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はてなキーワード: 姦しいとは

2016-07-17

うどん飲み屋さんで、ちょびちょび日本酒の鶴齢というお酒を嗜みつつ、

隣の学生さんらの姦しいウイスキー話をこっそり聞いてる。

マッサンに影響されて飲み始めて、最近はついつい響17年を手に入れちゃった身としては、海外にはない味というのはその通りやなぁと勝手に内心で頷いてみたり。

日本らしさはよく分からないけど、ステーキ屋でお肉とガツガツ食べるよりも天ぷらと一緒に食べたい味って言われたら、確かに、と思う。

白状するとチェイサーお茶が好きです。お茶割りの良さも最近よく分かるようになりました。とんでもないと、お酒に詳しい知人は怒るけど。

グーグルストリートビュー山崎蒸留所を通りかかっては入り口の大きなラッパに思いがどこまでも馳せていきます

2016-04-15

[]8

 増田お嬢様の朝は早い

 彼女の一日は日頃の感謝安全祈願を込めて愛用する道具のお手入れから始まる。

 分解、清掃、再組立にグリスアップ。牛乳飲んでラジオ体操

 縦ロールは自律でセット。

 お支度を済ませてお嬢様は軽やかに言った。

「それでは行って参ります

 決戦場となる体育館に三名のサバイバリストがつどう。彼女たちは一辺が5mの正三角形の頂点に立った。

最後の戦いが二対一なんて酷くありませんの?」

 縦ロールのお嬢様はやんわり抗議する。

 どちらかと言えば右手姫カットお嬢様に向かって言っている。

ルール上、禁じられた行為ではないが、今までタイマンばかりだったのに唐突な感は否めない。

 しかし、姫カットお嬢様とセミロングお嬢様にも言い分はあった。

あなたが「ふつう」でしたら、こんな戦い方はしませんけど……」

「おわかりですね?」

 縦ロールのお嬢様は物憂げにうなづいた。

「そうですわね……分かっていますわ。美しさは罪、ということですわね?」

「ぜ、ぜんぜん分かっていませんね!!」

 セミロングのお嬢様脱力した。姫カットお嬢様には彼女よりも耐性がある。

「あと、これは最後の戦いではありませんよ。

 あなたを倒したあとに決勝戦がありますから

 縦ロールのお嬢様は勝つ前から勝ち誇っていた。

あなたたちの三位決定戦の間違いではないかしら?」

 辟易したセミロングのお嬢様が言い捨てた。

お話はもうよろしいでしょう。あとは鉄が語りますよ」

「私のはナイr……」

 インシュロック使いは無視された。

 最初武器――ねじ込みクロスを使って作った十字槍だ――を構えたお嬢様に、

縦ロールのお嬢様はチェーンブロックのフックを放つ。

鋼管がチェーンを絡め取り、両者の間にテンションを掛ける。

「なかなか安定感がありますわね」

オブラートに包まなくても結構です!」

 セミロングお嬢様の持つ500mmのSGP25Aパイプは1本で1.2kgになる。

服の中はもう少し短いものも多いが、これらを14本と多数の継ぎ手を抱えた彼女は20kg以上嵩増しされていた。

彼女が戦いを急いだ背景には重くてしんどいという切実な理由もあったりする。

「力で引けないならば!」

 両縦ロールが地面に打ち込まれ、チェーンブロックレバーが引かれる。

「ぐぅ……!」

 有無をいわさぬ機械のパワーにセミロングお嬢様は顔をしかめた。

「私のことを忘れすぎです!」

 戦闘態勢を整えた姫カットお嬢様が鉄鎖引きの横合いから参入する。

「忘れてなどいませんわ!

 チェーンブロックロックがいきなり外され、踏ん張っていた鉄パイプさんは自分の力で後ろに吹っ飛ぶ。

「えいっ!」

 さらに工具の本体側が迫る姫カットお嬢様左手に投げつけられる。

さきほどまで熱心にお手入れしていたのに酷い仕打ち

それでも物言わぬチェーンブロックは健気にお役目を果たし、姫カットお嬢様攻撃回避の労をとらせた。

 その眼前に縦ロールお嬢様は駆け寄っている。

いただきですわ」

 いつもなら接近戦は姫カットお嬢様の望むところだが、回避直後は流石に体勢が悪い。

 膝を突かんばかりの彼女に、掌底が打ち下ろされる。それを跳ね上げて袖を絡めようとする動きを許さず、右のミドルキック

ガードをしてもダメージが加算される。

「ぐぅ!」

 今度は姫カットお嬢様が下から右貫手を繰り出すが、左縦ロールが一閃。

貫手を弾き飛ばして、巻き毛が背後に回り込む。

 インシュロック使いの首筋に死に神に鎌を突きつけられたような寒気が走る。

予感が現実にならなかったのは、セミロングお嬢様が槍を投げて敵を後退させてくれたおかげだった。

わずらわしいですわ」

 縦ロールお嬢様左手を睨みつけたのはフェイント。

さきほど伸ばした左縦ロールが巻き戻ると同時にチェーンブロック姫カットお嬢様背中に肉迫させている!

