋沢栄一の次のタイミングで宣言できる。もっとも、2044年頃にそんな宣言したって、その宣言が役に立つのは更に20年後の2064年からかもしれなくて、ほとんど紙の現金は流通してなくて、困るようなラーメン屋さんもないかもしれないけど。
永遠に旧札が通用するかどうかは、いまだって聖徳太子が通用する券売機を設置するのは各企業の自由だし、券売機のコストや偽札のリスクを考慮して市場が決めればいいんじゃないかな?
何世代前までの旧札に対応するかは、券売機メーカーや、券売機を選ぶ各企業が決められるよね。設定で切り替えられるならなおよし。
「タイミングの問題だけで結局新札に刷新する毎の読み取り機買い替えが発生することは変わらない」というのも、もともと5年伸ばせるだけでもその間に潰れるラーメン店のことを思えば経済性は向上するだろうし、偽札偽造側が不甲斐なくて「ひと世代飛ばせる」とすれば、だいぶ助かるよね。現実問題、ホログラム無しの1世代前の福沢諭吉だって、いま(あなたが危惧するような、判定機が真札と判定するレベルで)偽造できればいろんなところで通用しちゃうと思うけど、偽札偽造側も案外不甲斐ないよね!
なお、正直
の部分は、とんと理解ができない。もしくは、私の話があなたに伝わっていない。すまんな…。
後半の指摘は理解できるよ。そこにはさらなる議論やアイディアがもたらされてもいいと思うけど、そもそもそこまで熱を上げる話題でもないというブレーキは、そろそろ必要だろう。
なるほど。
じゃあ冗長だけど、さっきの内容をほぼそのまま、「国が判定仕様を作成、提供する」構造を取り除いた内容に書き換えてみるね。
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たとえば渋沢栄一には偽造防止技術が10個盛り込まれているとして、10個とも敢えて仕様を策定することなく、政府がまるごと秘匿していたとしよう。
んで、判定機メーカーは独自の検証で9個ほど解明しているのかもしれないね。
でもそれって、「2024年の渋沢栄一に盛り込まれた偽造防止技術は、個数にかかわらずそのすべてが、2044年の坂本竜馬にも盛り込まれます」という互換性が宣言されていたとしても、同じことでは?その上で、坂本竜馬の新紙幣には、渋沢栄一と共通の10個に加えて、5個ほど非公開の新技術を詰め込んどけばいいんじゃない?
こうすれば、「国が判定仕様を作成、提供する」リスクは生まれてないよね?
さて、将来、坂本竜馬の新紙幣が流通し始めたら、どんなリスクが生まれるのかな?
渋沢栄一と坂本竜馬に共通の仕様が10個存在している互換性のせいで、偽造グループは、何ができるのかな?
偽造グループが反社会的ルートで解き明かした、渋沢栄一の10個の秘匿仕様をもとに偽造しまくる?
ちなみに坂本竜馬の流通が始まっても、偽造天国にならない限りは、いきなり銀行や大手チェーンや個人ラーメン店が渋沢栄一の流通を切り捨てることはないよね?旧札を持ってるお客さんをむやみに切り捨てたくないもんね?
仮に偽造グループが渋沢栄一を偽造しまくったとして、それって、坂本竜馬との互換性とは関係なくない?
偽造グループが賢ければ、2044年の坂本竜馬を待たずに、2034年から偽造することだってできるよね?
2044年に共通仕様10個+新仕様5個の坂本竜馬が流通し始めて、なんか偽造グループが得することある?
互換性が存在するおかげで古い券売機を使い続けるラーメン屋さんで、渋沢栄一の偽札が使える?
それって、「互換性が存在しない現実の世界」のおかげでしぶしぶ新しい券売機に更新したラーメン屋さんでも、渋沢栄一の偽札は通用するんじゃないの?
具体的に考えてみようよ。
たとえば渋沢栄一には偽造防止技術が10個盛り込まれているとして、7個は判定機メーカーに公開されていて、3個は政府が秘匿していたりする感じ?
んで、判定機メーカーは独自の検証で秘匿の2個も解明していて、それでもなお政府だけが1個の秘匿仕様を保持していたら安心かな?
でもそれって、「2024年の渋沢栄一に盛り込まれた偽造防止技術は、個数にかかわらずそのすべてが、2044年の坂本竜馬にも盛り込まれます」という互換性が宣言されていたとしても、同じことでは?その上で、坂本竜馬の新紙幣には、渋沢栄一と共通の10個に加えて、公開3個と秘匿2個ほど新技術を詰め込んどけばいいんじゃない?
