はてなキーワード: 刑務所とは
>> ただそれで利益を得るのが問題。<<
そこに関して意見が違うようですね。
まず第一に、
これはあまりにも話を単純化し過ぎているとは思う。これは飛躍があり、また成りたつためには前提が必要だ。まず知名度が上がらなければ意味が無いし、また、知名度が上がったって、ビジネスが成功するわけじゃない。なので、そのような見方は安易じゃないかと思う。
そして、第2に「元犯罪者が知名度を利用した商売をする」ということ自体は悪でもなんでもないと考えている。元犯罪者は、刑務所や少年院で社会的制裁を受けているので、これ以上ない不利益を受けている。なので、ちょっと、商売したってどうってことないと思う。執筆や出版はリスクやコストがかかる。なので、それで利益を得ようが、その利益は正当なものだと考えている。
売れてしまった結果は、売る側では無く、買う側のみ問題だと考えているので、出版側、書き手が悪いとは思わない。
「元犯罪者の知名度を利用したビジネスが成りたってしまった」というのは、あくまで、提供側では無く、受けての責任だと考えている。
むしろ、そういうビジネスが成りたつ状況自体が良くないということに近い。
これについては、種々の意見があるとは思っている。
そもそもの僕は「元犯罪者の知名度を利用したビジネスが成り立ち、元犯罪者が利益を得る」ということ自体は、そもそも悪でもなんでもないと考えている。
元犯罪者は刑務所(この場合は少年院だが)で、制裁など不利益を受けている。更生した元犯罪者が、自身の過去を綴った書籍を出版して何が悪い?
また、元犯罪者が自己の犯罪をふりかえりの手記を出版する事による社会貢献があると考えているので、むしろ、僕は肯定的に捉えている。
http://anond.hatelabo.jp/20150523131716
何に困ってるんだ。
マズローの5段階を借用すると、生理的欲求、安全欲求、社会的(帰属)欲求、尊厳(承認)欲求、自己実現欲求とあるじゃん。
生理的欲求はさすがに満たされないと死んでるし、まさか尊厳欲求や自己実現欲求に基づく救済を他人に求めてはいないと思うので、安全欲求か社会的欲求だよね。
安全欲求に基づく要求は、困ってる点が分かりやすいし、具体策も考えやすい。
アパートも借りられず住所不定の状況から、安心して住める場所に定住する。
病気になっても治療代や健康保険がなくて医者にもかかれない状況から、必要に応じて医療を受けられるようになる。
暴力を振るいセックスを強要する夫に経済的に依存しないと食べていけない状況から、自分の収入で生活できるようになる。
すべてお金があれば解決できるし、本人に稼ぐ力がないなら、福祉や社会保障のリソースでカバーすべきところ。いわゆる弱者といわれると、ここで困ってる人を想像する。
社会的欲求は、必ずしも叶えられるとは限らない。
結婚して家庭をつくる、恋人や友人をつくる。人と挨拶や世間話をしたり、一緒に何かを応援したりする。死ぬときは一人じゃないと思える。
心から求めてても実現が難しい人もいるかもしれないけど、他人にも心があるから、意に反して関係をつなぐことは無理な相談だ。
「弱者男性」の辛さが金で解決できる類のものなら、そこは救済の道が示されないとおかしいし、現に福祉の対象になっている。
けど、対人関係が救われなさのメインテーマなら、その救い方なんか誰も知らない。
具体策を知ってるなら、それを書かないといつまで経っても誰も動けないと思う。
他人がリソースを割かないのが悪いというのは、それさえあれば何とかなることが分かってるときの言葉だ。
でも(広義の)演劇界の豊かさには、知的階級もそうでない階級も同様に必要だと思うんだが。
社会問題に関心があって貢献してるような役者が本当に少ない。アイスバケツチャレンジも、ライムを齧るセルフィーも、バカがバカにしていたが、社会問題に関心がないほうがよほどバカだと思う。
最近は浜崎あゆみの刑務所への慰問なんかも話題になってるが、自発的に小児病棟を訪れるヒーロー(を演じた役者)達なんかと頻度も、自発的かどうかも、比べ物にならない。
日本には「知的階級」がもはや演劇界に割ける人員がいないほど少ない、というのも感じるが、どんな層にも広範な知識が必要というのを身に迫って感じている人がどれだけいるのだろうか。