「……っ!」

 鉄鎖に背中を強打され、姫カットお嬢様の息が詰まった。一対一なら勝負ありであるが、

「やああああっ!」

 白い鋼管を構えたお嬢様自分に注意を向けるため、喚声をあげて突っ込んでいく。

 縦ロールお嬢様は再度フックを投げつけて、敵の接近を止めた。

 孤軍奮闘お嬢様に膠着状態を許すつもりはさらさらない。

 唇をシミターのように吊り上げた彼女は、右の縦ロールを綱引き相手指向する。

いやな予感がセミロングお嬢様脊髄を貫く。

 彼女咄嗟に半身の構えを強くし、敵への投影面積を最小限にした。

ゴアッッ

 真横にいる姫カットお嬢様は、右縦ロールが一瞬かすみ、発生した疎密波が縦ロールの前後に広がる様を目撃した。

 縦ロールの中から「何か」が高速で飛び出し、セミロングお嬢様を襲う。

「きゃあっ!?

 ばつばつと「つぶて」が鋼管を仕込んだ衣服命中する。

スカートブリーツに仕込んだスウェージロックシームレスパイプが甲高い音を立ててひしゃげる。

ふとももと脇腹への被弾は一発ずつが肌にまで突き刺さった。

「くあっ!」

思い切りよく左手で引き抜くと、それは鉄のニードルだった。

「おほほ!コイルガンのお味はいかがかしら?おかわりたーんとありますわよ?」

 説明しよう!

 縦ロールお嬢様電線を断続的に仕込んだ縦ロールを次々に急速回転させ、

発生した磁場でロールに装填したニードル順次加速させ高速で撃ち出したのだ!!

 凄いね人体。

「……しょ、正気の沙汰ではありませんわ!

 よく知らない兵器気持ち悪い。セミロングお嬢様が青サバより血の気の引いた顔で叫んだ。

正気サタン大天使ルシフェルですからね」

 よろよろと立ち上がった姫カットお嬢様が言った。

「そこ!変な混ぜっ返しをしないでください」

 アホボケクールボケに対してツッコミ自分一人。セミロングお嬢様は二対一が別の構図に思えてきた。

漫才によって敵の注意を分散させる意図理解していたけれども。

「やっぱり三人は姦しいですわ」

 縦ロールお嬢様はもう一人への隙ができるのを承知の上で、左ロール砲をセミロングお嬢様に向けた。

 まずは配管工を倒す。

 だが、発射の刹那、左ロール砲は異常な挙動を示した。

 姫カットお嬢様が左縦ロールに結びつけた透明なインシュロックの輪かざりを引いたのだ。

 彼女は事前に縦ロールのパワーとスピードを把握している。ただで真横の通過を許しはしない!

ニードルの散弾が縦ロールお嬢様にとっての二人の敵、その間に着弾する。

「今です!」

 戦闘が開始されてからはじめて、配線配管同盟が同時に動いた。

 事実上1ターンに三回以上動ける天衣無縫お嬢様を倒すためには同時攻撃必要だった。

 サバイバルゲーム開始以来はじめて、彼女の顔から余裕が失われる。至急チェーンブロックを波打たせて波動の鞭にセミロングお嬢様を襲わせる。

 ――はずが、標的は脱皮を済ませていた。重量級の上着をフックに巻き付けて身軽になったお嬢様が突っ込んでくる。

 姫カットお嬢様も突っ込んでくる。

「そこをガツンですわ!