渋沢栄一の時点では、まだ誰とも互換性がないから、「互換性によって発生するリスク」は生まれてないよね?
さて、将来、坂本竜馬の新紙幣が流通し始めたら、どんなリスクが生まれるのかな?
渋沢栄一と坂本竜馬に共通の仕様が10個存在している互換性のせいで、偽造グループは、何ができるのかな?
ちなみに坂本竜馬の流通が始まっても、偽造天国にならない限りは、いきなり銀行や大手チェーンや個人ラーメン店が渋沢栄一の流通を切り捨てることはないよね?旧札を持ってるお客さんをむやみに切り捨てたくないもんね?
仮に偽造グループが渋沢栄一を偽造しまくったとして、それって、坂本竜馬との互換性とは関係なくない?
偽造グループが賢ければ、2044年の坂本竜馬を待たずに、2034年から偽造することだってできるよね?
2044年に共通仕様10個+新仕様5個の坂本竜馬が流通し始めて、なんか偽造グループが得することある?
互換性が存在するおかげで古い券売機を使い続けるラーメン屋さんで、渋沢栄一の偽札が使える?
それって、「互換性が存在しない現実の世界」のおかげでしぶしぶ新しい券売機に更新したラーメン屋さんでも、渋沢栄一の偽札は通用するんじゃないの?
すまんかった。今まで誰も突っ込んでなかったから通じてると思って安心してたけど、後方互換性という表現が誤解を招く恐れは元々感じてたんだ。一般的に後方互換性と言うときは、機械の立場から言うもんね。今回は、紙幣の立場から見た互換性なので、前方互換性(?)と言い換えるべきかもしれないし、もっとまともな表現があるかもしれない。
つまるところ「新札流通が始まっても、互換性のおかげで古い券売機がそのまま新札も扱える」という仕様さえ理解してくれれば大丈夫。あとはその理解に基づいて増田の本文を読み直してもらえればと思う。
インターネット広告を巡る議論は、常に賛否両論を呼んできた。広告は情報の流通に不可欠な存在である一方、ユーザー体験を損ねるものとしても認識されてきた。近年、広告ブロッカーの普及により、この議論に新たな火種が投じられている。
広告の本来の目的は、広告主の商品やサービスについて、ユーザーに有益な情報を提供することにある。それは、ユーザーと広告主の間のコミュニケーションの一環であり、両者にとってWin-Winな関係を築くことが理想とされる。しかし現実には、多くの広告が本来の目的を見失い、ただ単に広告収入を得ることだけを目的としているように見受けられる。
特にブログやアフィリエイトサイト上の広告は、質の低下が顕著だ。ユーザーを騙してクリックさせるような広告ばかりが目につき、ユーザー体験を大きく損ねている。これらは一時的には収入を得られるかもしれないが、長期的にはユーザーの信頼を失い、広告主のブランドイメージも傷つける。広告収入というシステムから利益を得ようとするあまり、本末転倒な状況に陥っているのだ。
特に深刻なのが、SNS上でのAIを利用した詐欺的な広告の蔓延だ。巧妙に作られたこれらの広告は、ユーザーを欺いて個人情報を盗み取ったり、偽のサービスに誘導したりする。健全な広告というよりは、もはやサイバー犯罪の一種と言っても過言ではない。プラットフォームの信頼性を根本から揺るがす由々しき事態と言えよう。
こうした状況下で、広告ブロッカーの存在は無視できない。ユーザーの立場に立てば、質の低い広告をブロックするのは正当な権利だと言える。しかし、媒体運営者にとっては死活問題だ。広告収入に依存するビジネスモデルは、存続の危機に直面している。だが、ユーザーによる広告ブロックを「不当」で「利己的」な行為と決めつけるのは短絡的だろう。問題の本質は、広告収入のみに依存し、広告の質の向上よりも単価の上昇で対応してきた媒体運営者側にあるのではないか。
さらに、広告主の視点から見ても、課題は山積している。詐欺的な広告主と正当な広告主の区別は容易ではない。ユーザーからすれば、どの広告が信頼できるのか判断しづらいという実情がある。そしてこの問題の背景には、広告業界全体の不透明な構造がある。広告代理店やアドネットワークが介在することで、広告主とユーザーの距離が離れ、悪質な広告主が紛れ込む余地が生まれてしまう。広告主側も、自社広告の配信状況を十分に把握できていない可能性がある。
結局のところ、問題の本質は利権の問題に行き着く。質の低い広告や詐欺的な広告を野放しにしているのは広告提供業者であり、その広告提供業者を公に許しているのは各種大型プラットフォーム(SNS及び動画サイト)や中小ウェブサイト経営者だ。そしてこの中で、詐欺的広告や質の低い広告を自主的に制限可能なのは、提供業者と大型プラットフォーム経営者のみ。特に大型プラットフォーム経営者は、広告主と消費者を結ぶ重要な結節点であり、交渉力を持ち合わせる業界のルールメイカーとしての立場にある。
