2012年01月19日の日記

2012-01-19

http://anond.hatelabo.jp/20120119122239

それでも彼女を愛するヨシエ。

離婚を迫るヨシエに対して、仲を修復したいと取りすがるコルテール。

↑ここの、「それでも彼女を愛するヨシエ。」って、おかしくない?

「それでも彼女を愛するコルテール。」なら、分かるんだけど。間違い?

フランダースの犬にまつわる救われない話

オチが救われない話」というまとめサイトを読んでいたら、こんな救われない話を知った。

フランダースの犬』は、アニメとして日本人によく知られている。

しかヨーロッパではほとんど知られていなかった。

もとは1872年発表のイギリス童話だが、原作者女性ベルギー風俗イギリス人の目で偏見的に描いている。

なにしろ、帝国同士の争いが激しかった19世紀。

イギリス人の心の奥底には、ヨーロッパに対するかすかな敵意が潜んでいる。

「この地方は荒れ果て、人々は不親切で、しかも愛すべき犬を何代にもわたって、激しい労働に不当にこき使っている」

こんなことをずらずらと書いているのだ。

ベルギーを始めとするヨーロッパで人気が出るわけがない。

その上、本家イギリスでは、運命に抗わず教会で死ぬという内容がアングロ・サクソン的に受け付けられなかったようだ。

結局欧米では、誰も見向きもしなくなったというわけだ。

ところが日本では、1975年に感動的なアニメが作られたために爆発的な人気を獲得する。

80年代から海外旅行ブームでは、ベルギーフランドル地方観光が定番コースの一つとなったほど。

もっとも、ルーベンスの絵を観ることはできても、『フランダースの犬』にまつわるものがそこには何一つない。

地元人間すら誰も知らないのだから当然か。

日本人がガッカリして帰国するのが、当時のツアーのお決まりパターンだったとか。

ところが、1982年、大きな転機がやってくる。

ベルギーアントワープ観光局で働いていたヤン・コルテールという男性が、運命を変えた。

日本人観光客からフランダースの犬』という物語存在を聞いたことが発端である

生真面目な性格で、面白みのない変わり者と思われていた彼には浮いた噂もなく、恋人はおらず、友達も少なかった。

地元を愛し、それが故に地元観光局に勤めた彼。

そんなオタク青年の彼は、地元に関係する噂話を聞き逃さなかった。

だが日本人観光客に詳しいことを尋ねても、

アニメをやってたんだけど、もしかしたら原作があったのかもなぁ」

というだけで『フランダースの犬』について、はっきりとしたことが分からない。

今と違ってインターネットがない時代

日本語情報はそう簡単に手に入らない。

街の誰に尋ねても、何もわからなかった。

しかし彼はあきらめない。

「この地方舞台にしているのなら、図書館にヒントがあるかもしれない」

そう考えた彼は、地元郷土史などを調べ始める。

図書館であらゆる資料をあさり、……そしてとうとう、60年の間、二、三度しか借りられていなかった原作を見つけたのだ。

欣喜雀躍たる、彼の喜びが想像できるだろう。

……だが、読み終えた彼はがっかりした。

感動するほどの物語ではないからだった。

実は原作には、最後ネロ天使に救われて天国へと召される……というシーンはない。

ただただ暗いだけの作品なのだ

原作者は夫に捨てられた後、犬の保護に尽力していたが周囲に相手にされなくなり、晩年は30匹の犬に見守られて亡くなっていた。

そんな原作者厭世観が反映された作品でしかなかった。

(この原作日本人の感動との間の乖離は、いったいなんなのだろう?)

日本人からアニメの素晴らしさを聞いていた。

しかしたら、それがヒントになるのかも?