 右縦ロールを地面に突き刺しての回転キック

 だが、今度は姫カットお嬢様が上着を脱ぎ、縦ロールの台風に覆い被せた。

 大量のインシュロックが織り込まれ、末端がお嬢様の手に握られた、それはまさに投網。縦ロールお嬢様の回転は自らを縛り付ける結果に陥ってしまう。

「うきゅ~」

 目がぐるぐる状態珍獣狩人たちは押さえつけた。姫カットお嬢様はインシュロックを通したマウントベースをいくつもいくつも床に接着しまくる。

 ひとつひとつは5kgf程度の耐過重だが、何十個もつけられては、さしもの縦ロールも動かせなくなる。

「やっておしまい!」

すみません、縦ロールさん!!」

 セミロングのお嬢様は、超硬(タングステンカーバイド)のジグソーブレードを装備したレシプロソーを取り出すと、哀れな獲物に向けた。

「およしになって!何をなさるつもり!?

天井のトラスに挟まったボールを数えていれば終わります

結構多いですわ!!いやあああっ」

 至近距離から悲鳴を浴びたセミロングお嬢様の手が危なっかしく震える。

「うう、罪悪感が……」

「反対側は私が切ります彼女自由にしてあげましょう、この縦ロールから

 そう言って姫カットお嬢様本来コンクリート切断用のダイアモンドホイールを装着したサンダーを取り出した。

 戦闘前に情報交換をした二人のお嬢様は、残る一人は動く巻き毛によって、おかしくなっていると判断していた。

同様の症状を示していたポニーテールお嬢様が、セミロングのお嬢様に倒されてから、すっかり彼女に懐いている様子からも、そう思ったのだ。

 二対一で卑怯と罵られても異常をきたした仲間を放っておくわけにはいかない。

二人は善意から、このような暴挙に出たのである

「うぅ……」

 強力を通り越して凶悪ツールにざっくりと縦ロールを切り落とされたお嬢様喪失感と開放感を同時に覚えた。

 自分が縦ロールに洗脳されていたと、彼女引き起こした二人に洗脳される。

「わたくしは今まで縦ロールに操られていましたの!?

 縦ロールあらたウェーブロングのお嬢様は憑き物が落ちた顔でつぶやいた。

「今までなんてことを……」

 あまり無垢な顔で頬に涙を伝わせるお嬢様

わず姫カットお嬢様とセミロングお嬢様彼女ひしと抱きしめた。

「よかったですね」

友情の勝利です」

 ウェーブロングお嬢様も力強く抱擁する。

ありがとう、わたくしの最高のお友達!……ところで、決着がまだですわね?」

「「え?」」

 ぴちゅーん

 アフロお嬢様と同じく、縦ロールの使用に耐えてきたウェーブロングお嬢様の肉体も強靱だった。

 二人まとめての裏投げという豪快な決まり手で、増田お嬢サバイバル大会は幕を閉じた。

 ちなみに縦ロールは毎朝牛乳を飲んで体操していたら動かせるようになったそうな。

「残り1名!