ここで問われるのは、消費者が大型プラットフォーム経営者に対して、質の低い広告や詐欺的な広告を載せるなと要求する権利があるのかどうかだ。言い換えれば、消費者の利益のために、プラットフォーム経営者の「しない自由」を制限する正当性があるのかという問題だ。
この問いに対しては、肯定的な答えが導き出せるだろう。今やインターネットは公共の場であり、現実のビジネスの場となっている。プラットフォーム経営者には、その公共性を維持する責任がある。そして何より、消費者が実際に被害を受けているという現実がある。詐欺的な広告による経済的損失や、プライバシー侵害への懸念は看過できない。にもかかわらず、プラットフォーム経営者がその要望に真摯に対応してこなかったのは問題だ。
この状況を打開するには、消費者、広告主、プラットフォーム運営者の三者が協力し、具体的なアクションを起こしていく必要がある。
まず、プラットフォーム運営者は、消費者からのフィードバックを積極的に活用し、広告審査体制を強化すべきだ。AIを活用した自動検知と並行して、人間の目による確認を徹底することが求められる。また、広告主の身元確認を厳格化し、広告内容の事前審査を義務付けることも重要だ。広告ポリシーを明確に定め、違反広告には厳正に対処する姿勢を示さなければならない。
広告主側にも、自社広告の配信状況を適切に管理し、質の高い広告を提供する責任がある。業界団体などと連携し、自主規制のガイドライン作りを進めることも有効だろう。
そして消費者は、問題のある広告を積極的に通報し、健全な広告環境作りに主体的に参加することが求められる。プラットフォームに対しても、改善を粘り強く要請していく必要がある。
プラットフォーム経営者には、「しない自由」よりも、「すべき責任」がある。業界をリードする立場である以上、消費者の信頼に応える努力を怠ってはいけない。もちろん、行き過ぎた規制は表現の自由や市場の健全な発展を阻害する恐れもある。だからこそ、消費者、広告主、プラットフォーム経営者の三者が対等な立場で議論を重ね、バランスの取れたルール作りをしていくことが大切なのだ。行政にも、この取り組みをサポートする役割が期待される。
ここで、インターネットの本質的な位置づけについても考えてみたい。インターネットは、当初は「市場原理に任された自由な場」という性格が強かった。規制は最小限に留め、自由な競争を促すことが重視されてきた。しかし、インターネットが社会に不可欠の基盤となった現在、その公共性は著しく高まっている。フェイクニュースやヘイトスピーチ、プライバシー侵害など、弊害への対策が急務となっている。
こうした認識の下、各国で法規制の動きが強まっているのは事実だ。だが、だからと言って行き過ぎた規制は避けなければならない。インターネットのイノベーションや表現の自由を阻害しないことが肝要だ。市場原理と公的規制のバランスをいかに取るかは、社会全体で知恵を出し合うべき課題である。
今こそ、従来の広告依存のビジネスモデルを見直し、新しい価値交換の形を模索すべき時だ。サブスクリプションモデルや有料記事など、ユーザーに直接的な価値を提供し、対価を得るビジネスモデルへの転換も一つの選択肢となるだろう。情報に対する価値観も変化し、良質なコンテンツには対価を払うという意識が広がりつつある。
また、広告収入の一部を広告審査の強化に充てる仕組みを作ることも検討に値する。広告の質を高めることが、結果としてプラットフォームの収益向上につながるのだという認識を、業界全体で共有することが重要だ。
健全な広告業界の発展は、ひいては健全なインターネットの発展につながる。広告主、メディア、ユーザーの三者が協力し合い、透明性と信頼を高めることで、より良い広告の在り方を模索していくことが求められる。広告ブロッカーの普及は、そのための重要な転換点となるはずだ。
インターネットは、「市場原理に委ねられた自由な場」から「公共性を帯びた社会基盤」へと変貌を遂げつつある。そして、我々はその変化の只中にいる。だからこそ今、インターネット広告の在り方を問い直し、健全なインターネットの未来を築くために行動を起こす必要がある。広告ブロッカーが投げかける問いは、そのための重要な一歩なのだ。私たち一人一人が、その問いを自分事として捉え、できるアクションを起こしていくこと。それが、より良いインターネットの未来を切り拓く鍵となるだろう。
https://b.hatena.ne.jp/entry/4752198473835976704/comment/Knoa
偽札防止の新技術に対応できないのは甘受するとして、新札には読み取り機の後方互換性くらい義務付けてもいいんじゃないか?毎回読み取り機側の特需を経済効果に加算して推進するの悪辣過ぎでしょ。
説明しよう!