彼は、日本語を学び、日本人観光客の友だちを作り、帰国した彼らからアニメビデオ童話集を取り寄せてみた。

その結果……感動したのだった。

彼は、今のジャパニメーションギークの先駆けだったのだろう。

情熱は、いよいよ膨らむ。

一年半かけて調査を行ない、原作舞台が近くのホボケン村だと突き止めた。

原作に描かれた運河がスケルト川だったことも分かった。

ついには風車の跡も発見する。

変わり者のコルテールのその姿は、周囲から嘲笑を受けていた。

当時の日本なんて、極東の島国で、ドイツに加担して負けた挙句に少々景気を持ち直しただけの国、というイメージだったから、仕方ないだろう。

だが、彼の熱意は次第に周囲を突き動かしはじめた。

ルーベンス以外にこれといって観光資源のないこの街に、もう一つの観光シンボルが生まれるかも知れない。

そういった周囲の思惑も重なり、ついには1985年ネロパトラッシュの小さな像が、ホボケ情報センターの前に立てられた。

除幕式にはアントワープ州知事市長、在ベルギー日本大使らも参席、盛大なパーティーが開かれたという。

風車観光客向けに作り直された。

ネロパトラッシュが共に埋められた(ことになっている)街の教会は、観光コースとなった。

ルーベンスの作品を観るためにアントワープを訪れていた日本人観光客がホボケン村にも立ち寄るようになった。

その地域観光収入でおおいにうるおい、観光局勤めの彼の名声も次第に上がった。

フランダースの犬ベルギーで放送され、80%近い視聴率をとったという。

ヤン・コルテールは『フランダースの犬研究家として知られるようになる。

その地域では日本通として知られ、日本との橋渡し役としても活躍するようになった。

研究のために日本へ何十回となく訪れるようになり、大の親日家となった彼は、日本人女性石井ヨシエと結婚した。

彼は妻と共に、今でも地元でつつましやかに幸せ暮らしている。







……はずだった。

2008年、彼が妻を殺害した容疑で逮捕されるまでは。

なぜなのか?