 最終勝者ウェーブロングのお嬢様

 属性変化により大会トトカルチョは的中者なし。

 賭スター本部の総取りとなります

 ありがとうございました」

前回

http://anond.hatelabo.jp/20160414193717

次回

http://anond.hatelabo.jp/20160416120622

2016-03-06

滞納整理の現場から奨学金返済の現実

日本学生支援機構人間じゃないが、関連業務に就いてる人間です。

http://news.yahoo.co.jp/feature/118

最近こういう奨学金を巡る話題姦しいが、実際の滞納整理の担当者視点から現実について語ってみる。

件の記事のように裁判所から呼び出しがかかるような人を被害者として報道するのは現場担当者の目から見て非常に違和感がある。

返済の遅延はまず一ヶ月でも遅れれば支払催促の手紙などが届き、そこには返せないなら連絡するようにという添え書きもしてある。

上記の記事の2枚目の写真にもハッキリ写っているが、督促の段階であっても「連絡してください」と書いてある。

返済が困難な場合事情を聞いて証拠集め(資産状況等)を把握して一定猶予をする制度がちゃんとあるからだ。

http://www.jasso.go.jp/shogakukin/henkan_konnan/index.html

相談しても返済する必要はあるが、リスケサラ金よりも遥かにゆるいし金利も低い。

が、裁判所から呼び出しがかかるケースっていうのは、相当に悪質なケースだけなんだよね。

具体的には

1.定職について十分な収入があるのに返済していない

2.支払えない事情について説明の連絡や相談がない

3.呼び出しの連絡にも応じない

といった無い無い尽くしの人間けが裁判所に訴えられる。

もちろん返済は出来る限りして欲しいが、所得状況を調査するとちゃんと定職もついて支払い能力はありそうなのに全く支払わない。

ようやく連絡がついて支出状況を尋ねるとスマホガチャ競馬パチンコなどのギャンブルで返済資力を消耗しちゃっているなんてのはよくある。

または、手紙を全く読みもせず考えもしないなんてのは一番多い。

女性だと結婚して苗字変わればリセットだよとか、バカ漫画の嘘を信じて婚約者借金黙ったまま結婚して知らん顔しているケースも有る。

借金からまずは返すべきだが、いろんな不運が重なって払えなくなることもあるだろう。

しかしそこには本人のちょっとした電話相談改善できる事も多いのに、それをしない悪質なものけが裁判所に訴えられる。

報道されて被害者面している人間の多くは、相談したり調整したりするチャンスを数々自分で潰してきた輩ばかりだ。

ちゃんと相談をしてくれれば、状況によっては自己破産をすすめるケースも有るし、その後のリスタートについても事前に説明しているが、

そういう輩はギャンブル借金を膨らましていたりするので、自己破産すら出来ない事も多いんだよ。

借りたら返すこれ当たり前。

でも返せないならちゃんと早めに相談して欲しい。

2014-11-25

先日、散歩の途中で隠れ家のような喫茶店出会った。

初めてではない。毎週のように行きと帰りの二回、そのお店の前を歩いていたのだから

ただ、出会いがあったとすれば、やはりあの日なのだろう。

水路ほとり、植えられた木々の合間から一面の田んぼを望む場所にそのお店はあった。

自宅から時間半くらい歩いた場所で、自転車に乗ったとしても気合いやその日の気分では気軽に行きづらい場所だ。

佇まいは正直寂しい。

古民家に半分足を突っ込んだような家は漆喰の白さも土壁のクリーム色もなく

茶色の木壁に重くるしい日本瓦。

秋が下りてくる季節なのに、玄関から覗くお庭はいつも常緑樹の濃い緑色だった。

この季節、散歩の途中に立ち寄る神社境内に踊る目の醒めるような多彩に目を肥やした身としては、

葉っぱが落ちなくて手間いらずというお庭の質実剛健な地味が物足りなく感じた。

人を拒むような門構えが前を通るとき自然と足を早めさせた。

後三十分歩けば、いつもお手洗いをお借りしてるコンビニがあって、身支度を整えても入りたい美味しい甘味屋があるのだから、立ち寄る意味もなかった。

そのお店、玄関の向こうに先日スポーツバイクに乗った男女の三人連れがすっと入っていくのを見てしまった。

お店の前で足を緩めていたので、明らかにそのお店に入るつもりだったのだろう。

驚いてしまった。そして気になった。お客さんがいる……そのことの何がそんなに自分の興味を惹いたのだろう。

帰り道に喫茶店に関するモヤモヤ言葉に落とすまでは近寄り難さ以外の印象は抱かなかったのに、

気づけばあのお店が脳裏のどこかで異彩を放っていた。

ただ石だと思ってたのがトロールに変わるような?お店に入れば、実は明るく姦しいオーナーが切り盛りしてるのかもしれない。室内はサイケデリックな発色だったり。そんなわけがないと打ち消すも、日曜日の残りの時間は疑問が渦巻くばかりだった。彼らは何処から来て何処へ行く予定だったのか。なぜあの時間自分は通りかかったのか。

2011-06-05

女三人姦しいってどうにかならないかなー。

転勤した部署に女三人。仲いい。固まってる。

とっつきにくくてしゃーないわ。

2009-07-22

男相手にリーダーシップがある奴でも、女相手では、うまくいかない

そう実感させられる、今日この頃である。

俺は割と、人を率いるの得意なほうかと思ってたんだが・・・。

先日、女三人と行動をともにすることがあってだな。

あ、別にデートとか、モテてるとか、そういう甘美なものじゃないよ?

で、そのとき、完全に女のペースに巻き込まれたんだわ。

そこで気づいた。

男を率いるのと、女を率いるのとでは、

要求される能力がけっこう違ってくるな、と。

なんだろうな、うまく言えないんだが、

「女が三人集まると姦しい」と言うが、

ほんと、女集まることによる増長ぶりは、なかなか手に負えない。

女一人相手ならまだなんとか、テンションを合わせられる。

だが、三人のテンションの高さは、手強い。

ノリについていけなくて、置いてけぼりを食らい、テンションだだ下がりな俺w

俺なりに頑張ったが、なかなか厳しいものがあったよ。

アウェイの土地サッカーの試合をするようなものか。

とにかくもう、男としての威厳もへったくれもない、情けない思いをした。

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