まずここで述べている後方互換性というのは、たとえば
こういう仕様にしておいて、スーパーセキュリティチップVer.1にしか対応していない古い券売機でも、スーパーセキュリティチップVer.1だけしかチェックできないものの、新しい1万円札Ver.2もいちおう扱えるという意味だ。一般的な「後方互換性」は「新型機械が古いメディアにも対応する」という意味だが、それとは概念が真逆で、ここでは「新しいメディアが旧型機械にも対応する」という意味だ。この点が誤解を招いたとしたら申し訳ない。
追記: よく考えたら、「ホログラム無しの福沢諭吉から、ホログラムありの福沢諭吉へ(2004年)」って、実質的にここで言う後方互換性を維持した更新だったのでは。あの時は、1000円や5000円は肖像ごと変更になったんで券売機の問題は結局存在していたと思うけど、1000円や5000円もホログラム追加だけに留めておけば、多くの券売機は2004年の刷新を生きのびていたのではないかな。
もちろん、スーパーセキュリティチップなんて仕組みに頼らずとも、もっと簡単な工夫があるかもしれない。あくまで一例だ。それと、旧機械による新札の読み取りを妨げない限り、人間が見分けるための新しい工夫は、いくら追加してくれていてもかまわない。
また、背景にある大きな考えは「新札のたびに機械を入れ替えるなんて、経済資源の無駄遣いだ」と、「それを経済効果としてプラス面だけアピールするのは悪辣だ」という2点である。そういう意味では、たとえば安価なモジュール交換だけで新札対応が済む世の中になるなら、それも好ましい。(既にそうなってるとするブコメもあるのでそれはそうなんだろう。かといって、記事のように高く付く理由もそれなりにあるんだろう(善意の解釈主義)。また、何年も前から予告されていたことだろううんぬんの話も、結局のところ経済資源の無駄遣いの話が前提になる。「いまさら慌てふためく」のがけしからんという話は理解できるが、そもそも機械の入れ替えに無駄な部分があり、もっと効率化できないかという話は、モジュール交換の効率性に置き換えてもらえればわかりやすいが、恒久的に訴え続けてもよいだろう)
ところで、「偽札防止」の観点から後方互換性に懐疑的な意見のブコメもあるが、現状はどうなっているか、もう一度考えてみてほしい。
スーパーセキュリティチップでも、ホログラムでも、透かしでも、なんでもよいのだが、新技術による偽札防止が効果を発揮するのは、あくまで「この券売機は旧紙幣には対応しません」が許されるようになった後の話。当面は、旧札もほとんどの場面で使える。券売機メーカーも、新札発行後にすぐ「旧札に対応した券売機はもう売りません」なんてことにはならない。
もちろん、新札への対応準備は完璧で、券売機も刷新しているだろう。しかし、みすみす旧札のお客さんを切り捨てたくはないので、当面は、旧札にも新札にも対応していくはずだ。じゃあ旧札への対応をやめるのはいつか?それは多くの場合、新規に導入する券売機の最新機種が旧札に非対応になったころだろう。それ以外に旧札を切り捨てる動機と言えば、偽札が横行して、その企業自身が経済合理性に基づいて「旧札対応より偽札被害のほうが大きい」と感じたときだ。(そんな事態が既に起きていて、実はラーメン店も既に相応の被害を出している、という話は聞いたことがない)
スーパーセキュリティチップVer.1しかチェックしない旧券売機さえ騙せればよいので、新しい1万円札Ver.2が流通するようになってからも、「スーパーセキュリティチップVer.1を埋め込んだ、1万円札Ver.1そっくりな偽札」を製造しまくることだろう。
しかし先も述べたように、その偽札は、結局のところ、世の中の券売機が旧札への対応を続ける限り、後方互換性が実現しようがしていまいが、使えてしまうのである。
後方互換性なんて実現してない、現実のこの世の中でも、いまあなたが持っている福沢諭吉の1万円札は、来年も再来年も、新札と旧札の両方に対応した最新型を含む多くの券売機で、使い続けることができるだろう。いまあなたが持っている福沢諭吉の1万円札が、精巧に作られた偽札だったとしても、だ!