コルテールが日本人の妻をもらい、日本ベルギーの架け橋として活躍していることまでは、いろいろなサイトで詳しく取り上げられていた。

ところが、彼が犯した殺人についての続報をいくら調べても、日本語サイトでは何一つその理由が分からないのだ。

英語サイトで調べても、アメリカ人などが『フランダースの犬』に関心がないためか、まったくヒットしない。


仕方ないのでグーグル先生の力を借りて、オランダ語サイト日本語に訳したり英語に訳したりしながら調べた。

その結果、驚くべきことがわかった。

コルテールが妻を殺したのは、妻の浮気のせいだった。

コルテールとヨシエが結婚して数年は、大変幸せそうだったそうだ。

だが、次第にヨシエは旦那の拘束がうとましくなってきたらしい。

彼女帰宅する時には、職場にまで迎えに来る。

もっと自由にさせて欲しい、自由にいろいろな場所に行きたい、というのがヨシエの欲求だったそうだが、コルテールはそれを許さない。

異国の地にやってきて、海外しか味わえない自由を満喫したい日本人女性

彼女を大切にするあまりに、彼女の全てを管理したいと願うベルギー男性

だんだんと、二人の間には溝が生まれるようになった。

二人の間はギクシャクし始める。

その時に彼女の前に現れたのが、口が堅いという噂のピエールだった。

「夫とは長いこと話してないの。夫は頑固でさ」

秘密を守れるピエールへの心安さからか、ヨシエは彼へ愚痴をこぼすようになった。

「彼は変わり者だからね。我慢さ」

愚痴を聞いてもらううちに、ヨシエがピエールに親しみを感じ、やがて二人が愛しあうようになるまでに時間はかからなかった。

ピエールの口は固かったが、ヨシエの下の口はゆるかった。

ところが二人の仲は、コルテールに最悪の形でばれてしまう。

二人がバスルームで愛し合っているところを、コルテールが発見してしまったのだ。

口がゆるい上に、脇も甘かったというわけだ。

だが、そのときヨシエは豹変した。

日本女性のおしとやかさはどこへやら、情事発見したコルテールを怒鳴りつけたという。

「あんたさぁ、男としての魅力がないんだよ!!」

彼女の口は、悪かった。

その時に、コルテールは、彼女のことを深く深く愛していたことに改めて気づく。

何があろうと、彼女の気持ちが戻ってくればそれでいい、というのがコルテールの偽らざる気持ちだった。

彼は、離婚を迫るヨシエに対して、仲を修復したいと取りすがった。

しかし、彼と別れてピエールと一緒になりたい、というヨシエの気持ちは変わらない。

コルテールは、一つの提案をする。

それは、最後のお願いとして、彼女日本を一緒に旅行することだった。

二人が出会った日本で過ごせば、彼女の気持ちも戻ると思ったからだ。

……これ、男にありがち。

男の浮気は「名前をつけて保存」だが、女の浮気は「上書きして保存」

他の男に気持ちが移った以上、振り向くわけなんてないのだ。

日本でヨシエは、両親にコルテールを引きあわせたという(この辺りは女性特有の図太さといえよう)。

それでいながら、彼女の気持ちが変わることはついぞなかった。

ベルギーに帰国後「自分を自由にして欲しい」と迫るヨシエ。

それを拒むコルテールを、ヨシエは罵った。

そして、決して犯してはならないラインを越えてしまった。

彼女は、職場ベルギー人の同僚達と彼とを一人ひとり比較して、いかコルテールが劣ったオタク野郎なのか、痛罵したのだ。

……こと、ここにいたっては、どうしようもない。

この時のコルテールの失望は、いかばかりであったのだろうか。

その時の衝撃は、彼の行動が示している。

コルテールは逆上し、ヨシエをナイフで22ヶ所切りつけて、殺害したのだ。

リアルは、『フランダースの犬』以上に救いようのない話だった。


※プライヴァシー保護のため、一部を仮名にしています

http://anond.hatelabo.jp/20120119093402

なんか見事に警察関連スルーしてるね。

全体的に橋下のリストラ策は支持だけど、公安委員会って教育委員会より利権巨大でダークだろ。

パチスロ審査から風俗飲食店の認可まで手広くやってる。

委員が誰なのかとか警察予算ヲッチしてる人とかいんのかな。

その上で警察は真っ白→健全てことでノータッチなのかな。まあ独自の調査能力持ってる警察

万が一逮捕でもされたら敵わないかノータッチ、てのは改革手法としてアリでいいのかどうか。

まあ何事も「何があるか」より「何がないか」を見るのは難しい事だね。

http://anond.hatelabo.jp/20120119120220

法律はみんなが平等になるためにあるわけじゃなくて、金や権力がある人が良い感じにそれを強化できるようにするためにあるもんだから

http://anond.hatelabo.jp/20120119115910

なんであろうが、結婚して子供作ったなら責任は発生すると思うよ。

でもその男金持ちだっていうだけで異常に額が跳ね上がるのはおかしくない?

どういう名目なんだアレは。ただのたかりじゃないのか。

一方で野球選手と別れて全然何ももらわず貧しい母子家庭になってる人が居る。

法律は上手く機能してなくね?

野田は管よりは能力ビジョンもまともそうなんだけど

支持率は時の運なんだよね

順番が悪かったというか

http://anond.hatelabo.jp/20120119115053

一人当たり250万円/月の養育費って何なの?

衣食住を満たして良い教育を受けさせてあげて誕生日クリスマスにいいおもちゃ買ってあげてもどうやったって使い切れないよね?

ただの遊興・贅沢費になるだけでは?

子供の人権とかそういう範囲を明らかに逸脱してると思うんだけど。

http://anond.hatelabo.jp/20120119114701

ウヨ…保守…みたいなのが「公務員既得権益大嫌い」で

サヨ…リベラル…の人達が「公務員給与・権限に触るな」で


なんか日本て変だよね

http://anond.hatelabo.jp/20120119114549

ニート君て社会政策案()を喚いてるときシャブ打ってるみたいに元気がいいのに

「お前はどうなんだ」って言われた途端しょぼーんと普通の子なっちゃうよね。

http://anond.hatelabo.jp/20120119083706

橋下徹がやっていなかったら、もっと悲惨なことになってたんだよな。そうだよな。

橋下徹からこそ、この程度の悪化で済んだんだよな。そうだよな。

橋下徹感謝しないとな。・・・・そうだよな。

http://anond.hatelabo.jp/20120119113155

「国の経済のためには無職者を全部むごたらしく殺せばいいと思います

というレベルの案()を喚いてチンチン勃起させながらハアハアしてる子供には

「君が勃起してることとすげえバカなことは周囲全員にばれてるよ」と教えてあげる以上の手は無いよ。

ニート君もとりあえず定職にぐらい就けばいいのにね。

なんでサエコにあんな権利があるの?