ちなみに、ラーメン店に限れば、1000円札にしか対応しない券売機も多く、偽造側の効率面から言っても、現実的な偽札リスクはもともと小さいと言えるだろう。その上で仮に将来500円玉のように偽物が横行すれば(500円玉は韓国ウォンとサイズが一致しただけで、偽造効率の話ではないが)、その時は各企業の判断で「旧札対応より偽札被害のほうが大きい」と感じたときに、しぶしぶ券売機を刷新すればよいのだ。
しかしまあ、こんな心配をするのも、現金がたくさん流通している今だからこそで、次の新札や、そのまた次あたりには、どうでもいい話になっているのかもしれない。
後方互換は世の中の様々な券売機が紙幣のどこを見て判断しているかを把握して網羅的に対応することが求められると思うが、突き詰めると今と同じ紙幣が完成しそうな予感がする。
そう。なので、現実的には「次回の新札から、後方互換性を想定した仕様にします(読み取り機のチェック項目の仕様策定)」という区切りが必要だと思う。その点でもますます、近い将来には「どうでもいい話」になりがちではある。「もっと早くから取り組んでいれば…?」という話でもある。
または、今が過渡期だという前提なら、「今後は現行の福沢諭吉をベースに、追加要素を入れていくだけ」でよかったかもしれない。渋沢栄一を起点にしてもいいけど。んで、お札の人物画像を読み取ってるような古めかしい券売機がほぼ全滅してしまえば、また人物の入れ替えも再開できるだろう。
中古品取扱業者は市場相場より安く買わないと商売にならんだろ。
保管・流通・警備などのコストは素人が想像するよりずっとデカい。
業者はそういったコストを差し引いて利益が出るように値付けをしないといかんのだぞ。
嫌なら中古品を買ってくれる人を自分で探して諸々の手続きもやればいいだけの話だ。 (業者に任せるより上手くできるとは思えないけどね!)
https://www.sdgs-ship.com/premium_corporate_member/jp_subject_detail/20171002-1
しかし、物流システムや道路等のインフラ整備が整っていない事から、収穫後の農産物の大半が失われています。 例えば、ナイジェリアはアフリカでトマトの生産量が2番めに多く、年間150万トンを生産していますが、収穫後50%は傷んで破棄されています。主な原因として、収穫の際にトマトの入ったバスケットを重ねている点、収穫後のトマトを保管しておく倉庫が足りない点、そして低温流通体系(コールドチェーン)が無いため長距離移動の際にトマトが傷んでしまう点があります。
キャッシュレス決済のメリットについて日本カード株式会社が解説をしていたので、引用する。(※1)
■利用客のメリット
・財布の残金を気にしなくていい
・お金を下ろすという手間がなくなる
・支払いが一瞬で終わる
■お店のメリット
・レジ金の精算が楽になる
・釣り銭の渡し間違いが減る
・手数料を取られる
・決済作業を覚えるのが大変
月商300万円のお店であれば、キャッシュレスを導入すると46,130円分のプラスになり、キャッシュレス決済の手数料(3.24%)である39,000円を超えてるとしている。
この事業者はキャッシュレスから収益を得ているので、お店が本当に得をするのか判断が難しい。
経済産業省によると銀行関係の現金インフラコストは9500億円、流通・サービス業で1.7兆円のコストがかかっている。その他を合わせると2.8兆円の現金インフラコストが必要となっている。(※3)
同じ経済産業省の資料には、キャッシュレス比率が8割になった場合、キャッシュレスのコストは1.4兆円必要になるとも記載している。
別の試算では現金の取扱に伴い約8兆円のコストが発生すると推計している。その内訳は、金融界での現金管理やATM 網運営コストとして約2兆円、小売・外食産業での現金取扱業務人件費として約6兆円と試算している。 (※4)
キャッシュレスは決済比率が8割になってもコストは1.4兆円で、現金決済は現段階で3〜6兆円のコストがかかる。
実際はキャッシュレスのコストの方がお店の負担率が高く、現金の方がお店の負担率が低いのではないかと思うが、どなたか教えて下さい。
※1『手数料が高いからキャッシュレス決済は導入しない』というミスジャッジ | 日本カード株式会社
https://www.nippon-card.co.jp/column/1852/
※2現金を扱うとお金がかかる!?見えるコスト、見えないコストとは – りそなBiz Action
https://www.resona-biz.jp/governance-finance/risks-of-cash-settlement-02/
https://www.meti.go.jp/shingikai/mono_info_service/cashless_future/pdf/001_06_00.pdf
※4日本のキャッシュレス化の進展について 共立女子大学ビジネス学部教授 南波浩史
https://www.yu-cho-f.jp/wp-content/uploads/202103.nanba_.pdf