外野から離婚の原因もよくわからないけど

仮に「ダルビッシュ浮気DVしまくった」っていうんだとしても

あんな金額を取れる理由がさっぱりわからない。


ダルビッシュ資産構築や今後の報酬稼得能力について

サエコの貢献は割合的に極々微々たる物だよね。

物凄い良妻賢母だったとしても(とてもそうは見えないけどね)。


ダルビッシュ過酷浮気DV(仮定ね)によって

離婚せざるを得なくなった、人生が狂った、精神ダメージがあった、今も顔が腫れてる、

っていうのを全部ひっくるめても慰謝料で5千万円もふんだくれば

妻の権利立場は十分に保護されてると思うんだけど。

なんであんな桁になるの?


一方で、最近〇〇ン〇が結婚した野球選手

過去離婚してて、その時の妻子にほとんど何も払わず第二子をおろさせるまで下らしい。


いったい法律はどうなってるの?

http://anond.hatelabo.jp/20120119112140

真剣社会を良くしようと考えて結論がドラスティックになった」っていうのと

「摩擦部分になって苦しむ人間妄想しながら涎垂らしてるだけ」っていうのとは

ニート君が自分で思ってる以上に他人から容易に見分けが付くものなんだよ

http://anond.hatelabo.jp/20120119111352

のは知らなかったわ。何というテンプレネトウヨニート……

いや、この愛国ニート君がおかしいだけで

保守派全部をそういう風に罵らないで欲しいな。

個人個人がキチガイなだけ。

リベラルだってキチガイな個人はいくらでも居るでしょ。


「「独身男女に重負担税金を掛けろ」みたいな話をしょっちゅう増田で喚いてる病人」以外に

「「女から仕事を奪って結婚しないと食えないようにすれば少子化解決」みたいな話を以下略病人

は別人だと思う。

そうかあ

同じ奴だと思うけどなあ。

社会を憂いてる風のポジションから

わざと摩擦が多いような暴力的な”政策”ばかり”提言”するこのお方。


本当の動機は

そういう独裁者レベルに強権的な立場自分を重ねながら発言することで

ひとときの全能感を味わいたいというだけのみっともないウンコ

芸風は酷似してると思う。

同類の別人て可能性がかすかに残るけど。

http://anond.hatelabo.jp/20120119110537

ひとさま捕まえてゴミゴミ言う連中は無精子症とか性的に淡泊とかそういうのは当然人非人ってことですよね。

今君が相手してるのって実は「男性至上主義者」じゃなくて「少子化問題を憂える愛国ニート」くんだから

そういう切り返しは的をはずしてるよ。


このニート君は「独身男女に重負担税金を掛けろ」みたいな話をしょっちゅう増田で喚いてる病人で、わりと増田の名物的存在

本人は妻子どころか彼女も定職も持ってない(以前自分でもらしてた)けど

社会の存続を憂いていて()、独身者フリーライダーと罵る活動に平日日中を全部費やしてる基地外

http://anond.hatelabo.jp/20120119105021

っていうか逆を棚に上げるのはよくないよね。

ひとさま捕まえてゴミゴミ言う連中は無精子症とか性的に淡泊とかそういうのは当然人非人ってことですよね。

http://anond.hatelabo.jp/20120119105928

男だけど全く同感。

要するにまず自分人生きていけるだけの生活力覚悟を持つこと。

そうすれば恋愛市場の評価とかそんなものにおもねる必要は無くなる。

不本意な価値観におもねらないですむ男女が増えれば

社会は風通しが良くなる。

http://anond.hatelabo.jp/20120119092010

コボラーの方ですか?

想定しているに決まってるじゃないですか

数値で持つのに桁をそろえる必要など皆無ですよ

[]2012年1月18日(水)

http://ameblo.jp/vipdetoudi/

読み物として面白く読んでいたけど、なんだこのクソ展開は。

http://anond.hatelabo.jp/20120119105021

年齢による価値暴騰・暴落とかは

恋愛市場に乗った場合の話でさ

安定した穏やかな人生を送りたければそういうのから距離をとればいいんじゃねえかな

あとやっぱりそれなりに勉強して強い資格とか職能を取ること

俺は男だけどそういう人生だし、女で恋愛市場に乗れないって人のサバイバルは応援したい

http://anond.hatelabo.jp/20120117235741

そうなの?

2chにブラック企業だって書き込んだり

上司メールアドレス出会い系サイトに登録したり

この2つを「誰がやったかからないようにできる」のだったら、正規雇用が見つかりそうなもんだけど。

結局のところ、世間をなめた態度が、元増田正規雇用から遠ざけてるんじゃないかなあ。

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